JPH0891852A - ガラスレンズ成形用プリフォームの製造装置 - Google Patents

ガラスレンズ成形用プリフォームの製造装置

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JPH0891852A
JPH0891852A JP25877294A JP25877294A JPH0891852A JP H0891852 A JPH0891852 A JP H0891852A JP 25877294 A JP25877294 A JP 25877294A JP 25877294 A JP25877294 A JP 25877294A JP H0891852 A JPH0891852 A JP H0891852A
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JP
Japan
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glass
rotating mechanism
molding
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JP25877294A
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Kazunari Kagawa
一成 賀川
Hiroshi Ito
弘 伊藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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    • C03B19/04Other methods of shaping glass by centrifuging
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B11/02Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing in machines with rotary tables
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B2215/64Spinning, centrifuging or using g-force to distribute the glass

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最終成形品の押圧成形時間が短く、あるいは
成形後の余剰ガラスの発生が少なく、さらに最終成形品
の転写精度の得られるガラスプリフォームを溶融工程か
ら連続的に製造する装置を提供することを目的とする。 【構成】 ガラス素材を溶融する手段2と、鏡面加工さ
れた受け面を有する複数の受け型3と、前記複数の受け
型を予め加熱する加熱手段4と、前記受け型3が水平状
態となるまで回動自在に支持しつつ公転運動させること
が可能であり、且つ受け型3を着脱自在に構成した回転
機構5と、前記回転機構5に加熱された受け型3を順次
供給する受け型供給機構6と、ガラスゴブを前記受け型
3上に供給するガラスゴブ供給手段9と、前記回転機構
5に供給された受け型3を回転機構5から排出する排出
機構7と、から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融ガラスからガラス
レンズ成形用プリフォームを製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては、例えば特
公平4−43851号、特開昭61−146721号、
特開平4−149032号、特開平5−238761
号、特開平4−219328号公報記載の発明が知られ
ている。
【0003】特公平4−43851号は、切断あるいは
研削により所定の体積に調寸したガラス塊を加熱、軟化
させ、表面張力により球状にし、この球状のガラス塊を
光学素子の精密加圧成形用素材として使用するものであ
る。
【0004】特開昭61−146721号は、ノズル先
端から溶融ガラスを滴下して分離し、表面張力により球
形となったガラスゴブを製造するものである。
【0005】特開平4−149032号は、熱加工治具
で溶融ガラスを受けてガラスの表面張力によりできた自
由面と熱加工治具に接してできた接触面をもつガラスゴ
ブを作成し、接触面を加熱して光学ガラス成形体を製造
するものである。
【0006】特開平5−238761号は、溶融ガラス
をリング形状の保持部材がセットされた受け型上に吐出
してプレ成形し、プレ成形ガラスを保持部材に保持した
状態で再加熱した後、一対の成形型にて精密プレスする
ものである。
【0007】特開平4−219328号は、溶融ガラス
を回転可能なバケットに供給後、遠心力を作用させて、
バケット内の一対の成形型でガラスを押圧成形するもの
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ガラスを加熱軟化して
押圧成形するガラスレンズの製造方法に用いるプリフォ
ームは、従来方法としては、ほぼ所望のレンズ形状に研
削研磨により球面形状に鏡面加工する方法が採用されて
いた。この方法では研削研磨工程にかかる加工時間が長
いため、コストが高い上、プリフォーム面の形状が球面
であるので、非球面レンズへの適用に限られていた。
【0009】これに対し、特公平4−43851号は、
研磨工程を加熱による表面張力にて鏡面化する工程に置
換えることにより、鏡面化のための加工時間を短縮する
ことが可能になる。しかし、鏡面化したガラスは表面張
力により球状となるので、通常の平坦なレンズ形状に押
圧成形するまでに必要とされるガラス流動量はかえって
大きくなるために、予め成形型間にプリフォームをセッ
トしてから加熱軟化して押圧成形する等温成形法では、
ガラスの加熱温度はガラス屈伏点までであるので押圧成
形時間が長くなってしまい生産性が良くない。また、プ
リフォームを予めガラス軟化点温度付近まで加熱してか
ら成形型間に搬送して押圧成形する非等温成形法では、
プリフォームを搬送するためにその外周を保持しなけれ
ばならないので、搬送保持部材径よりも小径の成形型と
する必要があるため、球状のプリフォームから通常の平
坦なレンズ形状に押圧成形する際に、大量の余剰ガラス
を外周部に押出すこととなる。従って、この余剰ガラス
を後工程で切断除去しなければならず、コストアップと
なってしまう。
【0010】特開昭61−146721号、特開平4−
149032号は、分離された溶融ガラスからガラスゴ
ブを得るので、コストの高い研削研磨工程が低コスト化
されるが、特公平4−43851号と同様に、表面張力
により球形のプリフォームであるので、上記と同様の欠
点を有する。
【0011】特開平5−238761号では、吐出され
た溶融ガラスをプレ成形により平坦化することはできる
が、プレ成形で補助押し型を用いた場合、型との接触部
近辺のガラス表面は急激に固化し、一方、軟化状態にあ
る内部のガラスは外周方向に流動していくので、ガラス
面はシワ状に成形され、このシワを除去するためには再
加熱工程で十分に加熱する必要があり、軟化によるガラ
スの変形で精密成形工程での転写性が悪化する不具合が
あった。
【0012】特開平4−219328号は、溶融ガラス
を一対の成形型で一発成形するという最も低コストの製
造方法であるが、上記と同様に型との接触部近辺のガラ
ス表面は急激に固化し、一方、軟化状態にある内部のガ
ラスは外周方向に流動していくので、ガラス面はシワ状
に成形されやすい。特に薄肉のレンズの場合には両面か
ら急激に熱が奪われるので、固化したガラス表面層が十
分に成形型面に密着しにくく、十分な転写が得られな
い。
【0013】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、請求項1の目的は、最終成形品の押圧成形時間が
短く、あるいは成形後の余剰ガラスの発生が少なく、さ
らに最終成形品の転写精度の得られるガラスプリフォー
ムを溶融工程から連続的に製造する装置を提供すること
である。
【0014】請求項2の目的は、請求項1において、回
転機構に対する受け型の供給および排出を同時に行うこ
とのできる構成として、ガラスプリフォームの製造タク
トタイムが短縮できる製造装置を提供することである。
【0015】請求項3の目的は、冷却固化しやすい微重
量のガラスゴブの場合でも、請求項1の特徴を有するガ
ラスプリフォームを製造できる装置を提供することであ
る。
【0016】請求項4および請求項5の目的は、請求項
1において、ガラスプリフォームの連続的に製造するタ
クトタイムをさらに短縮できる製造装置を提供すること
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る本発明のガラスレンズ成形用プリフォ
ームの製造装置は、ガラス素材を溶融する手段と、鏡面
加工された受け面を有する複数の受け型と、前記複数の
受け型を予め加熱する加熱手段と、前記受け型が水平状
態となるまで回動自在に支持しつつ公転運動させること
が可能であり、且つ受け型を着脱自在に構成した回転機
構と、前記回転機構に加熱された受け型を順次供給する
受け型供給機構と、ガラスゴブを前記受け型上に供給す
るガラスゴブ供給手段と、前記回転機構に供給された受
け型を回転機構から排出する排出機構と、からなること
を特徴とする。
【0018】ここで請求項2に記載したように、前記回
転機構は前記受け型の着脱自在な支持部を2つ有すると
よい。
【0019】また請求項3に記載したように、前記ガラ
スゴブ供給手段は、前記回転機構に前記受け型が供給さ
れた状態で、ガラスゴブを該受け型上に供給する構成と
するのがよい。
【0020】また請求項4に記載したように、前記回転
機構は複数個設けられ、前記受け型供給機構はガラスゴ
ブが供給された受け型を該回転機構に順次供給する構成
とするのがよい。
【0021】また請求項5に記載したように、前記複数
の回転機構を循環移動可能にし、ガラスゴブの供給され
た受け型を回転しつつ前記排出機構まで移動する構成と
するのがよい。
【0022】
【作用】上記構成からなる本発明のガラスレンズ成形用
プリフォームの製造装置の作用は以下の通りである。
【0023】請求項1の作用は、受け型の加熱と、遠心
力による成形作用で一方の面からのみ熱移動させること
により、受け面側のガラス表面を鏡面とし、他方の面は
溶融で得られた自由表面により形成された鏡面であるの
で、最終成形品もシワのない鏡面となり、また加熱温度
を低くできるので転写精度も向上する。さらに、外径は
遠心力の作用によりガラスゴブより大きい径に平坦化し
て成形され、且つ受け型面側は受け型面の形状により自
由に形状を賦与できるので、最終成形品の押圧成形時間
の短縮、あるいは余剰ガラスの低減ができる。
【0024】以上の、溶融工程から遠心成形によりガラ
スプリフォームを製造する工程を連続的に行うために、
複数の受け型を予め加熱し、次いで受け型上にガラスゴ
ブが供給された状態で受け型を順次(1つの)回転機構
で遠心成形し排出することが本発明の製造装置の構成に
より可能となる。
【0025】請求項2の作用は、回転機構が着脱自在な
受け型の支持部を2つ有しているので、遠心成形の終了
した受け型を回転機構から排出すると同時に、もう一方
の支持部に遠心成形前の新たな受け型を供給することが
可能となる。
【0026】請求項3の作用は、回転機構に受け型が供
給された状態でガラスゴブを受け型上に供給し、直ちに
遠心成形が可能であるので、冷却固化しやすい微重量の
ガラスゴブの場合でも、遠心力を受けたガラスゴブは受
け面に容易に密着しシワのない鏡面が得られる。
【0027】請求項4の作用は、溶融工程から遠心成形
によりガラスプリフォームを製造する工程を連続的に行
うために、複数の回転機構により、ガラスゴブの供給さ
れた受け型を回転機構に順次供給する構成としたこと
で、機械動作のために生ずる待ち時間を発生させること
なく次々に遠心成形することが可能となる。
【0028】請求項5の作用は、溶融工程から遠心成形
によりガラスプリフォームを製造する工程を連続的に行
うために、複数の回転機構を循環移動可能に構成し、ガ
ラスゴブの供給された受け型を回転しつつ排出機構まで
移動する構成としたことで、機械動作のために生ずる待
ち時間を発生させることなく次々に遠心成形することが
可能となる。
【0029】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係るガラ
スレンズ成形用プリフォームの製造装置の実施例を説明
する。
【0030】(実施例1)図1〜図4に実施例1を示
す。図1は本発明に係るガラスレンズ用プリフォームの
遠心成形装置を示す斜視図であり、ガラス原料溶解部は
縦断面図で示してある。図2は受け型の縦断面図であ
る。図3はバケットの回動動作を示す説明図である。図
4はバケットの縦断面図である。
【0031】(構成)1は遠心成形装置で、この遠心成
形装置1はガラス原料を加熱溶融し且つガラスゴブを滴
下するガラス原料溶解部2と、鏡面加工された受け面を
有する複数の受け型3と、複数の受け型を予め加熱する
受け型ヒータ4と、溶融したガラスゴブが注入された受
け型3を公転させることにより成形を行う回転機構5
と、加熱された受け型3を回転機構5に順次供給する受
け型供給機構6と、成形したガラスを回転機構5から取
出す排出機構7から構成されている。
【0032】ガラス原料溶解部2は、ルツボ8とルツボ
8の底面に連設されたノズル9およびルツボ8をガラス
粘度で10ポアズ以下の温度(通常1000℃〜180
0℃)に加熱するためのルツボ用高周波加熱コイル1
0、ノズル9をガラス粘度で10ポアズ前後の温度(通
常1000℃〜1600℃)に加熱するためのノズル用
高周波加熱コイル11から構成されている。ルツボ用高
周波加熱コイル10、ノズル用高周波加熱コイル11の
周囲には断熱部材12,13が取付けられている。ノズ
ル9の下方には、ノズルから滴下される溶融ガラスの滴
下タイミングを検出するフォトセンサ14が設置されて
いる。ガラス原料溶解部2は遠心成形装置1の架台15
の上面15aに支柱16により固定されている。
【0033】受け型3は耐熱性、鏡面加工性を有し、且
つ溶融ガラスとの反応性の低い材質、例えばAlN,B
N,Cr2 3 などの焼結体や超硬合金や焼結体表面に
AlN,BN,Cr2 3 ,CrN、貴金属類のコーテ
ィング加工を施したものからできている。図2の受け型
3の受け面3aは、最終成形レンズの曲率に近い形状に
鏡面加工されている。受け型3の受け面3aは、最終成
形レンズの曲率に近い形状で、且つ表面粗さRmax≦0.
1ミクロンに鏡面加工されている。この形状精度は、最
終成形レンズの形状に近い程、最終成形時の成形量が少
なくなり、品質を向上できる効果がある。最終成形レン
ズ形状と受け型球面部との球欠深さの差で0.5mm以内
にすることが望ましい。但し、0.5mmを越えても加熱
温度を高くすることで、最終成形レンズは得ることが可
能である。また、表面粗さは0.1ミクロンを越える
と、ガラスの成形面に転写して鏡面が得にくい。受け型
3の先端外周部3bには、製造するプリフォームの外周
を成形する胴型17が嵌挿されている。胴型17は、耐
熱性を有し、且つ溶融ガラスとの反応性の低い材質、例
えば受け型と同様の材料または緻密性のみがやや劣る材
料であってもよい。胴型17の内周部17aは、所望の
プリフォーム外径に一致している。18はノズル9より
受け型3a上に供給されたガラスゴブである。
【0034】受け型供給機構6はガラス原料溶解部2の
下方に位置した受け型コンベア19と、受け型コンベア
19上を順次送られる複数の受け型3をガラス転移点温
度以上、ガラス軟化点温度以下(通常500〜800
℃)に加熱できる受け型ヒータ4と、ノズル9の直下に
受け型3を位置決めするストッパ20と、位置決めされ
た受け型3を供給用レール21上を押出して順次回転機
構5に供給する押出し部材22と、押出し部材22の駆
動源である押出しシリンダ23とから構成されている。
なお、供給用レール21の下部にも受け型ヒータ4が設
置されており、受け型3を保温できるようになってい
る。
【0035】回転機構5は、遠心成形装置1の架台15
の下面15bに固定されたブラケット24と、ブラケッ
ト24に固定されたモータ25と、モータ25に直結さ
れた回転軸26と、回転軸26の下部に取付けられた上
下動自在の上下シリンダ27と、回転軸26中間部には
め込まれ、一部にスリットが形成されたスリットプレー
ト28のスリットを非接触状態で検出できるフォトセン
サ29と、回転軸26上方に180°離れた方向に水平
に固定されたコの字状の2つの支持部材30と、支持部
材30の先端に水平方向を向いた支持軸31により回動
自在に軸支されたバケット32とから構成されている。
【0036】バケット32は、その底面に重り33が固
定されており、回転軸26が停止しているときには鉛直
方向を向いているが、回転とともに回動して水平方向に
姿勢が変わるように重心位置gと支持軸31の位置は構
成されている。図3ではまた、回転の法線方向に開口部
を形成するようにザグリ部32aが形成され、ザグリ部
32aの底面には受け型3が収まる内径の載置部32b
が形成されている。載置部32bには貫通穴32cが設
けられている。この貫通穴32cは重り33に設けられ
た貫通穴33aと同芯に形成されているので、貫通した
穴を形成する。
【0037】スリットプレート28のスリット位置は供
給用レール21と同方向に設定されており、フォトセン
サ29によって供給用レール21の位置にバケット32
が位置決め可能に構成される。このとき、他方のバケッ
ト32は排出機構7の方向に位置決めされる。さらに、
モータ25は滴下検出用のフォトセンサ14からの信号
を受けて上下シリンダ27が上昇し回転動作するように
構成されている。
【0038】排出機構7は回転機構5を挟んで供給用レ
ール21と反対側の位置に設けられている。遠心成形が
終了した受け型3は、排出用レール34の位置で停止す
る。次に、架台15に鉛直方向に固定された突上げシリ
ンダ35に取付けられた突上げ部材36がバケット32
の貫通穴32cに挿入することによって載置部32bか
ら上昇する。そして、取出しシリンダ37により動作す
る取出し部材38によって、バケット32から排出用レ
ール34上に排出されるように構成されている。
【0039】(作用)以上の構成からなる遠心成形装置
1によりガラスプリフォームを製造する手順を説明す
る。
【0040】まず、ルツボ8にガラス材料を入れ、ルツ
ボ用高周波加熱コイル10によりガラス粘度で10ポア
ズ以下に加熱して溶融する。溶融ガラスが均質で泡のな
い状態にする。
【0041】受け型3を受け型コンベア19に順次投入
し、予めガラス転移点温度以上、軟化点温度以下に受け
型ヒータ4によって加熱する。ガラス転移点温度より低
いと、成形されるガラスプリフォームの受け型接触面に
はシワが生じやすく、また軟化点温度を越えると受け型
とガラスが融着しやすくなる。
【0042】次に、ノズル用高周波加熱コイル11によ
りノズル9を加熱して滴下分離するのに適したガラス粘
度10ポアズ程度に調整する。ノズル9先端から滴下さ
れた溶融ガラスは、受け型3の受け面3a中央に滴下
し、表面張力により球状となったガラスゴブ18(図
2)となる。
【0043】ガラスゴブ18が受け面3a上に滴下され
るとともに、フォトセンサ14の信号を受けて押出し部
材22が前進して、受け型3を直ちに供給用レール21
の位置に待機しているバケット32内に供給し、載置部
32bに載置される。
【0044】次いで直ちにモータ25が回転するととも
に上下シリンダ27が上昇して、バケット32内の受け
型3は所定の回転速度で回転軸26回りを公転する。こ
の状態でバケット32、受け型3および重り33は遠心
力を受けるので、バケット32は支持軸31回りに回動
して回転軸26方向を向いて水平状態になる。図3のこ
の状態でガラスゴブ18は受け面に垂直方向に生じた遠
心力により受け型3の受け面3aに密着しつつ平坦化し
て成形される。このとき、ガラスゴブ18は受け型3に
熱移動するが、予め受け型が加熱されていることととも
に、他方の表面は雰囲気に接しているだけなのでガラス
を低い粘度状態に長く維持できる。従って、遠心力を受
けたガラスゴブ18は受け面3aに容易に密着しシワの
ない鏡面が得られ、且つ表面張力に逆らって平坦化し、
胴型17の内周部17aに接するまで成形される。他方
の面は溶融で得られた自由表面により形成された鏡面で
ある。
【0045】次いで、引続き回転しながら放冷すること
で、成形ガラスは雰囲気により冷却される。これによ
り、表面張力により球状に復帰することなく平坦なプリ
フォームとすることができる。
【0046】このように、ガラスプリフォームの受け型
面側は受け型面の形状により自由に形状を賦与できるの
で、最終成形品の押圧成形時間の短縮、あるいは余剰ガ
ラスの低減ができる。
【0047】その後、受け型3を保持したバケット32
は排出用レール34の方向で回転を停止し、上下シリン
ダ27が下降して停止する。
【0048】次に、突上げ部材36がバケット32の貫
通穴32cに挿入することによって受け型3は載置部3
2bから上昇する。そして、取出し部材38の動作によ
って、バケット32から排出用レール34上に排出され
る。
【0049】これと同時に、2番目以降の受け型3がノ
ズル9からのガラスゴブの滴下に同期して同様にガラス
ゴブを受けた後、供給用レール21に位置した他方のバ
ケット32に供給される。このように、遠心成形の終了
した受け型3をバケット32から排出すると同時に、も
う一方のバケット32に遠心成形前の新たな受け型3を
供給することが可能となる。
【0050】以後、この一連の動作を連続的に行うこと
により、受け型の着脱に要する時間を短縮して、連続的
にガラスプリフォームの製造を行うことができる。
【0051】(効果)上記の構成および作用により、最
終成形品の押圧成形時間が短く、あるいは成形後の余剰
ガラスの発生が少なく、さらに最終成形品の転写精度の
得られるガラスプリフォームを溶融工程から連続的に製
造する装置が実現できる。
【0052】さらに、回転機構に対する受け型の供給お
よび排出を同時に行うことができるので、ガラスプリフ
ォームの製造タクトタイムが短縮できる製造装置が実現
できる。
【0053】(実施例2)図5は実施例2に用いるバケ
ット39の縦断面図および側面図を示す。図6はバケッ
ト39の回動動作を示す説明図である。
【0054】(構成)実施例1と異なる点は、実施例1
においては受け型3がバケット32に着脱自在に構成さ
れているのに対し、本実施例では受け型40を保持した
バケット39を回転機構5の支持部材30に水平状態に
なるまで回動自在に且つ着脱自在に支持したことであ
る。
【0055】バケット39は耐熱性材料からなり有底円
筒形状をしており、内周面の円筒部39bには受け型4
0が挿入されている。この状態で受け型40よりも図面
上方に位置した内周部39bは、所望のプリフォーム外
径に一致しており、成形するガラスプリフォームの外径
を成形することができる。また、バケット39の側面上
方には支持軸39aが180°離れた位置に二箇所設け
られている。支持軸39aはバケット39、受け型40
および供給されるガラスゴブ18の重心位置gに対し受
け型40が挿入される開口部39cよりの側面に位置し
ている(図5)。
【0056】回転軸26上方に180°離れた方向に水
平に固定されたコの字状の2つの支持部材41の先端付
近には、切欠き部41aを上にして支持軸受け41bが
二箇所設けられており、バケット39の支持軸39aが
着脱自在であり、且つバケット39が水平状態になるま
で回動自在に構成できる(図6)。
【0057】なお、受け型40の材質、受け面40aの
形状および加熱温度などについては実施例1と同様であ
る。
【0058】(作用)受け型40が挿入された複数のバ
ケット39は、実施例1の複数の受け型3と同様に受け
型ヒータ4により予め加熱されてから受け面40a上に
ガラスゴブ18が供給され、押出し部材22により供給
用レール21の位置に待機している支持部材41に供給
される。このとき、支持部材41の支持軸受け41bに
バケット39の支持軸39aが嵌挿される。
【0059】以後、実施例1と同様に遠心成形される。
【0060】その後、バケット39は排出用レール34
の方向で回転を停止し、上下シリンダ27が下降して停
止する。
【0061】次に、突上げ部材36がバケット39の底
面を押上げて受け型40は支持軸受け41bから上昇す
る。そして、取出し部材38の動作によって、バケッ
39は排出用レール34上に排出される。
【0062】以後、この一連の動作を連続的に行うこと
により、受け型の着脱に要する時間を短縮して、連続的
にガラスプリフォームの製造を行うことができる。
【0063】(効果)本実施例においても、実施例1と
同様の効果を得ることができる。
【0064】(実施例3)図7は実施例3の遠心成形装
置42を示す斜視図である。
【0065】(構成および作用)実施例1と異なる点
は、ガラス原料溶解部2をバケット32の回転円弧上に
位置させて、バケット32に供給された加熱されている
受け型3の受け面3a上にガラスゴブ18を供給し、フ
ォトセンサ14の信号により直ちにモータ25を回転さ
せて遠心成形することである。このような構成により、
受け型3に供給されたガラスゴブ18の粘度が低い内に
遠心成形を開始できるので、冷却固化しやすい微重量の
ガラスゴブの場合でも、遠心力を受けたガラスゴブは受
け面に容易に密着しシワのない鏡面が得られる。
【0066】なお、43は受け型ヒータ4による受け型
3の加熱温度を安定させるための断熱カバーである。ま
た、ガラス原料溶解部2からガラスゴブ18が供給され
るまでにバケット32内の受け型3を保温するための加
熱装置を待機位置周辺に設けることが望ましい。
【0067】(効果)冷却固化しやすい微重量のガラス
ゴブの場合でも、請求項1の特徴を有するガラスプリフ
ォームを製造できる装置が実現できる。
【0068】(実施例4) (構成)図8より、成形装置は、溶融滴下部、押出し
部、回転機構および取出し部の4つに分けられる。溶融
滴下部の下方に押出し部がおかれ、押出し部の側面には
回転機構が位置している。さらに回転機構の側面、つま
り回転機構を対称に押出し部の反対方向には取出し部が
設けられている。これらは全て架台127に取付けられ
ている。
【0069】溶融滴下部は、溶融ルツボ101、溶融ガ
ラス102、ルツボヒータ103、ルツボ断熱材10
4、ノズルヒータ105、ノズル断熱材106、ルツボ
台107で構成されている。溶融ルツボ101はジョウ
ゴ型をし、周囲に溶融ルツボ101内の溶融ガラス10
2を加熱するためのルツボヒータ103が設けられ、熱
効率を良くするためルツボ断熱材104がさらにルツボ
ヒータ103の外周に取付けられている。溶融ルツボ1
01の下方部の周辺には、ノズルヒータ105が設けら
れ、さらに熱効率を良くするためノズル断熱材106が
設置されている。このルツボヒータ103とノズルヒー
タ105の温度を制御し溶融ガラス102の滴下タクト
タイムを制御している。これらの装置をルツボ台107
でノズルヒータ105下部に空間を設けた状態で架台1
27より固定している。
【0070】押出し部は、受け型108、受け型コンベ
ア109、押出し部材110、押出しシリンダ111、
受け型レール112、ストッパ113、受け型ヒータ1
14で構成されている。受け型108は受け型コンベア
109上に置かれ、順次、溶融ルツボ101の下端にA
方向より供給される。溶融ルツボ101の下端には回転
機構に受け型108を誘導する受け型レール112が置
かれ内部に受け型ヒータ114が設置されている。受け
型ヒータ114は受け型を加熱する役目をする。また受
け型コンベア109から受け型レール112に搬送し、
溶融ガラス103aの滴下位置への位置決めは、受け型
108がストッパ113に突当たる位置で調整してい
る。位置決めされた受け型108を受け型レール112
を通して回転機構に供給する手段として、受け型レール
112の左端に取付けられた押出し部材110を用い
る。これをB方向に駆動させる手段として押出しシリン
ダ111を用いる。
【0071】回転機構は、遠心部材115、軸プーリ1
16、ベルト117、モータプーリ118、遠心モータ
119、搬送盤120、搬送軸121、継手122、ブ
ラケット123および搬送モータ124で構成されてい
る。遠心部材115は、I型に縦に形成され、片方に受
け型108の挿入口が設けられている。受け型108
は、受け型レール112の取出し口からこの遠心部材1
15の挿入口に受渡される。この遠心部材115をC方
向に回転させるため、軸プーリ116、ベルト117お
よびモータプーリ118を通し遠心モータ119で回転
させる。この遠心モータ119は、搬送盤120に取付
けられている。この遠心部材115〜遠心モータ119
が4つ設けられ、それぞれ独立して駆動される。そして
この遠心部材115〜搬送盤120をD方向に回転さ
せ、受け型レール112から反対側の受け型レール11
2に受け型108を搬送する。この回転軸として搬送軸
121が設けられている。その下端に回転手段として搬
送モータ124がブラケット123を通し架台127に
取付けられている。搬送モータ124と搬送軸121は
継手122で接続されている。このように、複数の回転
機構を循環移動可能に構成し、ガラスゴブの供給された
受け型を回転しつつ取出し部まで移動する構成となって
いる。
【0072】取出し部は、受け型レール112、取出し
部材125および取出しシリンダ126で構成されてい
る。受け型レール112上には取出し部材が設けられ、
取出しシリンダ126でE方向に駆動される。
【0073】図9より遠心部材115の構造について説
明する。遠心部材115は一方の先端にバランス材12
8ともう一方の先端にウ部のような切欠きのついた部分
がある(I視図)。これに受け型108のイ部の凸部が
挿入され固定される。
【0074】(作用)図8より溶融ガラス102が受け
型ヒータ114でガラス転移点以上、軟化点以下の温度
に保温された受け型108に滴下される(受け型108
は受け型コンベア109の搬送中に加熱されている)。
そして押出し部材110でB方向に押出される。このと
き、受け型108は受け型レール112に誘導され遠心
部材115のアに挿入される。挿入された受け型108
は、C方向に遠心モータ119で回転されながら搬送モ
ータ124でD方向に90°回転される。すると遠心部
材115のイが受け型レール112の位置にセットされ
る。次に受け型コンベア109をA方向に移動させ、受
け型108を溶融ルツボ101の下部にセットする。そ
して、溶融ガラス102が受け型108に滴下され、遠
心部材115のイに挿入される。そして、C,D方向に
回転させる。すると、遠心部材アは、取出し部の受け型
レール112にセットされる。そして、取出し部材でE
方向に取出される。
【0075】この動作を繰返し、複数の受け型108に
て順次ガラス光学素子材129(図10)を製造する。
これにより機械動作のために生ずる待ち時間を発生させ
ることなく次々に遠心成形することができる。
【0076】溶融ガラス102(LASF03)の滴下
間隔時間は、ルツボヒータ103およびノズルヒータ1
05の温度を1000℃にした場合、1秒である。回転
機構の回転時間は、図10のように、受け型108に転
写させ、さらに自由面を凹状にする場合、2秒程度必要
である。そのため、遠心部材115を4つ用いることで
対応できる。
【0077】(効果)実施例1の効果に対し、ガラスプ
リフォームを連続的に製造するタクトタイムをさらに短
縮できる製造装置が実現できる。
【0078】なお、本実施例において、複数の回転機構
を並列に配置し、押出し部に対して順次スライドして位
置決めされるように構成しても、同様の効果を得ること
ができる。
【0079】(実施例5) (構成および作用)図11より、成形装置は、前記実施
例と同様に溶融滴下部、押出し部、回転機構および取出
し部の4つに分けられる。溶融滴下部の下方に押出し部
・回転機構がおかれ、押出し部の側面には回転機構が位
置している。さらに回転機構の側面には取出し部が設け
られている。これらは全て架台127に取付けられてい
る。
【0080】溶融滴下部は、実施例4と同様である。
【0081】押出し部は、受け型108および受け型コ
ンベア109で構成されている。受け型108は受け型
コンベア109上に置かれ、順次、溶融ルツボ101の
下端にA方向より供給される。
【0082】回転機構は、遠心部材115、遠心モータ
119、搬送盤120、搬送軸121、ブラケット12
3、搬送モータ124、重り131、位置決め部材13
2および遠心軸133で構成されている。遠心部材11
5は、一方に位置決め部材132が置かれ、片方にバラ
ンス材128が回転のバランスを保つために置かれてい
る。この遠心部材115をC方向に回転させるために遠
心軸133が設けてある。
【0083】さらに回転手段として遠心モータ119が
遠心軸133に取付けてある。この遠心モータ119
は、搬送盤120の底面に取付けられている。この遠心
部材115、遠心モータ119、重り131、位置決め
部材132および遠心軸133が4つ設けられ、それぞ
れ独立して駆動される。そしてこの遠心部材115〜搬
送盤120、重り131〜遠心軸133をD方向に回転
させ、受け型コンベア109から受け型レール112に
受け型108を搬送する。
【0084】この回転軸として搬送軸121が設けられ
ている。その下端に回転手段として搬送モータ124が
ブラケット123を通し架台127に取付けられてい
る。本実施例においても実施例4と同様に、複数の回転
機構を循環移動可能に構成し、ガラスゴブの供給された
受け型を回転しつつ取出し部まで移動する構成となって
いる。
【0085】取出し部は、実施例4と同様である。
【0086】(作用)図11より受け型108がA方向
から搬送され、位置決め部材132に挿入される。この
位置決め部材132は、下部に重り131が付けられて
いるため位置決め部材132の挿入面と受け型コンベア
109面が平行に制御される。位置決め部材132の位
置は溶融ルツボ101の真下に位置するため溶融ガラス
102はガラス転移点付近に保温された受け型108に
滴下される(受け型108は受け型コンベア109の搬
送中に加熱されている。)。受け型108は、C方向に
遠心モータ119で回転されながら搬送モータ124で
D方向に90°回転される。
【0087】すると実施例1と同様に次の遠心部材11
5先端の位置決め部材132が溶融ルツボ101の真下
にセットされる。次に受け型コンベア109をA方向に
移動させ、受け型108を溶融ルツボ101の下部つま
り位置決め部材132に挿入する。そして、溶融ガラス
102が受け型108に滴下され、C,D方向に回転さ
せる。すると、位置決め部材132は、取出し部の受け
型レール112にセットされる。そして、取出し部材で
E方向に取出される。
【0088】この動作を繰返し、順次、受け型108に
ガラス光学素子材129(図10)を製造する。これに
より機械動作のために生ずる待ち時間を発生させること
なく次々に遠心成形することができる。
【0089】溶融ガラス102(LASF03)の滴下
間隔時間は、ルツボヒータ103およびノズルヒータ1
05の温度の条件は実施例4と同様である。
【0090】(効果)実施例4と同様に、ガラスプリフ
ォームを連続的に製造するタクトタイムをさらに短縮で
きる製造装置が実現できる。
【0091】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果がある。
【0092】請求項1によれば、最終成形品の押圧成形
時間が短く、あるいは成形後の余剰ガラスの発生が少な
く、さらに最終成形品の転写精度の得られるガラスプリ
フォームを溶融工程から連続的に製造する装置を実現で
きる。
【0093】請求項2によれば、請求項1において、回
転機構に対する受け型の供給および排出を同時に行うこ
とのできる構成として、ガラスプリフォームの製造タク
トタイムが短縮できる製造装置を実現できる。
【0094】請求項3によれば、冷却固化しやすい微重
量のガラスゴブの場合でも、請求項1の特徴を有するガ
ラスプリフォームを製造できる装置を実現できる。
【0095】請求項4および請求項5によれば、請求項
1の効果に加え、ガラスプリフォームの連続的に製造す
るタクトタイムをさらに短縮できる製造装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるガラスレンズ成形用プ
リフォームの製造装置を示す斜視図である。
【図2】図1のガラスレンズ成形用プリフォームの製造
装置の受け型を示す縦断面図である。
【図3】図1のガラスレンズ成形用プリフォームの製造
装置のバケットの回動動作を示す説明図である。
【図4】図1のガラスレンズ成形用プリフォームの製造
装置のバケットを示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施例2によるガラスレンズ成形用プ
リフォームの製造装置に用いられるバケットを示す縦断
面図(a)および側面図(b)である。
【図6】図5のバケットの回動動作を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の実施例3によるガラスレンズ成形用プ
リフォームの製造装置を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例4によるガラスレンズ成形用プ
リフォームの製造装置を示す斜視図である。
【図9】図8のガラスレンズ成形用プリフォームの製造
装置の遠心部材を示す図である。
【図10】図8のガラスレンズ成形用プリフォームの製
造装置の作用を説明する図である。
【図11】本発明の実施例5によるガラスレンズ成形用
プリフォームの製造装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 遠心成形装置 2 ガラス原料溶解部 3 受け型 3a 受け面 3b 先端外周部 4 受け型ヒータ 5 回転機構 6 受け型供給機構 7 排出機構 8 ルツボ 9 ノズル 10 ルツボ用高周波加熱コイル 11 ノズル用高周波加熱コイル 12 断熱部材 13 断熱部材 14 フォトセンサ 15 架台 15a 上面 15b 下面 16 支柱 17 胴型 17a 内周部 18 ガラスゴブ 19 受け型コンベア 20 ストッパ 21 供給用レール 22 押出し部材 23 押出しシリンダ 24 ブラケット 25 モータ 26 回転軸 27 上下シリンダ 28 スリットプレート 29 フォトセンサ 30 支持部材 31 支持軸 32 バケット 32a ザグリ部 32b 載置部 32c 貫通穴 33 重り 33a 貫通穴 34 排出用レール 35 突上げシリンダ 36 突上げ部材 37 取出しシリンダ 38 取出し部材 39 バケット 39a 支持軸 39b 内周部 39c 開口部 40 受け型 40a 受け面 41 支持部材 41a 切欠き部 41b 支持軸受け 42 遠心成形装置 43 断熱カバー 101 溶融ルツボ 102 溶融ガラス 103 ルツボヒータ 103a 溶融ガラス 104 ルツボ断熱材 105 ノズルヒータ 106 ノズル断熱材 107 ルツボ台 108 受け型 109 受け型コンベア 110 押出し部材 111 押出しシリンダ 112 受け型レール 113 ストッパ 114 受け型ヒータ 115 遠心部材 116 軸プーリ 117 ベルト 118 モータプーリ 119 遠心モータ 120 搬送盤 121 搬送軸 122 継手 123 ブラケット 124 搬送モータ 125 取出し部材 126 取出しシリンダ 127 架台 128 バランス材 129 ガラス光学素子材 130 回転シリンダ 131 重り 132 位置決め部材 133 遠心軸 g 重心位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス素材を溶融する手段と、鏡面加工
    された受け面を有する複数の受け型と、前記複数の受け
    型を予め加熱する加熱手段と、前記受け型が水平状態と
    なるまで回動自在に支持しつつ公転運動させることが可
    能であり、且つ受け型を着脱自在に構成した回転機構
    と、前記回転機構に加熱された受け型を順次供給する受
    け型供給機構と、ガラスゴブを前記受け型上に供給する
    ガラスゴブ供給手段と、前記回転機構に供給された受け
    型を回転機構から排出する排出機構と、からなることを
    特徴とするガラスレンズ成形用プリフォームの製造装
    置。
  2. 【請求項2】 前記回転機構は前記受け型の着脱自在な
    支持部を2つ有したことを特徴とする請求項1記載のガ
    ラスレンズ成形用プリフォームの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ガラスゴブ供給手段は、前記回転機
    構に前記受け型が供給された状態で、ガラスゴブを該受
    け型上に供給する構成としたことを特徴とする請求項1
    記載のガラスレンズ成形用プリフォームの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記回転機構は複数個設けられ、前記受
    け型供給機構はガラスゴブが供給された受け型を該回転
    機構に順次供給する構成としたことを特徴とする請求項
    1記載のガラスレンズ成形用プリフォームの製造装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の回転機構を循環移動可能に
    し、ガラスゴブの供給された受け型を回転しつつ前記排
    出機構まで移動する構成としたことを特徴とする請求項
    4記載のガラスレンズ成形用プリフォームの製造装置。
JP25877294A 1994-09-27 1994-09-27 ガラスレンズ成形用プリフォームの製造装置 Withdrawn JPH0891852A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001083386A1 (de) * 2000-04-27 2001-11-08 Schott Glas Verfahren zur herstellung von dünnen glasartikeln durch pressen

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