JPH08169926A - フェノ−ル樹脂の製造方法 - Google Patents

フェノ−ル樹脂の製造方法

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JPH08169926A
JPH08169926A JP31782694A JP31782694A JPH08169926A JP H08169926 A JPH08169926 A JP H08169926A JP 31782694 A JP31782694 A JP 31782694A JP 31782694 A JP31782694 A JP 31782694A JP H08169926 A JPH08169926 A JP H08169926A
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JP
Japan
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resin
mol
phenol
phenol resin
bisphenol
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JP31782694A
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English (en)
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Kaoru Morita
薫 森田
Haruo Inoue
温雄 井上
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ビスフェノ−ル化合物単独又はビスフェノ−
ル化合物1モルに対して無置換及び/又はp−置換及び
/又はo−置換1価フェノ−ルを0.5モル以下の割合
で混合したフェノ−ル類1モルとホルムアルデヒド4〜
10モルを塩基性触媒の存在下、反応温度が50〜65
℃、反応系内のPHが8.0〜9.0で反応させること
を特徴とする全成分中にジメチロ−ル化体以上のメチロ
−ル化体成分を少なくとも90重量%以上含有するフェ
ノ−ル樹脂の製造方法。 【効果】 缶内面塗料の硬化剤として使用した場合に
は、該塗料に優れた耐フレ−バ−性、衛生性、接着性、
加工性および耐食性を付与しうるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフェノ−ル樹脂の製造方
法に関する。更に詳しくは、本発明は、缶内面塗料、例
えばエポキシ系、フェノキシ系塗料中に硬化剤として使
用された場合に、耐フレ−バ−性、過マンガン酸カリウ
ム消費量(以後、「衛生性」と表現する。)、接着性、
加工性、耐食性等に極めて優れた特性を与え得るフェノ
−ル樹脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】フェノ−ル化合物とアルデヒ
ド類とを塩基性触媒存在下で反応させて得られるレゾ−
ル型フェノ−ル樹脂は、接着剤、成型材料、塗料用バイ
ンダ−等の分野で広く使用されている。特に塗料の分
野、とりわけ缶内面用塗料の分野において前記レゾ−ル
型フェノ−ル樹脂が硬化剤として用いられている。
【0003】最近、缶容器に詰められる内容物が多様化
し、それと同時に内容物の香味の変化の少ない缶容器が
望まれている。そのため、特に耐フレ−バ−性に優れ、
さらに衛生性、接着性、加工性および耐食性にも優れた
缶内面用塗料の開発が望まれている。このような要望を
満たすために缶内面用塗料に用いられるバインダ−樹脂
自体について種々の検討がなされているが、十分な成果
が挙げられていないのが実情である。
【0004】一方、バインダ−樹脂と同様、バインダ−
樹脂の硬化剤であるレゾ−ル型フェノ−ル樹脂について
も種々の検討がなされている。例えば、特開昭63−3
7113号公報にはビスフェノ−ルA単独又はビスフェ
ノ−ルA1モルに対してp−置換1価フェノ−ルを1モ
ル以下の割合で混合したフェノ−ル類1モルとホルムア
ルデヒド4.0〜6.0モルとをアルカリ金属の水酸化
物触媒の存在下で反応させることを特徴とする缶内面塗
料配合用フェノ−ル樹脂の製造方法が開示されている。
該公報の方法によって得られる缶内面塗料配合用フェノ
−ル樹脂とバインダ−樹脂とを組み合わせた缶内面塗料
のフレ−バ−性は確かに改善されるが、その程度はいま
だ満足されるものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は缶内面塗料
の耐フレ−バ−性、衛生性、接着性、加工性および耐食
性を更に改善しうるレゾ−ル型フェノ−ル樹脂を開発す
るため鋭意研究を重ねた結果、レゾ−ル型フェノ−ル樹
脂成分中の未反応フェノ−ル化合物及び/又はモノメチ
ロ−ル化フェノ−ル化合物が前記性能に極めて大きな影
響を与え、悪化させる事をつきとめるに至った。上記の
成分を可能な限り少なくするため種々検討した。その結
果、塩基性触媒の存在下でビスフェノ−ル化合物とホル
ムアルデヒドとを特定の割合で且つ特定の反応条件下で
反応させることによりレゾ−ル型フェノ−ル樹脂全成分
中にジメチロ−ル化体以上のメチロ−ル化体成分が少な
くとも90重量%以上、好ましくは95重量%以上含有
する組成物が得られることを見出し、本発明を完成させ
るに至った。
【0006】かくして本発明に従えば、ビスフェノ−ル
化合物単独又はビスフェノ−ル化合物1モルに対して無
置換及び/又はp−置換及び/又はo−置換1価フェノ
−ルを0.5モル以下の割合で混合したフェノ−ル類1
モルとホルムアルデヒド4〜10モルを塩基性触媒の存
在下、反応温度が50〜65℃、反応系内のPHが8〜
9で反応させることを特徴とする全成分中にジメチロ−
ル化体以上のメチロ−ル化体成分を少なくとも90重量
%以上含有するフェノ−ル樹脂の製造方法が提供され
る。
【0007】本発明のレゾ−ル型フェノ−ル樹脂の製造
に用いられるフェノ−ル化合物としては、例えば、ビス
フェノ−ルA[即ち、2,2´−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン]、ビスフェノ−ルF[即ち、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)メタン]、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)−1,1−エタン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−1,1−イソブタン等を挙げることが
できる。これらの内、ビスフェノ−ルAおよびビスフェ
ノ−ルFが好適である。上記化合物は単独で用いる場合
とさらに次に挙げるフェノ−ル類と併用して用いる場合
とがある。フェノ−ル類としては、石炭酸等の1価フェ
ノ−ル;p−クレゾ−ル、o−クレゾ−ル、p−t−ブ
チルフェノ−ル、p−エチルフェノ−ル、p−t−アミ
ルフェノ−ル、p−ノニルフェノ−ル、p−フェニルフ
ェノ−ル、p−シクロヘキシルフェノ−ル等のオルトあ
るいはパラ置換1価フェノ−ル等が挙げられる。これら
フェノ−ル類は混合して用いる場合もある。
【0008】混合フェノ−ルを使用する場合のフェノ−
ル類の使用量としては、ビスフェノ−ル類1モルに対し
て0.5モル以下、好ましくは0.15〜0.3モル程
度とするのが良い。フェノ−ル類の使用量が0.5モル
を越えると得られるフェノ−ル樹脂は成分中に未反応体
やモノメチロ−ル化体が多く残り、缶内面塗料の耐フレ
−バ−性、衛生性、接着性、加工性および耐食性が著し
く損なわれる事になり不適当である。
【0009】本発明のレゾ−ル型フェノ−ル樹脂は、前
記したフェノ−ル化合物とホルムアルデヒドとを公知の
塩基性触媒の存在下で反応させることによって得られ
る。該塩基性触媒としては、例えば、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属水酸化物類;リ
ン酸三ナトリウム等の塩基性塩類;トリエチルアミン等
のアミン類等を用いることができるが、好ましくはアル
カリ金属水酸化物類が望ましい。
【0010】本発明の目的である耐フレ−バ−性、衛生
性、接着性、加工性および耐食性の良好な缶内面塗料を
提供するための硬化剤として作用するためには、フェノ
−ル化合物に対するホルムアルデヒドの配合量と反応系
のPHおよび温度が極めて重要である。即ち、ホルムア
ルデヒドの配合量は、フェノ−ル化合物1モルあたり4
〜10モル、好ましくは6〜8モルの範囲内であって、
フェノ−ル化合物の理論官能基水素原子に対してより過
剰のホルムアルデヒドを使用することが必要である。前
記フェノ−ル化合物に対するホルムアルデヒドの配合量
が4モル未満では得られるレゾ−ル型フェノ−ル樹脂成
分中のジメチロ−ル化体以上の成分が少なく、所期の目
的を達成することができない。また、逆に10モルを越
えると未反応のホルムアルデヒドが異常に増加して安全
衛生上や臭気等に甚大な影響を与える。反応系のPHは
ホルムアルデヒドがフェノ−ル化合物の官能性水素原子
を攻撃するのに極めて重要な因子である。レゾ−ル型フ
ェノ−ル樹脂を製造するにはPHをアルカリ性側にする
必要がある。本発明においてはPH=8.0〜9.0、
好ましくはPH=8.3〜8.8の範囲内が適当であ
る。PH=8.0未満では自己縮合反応が優先し、逆に
PH=9.0を越えると反応系のアルカリ濃度が高くな
り、反応後水洗浄する工数が増加し、生産性や排水処理
に多大な問題が生じることになる。また、反応温度は自
己縮合反応を抑制させるために50〜65℃、好ましく
は55〜60℃という比較的低温で反応させることが必
要である。50℃未満ではメチロ−ル化が進みにくく反
応時間が非常に長くなり、生産性に多大な影響を与え
る。上記のようにして製造されるレゾ−ル型フェノ−ル
樹脂は、それ自体公知の手段により精製される。
【0011】
【発明の効果】本発明の方法により製造されるレゾ−ル
型フェノ−ル樹脂は、その成分中に占めるジメチロ−ル
化体成分以上のメチロ−ル化体成分が少なくとも90重
量%、好ましくは95重量%以上を含有することを特徴
とし、これを缶内面塗料の硬化剤として使用した場合に
は、該塗料に優れた耐フレ−バ−性、衛生性、接着性、
加工性および耐食性を付与しうるものである。
【0012】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明をより一層明ら
かにする。尚、以下に「部」とあるもは「重量部」を、
「%」とあるのは「重量%」を意味する。
【0013】1.レゾ−ル型フェノ−ル樹脂の製造 製造例1 ビスフェノ−ルA1モルに37%ホルマリン7モル(C
2O換算)を加え、触媒として水酸化ナトリウム0.
02モルを添加し60℃にて10時間反応させた。この
間、PHを8.5に一定にするためさらに水酸化ナトリ
ウム0.05モルを10時間かけて添加した。反応後、
リン酸水溶液を中和剤として樹脂を洗浄し、ナトリウム
イオンが10ppm以下になるまで洗浄を繰り返した。
さらに、n−ブタノ−ルで共沸脱水し、系内水分が0.
5%以下になるよう水分を除去して目的とするフェノ−
ル樹脂を得た。生成物の固形分は80重量%であり、H
PLC分析により、生成フェノ−ル樹脂は未反応フェノ
−ルが0.2%、モノメチロ−ル化フェノ−ル樹脂が
1.5%、ジメチロ−ル化体以上のフェノ−ル成分が9
8.3%含有された樹脂である。
【0014】製造例2〜4 製造例1において、ビスフェノ−ルA1モルを表1に示
す配合に変えた以外は製造例1と同じ条件で反応し、フ
ェノ−ル樹脂を得た。HPLC分析による生成フェノ−
ル樹脂の分析値も併せて表1に示す。
【0015】製造例5(比較用) ビスフェノ−ルA1モルに37%ホルマリン7モル(C
2O換算)を加え、50℃に加熱し、触媒として水酸
化ナトリウム0.04モルを添加し、100℃にて1時
間反応させた。反応終了後、製造例1による方法にて樹
脂を得た。生成物の固形分は80重量%であり、HPL
C分析により、生成フェノ−ル樹脂は未反応フェノ−ル
が0.5%、モノメチロ−ル化フェノ−ル樹脂が11.
2%、ジメチロ−ル化体以上のフェノ−ル成分が88.
3%含有された樹脂である。
【0016】製造例6〜8(比較用) 製造例5において、ビスフェノ−ルA1モルを表1に示
す配合に変えた以外は製造例5と同じ条件で反応し、フ
ェノ−ル樹脂を得た。HPLC分析による生成フェノ−
ル樹脂の分析値も併せて表1に示す。
【0017】2.水性塗料の製造 カルボキシル基含有アクリル系樹脂溶液の製造 撹拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロ−ト及び窒素導入
口を備えた4ツ口フラスコにブタノ−ル400部を秤取
した。次にメタクリル酸174部、スチレン87部、エ
チルアクリレ−ト29部及びベンゾイルパ−オキサイド
(75%水湿潤物)14.5部をビ−カ−に秤取し、よ
く混合撹拌し、予備混合物を調製した。フラスコ中のブ
タノ−ルの温度を105℃に加熱し、この温度において
前記予備混合物を滴下ロ−トから3時間にわたって滴下
した。同温度で更に2時間保持し、共重合反応を完了さ
せた。次いで2−ブトキシエタノ−ル290部を加え
て、粘度370センチポイズ、樹脂酸価390、固形分
30%のカルボキシル基含有アクリル系樹脂溶液(以下
「アクリル系樹脂溶液G」という。)を得た。
【0018】エポキシ樹脂溶液の製造 エピコ−ト828(油化シェル社製エポキシ樹脂、エポ
キシ当量184〜194、粘度120〜150ポイズ、
25℃)500部、ビスフェノ−ルA286部、トリ−
n−ブチルアミン0.5部及びメチルイソブチルケトン
86部を反応容器に入れ、窒素気流下で135℃に加熱
したところ、内容物は180℃まで発熱した。このもの
を160℃まで冷却し、約3時間反応を行なってエポキ
シ価0.025、溶液粘度(25℃における樹脂分40
%のブチルカルビト−ル溶液のガ−ドナ−ホルト粘度)
Z6の90%エポキシ樹脂溶液(以下「エポキシ樹脂溶
液H」という。)を得た。
【0019】水性塗料の製造 配 合 (1)アクリル系樹脂溶液G 150部 (2)エポキシ樹脂溶液H 283部 (3)n−ブタノ−ル 86部 (4)2−ブトキシエタノ−ル 47部 (5)脱イオン水 3.2部 (6)ジメチルアミノエタノ−ル 5.3部 (7)ジメチルアミノエタノ−ル 9.5部 (8)製造例1〜8で得たフェノ−ル樹脂溶液 12.5部 (9)脱イオン水 646部 合 計 1242.5部 反応容器に前記(1)〜(4)を入れ、窒素気流下で1
15℃に加熱し、樹脂成分を溶解せしめた。溶解後10
5℃まで冷却し、(5)〜(6)の順に加え、105℃
で3時間保持した。反応生成物はアクリル系樹脂/エポ
キシ樹脂の固形分重量比が85/15である。反応は、
酸価を測定して追跡し、反応終点では酸価51であっ
た。次いで3時間後に(7)を添加し、5分後に(8)
を添加し、105℃で30分間ホットブレンドした。そ
の後、(9)を30分間にわたって添加して、固形分2
5%の安定な水性塗料を得た。
【0020】実施例1〜4及び比較例1〜4 上記の水性塗料をスチ−ル缶内面に乾燥膜厚5〜7μに
なるようにスプレ−塗装し、200℃で1分間焼付を行
なって試験に供した。試験結果を表1に示す。試験方法
は以下のとおりである。
【0021】フレ−バ−性:塗装缶に活性炭処理した水
道水をいれて密封し、オ−トクレ−ブ中に125℃±2
℃で30分間浸漬する。次いで水をガラスビンに移し、
室温まで冷却し、試験液とする。同時に活性炭処理した
水道水をガラスビンに入れて前記と同様に処理し、室温
まで冷却し、コントロ−ル液とする。両液のフレ−バ−
の差異を6人の試験者が判定し、コントロ−ル液と差が
ないものを0、非常に差があるものを5と評価し、各試
験者が2回テストを行ない、その合計点を12で割った
数値を評価点とする。
【0022】密着性:塗装した試験パネルにナイロンシ
−トを熱融着し、剥離試験機にてピ−ルテストを行な
う。単位はKg/5mm幅。
【0023】耐沸騰水性:塗装した試験パネルを100
℃、30分で水中処理後、(2)の密着性と同一の評価
で判定する。
【0024】加工性:塗装缶を切り開き、缶胴の部分よ
り素材がしごかれた方向に5cm、これと直角に4cm
の試験片を6枚作成する。予め塗膜を外側にして素材が
しごかれた方向に直角に緩く180度折り曲げる。この
間に試料より大きい(5cm×10cmが適当)0.3
4mmのアルミ材を3枚挟み、塗膜側の傷つきを防止す
るため1mmの軟質ビニルシ−トを塗膜を覆うように被
せ、3Kg荷重の重りを42cmの高さから試験片の折
曲部に落下させて衝撃折曲加工を行なう。この加工部2
0mm幅の部分の塗膜のダメ−ジを調べるために、1%
食塩水に浸漬し、6.5V−6秒間通電した時の電流値
(mA)を測定する。当然の事ながら電流値の小さい方
が加工性が良い。
【0025】耐食性:アルミイ−ジ−エンドを巻き締め
るためネッキング、フランジで加工を行なった後、該塗
装板を食塩5部、クエン酸5部及びリンゴ酸5部を脱イ
オン水100部に溶解した水溶液に浸漬し、50℃恒温
室に14日間貯蔵する。この缶を切り開き、塗膜の状態
を観察する。全く錆が認められないものを10、著しく
錆の発生が認められるものを0と評価する。
【0026】過マンガン酸カリ消費量:フレ−バ−試験
と同様にして試験液とコントロ−ル液を調製し、食品衛
生法に基ずく試験方法に準じ、過マンガン酸カリ消費量
を測定する。(試験液の過マンガン酸カリ消費量)−
(コントロ−ル液の過マンガン酸カリ消費量)を塗膜の
過マンガン酸カリ消費量とする。単位はppm。
【0027】
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビスフェノ−ル化合物単独又はビスフェ
    ノ−ル化合物1モルに対して無置換及び/又はp−置換
    及び/又はo−置換1価フェノ−ルを0.5モル以下の
    割合で混合したフェノ−ル類1モルとホルムアルデヒド
    4〜10モルを塩基性触媒の存在下、反応温度が50〜
    65℃、反応系内のPHが8.0〜9.0で反応させる
    ことを特徴とする全成分中にジメチロ−ル化体以上のメ
    チロ−ル化体成分を少なくとも90重量%以上含有する
    フェノ−ル樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 塩基性触媒がアルカリ金属水酸化物であ
    る請求項1記載の方法。
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Effective date: 20040601