JPH08177082A - 蝶番装置 - Google Patents

蝶番装置

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Publication number
JPH08177082A
JPH08177082A JP33673194A JP33673194A JPH08177082A JP H08177082 A JPH08177082 A JP H08177082A JP 33673194 A JP33673194 A JP 33673194A JP 33673194 A JP33673194 A JP 33673194A JP H08177082 A JPH08177082 A JP H08177082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
plate
stopper
front guard
constituting
Prior art date
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Pending
Application number
JP33673194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Ikari
孝信 井刈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Hinge Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 たとえば、油圧ショベル等の運転室にフロン
トガードを取付ける蝶番装置において、水平方向の荷重
に対する強度を極めて容易に増大する。 【構成】 第一蝶番構成板1aはフロントガードに取付
けられ、第二蝶番構成板1cは運転室に取付けられる。
第二蝶番構成板1cに、フロントガードの閉鎖状態にお
ける第一蝶番構成板1aを受け止めるストッパ1gを一
体に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば取付け相手
本体である油圧ショベル等の運転室に、開閉式板状体で
あるフロントガードを取付ける蝶番装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は油圧ショベル等の運転室2にフロ
ントガード3を蝶番装置1により取付けた状態を示す斜
視図である。
【0003】図12は従来の汎用蝶番装置31を示し、
その第一蝶番構成板31aの一端縁側にはピン挿入環部
31bが設けられ、第二蝶番構成板31cの一端縁側に
は間隔を置いて一対のピン挿入環部31d、31eが設
けられている。ピン挿入環部31bはピン挿入環部31
d、31e間に差し込まれ、それらのピン挿入環部31
d、31b、31eにはピン31fが挿入されている。
両蝶番構成板31a、31cはピン31fを中心として
相対的に回動できる。
【0004】図13は前述した蝶番装置31によりフロ
ントガード32を運転室2に取付けた断面平面図であ
る。すなわち、第一蝶番構成板31aはフロントガード
32に固定され、第二蝶番構成板31cは運転室2に固
定されている。
【0005】図14は従来のフロントガードの取付け装
置の他の例を示す。この装置は、取付け板41をフロン
トガードに固定し、運転室に設けた固定ブラケット42
と取付板41とを取付けボルト43およびナット44に
より連結し、フロントガードを取付け板41とともに取
付けボルト43を中心として回動できるように構成され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
第一例では、図13に示すように、フロントガード32
に水平方向の荷重Fが掛かった場合、十分な強度がない
とフロントガード32に変形を生じ、ピン31fのみで
荷重Fを受けるため、この荷重に対して十分な強度を得
るには、蝶番装置を大形化する必要がある。また、従来
の技術の第二例では、フロンドガードが本来必要とする
運転室前方からの衝突物の力を取付けボルト43のみで
受けるため、前記の衝突物に対するフロントガードの許
容力を一層大きくするには、フロントガード自体の強化
も必要であるが、取付けボルト43を大きくする必要が
ある。かつ、フロントガードを水平方向に開閉できるよ
うに取付けた場合、縦方向のフロントガードの自重と運
転室の振動とを固定ブラケット42、取付け板41で受
けるため、十分な強度を得るには、両者42、41を頑
丈な物としなくてはならず、取付け開閉中心部は大き
く、板厚の厚いものにする必要がある。
【0007】この発明は、上記にかんがみてなされたも
ので、極めて簡単な構成により水平方向の荷重に対する
強度を増大することができる蝶番装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、開閉式板状
体の揺動中心側に取付けた第一蝶番構成板と、取付け相
手本体に取付けた第二蝶番構成板とをそなえ、両蝶番構
成板に形成したピン挿入環部にピンを挿入した蝶番装置
において、閉鎖状態における第一蝶番構成板を受け止め
るストッパを、第二蝶番構成板に一体に設けたことを特
徴とする。
【0009】
【作用】開閉式板状体の閉鎖状態において、第一蝶番構
成板は第二蝶番構成板に設けたストッパにより受けられ
るので、水平方向の荷重に対する強度が増大する。
【0010】
【実施例】つぎに、この発明の一実施例を図1ないし図
9により説明する。
【0011】図1は蝶番装置の斜視図、図2は分解斜視
図である。第一蝶番構成板1aの一端縁側にはピン挿入
環部1bが設けられ、第二蝶番構成板1cの一端縁側に
は間隔を置いて一対のピン挿入環部1d、1eが設けら
れている。図1に示すように、ピン挿入環部1bはピン
挿入環部1d、1e間に差し込まれ、それらのピン挿入
環部1d,1b、1eにはピン1fが挿入されている。
両蝶番構成板1a、1cはピン1fを中心として相対的
に回動できる。第二蝶番構成板1cの中央部には、第一
蝶番構成板1cを取付けた開閉式板状体の閉鎖状態にお
いて第一蝶番構成板1aを受け止めるストッパ1gが設
けられている。
【0012】図3ないし図9は上述した蝶番装置1によ
り、運転室2にフロントガード3を取付けた状態を示
す。第一蝶番構成板1aはフロントガード3の一側縁部
に取付けられ、第二蝶番構成板1cは運転室2の一側縁
部に取付けられている。フロントガード3の他側縁部
は、運転室2の他側縁部に取付けたねじ穴付き受け座4
にボルト5により固定されている。図3、図5、図7、
図9はフロントガード3の閉鎖状態を示し、図4、図
6、図8はフロントガード3の開放状態を示す。フロン
トガード3の閉鎖状態において、第一蝶番構成板1aは
図7、図9に示すように第二蝶番構成板1cのストッパ
1gにより受け止められる。したがって、フロントガー
ド3に障害物等が当った際の水平方向の荷重Fをストッ
パ1gで受けることにより、水平方向の荷重に対する強
度を増大することができる。
【0013】図10は、運転室2の一側縁部に取付けた
ねじ穴付き受け座6に、固定用ボルト7A、7Aとボル
ト7Bにより第二蝶番構成板1cを固定する実施例であ
る。その蝶番構成板1cの板状部にはボルト7A、7A
を通す貫通穴1h、1hが設けられ、ストッパ1g部に
はボルト7Bを通す貫通穴1iが設けられている。第一
蝶番構成板1aの貫通穴1iに対向する箇所にも貫通穴
1jが設けられている。この実施例によれば、水平方向
の荷重に対する強度の増大をはかれる上に、ボルト7B
により垂直方向の強度も増大することができる。
【0014】図11は、第二蝶番構成板1cに突出端縁
部1k、1kを上下に位置させた溝形状のストッパ1l
を形成し、第一蝶番構成板1aにストッパ1lの溝部に
はめ込む突起状ストッパ片1mを設けた他の実施例を示
す。この実施例によれば、ストッパ1lと突起状ストッ
パ片1mとを組み合わせることで、蝶番構成板が縦方向
にずれた場合でも止まり、また、水平方向、垂直方向の
荷重に対する強度を増大することができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1によれば極めて容易に水平方向
の荷重に対する強度を増大することができ、請求項2、
3によれば水平方向および垂直方向の荷重に対する強度
を増大することができる。さらに、特別な装置を付加す
ることなく、蝶番装置の取り替えを行なうだけで強度の
向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例を示す斜視図、
【図2】図1の実施例の分解斜視図、
【図3】図1の蝶番装置により運転室にフロントガード
を取付けた状態を示す斜視図、
【図4】図3のフロントガードを開いた状態を示す斜視
図、
【図5】図3の正面図、
【図6】図5のフロントガードを開いた状態を示す正面
図、
【図7】図5のA−A断面拡大図、
【図8】フロントガードを開いた状態を示す図7相当の
断面図、
【図9】図7の一部を示す拡大図、
【図10】この発明の第二実施例を示す分解斜視図、
【図11】この発明の第三実施例を示す斜視図、
【図12】従来の汎用蝶番装置を示す斜視図、
【図13】図12の蝶番装置によりフロントガードを運
転室に取付けた状態を示す図7相当の断面図、
【図14】従来のフロントガードを運転室に取付ける装
置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 蝶番装置 1a 第一蝶番構成板 1b ピン挿入環部 1c 第二蝶番構成板 1d ピン挿入環部 1e ピン挿入環部 1f ピン 1g ストッパ 1h 貫通穴 1i 貫通穴 1j 貫通穴 1k 突出端縁部 1l ストッパ 1m 突起状ストッパ片 2 運転室 3 フロントガード 4 ねじ穴付き受け座 5 ボルト 6 ねじ穴付け受け座 7A 固定用ボルト 7B ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉式板状体の揺動中心側に取付けた第
    一蝶番構成板と、取付け相手本体に取付けた第二蝶番構
    成板とをそなえ、両蝶番構成板に形成したピン挿入環部
    にピンを挿入した蝶番装置において、閉鎖状態における
    第一蝶番構成板を受け止めるストッパを、第二蝶番構成
    板に一体に設けたことを特徴とする蝶番装置。
  2. 【請求項2】 取付け相手本体に取付けたねじ穴付き受
    け座に、第二蝶番構成板の板状部とストッパ部とをそれ
    ぞれボルトにより固定した請求項1記載の蝶番装置。
  3. 【請求項3】 第二蝶番構成板に突出端縁部を上下に位
    置させた溝形状のストッパを形成し、第一蝶番構成板に
    前記ストッパの溝部にはめ込む突起状ストッパ片を設け
    た請求項1記載の蝶番装置。
JP33673194A 1994-12-26 1994-12-26 蝶番装置 Pending JPH08177082A (ja)

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JP33673194A JPH08177082A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 蝶番装置

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JP33673194A Pending JPH08177082A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 蝶番装置

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JP (1) JPH08177082A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200471466Y1 (ko) * 2012-07-11 2014-02-24 윤문석 경첩
JP5834152B2 (ja) * 2014-12-11 2015-12-16 株式会社小松製作所 ガード付き作業車両用キャブおよび油圧ショベル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200471466Y1 (ko) * 2012-07-11 2014-02-24 윤문석 경첩
JP5834152B2 (ja) * 2014-12-11 2015-12-16 株式会社小松製作所 ガード付き作業車両用キャブおよび油圧ショベル
US9469966B2 (en) 2014-12-11 2016-10-18 Komatsu Ltd. Guard-equipped cab for work vehicle and hydraulic excavator

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