JP2007256515A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】介在物なくカメラ本体のフロントパネルにレンズユニットが直接固定されることでレンズユニットの位置精度を高める。
【解決手段】カメラ11において、レンズユニット15の撮影レンズ25が露呈する開口部23の縁を切り出してカメラ背面側へ折り曲げることで形成された爪18をフロントパネル13に備え、このフロントパネル13の背面に面した挿入口を持ち、爪18に合致する形状をもつ挿入孔19をレンズユニット15に備え、この挿入孔19に爪18を挿入することでカメラ11を組立てる。また、爪18による開口部23の縁の折り曲げ部は化粧板12で覆い隠す。
【選択図】図1
【解決手段】カメラ11において、レンズユニット15の撮影レンズ25が露呈する開口部23の縁を切り出してカメラ背面側へ折り曲げることで形成された爪18をフロントパネル13に備え、このフロントパネル13の背面に面した挿入口を持ち、爪18に合致する形状をもつ挿入孔19をレンズユニット15に備え、この挿入孔19に爪18を挿入することでカメラ11を組立てる。また、爪18による開口部23の縁の折り曲げ部は化粧板12で覆い隠す。
【選択図】図1
Description
本発明は、レンズユニットの位置決め精度を向上した構造を備えるカメラに関する。
カメラ本体に対してレンズユニットの位置決めは高い精度が要求される。従来のカメラについて、図11に簡略化した分解図を示して説明する。カメラ1は、前面側の外装カバーである金属薄板製のフロントパネル3と撮影レンズやレンズ鏡筒が組み込まれたレンズユニット5と電気部品等を搭載した基板6と背面側の外装カバーであるリアパネル7から構成されている。フロントパネル3とレンズユニット5の間に金属フレーム4等の数点の部品を介して組立てられ、金属フレーム4に設けられた位置決めピン8をレンズユニット5の前面に設けられた挿入孔9に挿入することでレンズユニット5の位置を金属フレーム4に固定して、レンズユニット6の背面側から基板6とリアパネル7で挟み込んで組立てていた。しかし、この方式では各部品の位置のずれが累積することにより、フロントパネル3に対するレンズユニット5の位置決め精度に悪影響を与える場合があった。
カメラの組立工程における部品の位置精度の改善の例としては以下のようなものがある。特許文献1では、配線基板にCCDを実装するとともに、該CCDに対しその主体を包容する吸熱ケースを配置し、さらに前記吸熱ケースと外装パネルを熱伝導可能となるように一体化することで組立工程を簡素化し、さらにレンズ焦点に対するCCDの位置精度を高めている。
特開2003−348394号公報
カメラの組立工程において、フロントパネルに対するレンズユニットの位置決めの精度が悪い場合に、レンズユニット位置の再調整等が必要となり組立コストが高くなっていた。
本発明は、金属フレーム等を不要とし、介在物なくカメラ本体のフロントパネルにレンズユニットが直接固定されることで位置精度を高めることを目的とする。
撮影レンズが組み込まれたレンズユニットと、撮影レンズを露呈させる開口が形成された金属薄板製の外装カバーとを備えるカメラにおいて、開口の縁から背面側に突出するように外装カバーに一体に折り曲げて形成された舌片状の複数の突起と、レンズユニットに形成されており、前面側から突起が各々挿入される複数の挿入孔と、外装カバーの前面側から固定され、開口の縁及び複数の突起の折り曲げ部を覆う化粧板とを備える。
上記挿入孔の内壁に、前記突起の挿入方向に伸び、挿入される突起をその厚みの方向で挟圧する複数本のリブを形成する。
撮影レンズが組み込まれたレンズユニットと、撮影レンズを露呈させる開口が形成された金属薄板製の外装カバーとを備えるカメラにおいて、開口の縁に沿い、背面側に突出するように外装カバーに固着された複数の位置決めピンと、レンズユニットに形成されており、前面側から位置決めピンが各々挿入される複数の挿入孔と、外装カバーの前面側から固定され、開口の縁及び位置決めピンの固定痕を覆う化粧板とを備える。
フロントパネルに対してレンズユニットの位置を直接位置決めすることで、組立工程におけるレンズユニットの位置精度が向上する。また、これにより組立てコストが削減される。さらに、美的欠陥を伴う部分を覆う化粧板を外装カバーの前面に備えることでカメラの美観を維持することができる。
また、外装パネルに形成した突起をレンズユニットに挿入孔に挿入する場合に、その挿入孔の内部に複数のリブを設けることで、外装カバーに厚みにばらつきがあっても、それを吸収することができるので、調整等の肯定が不要となりコスト面で有利となる。
図1に本発明におけるカメラ11の簡略化した分解図を示す。カメラ11は、平面リング状の化粧板12と、カメラ本体の前面側外装カバーとなる金属薄板製のフロントパネル13と、撮影レンズ25が組み込まれたレンズユニット15と、電気部品等を実装した基板16と、カメラ本体の背面側外装カバーとなる金属薄板製のリアパネル17から構成される。
レンズユニット15には、撮影レンズ25と、この撮影レンズ25を保持するレンズ保持枠26とを有しており、さらに内部にレンズ鏡筒が格納されている。撮影レンズ25とレンズ保持枠26は、フロントパネル13に形成された円状の開口部23より外部へ露呈し、撮影時にレンズユニット15の内部に格納されていたレンズ鏡筒が、この開口部23よりカメラ前方へ自動的に張り出すようになっている。
レンズユニット15の前面には、フロントパネル13との位置決め用の挿入孔19が、挿入口をフロントパネル13の背面に向けて2箇所設けられており、円状のレンズ保持枠26の円周上で互いに直角となるように配置されている。
この挿入孔19の形状に合致する位置決め用の突起として、フロントパネル13の開口部23に2箇所の爪18が設けられている。爪18は、円状の開口部23の円周上で互いに直角となる位置において縁を切り出し、切り出した部分をカメラ11の背面側へ突出するように折り曲げることで舌片状に形成される。ここで、開口部23を切り出した跡にできた折り曲げ部が4箇所あるのは加工の都合による。ただし、対応する挿入孔19のない爪は削除する。
この爪18を対応する各々の挿入孔19にカメラ前面から挿入することによりフロントパネル13に対するレンズユニット15の位置が一定となる。なお、挿入孔19と爪18の位置や形状については、カメラ11の組立て時にフロントパネル13とレンズユニット15の位置が一定なるのであれば、上述した内容に制限されるものではない。
図2はレンズユニット15を表しており、ここでさらにA部を拡大して図3に示す。図3に示すように、挿入孔19の内部には挿入された爪18を、その厚み方向で挟圧する潰しリブ21を孔の上下面に設ける。ここで、上面の潰しリブは図示していない。これにより、フロントパネル13の厚みのばらつきが吸収できる。
次に、フロントパネル13にレンズユニット15を装着した場合の正面図を図4に、図4に示す断面Xにおける側面図を図5に示す。対応する位置にあるレンズユニット15の挿入孔19に、フロントパネル13の爪18をそれぞれ挿入することでレンズユニット15の位置がカメラ本体のフロントパネル13に対して一定となるため、レンズユニット15の位置精度が向上する。
また、図4において爪を切り出した痕が、開口部23の折り曲げ部24として残ってしまい、カメラ11の外観に悪影響を及ぼし美観を損なっている。そこで、図6に示すように、折り曲げ部24を覆うように開口部23の外環に化粧板12を装着すれば美観を損なわない。
ところで、図7に示すようにカメラ本体のフロントパネル自体に位置決めピンを設ける方法もある。ここで、カメラ31は、前述した図1の実施形態と同様に、化粧板32と、フロントパネル33と、レンズユニット15と、基板36と、リアパネル37とから構成される。
この実施形態では、前述の爪18に代わって、フロントパネル33に固定した2本の位置決めピン38を用いる。位置決めピン38は、図8のようにピン先41をカメラ背面側に向けて、予めフロントパネル33に開けられた挿通孔44にピンヘッド43を挿入し、その後、図9のようにピンヘッド43をプレス等の方法で押し潰し、フロントパネル33をストッパ42との間で挟むことで、フロントパネル33に固定される。ここで、押し潰したピンヘッド43が固定痕40となる。
一方、レンズユニット35には、フロントパネル33の背面に挿入口を向け、ピン38と形状の一致する挿入孔39が2つ設けてある。カメラ31の組立工程において、この挿入孔39に対応する位置にあるピン38を前面側から挿入することで、前述した爪18を用いた場合と同様に、フロントパネル33に対するレンズユニット35の位置精度が向上する。なお、ピン38の個数と位置は本実施形態に制限されるものではない。
また、図10に示すように、フロントパネル33には前述した固定痕40が残ってしまい、カメラ31の外観に悪影響を及ぼし美観を損なっている。そこで、図6と同様にして、固定痕40を覆うように化粧板32をフロントパネル33に装着すれば美観を損なわない。
1,11,31 カメラ
12,32 化粧板
3,13,33 フロントパネル
4 金属フレーム
5,15,35 レンズユニット
6,16,36 基板
7,17,37 リアパネル
8,38 位置決めピン
9,19,39 挿入孔
18 爪
21 潰しリブ
23 開口部
24 折り曲げ部
25 撮影レンズ
26 レンズ保持枠
40 固定痕
41 ピン先
42 ストッパ
43 ピンヘッド
12,32 化粧板
3,13,33 フロントパネル
4 金属フレーム
5,15,35 レンズユニット
6,16,36 基板
7,17,37 リアパネル
8,38 位置決めピン
9,19,39 挿入孔
18 爪
21 潰しリブ
23 開口部
24 折り曲げ部
25 撮影レンズ
26 レンズ保持枠
40 固定痕
41 ピン先
42 ストッパ
43 ピンヘッド
Claims (3)
- 撮影レンズが組み込まれたレンズユニットと、前記撮影レンズを露呈させる開口が形成された金属薄板製の外装カバーとを備えるカメラにおいて、
前記開口の縁から背面側に突出するように前記外装カバーに一体に折り曲げて形成された舌片状の複数の突起と、
前記レンズユニットに形成されており、前面側から前記突起が各々挿入される複数の挿入孔と、
前記外装カバーの前面側から固定され、前記開口の縁及び前記複数の突起の折り曲げ部を覆う化粧板とを備えることを特徴とするカメラ。 - 前記挿入孔の内壁に、前記突起の挿入方向に伸び、挿入される突起をその厚みの方向で挟圧する複数本のリブを形成したことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
- 撮影レンズが組み込まれたレンズユニットと、前記撮影レンズを露呈させる開口が形成された金属薄板製の外装カバーとを備えるカメラにおいて、
前記開口の縁に沿い、背面側に突出するように前記外装カバーに固着された複数の位置決めピンと、
前記レンズユニットに形成されており、前面側から前記位置決めピンが各々挿入される複数の挿入孔と、
前記外装カバーの前面側から固定され、前記開口の縁及び前記位置決めピンの固定痕を覆う化粧板とを備えることを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006079495A JP2007256515A (ja) | 2006-03-22 | 2006-03-22 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006079495A JP2007256515A (ja) | 2006-03-22 | 2006-03-22 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007256515A true JP2007256515A (ja) | 2007-10-04 |
Family
ID=38630832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006079495A Pending JP2007256515A (ja) | 2006-03-22 | 2006-03-22 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007256515A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011244100A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 超音波センサ |
-
2006
- 2006-03-22 JP JP2006079495A patent/JP2007256515A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011244100A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 超音波センサ |
US8813569B2 (en) | 2010-05-14 | 2014-08-26 | Panasonic Corporation | Ultrasonic sensor |
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