JP2009120072A - 車両用のリヤバンパ - Google Patents

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Naoki Koshio
直紀 小塩
Makoto Yoshikawa
誠 吉川
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Abstract

【課題】バンパ本体の上端部の前端と、ライセンスプレート取り付け部の上端との車両前後方向の長さが長くなっても成形できる車両用のリヤバンパを提供する。
【解決手段】バンパ本体2とライセンスランプ取り付け部材3とを一体に成形し、ライセンスランプ取り付け部材3を横軸芯周りに折曲してバンパ本体2の開口8の下方の裏面10に固定し、ライセンスランプ取り付け部材3に取付けたライセンスランプ7でライセンスプレート11を照らす車両用のバンパであって、ライセンスランプ取り付け部材3とバンパ本体2の間に連結部材12を介在させ、ライセンスランプ取り付け部材3と連結部材12の間に車幅方向に沿う第1薄肉ヒンジ部H1を設け、連結部材12とバンパ本体2の間に車幅方向に沿う第2薄肉ヒンジ部H2を設けてある。
【選択図】図5

Description

本発明は、
ライセンスプレート取り付け部を備えたバンパ本体と、前記バンパ本体の上端部に連なるライセンスランプ取り付け部材とを一体に成形し、
前記バンパ本体のライセンスプレート取り付け部の上方に、ライセンスランプの光を通す開口を形成し、
前記ライセンスランプ取り付け部材を前記バンパ本体に対して車幅方向に沿う横軸芯周りに折曲自在に構成し、
前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲して前記バンパ本体の前記開口の下方の裏面に固定し、前記ライセンスランプ取り付け部材に取付けた前記ライセンスランプでライセンスプレートを照らす車両用のリヤバンパに関する。
特許文献1に開示されているように、この種のリヤバンパでは、バンパ本体の上部の前端部にフランジを立設してある。そして、側面視でライセンスランプ取り付け部材を屈曲形成し、その下側の一片の後端部を前記フランジの付け根に接続し、前記一片の前端部から立ち上がる他片にライセンスランプ取り付け部を設け、ライセンスランプ取り付け部から延出した延出部にバンパ本体の裏面に対する固定部を設けてある。
従来、このようなリヤバンパには、ライセンスランプ取り付け部材の前記一片の後端部とフランジの付け根との間に、車幅方向に沿う単一の薄肉ヒンジ部を設けてあった(特許文献1の図2参照)。そして、ライセンスランプ取り付け部材を薄肉ヒンジ部を中心に折曲し、バンパ本体の前記開口の下方の裏面に前記固定部を固定することで、ライセンスランプを後ろ下方に向かせてライセンスプレートを照らすようにしてあった。この構造により、バンパ本体とライセンスランプ取り付け部材とを別体に形成した構造に比べて部品点数の削減を図ることができる等の効果を得ている。
このリヤバンパを成形する場合、ライセンスランプ取り付け部材の前記他片とバンパ本体のフランジとの間に対応する空間にスライド型を配置し、樹脂材料をキャビティに供給した後にスライド型を上方に型抜きして成形している。
特開平6−262980号公報
しかしながら、上記従来の構造によれば次のような問題があった。
(1) 車両のデザイン等の関係(例えば、バックドアよりもバンパが突出したデザイン)で上面が前後に長いバンパを採用することにより、図7(a)に示すように、バンパ本体2の上端部の上壁部5の車両前方側Frの前端5Aが、バンパ本体2のライセンスプレート取り付け部1の上端1Jから車両前方側Frに大きく離れて位置して、バンパ本体2の上端部の前端5Aと、ライセンスプレート取り付け部1の上端1Jとの車両前後方向の長さLが長くなることがある。つまり、特許文献1の図3における薄肉ヒンジ部7がライセンスランプ取り付け部材よりも車両前方側に大きく離れて位置することがある。
このような構造では、ライセンスランプ取り付け部材3のライセンスランプ取り付け部9の端部とバンパ本体2の上壁部5の前端5Aとの間のライセンスランプ取り付け部材3の前記一片30が車両前後方向に長くなり、ライセンスランプ取り付け部9と前記一片30とが成す角度θが90度よりも小さくなる。
ところが、この種のリヤバンパを成形する場合、前述のようにライセンスランプ取り付け部9とフランジ6の間に対応する空間にスライド型を配置して成形しており、前記角度θが90度よりも小さいとスライド型がアンダーカットになって(符号50がアンダーカットの部分である)上方に型抜きできなくなり、成形不可能になる。図7(a)において符号13は固定部、Hは薄肉ヒンジ部、O1は薄肉ヒンジ部の横軸芯、16は係合孔、15は係合孔16に係合する係合爪、14はランプ取付け孔、11はライセンスプレート、8は開口、10はバンパ本体の裏面である。
(2) 図7(b)に示すように、スライド型を上方に型抜きできるように、ライセンスランプ取り付け部9を鉛直にすると、前記角度θは変更できないことから前記一片30が前下方に倒れた姿勢になり、ライセンスプレート取り付け部1の車両前方側Frに対応する空間に配置するコア型がアンダーカットになって(符号50がアンダーカットの部分である)型抜きできなくなり、成形不可能になる。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、バンパ本体の上端部の前端と、ライセンスプレート取り付け部の上端との車両前後方向の長さが長くなってもライセンスランプ取り付け部材をバンパ本体と一体に成形できる車両用のリヤバンパを提供する点にある。
本発明の特徴は、
ライセンスプレート取り付け部を備えたバンパ本体と、前記バンパ本体の上端部に連なるライセンスランプ取り付け部材とを一体に成形し、
前記バンパ本体のライセンスプレート取り付け部の上方に、ライセンスランプの光を通す開口を形成し、
前記ライセンスランプ取り付け部材を前記バンパ本体に対して車幅方向に沿う横軸芯周りに折曲自在に構成し、
前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲して前記バンパ本体の前記開口の下方の裏面に固定し、前記ライセンスランプ取り付け部材に取付けた前記ライセンスランプでライセンスプレートを照らす車両用のリヤバンパであって、
前記ライセンスランプ取り付け部材とバンパ本体の間に、前記ライセンスランプ取り付け部材とバンパ本体を連結する連結部材を介在させ、
前記ライセンスランプ取り付け部材と連結部材の間に車幅方向に沿う第1薄肉ヒンジ部を設け、前記連結部材とバンパ本体の間に車幅方向に沿う第2薄肉ヒンジ部を設けてある点にある。(請求項1)
この構成により、リヤバンパを成形型で成形する場合、ライセンスランプ取り付け部材や連結部材を、リヤバンパの成形型にてリヤバンパと一体に容易に型抜きできる形状に成形することができる。そして、成形後に、ライセンスランプ取り付け部材を連結部材に対して第1薄肉ヒンジ部を中心に折曲するとともに、連結部材をバンパ本体に対して第2薄肉ヒンジ部を中心に折曲し、連結部材に対するライセンスランプ取り付け部材の傾きと、バンパ本体に対する連結部材の傾きとを、バンパ本体に対する組付け姿勢に対応した傾きに設定して、ライセンスランプ取り付け部材をバンパ本体の裏面に固定することができる。
これにより、バンパ本体の上端部の前端と、ライセンスプレート取り付け部の上端との車両前後方向の長さが長くなってもリヤバンパの成形型で型抜きすることができて、複雑な型構成とすることなくライセンスランプ取り付け部材が一体となったリヤバンパを成形することができるようになる。従って、リヤバンパの形状の制限が緩和されて、設計の自由度を向上させることができる。
さらに、ライセンスランプ取り付け部材をバンパ本体の裏面に固定した組付けた状態では、ライセンスランプ取り付け部材の上部が連結部材によってバンパ本体に取付けられているから、ライセンスランプの振動を防止できるとともに、取付け空間の狭い部位であるライセンスランプ取り付け部の上方でのライセンスランプ取り付け部材の固定を不要にすることができて作業性を向上することができる。また、固定用の上部の空間の確保を不要にすることができて、リヤバンパの形状の自由度を向上することができる。(請求項1)
本発明において、
前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲する前の状態において、前記ライセンスランプ取り付け部材のライセンスランプ取り付け部を、前記ライセンスランプ取り付け部材の前記バンパ本体の裏面に対する固定部よりも上方に配置するとともに、前記第1薄肉ヒンジ部を、前記ライセンスランプ取り付け部と固定部の間の前記ライセンスランプ取り付け部材の上下方向中間部と前記連結部材との間に介在させ、前記固定部を前記ライセンスランプ取り付け部の下端部から後ろ下方に延出してあると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲する前の状態において、ライセンスランプ取り付け部材のライセンスランプ取り付け部を、ライセンスランプ取り付け部材の前記バンパ本体の裏面に対する固定部よりも上方に配置してあり、固定部をライセンスランプ取り付け部の下端部から後ろ下方に延出してあるから、成形の際に固定部が車両前方側に張り出すことを回避することができて、成形型を車両前後方向で短くすることができる。
そして、成形後に第1薄肉ヒンジ部を中心にライセンスランプ取り付け部材を連結部材に対して折曲して、ライセンスランプ取り付け部が下側で固定部が上側に反転させるとともに、第2薄肉ヒンジ部を中心に連結部材をバンパ本体に対して折曲し、ライセンスランプ取り付け部が上側で固定部が下側の組付け姿勢にして、固定部をバンパ本体の裏面に固定することができる。(請求項2)
本発明において、
前記ライセンスランプ取り付け部材の車幅方向の端部を前記連結部材よりも車幅方向外側に延出し、その延出端部に前記ライセンスランプ取り付け部を設け、
前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲する前の状態において、前記固定部を前記ライセンスランプ取り付け部の下端部から後ろ下方に延出してあると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
車幅方向でライセンスランプ取り付け部と固定部を同じ位置となる近傍に配置することができて、ライセンスランプの振動を防止できる。前記連結部材と前記固定部を車幅方向で異なる位置に配置でき、成形が容易となって成形型を小型化することができる。(請求項3)
前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲する前の状態において、前記ライセンスランプ取り付け部材のライセンスランプ取り付け部を、前記ライセンスランプ取り付け部材の前記バンパ本体の裏面に対する固定部よりも下方に配置するとともに、前記第1薄肉ヒンジ部を前記ライセンスランプ取り付け部材の下端部と前記連結部材との間に介在させてあると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
前記第1薄肉ヒンジ部を前記ライセンスランプ取り付け部材の下端部と前記連結部材との間に介在させてあるから、成形後に第1薄肉ヒンジ部を中心にライセンスランプ取り付け部材を連結部材に対して折曲するとともに、第2薄肉ヒンジ部を中心に連結部材をバンパ本体に対して折曲し、ライセンスランプ取り付け部が上側で固定部が下側の組付け姿勢にして、固定部をバンパ本体の裏面に固定することができる。(請求項4)
本発明において、
前記固定部と、前記バンパ本体の裏面に設けた被固定部とのいずれか一方に係合爪を設け、他方に係合孔を設けてあると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
固定部と、前記バンパ本体の裏面に設けた被固定部との固定作業(組付け作業)を簡単化できる。ライセンスプレート取り付け部はライセンスプレートで覆われるので、表側への影響(ヒケ等)を考慮する必要がなくなり、ライセンスプレート取り付け部の裏側の係合構造が制限されることがなく、係合構造を容易に成形することができる。(請求項5)。
本発明によれば、
バンパ本体の上端部の前端と、ライセンスプレート取り付け部の上端との車両前後方向の長さが長くなってもライセンスランプ取り付け部材をバンパ本体と一体に成形できる車両用のリヤバンパを提供することができた。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の説明におけるライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲する前の状態とは、型成形時のバンパ形状であり、これに付随する説明で方向に関してはバンパ本体を車両搭載の姿勢にした時の状態で説明する。図1,図2に車両用のバンパとしての自動車のリヤバンパ100を示してある。このリヤバンパ100は、車幅方向中央部にライセンスプレート取り付け部1を備えたバンパ本体2と、バンパ本体2の車幅方向中央部の上端部に連なり、この上端部から上方に立ち上がる板状のライセンスランプ取り付け部材3とを、成形型を用いて樹脂材により一体に成形して構成してある。
図4に示すように、ライセンスプレート取り付け部1は車両前方側Frに少し倒れた平坦な傾斜面に形成されている。そして、このライセンスプレート取り付け部1の上方に、車両後方側に張り出してライセンスプレート取り付け部1の上方を覆う断面コの字状の張り出し部4を膨出形成してある。張り出し部4の上壁5はライセンスプレート取り付け部1よりも車両前方側Frに長く延びており、上壁5の車両前方側Frの前端5Aとライセンスプレート取り付け部1の上端部1Jとの車両前後方向における長さが長くなっている。ライセンスプレート取り付け部1の下端部の車両前方側Frにはバンパメンバ(図示せず)が配置されている。
上壁5の車両前方側Frの前端部からフランジ6が垂直に立ち上がっており、このフランジ6の上端部6Jに、リヤバンパ100の前方のバックパネル(図示せず)の上端部に設けたウエザストリップが上方から圧接する。
また、バンパ本体2のライセンスプレート取り付け部1の上方である張り出し部4の下壁26に、ライセンスランプ7(図5参照)の光を通す左右一対の開口8を形成してある。
図1に示すように、前記ライセンスランプ取り付け部材3に左右一対のライセンスランプ取り付け部9を設けてある。このライセンスランプ取り付け部9は、ライセンスランプ取り付け部材3の車幅方向の端部に長方形のランプ取付け孔14を形成して構成してある。前記開口8の車幅方向における長さは、ライセンスランプ取り付け部9の車幅方向における長さよりも長く設定されている。
さらに、図4,図5に示すように、ライセンスランプ取り付け部材3をバンパ本体2に対して車幅方向に沿う横軸芯O1,O2周りに折曲自在に構成し、ライセンスランプ取り付け部材3を横軸芯O1,O2周りに折曲してバンパ本体2の前記開口8の下方の裏面10に固定し、ライセンスランプ取り付け部材3の左右一対のライセンスランプ取り付け部9に各別に取付けた左右一対のライセンスランプ7でライセンスプレート11を上方から照らすように構成してある。ライセンスランプ7の光は前記開口8を通ってライセンスプレート11に照射される。
詳述すると、ライセンスランプ取り付け部材3とバンパ本体2の間に、ライセンスランプ取り付け部材3とバンパ本体2を連結する板状の連結部材12を介在させ、ライセンスランプ取り付け部材3と連結部材12の間に車幅方向(車両の左右方向)に沿う第1薄肉ヒンジ部H1を設け、連結部材12とバンパ本体2の間に車幅方向に沿う第2薄肉ヒンジ部H2を設けてある。連結部材12には四角形の大きな開口40を形成してある。
連結部材12は縦断面L字状に形成され、ライセンスランプ取り付け部材3を前記横軸芯、すなわち第1薄肉ヒンジ部H1の軸芯O1と第2薄肉ヒンジ部H2の軸芯O2周りに折曲する前の状態において、連結部材12の一片12Aは、張り出し部4の上壁5の車両前方側Frの前端部から車両前方側Frに延びて前上がりに少し傾斜している。連結部材12の他片12Bは、一片12Aの前端部から上方に延びて車両前方側Frに少し倒れている。成形型で成形する場合、張り出し部4のフランジ6と、連結部材12の一片12Aと、連結部材12の他片12Bとで囲まれる空間に対応する空間内に成形型(スライド型)を配置し、この成形型を上方に型抜きして成形する。連結部材12を上記のように形成してあるからアンダーカットの部分がなくなり円滑に型抜きすることができる。
また、ライセンスランプ取り付け部材3を前記横軸芯O1,O2周りに折曲する前の状態において、ライセンスランプ取り付け部材3のライセンスランプ取り付け部9を、ライセンスランプ取り付け部材3のバンパ本体2の裏面10に対する固定部13よりも上方に配置するとともに、第1薄肉ヒンジ部H1を、ライセンスランプ取り付け部9と固定部13の間のライセンスランプ取り付け部材3の上下方向中間部と連結部材12の上端部との間に介在させてある。
つまり、ライセンスランプ取り付け部材3の左右両端部(車幅方向の端部に相当)を連結部材12よりも車幅方向外側W2に延出し、その延出端部にライセンスランプ取り付け部9を設けてある。また、ライセンスランプ取り付け部材3を前記横軸芯O1,O2周りに折曲する前の状態において、前記固定部13をライセンスランプ取り付け部9の下端部9Kから後ろ下方に延出してある。ライセンスランプ取り付け部9は前上がりに傾斜しており、ライセンスランプ取り付け部9と固定部13とで縦断面「く」の字状を成している。
図2〜図4に示すように、前記固定部13に係合孔16を設け、バンパ本体2の裏面10に設けた被固定部17に、係合孔16が係合する係合爪15を設けてある。前記固定部13に係合爪15を設け、バンパ本体2の被固定部17に係合孔16を設けてあってもよい。また、前記固定部13に車両前方側Frに凹む凹部19を形成し、バンパ本体2の裏面10に、凹部19に入り込む凸部18を形成し、凸部18に丸孔20を形成してある。凹部19および凸部18によって係合固定が確実となるとともに、必要に応じて当該部位にてネジ固定することもできる。
[ライセンスランプ取り付け部材3の組み立て]
上記のライセンスランプ取り付け部材3を次のようにしてバンパ本体2に組み立てる。
(1) ライセンスランプ取り付け部材3とバンパ本体2を樹脂材により一体に成形した後、図4の二点鎖線で示すように、ライセンスランプ取り付け部材3を第1薄肉ヒンジ部H1を中心に折曲して上下反転させ、ライセンスランプ取り付け部9を固定部13の下方に位置させる。
(2) 図5に示すように、連結部材12を第2薄肉ヒンジ部H2を中心にバンパ本体2の裏面10側に折曲し、ライセンスランプ取り付け部9の下方に位置させた前記固定部13を、バンパ本体2の裏面10の被固定部17に重ね合わせる。その重ね合わせに伴って、係合爪15と係合孔16が弾性係合する。前記固定部13を前記被固定部17に固定した状態でライセンスランプ取り付け部9は後ろ上がり(車両後方側に少し倒れた傾斜姿勢)に傾斜している。
(3) 基端部がランプ取付け孔14に挿入されたライセンスランプ7は後ろ下方を向いており、ライセンスランプ7の光が、バンパ本体2の張り出し部4の開口8を通ってライセンスプレート11に照射される。
前記ライセンスランプ取り付け部材3をバンパ本体2に組み立てた後の形態について説明すると、図5に示すように、ライセンスランプ取り付け部材3の固定部13は、バンパ本体2の上端部の裏面10(ライセンスプレートが取付けられる箇所の裏面)に車両前方側から重なって、固定部13の上端部(組立て状態での上端部)が、バンパ本体2のライセンスプレート取り付け部1の上端1Jよりも上方に突出し、前記固定部13が、ライセンスプレート取り付け部1と同様に車両前方側Frに少し倒れた平坦な傾斜面になっている。ライセンスランプ取り付け部9は固定部13の上端部から後ろ上方に立ち上がり、前側開放の断面コの字状の前記張り出し部4内に入り込んで開口8の上方に位置している。そして、前記(3)のように、基端部がランプ取付け孔14に挿入されたライセンスランプ7が後ろ下方を向くようにライセンスランプ取り付け部9は配置されている。連結部材12の一片12Aは、バンパ本体2の上壁部5の前端5Aの近傍に設けられた第2薄肉ヒンジ部H2から上壁部5に略沿って後ろやや下方に延び、他片12Bは、前記一片12Aの後端(組立て状態での後端)から屈曲して下方に延びている。他片12Bの下端は後に屈曲して第1薄肉ヒンジ部H1を介して、ライセンスランプ取り付け部9の下端部に連結されている。
[別実施形態]
図6に示すように、ライセンスランプ取り付け部材3を前記横軸芯(第1薄肉ヒンジ部H1の軸芯O1と第2薄肉ヒンジ部H2の軸芯O2)周りに折曲する前の状態において、ライセンスランプ取り付け部材3のライセンスランプ取り付け部9を、ライセンスランプ取り付け部材3の固定部13よりも下方に配置するとともに、第1薄肉ヒンジ部H1をライセンスランプ取り付け部材3の下端部と連結部材12との間に介在させてある。連結部材12は平板状に形成されている。
そして、ライセンスランプ取り付け部材3を車両後方側に凸の「く」の字状に形成し、ライセンスランプ取り付け部材3の下側の片3Aを垂直に設定して、成形型を上方に型抜きできるようにしてある。下側の片3Aから立ち上がる上側の片3Bは車両前方側Frに屈曲して倒れた傾斜姿勢になっている。前記下側の片3Aにライセンスランプ取り付け部9を設け、上側の片3Bに固定部13を設けてある。
成形型で成形する場合、張り出し部4のフランジ6と、連結部材12と、ライセンスランプ取り付け部材3の下側の片3Aで囲まれる空間に対応する空間内に成形型(スライド型)を配置し、この成形型を上方に型抜きして成形する。連結部材12を上記のように形成してあるから円滑に型抜きすることができる。
[ライセンスランプ取り付け部材3の組み立て]
上記のライセンスランプ取り付け部材3を次のようにしてバンパ本体2に組み立てる。
(1) ライセンスランプ取り付け部材3とバンパ本体2を樹脂材により一体に成形した後、図6の二点鎖線に示すように、ライセンスランプ取り付け部材3を第1薄肉ヒンジ部H1を中心に車両後方側に折曲させる。ライセンスランプ取り付け部9は固定部13の下方に位置している。
(2) その状態で、連結部材12を第2薄肉ヒンジ部H2の周りにバンパ本体2の裏面10側に折曲し、ライセンスランプ取り付け部材3の固定部13を、バンパ本体2の裏面10の被固定部17に重ね合わせる。その重ね合わせに伴って、係合爪15と係合孔16が弾性係合する。前記固定部13を前記被固定部17に固定した状態でライセンスランプ取り付け部9は後上がり(後方に少し倒れた傾斜姿勢)に傾斜している。
(3) 基端部がランプ取付け孔14に挿入されたライセンスランプ7は後ろ下方を向いており、ライセンスランプ7の光が、バンパ本体2の張り出し部4の開口8を通ってライセンスプレート11に照射される。
前記ライセンスランプ取り付け部材3をバンパ本体2に組み立てた後の形態について説明すると、図6の二点鎖線で示すように、ライセンスランプ取り付け部材3の固定部13は、バンパ本体2の上端部の裏面10に車両前方側Frから重なって、固定部13の上端部(組立て状態での上端部)が、バンパ本体2のライセンスプレート取り付け部1の上端1Jよりも上方に突出し、前記固定部13が、ライセンスプレート取り付け部1と同様に車両前方側Frに少し倒れた平坦な傾斜面になっている。ライセンスランプ取り付け部9は固定部13の上端部から後ろ上方に立ち上がり、前側開放の断面コの字状の前記張り出し部4内に入り込んで開口8の上方に位置している。そして、前記(3)のように、基端部がランプ取付け孔14に挿入されたライセンスランプ7が後ろ下方を向くようにライセンスランプ取り付け部9は配置されている。連結部材12は、バンパ本体2の上壁部5の前端5Aの近傍に設けられた第2薄肉ヒンジ部H2から上壁部5に略沿って後ろやや下方に延びてライセンスランプ取り付け部9の上端(組立て状態での上端)に第1薄肉ヒンジ部H1を介して接続している。
リヤバンパの後面図 リヤバンパのライセンスランプ取り付け部材を示す平面図 図1のA−A断面図 図1のB−B断面図 ライセンスランプ取り付け部材をバンパ本体に取付けた組付け状態の図1のB−B断面図 別実施形態の縦断面図 (a)は比較例(1)の縦断面図(b)は比較例(2)の縦断面図
符号の説明
1 ライセンスプレート取り付け部
2 バンパ本体
3 ライセンスランプ取り付け部材
7 ライセンスランプ
8 開口(ライセンスランプ用の開口)
9 ライセンスランプ取り付け部
9K 下端部(ライセンスランプ取り付け部の下端部
10 裏面(バンパ本体の裏面)
11 ライセンスプレート
12 連結部材
13 固定部
15 係合爪
16 係合孔
17 被固定部
Fr 車両前方側
H1 第1薄肉ヒンジ部
H2 第2薄肉ヒンジ部
O1,O2 横軸芯

Claims (5)

  1. ライセンスプレート取り付け部を備えたバンパ本体と、前記バンパ本体の上端部に連なるライセンスランプ取り付け部材とを一体に成形し、
    前記バンパ本体のライセンスプレート取り付け部の上方に、ライセンスランプの光を通す開口を形成し、
    前記ライセンスランプ取り付け部材を前記バンパ本体に対して車幅方向に沿う横軸芯周りに折曲自在に構成し、
    前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲して前記バンパ本体の前記開口の下方の裏面に固定し、前記ライセンスランプ取り付け部材に取付けた前記ライセンスランプでライセンスプレートを照らす車両用のリヤバンパであって、
    前記ライセンスランプ取り付け部材とバンパ本体の間に、前記ライセンスランプ取り付け部材とバンパ本体を連結する連結部材を介在させ、
    前記ライセンスランプ取り付け部材と連結部材の間に車幅方向に沿う第1薄肉ヒンジ部を設け、前記連結部材とバンパ本体の間に車幅方向に沿う第2薄肉ヒンジ部を設けてある車両用のリヤバンパ。
  2. 前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲する前の状態において、前記ライセンスランプ取り付け部材のライセンスランプ取り付け部を、前記ライセンスランプ取り付け部材の前記バンパ本体の裏面に対する固定部よりも上方に配置するとともに、前記第1薄肉ヒンジ部を、前記ライセンスランプ取り付け部と固定部の間の前記ライセンスランプ取り付け部材の上下方向中間部と前記連結部材との間に介在させ、前記固定部を前記ライセンスランプ取り付け部の下端部から後ろ下方に延出してある請求項1記載の車両用のリヤバンパ。
  3. 前記ライセンスランプ取り付け部材の車幅方向の端部を前記連結部材よりも車幅方向外側に延出し、その延出端部に前記ライセンスランプ取り付け部を設け、
    前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲する前の状態において、前記固定部を前記ライセンスランプ取り付け部の下端部から後ろ下方に延出してある請求項2記載の車両用のリヤバンパ。
  4. 前記ライセンスランプ取り付け部材を前記横軸芯周りに折曲する前の状態において、前記ライセンスランプ取り付け部材のライセンスランプ取り付け部を、前記ライセンスランプ取り付け部材の前記バンパ本体の裏面に対する固定部よりも下方に配置するとともに、前記第1薄肉ヒンジ部を前記ライセンスランプ取り付け部材の下端部と前記連結部材との間に介在させてある請求項1記載の車両用のリヤバンパ。
  5. 前記固定部と、前記バンパ本体の裏面に設けた被固定部とのいずれか一方に係合爪を設け、他方に係合孔を設けてある請求項2〜4のいずれか一つに記載の車両用のリヤバンパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101746453A (zh) * 2009-12-31 2010-06-23 力帆实业(集团)股份有限公司 一种后牌照安装座

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