JPH08172485A - クロスコネクト監視方式 - Google Patents
クロスコネクト監視方式Info
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- JPH08172485A JPH08172485A JP6317173A JP31717394A JPH08172485A JP H08172485 A JPH08172485 A JP H08172485A JP 6317173 A JP6317173 A JP 6317173A JP 31717394 A JP31717394 A JP 31717394A JP H08172485 A JPH08172485 A JP H08172485A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】入力信号への監視パターンの挿入処理が万一故
障となった場合でも,その出力の回線設定の監視が不可
能とならないようにする。 【構成】入力信号のデータ部PAY LOAD外の管理情報部SO
Hの固定位置の空きタイムスロットZ2に第1の監視パタ
ーンを挿入し、データ部がその各タイムスロットの間
の同期が取られてマルチフレーム構成をとる時に該デー
タ部内の管理情報部に生じた位置可変の空きタイムスロ
ット V4に第2の監視パターンを挿入して、メモリの
出力データから該第1,第2の二つの監視パターン
を検出し,予め定めた其れ等二つの監視パターンの
各参照値と比較し照合して,比較結果の一致/不一致に
より其のメモリの動作の正常/異常を監視するように構
成する。
障となった場合でも,その出力の回線設定の監視が不可
能とならないようにする。 【構成】入力信号のデータ部PAY LOAD外の管理情報部SO
Hの固定位置の空きタイムスロットZ2に第1の監視パタ
ーンを挿入し、データ部がその各タイムスロットの間
の同期が取られてマルチフレーム構成をとる時に該デー
タ部内の管理情報部に生じた位置可変の空きタイムスロ
ット V4に第2の監視パターンを挿入して、メモリの
出力データから該第1,第2の二つの監視パターン
を検出し,予め定めた其れ等二つの監視パターンの
各参照値と比較し照合して,比較結果の一致/不一致に
より其のメモリの動作の正常/異常を監視するように構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク全体の同
期を前提とし交換接続単位のタイムスロットのデータを
順次多重化して国際標準で基本のフレームの整数倍の高
次群信号として伝送するSDH(Synchronous Digital
Hierarchy)のネットワークに係り、特に、モデル的に言
って,地点Aから地点B,地点Cを経由して地点Dへ引
かれた伝送路を高次群信号の伝送路として互を結んだ場
合に,途中の地点Bと地点Cの間の伝送信号を,高次群
信号のまま,各地点B,Cで其の内容を自分向けに入れ
換え振り分け, 低次群信号として出力及び入力するクロ
スコネクトの監視方式に関するものであり、其のクロス
コネクトを,電子的に行う為に、一時記憶のメモリへの
入力データの書き込みに対する出力データの読み出しを
制御することにより、入力の高次群信号データの基本フ
レームを構成する複数のタイムスロットの中の或るタイ
ムスロットを,空間的,時間的に別のタイムスロットと
入れ換えて,出力信号とする場合の、其のメモリのクロ
スコネクト動作の正常/異常を監視するクロスコネクト
監視方式に関する。
期を前提とし交換接続単位のタイムスロットのデータを
順次多重化して国際標準で基本のフレームの整数倍の高
次群信号として伝送するSDH(Synchronous Digital
Hierarchy)のネットワークに係り、特に、モデル的に言
って,地点Aから地点B,地点Cを経由して地点Dへ引
かれた伝送路を高次群信号の伝送路として互を結んだ場
合に,途中の地点Bと地点Cの間の伝送信号を,高次群
信号のまま,各地点B,Cで其の内容を自分向けに入れ
換え振り分け, 低次群信号として出力及び入力するクロ
スコネクトの監視方式に関するものであり、其のクロス
コネクトを,電子的に行う為に、一時記憶のメモリへの
入力データの書き込みに対する出力データの読み出しを
制御することにより、入力の高次群信号データの基本フ
レームを構成する複数のタイムスロットの中の或るタイ
ムスロットを,空間的,時間的に別のタイムスロットと
入れ換えて,出力信号とする場合の、其のメモリのクロ
スコネクト動作の正常/異常を監視するクロスコネクト
監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一時記憶回路であるメモリを使用
し, 入力のディジタルの多重化信号の或るタイムスロッ
トを別の指定のタイムスロットと入れ換えて出力するク
ロスコネクト装置のメモリの監視方式としては、図3の
(b) フレーム構成に示す如き,一定周期で空きタイムス
ロットが正確に存在する様なデータ構造の入力信号(一
般的にSDHの多重化信号)に対して、予め、其の入力
信号の各フレームのデータ部PAY LOAD以外で,フレーム
同期信号A1,A2 等のセクション管理情報部SOH 内の固定
位置に存在する空きタイムスロットZ2を指定し、其の固
定の空きタイムスロットZ2に,強制的に、監視用の特定
パターンを, 図3の(a) 回路構成に示す, 特定監視パ
ターン挿入回路(1) で, 挿入していた。そして此の様
な、固定の空きタイムスロットZ2に特定監視パターン
が挿入された入力信号を, 一時記憶のデータメモリDM
(3)に格納した後、回線設定制御部(5) の出力により制
御される該データメモリDMの読出データのアドレスを
コントロールする信号を記憶するアドレスコントロール
メモリACM(4) の中の前記の固定の空きタイムスロッ
ト設定領域ACM1の出力信号により、該データメモリDM
(3)の格納位置に対する読出位置を変えることで, 該デ
ータメモリDMの入力のフレームデータの特定のタイム
スロットを入れ換えて出力するクロスコネクトを行い、
更に其の特定タイムスロットの入れ換えの設定をさせ
た, 一定周期で固定の空きタイムスロットZ2をも通過さ
せ、この入れ換え後に読み出した出力データの中の, 通
過した固定の空きタイムスロットZ2の中の特定監視パタ
ーンを, 固定タイムスロット検出及び特定監視パター
ンの取込回路(6) にて, 検出して取り込み、アドレス
コントロールメモリACM(4) の出力で制御される特定
パターン割出回路(10)で割り出した予め定めた比較され
るべき参照用の特定パターンと, 比較器(8) にて比較
し、其の一致/不一致により, データメモリDM (3)の
障害の情報や該データメモリDMへの書込み, 読出し制
御を行うアドレスコントロールメモリACM(4)の障害
の情報として、障害の時に警報アラームを発出する様に
していた。
し, 入力のディジタルの多重化信号の或るタイムスロッ
トを別の指定のタイムスロットと入れ換えて出力するク
ロスコネクト装置のメモリの監視方式としては、図3の
(b) フレーム構成に示す如き,一定周期で空きタイムス
ロットが正確に存在する様なデータ構造の入力信号(一
般的にSDHの多重化信号)に対して、予め、其の入力
信号の各フレームのデータ部PAY LOAD以外で,フレーム
同期信号A1,A2 等のセクション管理情報部SOH 内の固定
位置に存在する空きタイムスロットZ2を指定し、其の固
定の空きタイムスロットZ2に,強制的に、監視用の特定
パターンを, 図3の(a) 回路構成に示す, 特定監視パ
ターン挿入回路(1) で, 挿入していた。そして此の様
な、固定の空きタイムスロットZ2に特定監視パターン
が挿入された入力信号を, 一時記憶のデータメモリDM
(3)に格納した後、回線設定制御部(5) の出力により制
御される該データメモリDMの読出データのアドレスを
コントロールする信号を記憶するアドレスコントロール
メモリACM(4) の中の前記の固定の空きタイムスロッ
ト設定領域ACM1の出力信号により、該データメモリDM
(3)の格納位置に対する読出位置を変えることで, 該デ
ータメモリDMの入力のフレームデータの特定のタイム
スロットを入れ換えて出力するクロスコネクトを行い、
更に其の特定タイムスロットの入れ換えの設定をさせ
た, 一定周期で固定の空きタイムスロットZ2をも通過さ
せ、この入れ換え後に読み出した出力データの中の, 通
過した固定の空きタイムスロットZ2の中の特定監視パタ
ーンを, 固定タイムスロット検出及び特定監視パター
ンの取込回路(6) にて, 検出して取り込み、アドレス
コントロールメモリACM(4) の出力で制御される特定
パターン割出回路(10)で割り出した予め定めた比較され
るべき参照用の特定パターンと, 比較器(8) にて比較
し、其の一致/不一致により, データメモリDM (3)の
障害の情報や該データメモリDMへの書込み, 読出し制
御を行うアドレスコントロールメモリACM(4)の障害
の情報として、障害の時に警報アラームを発出する様に
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この図3の従来のクロ
スコネクト監視方式では、入力のディジタルの多重化信
号の中のタイムスロットの入れ換え即ちクロスコネクト
されて出力回線の設定に関与するデータ部PAY LOADが監
視されず,其のデータ部以外のセクション管理情報部SO
H の一つとして常に一定周期で固定位置に存在する空き
タイムスロットZ2のみが監視される構成であるので、万
一,其のセクション管理情報部SOH の固定の空きタイム
スロットZ2への監視パターンの挿入処理が故障となっ
た場合には,出力回線の監視自体が不可能となってしま
うという問題があった。
スコネクト監視方式では、入力のディジタルの多重化信
号の中のタイムスロットの入れ換え即ちクロスコネクト
されて出力回線の設定に関与するデータ部PAY LOADが監
視されず,其のデータ部以外のセクション管理情報部SO
H の一つとして常に一定周期で固定位置に存在する空き
タイムスロットZ2のみが監視される構成であるので、万
一,其のセクション管理情報部SOH の固定の空きタイム
スロットZ2への監視パターンの挿入処理が故障となっ
た場合には,出力回線の監視自体が不可能となってしま
うという問題があった。
【0004】本発明の目的は、入力の多重化信号のデー
タ部PAY LOAD以外のセクション管理情報部SOH の固定位
置の空きタイムスロットZ2への監視パターンの挿入処
理が万一故障となった場合でも,その出力回線の設定の
監視が不可能とならない様なクロスコネクト監視方式を
実現することにある。
タ部PAY LOAD以外のセクション管理情報部SOH の固定位
置の空きタイムスロットZ2への監視パターンの挿入処
理が万一故障となった場合でも,その出力回線の設定の
監視が不可能とならない様なクロスコネクト監視方式を
実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明のクロスコネクト監視方式の基本構想は、一般にク
ロスコネクトされるべき入力のディジタル多重回線の信
号の中の特定タイムスロットが、正しく接続先の出力の
多重信号回線に接続されたことを確認するには、前述の
従来方式の様に,入力の多重信号のデータ部PAY LOAD以
外のセクション管理情報SOH の固定位置の空きタイムス
ロットZ2に, 監視用の第1の特定パターンを入力側で
挿入し出力側でチエックするのみならず、その他に,別
の場所に第2の監視パターンを設けることが必要であ
る。この後者の第2の監視パターンを設ける方法とし
て、前記データ部PAY LOAD以外のセクション管理情報SO
Hの固定の空きタイムスロットの領域ではなくて,入力
信号の中のクロスコネクト処理されるデータ部PAY LOAD
内のパス管理情報POH の中の空き領域に, 其の監視パタ
ーンを挿入する事が考えられる。例えば,入力信号の
データ部PAY LOADが、スタッフ同期の為のスタッフパル
スの挿入処理で, マルチフレーム構成となる時に, 其の
入力信号の各フレームの中の何れか1チャネルのパス管
理情報POH のスタッフ同期の情報領域H4〜Z5に生じる位
置可変の空き領域V4を利用して,其のチャネルの空き領
域V4の中に, 第2の監視パターンを挿入することが考
えられる。それで、本発明のクロスコネクト監視方式の
基本構成は、図1の原理図に示す如く、監視用の特定パ
ターンの1つを,入力信号のデータ部PAY LOAD以外の
セクション管理情報SOH の中の位置固定の空きタイムス
ロットZ2に挿入し、他のもう1つの監視用の特定パター
ンを,入力信号のデータ部PAY LOAD内で該データ部PA
Y LOADが,スタッフ同期の為のスタッフパルスの挿入処
理で, マルチフレーム構成となる時に其の各フレームの
中の何れか1チャネルのパス管理情報POHのスタッフ同
期の情報領域H4〜Z5に生じる位置可変の空き領域の1バ
イトV4に挿入する様に構成する。更に,請求項2とし
て、後者の第2の監視パターンを、データメモリDM
(3) を制御する為のアドレスコントロールメモリACM
(4)への回線設定制御部(5) からの接続先指定のクロス
コネクト接続情報である接続先アドレスと同一のものと
する。
発明のクロスコネクト監視方式の基本構想は、一般にク
ロスコネクトされるべき入力のディジタル多重回線の信
号の中の特定タイムスロットが、正しく接続先の出力の
多重信号回線に接続されたことを確認するには、前述の
従来方式の様に,入力の多重信号のデータ部PAY LOAD以
外のセクション管理情報SOH の固定位置の空きタイムス
ロットZ2に, 監視用の第1の特定パターンを入力側で
挿入し出力側でチエックするのみならず、その他に,別
の場所に第2の監視パターンを設けることが必要であ
る。この後者の第2の監視パターンを設ける方法とし
て、前記データ部PAY LOAD以外のセクション管理情報SO
Hの固定の空きタイムスロットの領域ではなくて,入力
信号の中のクロスコネクト処理されるデータ部PAY LOAD
内のパス管理情報POH の中の空き領域に, 其の監視パタ
ーンを挿入する事が考えられる。例えば,入力信号の
データ部PAY LOADが、スタッフ同期の為のスタッフパル
スの挿入処理で, マルチフレーム構成となる時に, 其の
入力信号の各フレームの中の何れか1チャネルのパス管
理情報POH のスタッフ同期の情報領域H4〜Z5に生じる位
置可変の空き領域V4を利用して,其のチャネルの空き領
域V4の中に, 第2の監視パターンを挿入することが考
えられる。それで、本発明のクロスコネクト監視方式の
基本構成は、図1の原理図に示す如く、監視用の特定パ
ターンの1つを,入力信号のデータ部PAY LOAD以外の
セクション管理情報SOH の中の位置固定の空きタイムス
ロットZ2に挿入し、他のもう1つの監視用の特定パター
ンを,入力信号のデータ部PAY LOAD内で該データ部PA
Y LOADが,スタッフ同期の為のスタッフパルスの挿入処
理で, マルチフレーム構成となる時に其の各フレームの
中の何れか1チャネルのパス管理情報POHのスタッフ同
期の情報領域H4〜Z5に生じる位置可変の空き領域の1バ
イトV4に挿入する様に構成する。更に,請求項2とし
て、後者の第2の監視パターンを、データメモリDM
(3) を制御する為のアドレスコントロールメモリACM
(4)への回線設定制御部(5) からの接続先指定のクロス
コネクト接続情報である接続先アドレスと同一のものと
する。
【0006】
【作用】本発明では、入力の多重化信号のデータ部PAY
LOAD以外のセクション管理情報SOH の中の位置固定の空
きタイムスロットZ2に, 監視用の第1の特定パターン
を挿入し、データ部PAY LOAD内で, 該PAY LOADが, スタ
ッフパルスの挿入により各フレームの同期が取れて, マ
ルチフレーム構成となる時の、入力信号の各フレームの
中の何れか1チャネルのパス管理情報POH のスタッフ同
期の情報領域H4〜Z5に生じる位置可変の空き領域の1バ
イト分V4に,監視用の第2の特定パターンを挿入す
る。そして、此の2つの監視パターン, を挿入した
多重信号を,データメモリDM (3)に入力し、アドレス
コントロールメモリADM(4) からのクロスコネクト接
続情報により,該データメモリDM (3)から出力信号を
読み出す。そして其の読み出した出力信号の中より,デ
ータ部PAY LOAD以外のセクション管理情報SOH の中の固
定の空きタイムスロットZ2に監視用として挿入された第
1の特定パターンと、其のデータ部PAY LOADが, スタ
ッフパルスの挿入によるスタッフ同期により,マルチフ
レーム構成となる時の, 入力信号のフレームの中の何れ
か1チャネルのパス管理情報POH のスタッフ同期の情報
領域H4〜Z5に生じる位置可変の空きの1バイトの領域V4
に挿入された第2の監視パターンの2つの監視パター
ンを抽出する。この抽出した前者の第1の監視パターン
は、データの特定タイムスロットの入れ換えの際に,
セクション管理情報部SOH の中の固定の空きタイムスロ
ットZ2に, 設定され出力されているので、比較されるべ
き参照用の特定パターンとの一致を検出する為の比較
回路(8) で比較される。また、抽出した後者の第2の監
視パターンは、アドレスコントロールメモリ(4)から
出力されるクロスコネクト接続情報の参照値としての出
力先アドレスとの一致を検出する為の比較回路(9) で
比較される。この2つの比較回路(8),(9) の比較結果が
共に正常時の一致を検出した場合は、所望のクロスコネ
クト接続が正常に行われたことになる。
LOAD以外のセクション管理情報SOH の中の位置固定の空
きタイムスロットZ2に, 監視用の第1の特定パターン
を挿入し、データ部PAY LOAD内で, 該PAY LOADが, スタ
ッフパルスの挿入により各フレームの同期が取れて, マ
ルチフレーム構成となる時の、入力信号の各フレームの
中の何れか1チャネルのパス管理情報POH のスタッフ同
期の情報領域H4〜Z5に生じる位置可変の空き領域の1バ
イト分V4に,監視用の第2の特定パターンを挿入す
る。そして、此の2つの監視パターン, を挿入した
多重信号を,データメモリDM (3)に入力し、アドレス
コントロールメモリADM(4) からのクロスコネクト接
続情報により,該データメモリDM (3)から出力信号を
読み出す。そして其の読み出した出力信号の中より,デ
ータ部PAY LOAD以外のセクション管理情報SOH の中の固
定の空きタイムスロットZ2に監視用として挿入された第
1の特定パターンと、其のデータ部PAY LOADが, スタ
ッフパルスの挿入によるスタッフ同期により,マルチフ
レーム構成となる時の, 入力信号のフレームの中の何れ
か1チャネルのパス管理情報POH のスタッフ同期の情報
領域H4〜Z5に生じる位置可変の空きの1バイトの領域V4
に挿入された第2の監視パターンの2つの監視パター
ンを抽出する。この抽出した前者の第1の監視パターン
は、データの特定タイムスロットの入れ換えの際に,
セクション管理情報部SOH の中の固定の空きタイムスロ
ットZ2に, 設定され出力されているので、比較されるべ
き参照用の特定パターンとの一致を検出する為の比較
回路(8) で比較される。また、抽出した後者の第2の監
視パターンは、アドレスコントロールメモリ(4)から
出力されるクロスコネクト接続情報の参照値としての出
力先アドレスとの一致を検出する為の比較回路(9) で
比較される。この2つの比較回路(8),(9) の比較結果が
共に正常時の一致を検出した場合は、所望のクロスコネ
クト接続が正常に行われたことになる。
【0007】本発明の方式によれば、2つの比較回路
(8),(9) の比較結果の出力により,データメモリDM
(3)の異常,又はデータメモリDM(3)とアドレスコント
ロールメモリADM(4) の異常の切り分け等の障害箇所
の判別が出来る。又、2つの監視パターンを監視す
ることにより、常時,クロスコネクト接続の有効な監視
を行うことが出来る。
(8),(9) の比較結果の出力により,データメモリDM
(3)の異常,又はデータメモリDM(3)とアドレスコント
ロールメモリADM(4) の異常の切り分け等の障害箇所
の判別が出来る。又、2つの監視パターンを監視す
ることにより、常時,クロスコネクト接続の有効な監視
を行うことが出来る。
【0008】
【実施例】図1の本発明のクロスコネクト監視方式の原
理図は、そのまま本発明の実施例のクロスコネクト監視
装置の構成を示し、図2は本発明のクロスコネクト監視
方式における2つの監視パターンの各挿入位置の例
を示す。図1と図2において、本発明の実施例のクロス
コネクト監視装置の構成は、入力のディジタル多重信号
の中のデータ部PAY LOAD以外のセクション管理情報SOH
の中の固定位置の空きタイムスロットZ2を検出して,そ
の空きタイムスロットZ2の中に,第1の特定の監視パタ
ーンを挿入する固定タイムスロット検出及び特定監視
パターン挿入回路(1) と、該入力信号の中のデータ部PA
Y LOAD内で, 該データ部PAY LOADが,スタッフ同期でマ
ルチフレーム構成を取る時の,各フレーム信号の中の何
れか1チャネルのパス管理情報POH のスタッフ同期に関
する情報領域H4〜Z5に生じる,位置は変化するが空き領
域の1バイト分V4を検出し, その空き領域V4の中に,第
2の監視パターンとして,出力先のアドレスデータを
挿入する空き領域検出及び出力先アドレスデータ挿入回
路(2) と、該特定監視パターンと出力先アドレスデータ
とが挿入された入力信号データを書込み格納するデータ
メモリDM(3) と、該データメモリに格納された入力信
号のデータの格納位置に対して,其の出力の読出位置
が、回線設定制御部(5) の出力の接続先の指定により,
任意に読み出されて出力がランダムとなる様にデータの
読出位置の制御を行うアドレスコントロールメモリAC
M(4) と、前記データメモリDM(3) から読み出された
出力信号の中から, それぞれ第1,第2の二つの監視パ
ターンの挿入位置を検出し,其のそれぞれの監視パ
ターンを取り込む第1の特定監視パターンの取込
回路(6) と, 第2の監視パターンの取込回路(7) と、
其の取込んだ第1の特定監視パターンを, 特定タイム
スロットの入れ換え設定の際に, アドレスコントロール
メモリ(4) から出力される制御信号により,特定監視パ
ターン割出回路(10)にて割出された参照用の特定監視パ
ターンと比較し照合する第1の比較回路(8) と、ま
た, 其の取込んだ第2の監視パターンを,アドレスコ
ントロールメモリACM(4)から出力されるクロスコネ
クト接続情報である出力先アドレスデータと比較し照合
する第2の比較回路(9) とより構成される。そして此の
本発明の実施例のクロスコネクト監視装置によれば、入
力信号のデータ部外の固定位置の空きタイムスロットZ2
への第1の監視パターンの挿入処理が故障となった場
合でも,クロスコネクトが行われるデータ部内の位置可
変の空きタイムスロットV4に挿入した第2の監視パター
ンにより、そのクロスコネクト接続された出力回線の
監視を可能とすることが出来る。
理図は、そのまま本発明の実施例のクロスコネクト監視
装置の構成を示し、図2は本発明のクロスコネクト監視
方式における2つの監視パターンの各挿入位置の例
を示す。図1と図2において、本発明の実施例のクロス
コネクト監視装置の構成は、入力のディジタル多重信号
の中のデータ部PAY LOAD以外のセクション管理情報SOH
の中の固定位置の空きタイムスロットZ2を検出して,そ
の空きタイムスロットZ2の中に,第1の特定の監視パタ
ーンを挿入する固定タイムスロット検出及び特定監視
パターン挿入回路(1) と、該入力信号の中のデータ部PA
Y LOAD内で, 該データ部PAY LOADが,スタッフ同期でマ
ルチフレーム構成を取る時の,各フレーム信号の中の何
れか1チャネルのパス管理情報POH のスタッフ同期に関
する情報領域H4〜Z5に生じる,位置は変化するが空き領
域の1バイト分V4を検出し, その空き領域V4の中に,第
2の監視パターンとして,出力先のアドレスデータを
挿入する空き領域検出及び出力先アドレスデータ挿入回
路(2) と、該特定監視パターンと出力先アドレスデータ
とが挿入された入力信号データを書込み格納するデータ
メモリDM(3) と、該データメモリに格納された入力信
号のデータの格納位置に対して,其の出力の読出位置
が、回線設定制御部(5) の出力の接続先の指定により,
任意に読み出されて出力がランダムとなる様にデータの
読出位置の制御を行うアドレスコントロールメモリAC
M(4) と、前記データメモリDM(3) から読み出された
出力信号の中から, それぞれ第1,第2の二つの監視パ
ターンの挿入位置を検出し,其のそれぞれの監視パ
ターンを取り込む第1の特定監視パターンの取込
回路(6) と, 第2の監視パターンの取込回路(7) と、
其の取込んだ第1の特定監視パターンを, 特定タイム
スロットの入れ換え設定の際に, アドレスコントロール
メモリ(4) から出力される制御信号により,特定監視パ
ターン割出回路(10)にて割出された参照用の特定監視パ
ターンと比較し照合する第1の比較回路(8) と、ま
た, 其の取込んだ第2の監視パターンを,アドレスコ
ントロールメモリACM(4)から出力されるクロスコネ
クト接続情報である出力先アドレスデータと比較し照合
する第2の比較回路(9) とより構成される。そして此の
本発明の実施例のクロスコネクト監視装置によれば、入
力信号のデータ部外の固定位置の空きタイムスロットZ2
への第1の監視パターンの挿入処理が故障となった場
合でも,クロスコネクトが行われるデータ部内の位置可
変の空きタイムスロットV4に挿入した第2の監視パター
ンにより、そのクロスコネクト接続された出力回線の
監視を可能とすることが出来る。
【0009】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、従
来方式の入力信号のデータ部外の固定位置の空きタイム
スロットのみに特定の監視パターンを挿入する方式の
欠点,即ち該監視パターンがデータメモリの中の特定
領域しか通過しないので, 入力信号のデータ部が実際に
書き込まれるデータメモリのデータ領域が監視されない
状態にあるという問題は解消される。また、本発明で
は, データ部内にも監視パターンを挿入して,2つの
監視パターンを使用するが、其のデータ部内に挿入
する監視パターンとして出力信号の接続先アドレスを
使用しているので、データメモリDMとアドレスコント
ロールメモリACMの一括監視とクロスコネクトの常時
の有効な監視とが可能になる効果がえられる。
来方式の入力信号のデータ部外の固定位置の空きタイム
スロットのみに特定の監視パターンを挿入する方式の
欠点,即ち該監視パターンがデータメモリの中の特定
領域しか通過しないので, 入力信号のデータ部が実際に
書き込まれるデータメモリのデータ領域が監視されない
状態にあるという問題は解消される。また、本発明で
は, データ部内にも監視パターンを挿入して,2つの
監視パターンを使用するが、其のデータ部内に挿入
する監視パターンとして出力信号の接続先アドレスを
使用しているので、データメモリDMとアドレスコント
ロールメモリACMの一括監視とクロスコネクトの常時
の有効な監視とが可能になる効果がえられる。
【図1】 本発明のクロスコネクト監視方式の基本構成
を示す原理図
を示す原理図
【図2】 本発明の実施例のクロスコネクト監視方式に
おける2つの監視パターンの挿入位置の例を示す図
おける2つの監視パターンの挿入位置の例を示す図
【図3】 従来のクロスコネクト監視方式の回路構成と
信号フレーム構成上の監視パターンの挿入位置の図
信号フレーム構成上の監視パターンの挿入位置の図
(1) は入力信号のセクション管理情報部SOH の固定位置
の空きタイムスロットZ2の検出及び特定監視パターン
の挿入回路、(2) は入力信号のデータ部PAY LOAD内の位
置可変の空きタイムスロットV4の検出及び監視パターン
の挿入回路、(3)はデータメモリDM、(4) はアドレ
スコントロールメモリACM、(5) は回線設定制御部、
(6) は出力信号からの固定タイムスロットZ2の検出及び
特定監視パターンの取込回路、(7) は出力信号の位置
可変の空きタイムスロットV4の検出及び監視パターン
の取込回路、(8) は特定監視パターンの比較回路、
(9) は監視パターンの比較回路、(10)は特定監視パタ
ーンの割出回路である。
の空きタイムスロットZ2の検出及び特定監視パターン
の挿入回路、(2) は入力信号のデータ部PAY LOAD内の位
置可変の空きタイムスロットV4の検出及び監視パターン
の挿入回路、(3)はデータメモリDM、(4) はアドレ
スコントロールメモリACM、(5) は回線設定制御部、
(6) は出力信号からの固定タイムスロットZ2の検出及び
特定監視パターンの取込回路、(7) は出力信号の位置
可変の空きタイムスロットV4の検出及び監視パターン
の取込回路、(8) は特定監視パターンの比較回路、
(9) は監視パターンの比較回路、(10)は特定監視パタ
ーンの割出回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 難波 謙三郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 西根 康資 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 桧山 信二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 一時記憶メモリ(3) への入力データの書
込みに対する出力データの読出しを制御すること(4) に
より、入力の高次群信号データのフレームを構成する複
数のタイムスロットの中の或るタイムスロットを,別の
タイムスロットと入れ換えて出力信号とするクロスコネ
クト接続の場合に、其のメモリ(3)の動作の正常/異常
を監視するクロスコネクト監視方式において、入力信号
のデータ部(PAY LOAD)外の管理情報部(SOH) の位置固定
の空きタイムスロット(Z2)に第1の監視パターンを挿
入(1) し、該データ部(PAY LOAD)が其の各タイムスロッ
トの間の同期が取られてマルチフレーム構成をとる時に
該データ部内の管理情報部(POH)に生じた位置可変の空
きタイムスロット(V4)に第2の監視パターンを挿入
(2) して、該メモリ(3)の出力データから該第1,第2
の二つの監視パターンを検出(6,7) し, 予め定めた
其れ等二つの監視パターンの各参照値と比較し照合
(8,9) して, 其の比較結果の一致/不一致により其のメ
モリ(3)の動作の正常/異常を監視することを特徴とす
るクロスコネクト監視方式。 - 【請求項2】 前記の第2の監視パターンが、クロス
コネクト接続先を指定する出力先アドレスであることを
特徴とする請求項1記載のクロスコネクト監視方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317173A JPH08172485A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | クロスコネクト監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317173A JPH08172485A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | クロスコネクト監視方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08172485A true JPH08172485A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18085275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317173A Withdrawn JPH08172485A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | クロスコネクト監視方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08172485A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0971202A2 (en) * | 1998-07-08 | 2000-01-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Measuring unit, management unit, drive unit, drive system, and measuring apparatus |
US6333915B1 (en) | 1997-07-03 | 2001-12-25 | Nec Corparation | On-line line monitor system |
US9479619B2 (en) | 2013-07-11 | 2016-10-25 | Fujitsu Limited | Transmission apparatus, transmission system, and transmission method |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6317173A patent/JPH08172485A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6333915B1 (en) | 1997-07-03 | 2001-12-25 | Nec Corparation | On-line line monitor system |
EP0971202A2 (en) * | 1998-07-08 | 2000-01-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Measuring unit, management unit, drive unit, drive system, and measuring apparatus |
EP0971202A3 (en) * | 1998-07-08 | 2000-05-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Measuring unit, management unit, drive unit, drive system, and measuring apparatus |
US9479619B2 (en) | 2013-07-11 | 2016-10-25 | Fujitsu Limited | Transmission apparatus, transmission system, and transmission method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |