JPH0816898A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH0816898A
JPH0816898A JP14364494A JP14364494A JPH0816898A JP H0816898 A JPH0816898 A JP H0816898A JP 14364494 A JP14364494 A JP 14364494A JP 14364494 A JP14364494 A JP 14364494A JP H0816898 A JPH0816898 A JP H0816898A
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JP
Japan
Prior art keywords
product
bucket
vending machine
chute plate
chute
Prior art date
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Pending
Application number
JP14364494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Horiguchi
和義 堀口
Masaru Tsunoda
勝 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
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  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で商品を商品取り出し口に搬送で
き、かつ、商品落下案内路とバケット昇降路を兼用して
小型の自動販売機を提供することにある。 【構成】商品コラム4bから搬出された商品は、第1シ
ュート板9a,9bと第2シュート板10a,10b,
10cとの間の商品落下案内路11a,11bを通じて
昇降装置のバケット123に落下収容され、しかる後、
昇降装置の駆動によりバケット123が上昇し、バケッ
ト123に収容された商品が商品取り出し口6に搬送さ
れる。ここで、この商品落下案内路11a,11bとバ
ケット昇降路が互いに兼用となっているため、自動販売
機本体2と扉体3との間の幅寸法を小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品コラムに積層収納
されたたばこ等の商品を販売する自動販売機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機において商品
販売信号が入力されたときは、商品コラムの最下位に位
置する商品を商品搬出装置により押し出し、この押し出
された商品を下方の商品取り出し口に落下し、この商品
取り出し口から商品を販売する構造となっていた。
【0003】しかしながら、このような構造では、商品
の購入者は商品の購入の度に腰を屈め、自動販売機の下
部に位置する商品取り出し口から商品を取り出さなけれ
ばならず、不便なものとなっていたし、また、道路の泥
水等が付着しやすく非衛生的なものとなっていた。
【0004】このような問題点を解決すべく、近年はこ
の商品取り出し口を自動販売機の上下方向中央側に配置
したものが提供されている。
【0005】この機種において、自動販売機本体の上部
に位置する商品コラムから押し出された商品は、その位
置関係から単に落下搬送することにより商品取り出し口
に案内されるが、自動販売機本体の下部に位置する商品
コラムから商品を搬出するときは、商品コラムから押し
出された商品を上方の商品取り出し口に搬送する装置が
必要となる。そこで、商品コラムから押し出された商品
を受け横方向に搬送するコンベア装置と、このコンベア
装置から搬送された商品を上方に搬送する昇降装置とを
備えた自動販売機が提案され、このコンベア装置及び昇
降装置により下部商品コラムの商品を商品取り出し口に
搬送している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動販売機では、下部商品コラムから落下した商品
を商品取り出し口に搬送するために、コンベア装置及び
昇降装置の両者を設置しており、これにより、商品搬送
装置の構造が複雑化するという問題点を有していた。
【0007】また、商品コラムからコンベア装置に商品
を落下案内する商品落下案内路と、昇降装置のバケット
が昇降するバケット昇降路とがそれぞれ別個に形成され
ているため、この各路用のスペースを自動販売機内に確
保する必要があり、自動販売機の大型化を招くという問
題点を有していた。
【0008】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、簡
単な構造の装置で商品を商品取り出し口に搬送でき、か
つ、商品落下案内路とバケット昇降路を兼用して小型の
自動販売機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、自動販売機本体の商品コ
ラムに収納された商品を該自動販売機本体を開閉する扉
体の裏面に設置された昇降装置のバケットに搬送し、該
バケットを昇降させて商品を該扉体の上下方向略中央の
商品取り出し口に搬送する自動販売機において、前記扉
体の裏面には、前記自動販売機本体側に位置する第1シ
ュート板と前記扉体側に位置し該第1シュート板と対向
する第2シュート板とを設置し、該各シュート板の間に
前記バケットが昇降するとともに前記商品コラムの商品
が落下案内されるバケット昇降路兼用の商品落下案内路
を形成したことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の自動販売機
において、前記第2シュート板の裏面側には上下に回動
する前記昇降装置のエンドレスチェーンを配置するとと
もに、該第2シュート板には該エンドレスチェーンに沿
って上下に延在されたスリットを設け、前記バケットは
該スリットに貫通する連結部材を介して該エンドレスチ
ェーンに連結したことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、商品コラムから搬出
された商品は、第1シュート板と第2シュート板との間
の商品落下案内路を通じて昇降装置のバケットに落下収
容される。しかる後、昇降装置が駆動してバケットが上
昇し、バケットに収容された商品が商品取り出し口に搬
送される。ここで、この商品落下案内路とバケット昇降
路が互いに兼用となっているため、自動販売機本体と扉
体との間の幅寸法を小さくできる。
【0012】請求項2の発明によれば、昇降装置のエン
ドレスチェーンが第2シュート板の裏側に配置されてい
るため、商品コラムから搬出された商品がこのエンドレ
スチェーンと接触することなくバケットに収容される。
【0013】
【実施例】図1乃至図5は本発明に係る自動販売機の一
実施例を示すもので、図1は自動販売機の扉体を開放し
た状態を示す全体斜視図、図2は昇降装置及び第2シュ
ート板を示す正面図、図3は昇降装置及び各シュート板
を示す概略側面図、図4はバケットとエンドレスチェー
ンとの連結構造を示す組立斜視図、図5はバケットの反
転構造を示す側面断面図である。
【0014】この自動販売機1は前面を開口した筐体か
らなる自動販売機本体2と、この前面開口を開閉する扉
体3を有し、この自動販売機本体2内には上下に商品を
収納する商品コラム4a,4bが多数設置されている。
また、上下の商品コラム4a,4bには上下に商品搬出
装置5a,5bを配置し、この各商品搬出装置5a,5
b上に商品を積層する一方、各商品搬出装置5a,5b
を駆動するとき、最下位の商品から順次前方に押し出し
搬出するようになっている。
【0015】他方、この扉体3には、その上下方向略中
央に商品取り出し口6を設置し、いわゆる中取り出し式
の自動販売機1を形成している。また、この扉体3の裏
面で、商品取り出し口6の上方には上下に2個のシュー
ト板7a,7bを設置し、この各シュート板7a,7b
と扉体3の裏面との間に商品落下案内路8a,8bを形
成している。また、この上部の商品落下案内路8aの上
端開口は商品搬出装置5aに、下部の商品落下案内路8
bの上端開口は商品搬出装置5bにそれぞれ対応するよ
う配置され、各商品搬出装置5a,5bから搬出された
商品を各商品落下案内路8a,8bを通じて商品取り出
し口6に落下搬送する。
【0016】以上のような構成は従来の自動販売機にお
いても採用されていたものであり、本発明に係る自動販
売機1は下部商品コラム4bから搬出された商品を案内
するシュート板構造及び昇降装置構造に特徴を有する。
【0017】即ち、扉体3の裏面には、商品取り出し口
6の下方に位置する第1シュート板9a,9bと第2シ
ュート板10a,10b,10cを設置している。この
第1シュート板9a,9bは上下に位置し扉体3を閉じ
た状態で自動販売機本体2側に配置されている。他方、
第2シュート板10a,10b,10cは第1シュート
板9a,9bと対向して扉体3の裏面側に配置されてお
り、この第1シュート板9a,9bと第2シュート板1
0a,10b,10cとの間に上下に位置する商品落下
案内路11a,11bが形成されている。また、この第
2シュート板10a,10b,10c中でその中央の第
2シュート板10bにはその両側に縦に延びる溝10b
ー1を形成し、この溝10bー1に後述する連結部材1
24を貫通させている。
【0018】ここで、上部の商品落下案内路11aの上
端開口は商品搬出装置5aに、下部の商品落下案内路1
1bの上端開口は商品搬出装置5bにそれぞれ対応する
よう配置され、この商品搬出装置5a,5bから搬出さ
れた商品を各商品落下案内路11a,11bを通じて後
述するバケット123に落下搬送する。
【0019】このように構成された商品落下案内路11
a,11bに対して商品の昇降装置12は図2乃至図5
に示すように構成されている。
【0020】この昇降装置12は回転駆動源であるステ
ッピングモータ121、このモータ121で上下に回動
するエンドレスチェーン122、このチェーン122の
回動により昇降するバケット123、このバケット12
3とチェーン122を連結する連結部材124から構成
されている。このチェーン122は中央の第2シュート
板10bの裏側に配置される一方、バケット123はこ
の第2シュート板10bの表側の商品落下案内路11
a,11bに配置されている。
【0021】このバケット123は商品を収容する収容
箱123aの上端に上方に延設された案内板123bを
有し、この案内板123bを介して商品落下案内路11
a,11bの商品をこの収納箱123a内に案内する一
方、この案内された商品を収容箱123aの中央寄りに
導く傾斜板123cを配置している。また、バケット1
23の裏面には溝10bー1に貫通する回転支持板12
3dが固定されている。
【0022】他方、連結部材124はバケット123の
回転支持板123dに連結するバケット連結板124a
と、チェーン122に連結するチェーン連結板124
b,124cとを有している。このバケット連結板12
4aはその前面に収容箱123aの裏面が当接し収容箱
123aの姿勢を維持する断面コ字状の下部連結板12
4dを有している。また、この下部連結板124dの上
端には筒部124eを形成し、この筒部124e及び回
転支持板123dに回動自在に連結棒124fを貫通さ
せ、この連結棒124fにEリング124gを係止し
て、連結部材124とバケット123とを連結してい
る。
【0023】一方、チェーン連結板124b,124c
は断面コ字状に形成されており、各チェーン連結板12
4b,124cの一方の側面がネジ124hによりバケ
ット連結板124aに固定されている。また、チェーン
連結板124bで他方の側面にはチェーン122の連結
ピン122aが貫通し、この連結ピン122aをピン押
さえ124jで固定し、チェーン122をチェーン連結
板124bに連結している。
【0024】このような連結部材124の連結構造によ
りバケット123がチェーン122に連結され、チェー
ン122の上下方向への回動によりバケット123が昇
降する。なお、このバケット123の上方への移動動作
で、バケット123が第2シュート板10bの上端側に
移動したときは、図5に示すように、回転支持板123
dの先端が第2シュート板10bのストッパ10bー2
に当たり、更にストッパ10bー2を中心に回転して商
品Aを商品取り出し口6に搬送するようになっている。
【0025】次に、本実施例に係る自動販売機1の商品
搬送動作を説明する。
【0026】例えば上部商品コラム4aの商品搬出装置
5a上の商品が販売されるときは、この商品搬出装置5
aが駆動して、最下位の商品が自動販売機本体2の前方
に押し出される。この押し出された商品は商品落下案内
路8a更には商品落下案内路8bを通って商品取り出し
口6に落下搬送される。
【0027】他方、下部商品コラム4bの商品搬出装置
5a上の商品が販売されるときは、この商品搬出装置5
aが駆動して、最下位の商品が自動販売機本体2の前方
に押し出される。この押し出された商品は商品落下案内
路11a更には商品落下案内路11bを通ってバケット
123に収容される。この商品収容により昇降装置12
のモータ121が駆動してバケット123を上方に移動
させる。ここで、バケット123が第2シュート板10
bの上端側に移動したときは、バケット123が図5に
示すように回転し、バケット123内の商品Aを商品取
り出し口6に搬送する。
【0028】このような商品の搬送構造において、商品
をバケット123に案内する商品落下案内路11a,1
1bが、バケット123のバケット昇降路と兼用になっ
ており、これらの各路を別個に形成する必要がないた
め、自動販売機1が薄型となるし、また、構造も簡単な
ものとなる。
【0029】また、昇降装置12のチェーン122が第
2シュート板10bの裏側に配置されているため、下部
商品コラム4bから搬出された商品がチェーン122に
接触等することなく、バケット123にスムースに収容
される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、商品コラムから搬出された商品をバケットに向
かって落下案内する商品落下案内路と、このバケットが
昇降するバケット昇降路が互いに兼用するように構成さ
れているため、自動販売機が薄型になるし、また、従来
の如くコンベア装置等が不要となるため、その構造も簡
単になる。
【0031】請求項2の発明によれば、昇降装置のエン
ドレスチェーンが第2シュート板の裏側に配置されてい
るため、商品コラムから搬出された商品がこのエンドレ
スチェーンと接触することなくバケットに収容され、商
品のスムースな搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の扉体を開放した状態
を示す全体斜視図
【図2】昇降装置及び第2シュート板を示す正面図
【図3】昇降装置及び各シュート板を示す概略側面図
【図4】バケットとエンドレスチェーンとの連結構造を
示す組立斜視図
【図5】バケットの反転構造を示す側面断面図
【符号の説明】
1…自動販売機、2…自動販売機本体、3…扉体、4
a,4b…商品コラム、6…商品取り出し口、9a,9
b…第1シュート板、10a,10b,10c…第2シ
ュート板、11a,11b…バケット昇降路兼用の商品
落下案内路、12…昇降装置、122…エンドレスチェ
ーン、123…バケット、124…連結部材、A…商
品。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体の商品コラムに収納され
    た商品を該自動販売機本体を開閉する扉体の裏面に設置
    された昇降装置のバケットに搬送し、該バケットを昇降
    させて商品を該扉体の上下方向略中央の商品取り出し口
    に搬送する自動販売機において、 前記扉体の裏面には、前記自動販売機本体側に位置する
    第1シュート板と前記扉体側に位置し該第1シュート板
    と対向する第2シュート板とを設置し、該各シュート板
    の間に前記バケットが昇降するとともに前記商品コラム
    の商品が落下案内されるバケット昇降路兼用の商品落下
    案内路を形成したことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記第2シュート板の裏面側には上下に
    回動する前記昇降装置のエンドレスチェーンを配置する
    とともに、該第2シュート板には該エンドレスチェーン
    に沿って上下に延在されたスリットを設け、前記バケッ
    トは該スリットに貫通する連結部材を介して該エンドレ
    スチェーンに連結したことを特徴とする請求項1記載の
    自動販売機。
JP14364494A 1994-06-24 1994-06-24 自動販売機 Pending JPH0816898A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016157327A1 (ja) * 2015-03-27 2018-02-15 日本電気株式会社 映像監視システム及び映像監視方法

Cited By (3)

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JPWO2016157327A1 (ja) * 2015-03-27 2018-02-15 日本電気株式会社 映像監視システム及び映像監視方法
US11019268B2 (en) 2015-03-27 2021-05-25 Nec Corporation Video surveillance system and video surveillance method
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