JPH08166799A - 高能率符号化方法及び装置 - Google Patents

高能率符号化方法及び装置

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JPH08166799A
JPH08166799A JP6311801A JP31180194A JPH08166799A JP H08166799 A JPH08166799 A JP H08166799A JP 6311801 A JP6311801 A JP 6311801A JP 31180194 A JP31180194 A JP 31180194A JP H08166799 A JPH08166799 A JP H08166799A
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    • H04B1/665Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using psychoacoustic properties of the ear, e.g. masking effect

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 信号成分符号化回路は、先行するブロックで
の再生帯域情報(ビット割当を行った帯域幅の情報、す
なわち再生符号化ユニット数の値)を保持する帯域幅記
憶回路62と、この帯域幅記憶回路62が保持する先行
するブロックでの再生帯域情報(再生符号化ユニット数
の値)に基づいて現在のブロックの再生符号化ユニット
数を決定する制御回路63を具備する。 【効果】 安定した再生帯域幅を確保しており、再生帯
域がブロック毎に頻繁に変化することが無いため、高域
側の信号が現われたり無くなったりするために生じる耳
障りな雑音が発生せず、十分なビットレートが与えられ
ない場合にも、聴感上の音質劣化を最小限に抑えること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる高能率符号化
によって入力ディジタルデータの符号化を行なうディジ
タルデータの高能率符号化方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】オーディオ或いは音声等の信号の高能率
符号化の手法及び装置には種々あるが、例えば、時間領
域のオーディオ信号等を単位時間毎にブロック化してこ
のブロック毎の時間軸の信号を周波数軸上の信号に変換
(スペクトル変換)して複数の周波数帯域に分割し、各
帯域毎に符号化するブロック化周波数帯域分割方式であ
るいわゆる変換符号化方式や、時間領域のオーディオ信
号等を単位時間毎にブロック化しないで、複数の周波数
帯域に分割して符号化する非ブロック化周波数帯域分割
方式である帯域分割符号化(サブ・バンド・コーディン
グ:SBC)方式等を挙げることができる。また、上述
の帯域分割符号化と変換符号化とを組み合わせた高能率
符号化の手法及び装置も考えられており、この場合に
は、例えば、上記帯域分割符号化方式で帯域分割を行っ
た後、該各帯域毎の信号を上記変換符号化方式で周波数
領域の信号にスペクトル変換し、このスペクトル変換さ
れた各帯域毎に符号化を施すことになる。
【0003】ここで、上述した帯域分割符号化方式に使
用される帯域分割用フィルタとしては、例えばQMF(Q
uadrature Mirror filter)等のフィルタがあり、これは
例えば文献「ディジタル・コーディング・オブ・スピー
チ・イン・サブバンズ」("Digital coding of speech i
n subbands" R.E.Crochiere, Bell Syst.Tech. J.,Vo
l.55,No.8 1976) に述べられている。このQMFのフィ
ルタは、帯域を等バンド幅に2分割するものであり、当
該フィルタにおいては上記分割した帯域を後に合成する
際にいわゆるエリアシングが発生しないことが特徴とな
っている。また、文献「ポリフェーズ・クワドラチァ・
フィルタ −新しい帯域分割符号化技術」("Polyphase
Quadrature filters -A new subband coding techniqu
e", Joseph H. Rothweiler ICASSP 83, BOSTON)には、
等帯域幅のフィルタ分割手法が述べられている。このポ
リフェーズ・クワドラチァ・フィルタにおいては、信号
を等バンド幅の複数の帯域に分割する際に一度に分割で
きることが特徴となっている。
【0004】また、上述したスペクトル変換としては、
例えば、入力オーディオ信号を所定単位時間(フレー
ム)でブロック化し、当該ブロック毎に離散フーリエ変
換(DFT)や、離散コサイン変換(DCT)、モディ
ファイドDCT変換(MDCT)などを行うことで時間
軸を周波数軸に変換するようなスペクトル変換がある。
このMDCTについては、文献「時間領域エリアシング
・キャンセルを基礎とするフィルタ・バンク設計を用い
たサブバンド/変換符号化」("Subband/Transform Codi
ng Using Filter Bank Designs Based on Time Domain
Aliasing Cancellation," J.P.Princen A.B.Bradley, U
niv. of Surrey Royal Melbourne Inst. of Tech. ICAS
SP 1987)に述べられている。
【0005】このように帯域分割フィルタやスペクトル
変換によって帯域毎に分割された信号を量子化すること
により、量子化雑音が発生する帯域を制御することがで
き、マスキング効果などの性質を利用して聴覚的により
高能率な符号化を行うことができる。また、ここで量子
化を行う前に、各帯域毎に、例えばその帯域における信
号成分の絶対値の最大値で正規化を行なうようにすれ
ば、さらに高能率な符号化を行なうことができる。
【0006】更に、周波数帯域分割された各周波数成分
を量子化する場合の周波数分割幅としては、例えば人間
の聴覚特性を考慮した帯域分割がある。すなわち、一般
に臨界帯域(クリティカルバンド)と呼ばれている高域
ほど帯域幅が広くなるような帯域幅で、オーディオ信号
を複数(例えば25バント)の帯域に分割することがあ
る。また、この時の各帯域毎のデータを符号化する際に
は、各帯域毎に所定のビット配分或いは、各帯域毎に適
応的なビット配分による符号化が行われる。例えば、上
記MDCT処理されて得られたMDCT係数データを上
記ビット配分によって符号化する際には、上記各ブロッ
ク毎のMDCT処理により得られる各帯域毎のMDCT
係数データに対して、適応的な配分ビット数で符号化が
行われることになる。
【0007】上記ビット配分手法及びそのための装置と
しては、次の2手法及び装置が知られている。
【0008】例えば、文献「音声信号の適応変換符号
化」("Adaptive Transform Coding of Speech Signal
s",R.Zelinski and P.Noll, IEEE Transactions of Acc
oustics, Speech, and Signal Processing, vol.ASSP-2
5, No.4, August 1977 )では、各帯域毎の信号の大き
さをもとに、ビット割当を行っている。この方式では、
量子化雑音スペクトルが平坦となり、雑音エネルギが最
小となるが、聴感覚的にはマスキング効果が利用されて
いないために実際の雑音感は最適ではない。
【0009】また、例えば文献「臨界帯域符号化器 −
聴覚システムの知覚の要求に関するディジタル符号化」
("The critical band coder --digital encoding of
theperceptual requirements of the auditory syste
m", M.A.Kransner MIT, ICASSP 1980)では、聴覚マス
キングを利用することで、各帯域毎に必要な信号対雑音
比を得て固定的なビット割当を行う手法及び装置が述べ
られている。しかしこの手法ではサイン波入力で特性を
測定する場合でも、ビット割当が固定的であるために特
性値が、それほど良い値とならない。
【0010】これらの問題を解決するために、ビット割
当に使用できる全ビットを、上記各帯域或いは各帯域を
さらに小分割したブロック毎に予め定められた固定ビッ
ト割当パターン分と、各ブロックの信号の大きさに依存
したビット配分を行う分とに分割して使用すると共に、
その分割比を入力信号に関係する信号に依存させ、例え
ば信号のスペクトルが滑らかなときほど上記固定ビット
割当パターン分への分割比率を大きくするような高能率
符号化装置が提案されている。
【0011】この方法によれば、サイン波入力のように
特定のスペクトルにエネルギが集中する場合には、その
スペクトルを含むブロックに多くのビットを割り当てる
事により、全体の信号対雑音特性を著しく改善すること
ができる。一般に、急峻なスペクトル成分をもつ信号に
対する人間の聴覚は、極めて敏感であるため、このよう
な方法を用いることによって信号対雑音特性を改善する
ことは、単に測定上の数値を向上させるばかりでなく、
聴感上、音質を改善するのに有効である。
【0012】なお、ビット割り当ての方法にはこの他に
も数多くの方式が提案されており、さらに聴覚に関する
モデルが精緻化され、符号化装置の能力が向上すれば聴
覚的にみてより高能率な符号化が可能になる。
【0013】また、本件出願人は、先に、特願平5−1
52865号の明細書及び図面において、スペクトル信
号から聴感上特に重要なトーン性の成分を分離して、他
のスペクトル成分とは別に符号化する方法を提案してお
り、これにより、オーディオ信号等を聴感上の劣化を殆
ど生じさせずに高い圧縮率で効率的に符号化することを
可能にしている。
【0014】ところで、波形信号をスペクトル変換する
方法として上述したDFTやDCTを使用した場合にお
いて、例えばM個のサンプルからなる時間ブロック毎に
当該スペクトル変換を行うと、M個の独立な実数データ
が得られることになる。このとき、時間ブロック間の接
続歪みを軽減するために、通常は、両隣のブロックでそ
れぞれM1個のサンプルずつオーバーラップさせるよう
にしているので、平均して、上記DFTやDCTでは
(M−M1)個のサンプルに対してM個の実数データを
量子化して符号化することになる。
【0015】これに対してスペクトルに変換する方法と
して上述のMDCTを使用した場合には、両隣の時間ブ
ロックとN個ずつオーバーラップさせた2M個のサンプ
ルから、独立なM個の実数データを得るようにしている
ので、平均して、当該MDCTではM個のサンプルに対
してM個の実数データを量子化して符号化することにな
る。したがって、このように符号化されたデータを復号
化する復号化装置においては、上述のMDCTを用いて
得られた符号からなる各ブロックに対して逆変換を施し
て、得られた波形要素を互いに干渉させながら加え合わ
せることにより、波形信号を再構成することができる。
【0016】ここで、一般に、変換のための時間ブロッ
クを長くすることによって、スペクトルの周波数分解能
が高まり特定のスペクトル成分にエネルギが集中する。
したがって、両隣のブロックと半分ずつオーバーラップ
させて長いブロック長で変換を行い、しかも得られたス
ペクトル信号の個数が、元の時間サンプルの個数に対し
て増加しない上記MDCTを使用すれば、上記DFTや
DCTを使用した場合よりも効率の良い符号化を行うこ
とが可能となる。また、隣接するブロック同士に十分長
いオーバーラップを持たせることによって、波形信号の
ブロック間歪みを軽減することもできる。
【0017】ところが、音響波形信号をブロック毎に符
号化する場合、各ブロックにおけるレベルやスペクトル
分布等の波形信号の性質によって、満足な音質を達成す
るために必要な、符号化の際のビット数は異なる。例え
ば、各ブロックに同一のビット数を割り当てる固定ビッ
トレートの符号化を行う場合には、ビットレートが低く
なるに従って、満足な音質を達成するために必要なビッ
ト数を確保することができないブロックが出てくる。
【0018】従来、このように必要なビット数を確保で
きないブロックが発生する場合には、例えば、USP
4,972,484に述べられているように、各帯域の
量子化精度をほぼ均等に低下させることによって対処す
る方法が知られている。しかし、この方法では、特にビ
ットレートが非常に低く、各帯域の周波数成分が3から
7段階程度に量子化されているような場合には、量子化
雑音が大きくなりすぎ、音質劣化が目立ってしまう。
【0019】また、符号化のための十分なビット数が確
保できない場合のもう一つの対応策としては、そのブロ
ックにおける高域の周波数成分を削り、後に再生される
ことになる再生帯域を狭くするという方法が知られてい
る。この方法によれば、聴感上重要な低域側の信号に対
して十分な量子化精度を確保できるため、ビットレート
が低い場合にも、各帯域の量子化精度をほぼ均等に低下
させる方法と比較すれば良好な音質を確保することがで
きる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように再生される帯域幅を各ブロック毎に決定すると、
ブロック毎に再生されたりされなかったりする周波数成
分が変調され、耳障りな雑音になる、という欠点があっ
た。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の高能率符号化方
法は、このような実情に鑑みてなされたものであり、波
形信号を複数の信号周波数成分からなるブロック毎に分
割し、当該ブロック内の複数の信号周波数成分を符号化
するに際し、波形信号の性質に応じて、ブロック毎にビ
ット割当を行う帯域幅(後に再生されることになる帯域
幅)を可変する方法であって、先行するブロックでの上
記ビット割当を行った帯域幅(後に再生されることにな
る帯域幅)の情報に基づいて、現在のブロックのビット
割当を行う帯域幅(後に再生されることになる帯域幅)
を決定するようにしたものである。
【0022】ここで、上記現在のブロックにおけるビッ
ト割当を行う帯域幅の決定の際には、当該ブロックのビ
ット割当可能な帯域幅(再生可能な帯域幅)の情報に依
存した決定を行うようにする。また、上記現在のブロッ
クにおいてビット割当を行う帯域幅を拡大するのは、拡
大された帯域の信号周波数成分レベルが所定の値より小
さいときや、先行するブロックにおけるビット割当を行
った帯域幅よりも高域の信号周波数成分レベルが所定の
値より小さいときである。
【0023】また、本発明の高能率符号化装置は、波形
信号を複数の信号周波数成分からなるブロック毎に分割
するブロック信号周波数成分生成手段と、当該ブロック
内の複数の信号周波数成分を符号化する信号周波数成分
符号化手段とを有し、当該ブロック内の複数の信号周波
数成分を符号化するに際し、波形信号の性質に応じて、
ブロック毎にビット割当を行う帯域幅を可変する装置で
あって、上記信号周波数成分符号化手段は、先行するブ
ロックでの上記ビット割当を行った帯域幅の情報を保持
する帯域幅情報保持手段と、当該帯域情報保持手段が保
持する先行するブロックでの上記ビット割当を行った帯
域幅の情報に基づいて現在のブロックのビット割当を行
う帯域幅を決定する帯域幅決定手段とを具備する。
【0024】ここで、上記帯域幅決定手段は、上記現在
のブロックにおけるビット割当を行う帯域幅の決定の際
に、当該ブロックのビット割当可能な帯域幅の情報に依
存した決定を行う。また、上記帯域幅決定手段が上記現
在のブロックにおいてビット割当を行う帯域幅を拡大す
るのは、拡大された帯域の信号周波数成分レベルが所定
の値より小さいときや、先行するブロックにおけるビッ
ト割当を行った帯域幅よりも高域の信号周波数成分レベ
ルが所定の値より小さいときである。
【0025】なお、上記波形信号は音響信号である。
【0026】
【作用】本発明によれば、各ブロックの帯域幅を先行す
るブロックで決定した帯域幅を参照して決定することに
より、安定した再生帯域幅を確保しており、これによっ
て上述の耳障りなノイズの発生を防止するようにしてい
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照にしながら説明する。
【0028】図1には、本発明にかかわる音響波形信号
の符号化装置の一実施例の基本構成を示す。
【0029】この図1に示す実施例装置において、入力
端子10を介して入力された音響信号等の信号波形は、
変換回路11によって信号周波数成分に変換された後、
信号成分符号化回路12に送られ、ここで各信号周波数
成分が符号化される。この信号成分符号化回路12の出
力は、符号列生成回路13に送られ、ここで符号列が生
成される。この符号列が出力端子14から出力される。
【0030】次に、図2には図1の変換回路11の一具
体例の構成を示す。
【0031】この図2において、入力端子20を介して
入力された波形信号は、帯域分割フィルタ21によって
二つの帯域に分割される。ここで、当該帯域分割フィル
タ21から出力される二つの帯域の信号の帯域幅は、入
力端子20に供給された波形信号の帯域幅の1/2とな
っており、当該波形信号の1/2に間引かれたものであ
る。これら二つの帯域の信号は、それぞれが対応する順
スペクトル変換回路22,23に送られ、ここでMDC
T等の順スペクトル変換処理される。この順スペクトル
変換回路22,23からのスペクトル信号成分は、それ
ぞれ対応する出力端子24,25を介して、図1の変換
回路11からの信号周波数成分として出力され、後段の
図1に示す信号成分符号化回路12に送られるようにな
る。なお、図1の例では、当該順スペクトル変換回路2
2,23からの二つの帯域に対応するスペクトル信号成
分を1つの出力として示している。
【0032】もちろん、変換回路11としては、この具
体例以外にも多数考えられ、例えば、入力信号を直接、
MDCTによってスペクトル信号に変換するもととして
も良いし、MDCTではなく、DFTやDCTによって
変換を行うものとしても良い。なお、いわゆる帯域分割
フィルタのみによって信号を帯域成分に分割することも
可能であるが、本発明の高能率符号化方法は、特定の周
波数にエネルギが集中する信号に対する符号化の場合に
特に有効に作用するので、多数の周波数成分を比較的少
ない演算量で得ることができる上述のスペクトル変換に
よって、信号を周波数成分に変換する方法をとると都合
が良い。
【0033】次に、図3には、図1の信号成分符号化回
路12の一般的な構成を示す。
【0034】この図3において、入力端子30を介して
変換回路11から供給された各信号周波数成分は、正規
化回路31によって所定の帯域毎に正規化が施された
後、量子化回路33に送られる。また、上記入力端子3
0からの各信号周波数成分は、量子化精度決定回路32
にも送られ、ここで各信号周波数成分に基づいて上記量
子化回路33における量子化精度情報を計算する。した
がって、上記量子化回路33では、上記正規化回路31
で正規化された信号に対して、上記量子化精度決定回路
32で計算された量子化精度情報に基づいた量子化を施
す。当該量子化回路33からは、上記量子化された信号
成分に加え、上記正規化回路31での正規化における正
規化係数情報と、上記量子化精度決定回路32で計算さ
れた量子化精度情報と出力され、これらが出力端子34
から出力される。この出力端子34の出力が図1の符号
列生成回路13に送られる。
【0035】次に図4には、図1の高能率符号化装置に
よって生成された符号列から音響信号を再生して出力す
る高能率復号化装置の基本構成を示す。
【0036】この図4において、入力端子40には、前
記高能率符号化装置によって生成され、伝送メディアや
記録メディア等を介した符号列が供給される。この符号
列は符号列分解回路41に送られ、ここで各信号成分の
符号が抽出される。当該抽出された各信号成分の符号
は、信号成分復号化回路42に送られ、ここでそれらの
符号から各信号成分が復元される。当該復元された各信
号成分は、その後、逆変換回路43に送られ、ここでの
逆変換によって音響波形信号となされる。当該音響波形
信号は出力端子44から出力される。
【0037】なお、上記記録メディアとしては例えば光
ディスク,光磁気ディスク,磁気ディスク等のディスク
状の記録媒体や、磁気テープ等のテープ状記録媒体、或
いは、半導体メモリ,ICカードなどを挙げることがで
きる。また、伝送メディアとしては、電線若しくは光ケ
ーブルや電波等を挙げることができる。
【0038】次に、図5には、図4の逆変換回路43の
一具体例の構成を示す。なお、この図5の逆変換回路4
3は、図2の変換回路に対応したものである。
【0039】この図5において、図4の信号成分復号化
回路42によって復元された前記二つの帯域に対応する
信号成分は、それぞれ入力端子50,51を介して対応
する逆スペクトル変換回路52,53に送られ、これら
逆スペクトル変換回路52,53によって逆変換され
る。逆スペクトル変換回路52,53によって逆変換さ
れた各帯域の信号は、帯域合成フィルタ54に送られ、
ここで帯域合成され、出力端子55を介して出力され
る。
【0040】以上、本発明の高能率符号化及び復号化装
置の基本構成とその基本動作について説明したが、これ
以降は、従来から行われてきた高能率符号化方法と比較
しながら、本発明の高能率符号化方法及び復号化方法に
ついて説明する。
【0041】先ず、図6を用いて、従来から行われてき
た高能率符号化方法を図1〜図3の構成に適用した場合
について説明する。
【0042】この図6の例に示すスペクトル信号成分S
Pは、例えば図2のような構成の変換回路11によって
得られたものである。なお、この図6の例では、MDC
Tにより得られたスペクトル信号成分の絶対値のレベル
をデシベル(dB)値に変換して示している。すなわ
ち、変換回路11においては、入力信号を所定の時間ブ
ロック毎に例えば128個のスペクトル信号成分SPに
変換する。
【0043】次に、この変換回路11からのスペクトル
信号成分SPは、図3に示した一般的構成の信号成分符
号化回路12に送られることになる。この信号成分符号
化回路12では、上記変換回路11からの128個のス
ペクトル信号成分SPを、図6中のU1からU15にて
示す所定の帯域毎にグループ(これをここでは符号化ユ
ニットと呼ぶことにする)にまとめて、各ユニットU1
〜U15にそれぞれ対応する正規化係数NL1〜NL1
5にて各ユニット毎のスペクトル信号成分SPを正規化
し、さらに各ユニット毎の正規化されたスペクトル信号
成分SPを量子化する。なお、この例では、ブロック内
の各符号化ユニットのそれぞれの帯域幅は、低域側で狭
く、高域側で広くとられており、聴覚の性質に合った量
子化雑音の発生の制御ができるようになっている。
【0044】ここで、各符号化ユニットにおいて必要な
量子化精度情報は、例えば、聴覚モデルに基づいて、各
符号化ユニットに対応する帯域での最小可聴レベルやマ
スキング・レベルを計算することによって求めることが
できるが、マスキング・レベルは入力波形信号のスペク
トルのエネルギ分布によって異なるので、各符号化ユニ
ットにおいて必要な量子化精度はブロック毎に異なり、
したがって、十分満足な音質を確保するために必要な量
子化ビット数の合計もブロック毎に異なる。
【0045】このため、例えば、前述したように、各ブ
ロックに同一のビット数を割り当てる固定ビットレート
の符号化を行う場合には、ビットレートが低くなるに従
って、満足な音質を達成するために必要なビット数を確
保することができないブロックが出てくる。従来は、そ
のようなブロックにおいては、例えば前記USP 4,
972,484に述べられているように、各帯域の量子
化精度をほぼ均等に低下させることによって対処する方
法が知られている。しかし、この方法では、前述したよ
うに、特にビットレートが非常に低く、各帯域の周波数
成分が3から7段階程度に量子化されているような場合
には、量子化雑音が大きくなりすぎ、音質劣化が目立っ
てしまう。また、前述したように、符号化のための十分
なビット数が確保できない場合のもう一つの対応策とし
ては、そのブロックにおける高域の周波数成分を削り再
生帯域を狭くする(すなわち高域の周波数成分に対して
はビット割当を行わずに伝送しないようにすることで後
に再生される帯域を狭くする)という方法も知られてお
り、この方法によれば、聴感上重要な低域側の信号に対
して十分な量子化精度を確保できるため、ビットレート
が低い場合にも、各帯域の量子化精度をほぼ均等に低下
させる方法と比較して、良好な音質を確保することがで
きる。しかしながら、上述のように再生される帯域幅を
各ブロック毎に決定すると、図7の図中斜線で示したよ
うに、時間ブロックと共に再生可能符号化ユニット数V
が変化し、ブロック毎に再生されたりされなかったりす
る周波数成分が変調され、耳障りな雑音になるという欠
点がある。
【0046】このようなことから、本発明の高能率符号
化方法では、上述のように決定された再生可能符号化ユ
ニット数Vをそのまま再生符号化ユニット数Wとするの
ではなく、過去の履歴(先行するブロックでの再生符号
化ユニット数)に基づいて、現在のブロックでの再生符
号化ユニット数Wを決定するようにしている。
【0047】図9には、上記過去の履歴に基づいて再生
符号化ユニット数Wを決定する本発明符号化方法におけ
る再生符号化ユニット数決定の処理方法のフローチャー
トを示す。
【0048】この図9において、入力波形信号を符号化
するに先立ち、先ずステップS1では、デフォルトの再
生符号化ユニット数W0を再生符号化ユニット数Wと
し、ステップS2では、ブロック番号Jを1にする。次
にステップS3では、再生可能符号化ユニット数Vを計
算し、ステップS4では、これを現在までに設定されて
いる再生符号化ユニット数Wと比較する。
【0049】このステップS4での比較において、上記
Vの値がWの値以下であれば、ステップS5に進み、こ
こで当該Vの値を新たな再生符号化ユニット数として設
定した後、ステップS9に進む。また、ステップS4で
の比較において、上記Vの値がWの値より大きな値をと
るのであれば、ステップS6に進み、ここでW+1の符
号化ユニットからW0の最大レベルXを計算し、次のス
テップS7においてこれを所定のレベル値X0と比較す
る。ただし、最大レベルの近似値として正規化係数をX
の値としても良い。
【0050】ステップS7での比較において、上記Xの
値が上記値X0よりも小さいのであれば、ステップS8
に進み、ここで再生符号化ユニット数Wをデフォルトの
値W0に設定してからステップS9に進む。また、ステ
ップS7での比較において、上記Xの値が上記値X0以
上であれば、上記Wの値を変更せずにステップS9に進
む。
【0051】ステップS9では、上記Wの符号化ユニッ
トまでの帯域のスペクトル信号成分を符号化する。ただ
し、ここでWはV以下の値をとるので、W+1の符号化
ユニットからVの符号化ユニットまでに含まれるスペク
トル信号成分を符号化するために割り当てられたビット
を、Wの符号化ユニットまでの各符号化ユニットに再割
当をしてから符号化をするようにしても良い。
【0052】次のステップS10においては、当該ブロ
ックで符号化を終了して良いかどうかを判断し、終了で
無いのであれば、ステップS11に進み、ここで次のブ
ロック処理のためにブロック番号を1つ増加させた後、
ステップS3に戻って以上の処理を繰り返す。
【0053】ここで、図7の図中太線で示す部分は、図
9のフローチャートに示した方法で処理した場合の、各
ブロック毎の再生符号化ユニット数Wの変化の様子を示
したものである。また、図6同様に示す図8には、例え
ば図7の図中N1、N2、N3、N4、N5で示すブロ
ックにおける各符号化ユニットの各正規化係数と、再生
符号化ユニット数Wの値、再生可能符号化ユニット数V
の値とを示している。
【0054】すなわち、上記図9のフローチャートに示
した方法によれば、図7及び図8に示すように、一旦、
WにW0の値が設定されると、次にW0に再設定される
まで再生符号化ユニット数が増加せず、再生符号化ユニ
ット数が変化するのは、再生可能ユニット数が、WにW
0の値が設定され後の再生可能ユニット数の最小値を下
回った場合のみである。このため、再生帯域幅が安定
し、高域の信号が現われたり消えたりするために生じる
耳障りなノイズの発生を防止することができる。また、
所定のレベル値X0を十分小さく設定しておけば、Wに
W0が再設定され、帯域が拡がる場合でも、既に高域側
の信号レベルは非常に小さくなっているので、帯域が急
に拡大されたような違和感が生じることはない。
【0055】以上述べた方法の変形として、高域側の信
号レベルがすべて所定レベルより小さくなったかどうか
をチェックし、そうであれば符号化ユニット数Wをデフ
ォルト値W0に設定するのではなく、図10に示すよう
に、減衰する帯域に合わせて、段々に拡大していくこと
も可能で、これも本発明の方法に含まれる。
【0056】ただし、図8に示したように帯域を拡大す
る方法は、図10に示されたように帯域を拡大する方法
と比較して帯域拡大の制御がより容易に行える上、再生
帯域幅もより安定に決定することができる。また、実際
の音響信号では、高域成分の方が先に減衰することが多
いので、図8のように制御する方法をとることによって
聴感上の違和感の少ない符号化をより容易に実現するこ
とができる。
【0057】次に、図11には、上述した本発明の高能
率符号化方法を実現する図1の信号成分符号化回路12
の具体的構成を示す。この図11の構成は、図3に示す
一般構成を以下のように変更したものである。
【0058】すなわちこの図11に示す信号成分符号化
回路(信号周波数成分符号化手段)は、先行するブロッ
クでの再生帯域情報(ビット割当を行った帯域幅の情
報、図8や図10の例では再生符号化ユニット数の値)
を保持する帯域幅情報保持手段である帯域幅記憶回路6
2と、当該帯域幅記憶回路62が保持する先行するブロ
ックでの上記再生帯域情報(再生符号化ユニット数の
値)に基づいて現在のブロックの再生符号化ユニット数
を決定する帯域幅決定手段としての制御回路63を具備
するものである。
【0059】この図11において、入力端子60を介し
て図1の変換回路11から供給された各信号周波数成分
は、正規化回路61に送られる。ここで、当該正規化回
路61では、図1の変換回路11からの信号周波数成分
数を所定の帯域毎に正規化し、その正規化係数情報及び
被正規化周波数成分を出力する。これら正規化係数情報
及び被正規化周波数成分は、量子化回路65に送られ
る。また、正規化回路61からの正規化係数情報は、量
子化精度決定回路64と制御回路63にも送られる。上
記量子化精度決定回路64は、各ブロック毎に各符号化
ユニットの量子化精度を計算し、これに基づいて再生可
能符号化ユニット数Vを計算する。
【0060】また、帯域幅記憶回路62には、現時点ま
での再生符号化ユニット数Wが記憶されている。制御回
路63は、量子化精度決定回路64から送られてきた再
生可能符号化ユニット数情報と、帯域幅記憶回路62か
ら送られてきた再生符号化ユニット数情報及び正規化係
数情報とに基づいて、処理中のブロックにおける再生符
号化ユニット数Wを、図9に示した方法で決定する。
【0061】次に、制御回路63は、決定された再生符
号化ユニット数情報及び制御信号を量子化精度決定回路
64に送る。当該量子化精度決定回路64は、高域側の
(W−V)個の符号化ユニットに割り当てられていたビ
ットを、決定された再生符号化ユニット数の符号化ユニ
ット内に再割当し、最終的なビット割当を決定する。
【0062】量子化回路65は、上記量子化精度情報に
基づいて各符号化ユニット毎にスペクトル信号の量子化
を行う。この量子化回路65の出力には、正規化及び量
子化されたスペクトル信号と共に、正規化係数情報と量
子化精度情報も含まれている。上記量子化回路65から
の出力が、出力端子69を介して図1の符号列生成回路
13に送られる。
【0063】また、上記制御回路63によって決定され
た再生符号化ユニット数情報は、帯域幅記憶回路62に
も送られ、以後のブロックの処理のためにここに記憶さ
れる。
【0064】以上、説明したように、本発明の高能率符
号化方法では、過去の再生符号化ユニット数、すなわち
過去の再生帯域幅情報を参照して現在の再生帯域幅を決
定するようにしているため、再生帯域が安定し、高域の
信号成分が現われたり無くなったりするために生じる耳
障りな雑音の発生を防ぐことができる。また、特に、帯
域拡大は高域側の信号が十分に減衰してから行われるた
め、帯域幅が切り替わることに対する違和感を抑えるこ
とができる。
【0065】なお、上述の実施例では、帯域分割フィル
タによる帯域分割とスペクトル変換処理とにより入力波
形信号をスペクトル信号成分に変換する場合について説
明を行ったが、もちろん、帯域分割フィルタを使用せず
に、スペクトル変換処理のみによって入力波形信号をス
ペクトル信号に変換する場合についても本発明の符号化
方法を適用できることは言うまでもない。また、必ずし
も、DFT、DCT、MDCT等のスペクトル変換を組
み込んだ方法を使用しなくてもよく、例えば、帯域分割
フィルタで分割した帯域毎に符号化ユニットを構成する
場合にも、本発明の符号化方法を適用することができ
る。
【0066】また、以上の説明では、符号化ユニット数
によって再生帯域幅が決定される場合について述べた
が、例えば前述の本件出願人による特願平5−1528
65号の明細書及び図面のように、スペクトル信号をト
ーン性の信号とその他の成分に分離し、トーン性の信号
をその他の成分とは別に符号化する方法の場合にも、符
号化ユニット数の代わりにトーン性の信号及びその他の
信号の両者の再生帯域を規定する再生帯域情報、再生可
能帯域情報を用いることによって、図7、図8、図9を
用いて説明を行ったのと同様な方法で安定的に再生帯域
を制御することが可能である。
【0067】以上、音響信号に対して本発明の符号化方
法を適用した例を中心に説明を行なったが、本発明の符
号化方法は一般の波形信号の符号化にも適用することが
可能である。しかし、音響信号の場合、本発明を用いる
と、耳障りな雑音を効果的に無くすことができ特に効果
的である。
【0068】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、各ブロックの帯域幅を先行するブロック
で決定した帯域幅を参照して決定することにより、安定
した再生帯域幅を確保しており、再生帯域がブロック毎
に頻繁に変化することが無いため、高域側の信号が現わ
れたり無くなったりするために生じる耳障りな雑音が発
生せず、十分なビットレートが与えられない場合にも、
聴感上の音質劣化を最小限に抑えることが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の高能率符号化装置の基本構成を
示すブロック回路図である。
【図2】実施例の高能率符号化装置の変換回路の一具体
例の構成を示すブロック回路図である。
【図3】実施例の高能率符号化装置の信号成分符号化回
路の一般的な構成を示すブロック回路図である。
【図4】本発明の高能率符号化方法又は装置での符号化
により得られた符号列を分解復号化する高能率復号化回
路の基本構成を示すブロック回路図である。
【図5】復号化復号化回路の逆変換回路の一具体例の構
成を示すブロック回路図である。
【図6】本発明に係わる符号化方法の説明に用いるスペ
クトル信号成分と符号化ユニットとを示す図である。
【図7】本発明による符号化方法の説明及び従来の符号
化方法との比較に用いるための図である。
【図8】本発明における各ブロックの符号化ユニットの
正規化係数と、再生可能符号化ユニット数及び再生符号
化ユニット数との関係を示す図である。
【図9】本発明による高能率符号化方法の処理手順を説
明するためのフローチャートである。
【図10】本発明における各ブロックの符号化ユニット
の正規化係数と、再生可能符号化ユニット数及び再生符
号化ユニット数との関係の他の例を示す図である。
【図11】本発明実施例の高能率符号化装置の信号成分
符号化回路の具体的な構成を示すブロック回路図であ
る。
【符号の説明】
11 変換回路 12 信号成分符号化回路 13 符号列生成回路 61 正規化回路 62 帯域幅記憶回路 63 制御回路 64 量子化精度決定回路 65 量子化回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形信号を複数の信号周波数成分からな
    るブロック毎に分割し、当該ブロック内の複数の信号周
    波数成分を符号化するに際し、波形信号の性質に応じ
    て、ブロック毎にビット割当を行う帯域幅を可変する高
    能率符号化方法であって、 先行するブロックでの上記ビット割当を行った帯域幅の
    情報に基づいて、現在のブロックのビット割当を行う帯
    域幅を決定することを特徴とする高能率符号化方法。
  2. 【請求項2】 上記現在のブロックにおけるビット割当
    を行う帯域幅の決定の際には、当該ブロックのビット割
    当可能な帯域幅の情報に依存した決定を行うことを特徴
    とする請求項1記載の高能率符号化方法。
  3. 【請求項3】 上記現在のブロックにおいてビット割当
    を行う帯域幅を拡大するのは、拡大された帯域の信号周
    波数成分レベルが所定の値より小さいときであることを
    特徴とする請求項1又は2記載の高能率符号化方法。
  4. 【請求項4】 上記現在のブロックにおいてビット割当
    を行う帯域幅を拡大するのは、先行するブロックにおけ
    るビット割当を行った帯域幅よりも高域の信号周波数成
    分レベルが所定の値より小さいときであることを特徴と
    する請求項1又は2記載の高能率符号化方法。
  5. 【請求項5】 上記波形信号は音響信号であることを特
    徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に
    記載の高能率符号化方法。
  6. 【請求項6】 波形信号を複数の信号周波数成分からな
    るブロック毎に分割するブロック信号周波数成分生成手
    段と、当該ブロック内の複数の信号周波数成分を符号化
    する信号周波数成分符号化手段とを有し、当該ブロック
    内の複数の信号周波数成分を符号化するに際し、波形信
    号の性質に応じて、ブロック毎にビット割当を行う帯域
    幅を可変する高能率符号化装置であって、 上記信号周波数成分符号化手段は、先行するブロックで
    の上記ビット割当を行った帯域幅の情報を保持する帯域
    幅情報保持手段と、当該帯域情報保持手段が保持する先
    行するブロックでの上記ビット割当を行った帯域幅の情
    報に基づいて現在のブロックのビット割当を行う帯域幅
    を決定する帯域幅決定手段とを具備することを特徴とす
    る高能率符号化装置。
  7. 【請求項7】 上記帯域幅決定手段は、上記現在のブロ
    ックにおけるビット割当を行う帯域幅の決定の際に、当
    該ブロックのビット割当可能な帯域幅の情報に依存した
    決定を行うことを特徴とする請求項6記載の高能率符号
    化装置。
  8. 【請求項8】 上記帯域幅決定手段が上記現在のブロッ
    クにおいてビット割当を行う帯域幅を拡大するのは、拡
    大された帯域の信号周波数成分レベルが所定の値より小
    さいときであることを特徴とする請求項6又は7記載の
    高能率符号化装置。
  9. 【請求項9】 上記帯域幅決定手段が上記現在のブロッ
    クにおいてビット割当を行う帯域幅を拡大するのは、先
    行するブロックにおけるビット割当を行った帯域幅より
    も高域の信号周波数成分レベルが所定の値より小さいと
    きであることを特徴とする請求項6又は7記載の高能率
    符号化装置。
  10. 【請求項10】 上記波形信号は音響信号であることを
    特徴とする請求項6から請求項9のうちのいずれか1項
    に記載の高能率符号化装置。
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