JPH08161955A - スイッチ操作子の保持構造 - Google Patents

スイッチ操作子の保持構造

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JPH08161955A
JPH08161955A JP30005394A JP30005394A JPH08161955A JP H08161955 A JPH08161955 A JP H08161955A JP 30005394 A JP30005394 A JP 30005394A JP 30005394 A JP30005394 A JP 30005394A JP H08161955 A JPH08161955 A JP H08161955A
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JP
Japan
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switch
switch operator
operation panel
holding
arms
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Application number
JP30005394A
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English (en)
Inventor
Takahiro Fukutani
隆博 福谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造と組付作業の簡素化を図ると共に、部品
管理を緩和する。 【構成】 操作パネル13における挿通孔13aの裏側
開口周縁にスイッチ操作子14を進退自在に保持するア
ーム18,19を一体に設けた。このため、両アーム1
8,19によって挿通孔13a内にスイッチ操作子14
が保持されるから、操作パネル13へのスイッチ操作子
14の組付時に従来必要とした保持板および取付ねじが
不要になる。また、操作パネル13と一体のアーム1
8,19によってスイッチ操作子14を保持したこと
は、分解時に従来のようなスイッチ操作子14の紛失発
生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカセット
レコーダ等のスライドスイッチに使用して好適なスイッ
チ操作子の保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器におけるスライドスイ
ッチは、回路基板上に実装してなるスイッチ本体と、こ
のスイッチ本体に進退自在に設けられ操作パネルの開口
部を挿通する操作レバーと、この操作レバーの先端部に
被冠され操作パネルの表面に露呈するスイッチ操作子と
を備えたものが知られている。
【0003】従来、この種のスライドスイッチにおける
スイッチ操作子を操作パネルに対して保持するには、図
4に示すような保持構造を採用することにより行われ
る。
【0004】同図において、符号1で示すものはパネル
表裏面に開口する挿通孔1aを有する操作パネルで、機
器本体(図示せず)に装着されており、パネル裏面側に
は取付ねじ2が螺合するねじ孔3aを有する支柱3が一
体に設けられている。
【0005】4はスライドスイッチ(図示せず)の操作
レバー(図示せず)が挿通するレバー挿通孔4aを有す
る板金製の保持板で、前記支柱3に一部を前記ねじ孔3
aの開口周縁に対接させ前記取付ねじ2によって固定さ
れている。
【0006】なお、この保持板4には、前記各取付ねじ
2が挿通するねじ挿通孔4bが設けられている。
【0007】5は断面視T字状のスイッチ操作子で、前
記挿通孔1aに挿通する操作部5aおよびこの操作部5
aに連接する基端部5bからなり、前記保持板4と前記
操作パネル1との間に進退自在に介装保持されている。
【0008】このスイッチ操作子5には、前記操作レバ
ー(図示せず)の先端部が臨む凹部5cが設けられてい
る。
【0009】このようなスイッチ操作子の保持構造にお
いて、操作パネル1に対してスイッチ操作子5を組み付
けるには、先ず操作パネル1の挿通孔1aにスイッチ操
作子5の操作部5aをパネル裏側からパネル表側に挿通
させ、次いで支柱3の各ねじ孔3aに取付ねじ2を螺合
して操作パネル1に保持板4を固定し、しかる後スライ
ドスイッチ(図示せず)の操作レバー(図示せず)を保
持板4のレバー挿通孔4aに挿通させてからスイッチ操
作子5の凹部5c内に臨ませ、操作パネル1を機器本体
(図示せず)に装着することにより行う。
【0010】一方、操作パネル1に対して組付状態にあ
るスイッチ操作子5を操作パネル1から組み外すには、
先ず機器本体(図示せず)に対する操作パネル1の装着
状態を解除して機器本体(図示せず)から操作パネル1
を離脱させると共に、スイッチ操作子5および保持板4
をスライドスイッチ(図示せず)の操作レバー(図示せ
ず)から離脱させ、次いで支柱3の各ねじ孔3aに対す
る取付ねじ2の螺合状態を解除して操作パネル1から保
持板4を離脱させ、しかる後操作パネル1からスイッチ
操作子5を離脱させることにより行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスイ
ッチ操作子の保持構造においては、操作パネル1に対す
るスイッチ操作子5の組み付けに保持板4および取付ね
じ2を必要とするものであるため、部品点数および組付
工数が嵩み、構造を複雑にするばかりか、組付作業を煩
雑にするという問題があった。
【0012】また、操作パネル1へのスイッチ操作子5
の組み付けに保持板4および取付ねじ2が必要であるこ
とは、分解時にスイッチ操作子5を紛失することがあ
り、部品管理が厳しくなるという問題もあった。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、構造および組付作業の簡素化を図ることができ
ると共に、部品管理を緩和することができるスイッチ操
作子の保持構造を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスイッチ操
作子の保持構造は、操作パネルにおける挿通孔の裏側開
口周縁にスイッチ操作子を進退自在に保持するアームを
一体に設けたものである。
【0015】
【作用】本発明においては、操作パネルの表裏面に開口
する挿通孔内に操作パネルと一体のアームによってスイ
ッチ操作子が保持される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0017】図1は本発明に係るスイッチ操作子の保持
構造を示す分解斜視図、図2(A)および(B)は同じ
く本発明におけるスイッチ操作子の保持構造の使用例を
示す断面図、図3(A)および(B)は本発明における
スイッチ操作子の保持構造の使用例を分解して示す断面
図である。
【0018】同図において、符号11で示すものは回路
基板としてのプリント基板で、ビデオカセットレコーダ
用の筐体(図示せず)内に収納されている。
【0019】12はスライドボリューム等のスライドス
イッチで、スイッチ本体12aおよび操作レバー12b
からなり、前記プリント基板11の部品搭載面11a上
に実装されている。
【0020】13は合成樹脂製の操作パネルで、前記筐
体(図示せず)の前方開口部に着脱自在に設けられてい
る。
【0021】この操作パネル13には、パネル表裏面に
開口する平面視略長方形状の挿通孔13aが設けられて
いる。
【0022】14は前記スライドスイッチ12の操作レ
バー12bを進退操作するスイッチ操作子で、前記操作
パネル13の挿通孔13a内に進退自在に挿通保持され
ている。
【0023】このスイッチ操作子14は、前記挿通孔1
3aの裏側開口部を覆う基部15aおよびこの基部15
aの両側縁に連接する2つの側部15b,15cを有す
る断面視略コ字状の摺動片15と、この摺動片15の基
部15aに一体に設けられ前記挿通孔13aに挿通する
操作片16とによって構成されている。
【0024】このうち摺動片15の長手方向両側面に
は、前記各側部15b,15cの厚さがパーティングラ
インから先端部に向かって小さくなるような傾斜面15
1,15c1が形成されている。
【0025】一方、操作片16には、その幅方向寸法お
よび厚さ方向寸法がパーティングラインから先端部に向
かって小さくなるような傾斜面16a,16bが形成さ
れている。
【0026】これにより、スイッチ操作子14は、後述
するアームに対する前記摺動片15および前記操作片1
6の接触面積が小さくなり、前記操作パネル13におけ
る円滑な進退動作を可能としている。
【0027】また、このスイッチ操作子14には、前記
スライドスイッチ12の操作レバー12bが臨む凹部1
7が前記摺動片15の基部15aおよび操作片16に跨
って設けられている。
【0028】なお、この凹部17の開口内縁には、前記
操作レバー12bの挿入案内を円滑にするためのガイド
面17aが形成されている。
【0029】18および19は各々が互いに対向する合
成樹脂製のアームで、前記スイッチ操作子14の両側縁
すなわち前記摺動片15の両側部15b,15cを保持
する弾性変形可能な一対の保持片からなり、前記挿通孔
13aにおける裏側開口周縁の各長辺部に一体に設けら
れている。
【0030】これら各アーム18,19の自由端部に
は、前記挿通孔13aの開口部長手方向に沿って延在し
前記スイッチ操作子14における摺動片15の各側部1
5b,15cを案内するガイド面20a,21aを有す
る爪部20,21が一体に設けられている。
【0031】なお、図中符号Xは前記スイッチ操作子1
4の進退方向を示す。
【0032】このようなスイッチ操作子の保持構造にお
いて、操作子パネル13に対するスイッチ操作子14の
組み付けおよび組み外しは次に示すようにして行われ
る。
【0033】〔操作パネルに対するスイッチ操作子の組
み付け〕先ず、両アーム18,19を各爪部20,21
が互いに離間するような方向に弾性変形させて両アーム
18,19間を拡げる。
【0034】次いで、スイッチ操作子14を操作片16
が操作パネル13の挿通孔13aに挿通するように両ア
ーム18,19間に臨ませる。
【0035】しかる後、スイッチ操作子14の凹部17
内に操作レバー12bの一部が臨むように機器本体(図
示せず)に操作パネル13を装着する。
【0036】このようにして、操作パネル13に対して
スイッチ操作子14を組み付けることができる。
【0037】〔操作パネルからのスイッチ操作子の組み
外し〕先ず、機器本体(図示せず)に対する操作パネル
1の装着状態を解除してスイッチ操作子14の凹部17
外にスライドスイッチ12の操作レバー12bを露呈さ
せる。
【0038】次いで、両アーム18,19を各爪部2
0,21が互いに離間するような方向に弾性変形させて
両アーム18,19間を拡げる。
【0039】しかる後、スイッチ操作子14を操作片1
6が操作パネル13の挿通孔13aから離脱するように
両アーム18,19外に露呈させる。
【0040】このようにして、操作パネル13からスイ
ッチ操作子14を組み外すことができる。
【0041】したがって、本実施例においては、操作パ
ネル13の挿通孔13a内に操作パネル13と一体のア
ーム18,19によってスイッチ操作子14が保持され
るから、操作パネル13へのスイッチ操作子14の組付
時に従来必要とした保持板および取付ねじが不要にな
る。
【0042】また、本実施例においては、操作パネル1
3と一体のアーム18,19によってスイッチ操作子1
4を保持したことは、分解時に従来のようなスイッチ操
作子の紛失発生を防止することができる。
【0043】なお、本実施例においては、ビデオカセッ
トレコーダに適用する場合を示したが、本発明はこれに
限定適用されるものではなく、他の電子機器にも実施例
と同様に適用可能である。
【0044】また、本発明におけるアームの形状や個数
は、前述した実施例に特に限定されるものではないこと
は勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作パネルにおける挿通孔の裏側開口周縁にスイッチ操作
子を進退自在に保持するアームを一体に設けたので、ア
ームによって操作パネルの挿通孔内にスイッチ操作子が
保持される。
【0046】したがって、操作パネルへのスイッチ操作
子の組付時に従来必要とした保持板および取付ねじが不
要になるから、部品点数および組付工数を削減すること
ができ、構造および組付作業の簡素化を図ることができ
る。
【0047】また、操作パネルと一体のアームによって
スイッチ操作子を保持したことは、分解時に従来のよう
なスイッチ操作子の紛失発生を防止することができるか
ら、部品管理を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチ操作子の保持構造を示す
分解斜視図。
【図2】(A)および(B)は同じく本発明におけるス
イッチ操作子の保持構造の使用例を示す断面図。
【図3】(A)および(B)は本発明におけるスイッチ
操作子の保持構造の使用例を分解して示す断面図
【図4】従来におけるスイッチ操作子の保持構造を示す
分解斜視図。
【符号の説明】
13…操作パネル 13a…挿通孔 14…スイッチ操作子 15…摺動片 16…操作片 17…凹部 18,19…アーム 20,21…爪部 20a,21a…ガイド面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドスイッチのスイッチレバーを進
    退操作するスイッチ操作子を操作パネルの挿通孔内に挿
    通保持する構造において、前記挿通孔の裏側開口周縁に
    前記スイッチ操作子を進退自在に保持するアームを一体
    に設けたことを特徴とするスイッチ操作子の保持構造。
  2. 【請求項2】 前記アームを弾性変形可能な保持片によ
    って形成したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ
    操作子の保持構造。
  3. 【請求項3】 前記アームを、前記スイッチ操作子の両
    側縁を保持する一対のアームによって構成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のスイッチ操作子
    の保持構造。
  4. 【請求項4】 前記アームには前記スイッチ操作子を案
    内するガイド面を有する爪部が設けられていることを特
    徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の
    スイッチ操作子の保持構造。
JP30005394A 1994-12-05 1994-12-05 スイッチ操作子の保持構造 Pending JPH08161955A (ja)

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JP30005394A JPH08161955A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 スイッチ操作子の保持構造

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JPH08161955A true JPH08161955A (ja) 1996-06-21

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JP30005394A Pending JPH08161955A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 スイッチ操作子の保持構造

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JP (1) JPH08161955A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015099661A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 トヨタ車体株式会社 スライドスイッチの構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015099661A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 トヨタ車体株式会社 スライドスイッチの構造

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