JPH0816969A - 防災端末器の自動登録機能を備えた火災受信機 - Google Patents

防災端末器の自動登録機能を備えた火災受信機

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JPH0816969A
JPH0816969A JP15133294A JP15133294A JPH0816969A JP H0816969 A JPH0816969 A JP H0816969A JP 15133294 A JP15133294 A JP 15133294A JP 15133294 A JP15133294 A JP 15133294A JP H0816969 A JPH0816969 A JP H0816969A
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美佐緒 鷹野
Hitoshi Fujiki
仁 藤木
Koji Hirata
幸司 平田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個別データを予め設定している端末器処理ユ
ニットから個別データを読み込むことで、接続した防災
端末器の個別データを自動登録するようにした火災受信
機を提供する。 【構成】 端末器の動作状態を監視する端末器処理ユニ
ット2と、その状態を検知するメイン信号処理部1と、
監視回線のトラブルを表示したりする操作盤ユニット3
とで構成された火災受信機Aに、ユニット登録スイッチ
4dとシステム端末器登録メモリ5を備え、ユニット登
録スイッチ操作による自動登録モードにおいては、端末
器処理ユニット2の個別設定データを上記メモリに順次
登録させ、通常の監視モードにおいては、その登録され
た情報のみを処理する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルやマンション等の
火災処理システムに使用される防災端末器の自動登録機
能を備えた火災受信機に関し、更に詳しくは、端末器処
理ユニットに各々の個別データを持たせることによっ
て、接続する防災端末器の個別データを製造時に予め登
録する必要がない火災受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の火災受信機としては、1
又は複数の感知器を備えた複数の監視回線や、1又は複
数の防排煙機器を備えた複数の制御回線が接続され、感
知器の監視回線からその動作に伴う発報信号を受信する
と、予め連動関係が設定された所定の防排煙機器の制御
回線に駆動信号を送出して防火戸を閉める等の制御を行
うように構成されたものがある。
【0003】このような火災受信機では、その製造時
に、接続する防災端末器の構成を考慮して、予め、その
防災端末器の動作状態を監視する端末器処理ユニットの
アドレスや種類、監視回線、制御回線の番号等をROM
などに登録し、これらのデータに合わせた端末器処理ユ
ニットを火災受信機に組み込む必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来の火
災受信機では、製造時の登録データが誤っていた場合
や、登録データと異なる端末器処理ユニットを組み込ん
だ場合は、正常な制御が行えなくなるなどの問題が生じ
ていた。本発明は上記の点に鑑みて提案されたもので、
個別データを予め登録している端末器処理ユニットを組
み込み、その端末器処理ユニットから個別データを読み
込むことで、接続した防災端末器の制御する火災受信機
を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の発明は、火災受信機に、
監視回線に設けられた火災感知器、制御回線に設けられ
た防排煙機器などの各種の端末器毎に区分され、これら
の端末器の動作状態を監視する複数の端末器処理ユニッ
トと、これらの複数の端末器処理ユニットをポーリング
処理によって監視して、端末器の動作状態を検知するメ
イン信号処理部と、このメイン信号処理部によって作動
され、発報した火災感知器や防排煙機器の動作に応じて
地区灯や動作表示灯を点灯させたり、音響ベルを鳴動さ
せたり、監視回線における種々のトラブルを表示する操
作盤ユニットとを組み合わせた構成となっており、上記
端末器処理ユニットの各々は、固有のアドレス、ユニッ
トの種別、監視回線、制御回線の番号等の個別設定デー
タを登録出来、上記火災受信機は、ユニット登録スイッ
チと、システム端末器登録メモリとを備え、上記メイン
信号処理部は、上記ユニット登録スイッチが操作された
ときには、自動登録モードとなり、上記複数の端末器処
理ユニットを順次ポーリングして、各々の端末器処理ユ
ニットに予め設定された上記個別設定データを上記シス
テム端末器登録メモリに順次自動的に登録させる一方、
通常の監視モードにおいては、上記システム端末器登録
メモリに登録された端末器処理ユニットからの情報のみ
を処理する構成となっている。
【0006】ここにユニット登録スイッチは、必ずしも
新たに設ける必要はなく、火災受信機の電源投入と同時
に既存のスイッチの1つを操作することで、上記ユニッ
ト登録スイッチの機能を実行するようにしてもよい。請
求項2に記載の発明は、上記火災受信機に、更にユニッ
ト登録確認スイッチと、モニタ表示部とを備えており、
上記ユニット登録確認スイッチが操作されたときには、
登録確認モードとなり、メイン信号処理部は、接続され
た各種の端末器処理ユニットの端末器登録メモリへの登
録の有無を判別し、上記モニタ表示部に端末器処理ユニ
ットの登録の有無を、監視回線、制御回線単位で表示す
る構成となっている。
【0007】ここにユニット登録確認スイッチは、必ず
しも新たに設ける必要はなく、上記ユニット登録スイッ
チを共用し、火災受信機の電源投入時の操作でユニット
登録スイッチの機能を実行し、運用時の操作でユニット
登録確認スイッチの機能を実行するようにしてもよい。
請求項3に記載の発明は、上記ユニット登録確認スイッ
チが操作されたときには、メイン信号処理部は、モニタ
表示部には端末器処理ユニットの登録の有無に加え、更
に接続されている全ての端末器処理ユニットの動作状況
を監視回線、制御回線単位で表示する構成となってい
る。
【0008】請求項4に記載の発明は、上記ユニット登
録確認スイッチが操作されたときには、火災発生時に点
灯される地区窓表示部の登録の有無が更に表示される構
成となっている。
【0009】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載された本
発明の火災受信機では、各々の端末器処理ユニットに登
録された個別設定データを、ユニット登録スイッチの操
作でメモリに順次自動的に登録させることが出来る。こ
のため、この登録させたデータのみを対象として端末器
を制御することが出来る。
【0010】請求項2に記載された本発明の火災受信機
では、ユニット登録確認スイッチの操作により、各種の
端末器処理ユニットのメモリへの登録の有無を判別し、
監視回線、制御回線単位でモニタ表示することが出来
る。請求項3に記載された本発明の火災受信機では、上
記ユニット登録確認スイッチ操作により、モニタ表示部
に端末器処理ユニットの登録の有無に加え、接続されて
いる全ての端末器処理ユニットの動作状況を監視回線、
制御回線単位で表示することが出来る。
【0011】請求項4に記載された本発明の火災受信機
では、上記ユニット登録確認スイッチ操作がされたとき
に、火災発生時に点灯される地区窓表示部の登録の有無
を表示することが出来る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面ととも
に説明する。図1は本発明に係る、防災端末器の自動登
録機能を備えた火災受信機の基本構成を示すブロック図
である。この火災受信機Aは、メイン信号処理部1(C
PU)に対し、複数の端末器処理ユニット2を介して各
種端末器が、また、機能別に割り当てられた複数の操作
盤ユニット3を介して操作盤4が、それぞれアドレス・
データバス接続されている。また、メイン信号処理部1
は、EEPROM等からなるシステム端末器登録メモリ
5を接続して、各端末器処理ユニット2a〜2dに設定
された個別設定データを記憶できるようになっている。
【0013】ここに端末器処理ユニット2a〜2dに
は、監視回線L1に設けられた火災感知器6、制御回線
L2に設けられた防排煙機器7、警報通知回線L3に設
けられた諸警報機器8等の各種端末器が接続されてい
る。また、操作盤4には、各端末器の動作状況を表示す
る動作表示灯を有した動作表示部4a、ビル内等の火災
発生に対して地区毎(例えば、フロア毎)の制御状況を
表示する地区灯を有した地区窓表示部4b、警報音を発
生させるスピーカ4c、その操作により端末器処理ユニ
ット2a〜2dの個別情報データを、システム端末器登
録メモリ5に記憶させるユニット登録スイッチ4d、更
に、その記憶させたデータを確認するために、ユニット
登録確認スイッチ4eと液晶画面等からなるモニタ表示
部4fを備えている。
【0014】このような構成の火災受信機Aは、防災端
末器の自動登録機能を有している。端末器処理ユニット
2a〜2dの各々には、予め、固有のアドレス、ユニッ
トの種別(火災感知器回線、防排煙機器回線、諸警報機
器、共通回線等)、監視回線、制御回線の番号等の個別
設定データを、各々のユニットに設けたディップスイッ
チやジャンパー線の接続により設定しておき、火災受信
機Aに組み込むようになっている。
【0015】メイン信号処理部1は、ユニット登録スイ
ッチ4dが操作されたことを操作盤ユニット3dを介し
て検知したとき、自動登録モードとなり、組み込んだ複
数の端末器処理ユニット2a〜2dを順次ポーリングし
て、各々の個別設定データをシステム端末器登録メモリ
5に順次自動的に登録させる。一方、ユニット登録スイ
ッチ4dを操作しない通常の監視モードにおいては、メ
イン信号処理部1はシステム端末器登録メモリ5に登録
された端末器処理ユニット2の個別設定データのみを対
象とした処理を行う。
【0016】以上のようにして、本発明の火災受信機A
は防災端末器の自動登録を行い、以後、その登録データ
を基に防災端末器の制御を行うが、ここで各種防災端末
器について説明しておく。図2は火災感知器6の構成図
であり、図3は防排煙機器7の構成図である。図2に示
す端末器処理ユニット2aは、監視回線L1を介して火
災感知器6を接続しているが、詳しくは、感知器回線L
1a,L1bを介して、終端器とともに接続された1又
は複数の感知器Sと、地区音響回線L1c,L1dを介
して接続された1又は複数の地区音響装置Bで構成され
ている。この構成の火災受信機Aでは、各感知器Sから
出力される発報信号に基づいて火災検出を行い、それに
連動させて地区音響回線L1c,L1dに信号を出力
し、地区音響装置B(警報ブザー等)を鳴動させるよう
にしている。
【0017】図3に示す端末器処理ユニット2bは、制
御回線L2を介して防排煙機器7(防火戸等)を制御し
ているが、図は防排煙機器の一例である防火戸の1つを
示している。この防火戸は火災の検知などにより、メイ
ン信号処理部1からの指示により、制御回線L2c〜L
2eを通電してロックを解除し防火戸を閉め(7a参
照)、制御回線L2a,L2bにより防火戸の開閉が検
知できるようになっている(7b参照)。
【0018】このような防災端末器の動作に応じて火災
受信機Aは、各種表示やスイッチ操作等の操作盤操作を
行うようになっている。ついで、火災受信機Aの外観図
を示して、その操作について説明する。図4に示すよう
に火災受信機Aは、地区窓表示部4bとそれ以外の操作
パネル10に大きく分けられる。図5はその操作パネル
10を拡大した図である。
【0019】この操作パネル10には、操作盤4を構成
する各種のスイッチとして、回線選択スイッチ、火災試
験スイッチ、音響停止スイッチ、防災端末器を自動登録
するために操作するユニット登録スイッチ4d、後述す
るユニット登録確認スイッチ4e及びその他の各種スイ
ッチが設けられている。これらの各スイッチの近辺に
は、スイッチ名又はスイッチの機能を示す表示が施され
ているが、この表示は自火報システムの警戒モード時に
おけるスイッチ名又はスイッチの機能である。
【0020】また、操作パネル10には、上記したスイ
ッチ類の他に、液晶画面等で構成されたモニタ表示部4
fが設けられており、この火災受信機Aの設定モード状
態を表示させるための複数の発光LEDからなる操作表
示部4a、発報時に警報音を発生させるスピーカ4c等
も具備されている。メイン信号処理部1は、上記した各
部の動作や信号処理を実行するが、ユニット登録スイッ
チ4dを操作することによって、この火災受信機Aを自
動登録モードと通常の監視モードとに切替えるように構
成されている。
【0021】また、ユニット登録確認スイッチ4eを操
作することによって、登録確認モードとなり、モニタ表
示部4fにシステム端末器登録メモリ5への登録状況や
端末器処理ユニットの動作状況、地区窓表示部の登録の
有無を表示することが出来る。メイン信号処理部1で
は、ユニット登録確認スイッチ4eが操作されたことを
操作盤ユニット3eを介して検知したときは、システム
端末器登録メモリ5の登録内容を判別し、モニタ表示部
4fに端末器処理ユニット2a〜2eの登録の有無を、
監視回線、制御回線単位で表示する。更に、メイン信号
処理部1は、ポーリング処理により、接続されている全
ての端末器処理ユニット2a〜2dの動作状況を監視
し、監視回線、制御回線単位で表示する。
【0022】図6に登録確認モードにおけるモニタ表示
部4fの表示例を示す。図5に示したモニタ表示部4f
は、液晶画面等で構成されており、3桁の数字或はアル
ファベットを自動スクロール表示することにより上記確
認処理を行っている。図には、システム端末登録メモリ
5の登録内容、ポーリング処理によって得られる接続さ
れている回線の番号、その場合の表示例を示している。
【0023】ここでは端末器処理ユニット2の種別が規
定されており、5種類の端末器処理ユニット2が組み込
まれていた場合、「A__」〜「E__」をそれぞれ、
その種別に割り当てている。また、4種類の表示コマン
ドが規定されており、「Lo」はシステム端末登録メモ
リ5に登録されている最小回線番号、「Hi 」は最大
回線番号、「non」はメモリに登録されているが無応
答の回線番号(5回線を1単位とした先頭番号)、「o
ut」はメモリに登録されていないが応答がある回線番
号(5回線を1単位とした先頭番号)を示すものとす
る。この「out」表示は、メモリ内容とは無関係に、
組み込み可能な全ての端末器処理ユニット2を対象に動
作状況を監視するため、メイン信号処理部1で検知し、
表示することが出来る。
【0024】以上、ユニット登録確認スイッチ4eの操
作によるモニタ表示部4fへの表示を説明したが、この
中には火災発生時に点灯される地区窓表示部の登録確認
も含まれており、次に、実際の火災発生による地区窓表
示部における処理ついて説明しておく。図4に示す地区
窓表示部4bは、複数の地区窓が縦横に配列された状態
で設けられており、メイン信号処理部1において、火災
感知器、防排煙感知器等の各回線を地区窓回線として関
連づけ、各地区の制御状態が確認できるようになってい
る。図7に示すように各地区窓には、発光LED等で構
成された1対の地区表示灯20,21が上下に配置して
設けられており、上の地区表示灯20は火災感知器か
ら、下の地区表示灯21は防排煙機器からの発報信号
が、それぞれの端末器処理ユニット2a,2bを介して
起動信号として通知されたときに点滅し、操作完了で点
灯するようになっている。更に、各地区窓には、地区窓
用プレート22を設けて、各火災端末器の監視回線等が
設置された場所として、例えば「1階」、「地下2
階」、「駐車場」等の場所名が記載できるようになって
いる。
【0025】ここでメイン信号処理部1では、ユニット
登録確認スイッチ4eの操作により、地区窓回線のシス
テム端末器登録メモリ5に記憶している内容と各地区窓
に対応する監視回線、制御回線の接続状況から、火災発
生時に点灯されるべき地区窓を確認することが出来る。
以上説明してきたメイン信号処理部1の処理をフローチ
ャートを用いて説明する。
【0026】図8のステップ100〜105は、請求項
1に示した自動登録モードにおけるメイン信号処理部1
の処理を示している。メイン信号処理部1は、ユニット
登録スイッチ4dの操作により、組み込み可能な端末器
処理ユニット2の全てに対してポーリング処理を行い、
個別設置データを受信して、その内容をシステム端末器
登録メモリ5に記憶する。このとき、地区窓表示部4b
の登録も合わせて記憶しておく。
【0027】図9のステップ200〜209は、請求項
2〜請求項4に示した登録確認モードにおけるメイン信
号処理部1の処理を示している。ここで、モニタ表示部
4fに表示する最小回線番号、最大回線番号はシステム
端末器登録メモリ5に記憶されてあるデータをそのまま
表示するようにし、端末器側から動作状況を受信しなけ
れば確定することが出来ないデータは、メモリ内容と比
較した後に判断し、表示するようにする。地区窓回線の
動作状況は、対応する監視回線、制御回線の動作状況に
より編集し、表示することにする。
【0028】以上、本発明の実施例について説明してき
たが、上記したユニット登録スイッチ4d、ユニット登
録確認スイッチ4eは必ずしも1つずつ設ける必要はな
く、スイッチを1つとして、火災受信機Aの電源投入時
に操作した場合はユニット登録スイッチの機能を、動作
中に操作した場合はユニット登録確認スイッチの機能を
実行するようにしてもよい。また、モニタ表示部4fの
構成も限定されず、新たに専用の表示画面を設けて、そ
こに全ての情報を一度に表示するようにしてもよい。
【0029】その他、本発明では、操作盤4に設けられ
た他のスイッチ類の具体的な構成や、その操作手順等も
限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば次のような効果が奏される。請求項1に記載
された本発明の火災受信機によれば、各々の端末器処理
ユニットに登録された個別設定データが、ユニット登録
スイッチの操作でメモリに順次自動的に登録させること
が出来るため、火災受信機の製造時に接続する各種火災
端末器を想定してデータを設定する必要がなく、また、
端末器の構成を変える場合でも、端末器処理ユニットを
交換するだけで済む。よって、火災受信機の汎用性が増
し、コストの低減が図れる。
【0031】請求項2から請求項4に記載された火災受
信機によれば、ユニット登録確認スイッチも操作によ
り、現在の端末器処理ユニットの個別設定データが確認
でき、また、接続されている全ての監視回線、制御回線
の動作状況と火災発生時に点灯される地区灯を確認する
ことができるため、端末器処理ユニットや端末器の故
障、ハーネスの接続不良等を容易に検知することが出
来、試験やメンテナンス作業の効率があがる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災端末器の自動登録機能を備え
た火災受信機の基本構成の一例を示すブロック図。
【図2】端末器処理ユニット(火災感知器)の一例を示
す構成図。
【図3】端末器処理ユニット(防排煙機器)の一例を示
す構成図。
【図4】本発明の火災受信機の一例を示す外観図。
【図5】本発明の火災受信機の操作パネルの一例を示す
外観図。
【図6】モニタ表示部の表示の一例を示す図。
【図7】地区窓表示部の一例を示す説明図。
【図8】自動登録モード処理の一例を示すフローチャー
ト。
【図9】登録確認モード処理の一例を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
A 防災端末器の自動登録機能を備えた火災受信機 1 メイン信号処理部 2,2a〜2d 端末器処理ユニット 3,3a〜3f 操作盤ユニット 4 操作盤 4b 地区窓表示部 4d ユニット登録スイッチ 4e ユニット登録確認スイッチ 4f モニタ表示部 5 システム端末器登録メモリ 6 火災感知器 7 防排煙機器 10 操作パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視回線に設けられた火災感知器、制御回
    線に設けられた防排煙機器などの各種の端末器毎に区分
    され、これらの端末器の動作状態を監視する複数の端末
    器処理ユニットと、 これらの複数の端末器処理ユニットをポーリング処理に
    よって監視して、端末器の動作状態を検知するメイン信
    号処理部と、 このメイン信号処理部によって作動され、発報した火災
    感知器や防排煙機器の動作に応じて地区灯や動作表示灯
    を点灯させたり、音響ベルを鳴動させたり、監視回線に
    おける種々のトラブルを表示する操作盤ユニットとを組
    み合わせて構成された火災受信機において、 上記端末器処理ユニットの各々は、固有のアドレス、ユ
    ニットの種別、監視回線、制御回線の番号等の個別設定
    データを登録出来る構成となっており、 上記火災受信機は、ユニット登録スイッチと、システム
    端末器登録メモリとを備え、 上記メイン信号処理部は、上記ユニット登録スイッチが
    操作されたときには、自動登録モードとなり、上記複数
    の端末器処理ユニットを順次ポーリングして、各々の端
    末器処理ユニットに予め設定された、固有のアドレス、
    ユニットの種別、監視回線、制御回線の番号等の個別設
    定データを上記システム端末器登録メモリに順次自動的
    に登録させる一方、 通常の監視モードにおいては、上記システム端末器登録
    メモリに登録された端末器処理ユニットからの情報のみ
    を処理する構成とした防災端末器の自動登録機能を備え
    た火災受信機。
  2. 【請求項2】上記火災受信機は、更にユニット登録確認
    スイッチと、モニタ表示部とを備えており、 上記ユニット登録確認スイッチが操作されたときには、
    登録確認モードとなり、上記メイン信号処理部は、上記
    メイン信号処理部に接続された各種の端末器処理ユニッ
    トの上記システム端末器登録メモリへの登録の有無を判
    別し、上記モニタ表示部に上記端末器処理ユニットの登
    録の有無を、監視回線、制御回線単位で表示する構成と
    された請求項1に記載の防災端末器の自動登録機能を備
    えた火災受信機。
  3. 【請求項3】上記ユニット登録確認スイッチが操作され
    たときには、上記メイン信号処理部は、上記モニタ表示
    部には上記端末器処理ユニットの登録の有無に加え、更
    に上記メイン信号処理部に接続されている全ての端末器
    処理ユニットの動作状況を監視回線、制御回線単位で表
    示する構成とした請求項2に記載の防災端末器の自動登
    録機能を備えた火災受信機。
  4. 【請求項4】上記ユニット登録確認スイッチが操作され
    たときには、火災発生時に点灯される地区窓表示部の登
    録の有無が更に表示される構成とした請求項2または3
    に記載の防災端末器の自動登録機能を備えた火災受信
    機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219870A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Hochiki Corp 火災報知設備

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