JPH08177248A - 洗濯機用パンユニット - Google Patents

洗濯機用パンユニット

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Publication number
JPH08177248A
JPH08177248A JP6320512A JP32051294A JPH08177248A JP H08177248 A JPH08177248 A JP H08177248A JP 6320512 A JP6320512 A JP 6320512A JP 32051294 A JP32051294 A JP 32051294A JP H08177248 A JPH08177248 A JP H08177248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing machine
dryer
plate
bottom plate
side face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6320512A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Yamaguchi
正芳 山口
Makoto Nagase
誠 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP6320512A priority Critical patent/JPH08177248A/ja
Publication of JPH08177248A publication Critical patent/JPH08177248A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】洗濯機置き場回りの下地施工後に設置し、配管
および電気接続を行なうだけで洗濯機回りを完成でき、
防水,防カビ対策の上からも好ましく、しかも乾燥機の
取付も簡単かつコンパクトに行なえるようにした洗濯機
用パンユニットを提供する。 【構成】底面板10と、側面板12と、より一体に立ち
上げられ、その一側部を前記側面板12に一体化された
後面板14と、底面板10の右側面に着脱可能に取り付
けられる仕切板16とを備えている。底面板14の内底
面には排水用勾配が設定され、かつ最低位置に排水口金
物22が取り付けられている。側面板12および後面板
14、仕切板16は水の飛沫を防止するもので、側面板
12の内側には給水栓24が突設配置されている。後面
板14の背乾燥機取付用の下地金物28があり、付属の
アングル材32をボルト等を介して固定し、このアング
ル材32上に乾燥機30を固定可能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般住宅、あるいは
集合住宅等における洗濯機置き場回りの仕上げ材として
好適な洗濯機用パンユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般住宅や集合住宅における洗濯機置き
場は、一般に洗面所やユティリティースペース等の水回
りに設定されるもので、図3に示すように、水回り室内
の入隅部の側壁部に給水栓1を配置し、その近房の床面
に排水口2を配置するとともに、正面壁部になどに電源
用のコンセント3を固定するなど一ケ所に集中して給排
水設備や電気設備を配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に洗濯機
設置スペースの室内仕上げでは、他の壁や床の仕上げと
同じやり方で工事しており、異なる職種の作業員が入れ
替わりながら同スペース内に入り込むために、作業が錯
綜し、手違いを生じたり、工事が立ち遅れる欠点がある
ほか、この種の現場施工では給水栓の位置やコンセント
の位置は必ずしも使いやすい位置に取り付けられるとは
限らず、場合によっては使いづらい場合もあった。
【0004】また、洗濯機の周囲の壁は水の飛沫により
濡れやすいものであるため、予め仕上げ材を防水対策し
たものを用いる必要があるとともに、カビ対策も予め講
じておく必要があった。
【0005】さらに、最近では洗濯機に加え乾燥機を備
える場合があるが、乾燥機を最初から装備するか否かは
入居者によって異なっており、壁掛け式の乾燥機を配置
する場合には壁に補強材が入っていないと取付はできな
いし、取付架台等のオプション部品による取付の場合に
は、只でさえ狭いスペース内がさらに狭隘なものとな
り、場合によっては装備できない場合もあった。
【0006】この発明は以上の問題を解決するものであ
って、洗濯機置き場回りの下地施工後に設置し、配管お
よび電気接続を行なうだけで洗濯機回りを完成でき、防
水,防カビ対策の上からも好ましく、しかも乾燥機の取
付も簡単かつコンパクトに行なえるようにした洗濯機用
パンユニットを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、排水口を設けた底面板と、該底面板の
上部にこれと一体に立ち上がる飛沫拡散防止用の後面板
と、適宜高さ位置に取り付けられた給水栓と、前記後面
板の背面部に固定された乾燥機取付用の一対の下地金物
とを備えたことを特徴とする。
【0008】この場合、前記排水口には排水用勾配が設
定されているとともに、これが最低位置に設けられてい
ることが好ましく(請求項2)、前記底面板の上部に
は、これと一体に立ち上がる飛沫拡散防止用の側壁板が
設けられていることが好ましい(請求項3)。
【0009】
【作用】以上の洗濯機用パンユニットにあっては、洗濯
機置き場回りの下地施工完成後にユニットをその位置に
設置し、配管および電気接続により施工を完了する。乾
燥機を配置するには下地金物に乾燥機取付金具を固定
し、その上部に乾燥機を固定させることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。図1はこの発明にかかる洗濯機用パンユ
ニットの姿図、図2は同パンユニットに洗濯機および乾
燥機を組み込んだ状態の姿図である。
【0011】図におけるパンユニットは、洗濯機置き場
回りにおける図の向かって左側入隅部に設置されるもの
で、工場生産により作られたプラスチック,FRP等か
らなる大形成形品であって、床面に設置される底面板1
0と、底面板10の左側部に一体に立ち上げ形成された
側面板12と、底面板10の後部より一体に立ち上げら
れ、その一側部を前記側面板12に一体化された後面板
14と、底面板10の右側面に着脱可能に取り付けられ
る仕切板16と、これら側面板12および後面板14、
仕切板16の周囲を縁取る図示しない複数の回り縁を備
えており、それぞれの表面には化粧仕上げ加工が施さ
れ、設置した段階で室内内装の一部を構成する。
【0012】底面板10は洗濯機20が設置されるに十
分であって、かつ必要最小面積の寸法に設定され、正面
および右側面の周囲には、水の越流を防止するための一
段高い堰10aが一体に立ち上げられているとともに、
これらにより囲われた内底面には排水用勾配が設定さ
れ、かつ最低位置に排水口金物22が取り付けられ、床
スラブなどに設けられた排水管に接続可能としている。
なお、この排水口金物22の設置箇所は洗濯機20の排
水ホース20aが到達する最短距離に設定される。
【0013】側面板12および後面板14、仕切板16
は水の飛沫を防止するものであって、その高さは洗濯機
20の高さより十分高い高さに設定される。なお、これ
らのうち仕切板16は必ずしも必要でなく、使い勝手
や、洗濯機置き場回りのスペースの大きさなど、選択プ
ランに応じて取り外したままとすることもできる。
【0014】側面板12の内側には給水栓24が突設配
置されており、側壁に配置される給水管に接続可能とし
ている。この給水栓24の位置は洗濯機20の位置より
高い位置であって、ホース24aを介して洗濯機20の
給水口20bに最短距離で接続できる位置に設定され
る。
【0015】後面板14の上部一側部には洗濯機20お
よび乾燥機30のプラグ20c,30aに対する給電用
の2口壁用コンセント26が設けられ、正面壁部に露出
する給電用の配線に接続可能となっている。また、後面
板14の背面には断面コ字形であって縦方向に沿って乾
燥機取付用の一対の下地金物28が取り付けられてい
る。このものは乾燥機装備における後面板14の補強を
行なうもので、乾燥機30を装備する場合には、下地金
物28の上部に付属のアングル材32をボルト等を介し
て固定し、このアングル材32上に乾燥機30を設置し
ボルト固定により洗濯機20上に所定の高さで安定配置
できる。
【0016】またこのアングル材32の接続のために、
下地金物28の上部位置において回り縁を着脱可能とし
ておき、乾燥機30を装備しない場合には下地金物28
を隠蔽し、装備する場合には回り縁を取り外し、アング
ル材32を接続可能とすることが望ましい。
【0017】なお、前記実施例ではパンユニットを洗濯
機置き場回りの左入隅部に配置するための構造とした
が、右入隅部の場合もあり、この場合には図示の形態に
対し、左右対称となる。
【0018】また、以上のパンユニットに設置される洗
濯機20,乾燥機30はメーカや処理容量、槽形式等に
応じてより種々の寸法や形状があるが、パンユニットを
設計するにあたっては、これらを考慮するとともに洗濯
機置き場スペースの寸法を考慮して各部の寸法を設定す
れば良いことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、請求項1にかかる洗濯機用パンユニットにあって
は、洗濯機置き場回りの下地施工完成後にユニットをそ
の位置に設置し、配管および電気接続により施工を完了
するため、各種工事の段取りを錯綜することなく行なえ
る利点がある。また、後面板によって水の飛沫の飛散が
防止されるため、防水,防カビ上からも好ましい。さら
に、乾燥機を配置するには下地金物に乾燥機取付金具を
固定し、その上部に乾燥機を固定させることができるた
め、壁面の補強が不要であって、取付け架台等を要する
ことなくコンパクトな取付構造となる。
【0020】また、排水口に排水用勾配が設定されてい
るとともに、これが最低位置に設けられていれば、排水
が滞ることなくスムーズに排水される(請求項2) さらに、側壁板を設けることにより、水の飛沫の飛散が
確実に防止される(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる洗濯機用パンユニットの姿図
である。
【図2】同パンユニットに洗濯機および乾燥機を組み込
んだ状態の姿図である。
【図3】従来の洗濯機置き場回りの形態を示す姿図であ
る。
【符号の説明】
10 底面板 12 側面板 14 後面板 16 仕切板 20 洗濯機 22 排水口金物 24 給水栓 28 下地金物 30 乾燥機 32 乾燥機取付用アングル材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水口を設けた底面板と、該底面板の上
    部にこれと一体に立ち上がる飛沫拡散防止用の後面板
    と、適宜高さ位置に取り付けられた給水栓と、前記後面
    板の背面部に固定された乾燥機取付用の一対の下地金物
    とを備えたことを特徴とする洗濯機用パンユニット。
  2. 【請求項2】 前記排水口は、排水用勾配が設定されて
    いるとともに、最低位置に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の洗濯機用パンユニット。
  3. 【請求項3】 前記底面板の上部には、これと一体に立
    ち上がる飛沫拡散防止用の側壁板が設けられることを特
    徴とする請求項1または2に記載の洗濯機用パンユニッ
    ト。
JP6320512A 1994-12-22 1994-12-22 洗濯機用パンユニット Pending JPH08177248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6320512A JPH08177248A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 洗濯機用パンユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6320512A JPH08177248A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 洗濯機用パンユニット

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Publication Number Publication Date
JPH08177248A true JPH08177248A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18122280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6320512A Pending JPH08177248A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 洗濯機用パンユニット

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JP (1) JPH08177248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013231328A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Shimizu Corp 仮設設備ユニット架台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013231328A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Shimizu Corp 仮設設備ユニット架台

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