JP3218915B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JP3218915B2 JP3218915B2 JP11037495A JP11037495A JP3218915B2 JP 3218915 B2 JP3218915 B2 JP 3218915B2 JP 11037495 A JP11037495 A JP 11037495A JP 11037495 A JP11037495 A JP 11037495A JP 3218915 B2 JP3218915 B2 JP 3218915B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用灯具、特にレン
ズに隣接するフィニッシャーをハウジングに保持させた
車両用灯具に関するものである。
ズに隣接するフィニッシャーをハウジングに保持させた
車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用灯具としては、図5に示す
ように、車体形状に適合した所定形状のハウジング1
と、ハウジング1に形成された前面開口1aを閉成する
レンズ2と、ハウジング1に保持されたバルブ3とを備
えたものが一般的に使用され、車体の前後パネル、或は
バンパー等にその周囲に隙のないように装着される。
ように、車体形状に適合した所定形状のハウジング1
と、ハウジング1に形成された前面開口1aを閉成する
レンズ2と、ハウジング1に保持されたバルブ3とを備
えたものが一般的に使用され、車体の前後パネル、或は
バンパー等にその周囲に隙のないように装着される。
【0003】また、このような車両用灯具には、例え
ば、車体形状や車両用灯具の共通化、或は意匠的な観点
等の各種理由から、図4(A),(B)に示すように、
フィニッシャー4をレンズ2に隣接して設けたものもあ
る。
ば、車体形状や車両用灯具の共通化、或は意匠的な観点
等の各種理由から、図4(A),(B)に示すように、
フィニッシャー4をレンズ2に隣接して設けたものもあ
る。
【0004】このフィニッシャー4は、ベース5とレン
ズ6とで厚みのあるものとすると共に、レンズ6の内面
に塗装処理を施して外観上の奥行き感を持たせたもの等
が使用されている。
ズ6とで厚みのあるものとすると共に、レンズ6の内面
に塗装処理を施して外観上の奥行き感を持たせたもの等
が使用されている。
【0005】ベース5には、例えば、車体上下方向に離
間して、ベース5に一体に形成された係合片5aと、ネ
ジ7で固定された弾性を有する弾性片2bとが設けられ
ている。
間して、ベース5に一体に形成された係合片5aと、ネ
ジ7で固定された弾性を有する弾性片2bとが設けられ
ている。
【0006】一方、ハウジング1の側壁には、車体取付
用の舌部1bと、弾性片5a,5bと係合する係合部1
c,1dとが形成されている。
用の舌部1bと、弾性片5a,5bと係合する係合部1
c,1dとが形成されている。
【0007】そして、フィニッシャー4は、弾性片5a
を係合部1cに係合させた状態でこの係合部分を支点に
フィニッシャー4を回動させ、弾性片5aの弾性に抗し
つつ係合片5bを係合部1dに係合させることによりハ
ウジング1に装着される。
を係合部1cに係合させた状態でこの係合部分を支点に
フィニッシャー4を回動させ、弾性片5aの弾性に抗し
つつ係合片5bを係合部1dに係合させることによりハ
ウジング1に装着される。
【0008】また、この状態から、フィニッシャー4
は、弾性片5aの弾性に抗してフィニッシャー4全体を
持ち上げた後、このまま弾性片5aと係合部1cとの係
合部分を支点にフィニッシャー4を引き出し方向に回動
させることにより係合片5bと係合部1dとの係合が解
除され、これにより弾性片5aと係合部1cとの係合も
解除が可能となってハウジング1から離脱される。
は、弾性片5aの弾性に抗してフィニッシャー4全体を
持ち上げた後、このまま弾性片5aと係合部1cとの係
合部分を支点にフィニッシャー4を引き出し方向に回動
させることにより係合片5bと係合部1dとの係合が解
除され、これにより弾性片5aと係合部1cとの係合も
解除が可能となってハウジング1から離脱される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用灯具にあっては、フィニッシャー4を
離脱させる際には、弾性片5aの弾性に抗してフィニッ
シャー4全体を持ち上げた後、このままフィニッシャー
4を引き出し方向に回動させて係合片5bと係合部1d
との係合を解除させるという2段階の離脱操作を必要と
するが、このような異なった方向への操作は隙のない設
置状態の車両用灯具においてはその作業が困難であっ
た。
構成された車両用灯具にあっては、フィニッシャー4を
離脱させる際には、弾性片5aの弾性に抗してフィニッ
シャー4全体を持ち上げた後、このままフィニッシャー
4を引き出し方向に回動させて係合片5bと係合部1d
との係合を解除させるという2段階の離脱操作を必要と
するが、このような異なった方向への操作は隙のない設
置状態の車両用灯具においてはその作業が困難であっ
た。
【0010】また、このような作業性を向上させるため
に、弾性片5aの弾性力を少なくすることが考えられる
が、この場合にはフィニッシャー4の保持力が低下して
しまい、走行時の振動や衝撃によりフィニッシャー4が
脱落する虞がある。
に、弾性片5aの弾性力を少なくすることが考えられる
が、この場合にはフィニッシャー4の保持力が低下して
しまい、走行時の振動や衝撃によりフィニッシャー4が
脱落する虞がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、フィニッシャーの保持力を維持したまま離脱時
の作業性を向上させることができる車両用灯具を提供す
ることを目的とする。
あって、フィニッシャーの保持力を維持したまま離脱時
の作業性を向上させることができる車両用灯具を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ハウジングの前面開口が
レンズにより閉成され、前記ハウジングの側壁に所定間
隔を存する一対の係合部が設けられ、前記レンズに隣接
されるフィニッシャーの背面に前記一方の係合部に係合
する係合片並びに前記他方の係合部に弾発係合する弾性
片が設けられた車両用灯具において、前記ハウジングの
側壁に前記フィニッシャーの背面と対向するガイド部材
が設けられると共に、該ガイド部材に前記係合片側から
前記弾性片側に延び且つ前方に傾斜する傾斜面が形成さ
れ、前記フィニッシャーの背面に前記傾斜面と当接する
突部材が設けられていることを要旨とする。
め、請求項1に記載の発明は、ハウジングの前面開口が
レンズにより閉成され、前記ハウジングの側壁に所定間
隔を存する一対の係合部が設けられ、前記レンズに隣接
されるフィニッシャーの背面に前記一方の係合部に係合
する係合片並びに前記他方の係合部に弾発係合する弾性
片が設けられた車両用灯具において、前記ハウジングの
側壁に前記フィニッシャーの背面と対向するガイド部材
が設けられると共に、該ガイド部材に前記係合片側から
前記弾性片側に延び且つ前方に傾斜する傾斜面が形成さ
れ、前記フィニッシャーの背面に前記傾斜面と当接する
突部材が設けられていることを要旨とする。
【0013】
【作用】この様な請求項1に記載の構成においては、レ
ンズによりハウジングの前面開口が閉成され、所定間隔
を存する一対の係合部がハウジングの側壁に設けられ、
一方の係合部に係合する係合片並びに他方の係合部に弾
発係合する弾性片がレンズに隣接されるフィニッシャー
の背面に設けられ、フィニッシャーの背面と対向するガ
イド部材がハウジングの側壁に設けられ、係合片側から
弾性片側に延び且つ前方に傾斜する傾斜面がガイド部材
に形成され、傾斜面と当接する突部材がフィニッシャー
の背面に設けられ、フィニッシャーを弾性片の付勢に抗
して変位させると突部材が傾斜面に案内され、これによ
りフィニッシャーが前方に押し出される。
ンズによりハウジングの前面開口が閉成され、所定間隔
を存する一対の係合部がハウジングの側壁に設けられ、
一方の係合部に係合する係合片並びに他方の係合部に弾
発係合する弾性片がレンズに隣接されるフィニッシャー
の背面に設けられ、フィニッシャーの背面と対向するガ
イド部材がハウジングの側壁に設けられ、係合片側から
弾性片側に延び且つ前方に傾斜する傾斜面がガイド部材
に形成され、傾斜面と当接する突部材がフィニッシャー
の背面に設けられ、フィニッシャーを弾性片の付勢に抗
して変位させると突部材が傾斜面に案内され、これによ
りフィニッシャーが前方に押し出される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の車両用灯具の実施例を図1乃
至図3に基づいて説明する。
至図3に基づいて説明する。
【0015】図3において、車両用灯具10は、所定形
状に形成されたハウジング11と、ハウジング11に形
成された前面開口11aを閉成するレンズ12と、ハウ
ジング11に保持されたバルブ13と、レンズ12に隣
接するフィニッシャー14とを備えている。
状に形成されたハウジング11と、ハウジング11に形
成された前面開口11aを閉成するレンズ12と、ハウ
ジング11に保持されたバルブ13と、レンズ12に隣
接するフィニッシャー14とを備えている。
【0016】尚、前面開口11aの『前面』(前方)と
は、車体の前後を意味するものではなくバルブ13から
出射された照明光束の照射方向を基準とするもので、以
下、前後の基準とする。
は、車体の前後を意味するものではなくバルブ13から
出射された照明光束の照射方向を基準とするもので、以
下、前後の基準とする。
【0017】ハウジング11の開口縁部には前面開口1
1aに沿う溝11bが形成されている。また、ハウジン
グ11の側壁11cには、側方に向けて突出した車体取
付用の舌部11dと、車体上下方向に所定間隔を存する
係合部11e,11fが形成されている。さらに、ハウ
ジング11にはフィニッシャー14の背面14aに対向
するガイド部材11gが形成されている。
1aに沿う溝11bが形成されている。また、ハウジン
グ11の側壁11cには、側方に向けて突出した車体取
付用の舌部11dと、車体上下方向に所定間隔を存する
係合部11e,11fが形成されている。さらに、ハウ
ジング11にはフィニッシャー14の背面14aに対向
するガイド部材11gが形成されている。
【0018】溝11bには、図1(B)に示すように、
ホットメルト材料等のシール材15が充填されると共に
レンズ12の脚部12aが臨む。
ホットメルト材料等のシール材15が充填されると共に
レンズ12の脚部12aが臨む。
【0019】ガイド部材11gは、図2に示すように、
車体上下方向に所定間隔を存すると共に舌部11dから
前方に向けて突出された一対のホーク爪11h,11h
と、舌部11dから前方に向けて突出されたリブ11i
と、側壁11cに沿う補助リブ11jとを備えている。
車体上下方向に所定間隔を存すると共に舌部11dから
前方に向けて突出された一対のホーク爪11h,11h
と、舌部11dから前方に向けて突出されたリブ11i
と、側壁11cに沿う補助リブ11jとを備えている。
【0020】ホーク爪11h,11hは、その間にリブ
11iが交差していると共に、リブ11iの突出量より
も大きく突出されていて、これによりリブ11iの突出
端面よりも前方に溝11kが形成される。また、ホーク
爪11h,11hの先端は、図1(A)に示すように、
フィニッシャー14の背面14aに当接している。さら
に、ホーク爪11h,11hの先端は、図1(B)に示
すように、外側から溝11kに向かう程突出量が小さく
なるように傾斜された装着傾斜面11mとなっている。
11iが交差していると共に、リブ11iの突出量より
も大きく突出されていて、これによりリブ11iの突出
端面よりも前方に溝11kが形成される。また、ホーク
爪11h,11hの先端は、図1(A)に示すように、
フィニッシャー14の背面14aに当接している。さら
に、ホーク爪11h,11hの先端は、図1(B)に示
すように、外側から溝11kに向かう程突出量が小さく
なるように傾斜された装着傾斜面11mとなっている。
【0021】リブ11iは車体上下方向に延在されてい
ると共に、その突出端面には傾斜面11nが形成されて
いる。また、補助リブ11jも同様に車体上下方向に延
在されていると共に、その突出端面には傾斜面11pが
形成されている。尚、この傾斜面11n,11pの傾斜
方向等は後述する。
ると共に、その突出端面には傾斜面11nが形成されて
いる。また、補助リブ11jも同様に車体上下方向に延
在されていると共に、その突出端面には傾斜面11pが
形成されている。尚、この傾斜面11n,11pの傾斜
方向等は後述する。
【0022】フィニッシャー14は、ベース14bとレ
ンズ14cとで厚みのあるものとすると共に、レンズ1
4cの内壁にはプリズム(図示せず)が形成されてい
て、その内壁の表面に塗装処理を施して外観上の奥行き
感を持たせたもの等が使用されている。
ンズ14cとで厚みのあるものとすると共に、レンズ1
4cの内壁にはプリズム(図示せず)が形成されてい
て、その内壁の表面に塗装処理を施して外観上の奥行き
感を持たせたもの等が使用されている。
【0023】ベース14bには、例えば、車体下方寄り
の背面14aから後方に向けて突出された係合片14d
が一体に形成されている。また、ベース14bの背面1
4aには、車体上方寄りにネジ16を介して弾性を有す
る弾性片17が固定されている。さらに、ベース14b
の背面14aには、後方に向けてリブ14eが突出され
ている。しかも、ベース14bの背面14aには、ホー
ク爪11h,11hの先端が当接する当接面14f,1
4gが形成されている。また、リブ14dには傾斜面1
1nと当接する対向傾斜面14hが形成されている。
の背面14aから後方に向けて突出された係合片14d
が一体に形成されている。また、ベース14bの背面1
4aには、車体上方寄りにネジ16を介して弾性を有す
る弾性片17が固定されている。さらに、ベース14b
の背面14aには、後方に向けてリブ14eが突出され
ている。しかも、ベース14bの背面14aには、ホー
ク爪11h,11hの先端が当接する当接面14f,1
4gが形成されている。また、リブ14dには傾斜面1
1nと当接する対向傾斜面14hが形成されている。
【0024】係合片14dは係合部11fと係合すると
共に補助リブ11jの端面に当接している。また、弾性
片17は係合部11eに弾発係合している。傾斜面11
n,11pの傾斜方向は、係合片14dから弾性片17
に向かう程前方に向けて突出するように傾斜されてい
る。
共に補助リブ11jの端面に当接している。また、弾性
片17は係合部11eに弾発係合している。傾斜面11
n,11pの傾斜方向は、係合片14dから弾性片17
に向かう程前方に向けて突出するように傾斜されてい
る。
【0025】上記の構成において、フィニッシャー14
をハウジング11に装着する場合には、先ず、弾性片1
7を係合部11eに係合させた状態でこの係合部分を支
点にフィニッシャー14を後方に向けて回動させ、弾性
片17の弾性に抗しつつ係合片14dを係合部11fに
係合させる。
をハウジング11に装着する場合には、先ず、弾性片1
7を係合部11eに係合させた状態でこの係合部分を支
点にフィニッシャー14を後方に向けて回動させ、弾性
片17の弾性に抗しつつ係合片14dを係合部11fに
係合させる。
【0026】この際、リブ14eが装着傾斜面11mに
当接すると、この装着傾斜面11mの傾斜により溝11
kにリブ14eが案内され、リブ14eが溝11kに入
ることによりホーク爪11h,11hに挟持されて車体
左右方向の位置決めがされ、ホーク爪11h,11hの
先端(装着傾斜面11m)に背面14aが当接すること
により前後方向の位置決めがなされる。
当接すると、この装着傾斜面11mの傾斜により溝11
kにリブ14eが案内され、リブ14eが溝11kに入
ることによりホーク爪11h,11hに挟持されて車体
左右方向の位置決めがされ、ホーク爪11h,11hの
先端(装着傾斜面11m)に背面14aが当接すること
により前後方向の位置決めがなされる。
【0027】また、フィニッシャー14をハウジング1
1から離脱させる場合には、弾性片17の弾性に抗して
フィニッシャー14全体を車体上方へと持ち上げると、
各リブ11i,14eの傾斜面11n,14hの当接、
並びに係合片14dの傾斜面11pの当接により、傾斜
面11n,11pにリブ14e並びに係合片14dが案
内され、これにより弾性片17と係合部11eとの係合
部分を支点にフィニッシャー14が引き出し方向(前
方)に回動して係合片14dと係合部11fとの係合が
解除されてフィニッシャー14が離脱される。
1から離脱させる場合には、弾性片17の弾性に抗して
フィニッシャー14全体を車体上方へと持ち上げると、
各リブ11i,14eの傾斜面11n,14hの当接、
並びに係合片14dの傾斜面11pの当接により、傾斜
面11n,11pにリブ14e並びに係合片14dが案
内され、これにより弾性片17と係合部11eとの係合
部分を支点にフィニッシャー14が引き出し方向(前
方)に回動して係合片14dと係合部11fとの係合が
解除されてフィニッシャー14が離脱される。
【0028】ところで、上記実施例では、ガイド部材1
1gに2つの傾斜面11n,11pを設け、フィニッシ
ャー14を離脱させる際にこの傾斜面11n,11pに
案内される突部材としてリブ14e,係合片14dを設
けたものを開示したが、例えば、傾斜面11nにリブ1
4eを案内させ係合片14dは突部材として兼用せずに
傾斜面11pを廃止してもよいし、逆に傾斜面11nと
リブ14eとを廃止してもよい。
1gに2つの傾斜面11n,11pを設け、フィニッシ
ャー14を離脱させる際にこの傾斜面11n,11pに
案内される突部材としてリブ14e,係合片14dを設
けたものを開示したが、例えば、傾斜面11nにリブ1
4eを案内させ係合片14dは突部材として兼用せずに
傾斜面11pを廃止してもよいし、逆に傾斜面11nと
リブ14eとを廃止してもよい。
【0029】このように、車両用灯具10は、ハウジン
グ11にフィニッシャー14の背面14aと対向するガ
イド部材11gに係合片14d側から弾性片17側に延
び且つ前方に傾斜する傾斜面11n(傾斜面11p)が
形成される共に、フィニッシャー14背面14aに傾斜
面11n(傾斜面11p)と当接する突部材としてのリ
ブ14e(係合片14d)が設けられていることによ
り、フィニッシャー14を弾性片17の付勢に抗して変
位させるだけでフィニッシャー14の離脱が可能とな
り、隙のない車体からのフィニッシャー14の離脱作業
性が向上される。
グ11にフィニッシャー14の背面14aと対向するガ
イド部材11gに係合片14d側から弾性片17側に延
び且つ前方に傾斜する傾斜面11n(傾斜面11p)が
形成される共に、フィニッシャー14背面14aに傾斜
面11n(傾斜面11p)と当接する突部材としてのリ
ブ14e(係合片14d)が設けられていることによ
り、フィニッシャー14を弾性片17の付勢に抗して変
位させるだけでフィニッシャー14の離脱が可能とな
り、隙のない車体からのフィニッシャー14の離脱作業
性が向上される。
【0030】また、突部材として係合片14dで兼用す
れば、その成形コストの削減並びに金型成形の容易化を
実現することができる。
れば、その成形コストの削減並びに金型成形の容易化を
実現することができる。
【0031】さらに、傾斜ガイド部材11gの先端をフ
ィニッシャー14の背面14aに当接させることにより
フィニッシャー14の前後方向の位置決めが可能とな
る。
ィニッシャー14の背面14aに当接させることにより
フィニッシャー14の前後方向の位置決めが可能とな
る。
【0032】しかも、突部材を傾斜面11nに沿って対
向するリブ14eとすることにより互いの傾斜面11
n,14hによりフィニッシャー14を離脱させる際の
変位に案内を即座に対応させることができ、傾斜ガイド
部材11gにリブ14eを挟持する溝部11kを形成す
ることによりフィニッシャー14の左右方向の位置決め
が可能となる。
向するリブ14eとすることにより互いの傾斜面11
n,14hによりフィニッシャー14を離脱させる際の
変位に案内を即座に対応させることができ、傾斜ガイド
部材11gにリブ14eを挟持する溝部11kを形成す
ることによりフィニッシャー14の左右方向の位置決め
が可能となる。
【0033】また、傾斜ガイド部材11gの先端にはリ
ブ14eの先端を溝部11kに案内するように傾斜設定
された装着傾斜面11mが形成されていることにより、
フィニッシャー14をハウジング11に装着する際の作
業性が向上されると共に位置決めを容易に行うことがで
きる。
ブ14eの先端を溝部11kに案内するように傾斜設定
された装着傾斜面11mが形成されていることにより、
フィニッシャー14をハウジング11に装着する際の作
業性が向上されると共に位置決めを容易に行うことがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用灯
具にあっては、ハウジングの側壁にフィニッシャーの背
面と対向するガイド部材が設けられると共に、ガイド部
材に係合片側から弾性片側に延び且つ前方に傾斜する傾
斜面が形成され、フィニッシャーの背面に傾斜面と当接
する突部材が設けられていることにより、フィニッシャ
ーの保持力を維持したまま離脱時の作業性を向上させる
ことができる。
具にあっては、ハウジングの側壁にフィニッシャーの背
面と対向するガイド部材が設けられると共に、ガイド部
材に係合片側から弾性片側に延び且つ前方に傾斜する傾
斜面が形成され、フィニッシャーの背面に傾斜面と当接
する突部材が設けられていることにより、フィニッシャ
ーの保持力を維持したまま離脱時の作業性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明の車両用灯具を示し、(A)は要部の縦
断面図、(B)は要部の平断面図である。
断面図、(B)は要部の平断面図である。
【図2】同じく、フィニッシャー装着前の車両用灯具の
正面図である。
正面図である。
【図3】同じく、ハウジングの側面図である。
【図4】従来の車両用灯具を示し、(A)は要部の縦断
面図、(B)は要部の平断面図である。
面図、(B)は要部の平断面図である。
【図5】同じく、フィニッシャー装着前の車両用灯具の
正面図である。
正面図である。
10…車両用灯具 11…ハウジング 11c…側壁 11f…係合部 11g…ガイド部材 11n…傾斜面 11p…傾斜面 12…レンズ 14…フィニッシャー 14a…背面 14d…係合片(突部材) 14e…リブ(突部材) 17…弾性片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60Q 1/00 F21S 8/10
Claims (5)
- 【請求項1】ハウジングの前面開口がレンズにより閉成
され、前記ハウジングの側壁に所定間隔を存する一対の
係合部が設けられ、前記レンズに隣接されるフィニッシ
ャーの背面に前記一方の係合部に係合する係合片並びに
前記他方の係合部に弾発係合する弾性片が設けられた車
両用灯具において、 前記ハウジングに前記フィニッシャーの背面と対向する
ガイド部材が設けられると共に、該ガイド部材に前記係
合片側から前記弾性片側に延び且つ前方に傾斜する傾斜
面が形成され、前記フィニッシャーの背面に前記傾斜面
と当接する突部材が設けられていることを特徴とする車
両用灯具。 - 【請求項2】前記突部材は前記係合片で兼用しているこ
とを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 - 【請求項3】前記ガイド部材の先端は前記フィニッシャ
ーの背面に当接していることを特徴とする請求項1に記
載の車両用灯具。 - 【請求項4】前記突部材は前記傾斜面に沿って対向する
リブであり、前記傾斜ガイド部材には前記リブを挟持す
る溝部が形成されていることを特徴とする請求項1に記
載の車両用灯具。 - 【請求項5】前記傾斜ガイド部材の先端には前記リブの
先端を前記溝部に案内するように傾斜設定された装着傾
斜面が形成されていることを特徴とする請求項4に記載
の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11037495A JP3218915B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11037495A JP3218915B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306203A JPH08306203A (ja) | 1996-11-22 |
JP3218915B2 true JP3218915B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=14534193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11037495A Expired - Fee Related JP3218915B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218915B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6580026B1 (en) | 1999-06-30 | 2003-06-17 | Catalysts & Chemicals Industries Co., Ltd. | Photovoltaic cell |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP11037495A patent/JP3218915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6580026B1 (en) | 1999-06-30 | 2003-06-17 | Catalysts & Chemicals Industries Co., Ltd. | Photovoltaic cell |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08306203A (ja) | 1996-11-22 |
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