JPH08161646A - イメージ処理装置 - Google Patents

イメージ処理装置

Info

Publication number
JPH08161646A
JPH08161646A JP6323735A JP32373594A JPH08161646A JP H08161646 A JPH08161646 A JP H08161646A JP 6323735 A JP6323735 A JP 6323735A JP 32373594 A JP32373594 A JP 32373594A JP H08161646 A JPH08161646 A JP H08161646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
image
message
data
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6323735A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ikeda
亨 池田
Katsumi Maeda
克己 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP6323735A priority Critical patent/JPH08161646A/ja
Publication of JPH08161646A publication Critical patent/JPH08161646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Discrimination (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ECRなどのユーザーが、サービスメッセー
ジをレシート用紙に印刷することを可能としてレシート
用紙の有効利用を図り、しかも、印刷するサービスメッ
セージ中には、ユーザーのオリジナルな文字メッセージ
を、洗練された字体で、しかも、簡易な手段で入力する
ことが出来るイメージ処理装置を提供することを目的と
する。 【構成】 イメージスキャナ8は、図形メッセージと手
書きの文字メッセージとからなるサービスメッセージを
読み取る。ROM3には、読み取った文字メッセージを
判別する文字判別プログラムと、この判別した文字を所
定書体に変換するための文字データが格納されている。
また、変換後の文字に所定の拡大、縮小、センタリング
をして図形メッセージの所定領域にはめ込んで印刷する
ための印字領域データも格納されている。RAM4に
は、前記拡大、縮小、センタリング後の文字メッセージ
を、前記図形メッセージにはめ込んだ合成画像を格納す
るメモリエリアが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イメージを読み込ん
で所定の処理をするイメージ処理装置に関し、特に、E
CR(電子式キャッシュレジスタ)、POSシステム
(Point OfScales System)端末などにおいて、ユーザ
ーが読み込んだイメージに所定の処理を施して記憶し、
レシート発行時にレシート用紙上に他のデータとともに
印刷することを可能とするイメージ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ECRおよびPOS端末装置は、入力さ
れた売上データを出力し、その売上データを累計(登
録)し、登録された売上金額や売上個数、売上回数等を
出力する点検、精算を行う装置であり、また、百貨店、
スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの売り
場に設置し、商品管理、顧客管理、売上管理等に利用す
るデータを即時に収集する端末装置である。
【0003】これらの装置は、登録した商品の売上金額
や数量、値引き額等をレシート用紙に印字すると共に、
同様の登録内容をジャーナル用紙にも印字して営業管理
に利用するため、レシート用紙及びジャーナル用紙に印
字する印字装置を内蔵しており、その印字装置として
は、例えば、マトリクス状の発熱素子をライン状に配列
したラインヘッドを備えたサーマルプリンタが多く利用
されており、取引単位で入力される商品の売上金額や数
量、値引き額等の印字データに基づいてレシート用紙及
びジャーナル用紙の印字対象領域に対して印字が実行さ
れている。
【0004】レシート用紙には、上記取引単位で入力さ
れる商品の売上金額や数量、値引き額等の印字データ以
外に、その店のデザインマークやサービスメッセージを
印字させる場合や、レシート用紙として、店のデザイン
マーク等が予め背景に印刷されたものが利用される場合
があり、販売促進や店のピーアール等に寄与している。
【0005】また、入力操作した、PLUナンバーなど
の分類データ、商品の単価、数量などの明細データはP
LUファイルに格納するが、このPLUファイルは、商
品名などのキャラクタデータを格納しており、明細デー
タの表示出力、印字出力は、このキャラクタデータを用
いている。PLUファイルへの明細データの格納は、文
字や数字をタッチキーボードで入力したり、商品につけ
られているバーコードをバーコードリーダで読み取るこ
とにより行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のECRやPOSシステム端末等に内蔵される
サーマルプリンタによって、レシート用紙に印刷される
明細データ以外のサービスメッセージなどにあっては、
印刷する字体やメッセージ内容が画一的であったため、
店及び顧客にとってサービス面でレシート用紙が有効に
利用されているとは言い難かった。また、レシート用紙
に特別のものを利用すると、経費のコストアップを招く
という問題点もあった。
【0007】そこで、ECR装置にイメージスキャナな
どを接続し、予め用意した、例えば、サービス内容をレ
タリング文字でデザインしたポップ原紙等をイメージス
キャナなどで読み取ってレシート用紙上に印刷可能な画
像を形成する機能を付加すれば、レシート用紙の有効利
用を図ることも可能となる。
【0008】但し、この手段によっても、単にポップ原
紙等をイメージスキャナなどで読み取ってレシート用紙
に印刷するのでは、ポップ原紙等を多種類用意しても、
各ユーザーのオリジナリティを十分出すことが出来な
い。
【0009】そこで、デザイン図形が描かれたポップ原
紙等に、ユーザーがオリジナルな文字情報を手書きし、
イメージスキャナなどで読み取るようにすれば、各ユー
ザーのオリジナルな文字メッセージをデザイン図形にの
せて提供することが可能となる。
【0010】しかし、何れのユーザーであっても、字の
うまい人材や、レタリング文字などの描ける人材を要し
ているというわけではないので、洗練された文字情報を
如何なるユーザーであっても簡易に提供できるとは限ら
ない。
【0011】この発明の目的の一つは、ECRなどのユ
ーザーが、サービスメッセージをレシート用紙に印刷す
ることを可能として、レシート用紙の有効利用を図るこ
とができ、しかも、印刷するサービスメッセージ中に
は、ユーザーのオリジナルな文字メッセージを、洗練さ
れた字体で、しかも、簡易な手段により入力することが
できるイメージ処理装置を提供することにある。また、
ECRなどのユーザーが、商品名などの入力をタッチキ
ーボード入力で行う場合は、PLUの入力数が多いと、
その入力に多くの手間がかかってしまう。
【0012】さらに、バーコード入力による場合は、バ
ーコードのない商品については、やはり、タッチキーボ
ード入力をする必要があり、バーコードがついていて
も、バーコドリーダでバーコードを読めない場合もあ
り、この場合もタッチキーボードから入力をせざるを得
ず、やはり多くの手間がかかってしまう。
【0013】この発明は、ECRなどのユーザーが商品
名などの文字入力を容易に行うことができるイメージ処
理装置を提供することをもう一つの目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、図形と手書き文字とからな
るイメージを読み取る読取手段と、この読み取ったイメ
ージ中の前記手書き文字を判別し、この判別した文字を
指定書体に変換する文字変換手段と、前記読み取りイメ
ージ中の図形と前記指定書体への変換後の文字とを合成
する合成手段と、この合成後のイメージ情報を記憶する
記憶手段とを備えているイメージ処理装置とした。
【0015】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のイメージ処理装置において、前記合成手段は、前記
変換後の文字の前記合成イメージ中でのはめ込み領域が
予め設定され、このはめ込み領域に前記変換後の文字を
はめ込んで前記合成を行うとした。
【0016】請求項3記載の発明は、キャラクタのイメ
ージを読み取る読取手段と、この読み取ったキャラクタ
のイメージを記憶するキャラクタ記憶手段と、前記キャ
ラクタに対応した分類データを入力する入力手段と、こ
の入力した分類データを、記憶された前記キャラクタと
対応づけて記憶する分類データ記憶手段と、前記キャラ
クタ記憶手段および分類データ記憶手段に記憶されてい
る前記キャラクタイメージおよび前記分類データとを関
連づけてレシート用紙に印刷する印刷手段とを備えてい
るイメージ処理装置とした。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明によれば、デザイン図形が
描かれたポップ原紙等に手書き文字で文字メッセージを
記入して、この図形と手書き文字とからなるイメージを
読取手段で読み取れば、手書き文字は花文字などの所定
の指定書体に変換され、この変換後の文字と図形は合成
されて記憶され、レシート用紙の所定領域に印刷できる
から、ECRなどのユーザーが、サービスメッセージを
レシート用紙に印刷することを可能として、レシート用
紙の有効利用を図ることができる。
【0018】また、印刷するサービスメッセージ中に
は、手書きによりユーザーのオリジナルな文字メッセー
ジを入れることができる。そのうえ、手書きした文字を
花文字などの洗練された書体で印刷することができる。
【0019】さらに、文字メッセージは、ポップ原紙等
に手書きするだけで入力でき、図形と文字とを別々に入
力する必要もなく、手書き文字を書いたポップ原紙等を
読取手段で同時的に読み取って入力できるので、サービ
スメッセージ中には、ユーザーのオリジナルな文字メッ
セージを簡易な手段により入れることができる。
【0020】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の作用、効果を奏するほか、所定の字体
に変換後の文字のはめ込まれる領域が予め定まっている
ので、ユーザーは文字メッセージのはめ込み箇所の指定
などを行う必要はなく、文字メッセージを入れることが
更に簡易となる。
【0021】請求項3記載の発明によれば、商品名など
のキャラクタのイメージをブックレット、一覧表などか
ら読み取り、当該商品と対応するPLUナンバーなどの
分類データをタッチキーボードなどの入力手段で入力
し、両者を対応づけて記憶し、レシート用紙に印刷する
ことができるから、商品名などのキャラクタについて
は、タッチキーボード入力が全く不要になり、ECRな
どのユーザーが商品名などの文字入力を容易に行うこと
ができる。
【0022】
【実施例】
[第1実施例]以下、図1〜4を参照して、この発明の
第1実施例を説明する。この実施例は、この発明のイメ
ージ処理装置を電子キャッシュレジスタに適用した場合
の一実施例である。まず、構成を説明する。図1は、E
CR1の全体構成を示す要部ブロック構成図である。同
図において、ECR1は、CPU2を有し、この、CP
U2に接続されているROM3、RAM4、表示部5、
キー入力部6、印字部(ラインサーマルプリンタ)7、
イメージスキャナ8およびドロア9を備えている。
【0023】CPU(Central Processing Unit )2
は、ROM3に格納されている各種制御プログラムに従
ってRAM4との間で各種データの授受を行いながら各
種動作に必要な数値を演算処理する演算部21と、この
演算処理に基づいてECR1内の各部を制御するための
各種制御信号を出力する制御部22とを備えている。
【0024】このCPUは、後述するイメージスキャナ
8により読み取った手書き文字と図形とからなるイメー
ジのうち、手書き文字については後述する所定書体の文
字に変換し、この変換後の文字イメージに所定の拡大、
縮小あるいはセンタリングを行い、前記の図形イメージ
の所定領域にはめ込んだ形態で後述するRAM4の所定
領域に格納し、この格納データを後述のラインサーマル
プリンタ7でレシート用紙の所定領域に印刷する。
【0025】ROM(Read Only Memory)3は、CPU
2がECR1の各種動作を制御するための各種制御プロ
グラム及び後述の制御を行うための制御プログラムを格
納する。
【0026】図2は、後述するイメージスキャナ8で読
み取るポップ原紙の一例を示すものである。このポップ
原紙50には、黄色の枠線で囲われた文字書き込みスペ
ース51と、同じく黄色の枠線で囲われた文字はめ込み
スペース52が形成され、この文字書き込みスペース5
1、文字はめ込みスペース52以外のスペースには、黒
色などで図形メッセージ53が描かれている。
【0027】ROM3には、予めポップ原紙50のイメ
ージスキャナ8による読取範囲の最大面積値が設定され
ていて、ポップ原紙50の種類毎に対応して、文字書き
込みスペース51の座標データである文字読取領域デー
タが格納されている。また、文字はめ込みスペース52
にはめ込まれて図形メッセージ53といっしょに印刷さ
れる文字の文字データも格納されている。この文字デー
タは、レタリング文字などが、例えばイメージデータの
形で格納されている。さらに、この文字を拡大、縮小、
センタリングして、文字はめ込みスペース52の枠内に
印字するための印字領域データ、イメージスキャナ8で
読み取った手書き文字を判別する文字判別プログラムな
ども格納されている。
【0028】RAM(Random Access Memory)4には、
売上データを一時的に記憶するデータエリアを形成する
とともに、イメージスキャナ8で読み取った図形メッセ
ージ53を一時的に格納するメモリエリアが形成され、
また、イメージスキャナ8で読み取った手書き文字から
変換されたレタリング文字などと、図形メッセージ53
との合成画像データを格納するメモリエリアなどが形成
されている。
【0029】表示部5は、例えば、LCD(液晶表示装
置)などが用いられ、ECR1からオペレータや顧客に
出力する売上データなどの各種情報をドット表示などで
表示出力する。
【0030】キー入力部6は、そのキーボード上に、置
数キー61やモードスイッチ62等の各種キーが設けら
れている。モードスイッチ62は、「設定(PG
M)」、「電源オフ(OFF)」、「登録(RE
G)」、「点検(X)」、「精算(Z)」などの各モー
ドを指定するスイッチである。
【0031】印字部(ラインサーマルプリンタ)7は、
セグメント単位のサーマル素子がライン状に配列された
印字ヘッド部とレシート用の感熱紙(レシート用紙)及
びジャーナル用の感熱紙(ジャーナル用紙)がセットさ
れる搬送部とにより構成され、売り上げデータ及び合成
画像データ等をレシート用紙及びジャーナル用紙に印字
する。
【0032】イメージスキャナ8は、ラインイメージセ
ンサと読取対象画面上を手動で走査された時に回転する
ローラー機構等を備え、読取対象画面上を手動で所定速
度で走査された時に、1ライン毎にラインイメージセン
サでイメージデータを読み取ってCPU2に出力する。
ドロア9は、現金を収納し、キー入力部6において”現
金/預かり金キー”等が操作された際に開放される。
【0033】次に、本実施例の動作を説明する。CPU
2において実行される、ポップ原紙50のイメージの読
み込みについて図3に示すフローチャートに基づいて説
明する。ポップ原紙50の文字書き込みスペース51に
は、ユーザーが手書きで一マスごとに一字づつ文字メッ
セージを記入しておく(図2の例では、「アイスクリー
ム」、「3」の文字が手書きされている)。まず、ユー
ザーによりポップ原紙50のイメージがイメージスキャ
ナ8が手動で所定速度により走査される。この走査移動
距離はイメージスキャナ8のローラー機構により測られ
る。文字書き込みスペース51と、文字はめ込みスペー
ス52の黄色の線は、人間の視覚では認識できるが、イ
メージスキャナ8では読み取れないように読み取り波長
が設定されており、図形メッセージ53と手書き文字メ
ッセージのみが読み取られる(ステップS1)。
【0034】文字読取領域データにより、文字書き込み
スペース51に書かれている手書き文字メッセージは文
字と判定され、文字判別プログラムにより文字の種類が
判別される。一方、ポップ原紙50の他のスペースに描
かれている図形メッセージ53は図形イメージと判別さ
れてRAM5内に一時的に格納される(ステップS
2)。
【0035】文字の種別が判別されると、文字データ中
の該当文字が取り出されて変換され(ステップS3)、
印字領域データに基づき、文字はめ込みスペース52内
に納まるように、拡大、縮小、センタリングがなされて
(ステップS4)、この文字が文字はめ込みスペース5
2内にはめ込まれた形で、RAM4内に一時的に格納さ
れた図形メッセージ53と合成され(ステップS5)、
この合成画像データは、RAM4内に格納される(ステ
ップS6)。図4は、この合成画像データによるイメー
ジ54の一例を示すものである。
【0036】このようにして、RAM4内に格納された
合成画像データは、RAM4内に一時的に格納された売
上データとともに、ラインサーマルプリンタ7でレシー
ト用紙の所定領域に印刷される。
【0037】この実施例によれば、図形メッセージ53
が描かれたポップ原紙50に手書き文字で文字メッセー
ジを記入して、この図形メッセージ53と手書き文字と
からなるイメージをイメージスキャナ8で読み取れば、
手書き文字はレタリング文字などの所定の文字に変換さ
れて、図形メッセージ53と合成されてRAM4内に格
納され、レシート用紙の所定領域に印刷できるから、E
CR1のユーザーが、サービスメッセージをレシート用
紙に印刷することを可能として、レシート用紙の有効利
用を図ることができる。
【0038】また、印刷するサービスメッセージ中に
は、手書きによりユーザーのオリジナルな文字メッセー
ジを入れることができる。そのうえ、手書きした文字を
花文字などの洗練された書体で印刷することができる。
【0039】さらに、文字メッセージは、ポップ原紙5
0に手書きするだけで入力でき、図形メッセージ53と
文字メッセージとを別々に入力する必要もなく、手書き
文字を書いたポップ原紙50をイメージスキャナ8で同
時的に読み取って入力できるので、サービスメッセージ
中には、ユーザーのオリジナルな文字メッセージを簡易
な手段により入れることができる。
【0040】そのうえ、所定の字体に変換後の文字のは
め込まれる領域が文字はめ込み領域52として予め定ま
っているので、ユーザーは文字メッセージのはめ込み箇
所の指定などを行う必要はなく、文字メッセージを入れ
ることが、この点でも簡易となる。
【0041】[第2実施例]以下、図1、4〜10を参
照して、この発明の第2実施例を説明する。この実施例
も、この発明のイメージ処理装置を電子キャッシュレジ
スタに適用した場合の一実施例である。まず、構成を説
明する。この実施例のハード構成は、図1を参照して説
明した第1実施例と同様であるため、詳細な説明は省略
する。
【0042】CPU2は、ROM3に格納されている各
種制御プログラムに従ってRAM4との間で各種データ
の授受を行いながら各種動作に必要な数値を演算処理す
る演算部21と、この演算処理に基づいてECR1内の
各部を制御するための各種制御信号を出力する制御部2
2とを備えている。
【0043】このCPU2は、イメージスキャナ8で読
み取った商品名のキャラクタイメージとキー入力部6で
入力した「PLU No」および「金額」を相互に対応
させて後述のRAM4に格納し、商品名のキャラクタイ
メージと金額とを対応させてラインサーマルプリンタ7
により、レシート用紙、ジャーナル用紙に印字させる。
【0044】ROM3は、CPU2がECR1の各種動
作を制御するための各種制御プログラム及び後述の制御
を行うための制御プログラムを格納する。このROM3
は、イメージスキャナ8による読取範囲の最大面積値が
設定され、また、ポップ原紙50の種類毎に対応して、
文字書き込みスペース51の座標データである文字読取
領域データが格納されている。
【0045】また、ROM3には、イメージスキャナ8
で読み込まれたキャラクタのイメージを拡大、縮小ある
いはセンタリングして、ラインサーマルプリンタ7によ
り、レシート用紙、ジャーナル用紙の所定領域にキャラ
クタのイメージや金額を印字するための印字領域データ
などが形成されている。
【0046】RAM4には、売上データを一時的に記憶
するデータエリアを形成するとともに、イメージスキャ
ナ8で読み取った商品名などのキャラクタのイメージを
一時的に格納するメモリエリアが形成され、ラインサー
マルプリンタ7による印字のための印字バッファが形成
されている。
【0047】図5は、この実施例のRAM4に格納され
るPLUファイル41の構成を説明する図である。ま
た、図8は、この実施例のRAM4に格納される画像フ
ァイル42の構成を説明する図である。PLUファイル
41は、「PLU No」、「金額」、「個数」、「画
像ファイルアドレス」を備えている。「金額」には、商
品の売価が格納され、「個数」には商品に対する登録が
あった際に累計される売上個数が格納される。また、画
像ファイル42には、イメージスキャナ8で読み取った
キャラクタのイメージデータが格納される。キャラクタ
のイメージの格納された画像ファイル42のアドレスに
は、PLUファイル41の対応する所定の「PLU N
o」の「画像ファイルアドレス」に格納される。
【0048】次に、本実施例の動作を説明する。以下で
は、CPU2において実行される、RAM4へのデータ
の格納について説明する。図7は、RAM4へのデータ
の格納について説明するフローチャート図である。ま
ず、プリセットモードで、キー入力部6により「PLU
No」を入力し(ステップR1)、また、金額も入力
する(ステップR2)。これにより、「PLU No」
と「金額」はRAM4に一時的に記憶される。次に、イ
メージスキャナ8でキャラクタのイメージを読み取るが
(ステップR3)、これは、次のように行う。すなわ
ち、イメージスキャナ8で読み取るのは、図6に示すよ
うな一覧表に示された商品名のイメージである。
【0049】この場合、現在、広く用いられているイメ
ージスキャナは、入力部81(図9参照)が大きいた
め、このような一覧表を、商品名と商品名とを広く開け
て作成する必要があるが、図9に示すような簡易な器具
10を用いることにより、商品名と商品名とを詰めて描
いても容易に入力が出来る。すなわち、この器具10
は、ほぼL字形の外板11に対し、同じくほぼL字形の
中板12が、板幅方向に縦横に摺動自在に取り付けら
れ、この摺動により外板11、中板12との間に縦横の
長さの異なる孔13を形成することが出来る。この器具
10の両側には取付金具14が形成され、この取付金具
14により、器具10をイメージスキャナ8の入力部8
1(図9参照)に取り付け、孔13のサイズを様々に調
節して、読み取りを意図しない商品名まで読み取らない
ようにすることができる。このように読み取ったキャラ
クタのイメージは、ROM3内の印字領域データによ
り、所定の縦横サイズ内に納まるように拡大、縮小ある
いはセンタリングして(ステップR4)、空の画像ファ
イル42に記憶する(ステップR5)。
【0050】次に、この記憶されたキャラクタのイメー
ジと同一のイメージにつき、「PLU No」がすでに
設定されているか否かが判定され(ステップR6)、す
でに設定済みであれば、当該画像ファイル42に対応す
るPLUファイル42の「金額」に、RAM4に一時的
に記憶された新たな「金額」を上書きし(ステップR
7)、当該画像ファイル42のアドレスを、PLUファ
イル41の対応する「画像ファイルアドレス」に記憶す
る(ステップR8)。
【0051】「PLU No」が設定されていない場合
は、一時的にRAM4内に記憶されている、「PLU
No」と「金額」とを空のPLUファイル41に記憶し
(ステップR9)、当該画像ファイル42のアドレス
を、PLUファイル41の対応する「画像ファイルアド
レス」に記憶する(ステップR8)。
【0052】このようにしてRAM4へ記憶されたデー
タは、RAM4内の印字バッファに読み込んで、ライン
サーマルプリンタ7により、レシート用紙の所定領域
に、画像ファイル42に記憶されている商品名のイメー
ジと、これに対応するPLUファイル41の「金額」と
を対応づけて印刷する。図10は、このようにして印刷
したレシート用紙55の一例を示すものである。
【0053】第2実施例によれば、商品名のイメージ情
報を、一覧表などから読み取り、当該商品の「金額」を
入力部6で入力し、両者を対応づけて記憶、レシート用
紙への印刷をすることができるから、明細データのうち
商品名については、タッチキーボード入力が全く不要に
なり、ECR1のユーザーが商品名の文字入力を容易に
行うことができる。
【0054】また、器具10を用いれば、現在、広く用
いられているイメージスキャナのように、入力部81が
大きい場合であっても、当該既存のイメージスキャナを
そのまま用いて商品名イメージを入力することが出来る
ので、商品名を列記した一覧表を、商品名と商品名とを
広く開けて作成する必要はない。なお、この発明は、上
記実施例に限定されるものではなく、例えば、商品名以
外のキャラクタをイメージ入力するように構成してもよ
い。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ECRな
どのユーザーが、サービスメッセージをレシート用紙に
印刷することを可能として、レシート用紙の有効利用を
図ることができる。また、印刷するサービスメッセージ
中には、手書きによりユーザーのオリジナルな文字メッ
セージを入れることができる。そのうえ、手書きした文
字を花文字などの洗練された書体で印刷することができ
る。
【0056】さらに、印字するサービスメッセージ中に
は、ユーザーのオリジナルな文字メッセージを簡易な手
段により入れることができる。
【0057】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の作用、効果を奏するほか、ユーザーは
文字メッセージのはめ込み箇所の指定などを行う必要は
なく、文字メッセージを入れることが更に簡易となる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、商品名など
のキャラクタについては、タッチキーボード入力が全く
不要になり、ECRなどのユーザーが商品名などの文字
入力を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1、第2実施例におけるECRの
ブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例におけるポップ原図の一
例を示す図である。
【図3】この発明の第1実施例におけるECRの動作を
説明するフロー図である。
【図4】この発明の第1実施例におけるECRにより印
刷されたレシート用紙の一例を示す図である。
【図5】この発明の第2実施例におけるECRのPLU
ファイルの構成を示す図である。
【図6】この発明の第2実施例におけるECRの画像フ
ァイルの構成を示す図である。
【図7】この発明の第2実施例におけるECRの動作を
説明するフロー図である。
【図8】この発明の第2実施例におけるECRに用いる
商品名の一覧表の例を示す図である。
【図9】この発明の第2実施例におけるECRのイメー
ジスキャナ入力部と、この入力部に取り付ける器具とを
示す斜視図である。
【図10】この発明の第2実施例におけるECRで印字
したレシート用紙の例を示すものである。
【符号の説明】
1 ECR 2 CPU 3 ROM 4 RAM 7 印刷部(ラインサーマルプリンタ) 6 キー入力部 41 PLUファイル 42 画像ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 9/00 S 9061−5H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形と手書き文字とからなるイメージを
    読み取る読取手段と、 この読み取ったイメージ中の前記手書き文字を判別し、
    この判別した文字を指定書体に変換する文字変換手段
    と、 前記読み取りイメージ中の図形と前記指定書体への変換
    後の文字とを合成する合成手段と、 この合成後のイメージ情報を記憶する記憶手段とを備え
    ているイメージ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記合成手段は、前記変換後の文字の前
    記合成イメージ中でのはめ込み領域が予め設定され、こ
    のはめ込み領域に前記変換後の文字をはめ込んで前記合
    成を行う請求項1記載のイメージ処理装置。
  3. 【請求項3】 キャラクタのイメージを読み取る読取手
    段と、 この読み取ったキャラクタのイメージを記憶するキャラ
    クタ記憶手段と、 前記キャラクタに対応した分類データを入力する入力手
    段と、 この入力した分類データを、記憶された前記キャラクタ
    と対応づけて記憶する分類データ記憶手段と、 前記キャラクタ記憶手段および分類データ記憶手段に記
    憶されている前記キャラクタイメージおよび前記分類デ
    ータとを関連づけて用紙に印刷する印刷手段とを備えて
    いるイメージ処理装置。
JP6323735A 1994-11-30 1994-11-30 イメージ処理装置 Pending JPH08161646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6323735A JPH08161646A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 イメージ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6323735A JPH08161646A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 イメージ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08161646A true JPH08161646A (ja) 1996-06-21

Family

ID=18158031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6323735A Pending JPH08161646A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 イメージ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08161646A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6719197B2 (en) 2000-12-01 2004-04-13 Seiko Epson Corporation System, apparatus, and method for issuing receipts and providing advertising
JP2005173802A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Nec Infrontia Corp 印刷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6719197B2 (en) 2000-12-01 2004-04-13 Seiko Epson Corporation System, apparatus, and method for issuing receipts and providing advertising
JP2005173802A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Nec Infrontia Corp 印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6189781B1 (en) Terminal unit having function for converting commodity information into bar code and vice versa
JP2004139245A (ja) 伝票処理システム及び伝票処理方法
JP3384153B2 (ja) 売上データ印字装置
JPH08161646A (ja) イメージ処理装置
JP2006350536A (ja) 商品販売データ処理装置
JP2751917B2 (ja) Posレジスタ装置による領収書発行システム
JP6311806B2 (ja) 印刷装置及びプログラム
JP2908679B2 (ja) レシートジャーナルプリンタ
US6927787B2 (en) Method of printing data on sheet
CN111199620A (zh) 印刷装置以及印刷装置的控制方法
US20160379198A1 (en) Commodity sales data processing apparatus
JPH10222760A (ja) Pos端末装置
JPH07214881A (ja) 印 鑑
JPH08161645A (ja) 画像合成装置
JPH08161635A (ja) レシート発行機能付き売上データ処理装置
JP3470206B2 (ja) 売上データ印字装置
JP3379435B2 (ja) ラベルプリンタ
JP2018147186A (ja) 商品販売データ処理装置、及び入力制御プログラム
JP2509747B2 (ja) 商品売上登録装置
JPH05229175A (ja) ラベルプリンタ
JPH06119556A (ja) 商品販売データ処理装置
JP3008855B2 (ja) ラベルプリンタ
JP3198037B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2000235675A (ja) 金銭登録機
JPH07220177A (ja) 商品販売登録データ処理装置