JPH08163922A - 保有玄米の保管払出装置 - Google Patents
保有玄米の保管払出装置Info
- Publication number
- JPH08163922A JPH08163922A JP6308505A JP30850594A JPH08163922A JP H08163922 A JPH08163922 A JP H08163922A JP 6308505 A JP6308505 A JP 6308505A JP 30850594 A JP30850594 A JP 30850594A JP H08163922 A JPH08163922 A JP H08163922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- brown rice
- brown
- tank
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
温で保管し、このサイロに保管されている穀粒に係る玄
米を、大規模乾燥調製貯蔵施設に並設されている保有玄
米保管払出施設の荷受ホッパ1を経由して玄米タンク4
に受け入れ、利用者の指定した玄米量を玄米のままであ
るいは精米して白米として払い出す保有玄米の保管払出
装置。 【効果】利用者の指定玄米量に基づき、玄米のままある
いは精米して白米として自動的に払い出され、保有玄米
の食味を良好に維持し、施設管理者を減らし人件費も節
減できる。
Description
装置に関するものである。
等の大規模乾燥調製貯蔵施設に持ち込まれた穀粒には、
これらの施設から出荷される出荷米と、利用農家の食用
に供する保有米とに区分される。この保有米についての
利用農家への保管及び払出は、利用農家の希望により、
施設の管理作業者が例えば玄米を30kgまたは60k
gの袋詰とし、農家に手渡したり、配送したりしてい
る。
は、施設には管理作業者を配置しなければならず、この
ため人件費がかさみ、また、これらの施設での籾・玄米
の保管中には温度管理がなされてなく、夏場の高温によ
り穀粒が劣化し、食味が低下するという問題があつた。
ロ等で保有米として保管されている乾燥・籾摺後の籾
を、年間を通じて所定温度(例えば、15°C)以下で
保管して、穀粒の劣化防止及び食味の維持を図りなが
ら、前記サイロ等から1〜2トン程度の小ロットで籾を
取り出して、これらの施設の籾摺装置で籾摺し、これら
の施設に並設した玄米保管施設に移して保有米の玄米を
一時保管し(あるいは、サイロ等で玄米で保管されてい
る場合には、そのまま玄米を移し保管し)、コンピュ−
タを利用した無人運転で、利用農家へ自動的に玄米ある
いは白米として払出そうとするものである。
従来装置の問題点を解決しようとするものであつて、次
の技術的手段を講じた。即ち、この発明は、所定の温度
以下に管理されている穀粒低温貯蔵庫を有する大規模乾
燥調製貯蔵施設と、該大規模乾燥調製貯蔵施設に並設さ
れている保有玄米保管払出施設と、前記の保有玄米保管
払出施設内に設けられていて前記大規模乾燥調製貯蔵施
設の穀粒低温貯蔵庫に保管されてた穀粒に係る玄米を受
け入れる荷受ホッパ1と、該荷受ホッパ1に受け入れら
れた玄米を低温あるいは常温で保管する玄米タンク4
と、利用者の指定した払出玄米量を玄米のままであるい
は精米して白米として払い出す玄米・白米払出装置とか
らなる保有玄米の保管払出装置の構成としたものであ
る。
所定温度以下に保管されている籾は、当該施設の籾摺装
置を利用して玄米とし、また、穀粒低温貯蔵庫で玄米と
して保管されている場合には、その玄米を比較的小ロッ
トで取り出し、大規模乾燥調製貯蔵施設に並設されてい
る保有玄米保管払出施設の荷受ホッパ1を経由して玄米
タンク4に移し替えられる。
保有米として保管されている玄米は、利用者の指定玄米
量に基づき、残存保有米量等を照合しながら、玄米ある
いは精米して白米とし、自動的に払い出される。
説明する。図1に示すように、保有玄米保管払出施設の
建家は、荷受室A,精米室B,出荷室C及び利用者への
保有米を払い出す払出室Dで構成されいる。そして、こ
れらの建家は、周知のカントリ−エレベータ等の大規模
乾燥調製貯蔵施設(図示省略。荷受処理,乾燥,精選,
貯蔵,籾摺調製,自主検定等の諸機能を有する。)に並
設されている。この大規模乾燥調製貯蔵施設における利
用農家の保有米保管用のサイロ(図示省略)は、保有米
である乾燥後の籾、あるいは、乾燥・籾摺後の玄米を保
管するもので、籾あるいは玄米の保管中には、年間を通
じて所定温度(例えば、15°C)以下に保持する温度
管理がなされている。なお、保有米を出荷用の玄米と一
緒のサイロで保管する構成としてもよい。
る。荷受室Aの一側部には、利用者の保有米である玄米
を荷受けする荷受ホッパ1を配置している。前記大規模
乾燥調製貯蔵施設の低温管理されているサイロから、所
定の小ロット(例えば、1トン)で籾を取り出し、籾摺
後の玄米が例えばフレコンに入れられ、フォ−クリフト
で運搬されて、荷受ホッパ1及び後記の出荷用の玄米を
受け入れる荷受ホッパ20に供給される。荷受ホッパ1
及び後記の荷受ホッパ20は、上端縁を床面と面一にし
た床配置型とし、1トン詰めのフレコンの玄米を一挙に
供給できる大きさとしている。
れた玄米は、後続の玄米タンクエレベータ2で揚穀さ
れ、玄米タンクコンベア3を経由して、精米室B内に配
置されている複数の玄米タンク4,4に移し替えられる
(なお、この実施例では、単一の品種の玄米を受け入れ
る構成であるが、複数の品種毎に分けて受け入れる構成
としてもよい。)。玄米タンク4,4,…及び後記の玄
米タンク23,23,…は、所定温度以下の低温に温度
制御されるのが好ましいが、例えば、1トン単位の小ロ
ットで移し替えられ、比較的短期間で払出あるいは出荷
されるので、常温で保管する構成としてもよい。
は、下部排出口から玄米引出計量機5で計量しながら引
き出されて、下方の玄米タンク排出コンベヤ4aを経
て、精米機エレベータ7の下部に供給される。精米機エ
レベータ7で揚穀された玄米は、排出方向切替弁(図示
省略)を介して、払出側と精米側とに切替できる構成で
あり、払出側に切替られた場合には、荷受ホッパ6を経
由して払出室D側に払出され、また、精米機側に切替ら
れた場合には、後続の精米タンク8を経て、精米機9に
供給されて精米される。
エレベータ10で揚穀されて石抜機11に供給されて小
石が除かれ(石抜機11を経て精米機9に供給される構
成としたり、あるいは、精米機9で精米された白米を別
途構成の搬送装置で直接払出す構成としてもよい。)、
次いで、カラ−選穀機エレベータ12で揚穀されて、カ
ラ−選穀機タンク13を経由してカラ−選穀機14に供
給されて、着色粒が除かれ、次いで、自動計量包装機エ
レベータ15で揚穀されて、自動計量包装機タンク16
に供給され、自動計量包装機17で計量されながら、所
定量ずつ払出口から払出される。
タンク16に供給され、自動計量包装機17で所定量ず
つ計量しながら払出される構成としてもよい。また、動
力操作盤18は,荷受ホッパ6,20に供給された玄米
を、玄米タンク4,4,23,23に移し替えの操作を
するものである。また、管理端末機19は、保有米の管
理を委託している利用者が払出内容を指示操作するもの
である。
械設備について説明する。荷受室Aの他側部には、荷受
ホッパ20を配置し、荷受ホッパ20に荷受けされた玄
米は、玄米タンクエレベータ21で揚穀されて、玄米タ
ンクコンベア22を経由して精米室B内に搬送され、複
数の玄米タンク23,23,…に品種毎に区別されて収
納される。玄米タンク23内の玄米は、下部流出口から
玄米タンク排出コンベア24に取り出され搬送され、搬
送終端側から石抜機25に供給されて石抜選別される。
なお、玄米タンク4及び玄米タンク23に玄米を移し替
えるにあたり、荷受ホッパ1,20を経由することな
く、これらの玄米タンクの上部からラセン搬送装置等で
直接移し替える構成としてもよい。
入して揚穀され、精米機エレベータ26の上部の切替弁
(図示省略)で切替られて、一方の精米機タンク27あ
るいは他方の精米機タンク30に供給され、精米機28
及び精米機31に供給されて精米される。このようにし
て精米された白米は、篩い用エレベータ32で揚穀され
て篩い用タンク33を経由して、周知の砕米篩34に供
給され、砕米・異物を除去する粒選別がされる。
穀機エレベータ35で揚穀されて、カラ−選穀機タンク
36を経由してカラ−選穀機37に供給され、カラ−選
穀機37で色彩選別され、黄変米等の着色米が除去され
る。次いで、色彩選別された白米は、白米タンク張込エ
レベータ38で揚穀され、白米中継コンベア39,白米
タンク張込コンベア40を経由して、複数の白米タンク
41,41,…に、品種毎に張り込まれていく。
白米は、下部流下口から夫れ夫れの白米タンク41に設
けられているブレンドスケ−ル42,42,…で計量さ
れ、好みのブレンド比率で白米をブレンドしながら取り
出し、白米タンク排出コンベア43を経由して、金属選
別機エレベータ44の下部に流入する。次いで、金属選
別機エレベータ44で揚穀されて金属選別機45に供給
され、金属選別機45で白米に混入している金属片を除
去する。ブレンドスケ−ル42,42,…で計量しなが
ら取り出された白米は、白米タンク排出コンベア43,
金属選別機エレベータ44,金属選別機エレベータ4
4,金属選別機45を経由する間に混合される。
で、自動計量包装機エレベータ46の下部に流入して揚
穀され、自動計量包装機タンク47を経由して、自動計
量包装機48に供給されて、所定重量毎に計量袋詰めさ
れ、出荷コンベア49で出荷室Cに搬送されて出荷され
る。なお、出荷室Cの片隅部には、集糠サイクロン51
及び集糠サイクロン51を配置し、精米機28,精米機
31の糠が搬送ホ−ス(図示省略)を経由して、集糠サ
イクロン51に送られ、集糠サイクロン51で分離され
た糠は、糠タンク52に供給される。また、糠タンク5
2の糠は糠取出コンベア53を経由して取り出される。
また、集塵サイクロン54には精米室B内の塵埃を含ん
だ空気が送られ、塵埃が分離される。なお、動力操作盤
55は、出荷用玄米の機械設備を起動・停止する操作盤
であり、ブレンドスケ−ル操作盤56は、ブレンドスケ
−ル42,42,…の操作盤である。
タ(以下CPUという。)61による利用者個人向けの
保有米払出システムの制御内容について説明する。CP
U61には、入力インタ−フエイス及び出力インタ−フ
エイスを介して、利用者の操作する管理端末機19が接
続されている。また、CPU61には、出力インタ−フ
エイスを経由して、玄米引出計量機5の駆動手段62,
玄米排出コンベア4aの駆動手段63,玄米タンク4に
おける下部流出口の開閉弁の開閉駆動手段64,精米機
エレベータ7の駆動手段65,精米機エレベータ7の上
部に設けられている切替弁(図示省略)の駆動手段6
6,石抜機エレベータ10の駆動手段67,石抜機11
の駆動手段68,カラ−選穀機エレベータ12の駆動手
段69,カラ−選穀機14の駆動手段70,自動計量包
装機エレベータ15の駆動手段71,自動計量包装機1
7の駆動手段72が接続されいる。また、CPU61に
は、入力インタ−フエイスを経由して、玄米袋センサ7
3及び自動計量包装機17における袋の装着の有無を検
出できるが白米袋センサ74接続されている。
米払出システムの制御内容について説明する。 管理端末機19がONされると、操作画面(図示省
略)には、「いらっしゃいませ。磁気カ−ドをお入れく
ださい。」と表示される。これに従って利用者が磁気カ
−ド(図示省略)を管理端末機19の挿入口に挿入する
と、磁気カ−ドに係る利用者の保有米に関するデ−タ
(例えば、利用番号,住所,コ−ド番号,保有米委託数
量,前回までの引取り量,保有米残量等)が表示され
る。間違いの場合には、操作画面の取消しボタンをON
して終了させ、間違いでない場合には、確認ボタンを押
すと、次の指示画面に移行する。 指示画面に移行すると、画面の表示が「ご利用種別及
び数量をご指示ください。」の表示がされ、種別欄の
「上白」,「標準」,「8分」,「玄米」の表示及びそ
れらの操作ボタン、並びに、数量欄の「10kg」,
「20kg」,「30kg」の表示及びこれらの操作ボ
タンの表示がなされる。これらの中から希望のもの操作
ボタンを指定すると、種別及び数量が指定され、次の利
用確認画面に移行する。
は利用者の指定内容が表示される。例えば、「あなた様
の今回のご利用は、
消しボタンを押し(取消しボタンが押されると、前記の
指示画面に戻される。)、間違いでない場合には、確認
ボタンを押すと、次の払出行程に移行する。 払出行程に移行すると、CPU61から指令が出され
て払出運転が開始され、次のように玄米の払出及び白米
の払出がされる。
ら玄米の払出指令が出され、駆動手段64が駆動され
て、玄米タンク4の下部の開閉弁が開かれ、玄米引出計
量機5で指定重量が計量され、指定の計量に達すると、
前記開閉弁が閉鎖される。このような玄米の払出作業中
には、操作画面に「計量・払出中です。あなたの玄米は
1番出口から10kgづつ出ます。紙袋を装着の上お待
ちください。」旨の表示がされ、利用者により紙袋が装
着されるまでの間は、「紙袋・装着」の表示を点滅して
利用者に注意を促し、紙袋の装着したことを玄米袋セン
サ73で確認すると、CPU61からの指令で、玄米排
出コンベア4a,精米機エレベータ7が駆動され、切替
弁を経て玄米の払出がされる。 白米の払出である場合には、前記で種別及び数量が
指定されると、CPU61の白米払出指令がなされる。
すると、玄米タンク4の開閉弁が開かれ、玄米引出計量
機5で指定重量の玄米の取り出しが開始され、指定の重
量になると、前記開閉弁は閉鎖される。計量行程が終了
すると、次いで、玄米排出コンベア4aの排出搬送,精
米機エレベータ7の揚穀,精米機9の精白行程を経て、
石抜機11の石抜行程,カラ−選穀機14の色彩選別行
程,自動計量包装機17の計量包装行程を経て、2番出
口から払出室Dに取り出される。
に、「玄米計量中」の表示が点滅して、その間に「玄米
の計量・払出運転」がされ、次いで、「精米中」の表示
が点滅する間に、「精米運転」等がなされ、精米作業等
が終了すると、操作画面には、「白米の払出をしま
す。」の表示が点滅し、「あなたの白米は2番出口から
10kgづつ出ます。備付けのビニ−ル袋にて取り出し
シ−ルして下さい。」の表示がされ、自動計量包装機1
7の白米袋センサ74で袋の装着を検出すると、前記の
自動計量包装機17の計量包装行程が駆動されて、2番
出口から白米が払出室Dに取り出される。 このようにして、玄米あるいは白米の払出が終了する
と、操作画面は終了画面に移行し、「ご利用伝票をお取
り下さい。」の表示がされて、管理端末機19のプリン
タから伝票が取り出され、利用者の伝票取り出しが終了
すると、「ご利用ありがとうございました。」の表示が
なされると共に、利用者の保有米デ−タが更新され、次
いで、前記の待機画面に移行する。 このようにして玄米あるいは白米の払出がなされるも
のであり、その利用状況については、施設管理用の管理
端末機(図示省略)で、1日の利用者全員の利用状況を
記録した日別集計表,1か月間の月別集計表,6が月間
の半年集計表,年間集計表等が表示及びプリントアウト
される。
末機19の操作画面に、「故障です。係員にご連絡下さ
い。」の表示がされる。また、前記の磁気カ−ドに代え
て、暗証番号で利用者を特定する方式としてもよい。ま
た、この実施例では、玄米及び白米の払出単位を、10
kg,20kg,30kg,60kgとしているが、こ
れを5kg単位の段階的に、あるいは、1kg単位の無
段階的に払出す方式としてもよい。また、利用農家の保
有米の保管量を管理するにあたり、玄米保管施設のCP
U61の記憶装置に、並設している前記大規模乾燥調製
貯蔵施設のコンピュ−タにおける利用農家の保有米デ−
タを移し替えたり、あるいは、CPU61で玄米の払出
をする際に、前記大規模乾燥調製貯蔵施設のコンピュ−
タのデ−タと照会・照合しながら払出をしてもよく、ま
た、CPU61と前記大規模乾燥調製貯蔵施設のコンピ
ュ−タとを接続して、保有米デ−タについて前記コンピ
ュ−タで一元的に管理する構成としてもよい。
の実施例では、大能力の出荷用玄米払出施設と利用者個
人向けの小能力の保有玄米の保管払出施設とを、並設し
た構成であるが、この実施例では、出荷用玄米払出施設
を利用して、利用者個人向けの保有米の払出も行い、設
備費の大幅な削減を図ろうとするものであり、以下具体
構成を説明する。
ンクエレベータ2,玄米タンクコンベア3,複数の玄米
タンク4,4,玄米タンク排出コンベヤ4a,玄米引出
計量機5,精米機エレベータ7,精米タンク8,精米機
9,石抜機エレベータ10,石抜機11,カラ−選穀機
エレベータ12,カラ−選穀機タンク13,カラ−選穀
機14,自動計量包装機エレベータ15を取除き、払出
用の荷受ホッパ6,自動計量包装機タンク16及び自動
計量包装機17をそのまま設置した構成とする。そし
て、これに付加して、玄米タンク23の何れかの下部
に、玄米引出計量機5を設けて、玄米を計量できる構成
とし玄米タンク23から計量して取り出された玄米を精
米機エレベータ26で揚穀し、揚穀された玄米を荷受ホ
ッパ6に搬送する玄米搬送装置(図示省略)を追加し
て、玄米を取り出しできる構成とする。
精米済みの白米を、白米搬送装置(図示省略)を経由し
て、自動計量包装機タンク16に搬送して、白米を自動
計量包装機17から取り出せる構成とする。また、払出
室Dを玄米タンク23の近いところに配置換えすると、
払出室23への玄米及び白米の搬送経路を短縮できて好
都合となる。
令が入力されると、CPU61から前記出荷用玄米払出
施設の運転停止時、あるいは、運転時にはこれを一時停
止して、優先して玄米等の払出指令がなされる。玄米払
出の場合には、玄米引出計量機5を作動し、玄米タンク
23の開閉弁が開けられ、玄米引出計量機5が指定重量
を計量すると、前記開閉弁を閉鎖し、取り出された玄米
を、玄米タンク排出コンベア24,精米機エレベータ2
6,前記玄米搬送装置(図示省略)を経由して、荷受ホ
ッパ6に搬送し、前記実施例と同様にして、玄米の払出
をする。
機5を作動して、玄米タンク23の開閉弁を開け、玄米
引出計量機5が指定重量を計量すると、前記開閉弁を閉
鎖する。このようにして取り出された玄米は、玄米タン
ク排出コンベア24,精米機エレベータ26を経由し
て、精米タンク27に搬送され、精米機28で精米され
る。次いで、白米は精米機エレベータ29,前記白米搬
送装置(図示省略)を経由して、自動計量包装機タンク
16に搬送され、前記実施例と同様にして自動計量包装
機17から白米が払い出されるものである。
の実施例のように、大能力の業務出荷用玄米払出施設と
利用者個人向けの小能力の保有玄米保管払出施設とを並
設した施設において、保有玄米保管払出施設を利用し
て、外部から持ち込まれた玄米をコイン精米もできるこ
とにし、設備費の大幅な削減と施設の利用率の向上を図
ろうとするものである。以下その具体構成について説明
する。
ンクエレベータ2,玄米タンクコンベア3,複数の玄米
タンク4,4,玄米タンク排出コンベヤ4a,玄米引出
計量機5,精米機エレベータ7,精米タンク8,精米機
9,石抜機エレベータ10,石抜機11,カラ−選穀機
エレベータ12,カラ−選穀機タンク13,カラ−選穀
機14,自動計量包装機エレベータ15,自動計量包装
機タンク16,自動計量包装機17から保有玄米保管払
出施設は、同様に構成されている。この構成に、払出室
Dにコイン精米ホッパ(図示省略)を設けて、持込み玄
米を玄米引出計量機5に供給できる構成とし、管理端末
機19にコイン投入口(図示省略)を追加して、投入コ
インの種別及び枚数を検出できる構成とし、CPU61
に後記のような制御機能を追加する構成である。
払出ボタン及びコイン精米ボタン」が表示されていて、
コイン精米ボタンを押すと、コイン精米システムが開始
される。すると、操作画面に「玄米をコイン精米ホッパ
にお入れ下さい。」との表示がなされ、利用者が持込み
玄米を前記コイン精米ホッパに投入すると、玄米引出計
量機5で計量される。次いで、操作画面に「精米料金は
〇〇です。コインをコイン投入口にお入れ下さい。」と
の表示がなされ、コインが全額投入されると、コイン精
米を開始する指令がなされる。
て、玄米が精米機エレベータ7の下部に送られ、精米機
エレベータ7,精米機タンク8を経由して、精米機9に
供給され精米される。次いで、精米された白米は、石抜
機11の石抜行程,カラ−選穀機14の色彩選別行程,
自動計量包装機17の計量包装行程を経て、前記実施例
と同様に2番出口から白米で払出室Dに取り出される。
調製貯蔵施設の穀粒低温貯蔵庫で所定温度以下に保管さ
れている保有穀粒が、玄米として保有玄米保管払出施設
の玄米タンク4に移し替えられて保管され、利用者の指
定玄米量に基づき、玄米のままあるいは精米して白米と
して自動的に払い出されるので、保有玄米の食味を良好
に維持したものでありながら、自動的に払出ができて、
施設管理者を減らし人件費も節減できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の温度以下に管理されている穀粒
低温貯蔵庫を有する大規模乾燥調製貯蔵施設と、該大規
模乾燥調製貯蔵施設に並設されている保有玄米保管払出
施設と、前記の保有玄米保管払出施設内に設けられてい
て前記大規模乾燥調製貯蔵施設の穀粒低温貯蔵庫に保管
されてた穀粒に係る玄米を受け入れる荷受ホッパ1と、
該荷受ホッパ1に受け入れられた玄米を低温あるいは常
温で保管する玄米タンク4と、利用者の指定した払出玄
米量を玄米のままであるいは精米して白米として払い出
す玄米・白米払出装置とからなる保有玄米の保管払出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30850594A JP3772356B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 保有玄米保管払出施設 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30850594A JP3772356B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 保有玄米保管払出施設 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163922A true JPH08163922A (ja) | 1996-06-25 |
JP3772356B2 JP3772356B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=17981834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30850594A Expired - Fee Related JP3772356B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 保有玄米保管払出施設 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3772356B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004275828A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 精米プラント及びその管理システム |
JP2005151886A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Iseki & Co Ltd | 穀粒調製出荷施設 |
CN109739114A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-05-10 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种米桶控制方法、装置、存储介质及米桶 |
CN113071820A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-06 | 重庆裕丰米业有限公司 | 一种健康大米的储存设备及生产工艺 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP30850594A patent/JP3772356B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004275828A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 精米プラント及びその管理システム |
JP2005151886A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Iseki & Co Ltd | 穀粒調製出荷施設 |
JP4552425B2 (ja) * | 2003-11-26 | 2010-09-29 | 井関農機株式会社 | 大豆の調製出荷施設 |
CN109739114A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-05-10 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种米桶控制方法、装置、存储介质及米桶 |
CN113071820A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-06 | 重庆裕丰米业有限公司 | 一种健康大米的储存设备及生产工艺 |
CN113071820B (zh) * | 2021-03-31 | 2021-12-17 | 重庆裕丰米业有限公司 | 一种健康大米的储存设备及生产工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3772356B2 (ja) | 2006-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN209917947U (zh) | 一种多品种稻谷碾米机 | |
JPH08163922A (ja) | 保有玄米の保管払出装置 | |
JP4998152B2 (ja) | 米販売機能付精米設備 | |
JP2001025671A (ja) | 米販売装置 | |
JPS61153147A (ja) | 自動精米機におけるブレンド装置 | |
JP3758506B2 (ja) | 精米施設 | |
JPH10248372A (ja) | 自動精米供給方法及び自動精米供給装置 | |
JPH05123591A (ja) | 精米方法 | |
JP3632291B2 (ja) | 無人精米装置 | |
JP3389645B2 (ja) | 共同乾燥調製施設における穀物処理方法 | |
JPH10172032A (ja) | 穀物出荷方法及び装置 | |
JP2919509B2 (ja) | ブレンド機能を有する自動精米機 | |
JP3107385B2 (ja) | 穀物乾燥調製装置における穀物データ表示方法 | |
JP3220718B2 (ja) | 穀物乾燥施設 | |
JPH10172030A (ja) | 穀物出荷方法及び装置 | |
JP3769801B2 (ja) | 無人精米施設 | |
JP3704860B2 (ja) | 穀粒乾燥施設 | |
JPH10215676A (ja) | 共同乾燥貯蔵調製施設における小口の米の出荷方法及び装置 | |
JP2981753B2 (ja) | 穀物共同乾燥施設 | |
JP3765165B2 (ja) | 精米自動販売機 | |
JPH0755469Y2 (ja) | 荷受装置 | |
JP3840701B2 (ja) | 穀粒乾燥施設 | |
JPH10172031A (ja) | 穀物出荷方法及び装置 | |
JPH10215674A (ja) | 共同乾燥貯蔵調製施設における小口の米の出荷方法及び装置 | |
JPH0956254A (ja) | 穀物貯蔵施設の荷受装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050614 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |