JPH08176181A - アルキルポリグリコシドの製造方法 - Google Patents

アルキルポリグリコシドの製造方法

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JPH08176181A
JPH08176181A JP7229347A JP22934795A JPH08176181A JP H08176181 A JPH08176181 A JP H08176181A JP 7229347 A JP7229347 A JP 7229347A JP 22934795 A JP22934795 A JP 22934795A JP H08176181 A JPH08176181 A JP H08176181A
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JP
Japan
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reaction
alcohol
tubular reactor
saccharide
acid
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7229347A
Other languages
English (en)
Inventor
Juergen Gruetzke
ユルゲン・グリュッケ
Stefan Schmidt
シユテフアン・シユミット
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Huels AG
Original Assignee
Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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Publication date
Application filed by Huels AG, Chemische Werke Huels AG filed Critical Huels AG
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H1/00Processes for the preparation of sugar derivatives

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の欠点を回避しそして還元剤を添加
せずに簡単な方法で淡い色のアルキルポリグリコシドを
提供する。 【解決手段】 サッカライドと炭素原子数8〜20のア
ルコールとから酸触媒でのグリコシド化反応によってア
ルキルポリグリコシドを製造する方法において、反応を
管状反応器によって並流条件のもとで実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッカライドと炭素原
子数8〜20のアルコールとから酸触媒でのグリコシド
化反応(グリコシド結合反応)によってアルキルポリグ
リコシドを製造する一段階法に関する。
【0002】
【従来技術】炭素原子数8〜20のアルキルポリグリコ
シドはその一部または全部を再成育性植物から製造する
ことができる。アルキルポリグリコシドは非常に良好な
生分解性を有していながら界面活性特性という興味ある
性質を有しているためにますます重要になって来てい
る。家庭や化粧料の分野で使用するには、この化合物が
審美学的要求を満足しなければならない。それ故に、ア
ルキルポリグリコシドを透明で、色彩的に綺麗な水溶液
の状態で製造できる方法が求められている。
【0003】長鎖アルキル基を持つアルキルポリグリコ
シドを製造するためには、最初にサッカライドを短鎖の
アルコールでグリコシド化することによってC1 〜C6
アルキル基を持つアルキルポリグリコシドを製造し、次
いでこの生成物を長鎖のアルコールで高温のもとでグリ
コシド交換反応することによって所望のアルキルポリグ
リコシドに転化する。しかしこうして製造される生成物
は暗色に着色している。
【0004】特定の量比を維持し且つ溶剤を使用した場
合には、極性サッカライドを非極性の長鎖アルコールと
直接的に反応させてアルキルポリグリコシドとすること
も可能である。この場合には色彩改善剤を添加しなくと
も、反応を攪拌機付反応器中で実施する場合には、暗色
に着色した生成物が得られる。ヨーロッパ特許第07
7,167号明細書には、アルドースまたはケトースを
直接的に長鎖アルコールと1:1.25〜1:4のモル
比で反応させる一段階製造方法が開示されている。この
反応は少ない水含有量にて還元剤の存在下に実施され
る。
【0005】この一段階法はドイツ特許出願公開第4,
101,252号明細書において、大過剰のアルコール
を使用しそして中和するためにアルコールに溶解したア
ルカリ水酸化物を使用することによって改善される。こ
こでは反応を攪拌式反応器で実施している。更に、アル
キルポリグリコシドの色品質を装置的方策によって改善
できることも公知である。
【0006】例えばヨーロッパ特許出願公開第0,48
2,325号明細書によると、二段階の製造法におい
て、第一段階で水溶液状態のサッカライドを炭素原子数
1〜6のアルコールのにて向流式反応塔、例えばバブル
・プレート塔でグリコシド化している。更にドイツ特許
出願公開第4,116,665号明細書によれば、グリ
コシド交換反応を、即ち二段階法の第二段階を反応塔で
好ましくは向流条件で実施することも可能である。
【0007】しかしながら相前後して連結された2つの
塔を用いる二段階法は比較的に多大な装置的費用を必要
とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、従来技術の欠点を回避しそして還元剤を添加せずに
簡単な方法で淡い色の生成物を製造することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明に従
って、アルキルポリグリコシドの一段階の製造法におい
て反応を管状反応器によって並流条件のもとで実施する
ことによって解決される。適する管状反応器は一般に
0.5〜50cmの直径および0.5〜50mの長さを
有しており、長さは直径の少なくとも4倍あるべきであ
る。この場合に、最も簡単なのは加熱可能な管状物であ
る。しかし管状反応器は複数の短管で構成され、減圧状
態にできそして導入水および生じる水を取り除くことが
できることが好ましい。
【0010】管状反応器はじゃま板や渦流動化手段を備
えていてもよい。管状反応器は水平状態、傾斜状態また
は垂直状態に配置されていてもよく、本発明において
は、塔状反応器、例えばバブル・プレート塔も管状反応
器と見なすことができる。この場合、勿論、反応成分を
並流状態で案内するように注意するべきである。サッカ
ライドとしてはアルドースおよびケトースを使用するこ
とができる。それらの例にはグルコース、マンノース、
ガラクトースおよびフルクトースがある。この場合、グ
ルコースを用いるのが有利である。サッカライドは無水
状態でまたは水性シロップとして使用することができ
る。
【0011】本発明にとって適するアルコールは例えば
オクタノール、デカノール、ラウリルアルコール、ミリ
スチル−、パルミチル−およびステアリルアルコールで
ある。アルコールの混合物も使用することができる。炭
素原子数8〜12のアルコールを用いるのが有利であ
る。サッカライド/アルコール−モル比は1:2〜1:
10の範囲内であるのが有利である。
【0012】触媒としては鉱酸および強い有機酸が適し
ている。その例には硫酸、燐酸およびp−トルエンスル
ホン酸がある。触媒はサッカライドを基準として0.2
〜5% の濃度で使用するのが有利である。反応は大抵は
50〜140℃の温度で実施する。この場合、70〜1
30℃の温度が特に有利である。
【0013】同時に、5〜90分の平均滞留時間に調整
するのが有利である。この方法は連続的に実施するのが
有利である。生成物は一般に1〜10のグリコシド化度
を有している。1.1〜4の平均グリコシド化度が有利
であり、中でも1.1〜1.4の平均グリコシド化度に
調整するのが特に有利である。本発明の方法によって、
特に連続運転合成装置の場合には装置費用が著しく軽減
される。滞留時間が短いことおよび滞留時間分布が短い
ことによって熱負荷が僅かであるために、高品質の淡色
の生成物が得られる。生成物の50% 濃度水溶液がH2
2 −漂白以前に<60の沃素色数を有している場合、
生成物は淡色である。
【0014】反応の後に生成物を公知の方法で塩基にて
中和し、次いで過剰の脂肪アルコールを留去する。次に
反応生成物を一般に水と混合しそしてH2 2 で漂白す
る。本発明の実施形態においては、管状反応器の前また
は後に攪拌機付容器が連結されていてもよい。例えば、
シロップを使用する場合には、触媒を添加しそして混合
物を管状反応器に導入する前に、攪拌式容器中で水を減
圧下に70〜130℃で除いてもよい。水は不活性ガス
によってストリッピング除去してもよい。触媒は前に連
結された攪拌式容器中に既に添加してあってもよく、そ
の結果脱水の他に化合物の一部が反応する。反応し始め
た反応混合物を次いで好ましくは混合機によって均一化
し、そして管状反応器に導入する。後に連結された攪拌
式反応器は、一般に滞留時間を長くしそして反応を完結
するために役立つ。反応の5〜80% 、特に10〜60
% を管状反応器中で実施するのが有利である。
【0015】
【実施例】25Lの攪拌機付反応器に1時間当たりに、
14.7kgの脂肪アルコール(66% のドデカノー
ル、28% のテトラデカノール、6% のヘキサデカノー
ル)および1.8kgの水不含グルコースより成る混合
物を供給する。p−トルエンスルホン酸の配量供給によ
って反応器中の触媒濃度を0.25重量% に維持する。
平均滞留時間は30分である。110℃の内部温度のも
とで30mbarに減圧し、反応水を一気に留去しても
よい。反応器流出物は未だ2.1% のグルコース含有量
を有している。
【0016】反応混合物をスタテックミキサーに通し、
次に内径10cm、長さ175cmの加熱可能な管状物
に通す。反応混合物は77.6% の脂肪アルコール、
1.26の平均グリコシド化度のアルキルグリコシド1
2.9% および<0.1% のグリコースを含有してい
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッカライドと炭素原子数8〜20のア
    ルコールとから酸触媒でのグリコシド化反応によってア
    ルキルポリグリコシドを製造する方法において、反応を
    管状反応器によって並流条件のもとで実施することを特
    徴とする、上記方法。
  2. 【請求項2】 反応を70〜130℃で実施する請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 反応時の平均滞留時間を5〜90分に調
    整する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 炭素原子数8〜12のアルコールを反応
    させる請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 反応の5〜80% を管状反応器で実施す
    る請求項1に記載の方法。
JP7229347A 1994-09-07 1995-09-06 アルキルポリグリコシドの製造方法 Withdrawn JPH08176181A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4431858:8 1994-09-07
DE4431858A DE4431858A1 (de) 1994-09-07 1994-09-07 Verfahren zur Herstellung von Alkylpolyglycosiden

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08176181A true JPH08176181A (ja) 1996-07-09

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ID=6527634

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7229347A Withdrawn JPH08176181A (ja) 1994-09-07 1995-09-06 アルキルポリグリコシドの製造方法

Country Status (6)

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EP (1) EP0700925A1 (ja)
JP (1) JPH08176181A (ja)
KR (1) KR960010673A (ja)
CN (1) CN1129704A (ja)
CA (1) CA2157546A1 (ja)
DE (1) DE4431858A1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
DE4431858A1 (de) 1996-03-14
KR960010673A (ko) 1996-04-20
CN1129704A (zh) 1996-08-28
EP0700925A1 (de) 1996-03-13
CA2157546A1 (en) 1996-03-08

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