JPH08167999A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08167999A
JPH08167999A JP6310737A JP31073794A JPH08167999A JP H08167999 A JPH08167999 A JP H08167999A JP 6310737 A JP6310737 A JP 6310737A JP 31073794 A JP31073794 A JP 31073794A JP H08167999 A JPH08167999 A JP H08167999A
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JP6310737A
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Koichi Ishimoto
高一 石本
Yoichi Takaragi
洋一 宝木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで高精度の原稿検知を行なう。 【構成】 例外的に原稿検知が行なわれるプリ・スキャ
ン時に、あらかじめ格納された当該画像処理装置の原稿
圧板の色味分布情報をもとに、入力された画像信号と原
稿圧板の色味分布情報との類似性を判定する。そして、
得られた結果をもとに原稿領域を検知し、その後、その
原稿領域について、あらかじめ設定した特定原稿の色味
分布をもとに特定原稿の判定を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、特定原稿を検
知して所定の画像処理を行なう画像処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー複写機の性能向上に伴い、
その不正利用、すなわち、複写機を紙幣や有価証券など
の偽造に用いるということが大きな社会問題となってい
る。このため、一部の複写機には、特定の原稿の複製を
防止する機能が搭載されている。その機能は、例えば、
特定原稿の色味の色空間上での分布情報を、あらかじめ
装置に登録しておき、それと入力画像信号の色味の分布
とを比較することによって、その入力画像が特定原稿の
ものか否かを判定するというものである。
【0003】また、これらのカラー複写機においては、
原稿圧板と原稿の輝度信号の差異を用いて原稿検知を行
なっている。すなわち、鏡面である原稿圧板をCCDで
読み取ったときの入力画像信号の輝度レベルが、極く低
いということを利用して、一定の小区域内のすべての画
素の輝度レベルがあるしきい値以上になった場合、原稿
として検出するというものである。
【0004】上記のような方法では、読取り画像信号の
1画素(または、一定の小区域)分ごとに原稿か否かを
判定した後、その結果に基づいて、原稿の位置及び寸法
を検出するが、その方法に関する提案として、例えば、
特開昭59−67764号公報に記載の技術がある。
【0005】この特開昭59−67764号公報におい
ては、CCDラインセンサの主走査方向の出力ビット数
を計数するカウンタと、副走査方向のライン数を計数す
るカウンタとを、原稿台の基準位置に同期させて動作さ
せ、判定結果に基づいて、主走査方向及び副走査方向の
計数値を保持することにより、原稿が置かれている原稿
台上の位置及びその寸法を検出している。
【0006】図18は、上記特開昭59−67764号
公報に開示された、原稿の位置及び寸法を検出する方法
を説明するための図である。図中、S,Mは、それぞれ
原稿台S及びその上に置かれた原稿Mである。また、x
はラインセンサの主走査方向、yは副走査方向であり、
SPは原稿台S上の基準位置を示す。
【0007】そして、このように置かれた原稿Mにおい
て、最初に検出された、原稿と判定された入力画像信号
(以下、原稿信号とする)を示す点P1、主走査方向x
に関して基準位置SPに最も近い原稿信号を示す点P
2、主走査方向xに関して基準位置SPから最も遠い原
稿信号を示す点P3、最後に検出された原稿信号を示す
点P4を求め、これら4点の座標を、主走査方向出力ビ
ット数カウンタ及び副走査方向ライン数カウンタにより
求め、原稿Mの位置及び寸法を検出する。具体的には、
4点すべてを含み、4辺がxまたはyに平行な最小の矩
形領域を原稿領域とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
原稿位置の検出方法では、例えば、銀塩写真の暗い部分
などでは、読み取った画像信号の輝度レベルが原稿圧板
と同程度かそれ以下になるため、原稿圧板と原稿との判
別が正しく行なわれず、精度よく原稿が検知できないと
いう問題がある。
【0009】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、低コストで高精度の原
稿検知を行なえる画像処理装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の目的を達成するため、本発明は、原稿を
光学的に走査して画像処理を行なう画像処理装置におい
て、あらかじめ複数の特定原稿についての第1の色味分
布情報を記憶しておく手段と、あらかじめ当該画像処理
装置の原稿圧板についての第2の色味分布情報を記憶し
ておく手段と、前記第2の色味分布情報に基づいて原稿
領域を検知する手段と、前記第1の色味分布情報に基づ
いて、前記原稿領域に対応する原稿からの入力画像信号
と前記特定原稿との類似度を判定する手段とを備え、前
記類似度が所定の値を越える場合、特定の画像処理を実
行する。
【0011】以上の構成において、コスト・アップを最
小限に抑えて、原稿検知の精度を上げるよう機能する。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
【0013】なお、以下の実施例では、本発明の適用例
として複写機の例が示されるが、これに限るものではな
く、本発明は、他の種々の装置に適用できることは言う
までもない。 [第1実施例]図5は、本発明の第1の実施例に係る画
像処理装置の概観図である。同図において、符号501
はイメージスキャナ部であり、400dpi(dots
/inch)の解像度で原稿を読み取り、ディジタル信
号処理を行なう。また、502はプリンタ部であり、イ
メージスキャナ部501によって読み取られた原稿画像
に対応した画像を、400dpiの解像度で記録用紙上
にフルカラーでプリント出力する。
【0014】イメージスキャナ部501において、50
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下、プラテンと
いう)503上の原稿504はランプ505で照射さ
れ、その反射光は、ミラー506,507,508に導
かれる。そして、レンズ509によって、3ラインセン
サ(以下、CCDという)510上に像を結び、フルカ
ラー情報レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)
成分として信号処理部511に送られる。
【0015】なお、ランプ505,ミラー506は速度
vで、また、ミラー507,508は速度1/2vで、
ラインセンサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直
方向に機械的に動くことによって、原稿全面を走査(副
走査)する。
【0016】信号処理部511は、読み取られた画像信
号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン(C),
イエロー(Y),ブラック(Bk)の各成分に分解して
プリンタ部502に送る。また、イメージスキャナ部5
01における1回の原稿走査につき、M,C,Y,Bk
の内の一つの成分がプリンタ部502に送られ、計4回
の原稿走査によって、1回分のプリントアウトが完成す
る。
【0017】イメージスキャナ部501より送られてく
るM,C,Y,Bkの各画像信号は、次にレーザドライ
バ512に送られる。このレーザドライバ512は、送
られてきた画像信号に応じて半導体レーザ513を変調
駆動する。そして、半導体レーザ513からのレーザ光
は、ポリゴンミラー514、f−θレンズ515、ミラ
ー516を介して、感光ドラム517上を走査する。
【0018】また、符号518は回転現像器であり、マ
ゼンタ現像部519、シアン現像部520、イエロー現
像部521、ブラック現像部522により構成され、こ
れら4つの現像部が交互に感光ドラム517に接するこ
とで、感光ドラム517上に形成された静電潜像をトナ
ーで現像する。
【0019】符号523は転写ドラムであり、用紙カセ
ット524、または用紙カセット525より供給される
用紙をこの転写ドラム523に巻き付け、感光ドラム5
17上に現像された像を用紙に転写する。このようにし
て、M,C,Y,Bkの4色についての像が順次、転写
された後、用紙は、定着ユニット526を通過して、そ
こでトナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0020】図1は、本実施例に係る画像処理装置にお
ける信号処理を示すブロック図である。同図において、
符号101はCCDセンサ、102はアナログ増幅器、
103はA/D変換器である。また、符号104は、画
像信号の読み取り位置による明るさのバラツキを補正す
るシェーディング補正回路である。なお、この補正につ
いては公知技術のため、ここでは詳述しない。
【0021】符号105はプリント信号生成回路であ
り、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)から
なる入力画像信号を、M(マゼンタ),C(シアン),
Y(イエロー),K(ブラック)の各信号からなるプリ
ント信号に変換する回路である。このプリント信号生成
回路105は、後述する原稿判定に要する時間を補正す
るための遅延手段を含む。また、判定補正信号f113
により、プリント信号を変調する。
【0022】符号106は、入力画像データと、例え
ば、紙幣や有価証券などの特定原稿との色空間での色味
分布の類似度をリアルタイムで算出する色空間マッチン
グ判定回路である。また、108は、信号HS109、
CLK110、VS112を生成する読み取り同期信号
生成回路である。なお、HS109は主走査区間信号、
CLK110は画素読み取り基本クロック信号、VS1
12は原稿読み取りの副走査方向の有効領域を示す区間
信号である。
【0023】符号121は、本装置全体の制御を司るマ
イクロコンピュータ(以下、CPUという)であり、1
20は、CPU121に接続される入出力ポート(以
下、I/Oポートという)、122はメモリである。ま
た、符号123は主走査方向出力ビット数カウンタ、1
24は副走査方向ライン数カウンタである。
【0024】上記の主走査方向出力ビット数カウンタ1
23は、画素読み取り基本クロック信号CLK110を
計数することで実現し、当該画素の主走査方向の位置
を、図18に示される基準位置SPからの出力ビット
数、すなわち画素数で示す。この主走査方向出力ビット
数カウンタ123は、HS109でリセットされる。
【0025】同様に、副走査方向ライン数カウンタ12
4は、主走査区間信号HS109を計数することで実現
し、当該画素の副走査方向の位置を、図18に示す基準
位置SPからのライン数で示す。この副走査方向ライン
数カウンタ124は、VS112でリセットされる。
【0026】符号125,126,127はゲート回路
であり、CPU121により設定されるイネーブル信号
OE1によって制御され、読み取り画像信号が、検知さ
れた原稿領域以外のものである場合、これを遮断する。
【0027】また、面順次信号CNOは2ビットの出力
カラー選択信号であり、上述の4回の読み取り動作の順
番を、以下のように示す制御信号である。この信号は、
CPU121より、I/Oポート120を経て発生さ
れ、図6に示すマスキングUCR演算回路A601の動
作条件を切り替える。
【0028】 図2は、図1に示す色空間マッチング判定回路106の
構成及び動作を説明するための図である。同図におい
て、信号R201は、シェーディング補正回路104か
らのR信号8ビットの内の上位5ビットである。同様
に、信号G202は5ビットのG信号、信号B203は
5ビットのB信号である。
【0029】符号204は、複数種類の特定原稿の色味
に関する情報が、図9に示されているように格納されて
いるROMである。つまり、ROM204には、特定原
稿について、その色味分布をあらかじめ調べ、当該画素
の色味が、それら特定原稿の色味と一致するか否かの判
定結果が保持されている。
【0030】このROM204には、アドレスの上位2
ビットに面順次信号であるCNO信号が、下位15ビッ
トに間引かれたRGB各色の画像信号の上位5ビットず
つがそれぞれ入力される。アドレス・バスA0〜A14
に、上記のR,G,B信号が入力され、それらが複数種
類の特定原稿それぞれの色味に合致している場合は
「1」、合致していない場合には「0」の判定信号が、
データ・バスD0〜D7のそれぞれに出力される。
【0031】これらのデータ・バスD0〜D7は、第0
番目から第7番目までの8種類の特定原稿に対応し、上
述した各面順次信号CNOの値0〜3において、それぞ
れ、入力された画素データに対してデータ・バスD0〜
D7から、各特定原稿に関する8種類の異なる色味判定
情報が並列に出力される。
【0032】ここでは、2回のスキャンで8種類の特定
原稿についての判定を行なう場合について説明する。
【0033】まず、第1スキャンで8種類の特定原稿に
ついて判定し、第2スキャンで、異なる色味分布情報を
用いて同じ8種類の特定原稿について判定する。そし
て、同じ特定原稿について、第1スキャンの判定結果と
第2スキャンの判定結果の論理積をとり、それを最終的
な判定結果とする。そのため、同じ判定回路で判定する
特定原稿は、スキャンに関わらず同じものとする。つま
り、色空間判定回路240で判定するのは、第1スキャ
ンでも第2スキャンでも同じ特定原稿になるように、あ
らかじめROM204にデータをセットしておく。他の
7種類の特定原稿に対するデータについても同様であ
る。
【0034】図11及び図12は、ROM204内にお
ける色味分布情報の格納状態を説明するための図であ
る。図11に示すように、例えば、第1スキャン時に判
定回路5で用いる色分布情報をa5とし、同様に、第2
スキャン時に判定回路5で用いる色味分布情報をb5と
する。本実施例では、情報a5とb5は、同一の特定原
稿を判定するための異なる色味分布情報であり、他の7
種類の特定原稿に対するデータについても同様である。
【0035】また、後述するように、例えば、a5,b
5は、これらの色味分布情報を用いてなされた判定結果
を格納するメモリのアドレスをも示す。よって、図11
は、後述するメモリ122のアドレス・マップ(図1
0)にそのまま対応づけられることになる。
【0036】ただし、c0には、原稿圧板の色味分布情
報が格納されている。この色味分布情報は、例外的に原
稿検知が行なわれるプリ・スキャン時にのみ参照される
ものとする。
【0037】なお、本実施例においては、第3スキャ
ン、第4スキャン時には特定原稿の判定がなされないた
め、図10〜図12に示すc1〜c7,d0〜d7は、
原稿判定時には参照されないダミー・データである。
【0038】また、本実施例では、図10に示すメモリ
122のアドレス・マップから明らかなように、メモリ
122には、検知された原稿領域の位置を格納しておく
領域も確保されているものとする。図10において、x
aは、図18に示されている原稿領域の点Aの主走査方
向の座標を格納するメモリのアドレス、yaは、点Aの
副走査方向の座標を格納するメモリのアドレスである。
同様に、xb,ybは、それぞれ、点Bの主走査方向、
副走査方向の座標を格納するメモリのアドレスである。
【0039】次に、本実施例における平滑演算を行なう
回路について説明する。
【0040】図2に示す符号220〜227は、色味判
定信号X0〜X7を用いて平滑演算を行なう回路であ
り、図7は、これらの平滑回路220〜227の1つの
回路構成を示すブロック図である。
【0041】図7において、符号701,702は乗算
器、703は加算器、704はラッチ回路、705はコ
ンパレータである。ここでは、乗算器701,702、
加算器703による入力データと前データの加重平均に
より、図8に示されるような連続性を加味した判定が可
能となる。
【0042】図8は、入力Xiと平滑演算値Yiとの関
係を示す図である。同図に示すように、入力Xiの値が
連続して「1」であれば、Yiの値が増大する。これに
より、入力信号が連続して特定原稿の色味が合致してい
る場合には、平滑回路220〜227からの出力信号C
0〜C7(230〜237)が「1」となり、より正確
な原稿判定が可能となる。
【0043】図2に示す色空間判定回路240〜247
においては、図13に示すようなRGB色空間におい
て、特定原稿のデータと入力画像信号のデータの類似度
をリアルタイムで算出し、図2に示す色空間類似度判定
信号MK0〜MK7を算出する。
【0044】図3は、図2に示す色空間判定回路240
〜247の1つの回路構成を示す回路ブロック図であ
る。同図に示す回路において、SRAM209からのデ
ータDnと、平滑回路220〜227からの信号Cnと
がOR演算され、その結果がSRAM209に書き込ま
れる。また、データDnが0から1へ遷移する場合の
み、カウンタ301が加算される。
【0045】このカウンタ301は、副走査区間信号V
S112の立ち上がりでクリアされる。そして、カウン
タ301の出力値Znと、レジスタ303からの定数δ
nとがコンパレータ302で大小比較される。ここで、
Zn>δnの場合、コンパレータ302の出力がMKn
=1となり、Zn≦δnの場合、MKn=0となる。な
お、定数δnの値は、図13に示す斜線部体積UORGの
L%(本実施例では、L=70)の値が設定されてい
る。
【0046】すなわち、 δn=UORG×L/100 …(1) であり、UORGは、図13に示すように、各辺がR,
G,Bの座標軸を32に区分したときの一つを一辺とす
る立方体を単位体積とする値である。
【0047】上記の処理により、入力画像信号の色味の
分布が、特定原稿の色味の分布とRGB色空間でほぼ同
一の形状となったとき、色空間類似度判定信号であるM
Knが「1」に設定される。そして、CPU121は、
色空間類似度判定信号であるMKnに応じて、判定補正
信号f113を「1」(論理High)、または「0」
(論理Low)に設定する。なお、これらの信号の詳細
については後述する。
【0048】図2に示すセレクタ271,272は、副
走査区間信号VS112が「0」のとき、SRAM20
9をゼロ・クリアするための信号である。また、アドレ
ス・ジェネレータ270は、SRAM209に対して、
すべてのアドレスを順に発生する回路である。そして、
VS112が「0」のとき、アドレス・ジェネレータ2
70が発生するアドレス信号に従ったSRAM209の
内容が「0」にクリアされる。
【0049】また、タイミング発生回路205は、図4
に示すようなタイミング信号を発生する。同図におい
て、CLK4(206)は、基本クロックCLK(11
0)を4分周したクロック信号であり、信号WE207
は、SRAM209のライト・イネーブル端子を制御す
る信号、そして、信号OE208は、SRAM209の
アウトプット・イネーブル端子を制御する信号である。
【0050】図6は、本実施例に係るプリント信号生成
回路105の構成を示す回路ブロック図である。同図に
おいて、マスキングUCR演算回路A601は、通常
時、入力RGB信号よりプリントYMCK信号を生成す
る回路であり、面順次信号CNOの値により、信号生成
の条件を変える。また、マスキングUCR演算回路B6
01は、入力画像信号が特定原稿に合致すると判定され
た場合、色味を変えた(例えば、赤味を強く)プリント
YMCK信号を生成する回路である。そして、セレクタ
603は、判定補正信号f113によって、回路60
1,602からの信号を選択して出力することにより、
色味を変えたプリントアウトをすることが可能となる。
【0051】なお、特定原稿に類似していると判定され
た場合、再生画像をベタ黒で塗りつぶしたり、装置の電
源をオフにするなど、正常な像形成が行なえないように
してもよい。
【0052】以下、本実施例における特定原稿の判定手
順について詳細に説明する。
【0053】図14〜図17は、本実施例における原稿
判定手順を示すフローチャートである。本実施例では、
これらに示される手順に従って原稿の領域を検知し、そ
の後、特定原稿を判定して、判定補正信号f113を
「1」(論理High)、または「0」(論理Low)
に設定する。
【0054】コピーが開始されると、CPU121は、
まず、メモリ122をゼロ・クリアし、アドレスxa,
yaには、それぞれxm,ym(図18に示されてい
る、それぞれ主走査方向出力ビット数カウンタ、副走査
方向ライン・カウンタがとりうる最大値)を、また、ア
ドレスxb,ybには「0」をセットする(図14のス
テップS1)。また、判定補正信号f113も「0」
(論理Low)にセットする(ステップS2)。そし
て、原稿検知を行なうため、後述するプリ・スキャンを
開始する(ステップS3)。
【0055】図15は、プリスキャンの処理手順を示す
フローチャートである。同図に示すように、プリ・スキ
ャン時には、まず、イネーブル信号OE1を「1」にセ
ットし(ステップS10)、スキャンする領域のすべて
の画素について原稿検知を行なう。そこで、色空間マッ
チング判定回路106に画像信号を入力し(ステップS
11)、原稿圧板の色味分布情報である、上述した‘c
0’を用いて類似度判定を行なう(ステップS12)。
そして、これに対応する色味判定信号X0が「1」であ
るときには(ステップS13での判定がYES)、その
画像信号は圧板を読み取った信号であり、原稿信号では
ないと判断して、次の画素へ処理を移行する。
【0056】一方、X0が「0」のときには(ステップ
S13での判定がNO)、その画像信号は原稿を読み取
った信号であるから、次に、そのときの主走査方向出力
ビット数カウンタの値xoutが、メモリ122のアドレ
スxaの値よりも小さければ(ステップS14での判定
がYES)、アドレスxaにxoutをセットする(ステ
ップS15)。そして、xoutがメモリ122のアドレ
スxbの値よりも大きければ(ステップS16での判定
がYES)、アドレスxbにxoutをセットする(ステ
ップS17)。
【0057】同様に、そのときの副走査方向ライン・カ
ウンタの値youtが、メモリ122のアドレスyaの値
よりも小さければ(ステップS18での判定がYE
S)、アドレスyaにyoutをセットし(ステップS1
9)、youtがメモリ122のアドレスybの値よりも
大きければ(ステップS20でYES)、アドレスyb
にyoutをセットする(ステップS21)。
【0058】上記の処理の後、ステップS22でスキャ
ンの終了を判定し、それが終了していなければ、次の画
素にあたる画像信号を色空間マッチング判定回路106
に入力するという手順(ステップS11)に処理を戻
す。そして、スキャンが終了したならば(ステップS2
2でYES)、イネーブル信号OE1を「0」にセット
して(ステップS23)、本プリ・スキャン処理を終え
る。
【0059】次に、CPU121は、第1スキャン(図
14のステップS4)、続いて、第2スキャン(図14
のステップS5)を行なう。
【0060】図16は、本実施例に係る第1,第2スキ
ャンの処理手順を示すフローチャートである。同図に示
すように、CPU121は、最初にイネーブル信号OE
1を「0」にセットする(ステップS30)。そして、
読み取り画像信号が原稿領域外である場合、すなわち、
そのときの主走査方向出力ビット数カウンタの値xout
が、メモリ122のアドレスxaに格納されている値よ
りも小さいか、アドレスxbの値よりも大きい、もしく
は、そのときの副走査方向ライン・カウンタの値yout
が、メモリ122のアドレスyaの値よりも小さいか、
アドレスybの値よりも大きければ(ステップS31で
の判定がNO)、イネーブル信号OE1は「0」にセッ
トされ(ステップS32)、読み取り画像信号は、図1
に示すように、ゲート回路125,126,127によ
って遮断される。
【0061】一方、読み取り画像信号が原稿領域内であ
ると判定された場合、すなわち、そのときの主走査方向
出力ビット数カウンタの値xoutが、メモリ122のア
ドレスxaに格納されている値よりも大きく、アドレス
xbの値よりも小さい、しかも、副走査方向ライン・カ
ウンタの値youtについても、メモリ122のアドレス
yaの値よりも大きく、アドレスybの値よりも小さけ
れば(ステップS31での判定がYES)、イネーブル
信号OE1は「1」にセットされ(ステップS33)、
画像信号が色空間マッチング判定回路106に入力され
る(ステップS34)。そして、その信号について判定
処理がなされる(ステップS35)。
【0062】色空間類似度判定信号MKn(n=0〜
7)の内、どれか1つでも「1」のときには(ステップ
S36での判定がYES)、メモリ122における対応
するアドレスの領域に「1」を格納する(ステップS3
7)。なお、メモリ122のアドレスについては、図1
0に示す。例えば、第1スキャンにおいてMK5=1で
ある場合には、アドレスa5の領域に「1」が格納され
る。
【0063】また、色空間類似度判定信号MKn(n=
0〜7)のすべてが「0」のときには(ステップS36
でNO)、何も処理を行なわない。
【0064】以上の処理の後、スキャンが終了していな
いならば(ステップS38でNO)、次の画素にあたる
画像信号が原稿領域内にあるか否かの判定を行なうとい
う手順(ステップS31)に戻る。また、スキャンが終
了したならば(ステップS38でYES)、ステップS
39でOE1=0にして、次の第2スキャンを行なう。
【0065】なお、第2スキャンの手順は、上記第1ス
キャンの手順とほぼ同じなので、ここでは詳述しない。
第2スキャンが第1スキャンと異なる点は、判定結果を
格納するメモリ122のアドレスのみであり、MKn
(n=0〜7)に対応するのは、図10に示すように、
bn(n=0〜7)である。
【0066】上記の第2スキャン終了後、スキャン毎の
判定結果の同じ特定原稿に関するものの論理積をとり、
8種類の特定原稿の内、1種類でも、その結果が真なら
ば(図14のステップS6での判定結果が真)、判定補
正信号f113を「1」(論理High)とする(ステ
ップS7)。しかし、論理積の結果が偽ならば(図14
のステップS6が偽)、判定補正信号f113を「0」
(論理Low)のままとする。
【0067】上記の論理判定を数式にて表わすと、以下
のようになる。
【0068】 f113=((a0)&(b0))|((a1)&(b1))| ((a2)&(b2))|((a3)&(b3))| ((a4)&(b4))|((a5)&(b5))| ((a6)&(b6))|((a7)&(b7)) …(2) ここで、例えば、(a0)は、メモリ122のアドレス
a0にて示される領域に格納されている値、‘&’は論
理積演算、また、‘|’は論理和演算を示す。
【0069】その後、図17に示す第3スキャン(図1
4のステップS8に対応)、及び第4スキャン(図14
のステップS9に対応)を行なうが、その処理手順は、
図16に示す第1スキャン、第2スキャンと比較した場
合、判定処理が行なわれないこと以外は第1、第2スキ
ャンと同じであるため、ここでは、詳述しない。
【0070】以上の処理にてコピー動作を終了するが、
このような手順において、特定原稿を判定した場合、第
3スキャン、第4スキャンにて通常と異なるプリント条
件でコピーが行なわれることになる。
【0071】以上説明したように、本実施例によれば、
入力された画像信号と当該画像処理装置の原稿圧板の色
味分布情報との類似性を、あらかじめ記憶させておいた
原稿圧板の色味分布情報に基づいて判定して得られた結
果をもとに原稿領域を検知し、その後、その原稿領域に
ついて、あらかじめ設定した特定原稿の色味分布をもと
に特定原稿の判定を行なうことで、読み取った画像信号
の輝度レベルが原稿圧板と同程度かそれ以下でも、原稿
圧板と原稿との判別が正しく行なわれ、精度よく原稿を
検知できるという効果がある。 [第2実施例]以下、本発明に係る第2の実施例につい
て説明する。なお、本実施例に係る画像処理装置は、上
記の第1実施例に係る画像処理装置と同一構成をとるの
で、ここでは、その図示及び説明を省略する。
【0072】図19は、本実施例に係る特定原稿である
3種類の紙幣の表裏を示す図である。すなわち、本実施
例では、(a)〜(f)の6種類の特定原稿を判定対象
とする場合を考える。
【0073】本実施例では、図19に示す表3種類、裏
3種類の特定原稿が持つ共通部分である、中央の「赤い
模様」及び「茶色い模様」は、共通の色味分布情報によ
り判定し、それぞれの原稿が持つ特徴的な部分の判定と
の論理積を取る。
【0074】図20は、上記の判定を実現するための、
ROM204に格納された色味分布情報の配置を示す。
ここで、例えば、黄0〜黄3は、図19における特定原
稿Aの黄色部分を判定するための4つの色味分布情報、
青赤0〜青赤3は、特定原稿Fの青/赤色部分を判定す
るための4つの色味分布情報、赤0〜赤3は、特定原稿
A,C,Eの中央の赤色部分を判定するための4つの色
味分布情報をそれぞれ示す。
【0075】ただし、c0には、本装置の原稿圧板の色
味分布情報が格納されている。そして、この色味分布情
報は、例外的に、原稿検知が行なわれるプリ・スキャン
時にのみ参照される。このため、図19に示す特定原稿
Dの緑/赤部分は、アドレスc1〜c3に格納された3
つの色味分布情報で判定される。
【0076】以下、本実施例に係る装置を構成するCP
Uでの処理手順について説明する。
【0077】図21,図22は、本実施例に係る装置に
おける判定処理手順を示すフローチャートである。本実
施例に係る装置にてコピーが開始されると、CPU12
1は、まず、メモリ122を初期化する(図21のステ
ップS50)。そして、判定補正信号f113を「0」
(論理Low)にセットする(ステップS51)。
【0078】ステップS52では、図15に示す上記第
1の実施例と同様のプリスキャンを行ない、続いて、第
1スキャン(ステップS53)、第2スキャン(ステッ
プS54)、第3スキャン(ステップS55)を行な
う。なお、これら第1,第2,第3スキャン時における
処理手順は、上記の第1実施例に係る第1,第2,第3
スキャンと同じであるため、ここでは、それらについて
詳述しない。
【0079】ステップS56では第4スキャンを行な
う。この第4スキャンでは、スキャン中に判定補正信号
f113が変更される可能性があるため、上記の第1,
第2,第3スキャンとは制御が異なる。
【0080】すなわち、第4スキャンが開始されると、
CPU121は、図22に示すように、まず、イネーブ
ル信号OE1を「0」にセットする(ステップS6
0)。そして、読み取り画像信号が原稿領域外である場
合、つまり、上記第1実施例と同様、そのときの主走査
方向出力ビット数カウンタの値xoutが、メモリ122
のアドレスxaに格納されている値よりも小さいか、ア
ドレスxbの値よりも大きい、もしくは、そのときの副
走査方向ライン・カウンタの値youtが、メモリ122
のアドレスyaの値よりも小さいか、アドレスybの値
よりも大きければ(ステップS61での判定結果がN
O)、イネーブル信号OE1は「0」にセットされ(ス
テップS62)、読み取り画像信号は、ゲート回路12
5,126,127(図1参照)によって遮断される。
【0081】しかし、読み取り画像信号が原稿領域内で
あると判定された場合、すなわち、そのときの主走査方
向出力ビット数カウンタの値xoutが、メモリ122の
アドレスxaに格納されている値よりも大きく、アドレ
スxbの値よりも小さい、しかも、副走査方向ライン・
カウンタの値youtが、メモリ122のアドレスyaの
値よりも大きく、アドレスybの値よりも小さければ
(ステップS61での判定がYES)、イネーブル信号
OE1は「1」にセットされ(ステップS63)、色空
間マッチング判定回路106に画像が入力される(ステ
ップS64)。そして、その信号について判定処理がな
される(ステップS65)。
【0082】色空間マッチング判定回路106から出力
される色空間類似度判定信号MKn(n=0〜7)の
内、いずれか一つでも「1」であるときには(ステップ
S66でYES)、メモリ122の対応するアドレス領
域に「1」を格納し、他のスキャン時の判定結果の同じ
特定原稿に関するものとの論理積をとる(ステップS6
7)。
【0083】図20に示される、対応するメモリ122
のアドレスを用いてf113の値を決める論理演算式を
表わすと、以下のようになる。すなわち、 f113= {[((a0)&(a1)&(a2)&(a3))| ((a4)&(a5)&(a6)&(a7))| ((b0)&(b1)&(b2)&(b3))] & [(d0)&(d1)&(d2)&(d3)]} | {[((b4)&(b5)&(b6)&(b7))| ((c1)&(c2)&(c3))| ((c4)&(c5)&(c6)&(c7))] & [(d4)&(d5)&(d6)&(d7)]} …(3) 上記の式において、例えば、(a0)は、メモリ122
のアドレスa0の領域に格納されている値、&は論理積
演算、|は論理和演算を示す。
【0084】そして、上記の式による演算結果が真なら
ば(ステップS67で真)、判定補正信号f113を
「1」(論理High)にする(ステップS68)。し
かし、演算結果が偽ならば(ステップS67で偽)、判
定補正信号f113を「0」(論理Low)とする(ス
テップS69)。
【0085】一方、色空間類似度判定信号MKn(n=
0〜7)のすべてが「0」のときには(ステップS66
での判定がNO)、上記の演算処を行なわない。そし
て、ステップS70にてスキャンが終了していないと判
断されたならば、次の画素に当たる画像信号が原稿領域
内にあるか否かを判定する手順、すなわち、ステップS
61の処理に戻る。
【0086】他方、スキャンが終了したならば(ステッ
プS70でYES)、イネーブル信号OE1を「0」に
セットし(ステップS71)、コピー処理を終了する。
【0087】このように、スキャン動作間にまたがっ
て、その判定結果を演算すると、複数の特定原稿に共通
な部分については1度のスキャン動作で判定結果を出す
ことができるため、ROM内に保持する色味分布情報を
節約でき、その空いた容量分を原稿判定に用いることに
よって、より正確な判定を行なうことができる。 [第3実施例]以下、本発明に係る第3の実施例につい
て説明する。なお、本実施例に係る画像処理装置は、特
に説明する場合を除き、上記の第1実施例に係る画像処
理装置と同一構成をとるので、ここでは、その図示及び
説明を省略する。
【0088】上記第1,第2の実施例では、色空間類似
度判定信号MKnは2値であるが、これに限定されず、
MKnは多値でも良い。
【0089】図23は、本実施例に係る画像処理装置に
おける、色空間判定回路240〜247の内の1つの回
路構成を示すブロック図である。ここでは、図3に示
す、上記第1実施例に係る色空間判定回路と同一構成部
分には同一符号を付し、それらについては詳述しない。
【0090】図23に示す構成をとる判定回路におい
て、カウンタ301の出力値Znと、レジスタ303か
らの定数δnとが除算器310で除算され、演算結果で
あるMKnは、5ビット長の値として出力される。な
お、δnの値は、上記第1実施例と同様、図13に示す
UORGの32分の1の値が設定されている。
【0091】上記の処理により、入力画像信号の色味の
分布と特定原稿の色味の分布との、RGB色空間上での
分布形状の類似度が、色空間類似度判定信号であるMK
nにより5ビット長の多値データとして表わされる。
【0092】図24は、本実施例における画像処理装置
の信号処理ブロック図である。ここでは、図1に示す、
第1実施例の信号処理に係る構成と同一構成部分には同
一符号を付し、それらについては詳述しない。
【0093】本実施例に係る信号処理が、上記第1実施
例のそれと異なる点は、色空間マッチング判定回路10
6からI/Oポート120に色空間類似度判定信号MK
nを伝える信号線のバス幅が40ビットになっている点
のみである。
【0094】そして、上記第2実施例で用いた判定対象
の特定紙幣(図19)について、MKnが多値になった
ことを加味したf113の値を決める論理演算式は、以
下のようになる。
【0095】 f113= {max[min((a0),(a1),(a2),(a3), (d0),(d1),(d2),(d3)), min((a4),(a5),(a6),(a7), (d0),(d1),(d2),(d3)), min((b0),(b1),(b2),(b3), (d0),(d1),(d2),(d3))] >s1} | {max[min((b4),(b5),(b6),(b7), (d4),(d5),(d6),(d7)), min((c1),(c2),(c3), (d4),(d5),(d6),(d7)), min((c4),(c5),(c6),(c7), (d4),(d5),(d6),(d7))] >s2} …(4) ここで、例えば、(a0)は、メモリ122のアドレス
a0の領域に格納されている値、|は論理和演算、s
1,s2はしきい値(これらは、上記の式(1)のLに
対応する)を示す。
【0096】なお、本実施例においても、メモり122
の‘c0’には、原稿圧板の色味分布情報が格納されて
いる。この色味分布情報は、例外的に原稿検知が行なわ
れるプリ・スキャン時にのみ参照される。
【0097】このように、本実施例では、上記の式
(4)において、しきい値s1,s2を適切に設定する
ことにより、入力画像信号の色味の分布と特定原稿の色
味の分布との、RGB色空空間上での分布形状の類似度
を多値で判定することができ、よりロバストな特定原稿
の判定が可能となる。
【0098】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿圧板の色味分布情報をもとに原稿領域を検知してか
ら特定原稿の判定を行なうことで、コスト・アップを最
小限に抑えた高精度の原稿検知を行なうことができる。
【0100】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像処理装置における信
号処理を示すブロック図である。
【図2】実施例に係る色空間マッチング判定回路の構成
及び動作を説明する図である。
【図3】色空間判定回路の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図4】タイミング発生回路におけるタイミング信号を
示す図である。
【図5】実施例に係る画像処理装置の概観図である。
【図6】プリント信号生成回路の構成を示すブロック図
である。
【図7】平滑回路の回路構成を示すブロック図である。
【図8】入力Xiと平滑演算値Yiとの関係を示す図で
ある。
【図9】ROMでの色味分布情報の格納法を説明する図
である。
【図10】メモリのアドレス・マップを示す図である。
【図11】ROM内の色味分布情報の格納状態を説明す
る図である。
【図12】ROM内の色味分布情報の格納状態を説明す
る図である。
【図13】RGB色空間における特定原稿と入力画像の
類似度を説明する図である。
【図14】実施例における原稿判定手順を示すフローチ
ャートである。
【図15】実施例における原稿判定手順を示すフローチ
ャートである。
【図16】実施例における原稿判定手順を示すフローチ
ャートである。
【図17】実施例における原稿判定手順を示すフローチ
ャートである。
【図18】原稿の位置及び寸法を検出する方法を説明す
るための図である。
【図19】第2実施例に係る判定対象となる特定原稿を
示す図である。
【図20】第2実施例におけるROM内の色味分布情報
の格納状態を示す図である。
【図21】第2実施例における判定処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図22】第2実施例における判定処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図23】第3実施例に係る色空間判定回路の構成を示
すブロック図である。
【図24】第3実施例における画像処理装置の信号処理
ブロック図である。
【符号の説明】
101 CCDセンサ 102 アナログ増幅器 103 A/D変換器 104 シェーディング補正回路 105 プリント信号生成回路 106 色空間マッチング判定回路 108 読み取り同期信号生成回路 120 入出力ポート(I/Oポート) 121 マイクロコンピュータ(CPU) 122 メモリ 123 主走査方向出力ビット数カウンタ 124 副走査方向ライン数カウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を光学的に走査して画像処理を行な
    う画像処理装置において、 あらかじめ複数の特定原稿についての第1の色味分布情
    報を記憶しておく手段と、 あらかじめ当該画像処理装置の原稿圧板についての第2
    の色味分布情報を記憶しておく手段と、 前記第2の色味分布情報に基づいて原稿領域を検知する
    手段と、 前記第1の色味分布情報に基づいて、前記原稿領域に対
    応する原稿からの入力画像信号と前記特定原稿との類似
    度を判定する手段とを備え、 前記類似度が所定の値を越える場合、特定の画像処理を
    実行することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記類似度は2値信号にて表わされるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記類似度は多値信号にて表わされるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画素処理装置。
  4. 【請求項4】 前記類似度は、前記多値信号による複数
    の判定結果の最大値、最小値、及び該最大値と最小値の
    組み合わせによって得られることを特徴とする請求項3
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記類似度は、前記2値信号による複数
    の判定結果の論理積、論理和、及び該論理積と論理和の
    組み合わせによって得られることを特徴とする請求項2
    に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の色味分布情報は、前記第1の
    色味分布情報の一部を構成する形式にて記憶されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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