JPH08161957A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH08161957A
JPH08161957A JP6329418A JP32941894A JPH08161957A JP H08161957 A JPH08161957 A JP H08161957A JP 6329418 A JP6329418 A JP 6329418A JP 32941894 A JP32941894 A JP 32941894A JP H08161957 A JPH08161957 A JP H08161957A
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JP
Japan
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light
infrared
housing
visible light
switch device
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Application number
JP6329418A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Ohashi
知幸 大橋
Kazuyoshi Ishiguro
和義 石黒
Masuo Noda
益生 野田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線発光用窓または赤外線受光用窓を設け
る必要ないスイッチ装置を提供する。 【構成】 プリント基板14上には夜間照明用ランプ1
6及び赤外線発光ダイオード52が取り付けられてい
る。夜間照明用ランプ16及び赤外線発光ダイオード5
2の前方にはライトガイド54が設けられている。英文
字30の部分は可視光のみならず赤外線も透過する。運
転者によって、操作ボタン26のうち、何れかのボタン
が操作されると、プリント基板14上のスイッチ回路内
でその接続が切り替わると共に、その接続状態に応じた
制御信号が発せられる。制御信号が発せられると、その
制御信号に応じて変化する赤外線56が赤外線発光ダイ
オード52より出射され、ライトガイド54を介して英
文字30の部分を透過して外部に照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体内に少なくとも夜
間照明用ランプなどの可視光を出射する可視光出射手段
を有し、出射された可視光によって筐体の正面に付され
た文字、図形もしくは記号の部分などを光らせることが
可能なスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のスイッチ装置の構成を示す
構成図である。図3において、(a)はかかるスイッチ
装置の正面図であり、(b)は(a)のB−B方向断面
図である。
【0003】この従来のスイッチ装置では、図3(b)
に示すように、スイッチボックス10の内部にプリント
基板14が配置されており、そのプリント基板14上に
は、図示せざるスイッチ回路の他、信号を入出力するた
めの端子24が取り付けられている。そして、さらにプ
リント基板14上には夜間照明用ランプ16とインジケ
ータ表示用発光ダイオード20が取り付けられている。
また、夜間照明用ランプ16の前方にはライトガイド1
8が、インジケータ表示用発光ダイオード20の前方に
はライトガイド22が、それぞれ、プリント基板14と
平行に配置されている。
【0004】また、スイッチボックス10の前面には、
意匠パネル12が取り付けられており、その意匠パネル
12からは操作ボタン26が突出している。また、意匠
パネル12には、図3(a)に示すようにインジケータ
28が配されると共に、上から“HI”,“LO”,
“AUTO”,“OFF”の各英文字30が付されてい
る。
【0005】図3に示すスイッチ装置は、例えば、自動
車内のフロントパネルに組み込まれて、自動車内のバッ
クパネルに据え付けられたエアピュリファイヤー(空気
浄化装置)のモータの動作状態を切り換えるためのスイ
ッチ装置として用いられる。すなわち、スイッチ装置の
端子24は接続コードを介して上記したエアピュリファ
イヤーにつなげられ、運転者によって、操作ボタン26
のうち、何れかのボタンが操作されることにより、プリ
ント基板14上のスイッチ回路内での接続が切り替わ
り、エアピュリファイヤーのモータの動作状態が変化す
る。
【0006】また、操作ボタン26のうち、上の2つの
何れかのボタン(“HI”,“LO”の英文字に対応す
るボタン)が操作された場合は、エアピュリファイヤー
のモータは駆動状態となるため、モータが駆動中である
ことを示すために、インジケータ表示用発光ダイオード
20が点灯し、そのインジケータ表示用発光ダイオード
20より可視光34が出射されて、図3(b)に示すよ
うにライトガイド22を介してインジケータ28の部分
より外部に照射され、図3(a)に示すようにインジケ
ータ28を光らせる。
【0007】一方、夜間照明用ランプ16は、自動車の
ライトコントロールスイッチと連動しており、ライトコ
ントロールスイッチをオン状態とすることにより点灯
し、その夜間照明用ランプ16より可視光32が出射さ
れて、図3(b)に示すようにライトガイド18を介し
て英文字30の部分より外部に照射され、図3(a)に
示すように全ての英文字30を光らせる。
【0008】図4は図3(b)におけるC部を拡大して
示した拡大図である。すなわち、意匠パネル12は、例
えば、図4(a)に示すように、透明なポリカーボネー
ト樹脂板42の上に塗料(例えば、黒色の塗料)を塗布
し塗装膜44を形成して構成するか、あるいは、図4
(b)に示すように、透明なポリカーボネート樹脂46
と不透明なABS(アクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン)樹脂48との二重成形により得られた二色成形
板50によって構成する。但し、英文字30に対応する
部分は図4(a)では塗装膜44を、図4(b)ではA
BS樹脂48を形成しないようにしている。
【0009】ここで、可視光はポリカーボネート樹脂4
2,46の部分は透過するが、塗装膜44やABS樹脂
48の部分では遮断される。従って、夜間照明用ランプ
16から出射された可視光32は、塗装膜44やABS
樹脂48の形成されていない、英文字30に対応する部
分のみを透過して、外部に照射される。
【0010】ところで、上記したように、図3に示すス
イッチ装置を自動車内のフロントパネルに組み込んで、
自動車内のバックパネルに据え付けられたエアピュリフ
ァイヤーのモータの動作状態を切り換えようとする場
合、そのスイッチ装置とエアピュリファイヤーとの間を
接続コードでつなぐ必要があり、そのため、接続コード
をフロントパネル部分からバックパネル部分まで引き回
さなければならないという問題があった。
【0011】そこで、この問題を解決するために、赤外
線発光ダイオードを備えたスイッチ装置が提案された。
【0012】図5は従来の他のスイッチ装置の構成を示
す構成図である。図5において、(a)はかかるスイッ
チ装置の正面図であり、(b)は(a)のD−D方向断
面図である。
【0013】この従来のスイッチ装置では、図5(b)
に示すように、プリント基板14上に、さらに赤外線発
光ダイオード36が取り付けられており、その前方には
ライトガイド38が設けられている。また、意匠パネル
12にも、図5(a)に示すように、“OFF”の英文
字30の下に赤外線発光用窓40が設けられている。な
お、その他の構成は全て図3に示すスイッチ装置と同様
である。
【0014】では、このような図5に示すスイッチ装置
を、図3に示したスイッチ装置と同様に、自動車内のフ
ロントパネルに組み込んで、自動車内のバックパネルに
据え付けられたエアピュリファイヤーのモータの動作状
態を切り換えるためのスイッチ装置として用いた場合の
動作について説明する。
【0015】運転者によって、操作ボタン26のうち、
何れかのボタンが操作されると、プリント基板14上の
スイッチ回路内でその接続が切り替わると共に、その接
続状態に応じた制御信号が発せられる。制御信号が発せ
られると、その制御信号に応じて強度または波長が変化
する赤外線が赤外線発光ダイオード36より出射され
て、図5(b)に示すようにライトガイド38を介して
赤外線発光用窓40より外部に照射される。
【0016】バックパネルに据え付けられたエアピュリ
ファイヤーでは、その照射された赤外線を受光して、そ
の赤外線から制御信号を抽出し、その制御信号によって
モータの動作状態を変化させる。
【0017】このように、図5に示すスイッチ装置で
は、赤外線に制御信号を重畳させてエアピュリファイヤ
ーに送っているため、スイッチ装置とエアピュリファイ
ヤーとの間を接続コードでつなぐ必要がなく、そのた
め、接続コードをフロントパネル部分からバックパネル
部分まで引き回す必要もなくなる。
【0018】なお、図5に示すスイッチ装置において
も、図3に示すスイッチ装置と同様に、操作ボタン26
のうち、上の2つの何れかのボタンが操作された場合
は、インジケータ表示用発光ダイオード20によってイ
ンジケータ28が光り、ライトコントロールスイッチが
オン状態とされた場合は、夜間照明用ランプ16によっ
て全ての英文字30が光るようになっている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すスイッチ装置では、赤外線を外部に照射するため
に、意匠パネル12に、図5(a)に示すような赤外線
発光用窓40を設ける必要があり、この赤外線発光用窓
40によって、意匠パネル12の見栄えが悪くなると共
に、スペースも大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0020】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、赤外線発光用窓を設ける必要ないスイッチ
装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段及びその作用】上記した目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、筐体の
正面に配された操作手段と、前記筐体の内部に配され、
前記操作手段の操作状態に応じて電気的な接続が切り替
わるスイッチ手段と、前記筐体の内部に配され、可視光
を出射する可視光出射手段と、前記筐体の正面または前
記操作手段に配される表示部を構成し、少なくとも可視
光及び赤外線を透過する光透過手段と、前記筐体の内部
に配され、赤外線を出射すると共に、制御信号に応じて
前記赤外線の強度または波長を変化させ得る赤外線出射
手段と、前記筐体の内部に配され、前記可視光照射手段
より可視光が出射された際には、該可視光を前記表示部
を構成する前記光透過手段に導くことによって、前記可
視光を前記光透過手段を介して前記筐体の外部へ照射さ
せ、前記赤外線出射手段より赤外線が出射された際に
は、該赤外線を前記表示部を構成する前記光透過手段に
導くことによって、前記赤外線を光透過手段を介して前
記筐体の外部へ照射させる案内手段と、を備えることを
特徴としている。
【0022】このように、請求項1に記載の発明では、
筐体の正面または操作手段に配された表示部が、可視光
及び赤外線を透過する光透過手段によって構成されてい
る場合に、赤外線出射手段より出射された赤外線を案内
手段により光透過手段に導くことによって、赤外線をそ
の光透過手段を介して筐体の外部へ照射するようにして
いる。
【0023】また、請求項2に記載の発明では、筐体の
正面に配された操作手段と、前記筐体の内部に配され、
前記操作手段の操作状態に応じて電気的な接続が切り替
わるスイッチ手段と、前記筐体の内部に配され、可視光
を出射する可視光出射手段と、前記筐体の正面または前
記操作手段に配される表示部を構成し、少なくとも可視
光及び赤外線を透過する光透過手段と、前記筐体の内部
に配され、制御信号の重畳された赤外線を受光すると共
に、受光した該赤外線より前記制御信号を抽出する赤外
線受光手段と、前記筐体の内部に配され、前記可視光照
射手段より可視光が出射された際には、該可視光を前記
表示部を構成する前記光透過手段に導くことによって、
前記可視光を前記光透過手段を介して前記筐体の外部へ
照射させ、前記筐体の外部より前記表示部を構成する前
記光透過手段に赤外線が入射された際には、該赤外線を
前記赤外線受光手段に導くことによって、前記赤外線を
前記赤外線受光手段に受光させる案内手段と、を備える
ことを特徴としている。
【0024】このように、請求項2に記載の発明では、
筐体の正面または操作手段に配された表示部が、可視光
及び赤外線を透過する光透過手段によって構成されてい
る場合に、筐体の外部より照射された赤外線を光透過手
段を介して筐体の内部に入射し、案内手段により赤外線
受光手段に導くことによって、赤外線を赤外線受光手段
に受光させるようにしている。
【0025】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載のスイッチ装置において、前記表示部
が、文字、図形もしくは記号、またはインジケータを含
むことを特徴としている。
【0026】このように、光透過手段が構成する表示部
は、文字、図形もしくは記号であっても良いし、あるい
はインジケータであっても良い。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。図1は本発明の一実施例としてのスイッチ装
置の構成を示す構成図である。図1において、(a)は
かかるスイッチ装置の正面図であり、(b)は(a)の
A−A方向断面図である。
【0028】本実施例のスイッチ装置では、図1(b)
に示すように、プリント基板14上に、赤外線発光ダイ
オード52が取り付けられている。そして、夜間照明用
ランプ16及び赤外線発光ダイオード52の前方にはラ
イトガイド54が設けられている。なお、その他の構成
は全て図3に示すスイッチ装置と同様である。
【0029】では、このような本実施例のスイッチ装置
を、図3または図5に示したスイッチ装置と同様に、自
動車内のフロントパネルに組み込んで、自動車内のバッ
クパネルに据え付けられたエアピュリファイヤーのモー
タの動作状態を切り換えるためのスイッチ装置として用
いた場合の動作について説明する。
【0030】運転者によって、操作ボタン26のうち、
何れかのボタンが操作されると、プリント基板14上の
スイッチ回路内でその接続が切り替わると共に、その接
続状態に応じた制御信号が発せられる。制御信号が発せ
られると、その制御信号に応じて強度または波長が変化
する赤外線56が赤外線発光ダイオード52より出射さ
れて、図1(b)に示すようにライトガイド54を介し
て英文字30の部分より外部に照射される。
【0031】ここで、英文字30の部分は、図4
(a),(b)に示したような構成となっており、少な
くとも、ポリカーボネート樹脂42,46の部分は可視
光のみならず赤外線も透過するため、赤外線発光ダイオ
ード52から出射された赤外線56は、英文字30に対
応する部分を透過して外部に照射されることになる。
【0032】また、本実施例のスイッチ装置において
は、図3に示すスイッチ装置と同様に、操作ボタン26
のうち、上の2つの何れかのボタンが操作された場合
は、インジケータ表示用発光ダイオード20によってイ
ンジケータ28が光り、ライトコントロールスイッチが
オン状態とされた場合は、夜間照明用ランプ16によっ
て全ての英文字30が光るようになっている。
【0033】このように、本実施例によれば、意匠パネ
ル12に付された英文字30に対応する部分を介して、
赤外線を外部に照射しているので、図5(a)に示した
ような赤外線発光用窓40を設ける必要がなく、そのた
め、意匠パネル12の見栄えが良くなり、スペースも大
きくなることがない。なお、赤外線は人間の目では認識
できないため、夜間照明用ランプ16によって英文字3
0が光っている場合に、その照明効果が、赤外線発光ダ
イオード52から出射された赤外線によって妨げられる
ことはない。
【0034】以上説明したように、本実施例では、意匠
パネル12に付された英文字30の部分を介して赤外線
を外部に照射していたが、その代わりとして、赤外線発
光ダイオード52から出射された赤外線をライトガイド
22に導くようにし、インジケータ28を介して赤外線
を外部に照射するようにしても良い。
【0035】また、本実施例は、意匠パネル12に英文
字を付しているが、英文字に限らず、他の文字,図形あ
るいは記号などを付し、その部分を介して赤外線を外部
に照射するようにしても良い。
【0036】また、操作ボタン26の部分に、文字,図
形もしくは記号などを付したり、またはインジケータ2
8のような表示器を設けて、それら文字,図形もしくは
記号、または表示器を光らせるようにした場合は、それ
ら文字,図形もしくは記号、または表示器の部分を介し
て赤外線を外部に照射するようにしても良い。
【0037】また、本実施例では、赤外線の強度または
波長を変化させている制御信号、すなわち、赤外線に重
畳させて外部に出力したい制御信号は、当該スイッチ装
置に内蔵されたスイッチ回路内の接続状態に応じた制御
信号であるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、当該スイッチ装置とは直接関係の無い目的のために
用いられる制御信号であっても良い。
【0038】また、本実施例では、スイッチ装置を、自
動車内のバックパネルに据え付けられたエアピュリファ
イヤーのモータの動作状態を切り換えるためのスイッチ
装置として用いていたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、他のスイッチ装置、例えば、自動車内のル
ーフパネルに取り付けられたルームランプのオン/オフ
状態を切り換えるためのスイッチ装置として用いても良
い。
【0039】さて、以上、赤外線をスイッチ装置の外部
に出射する実施例について説明したが、次に、スイッチ
装置の外部から照射された赤外線を受光する実施例につ
いて説明する。
【0040】図2は本発明の他の実施例としてのスイッ
チ装置の構成を示す構成図である。すなわち、図2はか
かるスイッチ装置の縦断面図である。
【0041】本実施例のスイッチ装置では、図2に示す
ように、プリント基板14上に、赤外線受光トランジス
タ60が取り付けられている。そして、夜間照明用ラン
プ16及び赤外線発光トランジスタ60の前方にはライ
トガイド54が設けられている。なお、その他の構成は
全て図1に示すスイッチ装置と同様である。
【0042】図2に示すように、スイッチ装置の外部に
あるリモートコントローラ61の赤外線発光ダイオード
62よりスイッチ装置に向かって、制御信号の重畳され
た赤外線56が照射されると、その赤外線56は英文字
30の部分よりスイッチ装置の内部に入射され、ライト
ガイド54を介して赤外線受光トランジスタ60に到達
する。
【0043】赤外線受光トランジスタ60では、到達し
た赤外線56を受光し、その赤外線56に重畳されてい
る制御信号を抽出し、電気信号として出力する。ここ
で、英文字30の部分は、図4(a),(b)に示した
ような構成となっており、少なくとも、ポリカーボネー
ト樹脂42,46の部分は可視光のみならず赤外線も透
過するため、スイッチ装置の外部から照射された赤外線
56は、英文字30に対応する部分を透過してスイッチ
装置の内部に入射されることになる。
【0044】また、本実施例のスイッチ装置において
は、図1に示すスイッチ装置と同様に、操作ボタン26
のうち、上の2つの何れかのボタンが操作された場合
は、インジケータ表示用発光ダイオード20によってイ
ンジケータ28が光り、ライトコントロールスイッチが
オン状態とされた場合は、夜間照明用ランプ16によっ
て全ての英文字30が光るようになっている。
【0045】このように、本実施例によれば、スイッチ
装置の外部より照射された赤外線を、意匠パネル12に
付された英文字30に対応する部分を介して、内部に入
射しているので、赤外線受光用窓を設ける必要がなく、
そのため、意匠パネル12の見栄えが良くなり、スペー
スも大きくなることがない。
【0046】なお、本実施例では、スイッチ装置の外部
にあるリモートコントローラ61から照射された赤外線
を受光していたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、センサや他のスイッチ装置などから照射される赤
外線を受光するようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明では、筐体の正面または操作手段に配された表示部
を構成する光透過手段を介して、赤外線を外部に照射し
ているので、従来のスイッチ装置のように、赤外線発光
用窓を設ける必要がなく、そのため、意匠パネルの見栄
えが良くなり、スペースも大きくなることがない。
【0048】また、請求項2に記載の発明では、スイッ
チ装置の外部から照射された赤外線を、筐体の正面また
は操作手段に配された表示部を構成する光透過手段を介
して、内部に入射しているので、赤外線受光用窓を設け
る必要がなく、そのため、意匠パネルの見栄えが良くな
り、スペースも大きくなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのスイッチ装置の構成
を示す構成図である。
【図2】本発明の他の実施例としてのスイッチ装置の構
成を示す構成図である。
【図3】従来のスイッチ装置の構成を示す構成図であ
る。
【図4】図3(b)におけるC部を拡大して示した拡大
図である。
【図5】従来の他のスイッチ装置の構成を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
10…スイッチボックス 12…意匠パネル 14…プリント基板 16…夜間照明用ランプ 18…ライトガイド 20…インジケータ表示用発光ダイオード 22…ライトガイド 24…端子 26…操作ボタン 28…インジケータ 30…英文字 32…可視光 34…可視光 36…赤外線発光ダイオード 38…ライトガイド 40…赤外線発光用窓 42…ポリカーボネート樹脂板 44…塗装膜 46…ポリカーボネート樹脂 48…ABS樹脂 50…二色成形板 52…赤外線発光ダイオード 54…ライトガイド 56…赤外線 60…赤外線受光トランジスタ 61…リモートコントローラ 62…赤外線発光ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の正面に配された操作手段と、 前記筐体の内部に配され、前記操作手段の操作状態に応
    じて電気的な接続が切り替わるスイッチ手段と、 前記筐体の内部に配され、可視光を出射する可視光出射
    手段と、 前記筐体の正面または前記操作手段に配される表示部を
    構成し、少なくとも可視光及び赤外線を透過する光透過
    手段と、 前記筐体の内部に配され、赤外線を出射すると共に、制
    御信号に応じて前記赤外線の強度または波長を変化させ
    得る赤外線出射手段と、 前記筐体の内部に配され、前記可視光照射手段より可視
    光が出射された際には、該可視光を前記表示部を構成す
    る前記光透過手段に導くことによって、前記可視光を前
    記光透過手段を介して前記筐体の外部へ照射させ、前記
    赤外線出射手段より赤外線が出射された際には、該赤外
    線を前記表示部を構成する前記光透過手段に導くことに
    よって、前記赤外線を光透過手段を介して前記筐体の外
    部へ照射させる案内手段と、 を備えることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 筐体の正面に配された操作手段と、 前記筐体の内部に配され、前記操作手段の操作状態に応
    じて電気的な接続が切り替わるスイッチ手段と、 前記筐体の内部に配され、可視光を出射する可視光出射
    手段と、 前記筐体の正面または前記操作手段に配される表示部を
    構成し、少なくとも可視光及び赤外線を透過する光透過
    手段と、 前記筐体の内部に配され、制御信号の重畳された赤外線
    を受光すると共に、受光した該赤外線より前記制御信号
    を抽出する赤外線受光手段と、 前記筐体の内部に配され、前記可視光照射手段より可視
    光が出射された際には、該可視光を前記表示部を構成す
    る前記光透過手段に導くことによって、前記可視光を前
    記光透過手段を介して前記筐体の外部へ照射させ、前記
    筐体の外部より前記表示部を構成する前記光透過手段に
    赤外線が入射された際には、該赤外線を前記赤外線受光
    手段に導くことによって、前記赤外線を前記赤外線受光
    手段に受光させる案内手段と、 を備えることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のスイッチ装置
    において、前記表示部は、文字、図形もしくは記号、ま
    たはインジケータを含むことを特徴とするスイッチ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522573A (ja) * 2004-02-11 2007-08-09 リュオ、ダヴィド 表示装置、表示方法、及び表示装置を使用するキーボード

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522573A (ja) * 2004-02-11 2007-08-09 リュオ、ダヴィド 表示装置、表示方法、及び表示装置を使用するキーボード
JP4918690B2 (ja) * 2004-02-11 2012-04-18 リュオ、ダヴィド 表示装置、表示方法、及び表示装置を使用するキーボード

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