JPH08169125A - インクジェット式印刷記録装置 - Google Patents

インクジェット式印刷記録装置

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JPH08169125A
JPH08169125A JP33435994A JP33435994A JPH08169125A JP H08169125 A JPH08169125 A JP H08169125A JP 33435994 A JP33435994 A JP 33435994A JP 33435994 A JP33435994 A JP 33435994A JP H08169125 A JPH08169125 A JP H08169125A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ヘッドが被印刷体の通る範囲外の所定の
待機位置にあるときにのみ紙送り系による給紙動作や排
紙動作がなされるようにして、印字ヘッド破損等の弊害
を防止したインクジェット式印刷記録装置を提供するこ
と。 【構成】 キャリッジがパージ位置にあるときにはパー
ジ装置へ駆動を伝達させ、パージ位置以外の位置にある
ときにはパージ装置への駆動の伝達を切り離す切り替え
機構を設けるとともに、プラテンローラに給紙する際ま
たは排紙する際にはキャリッジを印刷用紙が通過する範
囲外でかつパージ位置とも異なる待機位置に退避させ
(S3、S7)てから給紙(S4)または排紙(S8)
を行うようにして、印刷用紙の先後端による印字ヘッド
の攻撃を防止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙送り系とヘッド回復
系とで駆動モータを共用しているインクジェット式印刷
記録装置に関し、特に、ヘッド回復系への駆動伝達が切
り離され、かつ印字ヘッドが被印刷体の通る範囲外の位
置にあるときにのみ、紙送り系による給紙動作や排紙動
作がなされるようにして、印字ヘッド破損等の弊害を防
止したインクジェット式印刷記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、ファクシミリやパソ
コン用プリンタ等のような、転送されてくる印刷情報に
基づいて紙やプラスチックシート等の被印刷体にドット
パターン画像を記録する印刷記録装置が使用されてい
る。これらの印刷記録装置の印字部分に搭載される印字
ヘッドの一種として、吐出口よりインクの小滴を吐出飛
翔させ、被印刷体である紙等に付着させて印刷を行うイ
ンクジェット式印字ヘッドがある。
【0003】かかるインクジェット式印字ヘッドは、使
用中に印字ヘッド内部のインクに気泡が発生してインク
吐出が不良となることがある。従って、この不良原因を
除去して良好な吐出口状態に回復するための清浄化を定
期的に行う必要がある。このため、モータにより駆動さ
れるパージポンプを設け、パージポンプが発生する負圧
により印字ヘッドの吐出面から不良インクを吸い出すパ
ージ動作を定期的に行うようにしている。このパージポ
ンプの駆動のために専用のモータを設けることも考えら
れるが、用紙送りのためのプラテンローラの駆動モータ
と共通化し、連結ギヤの切換によりいずれを駆動するか
を変更する構成をとるものが多い。モータは重量がある
ので個数が多いと印刷記録装置全体の重量や大きさに影
響するからである。
【0004】パージポンプの駆動と用紙送りとで駆動モ
ータを共通化した従来例として、特開昭62−2630
58号公報に開示されているものが挙げられる。同号公
報のインクジェットプリンタでは、印字ヘッドを搭載す
るキャリッジの動きに連動する回動レバーにより、キャ
リッジが回復動作を受ける回復位置にあるときにのみ駆
動伝達系のギヤをスライドさせて印字ヘッド回復機構へ
駆動を伝達するようになっている。そして、駆動伝達系
が回復機構側へ連結されているときには、用紙送りは行
わないようにされている。
【0005】その理由は、印字ヘッド回復機構に逆方向
の駆動が伝達されるのを防ぐことにある。印字ヘッド回
復機構のパージポンプが逆駆動を受けると、通常運転と
逆に正圧を発生するので、それまでの回復動作で印字ヘ
ッドの吐出面から吸い込まれ回復機構内に溜っていた不
良インクが噴出されることとなるからである。一方、用
紙送りの際には、印刷用紙の先端位置合わせのため、又
は多重給紙されたときの余分な印刷用紙の剥離のため、
駆動モータは正回転ばかりでなく逆回転もする必要があ
る。かかる逆回転が印字ヘッド回復機構に伝わると、回
復機構から印字ヘッドへ向けてのインクの逆流が起こっ
てヘッドが破損したり、回復機構からインクが周囲に飛
散して著しく汚れたり等の事態となる。このような弊害
を防ぐため、回復機構側への駆動の連結は、回復動作を
行うとき以外は切り離されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインク
ジェット式印刷記録装置は、次の問題点を有していた。
即ち、印字ヘッド回復機構のパージポンプの逆回転防止
は図られているものの、プラテンローラに新たに供給さ
れる印刷用紙の先端と印字ヘッドとの位置関係を何ら考
慮していない。従って、印字ヘッドがプラテンローラ上
の印刷用紙が通る範囲内に位置しているときでも、給紙
のために紙送り機構が駆動されることがありうる。この
ため、図9に示すように印字ヘッド10の吐出面が印刷
用紙Sの先端により攻撃され破損する場合があった。印
刷用紙Sの先端には張力が掛からず、プラテンローラ6
から若干浮いていることがあり、その一方印字ヘッド1
0の吐出面はあまり丈夫でないからである。また、印刷
用紙Sがインクで汚れる場合もあった。
【0007】更に、印刷済みの用紙Sをプラテンローラ
6から排出する場合にも、印字ヘッド10の吐出面が印
刷用紙Sの終端により攻撃され同様の弊害を生じる場合
があった。
【0008】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、ヘッド回復系による印字ヘッド
の回復動作を行うときにのみヘッド回復系への駆動伝達
が連結され、また、印字ヘッドが被印刷体の通る範囲外
の位置にあるときにのみ紙送り系による給紙動作や排紙
動作がなされるようにすることにより、印字ヘッド破損
等の弊害を防止し、もって紙送り系とヘッド回復系とで
駆動モータを共用することを可能にしたインクジェット
式印刷記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のインクジェット式印刷記録装置(1)は、吐出
口からインクを被印刷体に吐出して印刷するインクジェ
ット式の印字ヘッドと、印字ヘッドの回復を行う回復手
段と、被印刷体を搬送する搬送ローラと、印字ヘッドを
搭載すると共に搬送ローラと平行な方向に移動可能なキ
ャリッジと、回復手段及び搬送ローラのいずれかを駆動
する駆動モータとを有するインクジェット式印刷記録装
置において、前記駆動モータの駆動力を前記回復手段に
伝達する駆動伝達部材と、前記印字ヘッドが前記回復手
段による回復動作を受ける回復位置に前記キャリッジが
移動するときに前記駆動伝達部材を前記駆動モータに連
結させ、前記回復位置からキャリッジが離脱するときに
前記駆動伝達部材を前記駆動モータから切り離す回復機
構連結手段と、被印刷体を前記搬送ローラに供給する給
紙手段と、前記給紙手段により被印刷体が前記搬送ロー
ラに供給される前に前記キャリッジを所定の待機位置に
移動させる第1退避制御手段とを有し、前記待機位置
は、前記搬送ローラ上の被印刷体が通過する範囲外の位
置であり、かつ、前記回復位置と異なる位置であること
を特徴とする構成とされる。
【0010】また、本発明のインクジェット式印刷記録
装置(2)は、被印刷体を前記搬送ローラから排出する
排紙手段と、前記排紙手段により被印刷体が前記搬送ロ
ーラから排出される前に前記キャリッジを前記待機位置
に移動させる第2退避制御手段とを有することを特徴と
する(1)の構成とされる。また、本発明のインクジェ
ット式印刷記録装置(3)は、前記回復手段が、印字ヘ
ッドの吐出口からインクを吸引して回復させる吸引手段
であることを特徴とする(1)又は(2)の構成とされ
る。
【0011】
【作用】前記構成を有する本発明のインクジェット式印
刷記録装置(1)では、キャリッジが、印字ヘッドが回
復手段による回復動作を受ける回復位置に移動されると
きに、回復機構連結手段により駆動伝達部材が駆動モー
タに連結される。この状態では、駆動モータの駆動力は
駆動伝達部材を介して回復手段に伝達され、印字ヘッド
の回復が行われる。キャリッジが回復位置から離脱され
るときには、回復機構連結手段により駆動伝達部材が駆
動モータから切り離され、回復手段に駆動モータの逆駆
動が伝達されることが防止される。この状態では、駆動
モータの駆動力は搬送ローラに伝達される。また、給紙
手段により被印刷体が搬送ローラに供給されるときに
は、その前に第1退避制御手段により、キャリッジが搬
送ローラ上の被印刷体が通過する範囲外で回復位置とも
異なる待機位置に移動され、供給される被印刷体の先端
から印字ヘッドが保護される。
【0012】また、本発明のインクジェット式印刷記録
装置(2)では、排紙手段により被印刷体が搬送ローラ
から排出されるときには、その前に第2退避制御手段に
より、キャリッジが待機位置に移動され、排出される被
印刷体の終端から印字ヘッドが保護される。また、本発
明のインクジェット式印刷記録装置(3)では、駆動モ
ータの駆動力が回復手段である吸引手段に伝達される
と、印字ヘッドの吐出口からインクが吸引され、印字ヘ
ッドの回復がなされる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るインクジェット式印刷記
録装置について、本発明をパソコンに接続して使用する
インクジェットプリンタとして具体化した実施例に基づ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、本実施例
に係るインクジェットプリンタの構成について図1乃至
図7に基づき説明する。図1はインクジェットプリンタ
の斜視図である。図1において、インクジェットプリン
タ1の本体フレーム2における前部には手差し給紙部3
が設けられており、手差し給紙部3の後方で本体フレー
ム2の上部には後述する印字ヘッド10や回復機構R
M、紙送り機構LMを内蔵するサブフレーム4が載置さ
れている。サブフレーム4の上部後方には、印刷用紙を
複数枚貯蔵する給紙カセット5が脱着可能に取り付けら
れている。
【0014】インクジェットプリンタ1のサブフレーム
4及びサブフレーム4に内蔵される印字ヘッド10、回
復機構RM、紙送り機構LM等の斜視図を図2に示す。
図2において、サブフレーム4の内部後方には円筒形状
のプラテンローラ6が配置されている。プラテンローラ
6は、給紙カセット5又は手差し給紙部3から供給され
た印刷用紙を印字ヘッド10に対面させながら搬送する
ものであり、紙送り機構LMの一部をなす。プラテンロ
ーラ6の上側には、印刷用紙をプラテンローラ6に密着
させるプレッシャローラ8が設けられている。プラテン
ローラ6は、図2には現れないLFモータ29により、
プラテンギヤ7を介して駆動される。尚プラテンギヤ7
は、給紙カセット5から印刷用紙を1枚プラテンローラ
6に給紙するための給紙ギヤ列(後述)にも駆動を伝達
する。
【0015】プラテンローラ6の前方には、キャリッジ
9が設けられている。キャリッジ9は、インクジェット
式の印字ヘッド10を搭載しており、プラテンローラ6
と平行に設けられたキャリッジ軸11に沿って移動可能
とされている。印字ヘッド10をプラテンローラ6に沿
って移動させるためである。サブフレーム4の右方裏面
には、キャリッジ9を駆動するCRモータ12が配置さ
れている。CRモータ12は、ベルト13を介してキャ
リッジ9を駆動するものであり、ステップモータか又は
DCモータを使用する。ベルト13に沿って、テープ状
の位置ゲージ14が設けられている。位置ゲージ14に
は、目盛りが付されている。
【0016】プラテンローラ6の左側には、印字ヘッド
10の回復機構RMが配設されている。インクジェット
式の印字ヘッド10は、使用中に内部に気泡が発生した
り、吐出面上にインクの液滴が付着したり等の原因によ
り吐出不良を起こすので、これを良好な吐出状態に回復
させるためである。回復機構RMとして、パージ装置1
8等が設けられている。パージ装置18の先端にはキャ
ップ15が設けられている。パージ装置18は、印字ヘ
ッド10がキャップ15に覆われているときに公知のポ
ンプにより負圧を発生させ印字ヘッド10の内部の不良
インクを吸引して回復させるものである。パージ装置1
8のポンプは、ポンプカムギヤ19を介してLFモータ
29により駆動される。
【0017】ここで、キャリッジ9の移動範囲と、パー
ジ装置18のキャップ15に覆われる位置、及びプラテ
ンローラ6上の印刷用紙が通過する範囲との関係を図3
により説明する。図3では、横軸にキャリッジ9の位置
をとっており、図中左方が図2の左側(回復機構RMの
ある側)に相当し、右方が図2の右側(CRモータ12
のある側)に相当する。キャリッジ9の移動範囲mは、
プラテンローラ6の幅wより広く、特に幅wの左側に
は、キャリッジ9の待機位置HP、パージ装置18のキ
ャップ15に覆われる位置CPが設けられている。印刷
用紙は幅wの範囲内を通過する。行頭印字位置Oから行
末印字位置Zに至る印字範囲pは、プラテンローラ幅w
内にあり、この範囲内でのキャリッジ9の移動速度は、
所定の印字速度である。
【0018】続いて、インクジェットプリンタ1の制御
系を図4のブロック図を参照して説明する。この制御系
は、公知の演算処理装置であるCPU20を中心に構成
される。CPU20は、インターフェース21を介して
ホスト22に接続される。ホスト22はパソコンであ
る。即ちインクジェットプリンタ1は、ホスト22から
印刷指令を受け、その指令に従い種々の印刷を実行する
ものである。
【0019】CPU20には、スイッチパネル23、R
OM24、RAM25が接続されている。スイッチパネ
ル23は、用紙サイズその他種々のパラメータを設定
し、及び表示するものである。ROM24は、インクジ
ェットプリンタ1の制御上必要な種々のプログラム類を
格納するものである。ROM24に格納される代表的な
プログラムとして、給紙カセット5からプラテンローラ
6に印刷用紙を供給するためにLFモータ29を駆動さ
せる給紙プログラム、印刷済みの用紙をプラテンローラ
6から排出するためにLFモータ29を駆動させる排紙
プログラム、給排紙の前にキャリッジ9を待機位置HP
に退避させる退避プログラム等がある。RAM25は、
ホスト22から転送された印刷データや、インクジェッ
トプリンタ1の制御上必要な種々の数値の一時記憶を行
うものである。
【0020】CPU20は、LF駆動回路26、CR駆
動回路27、ヘッド駆動回路28を介してLFモータ2
9、CRモータ12、印字ヘッド10を駆動制御する。
LFモータ29は、切り換え機構30を介してパージ機
構32又は紙送り機構LMのいずれか一方を駆動する。
パージ機構32は、前記のパージ装置18、ポンプ、ポ
ンプカムギヤ19等により構成される。紙送り機構LM
は、前記のプラテンローラ6、プレッシャローラ8等に
より構成される。CRモータ12は、キャリッジ機構3
1を駆動する。キャリッジ機構31は、キャリッジ9の
他、ベルト13やそのプーリ等を含む。キャリッジ9の
動きにより、前記の切り換え機構30の切換がなされ
る。
【0021】パージ機構32、紙送り機構LM、キャリ
ッジ機構31は、それぞれセンサを備えており、検知信
号をCPU20に設けられたカウンタ群36に報知す
る。パージ機構32には、パージHPセンサ33が備え
られている。パージHPセンサ33は、ポンプが原点位
置にあるときにその旨をカウンタ群36のパージ位置カ
ウンタに報知する。この信号はパージ機構32によるパ
ージ動作の基準とされる。
【0022】紙送り機構LMには、PEセンサ34が備
えられている。PEセンサ34は、新たに供給される印
刷用紙の先端により信号を発し、カウンタ群36のLF
位置カウンタに報知する。この信号が縦方向の印字位置
制御の基準となる。キャリッジ機構31には、CR位置
センサ35が備えられている。CR位置センサ35は、
CRモータ12の駆動パルスをカウントしてキャリッジ
9の位置を検知し、カウンタ群36のCR位置カウンタ
に報知する。この位置情報は、横方向の印字位置制御の
基準となる他、印刷用紙の新規供給動作及び印刷済み用
紙の排出動作の可否の判断基準となる。
【0023】次に、切り換え機構30について説明す
る。切り換え機構30は前記のように、LFモータ29
の駆動の伝達先をパージ機構32と紙送り機構LMとで
切り換えるものである。図5に切り換え機構30を形成
するギヤ群等を示す。切り換え機構30は、軸方向(矢
印A)に移動可能なLFアイドルギヤ41と、LFアイ
ドルギヤ41を軸方向に移動させるアイドルキッカ43
と、LFアイドルギヤ41を矢印A左向に付勢する圧縮
バネ45とを有している。尚、図5は理解の容易のため
各部品を分離して描いているが、実際には各部品は図中
左右方向(矢印Aと平行な方向)にもっと接近して配置
される。
【0024】LFアイドルギヤ41は、LFモータ29
と同軸のモータギヤ37との噛み歯38、プラテンロー
ラ6と同軸のプラテンギヤ7との噛み歯40、ポンプカ
ムギヤ19に駆動を伝達するパージギヤ42との噛み歯
39、の3つの噛み歯を有している。噛み歯38とモー
タギヤ37とは常時噛み合っている。噛み歯40とプラ
テンギヤ7、噛み歯39とパージギヤ42、について
は、LFアイドルギヤ41の軸方向の移動により択一的
に噛み合う。
【0025】アイドルキッカ43は、キック部46、バ
ネフック48とともに、軸周りに回動可能に設けられた
キッカ軸44に形成されている。キッカ軸44の回動に
より、実線で示す状態又は2点鎖線で示す状態のいずれ
かをとる。バネフック48には、引きバネ47が掛けら
れており、引きバネ47の弾縮力によりアイドルキッカ
43等が実線の状態になるように付勢されている。そし
て引きバネ47の弾縮力は圧縮バネ45の弾拡力より強
力である。また、キック部46は、キャリッジ9の移動
範囲に突出する位置に設けられている。キャリッジ9が
図3中の待機位置HPからパージ位置CPに移動する際
に、キャリッジ9の下部がキック部46を蹴って2点鎖
線の状態にされるように構成されている。
【0026】通常時は、引きバネ47の弾縮力により付
勢され実線位置にある。このときアイドルキッカ43は
圧縮バネ45の付勢に抗してLFアイドルギヤ41を矢
印A右向に押している。このためLFアイドルギヤ41
は噛み歯40がプラテンギヤ7と噛み合い、LFモータ
29の駆動はプラテンローラ6等に伝達される。一方噛
み歯39とパージギヤ42とは噛み合わず、ポンプカム
ギヤ19は駆動されない。一方、キャリッジ9がパージ
位置CPに位置するときには、アイドルキッカ43等が
2点鎖線の状態になり引きバネ47の付勢は解除され
る。この場合にのみ、LFアイドルギヤ41は圧縮バネ
45の付勢により矢印A左向に押され、噛み歯39がパ
ージギヤ42と噛み合う。かくしてポンプカムギヤ19
に駆動が伝達され、パージ機構32が駆動される。この
とき噛み歯40とプラテンギヤ7とは噛み合わず、プラ
テンローラ6等は駆動されない。
【0027】次に、給紙カセット5から印刷用紙をプラ
テンローラ6に供給するための給紙ギヤ列について、図
6、7により説明する。図6に示す給紙ギヤ列は、プラ
テンギヤ7と噛み合う第1アイドルギヤ49と、第1ア
イドルギヤ49と同軸に設けられこれに従動するギヤフ
レーム50と、ギヤフレーム50に取り付けられ第1ア
イドルギヤ49と噛み合う第2アイドルギヤ51、同じ
く第3アイドルギヤ54と、を有し、更に、給紙カセッ
ト5直下の分離ローラと同軸の分離ローラギヤ53と、
これと噛み合う第4アイドルギヤ52とを有している。
【0028】プラテンローラ6に既に供給されている印
刷用紙Sを順方向に送るときには、プラテンギヤ7には
LFモータ29の順回転が伝達され図中反時計周りに回
転する。このためこれと噛み合う第1アイドルギヤ49
が図中時計周りに回転する。そして、これに従動するギ
ヤフレーム50は、第2アイドルギヤ51が第4アイド
ルギヤ52に噛み合うまで図中時計周りに回転する。第
2アイドルギヤ51は図中反時計周りに回転するので、
第4アイドルギヤ52は図中時計周りに回転し、これと
噛み合う分離ローラギヤ53が図中反時計周りに回転す
る。図6はこの状態を示している。
【0029】プラテンローラ6に新たに1枚印刷用紙S
を供給するときには、LFモータ29は逆回転する。プ
ラテンギヤ7を用紙Sの頭そろえのために逆回転(図中
時計周り)させるためである。このためこれと噛み合う
第1アイドルギヤ49が図中反時計周りに回転する。そ
して、これに従動するギヤフレーム50は、第3アイド
ルギヤ54が分離ローラギヤ53に噛み合うまで図中反
時計周りに回転する。このため第3アイドルギヤ54が
図中時計周りに回転し、これと噛み合う分離ローラギヤ
53が図中反時計周りに回転する。この状態を図7に示
す。即ち、プラテンギヤ7が正逆いずれの向きに回転し
ていても、分離ローラギヤ53の回転方向は同じであ
る。尚、かかる印刷用紙Sの供給は、後述するようにキ
ャリッジ9を図3中の待機位置HPに移動させておいて
なされる。
【0030】かかる構成を有するインクジェットプリン
タ1の基本的動作は、給紙カセット5又は手差し給紙部
3から供給された印刷用紙をプラテンローラ6により搬
送しつつ、ホスト22からの指令信号に従いキャリッジ
9及び印字ヘッド10を駆動制御することにより、印刷
用紙上に文字や記号、図形等の印刷を行うことである。
印刷を実行する際には、プラテンローラ6により印刷用
紙の印刷される行が印字ヘッド10に対面する位置まで
送られそこで停止される。そして、CRモータ12によ
りキャリッジ9が所定の印字速度で駆動され、その間に
印字ヘッド10が指令信号に従いインクを吐出して印刷
がなされる。
【0031】次に、インクジェットプリンタ1にホスト
22から印刷指令が入力された場合の実際の動作を図8
のフローチャートにより説明する。インクジェットプリ
ンタ1は、通常時はホスト22からの印刷指令を待つ状
態にある(S1)。印刷指令があると(S1:Ye
s)、S2に進む。S2では、キャリッジ9の停止位置
が、待機位置HP(図3参照)であるか否かを判断す
る。キャリッジ9が待機位置HP以外の位置に停止して
いた場合には(S2:No)、S3で退避プログラムに
よりキャリッジ9を待機位置HPに移動させてからS4
に進む。キャリッジ9が待機位置HPに停止していた場
合には(S2:Yes)、そのままS4に進む。
【0032】このときキャリッジ9が待機位置HPに存
在するので、図5の切り換え機構30は、キック部46
がキャリッジ9により蹴られておらず、このため実線状
態のアイドルキッカ43によりLFアイドルギヤ41が
矢印A右向きに押され、噛み歯40がプラテンギヤ7と
噛み合った状態となっている。従ってパージ系は駆動さ
れない。
【0033】S4では、給紙プログラムにより給紙を行
う。即ち、LFモータ29が逆回転して給紙ギヤ列が図
7のように回転し、給紙カセット5から印刷用紙が1枚
供給されプラテンローラ6に達するが、プラテンローラ
6が逆回転(図7中時計回り)しているので印刷用紙は
プラテンローラ6上に配置されない。次にLFモータ2
9が正回転して給紙ギヤ列が図6のように所定量回転し
てプラテンローラ6が正回転(図6中時計回り)し、印
刷用紙がプラテンローラ6上の印字ヘッド10と対向可
能な位置まで搬送される。
【0034】このときキャリッジ9は待機位置HPに位
置しており、図3で説明したように印刷用紙が通過する
範囲外にあるので、供給された印刷用紙の先端により印
字ヘッド10が攻撃されることがない。従って、印字ヘ
ッド10の印字面の劣化や印刷用紙の汚れが防止され
る。また、切り換え機構30においてLFアイドルギヤ
41とパージギヤ42とが分離されているので、LFモ
ータ29の逆回転がパージ系に伝達されることがない。
従って、パージ装置18からのインクの逆流による印字
ヘッド10の破損や周囲の汚染が起こらない。
【0035】そしてS5では、供給された印刷用紙に、
1頁分の印刷を行う。印刷中キャリッジ9は、図3の印
字範囲p内を移動するので待機位置HPに存在するとき
と同様に、図5の切り換え機構30はプラテンギヤ7と
噛み合った状態(実線状態)となっており、従ってパー
ジ系は駆動されない。1頁分の印刷が済むとS6に進
み、S2と同様にキャリッジ9の停止位置が、待機位置
HPであるか否かを判断する。このときのキャリッジ9
の停止位置は、S5での印刷のうちの最終行における印
字の終了位置により異なるので、かかる判断を要する。
キャリッジ9が待機位置HP以外の位置に停止していた
場合には(S6:No)、S7で退避プログラムにより
キャリッジ9を待機位置HPに移動させてからS8に進
む。キャリッジ9が待機位置HPに停止していた場合に
は(S6:Yes)、そのままS8に進む。
【0036】S8では、排紙プログラムにより排紙を行
う。即ち、LFモータ29が正回転して給紙ギヤ列が図
6のように回転し、プラテンローラ6上の印刷済み用紙
が排出される。このときキャリッジ9はS4のときと同
様に待機位置HPに位置しており、印刷用紙が通過する
範囲外にあるので、排出される用紙の後端により印字ヘ
ッド10が攻撃されることがない。従って、印字ヘッド
10の印字面の劣化や印刷済み用紙の汚れが防止され
る。印刷済み用紙を排出すると、S9で、印刷データに
残余があるか否かを判断する。残りデータがある場合に
は(S9:Yes)、印刷を続行するため、S4に戻り
S8までの動作を繰り返す。全ての印刷データを印刷し
終ると、S9でNoと判断され、S10に進む。
【0037】S10ではキャリッジ9をパージ位置CP
(図3参照)に移動し、S1に戻って次の印刷指令を待
つ。パージ動作を必ず行うとは限らないが、次の印刷指
令まで相当に時間がある場合もあるので、印字ヘッド1
0をパージ装置18のキャップ15で覆って吐出口の乾
燥を防ぐためである。このとき図5の切り換え機構30
は、パージギヤ42と噛み合った状態(2点鎖線状態)
となっているので、CPU20からパージ指令があれ
ば、LFモータ29の回転がパージ系に伝達され印字ヘ
ッド10のパージがなされる。パージがなされた場合に
は、印字ヘッド10内の不良インク(気泡を含んだもの
等)が負圧によりキャップ15側に吸引され、印字ヘッ
ド10は良好な吐出状態に回復される。以上でフローは
終了する。
【0038】以上詳細に説明したように、本実施例にか
かるインクジェットプリンタ1では、印刷指令があった
場合には、キャリッジ9をまず移動範囲m中の待機位置
HPに移動させてから、プラテンローラ6に印刷用紙を
供給して印刷するようにしたので、印刷用紙が供給され
る時には用紙が通過する範囲内にキャリッジ9が存在せ
ず、従って用紙の先端により印字ヘッド9が攻撃される
ことがない。このため、印字ヘッド10の印字面の劣化
や印刷用紙の汚れが防止されている。そしてこのとき、
切り替え機構30では引きバネ47の付勢によりLFア
イドルギヤ41とパージギヤ42とが切り離されている
ので、LFモータ29が給紙のために逆回転してもその
逆回転がパージ系に伝達されることはなく、パージ装置
18からのインクの逆流により印字ヘッド10の破損や
周囲の汚染等が起こることが防止されている。
【0039】また、1頁分の印刷が終了したときには、
キャリッジ9をまず待機位置HPに移動させてから、プ
ラテンローラ6上の印刷済み用紙を排出することとした
ので、印刷済み用紙が排出される時には用紙が通過する
範囲内にキャリッジ9が存在せず、従って用紙の後端に
より印字ヘッド9が攻撃されることがない。このため給
紙時と同様に、印字ヘッド10の印字面の劣化や印刷用
紙の汚れが防止されている。
【0040】また、切り替え機構30では、キャリッジ
9が移動範囲m中のパージ位置CPに位置するときにの
み、キャリッジ9によりキック部46が蹴られ引きバネ
47の付勢が解除され、圧縮バネ45の付勢によりLF
アイドルギヤ41の噛み歯39がパージギヤ42と連結
されるようにしたので、キャリッジ9がパージ位置CP
以外に位置するときにはパージ装置18が駆動されるこ
とはなく、パージ装置18に逆回転が伝達されることに
よる弊害が防止されている。一方、キャリッジ9がパー
ジ位置CPに位置するときには、パージ装置18による
回復動作が可能であり、回復動作がされると印字ヘッド
10内の不良インクがキャップ15側に排出され吐出状
態が良好となる。
【0041】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば前記実
施例では、切り替え機構30は、LFアイドルギヤ41
をプラテンギヤ7とパージギヤ42とのいずれか一方の
みに択一的に連結させる構成としたが、LFアイドルギ
ヤ41の噛み歯40とプラテンギヤ7とは常時連結さ
せ、噛み歯39とパージギヤ42との連結関係のみをキ
ャリッジ9により切り替えるようにしてもかまわない。
また前記実施例では、CRモータ12の駆動信号により
キャリッジ9の位置検知を行ったが、位置ゲージ14の
目盛りを読むリーダをキャリッジ9に設け、これで位置
検知を行うようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、駆動
モータの駆動を回復手段に伝達する駆動伝達部材と駆動
モータとの連結状態をキャリッジの位置により切り替え
る回復機構連結手段を設け、キャリッジが回復位置に移
動するときに駆動伝達部材と駆動モータとを連結させ、
キャリッジが回復位置から離脱するときには切り離すよ
うにしたので、給紙動作等のために駆動モータが逆回転
してもその逆回転が回復手段に伝達されることはなく、
回復手段においてインクの逆流が起こることが防止され
ている。また、被印刷体が給紙手段により搬送ローラに
供給されるときには、予め第1退避制御手段により、キ
ャリッジを被印刷体が通過する範囲外でかつ回復位置と
は別の待機位置に退避させることとしたので、被印刷体
の先端により印字ヘッドが攻撃されることを防止されて
いる。
【0043】また、印刷後の被印刷体が排紙手段により
搬送ローラから排出されるときにも、予め第2退避制御
手段により、キャリッジを待機位置に退避させることと
したので、被印刷体の後端により印字ヘッドが攻撃され
ることが防止されている。また、回復手段として印字ヘ
ッドの吐出口からインクを吸引して回復させる吸引手段
を設けたので、回復動作がされると、印字ヘッド内の不
良インクが除去され、印字ヘッドを良好な吐出状態に回
復することができる。かくして、回復手段におけるイン
クの逆流や被印字体の先後端による攻撃に起因する印字
ヘッドの破損その他の弊害を排除して、紙送り系とヘッ
ド回復系とで駆動モータを共用することを可能にしたイ
ンクジェット式印刷記録装置が提供され、その産業上奏
する効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかるインクジェットプリンタの外
観斜視図である。
【図2】インクジェットプリンタの回復機構、紙送り機
構等を示す斜視図である。
【図3】キャリッジの移動範囲における退避位置、プラ
テンローラ幅等の位置関係を示す説明図である。
【図4】インクジェットプリンタの制御ブロック図であ
る。
【図5】伝達ギヤの切り替え機構の構成を説明する図で
ある。
【図6】給紙ギヤ列の順回転時における状態を示す図で
ある。
【図7】給紙ギヤ列の逆回転時における状態を示す図で
ある。
【図8】印刷指令があった場合の動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】従来の装置において供給された印刷用紙の先端
により印字ヘッドが攻撃される様子を示す図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 6 プラテンローラ 9 キャリッジ 10 印字ヘッド 18 パージ装置 20 CPU 24 ROM 29 LFモータ 41 LFアイドルギヤ 42 パージギヤ 45 圧縮バネ 46 キック部 47 引きバネ 53 分離ローラギヤ CP 回復位置 HP 待機位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 13/00 23/02 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出口からインクを被印刷体に吐出して
    印刷するインクジェット式の印字ヘッドと、印字ヘッド
    の回復を行う回復手段と、被印刷体を搬送する搬送ロー
    ラと、印字ヘッドを搭載すると共に搬送ローラと平行な
    方向に移動可能なキャリッジと、回復手段及び搬送ロー
    ラのいずれかを駆動する駆動モータとを有するインクジ
    ェット式印刷記録装置において、 前記駆動モータの駆動力を前記回復手段に伝達する駆動
    伝達部材と、 前記印字ヘッドが前記回復手段による回復動作を受ける
    回復位置に前記キャリッジが移動するときに前記駆動伝
    達部材を前記駆動モータに連結させ、前記回復位置から
    キャリッジが離脱するときに前記駆動伝達部材を前記駆
    動モータから切り離す回復機構連結手段と、 被印刷体を前記搬送ローラに供給する給紙手段と、 前記給紙手段により被印刷体が前記搬送ローラに供給さ
    れる前に前記キャリッジを所定の待機位置に移動させる
    第1退避制御手段とを有し、 前記待機位置は、前記搬送ローラ上の被印刷体が通過す
    る範囲外の位置であり、かつ、前記回復位置と異なる位
    置であることを特徴とするインクジェット式印刷記録装
    置。
  2. 【請求項2】 被印刷体を前記搬送ローラから排出する
    排紙手段と、 前記排紙手段により被印刷体が前記搬送ローラから排出
    される前に前記キャリッジを前記待機位置に移動させる
    第2退避制御手段とを有することを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット式印刷記録装置。
  3. 【請求項3】 前記回復手段が、印字ヘッドの吐出口か
    らインクを吸引して回復させる吸引手段であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット式印刷
    記録装置。
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