JP2000082305A - 改良型ランプホルダを有する横向ランプを備える自動車用前照灯 - Google Patents

改良型ランプホルダを有する横向ランプを備える自動車用前照灯

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JP2000082305A
JP2000082305A JP11249468A JP24946899A JP2000082305A JP 2000082305 A JP2000082305 A JP 2000082305A JP 11249468 A JP11249468 A JP 11249468A JP 24946899 A JP24946899 A JP 24946899A JP 2000082305 A JP2000082305 A JP 2000082305A
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Japan
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lamp
reflector
mounting
headlight
axis
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JP11249468A
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English (en)
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Maurice Montet
モンテ モーリス
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Valeo Vision SAS
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Valeo Vision SAS
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/50Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by aesthetic components not otherwise provided for, e.g. decorative trim, partition walls or covers
    • F21S41/55Attachment thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/19Attachment of light sources or lamp holders
    • F21S41/196Wire spring attachments

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプを、反射板に組み込んだランプホルダ
に直に取り付けることによって、ランプの取り替えを容
易にするとともに、組立てコストを下げる。 【解決手段】 自動車の前照灯、特にフォグランプは、
カバーレンズと共に反射板2内に取り付けられたランプ
を有し、このランプは、その軸線に対して直交する面と
交わるように、ランプの軸線を反射板の光軸に対して直
角にした状態で反射板内に取り付けられた取付手段を有
している。反射板は、プラスチック材を射出成形したも
のであり、光軸と平行な方向に金型から分離される。反
射板はベース部21と、少なくとも1つの側壁22を有
している。本発明によると、この側壁にはランプ取付孔
204が設けられ、これを包囲する反射板の基壁201
の外面は、金型から反射板を分離する方向のすくい角を
有している。この外面とランプ自体の取付手段との間に
おいて、当接部2011、2012、2013は、光軸
と平行する平面にランプの取付手段との係合面を有して
いる。本発明は、ランプを反射板に取り付けるための中
間部材を設ける必要性を無くすものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の前照灯に
関し、特に、軸線が反射板の光軸に対して直角に配向さ
れたランプを有する前照灯に関する。
【0002】
【従来の技術】前照灯のランプを前記のように配向する
と、ある種の利点が得られることは知られている。特
に、反射板のベースゾーンをビーム形成に利用できるよ
うになるが、これは、所望の測光を有するカットオフビ
ーム、とりわけ、フォグライト用のカットオフビーム等
のビームを自分で発生できる反射板の場合は、特に重要
である。
【0003】この種の公知の前照灯の別の利点は、ある
種の形状とすることにより、上方、側方または下方から
ランプにアクセスして、その取り替えをより容易にでき
るという事実にある。この種の前照ランプは、たとえば
フランス国特許公開第2 701 539号明細書に記載
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の前照灯
は、ランプの取り付けについては、反射板内の適宜の部
材に嵌合され、かつランプを受支する手段を含む特殊な
ランプホルダ、すなわち取付台を必要とするという欠点
がある。この種の取付台が存在すると、前照ランプの販
売コストが高くなるとともに、取り付けに要する時間も
かかる。また、ランプの取り替えは、ランプホルダを取
り外して、ランプを取り替えてから、ランプホルダを定
位置に戻さなければならないため、厄介な作業である。
【0005】さらに、この種のランプ取付台つまりラン
プホルダは、反射板のカバーガラスから透けて見えてし
まうため、消灯時における体裁が悪くなる。
【0006】本発明の目的は、従来技術の上記欠点を克
服して、反射板を、格別の慎重さを要することなく製造
しうるようにし、かつランプを、反射板の適宜の部材上
に直接に取付けたり、容易に交換できるようにした、横
向ランプを有する前照灯を提供することにある。
【0007】ちなみに、近代型反射板を成形によって形
成することは、製品の品質、販売コスト、および製造効
率にとって重要な要素である。これについては、単に従
来のランプホルダを構成する部品のコストを削減すると
いう理由だけで妥協するべきではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、カバー
レンズと共に反射板に取り付けられ、その軸線に対して
直角を成す平面に係合する取り付け手段を有し、反射板
の光軸に対してその軸線を直角にした状態で、反射板内
に取り付けられたランプを備え、反射板が、プラスチッ
ク材で射出成形され、その光軸と平行する方向に金型か
ら分離されることによって形成されるとともに、そのベ
ース部に隣接する少なくとも1つの側壁を有する自動車
の前照灯であって、ランプ取付孔が、前記少なくとも1
つの反射板の側壁に形成され、該ランプ取付孔を包囲す
る反射板の基壁の外面が、金型からの分離方向に対して
すくい角を有し、また前記外面とランプ取り付け手段と
の間に、前記光軸と平行する平面にあって、ランプ取り
付け手段と係合する当接面を限定するアダプタ手段が設
けられていることを特徴とする前照ランプが提供され
る。
【0009】本発明の種々の好ましい特徴を次に列記す
るが、本発明はこれらに限定されるものではなく、個別
に、または適宜に組み合わせて実施しうるものである。
【0010】−前記ランプ孔と、これを包囲する基壁
を、前記反射板側壁に設けた補強材内に形成する。−前
記補強材を、U字状の壁によって限定する。
【0011】−前記U字状の壁に、ランプの角位置を定
める少なくとも1つの位置決め素子を設ける。−前記U
字状の壁に、ランプの遮蔽板の締結ラグを受入れる少な
くとも1つの補強材を設ける。
【0012】−前記締結ラグに、ランプの位置を、その
軸線に対して横方向に偏倚させる弾性舌片を形成する部
分を設ける。−前記アダプタ手段は、前記外面から突出
し、反射板の製造過程で、成形によって一体形成された
複数の当接パッドを備えている。
【0013】−前記当接パッドを押圧する取り付け手段
によって、ランプを保持する部材を含む。−この保持部
材を、前記遮蔽板の締結ラグに接合されたヘアピン形の
ばねクリップからなるものとする。
【0014】−前記アダプタ手段は、ランプ孔を包囲
し、かつ前記外面と係合し、対向する第2縁部ととも
に、前記ランプ取り付け手段の着座面を限定する第1縁
部を有するほぼ円筒形のアダプタ部材を備えている。
【0015】−前記アダプタ部材の第1縁部と第2縁部
とは、本質的に、すくい角と等しい角度だけ、互いに傾
斜している平面内にある円からなっている。−アダプタ
部材の第1縁部は、一体成形によって形成され、前記外
面から突出するパッドに当接している。
【0016】−前記アダプタ部材は、差込装置によって
ランプを取り付ける切欠部を有している。−アダプタ部
材の第2縁部によって限定された前記当接面は、該部材
の軸線に対して直角を成す平面にあるラグ上に形成され
ている。−前記アダプタ部材は、金属薄板を圧延するこ
とによって形成されている。
【0017】本発明のさらなる特徴および利点は、添付
図面を参照して行う本発明の非限定的な好適実施例の説
明から、より明らかとなると思う。
【0018】
【実施態様】図1〜図3は、ランプ(10)および反射
板(20)、並びに図示しない公知のカバーレンズ、お
よび適宜のケーシングを含む前照灯を示す。ランプ(1
0)は、電球(12)内の軸線上に延びるフィラメント
(11)、および取付けカラー(13)を有している。
(14)は、電源コネクタである。
【0019】 反射板(20)は、ランプ(1
0)と協働して、たとえば霧透過ビーム等の所望のビー
ムを発生するベース部(21)を有している。また反射
板(20)は、本例では、横部材すなわち側部材(ただ
し、上下になるように位置を決めることもできる)であ
る2つの側壁(22)(23)を有している。側壁(2
2)における反射板のベース部(21)と隣接する領域
には、ランプ(10)をはめ込むためのランプホルダ
(200)が形成されている。
【0020】反射板(20)を、成形によって製造する
ためには、雌雄の金型が使用されるが、両金型の表面に
は、金型からの抜き方向に対して、すくい角(抜き勾
配)を設けなければならない。本例では、すくい角によ
り、側壁(22)(23)は、反射板の光軸(x−x)
に対して、抜き方向に傾斜させられている。
【0021】従来の前照灯では、ランプの取付けカラー
を、前照灯の軸線に対して直角な平面に取付けることに
よって、その取付位置を定めているが、ランプ(10)
を光軸(x−x)に対して直角に向けさせたい場合に
は、このランプ取付面を、光軸と平行に、すなわち抜き
外し方向としなければならないこととなる。これは、ラ
ンプ取付面を金型から抜き外す際に、問題を起こさせ
る。すなわち、所望のすくい角を形成することはできな
くなる。
【0022】図に示す前照灯では、ランプホルダ(20
0)は、反射板の製造過程において成形された特定の構
成によって、第1平面内に取付けられる。この構成は、
基壁(201)と、空洞部を形成し、かつたとえば7°
のすくい角を有するU字状壁(202)とからなってい
る。反射板(20)の基壁(201)には、ランプ(1
0)を貫通させるランプ取付孔(204)が設けられて
いる。この孔(204)の大きさは、基壁(201)と
の間に平らな肩部が形成されるように定められている。
また基壁(201)には、ランプ取付孔(204)を中
心として、H1,H4またはH7型ランプといった規格
に合った3つの基準ボス用の3つの分離した当接パッド
(2011)、(2012)(2013)が設けられて
いる。
【0023】これらの3つの当接パッドは、反射板(2
0)の光軸(x−x)と正確に平行をなす共通の平面上
にある。これら当接パッドの表面の面積は、限定されて
いて小さいため、これら当接パッドの表面にすくい角が
なくても、反射板を金型から容易に抜き外すことはでき
る。特に図4から分かるように、当接パッド(201
1)と(2012)とは、U字状壁(202)の湾曲部
の先端にあり、第3の当接パッド(2013)は、反射
板のベース部(21)と隣接する基壁(201)の中央
部にある。ランプ取付孔(204)の中心に対するこれ
ら当接パッドの角位置は、ランプの取付けカラー上に形
成されている基準ボス等に対応するように、使用するラ
ンプの型式に応じて定められる。
【0024】U字状壁(202)のベース領域には、凹
入部(2021)が形成されている。この凹入部(20
21)には、特に図3に示すように、ランプ(10)の
前面から光が直接出射するのを防止するためにランプ
(10)の前面に設けられた遮蔽板(マスク)(15)
の締結ラグ(151)が嵌合される。また締結ラグ(1
51)は、成形段階で凹入部(2021)の基部に形成
された受孔(2027)に嵌入された止めねじ(16)
によって固定されている。ランプ取付孔(204)の縁
部には、孔内でランプの向きを定めて、ランプが、その
軸線を中心とする正しい角位置をとれるようにする位置
決め突起(2022)が形成されている。図に示す形状
は、H7型ランプに適している。
【0025】特に図2、図3および図5に示すように、
遮蔽板(15)の締結ラグ(151)の外端には、18
0°折り返され、反射板の側壁(22)の外面とによっ
て、ランプを定位置に係止する、ヘアピン形の保持クリ
ップ(300)の保持部(152)が設けられている。
【0026】保持クリップ(300)は、ばね鋼ワイヤ
を曲げることによって、公知の要領で作られているが、
保持部(152)内に支持された保持杆(305)の両
端から延びる2つの分岐杆を有している。保持クリップ
(300)の2つの分岐杆は、それぞれおおむね真直で
あり、180°反転して折り返されたその終端部(30
2)に至る部分は、係止部(301)となっている。係
止部(301)と保持片(305)との間において、各
分岐杆には、V字をなすように曲げられた2つの中間部
(303)と(304)とからなる係合部が設けられて
いる。該V字の頂点は、本例ではランプ取付手段を構成
する取付けカラー(13)の外側と係合して、これを定
置係止するようになっている。
【0027】反射板のベース部(21)に隣接するU字
状壁(202)の自由端領域には、それぞれ切込部(2
025)が設けられている(図5参照)。ヘアピン形の
保持クリップ(300)の2又の係止部(301)は、
弾性変形によって、これらの切込部(2025)に嵌入
係合して、係止効果を生むようになっている。傾斜面を
なす2つの面取り部(2023)(2024)が、U字
状壁(202)を反射板の側壁(22)から分離する縁
部において、前記切込部(2025)に近接して設けら
れており、係止過程における係止部(301)の係合を
容易としている。
【0028】保持クリップ(300)の係止の解放は、
クリップの2つの分岐片を、手で挾圧して、切込部(2
025)から係止部(301)を解放することによっ
て、容易に行える。
【0029】この要領で、付属部品がなくても、反射板
の製造過程における成形によって、したがって、簡単か
つ安価な要領で一体形成された構成によって、ランプ取
付台を容易に得ることができ、、確実にランプを位置決
め保持することができ、しかも、金型からの分離の際に
必要なすくい角を確保することもできる。
【0030】次に、図6〜図8を参照して、ランプ(1
0)を、その軸線に対して側方向に高い精度で位置決め
できるようにする本発明の他の実施例を説明する。この
実施例では、上記した第1実施例とは対照的に、遮蔽板
の締結ラグ(151)には、打ち抜きにより永久変形さ
せて形成された弾性舌片(153)が設けられている。
図7および図8に示すように、この弾性舌片(153)
は、止めねじ(16)の受孔(2027)に隣接するゾ
ーンを打ち抜くことによって、孔(154)をあけ、か
つ孔(154)と遮蔽板(15)との間に、締結ラグ
(151)の長手方向に鍵孔形状のスロットを形成でき
る。
【0031】弾性舌片(153)は、内向きに変形させ
ることにより、ランプ(10)の取付けカラー(13)
の縁部に、弾性的に当接するようになっている。同時
に、ランプ取付孔(204)は、遮蔽板(15)の締結
ラグ(151)と直径方向に対向する領域で、取付孔
(204)を包囲する基壁(201)によって限定され
る2つのV字形の半径方向の係合面(2015)および
(2016)を有するような形状とされている。したが
って、弾性舌片(153)は、半径方向の係合面(20
15)(2016)に向かって(図8に矢印Fで示す)
取付けカラー(13)を偏倚させることにより、ランプ
の軸線に対して横方向に、ランプ(10)の取付けカラ
ー(13)を位置決めすることとなる。したがってこの
場合、所望の精度でランプを確実に位置決めするには、
特に、反射板の金型を設計する段階において、反射板の
ベース部に対する半径方向の係合面の相対位置を定める
だけで良い。
【0032】つぎに、図9および図10を参照して、本
発明の更なる実施例を説明する。この例ではヘアピン形
の係止クリップの代わりに、差込み部品によってランプ
(10)を締結するようになっている。より正確に言う
と、反射板におけるランプ取付領域は、ランプ取付孔
(204)が、反射板を金型から分離するのに要するす
くい角(通常7°)だけ傾斜した、全面が平滑で、平坦
な基壁(201)によって限定されているという点で、
前記の図面を参照して説明したものと類似している。本
例では、基壁(201)には、前記実施例に見られた着
座パッドは設けられていない。
【0033】この場合、ランプ取付台は、図9および図
10に示すように、ほぼ円筒形の金属の取付部材(50
0)を備えている。図9においては、円筒部を展開した
平坦状で示されている。円筒形の取付部材(500)
は、真直な上縁(501)と、円形母線に沿って曲げる
ことによって、取付部材(500)を円筒形に形成した
後、上縁(501)によって同時に形成される円を含む
平面に対して、7°傾斜した平面に連続円を形成するべ
く湾曲する下縁(501’)とを有している。
【0034】また取付部材は(500)は、90°外向
きに折り返されて、3つのほぼL字形の切欠部(50
5)と、3つのランプ着座部を形成する3つの当接パッ
ド(502)、(503)、(504)を有している。
【0035】また、円筒形の取付部材(500)を形成
するには、補強壁(512)と、2つの上下縁(51
0)(511)とを分離する線に沿って、約90°折り
曲げ、完成部品の中に、前記の補強用凹入部(202
1)の中へ密に突入しうる外向きに突出する部分を形成
する。このようにする目的は、取付部材(500)を反
射板に取り付ける際に、適切な角位置に正確に指標付け
できるようにするためである。
【0036】 取
付部材(500)を円筒形に形成した後、その下縁(5
01’)が、基壁(201)と係合するようになると、
取付部材(500)の上縁部(501)は、反射板の光
軸に対して直角を成す平面に延びる円を画成する。ラン
プは、同一平面に配設された3つの当接パッド(50
2)、(503)、(504)と係合することによっ
て、反射板内に正しく配向される。
【0037】 取付部材(500)を円筒形に形成
するには、図9に示す金属平板を圧延し、本例では、相
互係合される指片(506)とノッチ(507)とによ
って、この金属板の自由端を確実に接合することによっ
て行われる。最後に、大径の孔(509)を設けて、こ
れに止めねじ(16)を通し、前記実施例で説明した受
孔(2027)等に係合できるようにしてある。なお、
止めねじ(16)のためのドライバーを挿入できる、大
径の孔(508)は、孔(509)と直径方向に対向し
て設けられている。
【0038】さらに、図10に示すように、取付部材
(500)の縁部(510)、(511)(512)に
よって形成された開口部を、遮蔽板(15)の締結ラグ
(151)を嵌合させるのに使用できる。
【0039】次に、図11を参照して、前記実施例の変
形例を説明する。この変形例では、取付部材(500)
の下縁(501’)によって限定された下円について
は、すくい角に沿った傾斜する基壁(201)ではな
く、2つの当接パッド(2017)(2018)を含む
いくつかのパッドと接触させることができる。これらの
パッド(第1実施例のパッド(2011)〜(201
3)と同様)については、反射板の光軸と平行する平面
に並べて置くことができ、この場合、取付部材(50
0)は、それなりの高さの円筒形になるように修正され
る。
【0040】この種のパッドについては、当然その他い
かようにも配列でき、その場合、取付部材(500)の
下縁(501’)の形状については、場合に応じて、適
切に適合させられる。
【0041】次に図12を参照して、取付部材(50
0)のさらなる変形例を説明する。この取付部材は、図
9に同一符号で示したものと同一の構成を有している
が、その2つの端部は、筒形にした時に、ねじ回し工具
を挿入する孔(508)と同一の高さではなく、補強壁
(512)と同一の高さで接合される。この場合、止め
ねじ(16)は、閉鎖状態にある取付部材(500)の
保持を補助するというさらなる有益な機能を果たす。
【0042】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は、これらに限定されるものではなく、発明の範囲を
逸脱することなく、種々に修正変形できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、反射板の成形段階で、
ランプホルダを一体形成できるため、その分、コストお
よび時間を削減でき、またランプの取り替えも簡単に出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による前照灯の一部を示す正面図であ
る。
【図2】図1に示す前照灯の反射板におけるランプホル
ダの一部を断面して示す背面図である。
【図3】ランプホルダを含む反射板のベース領域の一部
を断面して示す平面図である。
【図4】ランプホルダの一部を示す平面図である。
【図5】保持クリップを備えるランプホルダの斜視図で
ある。
【図6】本発明におけるランプホルダの別の実施例を示
す斜視図である。
【図7】図6に示す第2実施例によるランプホルダに隣
接して取り付けられる締結ラグの斜視図である。
【図8】図7に示す締結ラグを備えるランプホルダの一
部斜視図である。
【図9】本発明のさらに別の実施例によるランプホルダ
に使用される取付部材の展開平面図である。
【図10】図9に示す部材の成形後の斜視図である。
【図11】本発明のさらに別の実施例によるランプホル
ダの、ランプの取付軸線に沿う平面図である。
【図12】本発明のさらなる変更実施例による取付部材
の展開平面図である。
【符号の説明】
(10) ランプ (11) フィラメント (12) 電球 (13) 取付けカラー (14) 電源コネクタ (15) 遮蔽板(マスク) (16) 止めねじ (20) 反射板 (21) ベース部 (22)(23)側壁 (151) 締結ラグ (152) 保持部 (153) 弾性舌片 (154) 孔 (200) ランプホルダ (201) 基壁 (202) U字状横壁 (204) ランプ取付孔 (300) 保持クリップ (301) 係止部 (302) 終端部 (303)(304)中間部 (305) 保持杆 (500) 取付部材 (501) 上縁 (501’) 下縁 (502)〜(504)当接パッド (505) 切欠部 (506) 指片 (505)(507)ノッチ (508) 孔 (509) 大径の孔 (510)(511)縁部 (512) 補強壁 (2011)〜(2013)当接パッド (2015) 係合面 (2016)〜(2018)パッド (2021) 凹入補強部 (2022) 位置決め突起 (2023)(2024)面取り部 (2025) 切込部 (2027) 受孔 (2011、2012、2013;500;500、2
01、2018) アダプタ手段 (F) 矢印 (x−x) 反射板の光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 101:10 F21Y 101:00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーレンズと共に反射板(20)内に
    取り付けられ、その軸線に対して直角を成す平面に係合
    する取り付け手段(13)を有し、軸線が前記反射板の
    光軸(x−x)に対して直角な状態で反射板内に取り付
    けられたランプ(10)を備え、前記反射板(20)
    が、プラスチック材で射出成形され、その光軸と平行す
    る方向に金型から分離されることによって形成されると
    ともに、そのベース部(21)に隣接する少なくとも1
    つの側壁(22)を有する自動車用前照ランプにおい
    て、ランプ取付孔(204)が、前記少なくとも1つの
    反射板の側壁(22)に形成され、前記ランプ取付孔を
    包囲する反射板の基壁(201)の外面が、金型からの
    分離方向に対してすくい角を有し、また前記外面と前記
    ランプ取り付け手段(13)との間には、前記取り付け
    手段と係合して、前記光軸と平行をなす面に位置する当
    接面を限定するアダプタ手段(2011)(2012)
    (2013);(500);(500)(201)(2
    018)が設けられていることを特徴とする前照灯。
  2. 【請求項2】 前記ランプ取付孔(204)と、これを
    包囲する前記基壁が、前記反射板の側壁に設けた補強材
    内に形成されていることを特徴とする請求項1記載の前
    照灯。
  3. 【請求項3】 前記補強材が、U字状の壁(202)に
    よって限定されていることを特徴とする請求項2記載の
    前照灯。
  4. 【請求項4】 前記U字状の壁(202)が、ランプの
    角位置を定める少なくとも1つの位置決め素子(202
    2)を有することを特徴とする請求項3記載の前照灯。
  5. 【請求項5】 前記U字状の壁(202)が、ランプの
    遮蔽板(15)の締結ラグ(151)を嵌合するため
    の、少なくとも1つの補強部(2021)を有すること
    を特徴とする請求項3または4記載の前照灯。
  6. 【請求項6】 前記締結ラグ(151)が、ランプに偏
    倚力をかけて、これをランプの軸線に対して横方向に位
    置決めする弾性舌片(153)を画成する部分を有する
    ことを特徴とする請求項5記載の前照灯。
  7. 【請求項7】 前記アダプタ手段が、前記外面から突出
    すると共に、反射板の製造過程で一体成形によって形成
    された複数の当接パッド(2011)(2012)(2
    013)を備えることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の前照灯。
  8. 【請求項8】 前記当接パッドを押圧する前記取り付け
    手段で、ランプを保持する部材(300)を含むことを
    特徴とする請求項7による前照灯。
  9. 【請求項9】 前記保持部材(300)が、前記遮蔽板
    の締結ラグ(151)に接合されたヘアピン形ばねクリ
    ップからなることを特徴とする請求項5または6と組み
    合わせた請求項8に記載の前照灯。
  10. 【請求項10】 前記アダプタが、前記ランプ取付孔
    (204)を包囲し、前記外面と係合する第1縁部(5
    01’)であって、これに対向する第2縁部(501)
    とともに、前記ランプ取り付け手段の当接部(502)
    (503)(504)を画成する第1縁部を有するほぼ
    円筒形の取付部材(500)を備えることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれかに記載の前照灯。
  11. 【請求項11】 前記取付部材の前記第1縁部(50
    1’)と第2縁部(501)とが、本質的にすくい角と
    等しい角度だけ互いに傾斜する平面に位置する円を形成
    していることを特徴とする請求項10記載の前照灯。
  12. 【請求項12】 前記取付部材の第1縁部(501’)
    が、成形によって一体形成され、前記外面から突出する
    パッド(2017)(2018)に当接していることを
    特徴とする請求項10記載の前照灯。
  13. 【請求項13】 前記取付部材(500)が、差込装置
    によってランプを取り付けるノッチ(505)を有する
    ことを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の
    前照灯。
  14. 【請求項14】 前記取付部材(500)の第2縁部
    (501)によって画成された前記当接部(502)
    (503)(504)が、前記取付部材の軸線に対して
    直角を成す平面にあるラグ上に形成されていることを特
    徴とする請求項10〜13のいずれかに記載の前照灯。
  15. 【請求項15】 前記取付部材(500)が、金属薄板
    を圧延することによって形成されていることを特徴とす
    る請求項10〜14のいずれかに記載の前照灯。
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