JPH0817206A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JPH0817206A JPH0817206A JP6149409A JP14940994A JPH0817206A JP H0817206 A JPH0817206 A JP H0817206A JP 6149409 A JP6149409 A JP 6149409A JP 14940994 A JP14940994 A JP 14940994A JP H0817206 A JPH0817206 A JP H0817206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shade
- housing
- guide
- portions
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ハウジング成形時の成形金型の強度を確保し得
て、しかも、シェードの製作工程を削減することができ
る車両用灯具を提供する。 【構成】一対の爪部15bを有する凹部15cが1枚の
薄肉金属プレートからなるシェード15の一辺15aに
形成され、一辺15a側に向かって幅狭となる傾斜部1
5eが一辺15aと隣接するシェード15の二辺15d
に形成され、樹脂製のハウジング11に傾斜部15eの
中途部の幅W2よりも狭い間隔W1で離間する一対の案
内部11gとこの案内部11gの間に位置する係合部1
1hとが形成され、案内部11g間にシェード15を挿
入して案内部11gに傾斜部15eを摺接させることに
より爪部15bが互いに接近させられて係合部11hに
食い込み、この爪部15bの食い込みによりシェード1
5がハウジング11に固定される。
て、しかも、シェードの製作工程を削減することができ
る車両用灯具を提供する。 【構成】一対の爪部15bを有する凹部15cが1枚の
薄肉金属プレートからなるシェード15の一辺15aに
形成され、一辺15a側に向かって幅狭となる傾斜部1
5eが一辺15aと隣接するシェード15の二辺15d
に形成され、樹脂製のハウジング11に傾斜部15eの
中途部の幅W2よりも狭い間隔W1で離間する一対の案
内部11gとこの案内部11gの間に位置する係合部1
1hとが形成され、案内部11g間にシェード15を挿
入して案内部11gに傾斜部15eを摺接させることに
より爪部15bが互いに接近させられて係合部11hに
食い込み、この爪部15bの食い込みによりシェード1
5がハウジング11に固定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用灯具、特に樹脂
製のハウジングに金属プレートからなるシェードを設け
た車両用灯具に関するものである。
製のハウジングに金属プレートからなるシェードを設け
た車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3(A)に示すように、樹脂製
のハウジング1の前面開口1aをレンズ2で閉成すると
共に、ハウジング1に装着したバルブ3から出射された
光束の一部を遮断するシェード4,4をハウジング1に
固定した車両用灯具5が知られている。
のハウジング1の前面開口1aをレンズ2で閉成すると
共に、ハウジング1に装着したバルブ3から出射された
光束の一部を遮断するシェード4,4をハウジング1に
固定した車両用灯具5が知られている。
【0003】シェード4は、図3(B)に示すように、
その対向する縁部4a,4aに切り起こしによる爪部4
b,4bが一体に形成されていて、ハウジング1の上下
に位置する水平部1b,1bに所定間隔を存して略L字
状に形成された左右一対のレール部1c,1c間に挿入
することによりこのレール部1c,1cの内面に爪部4
c,4cが食い込んでハウジング1に固定されている。
その対向する縁部4a,4aに切り起こしによる爪部4
b,4bが一体に形成されていて、ハウジング1の上下
に位置する水平部1b,1bに所定間隔を存して略L字
状に形成された左右一対のレール部1c,1c間に挿入
することによりこのレール部1c,1cの内面に爪部4
c,4cが食い込んでハウジング1に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用灯具5にあっては、ハウジング11を
形成する金型のうちレール部1c,1cを成形する部分
の強度が弱いばかりでなく、爪4c,4cはシェード4
を打ち抜き工程により1枚の金属プレートから所定形状
に打ち抜いた後、切り起こし工程により爪4c,4cを
形成するために製作工程が増してコストが高騰してしま
うという問題が生じていた。
構成された車両用灯具5にあっては、ハウジング11を
形成する金型のうちレール部1c,1cを成形する部分
の強度が弱いばかりでなく、爪4c,4cはシェード4
を打ち抜き工程により1枚の金属プレートから所定形状
に打ち抜いた後、切り起こし工程により爪4c,4cを
形成するために製作工程が増してコストが高騰してしま
うという問題が生じていた。
【0005】また、レール部1c,1cの対向間隔とシ
ェード4の幅との寸法誤差によりシェード4が水平面内
で回転してズレが生じるという問題があった。
ェード4の幅との寸法誤差によりシェード4が水平面内
で回転してズレが生じるという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、ハウジング成形時の成形金型の強度を確保し得
て、しかも、シェードの製作工程を削減することができ
る車両用灯具を提供することを目的とする。
あって、ハウジング成形時の成形金型の強度を確保し得
て、しかも、シェードの製作工程を削減することができ
る車両用灯具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、1枚の薄肉金属プレート
からなるシェードの一辺に一対の爪部を有する凹部が形
成され、前記一辺と隣接する前記シェードの二辺に前記
一辺側に向かって幅狭となる傾斜部が形成され、前記傾
斜部の中途部の幅よりも狭い間隔で離間する一対の案内
部とこの案内部の間に位置する係合部とが樹脂製のハウ
ジングに形成され、前記案内部間に前記シェードを挿入
して前記案内部に前記傾斜部を摺接させることにより前
記爪部を互いに接近させて前記係合部に前記爪部を食い
込ませたことを要旨とする。
め、請求項1に記載の発明は、1枚の薄肉金属プレート
からなるシェードの一辺に一対の爪部を有する凹部が形
成され、前記一辺と隣接する前記シェードの二辺に前記
一辺側に向かって幅狭となる傾斜部が形成され、前記傾
斜部の中途部の幅よりも狭い間隔で離間する一対の案内
部とこの案内部の間に位置する係合部とが樹脂製のハウ
ジングに形成され、前記案内部間に前記シェードを挿入
して前記案内部に前記傾斜部を摺接させることにより前
記爪部を互いに接近させて前記係合部に前記爪部を食い
込ませたことを要旨とする。
【0008】
【作用】このような構成においては、一対の爪部を有す
る凹部が1枚の薄肉金属プレートからなるシェードの一
辺に形成され、この一辺側に向かって幅狭となる傾斜部
が一辺と隣接するシェードの二辺に形成され、樹脂製の
ハウジングに傾斜部の中途部の幅よりも狭い間隔で離間
する一対の案内部とこの案内部の間に位置する係合部と
が形成され、爪部が案内部間にシェードを挿入して案内
部に傾斜部を摺接させることにより互いに接近させられ
係合部に食い込み、この食い込みによりシェードがハウ
ジングに固定される。
る凹部が1枚の薄肉金属プレートからなるシェードの一
辺に形成され、この一辺側に向かって幅狭となる傾斜部
が一辺と隣接するシェードの二辺に形成され、樹脂製の
ハウジングに傾斜部の中途部の幅よりも狭い間隔で離間
する一対の案内部とこの案内部の間に位置する係合部と
が形成され、爪部が案内部間にシェードを挿入して案内
部に傾斜部を摺接させることにより互いに接近させられ
係合部に食い込み、この食い込みによりシェードがハウ
ジングに固定される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の車両用灯具の実施例を図1及
び図2に基づいて説明する。
び図2に基づいて説明する。
【0010】図2(A)において、車両用灯具10は、
ハウジング11と、ハウジング11にホットメルト材料
等からなるシール材12を介して保持されたレンズ13
と、ハウジング11に保持されたバルブ14と、ハウジ
ング11に保持されたシェード15,15とを備えてい
る。
ハウジング11と、ハウジング11にホットメルト材料
等からなるシール材12を介して保持されたレンズ13
と、ハウジング11に保持されたバルブ14と、ハウジ
ング11に保持されたシェード15,15とを備えてい
る。
【0011】ハウジング11には、その前面開口11a
に沿って係合溝11bが形成され、この係合溝11bに
シール材12が充填される。レンズ12は、その周縁部
に形成された脚部12aを係合溝11bに挿入すること
により前面開口11aを閉成するようにシール材12を
介してハウジング11に保持される。
に沿って係合溝11bが形成され、この係合溝11bに
シール材12が充填される。レンズ12は、その周縁部
に形成された脚部12aを係合溝11bに挿入すること
により前面開口11aを閉成するようにシール材12を
介してハウジング11に保持される。
【0012】また、図2(B)に示すように、ハウジン
グ11の後壁11cから上下の水平部11d,11d至
る部分には所定間隔を存して突起11e,11e,11
fが一体に形成されている。
グ11の後壁11cから上下の水平部11d,11d至
る部分には所定間隔を存して突起11e,11e,11
fが一体に形成されている。
【0013】突起11e,11eには、図1(A)に示
すように、その内面同士が開放端に向かって拡開する一
対の案内部11g,11gとなっている。
すように、その内面同士が開放端に向かって拡開する一
対の案内部11g,11gとなっている。
【0014】突起11fは突起11e,11eの中央に
位置していると共に、開放端側に向けて互いに接近する
係合部11h,11hを有している。
位置していると共に、開放端側に向けて互いに接近する
係合部11h,11hを有している。
【0015】シェード15は、一辺15aの中央に鋭角
な一対の爪部15b,15bを有する凹部15cと、一
辺15aと隣接する二辺15d,15dに一辺15a側
に向かって幅狭となるように傾斜する傾斜部15e,1
5eとが形成されている。また、シェード15は、爪部
15b,15b、凹部15c、傾斜部15e,15eが
同時に形成されるように打抜きにより1枚の薄肉金属プ
レートから対称形状に形成されている。さらに、ハウジ
ング11の案内部11g,11gの間隔W1は傾斜部1
5e,15eの中途部の幅W2よりも狭い間隔に設定さ
れている。尚、この中途部とは、シェード15をハウジ
ング11に固定した際の案内部11g,11gと傾斜部
15e,15eとの接点となる。
な一対の爪部15b,15bを有する凹部15cと、一
辺15aと隣接する二辺15d,15dに一辺15a側
に向かって幅狭となるように傾斜する傾斜部15e,1
5eとが形成されている。また、シェード15は、爪部
15b,15b、凹部15c、傾斜部15e,15eが
同時に形成されるように打抜きにより1枚の薄肉金属プ
レートから対称形状に形成されている。さらに、ハウジ
ング11の案内部11g,11gの間隔W1は傾斜部1
5e,15eの中途部の幅W2よりも狭い間隔に設定さ
れている。尚、この中途部とは、シェード15をハウジ
ング11に固定した際の案内部11g,11gと傾斜部
15e,15eとの接点となる。
【0016】上記の構成において、ハウジング11は、
射出成形等により前面開口11a、係合溝11b、後壁
11c、水平部11d、突起11e,11fが一体に形
成される。この際、ハウジング11を形成する金型は、
従来のレール部1cのような長尺で且つ薄肉な部分を形
成する必要がないため、金型強度を確保することができ
る。
射出成形等により前面開口11a、係合溝11b、後壁
11c、水平部11d、突起11e,11fが一体に形
成される。この際、ハウジング11を形成する金型は、
従来のレール部1cのような長尺で且つ薄肉な部分を形
成する必要がないため、金型強度を確保することができ
る。
【0017】一方、シェード15は、打抜加工機により
1枚の薄肉金属プレートから打抜かれる。この際、シェ
ード15は、この打抜かれた時点で爪部15b,15
b、凹部15c、傾斜部15e,15eが同時に形成さ
れるため、シェード15の製作工程は1工程で済む。
1枚の薄肉金属プレートから打抜かれる。この際、シェ
ード15は、この打抜かれた時点で爪部15b,15
b、凹部15c、傾斜部15e,15eが同時に形成さ
れるため、シェード15の製作工程は1工程で済む。
【0018】このようにして形成されたシェード15
は、案内部11g,11gの間にシェード15を挿入す
ると、案内部11g,11gに傾斜部15e,15eが
摺接して位置決めされつつ間隔W1と幅W2の差により
爪部11b,11bが互いに接近される。また、凹部1
5c内に突起11fの先端が臨む。
は、案内部11g,11gの間にシェード15を挿入す
ると、案内部11g,11gに傾斜部15e,15eが
摺接して位置決めされつつ間隔W1と幅W2の差により
爪部11b,11bが互いに接近される。また、凹部1
5c内に突起11fの先端が臨む。
【0019】そして、この爪部11b,11bが互いに
接近することにより、図1(B)に示すように、係合部
11h,11hに爪部11b,11bが食い込み、この
食い込みによりシェード15がハウジング11に固定さ
れる。
接近することにより、図1(B)に示すように、係合部
11h,11hに爪部11b,11bが食い込み、この
食い込みによりシェード15がハウジング11に固定さ
れる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用灯
具にあっては、ハウジングの案内部間にシェードを挿入
して案内部にシェードの傾斜部を摺接させることにより
シェードの爪部を互いに接近させてハウジングの係合部
に爪部を食い込ませたこことにより、ハウジング成形時
の成形金型の強度を確保し得て、しかも、シェードの製
作工程を削減することができる。
具にあっては、ハウジングの案内部間にシェードを挿入
して案内部にシェードの傾斜部を摺接させることにより
シェードの爪部を互いに接近させてハウジングの係合部
に爪部を食い込ませたこことにより、ハウジング成形時
の成形金型の強度を確保し得て、しかも、シェードの製
作工程を削減することができる。
【図1】本発明の車両用灯具を示し、(A)はシェード
装着前の要部の平面図、(B)はシェード装着状態の要
部の平面図である。
装着前の要部の平面図、(B)はシェード装着状態の要
部の平面図である。
【図2】同じく、(A)は車両用灯具の縦断面図、
(B)はシェード装着前の要部の斜視図である。
(B)はシェード装着前の要部の斜視図である。
【図3】従来の車両用灯具を示し、(A)は車両用灯具
の縦断面図、(B)はシェード装着前の要部の斜視図で
ある。
の縦断面図、(B)はシェード装着前の要部の斜視図で
ある。
10…車両用灯具 11…ハウジング 11g…案内部 11h…係合部 15…シェード 15a…一辺 15b…爪部 15c…凹部 15d…二辺 15e…傾斜部
Claims (1)
- 【請求項1】1枚の薄肉金属プレートからなるシェード
の一辺に一対の爪部を有する凹部が形成され、前記一辺
と隣接する前記シェードの二辺に前記一辺側に向かって
幅狭となる傾斜部が形成され、前記傾斜部の中途部の幅
よりも狭い間隔で離間する一対の案内部とこの案内部の
間に位置する係合部とが樹脂製のハウジングに形成さ
れ、前記案内部間に前記シェードを挿入して前記案内部
に前記傾斜部を摺接させることにより前記爪部を互いに
接近させて前記係合部に前記爪部を食い込ませたことを
特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6149409A JPH0817206A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6149409A JPH0817206A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0817206A true JPH0817206A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15474501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6149409A Pending JPH0817206A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817206A (ja) |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP6149409A patent/JPH0817206A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5180219A (en) | Vehicle headlamp assembly | |
US5113331A (en) | Vehicle headlamp assembly | |
US4128864A (en) | Sealed beam lamp unit | |
US4969072A (en) | Lamp reflector | |
JPH0817206A (ja) | 車両用灯具 | |
JP3136469B2 (ja) | 車輌用灯具 | |
KR100310070B1 (ko) | 차량용램프 | |
JPH08195107A (ja) | 車両用灯具 | |
US6616474B2 (en) | Bulb socket | |
JPH0810914Y2 (ja) | 照明器具 | |
JP2000082305A (ja) | 改良型ランプホルダを有する横向ランプを備える自動車用前照灯 | |
JP2520574Y2 (ja) | 車両用灯具 | |
JPH0999787A (ja) | エンドキャップ | |
US4549771A (en) | Composite structure and in particular a slide for a window raiser of an automobile vehicle | |
JPH1130208A (ja) | 取付構造 | |
JPH08310292A (ja) | 車両用灯具 | |
KR102095847B1 (ko) | 헤드라이닝 오버헤드 콘솔 조립 구조 | |
JP3326045B2 (ja) | 照明装置 | |
JP3229516B2 (ja) | ランプ付バニティミラーを備えた自動車用サンバイザー | |
JPH0733289Y2 (ja) | 遮熱構造を備える車両用灯具 | |
KR100224238B1 (ko) | 램프 하우징과 렌즈 체결구조 | |
JP2567031Y2 (ja) | ランプソケット | |
JPS634330Y2 (ja) | ||
JPH0122169Y2 (ja) | ||
JP3218915B2 (ja) | 車両用灯具 |