JPH0816696A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JPH0816696A
JPH0816696A JP6149666A JP14966694A JPH0816696A JP H0816696 A JPH0816696 A JP H0816696A JP 6149666 A JP6149666 A JP 6149666A JP 14966694 A JP14966694 A JP 14966694A JP H0816696 A JPH0816696 A JP H0816696A
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JP
Japan
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magnetic
cut sheet
magnetic stripe
magnetic head
processing
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JP6149666A
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English (en)
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Masashi Yamada
誠志 山田
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単票紙の処理時間の無駄を防止して全体の処
理速度を向上する。 【構成】 磁気ストライプ11aを設けた単票紙11を
ホッパ部1から排紙部まで案内する搬送路の途中に磁気
ストライプ処理部2を備えた端末装置において、単票紙
をホッパ部から磁気ストライプ処理部内の所定位置まで
搬送する吸入搬送部と、磁気処理終了後の単票紙を排出
する排出搬送部と、磁気ストライプに対向して単票紙の
搬送方向に移動可能に設けられた磁気ヘッド13とを設
け、磁気処理終了後の単票紙を磁気ストライプ処理部か
ら排出開始後、排出される単票紙に追付かないタイミン
グで磁気ヘッドを上流側位置Bから下流側位置Aへの移
動を開始するとともに磁気ヘッドに追付かないタイミン
グで次の単票紙を磁気処理部まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部からのコマンドに
より、単票紙に設けた磁気ストライプへのアクセス処理
等の所定の処理を行う端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の端末装置においては、単
票紙の搬送をガイドする搬送路の途中に磁気ストライプ
処理部を設け、この磁気ストライプ処理部に単票紙の搬
送方向に移動可能に設けられた磁気ヘッドを、搬送路の
下流側のホームポジションから上流側のリアポジション
まで単票紙の磁気ストライプに対向移動することによっ
て単票紙の磁気ストライプのアクセス処理、すなわち磁
気ストライプからの磁気情報の読取りや磁気ストライプ
への所定の磁気情報の書込み処理を行うようになってい
た。
【0003】このような端末装置で単票紙を処理する場
合には、図7(a)に示すような一連のコマンド、すな
わち吸入コマンド及びMS(磁気ストライプ)リードコ
マンドからなるコマンド列Aをホストコンピュータから
受信すると、本装置の制御部は図8に示すような処理を
行うようになっている。
【0004】すなわち、先ず受信したコマンド列がコマ
ンド列Aであるか否かを判断し、コマンド列Aを受信し
たと判断した場合には、吸入コマンドに基づいて単票紙
を給紙部から吸入させる吸入処理を行い、搬送路に沿っ
て磁気ストライプ処理部まで搬送する。
【0005】次に、MSリードコマンドに基づいて磁気
ヘッドをホームポジションからリアポジションへ移動さ
せることによって磁気ストライプから磁気情報を読取る
MSリード処理を行い、その結果をホストコンピュータ
に送信する。すると、ホストコンピュータにおいては、
MSリード処理により読取った磁気情報の処理等が行わ
れる。
【0006】このとき、本装置は磁気ストライプ処理部
内に単票紙がある状態で次のコマンド列の受信を待つ。
そして、ホストコンピュータから図7(b)に示すよう
な一連のコマンド、すなわち搬送コマンド及び吸入コマ
ンド、MSリードコマンドからなるコマンド列Bをホス
トコンピュータから受信すると、本装置の制御部は図9
に示すような処理を行うようになっている。
【0007】すなわち、先ず受信したコマンド列がコマ
ンド列Bであるか否かを判断し、コマンド列Bを受信し
たと判断した場合には、先ず、次の単票紙の磁気処理を
行うために、磁気ヘッドをリアポジションからホームポ
ジションへ移動させる。
【0008】続いて、搬送コマンドに基づいてリード処
理が終了した単票紙を磁気ストライプ処理部から排出す
る搬送処理を行い、吸入コマンドに基づいて次の単票紙
を磁気ストライプ処理部まで搬送する吸入処理を行う。
【0009】そして、MSリードコマンドに基づいて磁
気ヘッドをホームポジションからリアポジションへ移動
させることによってMSリード処理を行い、その結果を
ホストコンピュータに送信する。すると、ホストコンピ
ュータにおいては、MSリード処理により読取った磁気
情報の処理等を行う。
【0010】このように従来の端末装置は、単票紙の磁
気処理終了後、次の単票紙の処理を行う際、ホストコン
ピュータからの次の処理の指示を受けて初めて、そのタ
イミングで磁気ヘッドをホームポジションに戻すように
なっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような端
末装置においては、磁気処理終了後の単票紙を磁気スト
ライプ処理部から排出する前に、磁気ヘッドをホームポ
ジションに戻していたため、磁気ヘッドをホームポジシ
ョンに移動する時間が無駄となり、全体として単票紙の
処理速度が遅くなるという問題があった。
【0012】また、磁気ストライプ処理部に単票紙があ
る状態で磁気ヘッドをホームポジションに移動すること
から、その単票紙の磁気ストライプを再度対向移動させ
ることになるため、単票紙の斜行を引起こしたり、磁気
ストライプに影響を与えたりする虞があった。
【0013】そこで本発明は、磁気ヘッドをホームポジ
ションに移動する際の単票紙の磁気ストライプへの対向
移動を防止し、また単票紙の処理時間の無駄を防止して
全体の処理速度を向上することができる端末装置を提供
しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ストライ
プを設けた単票紙を給紙部から排紙部まで案内する搬送
路の途中に磁気ストライプ処理部を備えた端末装置にお
いて、単票紙を給紙部から磁気ストライプ処理部内の所
定位置まで搬送する単票紙給紙手段と、磁気ストライプ
処理部における磁気処理終了後の単票紙を磁気ストライ
プ処理部からの排出する単票紙排出手段と、単票紙の磁
気ストライプに対向してその単票紙の搬送方向に移動可
能に設けられた磁気ヘッドと、磁気ストライプ処理部内
の所定位置にある単票紙よりも下流側位置と上流側位置
との間で磁気ヘッドを往復移動させる磁気ヘッド移動手
段と、単票紙排出手段が磁気処理済み後単票紙の磁気ス
トライプ処理部からの排出開始後、排出される単票紙の
搬送速度に対する磁気ヘッドの相対速度に応じ、排出さ
れる単票紙に追付かないようなタイミングで磁気ヘッド
移動手段を作動して磁気ヘッドの上流側位置から下流側
位置への移動を開始するとともに、次の単票紙の搬送速
度に対する磁気ヘッドの相対速度に応じ、磁気ヘッドに
追付かないようなタイミングで単票紙吸入手段を作動し
て次の単票紙を磁気ストライプ処理部まで搬送する磁気
ヘッド移動制御手段とを設けたものである。
【0015】
【作用】このような構成の本発明においては、単票紙の
磁気処理を行う際、すでに磁気ストライプ処理部での磁
気処理が終了した単票紙を単票紙排出手段が磁気ストラ
イプ処理部からの排出を開始した後、排出される単票紙
の搬送速度に対する磁気ヘッドの相対速度に応じ、その
排出される単票紙に追付かないようなタイミングで磁気
ヘッド移動手段を作動して磁気ヘッドを上流側位置から
下流側位置への移動を開始するとともに、次の単票紙の
搬送速度に対する磁気ヘッドの相対速度に応じ、磁気ヘ
ッドに追付かないようなタイミングで単票紙排出手段を
作動して次の単票紙を磁気処理部まで搬送する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、本実施例にかかる端末装置が受信するコマ
ンド列は図7に示すものと同様である。また、このコマ
ンド列に各コマンドが含まれていれば、その順序は単票
紙処理の順序と異なってもよい。
【0017】図1は、本実施例の概略構成を示す断面図
であり、1は処理を行う単票紙をセットする給紙部とし
てのホッパ部、2は単票紙に設けられた磁気ストライプ
に対して読取り、書込み等の磁気処理を行う磁気ストラ
イプ処理部、3は単票紙に所定の印字を行う印字処理
部、4は各種処理を実行した後の単票紙を格納する排紙
部としてのスタッカ部である。
【0018】上記磁気ストライプ処理部2及び印字処理
部3は、それぞれ上記ホッパ部1からスタッカ部4まで
単票紙を一方向に案内する搬送路5の途中に配設され
る。このホッパ部1にセットされた単票紙は、外部接続
されたホストコンピュータ30から受信したコマンドに
基づいて吸入され、搬送路5に沿って磁気ストライプ処
理部2まで搬送され、所定の磁気処理が行われた後、印
字処理部3で所定の印字処理が行われ、スタッカ部4に
排出されるようになっている。
【0019】このスタッカ部4は、正常に処理された単
票紙を格納する正常側スタッカ部4a、処理に異常が検
出された単票紙を格納する異常側スタッカ部4b、これ
ら正常側スタッカ部4a及び異常側スタッカ部4bの上
流側に設けられ、かつこれらスタッカ部4a及び4bの
いずれかに単票紙の振り分けを行うフラップ部4cから
構成される。
【0020】上記磁気ストライプ処理部2は、単票紙の
磁気ストライプの読取り、書込みを行う磁気ヘッド13
を有する磁気処理部2a及びこの磁気処理部2aの所定
の読取り、書込み位置で単票紙を固定し、又はその固定
を解除するホールドボックス部2bを備える。
【0021】上記磁気処理部2aには、図2に示すよう
に、搬送方向に沿って単票紙11の幅より長いヘッドガ
イド孔12が設けられ、このヘッドガイド孔12に沿っ
て磁気ヘッド13が移動可能に設けられている。この磁
気ヘッド13はヘッドガイド孔12の最も下流側のホー
ムポジションAから最も上流側のリアポジションBに移
動することによって単票紙11に対向しながらその磁気
ストライプ11aの読取りを行うようになっている。
【0022】また、上記磁気処理部2aには3つの端部
センサ、すなわち磁気セット用センサ15、ヘッド駆動
用センサ16、排出用センサ17が搬送方向に順に配設
されている。
【0023】この磁気セット用センサ15は、ホッパ部
1から搬送された単票紙11が磁気処理部2の読取り位
置まで搬送されたことを検出するようになっており、ヘ
ッド駆動用センサ16は磁気処理終了後に磁気処理部2
から単票紙排出が開始された後、磁気ヘッド13をリア
ポジションBからホームポジションAへ移動を開始する
タイミングをとるものである。このヘッド駆動用センサ
16の位置は、単票紙11の搬送速度及び磁気ヘッドの
駆動速度に応じて決定されるものである。また、排出用
センサ17は単票紙13が磁気処理部2から排出された
ことを検出するようになっている。
【0024】端末装置内には、上述した各部を制御する
制御部20が設けられ、この制御部20は、図2に示す
ように制御部本体を構成するCPU(中央処理装置)2
1、このCPU21が各部を制御するためのプログラム
データを格納したROM(リード・オンリー・メモリ)
22、データ処理のために使用されるメモリ等を設けた
RAM(ランダムアクセスメモリ)23を備える。
【0025】また、この制御部6は、搬送部コントロー
ラ25、磁気処理部コントローラ26、I/Oポート2
7、印字処理部コントローラ28、フラップ部コントロ
ーラ29、ホストコンピュータ30が通信回線を介して
外部接続された外部インタフェース31を備える。
【0026】上記CPU21は、ROM22、RAM2
3、搬送部コントローラ25、磁気処理部コントローラ
26、I/Oポート27、上記印字処理部3を制御する
印字処理部コントローラ28、上記フラップ部4cを制
御するフラップ部コントローラ29、外部インタフェー
ス31とはバスライン32を介して電気的に接続してい
る。
【0027】上記搬送部コントローラ25には、搬送路
3に沿って複数設けられ、単票紙11をホッパ部1から
磁気ストライプ処理部2まで搬送する搬送ローラ等から
なる単票紙吸入手段としての吸入搬送部24a及び単票
紙11を磁気ストライプ処理部2から排出し、印字処理
部3等へ搬送する単票紙排出手段としての排出搬送部2
4bが接続している。
【0028】上記磁気処理部コントローラ26は、磁気
ストライプ処理部2の磁気処理部2aの磁気ヘッド13
のホームポジション及びリアポジション間の駆動を行う
ための磁気ヘッド移動手段としてのヘッドモータ19に
駆動信号を出力するようになっている。
【0029】なお、磁気ヘッド13の駆動速度は、磁気
ストライプ処理部2から排出される単票紙11の搬送速
度と等しいか、または遅く設定されており、磁気ストラ
イプ処理部2に吸入される単票紙11の搬送速度は、磁
気ヘッド13の駆動速度と等しいか、または速く設定さ
れている。
【0030】また、磁気処理部コントローラ26は磁気
ヘッド13を介して単票紙11の磁気ストライプ11a
に書込まれている磁気情報の読取りや、単票紙11の磁
気ストライプ11aへの所定情報の書込みを行うように
なっている。また、I/Oポート27には、磁気ストラ
イプ処理部2の各端部センサ15,16、17が接続し
ている。
【0031】上記CPU21は、単票紙の処理を行う
際、図7(a)に示すような一連のコマンド、すなわち
吸入コマンド、MSリードコマンドからなるコマンド列
Aをホストコンピュータ30から受信すると、図4に示
すような処理を行うようになっている。すなわち、先ず
受信したコマンド列がコマンド列Aであるか否かを判断
する。
【0032】このとき、コマンド列Aを受信したと判断
した場合には、吸入コマンドに基づいて上記搬送部コン
トローラ25を介して吸入搬送部24aを制御して単票
紙11の吸入処理を行う。すなわち、この搬送路5に沿
ってホッパ部1から磁気ストライプ処理部2まで単票紙
11を搬送し、磁気セットセンサ15がオフとなった位
置で搬送部24を制御して単票紙11の搬送を停止す
る。このとき、磁気ヘッド13は図2に示すホームポジ
ション(位置A)にある。
【0033】次に、MSリードコマンドに基づいて磁気
処理部コントローラ26を介してヘッドモータ19を駆
動して磁気ヘッド13をホームポジション(位置A)か
らリアポジション(位置B)に移動しながら、単票紙1
1の磁気ストライプ11aからの磁気情報の読取るMS
リード処理を行う。
【0034】そして、その結果をホストコンピュータ3
0に送信する。すると、ホストコンピュータ30におい
ては、MSリード処理により読取った磁気情報の処理等
が行われる。
【0035】その後、図7(b)に示すような一連のコ
マンド、すなわち搬送コマンド及び印字コマンド、MS
リードコマンドからなるコマンド列Bをホストコンピュ
ータ30から受信すると、図5に示すような処理を行う
ようになっている。
【0036】すなわち、先ず受信したコマンド列がコマ
ンド列Bであるか否かを判断し、コマンド列Bを受信し
たと判断した場合には、搬送コマンドに基づいて搬送部
コントローラ25を介して排出搬送部24bを制御して
単票紙11の磁気ストライプ処理部2からの排出を開始
する。
【0037】このとき、ヘッド駆動センサ16がオフか
否かを判断する。そして、ヘッド駆動センサ16がオフ
であると判断した場合、次の単票紙11の吸入処理を行
うとともに、次の単票紙11の磁気処理を行うため、磁
気ヘッド13のリアポジション(位置B)からホームポ
ジション(位置A)への移動を開始する。
【0038】続いて、MSリードコマンドに基づいて磁
気処理部コントローラ26を介してヘッドモータ19を
駆動して磁気ヘッド13をホームポジション(位置A)
からリアポジション(位置B)に移動しながら吸入され
た単票紙11の磁気ストライプ11aからの磁気情報の
読取るMSリード処理を行って、コマンド列Bの処理を
終了する。以降、コマンド列Bによる処理が繰り返さ
れ、ホッパ部1に収納された複数の単票紙の磁気処理が
連続的に行われる。
【0039】このような構成の本実施例においては、単
票紙の処理を行う際、ホストコンピュータ30から図7
(a)に示すようなコマンド列Aを受信すると、コマン
ド列Aに基づいて上記搬送部コントローラ25を介して
吸入搬送部24aを制御して単票紙11の吸入処理を行
う。
【0040】そして、磁気処理部コントローラ26を介
してヘッドモータ19を駆動して磁気ヘッド13をホー
ムポジション(位置A)からリアポジション(位置B)
に移動しながら、単票紙11の磁気ストライプ11aか
らの磁気情報の読取るMSリード処理を行う。すると、
磁気ヘッド13及び単票紙11との位置関係は図6
(a)に示すようになる。その結果をホストコンピュー
タ30に送信する。すると、ホストコンピュータ30に
おいては、MSリード処理により読取った磁気情報の処
理等が行われる。
【0041】その後、図7(b)に示すようなコマンド
列Bをホストコンピュータ30から受信すると、コマン
ド列Bに基づいて搬送部コントローラ25を介して排出
搬送部24bを制御して単票紙11の磁気ストライプ処
理部2からの排出を開始する。
【0042】このとき、ヘッド駆動センサ16がオフの
とき、次の単票紙11の吸入処理を行うとともに、次の
単票紙11の磁気処理を行うため、磁気ヘッド13をリ
アポジション(位置B)からホームポジション(位置
A)へ移動を開始する。このときの磁気ヘッド13及び
単票紙11との位置関係は図6(b)に示すようにな
る。
【0043】その後、排出される単票紙11の搬送速度
は、磁気ヘッド13の駆動速度と等しいか、または速く
設定されているため、図6(c)に示すように、磁気ヘ
ッド13は排出される単票紙11に追い付くことなく、
ホームポジション(位置A)まで移動するようになる。
【0044】また、吸入される単票紙11の搬送速度
は、磁気ヘッド13の駆動速度と等しいか、または遅く
設定されいているため、図6(d)に示すように、吸入
される単票紙11は磁気ヘッド13に追い付くことな
く、磁気ストライプ処理部2まで搬送される。
【0045】続いて、磁気処理部コントローラ26を介
してヘッドモータ19を駆動して磁気ヘッド13をホー
ムポジション(位置A)からリアポジション(位置B)
に移動しながら吸入された単票紙11の磁気ストライプ
11aからの磁気情報の読取るMSリード処理を行う。
以降、コマンド列Bによる処理が繰り返され、ホッパ部
1に収納された複数の単票紙の磁気処理が連続的に行わ
れる。
【0046】このように、先のコマンド列による磁気処
理が終了した単票紙11を次のコマンド列によりその単
票紙11の排出を開始し、その後磁気ヘッド13をリア
ポジションからホームポジションへ移動を開始させると
ともに、次の単票紙11の吸入を開始することから、磁
気処理終了後の単票紙の排出処理、次の単票紙の吸入処
理、及び磁気ヘッドのホームポジションへの移動処理が
それぞれのタイミングで同時に行われるため、磁気ヘッ
ドのホームポジションへの移動処理にかかる時間の無駄
を防止することができ、全体として単票紙11の処理速
度を速くすることができる。
【0047】また、磁気処理部からの単票紙11の排出
を開始した後に、排出される単票紙11に追い付かない
ように、磁気ヘッド13をホームポジションへ移動する
ため、従来のように排出される単票紙11の磁気ストラ
イプ11aにヘッドが再度対向移動することはなく、単
票紙11の斜行や磁気ストライプ11aへの影響を防止
することもできる。
【0048】さらに、磁気ヘッド13のホームポジショ
ンへの移動に追い付かないように、次の単票紙11の吸
入を開始するため、吸入される単票紙11の斜行や磁気
ストライプ11aへの影響を防止することもできる。
【0049】なお、本実施例においては、磁気ヘッド1
3をホームポジションからリアポジションへ移動するこ
とによって単票紙11の磁気ストライプ11aの磁気情
報を読取るものについて述べたが、必ずしもこれに限定
されるものではなく、磁気ヘッド13をホームポジショ
ンからリアポジションへ移動することによって単票紙1
1の磁気ストライプ11aに磁気情報を書込むものであ
ってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、磁
気ヘッドをホームポジションに移動する際の単票紙の磁
気ストライプへの対向移動を防止し、また単票紙の処理
時間の無駄を防止して全体の処理速度を向上することが
できる端末装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1に示すホッパ部及び磁気処理部の構成を説
明する図。
【図3】図1に示す端末装置の構成を示すブロック図。
【図4】本実施例においてコマンド列Aを受信した場合
の処理を示す流れ図。
【図5】本実施例においてコマンド列Bを受信した場合
の処理を示す流れ図。
【図6】本実施例の作用を説明する図。
【図7】ホストコンピュータから受信するコマンド列を
説明する図。
【図8】従来の端末装置におけるコマンド列Aを受信し
た場合の処理を示す流れ図。
【図9】従来の端末装置におけるコマンド列Bを受信し
た場合の処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…ホッパ部 2…磁気ストライプ処理部 2a…磁気処理部 21…CPU 4…スタッカ部 5…搬送路 11…単票紙 11a…磁気ストライプ 13…磁気ヘッド 16…ヘッド駆動用センサ 19…ヘッドモータ 24a…吸入搬送部 24b…排出搬送部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ストライプを設けた単票紙を給紙部
    から排紙部まで案内する搬送路の途中に磁気ストライプ
    処理部を備えた端末装置において、前記単票紙を前記給
    紙部から前記磁気ストライプ処理部内の所定位置まで搬
    送する単票紙給紙手段と、前記磁気ストライプ処理部に
    おける磁気処理終了後の単票紙を前記磁気ストライプ処
    理部からの排出する単票紙排出手段と、前記単票紙の前
    記磁気ストライプに対向してその単票紙の搬送方向に移
    動可能に設けられた磁気ヘッドと、前記磁気ストライプ
    処理部内の所定位置にある単票紙よりも下流側位置と上
    流側位置との間で前記磁気ヘッドを往復移動させる磁気
    ヘッド移動手段と、前記単票紙排出手段が磁気処理済み
    後単票紙の前記磁気ストライプ処理部からの排出開始
    後、排出される単票紙の搬送速度に対する前記磁気ヘッ
    ドの相対速度に応じ、排出される単票紙に追付かないよ
    うなタイミングで前記磁気ヘッド移動手段を作動して前
    記磁気ヘッドの上流側位置から下流側位置への移動を開
    始するとともに、次の単票紙の搬送速度に対する前記磁
    気ヘッドの相対速度に応じ、前記磁気ヘッドに追付かな
    いようなタイミングで前記単票紙吸入手段を作動して次
    の単票紙を前記磁気ストライプ処理部まで搬送する磁気
    ヘッド移動制御手段とを設けたことを特徴とする端末装
    置。
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