JP4115726B2 - バリアを有するカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、カメラ本体の前面に移動可能に設けられて、撮影レンズのカバーとして機能するバリアを有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カメラには、そのカメラ本体の前面に撮影レンズ、ファインダ、及び各種の測定用窓が配されている。そこで、カメラには、カメラ前面に摺動自在にバリアを配して、このバリアで、撮影レンズ、ファインダ、及び各種の測定用窓を覆い保護し、撮影時にバリアを摺動させて、撮影レンズ、ファインダ、及び各種の測定用窓を露呈するバリアタイプがある。
【0003】
また、最近のカメラにおいては、高級感を持たせるために、カメラ本体の外装を金属材料で形成するように構成したものがある。このような金属材料を用いたカメラにおいては、バリアタイプを形成する場合、カメラ本体の前面に摺動自在に組付けるバリアも、金属材料で形成することが求められる。
【0004】
ところが、上記バリアを有するカメラでは、特に、バリアを金属材料で製作して、その両端に爪部を形成し、その両端の爪部を、弾性を利用してカメラ本体の前面の上下に配されるガイド部に摺動自在に架設するように組付けると、その爪部の金属表面等に亀裂や変形が発生したりする虞を有し、組立て作業が面倒であるという不具合を有する。さらに、カメラ本体へのバリアの脱着作業を、バリアを弾性変形させた状態で行うため、バリアがカメラ本体の前カバーに接触する場合があり、その場合には前カバーに傷などをつけてします虞を有する。
【0005】
また、バリアをカメラ本体の前面に摺動自在に組付けた状態から保守点検等のために分解する場合には、バリアに亀裂、変形等を発生させることなく、カメラ本体より離脱させるのが困難なために、前面カバーとともに、分解しなければならず、その分解作業が非常に煩雑となるという不都合を有する。
【0006】
係る事情は、金属材料製のバリアに限るものでなく、樹脂材料製のバリアにおいても、カメラ本体への着脱作業において、破損等を起こす虞があり、その作業が煩雑であるという不都合を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来のバリアを有するカメラでは、バリアのカメラ本体への着脱時に亀裂、変形を含む損傷が発生する虞を有し、その作業が煩雑であり、バリアの損傷を防止することが困難であるという不都合を有する。
【0008】
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易なバリア着脱作業を実現し得るようにしたバリアを有するカメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、カメラ本体の前面にて、撮影レンズの前面を覆う位置と、該撮影レンズを露呈する位置とに移動可能な金属材料により形成されたバリアを有するカメラにおいて、上記カメラ本体の一端部に設けられ、上記バリアを移動ガイドするための溝である第1のガイド部と、上記カメラ本体の他端部に設けられ、上記バリアを移動ガイドするための溝である第2のガイド部と、上記バリアと一体的に形成され、上記第1のガイド部と係合するための爪である第1の係合部と、上記バリアに設けられた取付孔と、先端部に上記第2のガイド部と係合するための爪部である第2の係合部と、螺旋部とが一体的に形成された係合部材と、螺旋孔を有し、上記係合部材の螺旋部が上記取付孔を通して該螺旋孔とが螺合し上記バリアに固定される固定部材と、を具備し、上記係合部材の上記第2の係合部が、上記第2のガイド部を移動可能に上記バリアに取付られるように構成したものである。
【0010】
上記構成によれば、バリアは、その第1の係合部をカメラ本体の第1のガイド部もしくは第2のガイド部の一方に移動可能に係合させた状態で、係合部材の第2の係合部を、カメラ本体の第1のガイド部もしくは第2のガイド部の他方に移動可能に係合させると共に、該係合部材の螺旋部を固定部材の螺旋孔に螺合させてバリアに固定することにより、該係合部材がカメラ本体に移動可能に組付けられる。そして、バリアをカメラ本体から離脱させる場合には、係合部材の螺旋部を固定部材の螺旋孔より外してバリアから離脱することにより、上記組付け手順と略逆の手順で行われる。これにより、バリアに対して亀裂や破損の原因となる無理な力を付与することなく、カメラ本体への着脱が可能となり、簡便にして容易なバリア着脱作業が可能となる。
【0011】
また、この発明は、カメラ本体の前面にて、撮影レンズの前面を覆う位置と、該撮影レンズを露呈する位置とに移動可能な金属材料により形成されたバリアを有するカメラにおいて、上記カメラ本体の一端部に設けられ、上記バリアを移動ガイドするための溝である第1のガイド部と、上記カメラ本体の他端部に設けられ、上記バリアを移動ガイドするための溝である第2のガイド部と、上記バリアと一体的に形成され、上記第1のガイド部と係合するための爪部である第1の係合部と、先端部に上記第2のガイド部と係合するための爪部である第2の係合部と、上記バリアに固定するための螺旋部とが一体的に形成された係合部材と、上記バリアに設けられ、上記係合部材の螺旋部が螺合する螺旋孔と、を具備し、上記係合部材の上記第2の係合部が、上記第2のガイド部を移動可能に上記バリアに取付られるように構成したものである。
【0012】
上記構成によれば、バリアは、その第1の係合部をカメラ本体の第1のガイド部もしくは第2のガイド部の一方に移動可能に係合させた状態で、係合部材の第2の係合部を、カメラ本体の第1のガイド部もしくは第2のガイド部の他方に移動可能に係合させると共に、該係合部材の螺旋部をバリアの螺旋孔に螺合させてバリアに固定することにより、該係合部材がカメラ本体に移動可能に組付けられる。そして、バリアをカメラ本体から離脱させる場合には、係合部材の螺旋部を螺旋孔より外してバリアから離脱することにより、上記組付け手順と略逆の手順で行われる。これにより、バリアに対して亀裂や破損の原因となる無理な力を付与することなく、カメラ本体への着脱が可能となり、簡便にして容易なバリア着脱作業が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
図1及び図2は、この発明の一実施の形態に係るバリアを有するカメラの外観構成を示すもので、図1はカメラ前面を示し、図2は、カメラ下面を示す。
【0017】
即ち、カメラ前面の前カバー10には、鏡枠ユニット11が前飾り12を介在して配されると共に、ストロボ窓13が図示しないストロボユニットの前面を覆うように配される。この前飾り12は、前カバー10に対して接着剤を用いて接着されて取付けられる。
【0018】
そして、前カバー10の前面には、上記鏡枠ユニット11を覆うようにバリア14が矢印A、B方向に摺動自在に組付けられる。このバリア14は、アルミニウム、ステンレス、マグネシューム、チタン等の金属材料で、例えばプレス加工技術等により成型される。このバリア14には、図3に示すように例えば2個の嵌合孔141が所定の間隔に設けられ、この嵌合孔141に対して樹脂材料製のバリアモールド15に設けられる嵌合突部151が嵌合されて一体的に取付けられる。このバリアモールド15は、バリア14の開閉操作時のクリック感を与える機能や前カバー10に配される電源スイッチ等の各種スイッチ類のオンオフ切換部等が設けられる。
【0019】
上記前カバー10は、例えば上記バリア14と同様の金属材料で形成され、その内壁に樹脂材料で形成した前モールド16が、所定の位置に接着されて取付られる。前カバー10及び前モールド16には、その前面側上部に第1のガイド部である挿通孔101及び上バリアガイド溝部161が矢印A、B方向(移動方向)に所定の長さにわたって設けられる。そして、前モールド16の下面には、第2のガイド部である下バリアガイド溝部162が上記上バリアガイド溝部161と略平行に設けられる。
【0020】
そして、上記バリア14には、図4に示すように前カバー10の前面に対応して湾曲状に形成され、その一端部に第1の係合部である鋭角に折曲した案内爪部142が形成される。この案内爪部142には、移動方向に対して直交する方向に突出された複数、例えば2個の案内凸部143が移動方向に所定の間隔を有して形成され、この案内凸部143が上記前カバー10の挿通孔101に挿通されて前モールド16の上バリアガイド溝部161に移動自在に係合される。
【0021】
また、バリア14の他端部には、バリア板取付部144が一体的に設けられる。このバリア板取付部144には、その内壁に複数、例えば2個の位置決め突部145が移動方向に所定の間隔を有して設けられ、この2個の位置決め突部145に並設して2個の取付孔146が設けられる。
【0022】
このバリア板取付部144は、固定部材を構成するバリア板17を介して上記前モールド16の下バリアガイド溝部162に対向配置される。このバリア板17には、2個の位置決め孔171及び螺旋孔172が上記バリア14の位置決め突部145及び取付孔146に対応して設けられ、その位置決め孔171にバリア板取付部144の位置決め突部145が挿入されて該バリア板取付部144の内壁に位置決めされて組付けられる。ここで、バリア板17の螺旋孔172には、バリア14のバリア板取付部144の取付孔146が対向される。
【0023】
このようにバリア14のバリア板取付部144に組付けられたバリア板17は、バリア14の案内爪部142が上記前モールド16の上バリアガイド溝部161に移動自在に係合された状態で、その螺旋孔172が前モールド16の下バリアガイド溝部162に対向される。そして、バリア板17には、その2個の螺旋孔172に対して係合部材であるバリア案内爪部材18がバリア14のバリア板取付部144に設けられた取付孔145を通して螺着され、この状態で、バリア案内爪部材18は、バリア14と一体的に移動可能となる。なお、バリア案内爪部18は、バリア板17の螺子孔172に螺合することにより、その位置決めが成される。
【0024】
即ち、上記バリア案内爪部材18には、その先端部に上記前モールド16の下バリアガイド溝部162に移動自在に収容されるバリア爪部181が設けられ、その中間部に上記バリア板17の螺旋孔172に螺合される螺旋部182が設けられる。また、バリア案内爪部材18の基端には、例えば図示しないドライバーが挿着される嵌合凹183が設けられる。
【0025】
これにより、バリア案内爪部材18は、そのバリア爪部181をバリア板17の螺旋孔172に挿通させて、前モールド16の下バリアガイド溝部162に挿入した状態で、その嵌合凹183に上記ドライバー(図示せず)を挿入して回転させると、その螺旋部182がバリア板17の螺旋孔172に螺合されて取付けられる。ここで、バリア14は、その下面側がバリア案内爪部材18のバリア爪部181により、前モールド16の下バリアガイド溝部162に沿って矢印A、B方向に移動可能に案内される。
【0026】
また、上記前モールド16には、その後方に合体用嵌合溝163が設けられ、この嵌合溝163には、カメラの後側を覆う外装部材である後カバー19の嵌合部191が分割可能に嵌合されて組付けられる。この後カバー19は、前カバー10及び前モールド16と共同してカメラ本体を構成する。
【0027】
上記構成において、バリア14を前面カバー10の前面に組付ける場合には、先ず、バリア板取付部144の内壁側にバリア板17を重ねて、その位置決め突部145をバリア板17の位置決め孔171に挿入する。ここで、バリア板17は、その螺旋孔172が、バリア14のバリア板取付部144の取付孔146に対向された位置決め状態に組付けられる。
【0028】
この状態で、バリア14は、その一端部の案内爪部142が前カバー10の挿通孔101に挿通されて前モールド16の上バリアガイド溝部161に挿入される。そして、案内爪部142に設けられた案内凸部143が上バリアガイド溝部161の溝側壁に摺動可能に当接する。ここで、バリア14は、その他端部のバリア板取付部144の取付孔146が、バリア板17の螺旋孔172を介して前モールド16の下バリアガイド溝部162に対向される。
【0029】
次に、バリア14のバリア板取付部144の外側より、バリア案内爪部材18のバリア爪部181が挿入され、該バリア案内爪部材18の螺旋部182がバリア板17の螺旋孔172に螺合されて締着される。これにより、バリア案内爪部材18は、そのバリア爪部181が前モールド16の下バリアガイド溝部162に移動自在に係合される(図3参照)。
【0030】
ここで、バリア14は、その一端部の案内爪部142の案内凸部143が前モールド16の上バリアガイド溝部161に移動自在に係合されて、その他端部のバリア板取付部144がバリア案内爪部材18を介して前モールドの下バリアガイド溝部162に移動自在に組付けられて前カバー10の前面に矢印A、B方向に移動操作可能に配される。これにより、バリア14は、矢印A方向に移動付勢されると、その案内凸部143が前モールド16の上バリアガイド溝部162に案内され、そのバリア板取付部144に取付けられるバリア案内爪部材18のバリア爪部181が、前モールド16の下バリアガイド溝部162に案内されて、鏡筒ユニット11を覆う閉塞位置に移動される。
【0031】
そして、バリア14は、上記閉塞位置から矢印B方向に移動付勢されると、その案内凸部143が前モールド16の上バリアガイド溝部161に案内され、そのバリア板取付部144に取付けられるバリア案内爪部材18のバリア爪部181が前モールド16の下バリアガイド溝部162に案内されて、鏡筒ユニット11を撮影可能に露呈する露呈位置に移動される。
【0032】
また、上記前カバー10の前面に移動自在に組付けたバリア14を、例えば保守点検等のために取り外す場合には、先ずバリア案内爪部材18の螺旋部182とバリア板17の螺旋孔172との螺合を緩めて、該バリア案内爪部材18をバリア14のバリア板取付部144より離脱させる。次に、バリア14は、その他端部を前面方向に持ち上げて、一端部の案内凸部143を、前モールド16の上バリアガイド溝部161及び前カバー10の挿通孔101から離脱させることで、前面カバー10の前面からの取り外しが完了される。
【0033】
このように、上記カメラは、一端部に案内爪部142が一体的に設けられたバリア14を、その案内爪部142を、前カバー10の挿通孔101に挿通させて前モールド16の上バリアガイド溝部162に移動自在に係合させた状態で、その他端部にバリア爪部181を有したバリア案内爪部材18を、取付けることにより、そのバリア爪部181を前モールド16の下バリアガイド溝部162に移動自在に係合させて、前カバー10の前面に移動自在に組付けるように構成した。
【0034】
これによれば、バリア14を前カバー10の前面から離脱させる場合にも、バリア案内爪部材18をバリア14の他端部から離脱させることで、取り外すことが可能となることにより、その着脱時に、亀裂や破損の原因となる無理な力を付与することなく作業することができるため、簡便にして容易なバリア着脱作業が実現される。
【0035】
なお、上記実施の形態では、バリア案内爪部材18をバリア板17を用いてバリア14のバリア板取付部144に取付けるように構成した場合で説明したが、これに限ることなく、その他、バリア案内爪部材18をバリア14に対して直接的に着脱可能に取付けるように構成することも可能である。
【0036】
また、上記実施の形態では、バリア14の上部である一端部に案内爪部142を一体的に形成し、バリア14の下部である他端部にバリア案内爪部材18を着脱自在に配するように構成した場合で説明したが、これに限ることなく、例えばバリア14の上部である一端部にバリア案内爪部材18を着脱自在に配し、バリア14の下部である他端部に案内爪部142を一体的に配するように構成することも可能である。
【0037】
さらに、上記実施の形態では、バリア14を金属材料で形成して、その内部にバリアモールド15を配するように構成したバリア構造に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、金属材料製のみや、樹脂材料製のバリアにおいても適用可能である。
【0038】
よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
【0039】
例えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易なバリア着脱作業を実現し得るようにしたバリアを有するカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るバリアを有するカメラの前面を示した平面図である。
【図2】図1のバリアを有するカメラの下面を示した平面図である。
【図3】図1のバリアを取出して示した分解斜視図である。
【図4】図1の要部を上下方向に断面して示した断面図である。
【符号の説明】
10 … 前カバー
101 … 挿通孔
11 … 鏡枠ユニット
12 … 前飾り
13 … ストロボ窓
14 … バリア
141 … 嵌合孔
142 … 案内爪部
143 … 案内凸部
144 … バリア板取付部
145 … 位置決め突部
146 … 取付孔
15 … バリアモールド
151 … 嵌合突部
16 … 前モールド
161 … 上バリアガイド溝部
162 … 下バリアガイド溝部
163 … 嵌合溝
17 … バリア板
171 … 位置決め孔
172 … 螺旋孔
18 … バリア案内爪部材
181 … バリア爪部
182 … 螺旋部
183 … 嵌合凹
19 … 後カバー
191 … 嵌合部
Claims (2)
- カメラ本体の前面にて、撮影レンズの前面を覆う位置と、該撮影レンズを露呈する位置とに移動可能な金属材料により形成されたバリアを有するカメラにおいて、
上記カメラ本体の一端部に設けられ、上記バリアを移動ガイドするための溝である第1のガイド部と、
上記カメラ本体の他端部に設けられ、上記バリアを移動ガイドするための溝である第2のガイド部と、
上記バリアと一体的に形成され、上記第1のガイド部と係合するための爪である第1の係合部と、
上記バリアに設けられた取付孔と、
先端部に上記第2のガイド部と係合するための爪部である第2の係合部と、螺旋部とが一体的に形成された係合部材と、
螺旋孔を有し、上記係合部材の螺旋部が上記取付孔を通して該螺旋孔とが螺合し上記バリアに固定される固定部材と、
を具備し、上記係合部材の上記第2の係合部が、上記第2のガイド部を移動可能に上記バリアに取付られることを特徴とする金属材料により形成されたバリアを有するカメラ。 - カメラ本体の前面にて、撮影レンズの前面を覆う位置と、該撮影レンズを露呈する位置とに移動可能な金属材料により形成されたバリアを有するカメラにおいて、
上記カメラ本体の一端部に設けられ、上記バリアを移動ガイドするための溝である第1のガイド部と、
上記カメラ本体の他端部に設けられ、上記バリアを移動ガイドするための溝である第2のガイド部と、
上記バリアと一体的に形成され、上記第1のガイド部と係合するための爪部である第1の係合部と、
先端部に上記第2のガイド部と係合するための爪部である第2の係合部と、上記バリアに固定するための螺旋部とが一体的に形成された係合部材と、
上記バリアに設けられ、上記係合部材の螺旋部が螺合する螺旋孔と、
を具備し、上記係合部材の上記第2の係合部が、上記第2のガイド部を移動可能に上記バリアに取付られることを特徴とする金属材料により形成されたバリアを有するカメラ。
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