JPH08165816A - 車両の異常積載検出装置 - Google Patents
車両の異常積載検出装置Info
- Publication number
- JPH08165816A JPH08165816A JP33681194A JP33681194A JPH08165816A JP H08165816 A JPH08165816 A JP H08165816A JP 33681194 A JP33681194 A JP 33681194A JP 33681194 A JP33681194 A JP 33681194A JP H08165816 A JPH08165816 A JP H08165816A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- light
- elevator
- hoistway
- light receiver
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両積載台に車両が乗り込んだときから、車
両が昇降中に異常積載となった状態を検出する。 【構成】 エレベータの昇降路１０の最上階の天井にエ
リアセンサの投光器５、下部にミラー７、昇降路１０の
両側にある格納室９の最下階の下側と昇降路１０の下部
の前後にエリアセンサの受光器６が横向きに設置されて
いて、エリアセンサの投光器５からの光路８は、車両積
載台２と躯体の間を通って昇降中の車両積載台２を通
り、昇降路１０の下部のミラー７により光路８を偏向し
てエリアセンサの受光器６に到達するように配置されて
いる。
両が昇降中に異常積載となった状態を検出する。 【構成】 エレベータの昇降路１０の最上階の天井にエ
リアセンサの投光器５、下部にミラー７、昇降路１０の
両側にある格納室９の最下階の下側と昇降路１０の下部
の前後にエリアセンサの受光器６が横向きに設置されて
いて、エリアセンサの投光器５からの光路８は、車両積
載台２と躯体の間を通って昇降中の車両積載台２を通
り、昇降路１０の下部のミラー７により光路８を偏向し
てエリアセンサの受光器６に到達するように配置されて
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】自動車駐車装置における車両の異
常積載検出装置
常積載検出装置
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の検出装置としては、例え
ば、実開平６−２８１６に開示されたものがあり、これ
を図３に示す。
ば、実開平６−２８１６に開示されたものがあり、これ
を図３に示す。
【０００３】この従来例では、車両乗込位置において、
車両２１が乗込位置に入ったとき光電管式の投光器２
３’と受光器２３は車両２１の後部逸脱を検出し、投光
器２４’と受光器２４は在車の有無を検出し、投光器２
２’と受光器２２は車両２１の前部逸脱を検出するもの
である。車両２１が投光器２４’と受光器２４、及び投
光器２５’と受光器２５の２対同時にのみ遮断するとき
許容範囲内に有ることを検出する。以上により乗込位置
のみにて車両２１の異常積載の有無を検出するものであ
る。
車両２１が乗込位置に入ったとき光電管式の投光器２
３’と受光器２３は車両２１の後部逸脱を検出し、投光
器２４’と受光器２４は在車の有無を検出し、投光器２
２’と受光器２２は車両２１の前部逸脱を検出するもの
である。車両２１が投光器２４’と受光器２４、及び投
光器２５’と受光器２５の２対同時にのみ遮断するとき
許容範囲内に有ることを検出する。以上により乗込位置
のみにて車両２１の異常積載の有無を検出するものであ
る。
【０００４】従って乗込位置における車両２１の前後位
置は検知できるが、車両２１のハンドブレーキの利きが
充分でない場合などでは車両積載台２６の昇降中に車両
２１がズレても、それを検出することができない、又、
車両２１の巾方向、即ち車両２１の左右方向へのズレ
や、ドアの開きがあっても、それを検出することができ
ない。
置は検知できるが、車両２１のハンドブレーキの利きが
充分でない場合などでは車両積載台２６の昇降中に車両
２１がズレても、それを検出することができない、又、
車両２１の巾方向、即ち車両２１の左右方向へのズレ
や、ドアの開きがあっても、それを検出することができ
ない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】車両の入出庫の邪魔に
はならない位置に検出装置を配置し、しかも、エレベー
タの全昇降域にわたって車両の積載状態の異常即ち車両
の前後左右方向への逸脱の有無を検出する装置を提供す
る。
はならない位置に検出装置を配置し、しかも、エレベー
タの全昇降域にわたって車両の積載状態の異常即ち車両
の前後左右方向への逸脱の有無を検出する装置を提供す
る。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】エレベータの昇降路の最上
階の天井に投光器を下向きに設け、格納室の最下階の下
側と昇降路の下部の前後側とに横向きに受光器を設ける
と共に、前記投光器からの光を前記受光器の方向に偏向
させるミラーを前記昇降路の下部に配置する。
階の天井に投光器を下向きに設け、格納室の最下階の下
側と昇降路の下部の前後側とに横向きに受光器を設ける
と共に、前記投光器からの光を前記受光器の方向に偏向
させるミラーを前記昇降路の下部に配置する。
【０００７】
【作用】投光器をエレベータの昇降路の最上階の天井に
下向きに取付け、受光器は格納室の最下階の下側と昇降
路の下部の前後側とに横向きに取付け、且つ前記投光器
からの光を前記受光器に向けるためミラーを約４５°の
角度で前記昇降路の下部に取付けるため、車両の入出庫
時に邪魔にならず乗込位置からエレベータが昇降する全
域にわたって車両の前後、左右方向への逸脱を検出す
る。
下向きに取付け、受光器は格納室の最下階の下側と昇降
路の下部の前後側とに横向きに取付け、且つ前記投光器
からの光を前記受光器に向けるためミラーを約４５°の
角度で前記昇降路の下部に取付けるため、車両の入出庫
時に邪魔にならず乗込位置からエレベータが昇降する全
域にわたって車両の前後、左右方向への逸脱を検出す
る。
【０００８】又、ミラー面は約４５°に傾斜しているの
で埃やゴミあるいは水滴等の付着が少ない。
で埃やゴミあるいは水滴等の付着が少ない。
【０００９】
【実施例】昇降路１０の天井にエリアセンサの投光器５
を下向きに設置し、エリアセンサの受光器６を格納室９
の最下階の下側と昇降路１０の下部の前後側とに横向き
に設置すると共に、エリアセンサの投光器５から下向き
の光をエリアセンサの受光器６で横向きに受光させるた
め光路８を偏向させるためのミラー７をそれぞれ相対し
て設置する。
を下向きに設置し、エリアセンサの受光器６を格納室９
の最下階の下側と昇降路１０の下部の前後側とに横向き
に設置すると共に、エリアセンサの投光器５から下向き
の光をエリアセンサの受光器６で横向きに受光させるた
め光路８を偏向させるためのミラー７をそれぞれ相対し
て設置する。
【００１０】エリアセンサの投光器５からの光路８は、
車両積載台２と躯体の間を通って昇降路１０を昇降中の
車両積載台２前後左右を通り、昇降路１０の下部に約４
５°の角度に設置されたミラー７により光路８は偏向し
てエリアセンサの受光器６に到達する。その時の受光器
の光量の変化によって、車両１の車両積載台２からの異
常積載の有無を検出することとなる。
車両積載台２と躯体の間を通って昇降路１０を昇降中の
車両積載台２前後左右を通り、昇降路１０の下部に約４
５°の角度に設置されたミラー７により光路８は偏向し
てエリアセンサの受光器６に到達する。その時の受光器
の光量の変化によって、車両１の車両積載台２からの異
常積載の有無を検出することとなる。
【００１１】エリアセンサの投光器５、エリアセンサの
受光器６及びミラー７は、それぞれ図示していない支持
部材に取付けたあと、所定位置に設置される。ここで
は、特に図示していないが、車両１が、車両積載台２の
正規位置に乗込まなかったときや、昇降中に位置ズレを
起した場合、あるいは、地震や何らかの振動や衝撃によ
って位置ズレを起した時などに異常積載を検知した場合
にはエレベータの駆動を停止し、同時にブザー等で警報
を鳴らすようにしてもよい。
受光器６及びミラー７は、それぞれ図示していない支持
部材に取付けたあと、所定位置に設置される。ここで
は、特に図示していないが、車両１が、車両積載台２の
正規位置に乗込まなかったときや、昇降中に位置ズレを
起した場合、あるいは、地震や何らかの振動や衝撃によ
って位置ズレを起した時などに異常積載を検知した場合
にはエレベータの駆動を停止し、同時にブザー等で警報
を鳴らすようにしてもよい。
【００１２】
【発明の効果】光検出装置をエレベータの昇降路の最上
階の天井に投光器、下部にミラーと受光器とをそれぞれ
相対して配置してあるので、車両乗込位置での車両の入
出庫や、人間の入出の妨げにならない。車両が車両積載
台に乗って昇降するとき、何らかの原因により車両が許
容範囲を逸脱した場合や、ドアが開いてしまった場合に
その異常を検出することができる。
階の天井に投光器、下部にミラーと受光器とをそれぞれ
相対して配置してあるので、車両乗込位置での車両の入
出庫や、人間の入出の妨げにならない。車両が車両積載
台に乗って昇降するとき、何らかの原因により車両が許
容範囲を逸脱した場合や、ドアが開いてしまった場合に
その異常を検出することができる。
【００１３】光路を偏向するためのミラーは約４５°の
角度で受光面は横向きに設置されているので、ミラーや
受光面に埃やゴミ、水滴等の付着が少ない。
角度で受光面は横向きに設置されているので、ミラーや
受光面に埃やゴミ、水滴等の付着が少ない。
【図１】・・・・・本発明実施例の縦断面図である。
【図２】・・・・・本発明実施例の横断面図である。
【図３】・・・・・従来例の一例の図である。
１，２１・・・・・・・・・・車両 ２，２６・・・・・・・・・・車両積載台 ３・・・・・・・・・・・・・エレベ−タ ４・・・・・・・・・・・・・縦梁 ５・・・・・・・・・・・・・投光器（エリアセンサ） ６・・・・・・・・・・・・・受光器（エリアセンサ） ７・・・・・・・・・・・・・ミラー ８・・・・・・・・・・・・・光路 ９・・・・・・・・・・・・・格納室 １０・・・・・・・・・・・・昇降路 ２２’２３’２４’２５’・・投光器（光電管） ２２，２３，２４，２５・・・受光器（光電管）
Claims (2)
- 【請求項１】 エレベータの昇降路に沿って、その側方
に多段の格納室を有する形式の駐車装置において、前記
昇降路の最上階の天井に投光器を下向きに設置し、受光
器を前記昇降路の両側にある格納室の最下階の下側と前
記昇降路下部の前後側とに横向きに設置すると共に、前
記投光器からの光路を偏向させて、前記受光器に受光さ
せるためのミラーを昇降路の下部に傾斜させて設けたこ
とを特徴とする車両の異常積載検出装置。 - 【請求項２】 投光器と受光器は複数のエリアセンサか
らなる請求項１に記載の車両の異常積載検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33681194A JP3190533B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 車両の異常積載検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33681194A JP3190533B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 車両の異常積載検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08165816A true JPH08165816A (ja) | 1996-06-25 |
| JP3190533B2 JP3190533B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=18302905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33681194A Expired - Fee Related JP3190533B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 車両の異常積載検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3190533B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109854042A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-06-07 | 广东伟创五洋智能设备有限公司 | 超宽检测装置及其超宽检测方法 |
| CN110388113A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-10-29 | 佛山市诺行科技有限公司 | 一种以光电开关实现载车板升降运行检测的方法 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP33681194A patent/JP3190533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109854042A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-06-07 | 广东伟创五洋智能设备有限公司 | 超宽检测装置及其超宽检测方法 |
| CN110388113A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-10-29 | 佛山市诺行科技有限公司 | 一种以光电开关实现载车板升降运行检测的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3190533B2 (ja) | 2001-07-23 |
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