JPH0816787B2 - 電子写真用トナー - Google Patents

電子写真用トナー

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JPH0816787B2
JPH0816787B2 JP63151520A JP15152088A JPH0816787B2 JP H0816787 B2 JPH0816787 B2 JP H0816787B2 JP 63151520 A JP63151520 A JP 63151520A JP 15152088 A JP15152088 A JP 15152088A JP H0816787 B2 JPH0816787 B2 JP H0816787B2
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JP
Japan
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toner
conductive oxide
tio
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needle
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JP63151520A
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智司 山上
保男 北畠
滋章 田坂
暢彦 中野
和也 前田
稔尚 石田
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/097Plasticisers; Charge controlling agents
    • G03G9/09708Inorganic compounds

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電転写型複写機およびレーザプリンタ等
の電子写真装置に供される電子写真用トナーに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来の電子写真用トナー(以下トナーと称する)は、
トナーを構成する各材料を一体化する結着樹脂剤と、ト
ナーに色彩を付与する導電性の着色剤と、トナーに帯電
性を付与する帯電制御剤とを少なくとも含んでいる。そ
して、これらの材料を混合し、溶融混練して適度に分散
させ、得られた混練物を粉砕した後、分級することによ
り所定粒径のトナーを得ている。
一方、従来のトナーには、画質の向上を図るため、例
えば導電性の着色剤であるカーボンブラックの他に、こ
のカーボンブラックよりも導電性の良好な導電性カーボ
ンを数パーセント内添してトナーの電気抵抗を制御して
いるものが知られている。また、同様の目的から、TiO2
系やSnO2系等の導電性酸化物を内添もしくは外添するこ
とにより、トナーの電気抵抗を制御しているものが知ら
れている。例えば、SnO2あるいはSnO2−TiO2等の酸化物
を内添しているトナーは、特開昭57-40259号公報に開示
されており、SnO2を外添しているトナーは特開昭58-669
51号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来のトナーでは、導電性カーボンあ
るいは導電性酸化物の量を調整することによって電気抵
抗が制御されており、これらのトナーを使用することに
より画質の向上を図り得るものの、上記の導電性カーボ
ンおよび導電性酸化物は高価であり、トナーのコストア
ップを招来するという問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る電子写真用トナーは、上記の課題を解決
するために、トナーを構成する各材料を一体化する結着
樹脂剤と、色彩を付与する導電性の着色剤と、帯電性を
付与する帯電制御剤と、トナーの電気抵抗を制御する導
電性酸化物とからなるトナーにおいて、上記の導電性酸
化物が、短軸の長さに対する長軸の長さが2倍以上とな
っている針状の二酸化チタン微粒子からなることを特徴
としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、トナーは導電性酸化物を含んで
おり、この導電性酸化物の量を調整することによりトナ
ーの電気抵抗を制御することができる。従って、このト
ナーを使用することにより得られる画像の画質が向上さ
れる。また、上記の導電性酸化物としての二酸化チタン
の微粒子は短軸の長さに対する長軸の長さが2倍以上で
ある針状を成しているので、即ち、導電性酸化物の横断
面形状における短軸の長さに対する長軸の長さが2倍以
上となっているので、長軸方向への導電効率が高められ
ており、球状の導電性酸化物を用いた場合に比較して、
さらに少量の導電性酸化物にてトナーの電気抵抗を効率
的に低下させることが可能となっている。これにより、
トナーの電気抵抗の制御に要する高価な導電性酸化物の
量は少なくてよく、トナーのコストダウンを図り得る。
尚、針状の導電性酸化物は、(長軸の長さ)/(短軸
の長さ)≧2としているが、(長軸の長さ)/(短軸の
長さ)を2〜6の範囲に設定するのが好ましい。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を以下に説明する。
本実施例に係る電子写真用トナー(以下トナーと称す
る)は、トナーを構成する各材料を一体化する結着樹脂
剤中に、トナーに色彩を付与する導電性の着色剤と、ト
ナーに帯電性を付与する帯電制御剤と、トナーが電子写
真装置の定着ローラの表面に付着することによって生じ
るオフセットを防止する離型剤と、針状導電性酸化物と
が散在している構成である。即ち、針状導電性酸化物は
内添されている。
上記の結着樹脂剤にはスチレン・アクリル系樹脂、着
色剤にはカーボンブラック、帯電制御剤にはニグロシ
ン、離型剤にはポリプロピレン、針状導電性酸化物には
針状TiO2(二酸化チタン)がそれぞれ使用されている。
そして、各使用材料の配合率は第1表に示す通りとなっ
ている。
上記の針状TiO2は、第1図に示すように、横断面がほ
ぼ楕円形を成し、短軸の長さDSを1とすると長軸の長さ
DLが2〜3となっている。即ち、DL/DS≧2〜3の関係
にある。また、本実施例においては、長軸の長さDLは、
トナー粒径(約10μm)の約1/10以下である0.05〜0.7
μmに設定されている。
上記の構成において、本トナーの製造方法を以下に説
明する。
先ず、上記の第1表に示した各材料を混合し、この混
合工程によって得られた混合物を溶融して混練し、一体
化した。その後、一体化された混練物を粒子状に粉砕
し、得られた粒子を分級することにより、平均粒径約10
μmのトナーを得た。
次に、上記の実施例に係るトナーに対する比較用のト
ナーとして、針状を成さないTiO2が外添されているトナ
ーを作製した。このトナーは、各材料の配合率が下記の
第2表に示すようになっており、TiO2以外の材料によ
り、上記の方法と同様にして、混合→溶融混練→粉砕→
分級を行った後、得られた粒子にTiO2を外添してトナー
としたものである。
そして、この比較用のトナーと本実施例に係るトナー
とを使用して実際に複写を行い、得られた画像を比較し
たところ、下記の第3表に示す結果が得られた。尚、同
表において、マクベス濃度は、入射光の強度をIO、反射
光の強度をIRとすると、log(IO/IR)の計算式によっ
て得られるものであり、数値が大きい程、画像は黒くな
ることを示す。また、画像かぶりは数値が大きくなる
程、多くなることを示す。
第3表の結果から明らかなように、本発明のトナーは
比較用のトナーに対して、マクベス濃度の値が大きく、
良好な画像濃度を得ることができると共に、画像かぶり
が少なくなっている。これにより、本トナーを使用して
複写をすれば、画質の良好な画像を得ることのできるの
が分かる。
〔実施例2〕 本発明の他の実施例を以下に説明する。
本実施例に係るトナーは、針状導電性酸化物として、
短軸の長さDSと長軸の長さDLとの関係が、DL/DS≧5〜
6、となっている針状TiO2が内添されている。そして、
各使用材料の配合率は第4表に示す通りとなっている。
上記の構成において、第4表に示した各材料により、
前記の第1実施例に係るトナーと同様に、混合→溶融混
練→粉砕→分級の各工程を経てトナーを作製した。
次に、本第2実施例に係るトナー、即ちDL/DS≧5〜
6の針状TiO2が1重量%内添されているトナーを使用し
て複写を行い、得られた画像を前記の第1実施例に係る
トナー、即ちDL/DS≧2〜3の針状導電性酸化物が2重
量%内添されているトナーによって得られた画像と比較
したところ、画質にほとんど差が見られなかった。
これにより、DL/DSを適度に大きくすることによって
針状導電性酸化物としての針状TiO2の量が少なくてすむ
ことが分かった。
〔実施例3〕 本発明のその他の実施例を以下に説明する。
本実施例に係るトナーは、針状導電性酸化物として、
短軸の長さDSと長軸の長さDLとの関係が、DL/DS≧2〜
3、となっている針状TiO2が外添されている。そして、
各使用材料の配合率は第5表に示す通りである。
上記の構成において、第5表に示した針状TiO2以外の
材料により、混合→溶融混練→粉砕→分級を行った後、
得られた粒子に針状TiO2を0.5重量%外添してトナーを
得た。
次に、本第3実施例に係るトナー、即ち針状TiO2が0.
5重量%外添されているトナーを使用して複写を行い、
得られた画像を前記の第1実施例に係るトナー、即ち針
状TiO2が2重量%内添されているトナーによって得られ
た画像と比較したところ、画質にほとんど差が見られな
かった。
これにより、針状TiO2を内添あるいは外添した何れの
トナーであっても、少ない針状TiO2量にて画質を向上し
得るものの、TiO2を外添したトナーでは、さらに針状Ti
O2の量を減少させ得ることが分かった。
〔発明の効果〕
本発明の電子写真用トナーは、以上のように、導電性
酸化物が、短軸の長さに対する長軸の長さが2倍以上と
なっている針状の二酸化チタン微粒子からなる構成であ
る。
それゆえ、針状の導電性酸化物は高い導電効率にてト
ナーの電気抵抗を制御することができるので、電子写真
用トナーに添加すべきこの導電性酸化物の量が少なくて
すむ。この導電性酸化物は比較的高価であるため、これ
により、トナーのコストダウンを図ることができ、低ラ
ンニングコストにて良質の画像を得ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すものであって、針状導
電性酸化物としての針状TiO2を示す横断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/08 344 (72)発明者 中野 暢彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 前田 和也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 石田 稔尚 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−17755(JP,A) 特開 昭63−36268(JP,A) 特開 昭59−200250(JP,A) 特開 平1−273056(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーを構成する各材料を一体化する結着
    樹脂剤と、色彩を付与する導電性の着色剤と、帯電性を
    付与する帯電制御剤と、トナーの電気抵抗を制御する導
    電性酸化物とからなるトナーにおいて、 上記の導電性酸化物が、短軸の長さに対する長軸の長さ
    が2倍以上となっている針状の二酸化チタン微粒子から
    なることを特徴とする電子写真用トナー。
JP63151520A 1988-06-20 1988-06-20 電子写真用トナー Expired - Lifetime JPH0816787B2 (ja)

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JPH023077A JPH023077A (ja) 1990-01-08
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