JPH08175616A - チェンの装着装置 - Google Patents

チェンの装着装置

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JPH08175616A
JPH08175616A JP31790894A JP31790894A JPH08175616A JP H08175616 A JPH08175616 A JP H08175616A JP 31790894 A JP31790894 A JP 31790894A JP 31790894 A JP31790894 A JP 31790894A JP H08175616 A JPH08175616 A JP H08175616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
mounting
axis
mounting device
plate portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP31790894A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Soda
強 左右田
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Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェンの両端部を装着体に連結するときのチ
ェンの軸線方向の必要スペースを少なくする。 【構成】 コラム7の上下に配置したチェンスプロケッ
ト8,9に巻掛けしたチェン10の上下端部を装着する
装着体20を、コラム7に沿って昇降する搬送台12に
連結するとき、装着体20の垂直板部20aに対して高
さ調節可能に装着した支持片21に、チェン10の上端
部10aを連結する一方、チェン10の下端部10b
を、装着体20における水平板部20bに対して上下可
能な取付け軸22の下端に連結し、取付け軸22に被嵌
した付勢ばね23にてチェン10に緊張力を付与する。
支持片21と取付け軸22とを寸法H1だけ偏位させ
て、両者を並列状に配置し、且つチェン10の上部側の
軸線と下部側の軸線とを垂直に保持するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッカークレーン等
における昇降台を昇降させるための等のチェンの装着装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来か
ら、前記スタッカークレーンにおける支柱に沿って昇降
する昇降台を、支柱の上下に配置したチェンスプロケッ
ト巻掛けしたチェンにて昇降させることは良く知られて
いる。この場合、チェンの上下端部を昇降台の一側に連
結するに際して、昇降時にチェンに水平分力が作用しな
いように、前記昇降台との連結側のチェンの軸線が垂直
になるようにする必要がある。従来のチェンの連結装置
(装着装置)にあっては、チェンの上端部の連結部材と
下端部の連結部材とが同一垂直面状に配置されることに
なるから、上下両連結部材の取付けや、チェンの緊張力
調節のための上下寸法を確保する必要があった。この場
合、上昇または下降したときの連結部材が上または下の
チェンスプロケットに干渉しないように所定の昇降距離
を確保するには、前記上下のチェンスプロケットの配置
間隔を長くしなければならず、ひいては支柱の上下長さ
も長くなるという問題があった。
【0003】本発明の目的は、チェンの軸線を垂直に保
持しながら、当該チェンの上下両端部の取付け箇所のの
ための上下寸法を短くしてコンパクトにできるチェンの
装着装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のチェンの装着装置は、適宜隔てて配置した
チェンスプロケットに巻掛けしたチェンの両端部を装着
する装着体を、前記前記チェンにて移動させる移動台に
連結するように構成してなるチェンの装着装置におい
て、前記装着体の一方の板部に対してチェンの軸線方向
に位置調節可能に装着した支持片に、前記チェンの一端
部を連結する一方、前記チェンの他端部を、装着体にお
ける他方の板部に対してチェンの軸線方向に付勢可能な
ばねと共に支持させた取付け軸に連結し、前記支持片と
取付け軸とを並列状に配置することにより、前記チェン
の一方側の軸線と他方側の軸線とが適宜寸法だけ偏位さ
せ、両軸線を平行状に保持するように構成したものであ
る。
【0005】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に従って説明する
と、図1においてファイルホルダFの自動格納・出庫装
置1は、多数のファイルホルダFを所定の位置に図示し
ないハンガーに吊下げ状態にて収納できる左右一対の格
納棚体2(図1は一方のみ示す)と、該両格納棚体2,
2前面間の通路において上下に配設されたレール3,4
に沿って移動するスタッカークレーン5とからなり、該
スタッカークレーン5は、走行台6に立設した支柱とし
てのコラム7と、コラム7の上下に配置されたチェンス
プロケット8、9と、該両チェンスプロケット8,9に
巻掛けしたチェン10の上下両端部を取付けしたチェン
装着装置11と、該チェン装着装置11に連結し、且つ
コラム7に沿って上下動自在に設けられた移動台として
の搬送台12とから成る。なお、チェン装着装置11側
でチェン10の軸線が垂直(鉛直)に配置されるよう
に、上下位置のチェンスプロケット8,9の外周が配置
されているものである。また、チェン10は後述するよ
うに2連配置されている。
【0006】搬送台12には図示しない挟持体が格納棚
体2及び台車13の前面に対して遠近動し、内部のファ
イルホルダFを出し入れできるように構成されている。
なお、下チェンスプロケット9は、走行台6またはコラ
ム7に固定した正逆回転可能な駆動モータ14から巻掛
けチェン15を介して駆動されるものである(図2参
照)。
【0007】次に、図3〜図6を参照しながら、本実施
例について説明すると、チェン装着装置11は、水平板
部20bと垂直板部20aとからなる側面視L字状の支
持体20と、チェン10の上端部10aを前記垂直板部
20aに対して高さ調節可能に装着した支持片21と、
チェン10の下端部10bを前記水平板部20bに対し
て連結する2本の取付け軸22と、付勢ばね23等から
なる。
【0008】図6に示すように、支持片21はほぼ直方
体で、上端に一体的に突設された左右一対の取付け用の
突起部24,24には、前記左右一対のチェン10の各
下端部10aをピン25にて連結する。支持片21は垂
直板部20aの広幅面に当接し、且つ支持片21の下面
から下向きに延びる2本の連結ボルト26,26が水平
板部20bを貫通し、各連結ボルト26に螺合するダブ
ルナット27が水平板部20bの下面に当接し、これに
て垂直板部21aに対する支持片21の配置高さ位置が
調節可能となるように構成する。また、垂直板部20a
の左右一対の上下長孔28,28を介して挿通された締
めボルト29,29を、前記支持片21に螺着して、垂
直板部20aとの離間を防止している。
【0009】図3において、前記締めボルト29の垂直
軸線に対して距離H1だけ隔てて左右一対の取付け軸2
2,22を水平板部20bの遊嵌孔30に挿通し、各取
付け軸22の下端部に前記各チェン10の下端部10b
をピン31を介して連結する。前記各取付け軸22に被
嵌させたコイル状の付勢バネ23の上端は、2本の取付
け軸22,22の上部側に遊嵌する押え板32に当接
し、該押え板32に下向き突設したガイド軸33は水平
板部20bのガイド孔34に沿って上下動可能に構成さ
れている。なお、各取付け軸22に螺着したナット35
にて前記押え板32の水平板部20ba上面に対する高
さ位置を調節して、ひいては付勢ばね23の付勢力(チ
ェン10の緊張力)を強弱調節可能ならしめる。
【0010】なお、搬送台12に設けた左右一対のガイ
ドローラ40,40は、コラム7における前記チェン装
着装置11が上下に通過し得る凹所の左右ガイド面7
a,7aに沿って転動し、他方の一対のガイドローラ4
1,41は、前記ガイド面7aと平面視で直交するガイ
ド面7b,7bに沿って転動して、搬送台12が水平状
態を保持したまま昇降できるようにしている。
【0011】また、コラム7に搬送台12を装着した状
態で、前記チェン10の取付け位置及び緊張力を調節が
可能なように、昇降台12の背板12a,12bにそれ
ぞれ窓孔42,43が穿設されている。この構成によ
り、前記各チェン10の上部側の軸線と下部側の軸線と
が寸法H1だけ偏位したものでありながら、両軸線を垂
直に保持することができる。また、設置高さが変更可能
な支持片21と、緊張力を調節する取付け軸22とをほ
ぼ同じ高さ位置に並列状に配置することができるので、
チェン装着装置11の高さ寸法を小さくしてコンパクト
に構成でき、上下のチェンスプロケット8,9の配置間
隔が従来と同じであっても、前記両チェンスプロケット
8,9にチェン装着装置11が干渉する迄の昇降距離を
長くすることができる。換言すると、コラム7の上下寸
法を短くしても相対的に搬送台12の昇降距離を長くす
ることができるのである。
【0012】なお、本発明は、スタッカークレーンばか
りでなく、水平方向に移動する荷台としの移動台等を移
動させるために水平方向に適宜隔てて配置した一対のチ
ェンスプロケットに巻掛けしたチェンの両端部を装着す
る装置にも適用できることはいうまでもなく、その効果
も前記実施例から直ちに理解できよう。
【0013】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、本発明
は、適宜隔てて配置したチェンスプロケットに巻掛けし
たチェンの両端部を装着する装着体を、前記前記チェン
にて移動させる移動台に連結するように構成してなるチ
ェンの装着装置において、前記装着体の一方の板部に対
してチェンの軸線方向に位置調節可能に装着した支持片
に、前記チェンの一端部を連結する一方、前記チェンの
他端部を、装着体における他方の板部に対してチェンの
軸線方向に付勢可能なばねと共に支持させた取付け軸に
連結し、前記支持片と取付け軸とを並列状に配置するこ
とにより、前記チェンの一方側の軸線と他方側の軸線と
が適宜寸法だけ偏位させ、両軸線を平行状に保持するよ
うに構成したものである。
【0014】従って、チェンの軸線方向に沿って設置位
置が変更可能な支持片21と、緊張力を調節する付勢ば
ねを設けた取付け軸とを並列状に配置するので、チェン
装着装置はチェンの軸線方向の寸法を小さくしてコンパ
クトに構成でき、両チェンスプロケットの配置間隔が従
来と同じであっても、前記両チェンスプロケットにチェ
ン装着装置が干渉する迄の昇降距離を長くすることがで
きるという効果を奏する。また、前記各チェンの一方側
の軸線と他方側の軸線とが適宜寸法だけ偏位したもので
ありながら、両軸線を垂直に保持することができるの
で、移動台にチェンからの引張力を伝達するとき、当該
チェンに曲げ力が作用せず、チェンの耐久力が向上する
と言う効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファイルホルダの自動格納・出庫装置の側面図
である。
【図2】スタッカークレーンの側面図である。
【図3】チェン装着装置の要部拡大側断面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視平断面図である。
【図5】図3のV−V線矢視断面図である。
【図6】図3のVI−VI線矢視図である。
【符号の説明】
5 スタッカークレーン 7 コラム 8,9 チェンスプロケット 10 チェン 12 搬送台 20 装着体 20a 垂直板部 20b 水平板部 21 支持片 22 取付け軸 23 付勢ばね 26 連結ボルト 28 長孔 29 締めボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜隔てて配置したチェンスプロケット
    に巻掛けしたチェンの両端部を装着する装着体を、前記
    前記チェンにて移動させる移動台に連結するように構成
    してなるチェンの装着装置において、前記装着体の一方
    の板部に対してチェンの軸線方向に位置調節可能に装着
    した支持片に、前記チェンの一端部を連結する一方、前
    記チェンの他端部を、装着体における他方の板部に対し
    てチェンの軸線方向に付勢可能なばねと共に支持させた
    取付け軸に連結し、前記支持片と取付け軸とを並列状に
    配置することにより、前記チェンの一方側の軸線と他方
    側の軸線とが適宜寸法だけ偏位させ、両軸線を平行状に
    保持するように構成したことを特徴とするチェンの装着
    装置。
JP31790894A 1994-12-21 1994-12-21 チェンの装着装置 Pending JPH08175616A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030311