JPH08169722A - ガラス光学素子の成形方法および装置 - Google Patents

ガラス光学素子の成形方法および装置

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JPH08169722A
JPH08169722A JP24463895A JP24463895A JPH08169722A JP H08169722 A JPH08169722 A JP H08169722A JP 24463895 A JP24463895 A JP 24463895A JP 24463895 A JP24463895 A JP 24463895A JP H08169722 A JPH08169722 A JP H08169722A
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glass
receiving
molding
die
mold
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JP24463895A
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Koki Iwazawa
広喜 岩沢
Hiroshi Ito
弘 伊藤
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Olympus Optical Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/12Cooling, heating, or insulating the plunger, the mould, or the glass-pressing machine; cooling or heating of the glass in the mould
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B19/04Other methods of shaping glass by centrifuging
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受け型と接するガラスゴブの下面に生ずるシ
ワの発生をなくし、成形時間が短くしかも転写性に優れ
た溶融ガラスからガラス光学素子を製造する成形方法お
よび装置を提供する。 【解決手段】 ガラス素材をガラス原料融解部2で溶融
する工程と、鏡面加工された受け面18aを有する受け
型18を予め加熱する工程と、鏡面加工された成形面3
4aを有する成形型34を予め加熱する工程と、溶融さ
れたガラスを受け型18の受け面18上に供給する工程
と、回転アーム16の回転によりに受け型18を公転運
動させて、受け面18aに供給されたガラスを遠心力に
より受け面18aに密着させつつ平坦化して成形する工
程と、受け型18の公転運動を停止させた後に、成形型
34によって受け面18aのガラス自由面を押圧成形す
る工程と、押圧成形したガラスをガラス転移点温度以下
に冷却する工程とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融ガラスからガ
ラス光学素子を製造する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記請求項1〜4に関連する従来技術と
しては、特開平4−149032号、特開平5−238
761号および特開平4−219328号の各公報があ
る。
【0003】特開平4−149032号の発明は、熱加
工治具で溶融ガラスを受けてガラスの表面張力によりで
きた自由面と熱加工治具に接してできた接触面をもつガ
ラスゴブを作成し、接触面を加熱して光学ガラス成形体
を製造するものである。
【0004】特開平5−238761号の発明は、溶融
ガラスをリング形状の保持部材がセットされた受け型上
に吐出してプレ成形し、プレ成形ガラスを保持部材に保
持した状態で再加熱した後、一対の成形型にて精密プレ
スするものである。
【0005】特開平4−219328号の発明は、溶融
ガラスを回転可能なバケットに供給後、遠心力を作用さ
せて、バケット内の一対の成形型でガラスを押圧成形す
るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−14903
2号の発明では、熱加工治具に接してできた接触面にシ
ワ等の表面欠陥が生じ、その除去のために加熱が必要で
あり、成形時間が長くなる。
【0007】特開平5−238761号の発明では、吐
出された溶融ガラスをプレ成形により平坦化することは
できるが、プレ成形で補助押し型を用いた場合、以下の
欠点がある。ガラスゴブが受け型に接触後、その下面は
上面からの加圧力を受けることによって受け型に広がる
ので、この間に特にガラスゴブの下面表層は固化が進
む。一方、軟化状態にある内部のガラスは外周方向に流
動していくので、ガラスの下面はシワ状に成形され易
い。このシワを除去するためには再加熱工程で十分に加
熱する必要があり、軟化によるガラスの変形で精密成形
工程での転写性が悪化する不具合があった。
【0008】特開平4−210328号の発明は、溶融
ガラスを一対の成形型で一発成形するという最も低コス
トの製造方法であるが、上下成形面が同時に成形される
ので、上記と同様に特に受け型との接触部近辺のガラス
表面は急激に固化し、一方軟化状態にある内部のガラス
は外周方向に流動していくので、ガラス下面はシワ状に
成形され易く、転写精度が低い。
【0009】本発明の請求項1および請求項3は、上記
従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、下面に生ず
るシワの発生をなくし、成形時間を短くしかも転写性に
優れた溶融ガラスからガラス光学素子を製造する成形方
法およびその装置を提供することを目的とする。
【0010】本発明の請求項2および請求項4は、特に
遠心成形中に固化速度の速い微重量ガラスに対して、上
記請求項1および請求項3の作用および効果を有するガ
ラス光学素子を製造する成形方法およびその装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
めに、本発明の請求項1に係るガラス光学素子の成形方
法は、ガラス素材を溶融する工程と、鏡面加工された受
け面を有する受け型を予め加熱する工程と、鏡面加工さ
れた成形面を有する成形型を予め加熱する工程と、溶融
されたガラスを該受け型上に供給する工程と、該受け型
を公転運動させて、前記供給されたガラスを遠心力によ
り受け型の受け面に密着させつつ平坦化して成形する工
程と、該受け型の公転運動を停止させた後に、前記成形
型によって前記ガラスの自由面を押圧成形する工程と、
該押圧成形したガラスをガラス転移点温度以下に冷却す
る工程とから構成した。
【0012】本発明の請求項2に係るガラス光学素子の
成形方法は、受け型の公転運動を停止させた後、予め加
熱された成形型によって前記ガラスの自由面を押圧成形
する前記請求項1の工程において、成形型によってガラ
スの自由面を押圧成形するのに先立って前記自由面をガ
ラス粘度で103 〜109 ポアズの温度に再加熱するよ
うに構成した。
【0013】本発明の請求項3に係るガラス光学素子の
成形装置は、ガラス素材を溶融する手段と、鏡面加工さ
れた受け面を有する受け型を予め加熱する加熱手段と、
鏡面加工された成形面を有する成形型を予め加熱する加
熱手段と、溶融されたガラス素材を前記受け型上に供給
する手段と、前記受け型を公転運動させる回転機構と、
前記受け型と前記成形型の間で押圧力を生じさせる構成
とした押圧手段とから構成した。
【0014】本発明の請求項4に係る発明は、請求項3
にあって、公転運動により平坦化した受け型上のガラス
の自由面をガラス粘度で103 〜109 ポアズの温度に
再加熱する加熱手段を具備して構成した。
【0015】以下に、請求項1〜4の作用を説明する。
請求項1および請求項3の構成にあっては、溶融された
ガラスが受け型上に供給された後、受け型を公転運動さ
せることにより生じた遠心力により、前記供給されたガ
ラスは受け型の受け面に密着されつつ平坦化して成形さ
れる。このとき、ガラスの熱は受け型面に移動するが、
予め受け型が加熱されていることとともに、他方の表面
は雰囲気に接しているだけなので熱の移動は遅く、低い
粘度状態を長く維持できる。したがって、遠心力を受け
たガラスは受け型面に容易に密着しシワのない鏡面が得
られ、かつ表面張力に逆らって平坦化し、成形すること
ができる。その後、受け型の公転運動を停止させ、予め
加熱されている成形型によって前記ガラスの自由面を押
圧成形することにより、自由面側のガラス面を成形型面
の形状に成形する(この時、成形型で成形を開始する時
のガラス自由面の粘度は、103 〜109 ポアズである
ことが望ましい。すなわち、103 ポアズ未満ではガラ
スの表面張力により平坦化したガラスが即座に球形に復
帰してしまう。また109 ポアズを越えると、ガラスが
固すぎて成形型による押圧成形で十分な流動が得られな
い。)。その後、成形したガラスを変形が生じないガラ
ス転移点温度まで冷却することにより、レンズ等のガラ
ス光学素子が製造できる。このようにして得られたガラ
ス光学素子の表面はシワの発生がないので、その後再加
熱してシワをとる工程がいらない。また、遠心力の作用
によりガラスの自由面は平坦化されているので、一般的
に厚みに対して外径値の方が大きいレンズ等の平坦な光
学素子の成形では、ガラスの自由面側の成形は粘度の低
い接触初期段階で成形型面に全面接触させることが可能
であり、ガラスの収縮に対して充分に成形型による押圧
成形によって密着転写させることが可能になる。
【0016】請求項2および請求項4の構成にあって
は、成形型によってガラスの自由面を押圧成形するのに
先立ってガラスの自由面をガラス粘度で103 〜109
ポアズの温度に再加熱することで、特に遠心成形中に固
化速度の速い微重量ガラスに対して成形型による自由面
の成形性を確保することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
[発明の実施の形態1]図1、図2および図3に基づい
て本発明の実施の形態1を説明する。図1は本発明の実
施の形態1のガラス光学素子の成形装置を示す縦断面図
である。図2は本発明の実施の形態1における受け型部
の縦断面図である。図3は本発明の実施の形態1の受け
型上のガラスゴブを成形型で成形する工程を示す縦断面
図である。
【0018】図1において1は成形装置で、この成形装
置1はガラス原料を加熱溶融するガラス原料融解部2
と、溶融したガラスが注入された受け型を公転させるこ
とにより成形を行う遠心成形部3と、該遠心成形部3の
部材として構成される前記受け型を加熱する受け型加熱
部4と、遠心成形した受け型上のガラスゴブの自由面を
押圧成形する自由面成形部5から構成されている。
【0019】ガラス原料融解部2は、ルツボ6と該ルツ
ボ6の底面に連設されたノズル7およびルツボ6をガラ
ス粘度で10ポアズ以下の温度(通常1000℃〜18
00℃)に加熱するためのルツボ用高周波加熱コイル
8、ノズル7をガラス粘度で10ポアズ前後の温度(通
常1000〜1600℃)に加熱するためのノズル用高
周波加熱コイル9から構成されている。ノズル7の下方
には、ノズル7から滴下される溶融ガラスの滴下タイミ
ングを検出するフォトセンサー10が設置されている。
なお、ガラス原料融解部2は遠心成形装置1のフレーム
11にアーム12によって固定されている。
【0020】遠心成形部3は、成形装置1のべース13
に固定された軸受け14と、軸受け14に回転自在に軸
支された回転軸15と、回転軸15の上部に水平に取り
付けられた中空の回転アーム16と、回転アーム16の
先端に取り付けられた支持アーム17に固定され該支持
アーム17を介して支持点Oまわりに回転自在に軸支さ
れた受け型18と、回転軸15を挟んで回転アーム16
の前記受け型18を取り付けた先端とは反対側の後端に
取り付けられたバランスウエイト19と、回転軸15の
中間部に嵌め込まれ一部にスリット20aが形成された
スリットプレート20のスリット20aを、非接触状態
で検出できるフォトセンサー21と、回転軸15下部に
嵌め込まれたプーリ22と、プーリ22にベルト23を
介して動力を供給する制御可能なモータ24とから構成
されている。モータ24は、前記滴下検出用のフォトセ
ンサー10からの信号を受けて回転動作するように構成
されている。なお、遠心成形前の回転軸15が停止して
いるときの受け型18の中心軸aは、前記ガラス原料融
解部2のノズル7の中心軸bと位置するような位置関係
になっている。
【0021】次に、前記受け型18の詳細を図2により
説明する。受け型18は耐熱性、鏡面加工性を有し、か
つ溶融ガラスとの反応性の低い材質、例えばAlN、B
N、Cr2 3 等の焼結体や超硬合金や前記焼結体表面
にAlN、BN、Cr2 3 、CrN、貴金属類のコー
ティング加工を施したものからできている。受け型18
の受け面18aは、最終成形レンズ面に対応した形状
で、表面粗さRmax≦0.1ミクロンに鏡面加工され
ている。この表面粗さが0.1ミクロンを越えると、ガ
ラスの成形面に転写して鏡面が得にくい。受け型18の
先端外周部18bには、ガラス搬送用の搬送部材25が
嵌挿されている。
【0022】搬送部材25は、耐熱性を有し、かつ溶融
ガラスとの反応性の低い材質、例えば前記受け型と同様
の材料または緻密性のみがやや劣る材料であってもよ
い。搬送部材25の内周部25aは、所望のプリフォー
ム外径に一致している。また、搬送部材25には、前記
内周部25aと受け型18が嵌挿される内周部との間に
は、成形後の光学素子を受けるための段部25cが設け
られている。26は前記ノズル7より受け面18a上に
供給されたガラスゴブである。搬送部材25の上端外周
の180°離れた2ヶ所には、鍔25bが設けられてい
る。搬送部材25が受け型18に嵌挿される時には、図
3に示すように支持アーム17に鍔25bが当たらない
ように、鍔25bの方向が位置決めされてから嵌挿され
る。
【0023】受け型加熱部4は、図1に示すように加熱
ヒータ27と、該加熱ヒータ27を内蔵するとともに前
記回転アーム16の方向に開口した断熱性を有する断熱
カバー28と、該断熱カバー28を水平方向に移動自在
に保持するとともに前記べース13に固定されたスライ
ドべース29から構成されている。なお、加熱ヒータ2
7は、前記回転軸15の側方で前記回転アーム16に対
向するように位置されており、図面右方に移動したとき
にノズル7直下で停止状態の前記受け型18をガラス転
移点温度以上、ガラス軟化点温度以下(通常500〜8
00℃)に加熱できるようになっている。
【0024】自由面成形部5は、フレーム11に固定さ
れた第1の摺動べース31にベアリング32を介して上
下動自在に取り付けられた成形型マウント33と、該成
形型マウント33の下端に取り付けられた成形型34
と、前記べース13上に成形型34と同軸に固定された
第2の摺動べース35と、該第2の摺動べース35内に
ベアリング36を介して上下動自在に取り付けられた押
圧支持部材37から構成されている。なお、成形型マウ
ント33の下方外周部には加熱ヒータ38が取り付けら
れ、成形型34をガラス転移点温度付近まで加熱するこ
とが可能になっている。また、前記押圧支持部材37の
上面内部には、加熱ヒータ39が埋め込まれており、該
押圧支持部材37をガラス転移点温度付近まで加熱する
ことが可能になっている。さらに、前記成形型マウント
33上端および押圧支持部材37下端には、それぞれフ
レーム11およびべース13に固定された加圧シリンダ
40および41の加圧シャフトが接続されており、成形
型マウント33および押圧支持部材37を上下駆動する
ことができる。前記受け型18は遠心成形終了直後に成
形型34と同軸上に停止され、この状態で押圧支持部材
37が加圧シリンダ41の作動により上昇して受け型1
8裏面に当接して停止するとともに、成形型34が加圧
シリンダ40の作動により下降して受け型18上のガラ
スを所定の圧力で押圧成形できるように構成されてい
る。
【0025】成形型34は耐熱性、鏡面加工性を有し、
かつ溶融ガラスとの反応性の低い材質、例えばAlN、
BN、Cr2 3 等の焼結体や超硬合金や前記焼結体表
面にAlN、BN、Cr2 3 、CrN、貴金属類のコ
ーティング加工を施したものからできている。成形型3
4の端面すなわち成形面34aは最終成形レンズの曲率
に近い形状でかつ鏡面粗さRmax≦0.1ミクロンに
鏡面加工されている。なお、図示していないが、搬送部
材25を挟持して、搬送部材25を受け型18に供給、
排出する搬送ユニットが設けられている。
【0026】以上の構成からなる成形装置1を用いてガ
ラス光学素子を製造する手順を図1〜図3を用いて説明
する。まず、回転アーム16がスムーズに回転するよう
に、適当な重量のバランスウエイト19を回転アーム1
6の後端にセットする。そして、回転軸15をモータ2
4、ベルト23、プーリ22により回転させて、受け型
18をノズル7の中心軸bの真下に移動させ、ノズル7
から落下する溶融ガラスを受けるように位置させる。こ
の時、スリットプレート20に形成されているスリット
20aがフォトセンサー21により検出され、LEDが
点灯することにより受け型18が所定の位置に到達した
ことを知ることができる。
【0027】次に、受け型加熱部4を図面右方に移動し
て、受け型18を加熱ヒータ27内に収容し、加熱ヒー
タ27により受け型18をガラス転移点温度以上、ガラ
ス軟化点温度以下に加熱する。一方、加熱ヒータ38に
より成形型34をガラス転移点温度前後の温度に加熱す
る。
【0028】そして、ルツボ6にガラス材料を入れ、ル
ツボ用高周波加熱コイル8によりガラス粘度で10ポア
ズ以下に加熱してガラス材料を溶融する。溶融ガラスが
均質で泡のない状態になった後、ノズル用高周波加熱コ
イル9によりノズル7を加熱し、滴下分離するのに適し
たガラス粘度10ポアズ前後に溶融ガラスを調整して、
ノズル7先端から溶融ガラス滴を滴下する。なお、ガラ
スを滴下する前に受け型加熱部4を左方に退避させてお
く。
【0029】ノズル7先端から滴下された溶融ガラス
は、前記受け型18の受け面18a中央に滴下し、表面
張力により球状となったガラスゴブ26となる(図2参
照)。ガラスゴブ26が受け面18a上に滴下されると
ともに、フォトセンサー10の信号を受けて直ちにモー
タ24が回転し始める。これにより、回転軸15が回転
し、受け型18およびガラスゴブ26は共に回転軸15
のまわりを公転する。この時に生ずる遠心力によって、
受け型18は支持点Oを中心に回転して水平状態とな
り、受け面18aに対して垂直方向にガラスゴブ26が
押され、ガラスゴブ26は受け型18の受け面18aに
密着しつつ自由面は平坦化して成形される。このとき、
ガラスゴブ26の熱は受け型18に移動するが、予め受
け型18が加熱されていることとともに、他方の表面は
雰囲気に接しているだけなので熱の移動は遅く、低い粘
度状態を長く維持できる。したがって、遠心力を受けた
ガラスゴブ26は受け面18aに容易に密着しシワのな
い鏡面が得られ、かつ自由面は表面張力に逆らって平坦
化していく。ここで、受け型18の加熱温度がガラス軟
化点温度以上では融着を生じ易く、また受け型18の加
熱温度を下げていくと、受け面18aと接触するガラス
ゴブ26の受け型接触面は次第にシワを生ずるようにな
り、シワのない鏡面を得るためにはガラス転移点温度以
上の加熱が望ましい。
【0030】ガラスゴブ26の受け型接触面が受け面1
8aにほぼ密着してから直ちに回転軸15の回転を停止
させ、図3に示すように受け型18を成形型34の直下
に配置させる。そして、加圧シリンダ41により押圧支
持部材37を上昇させて受け型18下面に当接するとと
もに、加圧シリンダ40により成形型34を下降して成
形面34aを遠心成形されたガラスゴブ26’の自由面
に接触させて、押圧成形する。このように、遠心成形後
に成形型34をガラス自由面に接触させて押圧成形がで
きる。成形型34で成形を開始する時のガラス自由面の
粘度は、103〜109 ポアズであることが望ましい。
すなわち、103 ポアズ未満ではガラスの表面張力によ
り、遠心成形で平坦化したガラスゴブ26’が即座に球
形に復帰してしまう。また、109 ポアズを越えると、
ガラスが固すぎて成形型34による押圧成形で充分な流
動が得られない。押圧支持部材37の加熱ヒータ39の
温度は、成形型34によってガラス自由面の成形性が確
保できるように設定する。通常、成形型34の加熱温度
とすればよい。また、成形型34の加熱温度および押圧
成形の加圧力は、融着を生じさせずかつガラスの収縮に
対して成形面34aをガラス面に密着保持できる流動性
が確保できるように設定する。通常は、成形型温度は
「ガラス転移点温度−100℃」〜「ガラス屈伏点温
度」の間であり、また加圧力は30〜300kg/cm
2 の間である。
【0031】その後、成形したガラス(光学素子)を変
形の生じないガラス転移点温度まで自然放冷して冷却す
る。続いて、図示していない搬送ユニットにより、ガラ
ス光学素子が段部25cに載置された搬送部材25を受
け型18から取り上げた後に後退して、搬送部材25を
成形装置1の外部に排出する。このようにして、レンズ
等のガラス光学素子の製造が完了する。
【0032】再び、成形を繰り返すときは、別の搬送部
材25を搬送ユニットによって受け型18に供給してか
ら、上記操作を繰り返す。
【0033】このようにして得られたガラス光学素子の
表面はシワの発生がないので、その後再加熱してシワを
とる工程がいらない。また、遠心力の作用によりガラス
の自由面は平坦化されているので、一般的に厚みに対し
て外径値の方が大きいレンズ等の平坦な光学素子の成形
では、ガラスの自由面側の成形は粘度の低い接触初期段
階で成形面に全面接触させることが可能であり、ガラス
の収縮に対して充分に成形型34による押圧成形によっ
て密着転写させることが可能になる。
【0034】以上により、本発明の実施の形態1によれ
ば、成形時間が短くしかも転写性に優れた溶融ガラスか
らガラス光学素子を製造する成形方法およびその装置が
実現できる。なお、より生産性の向上した装置を実現す
るためには、製造工程を連続的に行うために、受け型1
8を回転機構の回転アーム16に着脱自在に構成し、複
数の受け型18を予め加熱しておき、受け型18上にガ
ラスゴブ26が供給された状態で該受け型18を順次回
転アーム16に供給して遠心成形し排出する構成とする
ことが考えられる。
【0035】[発明の実施の形態2]図4および図5に
基づいて本発明の実施の形態2を説明する。図4は本発
明の実施の形態2の遠心成形装置を示す縦断面図、図5
は本発明の実施の形態2の受け型上のガラスゴブを成形
型で成形する工程を示す縦断面図である。実施の形態1
と異なる点は、実施の形態1における遠心成形後のガラ
ス自由面の押圧成形を、本実施の形態2では上下動自在
に回転アームの先端に構成された受け型を上昇させて、
固定された成形型面に接近させ、受け型上のガラスゴブ
を押圧成形する構成としたことである。
【0036】図4において、成形型34は成形型マウン
ト42を介してフレーム11に固定されている。成形型
34の下方には、成形型34と同軸に突き上げシャフト
43が設けられており、この突き上げシャフト43はべ
ース13に固定された摺動べース45内をベアリング4
4を介して上下動自在に構成されている。突き上げシャ
フト43の上下動は、摺動べース45内でべース13に
固定された加圧シリンダ46によって行われ、さらに成
形型34とによって受け型48の受け面48a上のガラ
スに作用する押圧力を生じさせることができる。突き上
げシャフト43の先端外周には加熱ヒータ47が取り付
けられており、該突き上げシャフト43をガラス転移点
温度付近まで加熱することが可能になっている。
【0037】受け型部の構成を図5により説明する。実
施の形態1と異なるのは、受け型48が、受け面48a
を有する成形部48bと成形部48bの下面に一体成形
した軸部48cからなり、受け型48の軸部48cが支
持アーム17端に固定されたブッシュ49に対してガタ
なく摺動自在に構成されていることである。該受け型4
8は、軸部48cの下端面48dに前記突き上げシャフ
ト43が当接して上昇することにより突き上げられる。
突き上げシャフト43の外周には、加熱ヒータ47が取
り付けられている。
【0038】上記成形装置にてガラス光学素子を製造す
る手順について、実施の形態1と異なる点を中心に説明
する。ガラスゴブ26を受け型48の受け面48a上で
遠心成形する工程までは実施の形態1と同様である。
【0039】ガラスゴブ26の受け型接触面が受け面4
8aにほぼ密着してから、成形型34の直下に受け型4
8が位置するように直ちに回転軸15の回転を停止させ
る。その後、突き上げシャフト43を加圧シリンダ46
により上昇させて受け型48の下端面48dに当接する
とともに受け型48を上昇して遠心成形されたガラスゴ
ブ26’の自由面を成形型34の成形面34aに接触さ
せて、押圧成形する。このように、本実施の形態2の構
成によっても、遠心成形後に成形型34にガラス自由面
を接触させて押圧成形ができる。この時、突き上げシャ
フト43の加熱ヒータ47の温度は、ガラス自由面の成
形性が確保できるように設定する。通常、成形型34の
加熱温度とすればよい。また、成形型34の加熱温度お
よび押圧成形の加圧力は、実施の形態1と同様である。
【0040】本実施の形態においても実施の形態1と同
様に、成形時間が短くしかも転写性に優れた溶融ガラス
からガラス光学素子を製造する成形方法およびその装置
が実現できる。
【0041】[発明の実施の形態3]図6に基づいて本
発明の実施の形態3を説明する。図6は本発明に係る実
施の形態3の遠心成形装置を示す縦断面図である。実施
の形態1と異なる点は、実施の形態1における遠心成形
後のガラス自由面の押圧成形に先立って、本実施の形態
ではガラスゴブの自由面を熱風発生装置で加熱軟化し得
るように構成したことである。
【0042】熱風発生装置50は、遠心成形装置1外部
に設置された窒素ガス供給源(図示せず)に接続される
とともに下方に向って流出口54を先端に設けた耐熱性
の窒素ガス導入管51と、該窒素ガス導入管51の外周
部に接触して取り付けられた加熱ヒータ52と、該窒素
ガス導入管51の内部で該加熱ヒータ52が位置する部
位に設けられた耐熱性の金属繊維である熱伝達促進部材
53とから構成されている。また、熱風発生装置50は
図示していない駆動装置によって、成形型34の直下に
停止した受け型18上のガラスゴブの自由面上に進退自
在に構成されている。窒素ガス供給源から窒素ガス導入
管51に導入された窒素ガスは、図示していない温度コ
ントローラで温度制御された加熱ヒータ52の発熱によ
り加熱された熱伝達促進部材53の繊維の間を流れるこ
とで、所定温度に加熱され熱風となる。
【0043】本実施の形態3によれば、上記構成の熱風
発生装置により、成形型34によってガラスの自由面を
押圧成形するのに先立って、遠心成形したガラスゴブの
自由面に窒素ガス導入管51の流出口54から熱風を吹
き付けて、ガラスゴブ26の自由面をガラス粘度で10
3 〜109 ポアズの温度に再加熱する。これにより、特
に遠心成形中に固化速度の速い微重量ガラスに対して成
形型34による自由面の成形性を確保することが可能に
なる。
【0044】本実施の形態3によれば、特に遠心成形中
に固化速度の速い微重量ガラスに対して、実施の形態1
と同様の効果を有するガラス光学素子を製造することが
できる。
【0045】[発明の実施の形態4]図7および図8に
基づいて本発明の実施の形態4を説明する。図7は本発
明の実施の形態4の遠心成形装置を示す縦断面図、図8
は本発明の実施の形態4の受け型上のガラスゴブを成形
型で成形する工程を示す縦断面図である。実施の形態1
と異なる点は、実施の形態1と同様に遠心成形した後、
ガラス自由面を押圧成形する際、本実施の形態4では受
け型を支持する上下動自在な押圧支持部材に案内ピンを
取り付けておくことにより、回転アームの回転を停止さ
せたときに生じる回転アーム先端の受け型の揺動自在な
振れを、押圧支持部材を上昇させることで迅速に抑える
とともに受け型を支持し、この受け型をチャックで位置
出して、受け型を剛性良く、精度良く固定した後に押圧
成形をする構成としたことである。
【0046】図7において、フレーム11に固定された
第1の摺動ベース31にベアリング32を介して上下動
自在に取り付けられた成形型マウント33と、成形型マ
ウント33の下端に取り付けられた成形型34と、ベー
ス13上に該成形型34と同軸に固定された第2の摺動
ベース35と、該第2の摺動ベース35内にベアリング
36を介して上下動自在に取り付けられた押圧支持部材
54から構成されている。
【0047】押圧支持部材54内には、上下動可能な案
内ピン55が成形型34と同軸に設けられている。この
案内ピン55は、その先部が押圧支持部材54の成形型
当接面(支持面)から突出するようにスプリング56に
より上方へ常時付勢されており、受け型58に押圧支持
部材54を当接させた際に案内ピン55が受け型58に
押されて下方に移動するようになっている。また、押圧
支持部材54の成形型当接面上には、受け型58の外周
部を挟持して受け型58を位置出しするための絞止可能
なチャック57が取り付けられている。さらに、前記成
形型マウント33上端および押圧支持部材54下端に
は、それぞれフレーム11およびベース13に固定され
た加圧シリンダ40および41の加圧シャフトが接続さ
れており、成形型マウント33および押圧支持部材54
を上下駆動することが可能になっている。
【0048】回転アーム16先端の支持アーム17に固
定されている前記受け型58には、前記案内ピン55の
挿入可能な穴58aが下端面から内部に向って穿設され
ている。
【0049】次に、上記構成の遠心成形装置によりガラ
ス光学素子を成形する方法を作用とともに説明する。ガ
ラスゴブ26を受け型58上で遠心成形する工程までは
実施の形態1と同様である。
【0050】遠心成形が終了した直後、受け型58が成
形型34の直下に位置するように回転アーム16の回転
を停止する。このとき受け型58は揺動自在に振れてい
る。ここで、加圧シリンダ41により押圧支持部材54
を上昇させ、振動している受け型58の穴58aに案内
ピン55を挿入することにより、受け型58の振動を強
制的に停止させ、更に押圧支持部材54を上昇させるこ
とで、図8に示すように、押圧支持部材54の成形型当
接面で受け型58の下面を支持する。このとき案内ピン
55は加圧シリンダ41の押し付け力に負けて圧下す
る。そして、チャック57で受け型58の外周部をチャ
ックして成形型34と同軸になるように受け型58を位
置決めし、加圧シリンダ40により成形型34を下降し
て遠心成形されたガラスゴブ26の自由面に成形面34
aを接触させて押圧成形する。その後の工程は実施の形
態1と同様である。
【0051】本発明の実施の形態4によれば、遠心成形
終了後に案内ピン55で受け型58の振動を強制的に止
めることにより、ガラスゴブ26の自由面を成形型34
で押圧成形するまでの時間を短縮することができので、
ガラスの粘度が103 ポアズ未満まで冷却される前に成
形が可能となる。また、受け型58を下方から剛性良く
支持するとともに、チャック57により受け型58の位
置の微調整を可能とすることにより、実施の形態1より
も高精度の光学素子の製造が可能な成形方法および成形
装置が実現できる。
【0052】本発明に係る実施の形態の変形例として
は、図9に示すように、遠心成形部3を縦型にして遠心
成形してもよい。なお、以下の説明においては、図1に
示した番号を用いて説明する。
【0053】すなわち、ベース13上にフレーム11a
を立設し、このフレーム11aの側面に上記各実施の形
態と同様に構成された遠心成形部3構成されている。な
お、回転アーム16の一端(図においては下端)に受け
型18の保持部16aが設けられ、受け型18の受け面
18aを鉛直方向に向けて保持し得るようになってい
る。これにより、受け型18の受け面18aに載置され
たガラスゴブ26には回転軸15を中心とした回転アー
ム16の回転により、遠心力が作用する。また、受け型
18の上方には、回転アーム16の回転を阻害しないよ
うに、成形型マウント33に保持された成形型34が成
形面を下方に向けて、受け型18と同軸に配置されてい
る。ガラス原料融解部2のルツボ6の底面に連設された
にノズル9は、受け型18が最下端に配置された時に受
け面18aの真上に配置されるように、その先端開口部
が延在されている。そして、受け型加熱部4の加熱ヒー
タ27は、受け型18の方向に移動自在に構成され、最
下端に配置された状態の受け型18を収容して加熱可能
になっている。
【0054】上記構成の変形例によっても、上記各実施
の形態と同様な方法によりガラス光学素子を成形するこ
とができ、各実施の形態と同様な作用、効果を得ること
ができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1および請求項3の効果は、下面
に生ずるシワの発生をなくし、成形時間が短くしかも転
写性に優れた溶融ガラスからガラス光学素子を製造する
成形方法およびその装置が実現できることである。
【0056】請求項2および請求項4の効果は、特に遠
心成形中に固化速度の速い微重要ガラスに対して、上記
請求項1および請求項3と同様の効果を有するガラス光
学素子を製造する成形方法およびその装置が実現できる
ことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のガラス光学素子の成形
装置を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1のガラス光学素子の成形
装置における受け型部を示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1のガラス光学素子の成形
方法の一工程を示す縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2のガラス光学素子の成形
装置を示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2のガラス光学素子の成形
方法の一工程を示す縦断面図である。
【図6】本発明の実施の形態3のガラス光学素子の成形
装置を示す縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4のガラス光学素子の成形
装置を示す縦断面図である。
【図8】本発明の実施の形態4のガラス光学素子の成形
方法の一工程を示す縦断面図である。
【図9】本発明に係る各実施例の変形例を示すガラス光
学素子の成形装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス光学素子の成形装置 2 ガラス原料融解部 3 遠心成形部 4 受け型加熱部 5 自由面成形部 6 ルツボ 16 回転アーム 18 48 58 受け型 18a 48a 受け面 27 加熱ヒータ 34 成形型 34a 成形面 37 54 押圧支持部材 40 41 46 加圧シリンダ 43 突き上げシャフト 50 熱風発生装置 57 チャック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス素材を溶融する工程と、鏡面加工
    された受け面を有する受け型を予め加熱する工程と、鏡
    面加工された成形面を有する成形型を予め加熱する工程
    と、溶融されたガラスを該受け型上に供給する工程と、
    該受け型を公転運動させて、前記供給されたガラスを遠
    心力により受け型の受け面に密着させつつ平坦化して成
    形する工程と、該受け型の公転運動を停止させた後に、
    前記成形型によって前記ガラスの自由面を押圧成形する
    工程と、該押圧成形したガラスをガラス転移点温度以下
    に冷却する工程とからなることを特徴とするガラス光学
    素子の成形方法。
  2. 【請求項2】 受け型の公転運動を停止させた後、予め
    加熱された成形型によって前記ガラスの自由面を押圧成
    形する前記工程は、成形型によってガラスの自由面を押
    圧成形するのに先立って前記自由面をガラス粘度で10
    3 〜109 ポアズの温度に再加熱することを特徴とする
    請求項1記載のガラス光学素子の成形方法。
  3. 【請求項3】 ガラス素材を溶融する手段と、鏡面加工
    された受け面を有する受け型を予め加熱する加熱手段
    と、鏡面加工された成形面を有する成形型を予め加熱す
    る加熱手段と、溶融されたガラス素材を前記受け型上に
    供給する手段と、前記受け型を公転運動させる回転機構
    と、前記受け型と前記成形型の間で押圧力を生じさせる
    構成とした押圧手段とからなることを特徴とするガラス
    光学素子の成形装置。
  4. 【請求項4】 公転運動により平坦化した受け型上のガ
    ラスの自由面をガラス粘度で103 〜109 ポアズの温
    度に再加熱する加熱手段を具備したことを特徴とする請
    求項3記載のガラス光学素子の成形装置。
JP24463895A 1994-10-06 1995-09-22 ガラス光学素子の成形方法および装置 Withdrawn JPH08169722A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001083386A1 (de) * 2000-04-27 2001-11-08 Schott Glas Verfahren zur herstellung von dünnen glasartikeln durch pressen
JP2007001282A (ja) * 2005-05-26 2007-01-11 Fujifilm Holdings Corp 成形用金型及びその製造方法
JP2010070434A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Konica Minolta Opto Inc 成形型及びガラス成形体の製造方法
CN103922570A (zh) * 2014-04-22 2014-07-16 太仓福缘琉璃工艺品有限公司 琉璃离心成型法

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