JPH08170938A - ドライバーズエイド装置 - Google Patents
ドライバーズエイド装置Info
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- JPH08170938A JPH08170938A JP6313900A JP31390094A JPH08170938A JP H08170938 A JPH08170938 A JP H08170938A JP 6313900 A JP6313900 A JP 6313900A JP 31390094 A JP31390094 A JP 31390094A JP H08170938 A JPH08170938 A JP H08170938A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャシーダイナモメータ上の試験車両のドラ
イバーが路面勾配を視覚的に感知できる。 【構成】 シャシーダイナモメータに取り付けられた回
転センサ１からの出力が車速変換手段２と走行距離変換
手段４に入力される。車速変換手段２は出力に試験車両
の車速を送出して現在車速表示手段３に与えられる。現
在車速表示手段３はスロットルモニタ上に現在の車速に
対応するマーカーを表示する。走行距離変換手段４は回
転センサ１の出力から試験車両の走行距離を算出して理
論走行距離推定手段５に入力する。理論走行距離推定手
段５は実走行距離と現在車速およびｎ秒後の推定車速か
らｎ秒後の理論走行距離を算出して、これらを路面勾配
パターンスクロール手段６に与える。走行時間算出手段
７からの走行時間は運転パターンスクロール手段８を介
して、ドライバーズエイド走行パターン表示手段９に入
力される。この表示手段９には現在車速表示手段３とス
クロール手段６の出力も与えられる。
イバーが路面勾配を視覚的に感知できる。 【構成】 シャシーダイナモメータに取り付けられた回
転センサ１からの出力が車速変換手段２と走行距離変換
手段４に入力される。車速変換手段２は出力に試験車両
の車速を送出して現在車速表示手段３に与えられる。現
在車速表示手段３はスロットルモニタ上に現在の車速に
対応するマーカーを表示する。走行距離変換手段４は回
転センサ１の出力から試験車両の走行距離を算出して理
論走行距離推定手段５に入力する。理論走行距離推定手
段５は実走行距離と現在車速およびｎ秒後の推定車速か
らｎ秒後の理論走行距離を算出して、これらを路面勾配
パターンスクロール手段６に与える。走行時間算出手段
７からの走行時間は運転パターンスクロール手段８を介
して、ドライバーズエイド走行パターン表示手段９に入
力される。この表示手段９には現在車速表示手段３とス
クロール手段６の出力も与えられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、シャシーダイナモ上
で行われる自動車の性能評価に使用するドライバーズエ
イド装置のＣＲＴ表示装置などの表示装置上に走行パタ
ーンと同時に道路勾配データを表示させるようにしたド
ライバーズエイド装置に関するものである。
で行われる自動車の性能評価に使用するドライバーズエ
イド装置のＣＲＴ表示装置などの表示装置上に走行パタ
ーンと同時に道路勾配データを表示させるようにしたド
ライバーズエイド装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車の性能試験（走行抵抗、登降板、
車重など）に使用されるシャシーダイナモメータは、車
両が実路上での走行に相当する実験を室内で容易に再現
性良く実施できることから、燃料消費計測試験、排気ガ
ス特性試験あるいは一般の高速、加減速ないし耐久試験
のような試験などに広く利用されている。
車重など）に使用されるシャシーダイナモメータは、車
両が実路上での走行に相当する実験を室内で容易に再現
性良く実施できることから、燃料消費計測試験、排気ガ
ス特性試験あるいは一般の高速、加減速ないし耐久試験
のような試験などに広く利用されている。
【０００３】このシャシーダイナモメータによる車両走
行試験では、例えば実開昭６４−６５４２号公報に記載
されているように、ＣＲＴ表示装置（以下スロットルモ
ニタと称する）上に自動車の性能評価を行うための運転
パターン（速度パターン）を表示させている。このスロ
ットルモニタは、自動車の性能評価の中でも、特に、排
気ガステスト「１０・１５モード試験」や「ＬＡ・４モ
ード」等の運転パターンを試験車両を走行させているド
ライバーに知らせることを主目的としている。
行試験では、例えば実開昭６４−６５４２号公報に記載
されているように、ＣＲＴ表示装置（以下スロットルモ
ニタと称する）上に自動車の性能評価を行うための運転
パターン（速度パターン）を表示させている。このスロ
ットルモニタは、自動車の性能評価の中でも、特に、排
気ガステスト「１０・１５モード試験」や「ＬＡ・４モ
ード」等の運転パターンを試験車両を走行させているド
ライバーに知らせることを主目的としている。
【０００４】このスロットルモニタによる表示の一例を
図５に示した。この例では、スロットルモニタ画面１５
には、車速が時間軸Ｔ方向に時間ベースでスクロールし
ている。つまり、車速は車速軸Ｓ方向に時間ベースで変
化する運転パターンＤＰにより、折れ線グラフ的に表示
される。また、実車速が所定の指標ＲＳとして表示され
る。
図５に示した。この例では、スロットルモニタ画面１５
には、車速が時間軸Ｔ方向に時間ベースでスクロールし
ている。つまり、車速は車速軸Ｓ方向に時間ベースで変
化する運転パターンＤＰにより、折れ線グラフ的に表示
される。また、実車速が所定の指標ＲＳとして表示され
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、自動
車の性能評価方法が多様化しており、上記のような排気
ガステストだけでなく、路上での走行をシャシーダイナ
モメータ上で模擬させる要求がある。そして、このよう
に路上での走行を模擬する場合における路面勾配は、シ
ャシーダイナモメータにより発生させており、試験車両
を運転しているドライバーは、この路面勾配を感覚的に
検知し、その勾配量に対応して運転を行っているのが現
状である。
車の性能評価方法が多様化しており、上記のような排気
ガステストだけでなく、路上での走行をシャシーダイナ
モメータ上で模擬させる要求がある。そして、このよう
に路上での走行を模擬する場合における路面勾配は、シ
ャシーダイナモメータにより発生させており、試験車両
を運転しているドライバーは、この路面勾配を感覚的に
検知し、その勾配量に対応して運転を行っているのが現
状である。
【０００６】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、シャシーダイナモメータ上の試験車両のドライバ
ーが路面勾配を視覚的に感知することが可能なドライバ
ーズエイド装置を提供することを目的とする。
ので、シャシーダイナモメータ上の試験車両のドライバ
ーが路面勾配を視覚的に感知することが可能なドライバ
ーズエイド装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、第１発明は、シャシーダイナモメータ
における試験車両の運転パターンを表示装置上に時間ベ
ースで表示させるドライバーズエイド装置において、前
記試験車両が載置されたシャシーダイナモメータに取り
付けられた回転センサと、この回転センサの出力が供給
され、出力に車速を送出する車速変換手段および出力に
走行距離を算出する走行距離変換手段と、前記車速変換
手段からの送出される車速が供給され、その車速に対応
するマーカーを表示画面に表示する現在車速表示手段
と、前記走行距離変換手段の出力が供給され、シャシー
ダイナモメータ上での実走行距離と現在車速およびｎ秒
後の推定車速からｎ秒後の理論走行距離を算出する理論
走行距離推定手段と、この理論走行距離推定手段からの
理論走行距離出力が供給され、その出力を予測して、距
離を基準として設定された路上勾配データから勾配量の
表示位置を求める路上勾配パターンスクロール手段と、
走行時間から時間を基準として設定された車速データの
表示位置を求める運転パターンスクロール手段と、この
運転パターンスクロール手段からの出力、前記路上勾配
パターンスクロール手段の出力および現在車速表示手段
からの現在車速が供給され、運転パターン、路上勾配パ
ターンおよび現在車速をシャシーダイナモメータ上の走
行経過時間を基準に表示する走行パターン表示手段とを
備えてなることを特徴とするものである。
達成するために、第１発明は、シャシーダイナモメータ
における試験車両の運転パターンを表示装置上に時間ベ
ースで表示させるドライバーズエイド装置において、前
記試験車両が載置されたシャシーダイナモメータに取り
付けられた回転センサと、この回転センサの出力が供給
され、出力に車速を送出する車速変換手段および出力に
走行距離を算出する走行距離変換手段と、前記車速変換
手段からの送出される車速が供給され、その車速に対応
するマーカーを表示画面に表示する現在車速表示手段
と、前記走行距離変換手段の出力が供給され、シャシー
ダイナモメータ上での実走行距離と現在車速およびｎ秒
後の推定車速からｎ秒後の理論走行距離を算出する理論
走行距離推定手段と、この理論走行距離推定手段からの
理論走行距離出力が供給され、その出力を予測して、距
離を基準として設定された路上勾配データから勾配量の
表示位置を求める路上勾配パターンスクロール手段と、
走行時間から時間を基準として設定された車速データの
表示位置を求める運転パターンスクロール手段と、この
運転パターンスクロール手段からの出力、前記路上勾配
パターンスクロール手段の出力および現在車速表示手段
からの現在車速が供給され、運転パターン、路上勾配パ
ターンおよび現在車速をシャシーダイナモメータ上の走
行経過時間を基準に表示する走行パターン表示手段とを
備えてなることを特徴とするものである。
【０００８】第２発明は、前記走行パターン表示手段に
表示される前記運転パターンおよび路上勾配パターン
を、路上勾配データを用いて運転パターンに同期させた
ことを特徴とするものである。
表示される前記運転パターンおよび路上勾配パターン
を、路上勾配データを用いて運転パターンに同期させた
ことを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】運転パターンは時間ベースで変化していくのに
対して、路面勾配パターンは走行距離ベースで変化す
る。そこで、この発明では、上記のように試験車両の車
速に基づいて時間ベースの走行距離を算出し、この走行
距離に路面勾配パターンを連動させることで、路面勾配
パターンを運転パターンと同時に走行パターン表示手段
に表示することができる。
対して、路面勾配パターンは走行距離ベースで変化す
る。そこで、この発明では、上記のように試験車両の車
速に基づいて時間ベースの走行距離を算出し、この走行
距離に路面勾配パターンを連動させることで、路面勾配
パターンを運転パターンと同時に走行パターン表示手段
に表示することができる。
【００１０】また、上記と同様にして時間ベースで推定
した理論走行距離に基づいて路面勾配パターンを表示す
ることにより、運転パターンと路面勾配データを同期し
て走行パターン表示手段にスクロール表示させることが
できる。
した理論走行距離に基づいて路面勾配パターンを表示す
ることにより、運転パターンと路面勾配データを同期し
て走行パターン表示手段にスクロール表示させることが
できる。
【００１１】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。この発明のドライバーズエイド装置の実施例の構
成を図１に示した。この実施例のドライバーズエイド装
置は、回転センサ１、車速変換手段２、現在車速表示手
段３、走行距離変換手段４、理論走行距離推定手段５、
路面勾配パターンスクロール手段６、走行時間算出手段
７、運転パターンスクロール手段８、ドライバーズエイ
ド走行パターン表示手段９、などから構成される。
する。この発明のドライバーズエイド装置の実施例の構
成を図１に示した。この実施例のドライバーズエイド装
置は、回転センサ１、車速変換手段２、現在車速表示手
段３、走行距離変換手段４、理論走行距離推定手段５、
路面勾配パターンスクロール手段６、走行時間算出手段
７、運転パターンスクロール手段８、ドライバーズエイ
ド走行パターン表示手段９、などから構成される。
【００１２】ここで、回転センサ１としては、シャシー
ダイナモメータに取付けられて試験車両の駆動輪と連動
して回転する回転ローラの回転数を検出するパルスピッ
クアップが用いられる。車速変換手段２は、回転センサ
１が検出したパルスから試験車両の車速を求めるもので
ある。現在車速表示手段３は、スロットルモニタの画面
上に現在の車速に対応する所定のマーカーを表示するも
のである。
ダイナモメータに取付けられて試験車両の駆動輪と連動
して回転する回転ローラの回転数を検出するパルスピッ
クアップが用いられる。車速変換手段２は、回転センサ
１が検出したパルスから試験車両の車速を求めるもので
ある。現在車速表示手段３は、スロットルモニタの画面
上に現在の車速に対応する所定のマーカーを表示するも
のである。
【００１３】走行距離変換手段４は、回転センサ１から
のパルスに基づいてシャシーダイナモ上での試験車両の
走行距離を算出するものである。理論走行距離推定手段
５は、シャシダイナモ上での試験車両の実走行距離、お
よび運転パターンにおける現在の車速およびｎ秒後の推
定車速に基づいて、ｎ秒後における試験車両の理論走行
距離を算出するものである。路面勾配パターンスクロー
ル手段６は、上記で算出した理論走行距離分の走行を予
測して、試験車両の走行距離を基準として設定された路
面勾配データから将来の勾配量の表示位置を求めるもの
である。
のパルスに基づいてシャシーダイナモ上での試験車両の
走行距離を算出するものである。理論走行距離推定手段
５は、シャシダイナモ上での試験車両の実走行距離、お
よび運転パターンにおける現在の車速およびｎ秒後の推
定車速に基づいて、ｎ秒後における試験車両の理論走行
距離を算出するものである。路面勾配パターンスクロー
ル手段６は、上記で算出した理論走行距離分の走行を予
測して、試験車両の走行距離を基準として設定された路
面勾配データから将来の勾配量の表示位置を求めるもの
である。
【００１４】走行時間算出手段７は、このドライバーズ
エイド装置が組込まれた電子制御装置の内部クロックか
ら試験車両の走行時間を算出するものである。運転パタ
ーンスクロール手段８は、所定の運転パターンを時間軸
方向に経過時間に応じてスクロールさせるものであり、
走行時間算出手段７により求められた走行時間から、時
間を基準として設定された運転データ（車速データ）の
表示位置を指示するものである。そして、ドライバーズ
エイド走行パターン表示手段９は、時間軸と垂直方向に
運転パターンと路面勾配パターン、並びに現在の車速を
表示するとともに、これらをシャシーダイナモ上におけ
る試験車両の走行経過時間を基準として連動して、つま
り同時に表示するものである。
エイド装置が組込まれた電子制御装置の内部クロックか
ら試験車両の走行時間を算出するものである。運転パタ
ーンスクロール手段８は、所定の運転パターンを時間軸
方向に経過時間に応じてスクロールさせるものであり、
走行時間算出手段７により求められた走行時間から、時
間を基準として設定された運転データ（車速データ）の
表示位置を指示するものである。そして、ドライバーズ
エイド走行パターン表示手段９は、時間軸と垂直方向に
運転パターンと路面勾配パターン、並びに現在の車速を
表示するとともに、これらをシャシーダイナモ上におけ
る試験車両の走行経過時間を基準として連動して、つま
り同時に表示するものである。
【００１５】また、図２に、実施例のドライバーズエイ
ド装置を用いたシャシーダイナモメータによる車両走行
試験の概要を示したものである。この図２の構成では、
試験車両ＭＣが載置されたシャシーダイナモメータＣＨ
ＤＹに取付けられた回転センサ１の出力は、周波数電圧
変換器（Ｆ／Ｖ）１２および分周器１３を介して、上記
の電子制御装置１０に入力されている。また、この電子
制御装置１０のスロットルモニタ出力信号はＣＲＴ表示
装置１１に入力されている。
ド装置を用いたシャシーダイナモメータによる車両走行
試験の概要を示したものである。この図２の構成では、
試験車両ＭＣが載置されたシャシーダイナモメータＣＨ
ＤＹに取付けられた回転センサ１の出力は、周波数電圧
変換器（Ｆ／Ｖ）１２および分周器１３を介して、上記
の電子制御装置１０に入力されている。また、この電子
制御装置１０のスロットルモニタ出力信号はＣＲＴ表示
装置１１に入力されている。
【００１６】次に、実施例のドライバーズエイド装置の
スロットルモニタ上における走行パターンの表示ルーチ
ンの一例を図３に示した。まず、時間を基準とした車速
指令パターンの初期値を表示する（Ｓ１）。次いで、距
離を基準として路面勾配指令パターンの初期値を時間基
準データパターンとして表示する（Ｓ２）。更に、時間
カウントを行い（Ｓ３）、回転センサー１より実走行距
離を求める（Ｓ４）。また、回転センサーから車速を求
め（Ｓ５）、さらに、走行距離と現在車速および車速度
指令パターンから路面勾配パターンの推定を行う（Ｓ
６）。そして、所定の時間毎に走行パターンを時間軸方
向にスクロールし（Ｓ７）、次いで時間カウント（Ｓ
３）に戻る。
スロットルモニタ上における走行パターンの表示ルーチ
ンの一例を図３に示した。まず、時間を基準とした車速
指令パターンの初期値を表示する（Ｓ１）。次いで、距
離を基準として路面勾配指令パターンの初期値を時間基
準データパターンとして表示する（Ｓ２）。更に、時間
カウントを行い（Ｓ３）、回転センサー１より実走行距
離を求める（Ｓ４）。また、回転センサーから車速を求
め（Ｓ５）、さらに、走行距離と現在車速および車速度
指令パターンから路面勾配パターンの推定を行う（Ｓ
６）。そして、所定の時間毎に走行パターンを時間軸方
向にスクロールし（Ｓ７）、次いで時間カウント（Ｓ
３）に戻る。
【００１７】図４に、スロットルモニタのスクロール画
面の一例を示した。このスクロール画面において、路面
勾配パターンの表示ポジションｋｎの決定方法は、次の
（１）〜（３）のようにして行われる。なお、図４にお
いて、破線部は路面勾配の零点を表している。
面の一例を示した。このスクロール画面において、路面
勾配パターンの表示ポジションｋｎの決定方法は、次の
（１）〜（３）のようにして行われる。なお、図４にお
いて、破線部は路面勾配の零点を表している。
【００１８】（１）試験車両における現在のポジション
ｘまでの走行距離から、路面勾配パターンの現在の位置
を求める。
ｘまでの走行距離から、路面勾配パターンの現在の位置
を求める。
【００１９】（２）現在の車速ポジションｖｘから最新
のデータ表示位置ｖｎまでの走行パターン（速度パター
ン）を積分して走行距離を求めて理論走行距離を求め
る。
のデータ表示位置ｖｎまでの走行パターン（速度パター
ン）を積分して走行距離を求めて理論走行距離を求め
る。
【００２０】（３）走行パターンにおける現在の走行距
離に理論走行距離を加算して、最新データの表示位置ｋ
ｎのデータを決定する。
離に理論走行距離を加算して、最新データの表示位置ｋ
ｎのデータを決定する。
【００２１】
【発明の効果】以上述べたように、この発明のドライバ
ーズエイド装置によれば、路面勾配パターンが運転パタ
ーンと同期してスロットルモニタ上に表示されるので、
試験車両のドライバーが路面勾配を視覚的に感知するこ
とができる。またこのため、ドライバーが勾配の変化を
事前に知ることができてスムーズな運転を行うことが可
能となるという効果もある。
ーズエイド装置によれば、路面勾配パターンが運転パタ
ーンと同期してスロットルモニタ上に表示されるので、
試験車両のドライバーが路面勾配を視覚的に感知するこ
とができる。またこのため、ドライバーが勾配の変化を
事前に知ることができてスムーズな運転を行うことが可
能となるという効果もある。
【図１】この発明のドライバーズエイド装置の実施例の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図２】シャシーダイナモメータによる車両走行試験の
概要の説明図である。
概要の説明図である。
【図３】実施例のスロットルモニタ上の走行パターンの
表示ルーチンを示したフローチャートである。
表示ルーチンを示したフローチャートである。
【図４】実施例のスロットルモニタのスクロール画面の
一例を示した説明図である。
一例を示した説明図である。
【図５】スロットルモニタによる表示の従来例を示した
説明図である。
説明図である。
１…回転センサ ２…車速変換手段 ３…現在車速表示手段 ４…走行距離変換手段 ５…理論走行距離推定手段 ６…路面勾配パターンスクロール手段 ７…走行時間算出手段 ８…運転パターンスクロール手段 ９…ドライバーズエイド走行パターン表示手段
Claims (2)
- 【請求項１】 シャシーダイナモメータにおける試験車
両の運転パターンを表示装置上に時間ベースで表示させ
るドライバーズエイド装置において、 前記試験車両が載置されたシャシーダイナモメータに取
り付けられた回転センサと、この回転センサの出力が供
給され、出力に車速を送出する車速変換手段および出力
に走行距離を算出する走行距離変換手段と、前記車速変
換手段からの送出される車速が供給され、その車速に対
応するマーカーを表示画面に表示する現在車速表示手段
と、前記走行距離変換手段の出力が供給され、シャシー
ダイナモメータ上での実走行距離と現在車速およびｎ秒
後の推定車速からｎ秒後の理論走行距離を算出する理論
走行距離推定手段と、この理論走行距離推定手段からの
理論走行距離出力が供給され、その出力を予測して、距
離を基準として設定された路上勾配データから勾配量の
表示位置を求める路上勾配パターンスクロール手段と、
走行時間から時間を基準として設定された車速データの
表示位置を求める運転パターンスクロール手段と、この
運転パターンスクロール手段からの出力、前記路上勾配
パターンスクロール手段の出力および現在車速表示手段
からの現在車速が供給され、運転パターン、路上勾配パ
ターンおよび現在車速をシャシーダイナモメータ上の走
行経過時間を基準に表示する走行パターン表示手段とを
備えてなることを特徴とするドライバーズエイド装置。 - 【請求項２】 前記走行パターン表示手段に表示される
前記運転パターンおよび路上勾配パターンを、路上勾配
データを用いて運転パターンに同期させたことを特徴と
する請求項１記載のドライバーズエイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31390094A JP3293377B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | ドライバーズエイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31390094A JP3293377B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | ドライバーズエイド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170938A true JPH08170938A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3293377B2 JP3293377B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=18046874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31390094A Expired - Lifetime JP3293377B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | ドライバーズエイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3293377B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009198480A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-09-03 | Meidensha Corp | ドライバーズエイド |
| JP2009281853A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Ono Sokki Co Ltd | 台上試験におけるエンジン又は車両の試験スケジュール管理装置、方法及びプログラム |
| JP2010210530A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両運転モード表示装置 |
| CN104677648A (zh) * | 2015-03-19 | 2015-06-03 | 中国汽车工程研究院股份有限公司 | 一种驱动桥道路模拟试验的控制方法及系统 |
| US9297722B2 (en) | 2009-07-22 | 2016-03-29 | Meidensha Corporation | Driver'S aid device and driver'S aid system |
| JP2022033042A (ja) * | 2020-08-13 | 2022-02-25 | エイヴィエル・テスト・システムズ・インコーポレーテッド | 距離に基づく運転サイクルを実行するときに運転者を案内するように電子ディスプレイを制御するためのシステムおよび方法 |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP31390094A patent/JP3293377B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009198480A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-09-03 | Meidensha Corp | ドライバーズエイド |
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| CN104677648A (zh) * | 2015-03-19 | 2015-06-03 | 中国汽车工程研究院股份有限公司 | 一种驱动桥道路模拟试验的控制方法及系统 |
| CN104677648B (zh) * | 2015-03-19 | 2017-06-20 | 中国汽车工程研究院股份有限公司 | 一种驱动桥道路模拟试验的控制方法及系统 |
| JP2022033042A (ja) * | 2020-08-13 | 2022-02-25 | エイヴィエル・テスト・システムズ・インコーポレーテッド | 距離に基づく運転サイクルを実行するときに運転者を案内するように電子ディスプレイを制御するためのシステムおよび方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3293377B2 (ja) | 2002-06-17 |
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