JPH08161536A - 券類処理装置 - Google Patents

券類処理装置

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JPH08161536A
JPH08161536A JP6297620A JP29762094A JPH08161536A JP H08161536 A JPH08161536 A JP H08161536A JP 6297620 A JP6297620 A JP 6297620A JP 29762094 A JP29762094 A JP 29762094A JP H08161536 A JPH08161536 A JP H08161536A
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JP
Japan
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ticket
tickets
light
path
illuminating
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Application number
JP6297620A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Shimura
知廣 志村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少数の検知器で確実に詰まり券を検出できる券
類処理装置を提供することを目的とする。 【構成】券紙Sを所定位置に搬送する搬送路8、9、1
2、14、及び19乃至21中に、光検知器D、及び反
射鏡Mが券紙1枚分より短い間隔で配置される。また装
置のほぼ中央には、券紙Sが搬送される直前から搬送終
了までの間、搬送路を照明する一つの光源100が備え
られている。券紙Sが搬送される直前に前記光検知器D
からの検知信号に基づいて搬送路中の券紙Sの有無が判
別され、また、搬送される券紙Sが光検知器Dに検知さ
れる光線を遮蔽する時間を検出し、この時間の長さに応
じて券紙Sが正常に搬送されているか否かを判別する判
別手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定期券等の券類に所
定の処理を施す定期券処理装置に係り、特に、券類を搬
送する搬送路のおける券詰まりの検知に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、公共の交通手段で利用される乗
車券、あるいは定期券などを発行する券類処理装置は、
未印刷の券紙類を収納する券紙収納部、発駅、着駅(利
用区間)、経由、及び金額などの諸条件を入力するデー
タ入力部、未印刷の券類に入力されたデータを印刷する
とともに、有効期間、及び使用区間などの磁気情報を記
録する発行処理部、及び券紙収納部から券紙を取り出
し、発行処理部内に券紙を搬送する搬送路などを有す
る。
【0003】この券類処理装置の搬送路において、券紙
が取り出され、発行処理された後に排出されるまでの一
連の搬送工程で券詰まりが発生した場合、搬送路中に配
置された検知器からの検知信号に基づいて券詰まりが検
出される。しかし、万一詰まり券が取除かれずにリセッ
トされた場合、検知器で検出できる位置に詰まり券があ
る場合はよいが、検出できない位置に詰まり券がある場
合には券詰まりにも拘らず、正常状態と検出される不具
合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】確実に詰まり券を検出
しようとすると、発行処理部内の搬送路上に券1枚分の
長さより短い間隔で検知器が配置される必要がある。そ
のため、複数個の受光側、及び発光側の検知器が必要と
され、制御も複雑となり、装置の重量が増大する。ま
た、装置が密集してスペースが確保できない部分には、
検知器を配置することは困難である。さらに、券紙をU
ターンさせるUターン部などの曲がった搬送路において
も、曲がる前後部分にそれぞれ別の検知器が券1枚分の
長さより短い間隔で配置される必要があり、多数の検知
器が必要とされる問題がある。
【0005】この発明は、上述したような事情に鑑み成
されたものであって、その目的は、少数の検知器で確実
に詰まり券を検出できる券類処理装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、券類を所定の搬送路に沿って
搬送する搬送手段と、前記搬送路を照明する少なくとも
一つの照射部を有する照明手段と、前記搬送路を介して
前記照明手段から発せられた光線を検知する前記照射部
の数よりも多い個数の検出部を有する光検知手段と、前
記光検知手段からの検知信号に基づいて搬送路中の券類
の有無を判別し、また、搬送される券類が前記光検知手
段に検知される時間を検出し、この時間の長さに応じて
券類が正常に搬送されているか否かを判別する判別手段
と、を備えたことを特徴とする券類処理装置を提供する
ものである。
【0007】また、この発明によれば、券類を所定の搬
送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送路を照明す
る少なくとも一つの照射部を有する照明手段と、2つ以
上の前記搬送路を介して前記照明手段から発せられた光
線を検知する前記照射部の数よりも多い個数の検出部を
有する光検知手段と、前記光検知手段からの検知信号に
基づいて搬送路中の券類の有無を判別し、また、搬送さ
れる券類が前記光検知手段に検知される時間を検出し、
この時間の長さに応じて前記2つ以上の搬送路上を券類
が正常に搬送されているか否かを判別する判別手段と、
を備えたことを特徴とする券類処理装置が提供される。
【0008】さらに、この発明によれば、券類を所定の
搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送路を照明
する少なくとも一つの照明手段と、前記搬送路を介して
前記照明手段から発せられた光線を検知する複数の光検
知手段と、前記搬送路に対して対向する位置に少なくと
も1つの反射鏡を有し、前記照明手段から放射された光
線を前記光検知手段に導く案内手段と、前記光検知手段
からの検知信号に基づいて搬送路中の券類の有無を判別
し、又、搬送される券類が前記光検知手段に検知される
時間を検出し、この時間の長さに応じて搬送路上を券類
が正常に搬送されているか否かを判別する判別手段と、
を備えたことを特徴とする券類処理装置が提供される。
【0009】またさらに、この発明によれば、券類を所
定の搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送路を
照明する少なくとも一つの照明手段と、前記搬送路を介
して券類1枚分の長さより短い間隔で配置され、前記照
明手段から放射された光線を検知する光検知手段と、少
なくとも1つの前記搬送路に対して対向する位置に券類
1枚分の長さより短い間隔で配置され、前記照明手段か
ら放射された光線を前記光検知手段に導く少なくとも1
つの反射鏡と、前記光検知手段からの検知信号に基づい
て前記搬送路中の券類の有無を判別し、また、搬送され
る券類が前記光検知手段に検知される時間を検出し、こ
の時間の長さに応じて搬送路上を券類が正常に搬送され
ているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段にて
搬送異常と判別されたときに、搬送異常が発生した搬送
路上のある領域を検出する手段と、を備えたことを特徴
とする券類処理装置が提供される。
【0010】
【作用】この発明によれば、1つの発光源に対して搬送
路上に券類1枚分の長さより短い間隔で光検知器が配置
されるため、少数の検知器で券詰まりが確実に検知され
る。また、検知器が配置できないような狭いスペースに
反射鏡を配置し、光源からの光線を検知器が配置された
位置まで導くことで少数の検知器で券詰まりが確実に検
知されるとともに、検知器の制御が容易となる。さら
に、複数の搬送路に対して、光源と光検知器とで挟むよ
うに検知器が配置されるため、検知器の数が少数化され
る。また、券詰まりを検知したセンサの位置から詰まり
券の位置が検出できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の券類処理装
置の一実施例について詳細に説明する。
【0012】まず、券類処理装置の内部機構について図
1を参照して説明する。
【0013】図1は、券類処理装置の内部機構を概略的
に示す断面図である。本体1の上面左側(フロント側)
には、券発行口27と旧券及び手差券挿入口28とが設
けられている。また、本体1内の上方には、発行する定
期券に目視のための情報を印刷するとともに、有効期
間、及び使用区間などの磁気情報を記録する発行処理部
2が設けられ、本体1内の下方には、未印刷、未磁気記
録の券紙が収納される券紙収納部3が設けられている。
【0014】券紙収納部3には、所定枚数の券紙Sが収
納されている券紙ホッパ4a、4bが上下に設けられて
いる。例えば、券紙ホッパ4aの券紙Saは定期券用で
あり、券紙ホッパ4bの券紙Sbはプリペイドカードな
どのカード用である。これらの券紙は、発行処理部2に
て所定の情報が印刷、及び記録される。なお、券紙に
は、あらかじめ所定の情報が印刷されているものでも良
い。
【0015】券紙ホッパ4に収納されている券紙Sは、
給紙ローラ5a、5bによって1枚ずつ給紙され、取り
出しローラ6、7によって取り出し搬送路8a、8bを
搬送され、搬送路9に導かれる。取り出し搬送路8の取
り出しローラ6、7の近傍には、券紙の取り出しを光学
的に検知する取り出しセンサー10a、10bが設けら
れている。センサー10a、10bは、券紙の取り出し
時に、取り出しローラ6、7を所定時間動かした際に、
オン/オフし、取り出し異常の判定に利用される。
【0016】券紙ホッパから取出された券紙が搬送され
る搬送路9の他端は、上記発行処理部2内の主搬送路1
2と合流部11で合流される。従って、上記券紙ホッパ
4a、4bから上記搬送路9に導かれた券紙は上方へ搬
送され、発行処理部2内の合流部11を介して主搬送路
12に導かれる。
【0017】発行処理部2内の主搬送路12の一端は、
合流部11を介して券発行口27、及び券挿入口28に
接続され、他端にはスイッチバック部13が設けられて
いる。合流部11から券発行口27に発行される定期券
(券紙)が搬送される搬送路19の間には、券挿入口2
8に旧券又は手差し券が搬送される搬送路20が設けら
れている。この主搬送路12の合流部11の後方には、
有効期間、発着駅、経由、発行駅などの発行内容を黒色
で印刷する黒色印刷部50、及び発行内容の一部を赤色
で印刷する赤色印刷部60とが設けられている。赤色印
刷部60は、定期券上の印刷内容を黒色で印刷した部分
より強調するために用いられ、例えば、学割定期の場合
の“学”、あるいは特別な情報が赤色で印刷される。
【0018】主搬送路12の一端に設けられたスイッチ
バック部13と上記合流部11との間には、副搬送路1
4が設けられている。副搬送路14上には、旧券に入鋏
を行う旧券入鋏部15、券紙の裏面の磁気記録部に磁気
情報(有効期間、発着駅、経由、発行駅など)を記録す
る書き込みヘッド16、書き込みヘッド16で書き込ん
だ券紙の裏面の磁気記録部の磁気情報を読取ったり、旧
券の裏面の磁気記録部の磁気情報を読取る読取りヘッド
17が設けられている。
【0019】黒色印刷部50の後方で主搬送路12と分
岐し、副搬送路14の一部を介してスイッチバック部1
3で再び主搬送路12に合流する黒単色バイパスとして
の分岐搬送路18が設けられている。
【0020】また、スイッチバック部13には、旧券を
主搬送路12から分岐搬送する搬送路21が設けられて
いる。この搬送路21の一端の搬送先には屑箱30が設
けられ、旧券が回収される。
【0021】合流部11の左側には、印刷不良の券、磁
気情報の記録エラーの券、誤った情報が入力、及び記録
された誤入力券などの排除券を回収する回収箱22が設
けられている。また、合流部11の近傍、合流部11と
黒色印刷部50との間の主搬送路12と副搬送路14の
合流部の近傍、主搬送路12から分岐搬送路18への分
岐部の近傍、及びスイッチバック部13の搬送路21へ
の分岐部の近傍には、それぞれゲート23、24、2
5、26が設けられている。
【0022】ゲート23は、副搬送路14によって搬送
された券紙が搬送路19で搬送されて券発行口27へ導
かれるか、または、副搬送路14によって搬送された排
除券が回収箱22へ導かれるように分岐させる。
【0023】ゲート24は、合流部11から搬送された
券紙が主搬送路12で搬送されて黒色印刷部50へ導か
れるか、または、合流部11から搬送された旧券が副搬
送路14で搬送されて読取りヘッド17へ導かれるよう
に分岐させる。
【0024】ゲート25は、主搬送路12により搬送さ
れた券紙がそのまま主搬送路12で搬送されて赤色印刷
部60へ導かれるか、または、分岐搬送路18へ分岐さ
れるかを切換える。
【0025】ゲート26は、主搬送路12によって搬送
された券紙がスイッチバック部13に導かれるか、また
は、搬送路21に導かれるかを切換える。
【0026】さらに、各搬送路9、12、14、18〜
21には、券1枚分より短い間隔で券詰まりなどの搬送
異常を検知するための搬送検知センサ(光学センサ)D
が設置されている。この搬送センサDは受光センサであ
り、この受光センサに対する発光源100は券類処理装
置本体1のほぼ中央に配設されている。光源100は、
例えば、ハロゲンランプ、白色電球などであり、券類が
発行処理される期間の間に点灯され続ける。光源100
から放射される光線は、本体1内の各部に拡散され、搬
送路を介してセンサDに導かれる。また、光源からの光
線が影となって届かない場所、あるいは検知器が設置で
きない狭い場所には、反射ミラーMを設置することによ
って光線が導かれる。
【0027】図3は、発光源の光線に対する搬送検知セ
ンサDの位置を概略的に示す図である。図3の(a)
は、光源100aからの光線が反射ミラーMを介して搬
送検知センサDaに導かれる様子を示している。光源1
00aからの光線が影となって届かない場所、あるいは
センサDが配置できない場所には、反射ミラーMが配置
され、光源100aからの光線が反射ミラーMを介して
センサDが配置できる位置まで導かれる。図3の(b)
は、搬送路中のUターン部における光源100bに対す
るセンサDbの位置を示す図である。図3の(c)は、
曲り部における光源100cに対するセンサDcの位置
を示す図である。図3の(a)乃至(c)に示されるよ
うにセンサDが配置されることによって、センサの数が
必要最小限に止められる。
【0028】各搬送検知センサDは、後述する入力回路
37を介してCPU30に接続され、券類が発行処理さ
れる期間の間、券類の通過時間、即ち光源100からの
光線がセンサに対して遮蔽される時間に対応した信号が
CPU30に供給され続ける。この信号に基づき、CP
U30によって券詰まりが発生したか否か、またどこで
券詰まりが発生したかが判断される。また、リセット時
には光源100が点灯され、各搬送検知センサによって
光源100からの光線が受光されることによって、券詰
まりが確実に検知される。
【0029】次に、この発明の券類処理装置の制御部に
ついて図2を参照して説明する。
【0030】図2は、この発明の券類処理装置の主要制
御部を示すブロック図である。
【0031】すなわち、券類処理装置には、装置全体を
制御するCPU30が設けられている。このCPU30
には、制御プログラムや文字パターンなどが記憶されて
いるとともに、種々のデータが記憶されるメモリ31、
図示しない申込用紙挿入口に対応して設けられている氏
名読取り部32、印刷する際、転写リボンの有無を検知
するセンサーを有し、券類に入力内容を印刷する印刷機
構部のサーマルヘッドを制御する印刷制御部33、券発
行口27と旧券及び手差し券挿入口28に対応して設け
られている券発行部34、売り上げデータなどをジャー
ナル(図示しない)に印刷するジャーナルプリンタ3
5、券発行に関する種々の情報、例えば売り上げデータ
あるいは運賃データなどが記憶されている磁気ディスク
(図示しない)を扱う磁気ディスク装置36、搬送異常
を検知する搬送検知センサDなどの各種センサからの信
号を受け入れる入力回路37、券類の購入情報、及び使
用情報などが入力される条件設定操作部38、使用する
発着駅、及び経由が設定される経由発着駅設定部39、
及び入力された発行内容、及びエラー内容などが表示さ
れる表示部40が接続されている。
【0032】次に、定期券の発行動作について図1、及
び図2を参照して説明する。
【0033】すなわち、申込用紙による定期券の購入申
込により、係員は経由発着駅設定部39により発駅、着
駅(利用区間)、及び経由を入力する。ついで、係員は
発着駅と経由以外の購入申込内容に基づく所定のデータ
(例えば、通用箇月、性別、年齢、発行年月日などの購
入情報)を条件設定操作部38を用いて入力する。ま
た、係員は申込用紙を図示しない申込用紙挿入口に挿入
し、氏名読取り部32により申込用紙に記載された氏名
が読取り処理される。
【0034】CPU30は上記入力データに応じた発行
内容、および料金等を表示部40で表示させるととも
に、上記入力データに基づきメモリ31から文字パター
ンを読みだし、この文字パターンと図示しない氏名転写
部によって読取った購入客による自筆の氏名に対応する
画素データとにより、対応する定期券の表面の印刷デー
タを編集作成し、表示部40で表示する。
【0035】そして、上記表示部40に表示された発行
内容が満足するものであった場合、係員によってスター
トキー(図示しない)が投入され、定期券の発行動作が
開始される。定期券の発行動作が開始されると、券紙が
定期券用の券紙ホッパ4aから給紙ローラ5によって給
紙され、取り出し搬送路8a、搬送路9、主搬送路12
を介してスイッチバック部13に導かれる。この券紙が
主搬送路12を搬送される際に、券紙表面の所定位置に
は黒色印刷部50にて黒色の印刷されるとともに、必要
に応じて赤色印刷部60にて赤色印刷される。
【0036】ただし、黒色の印刷だけの場合、券紙は、
黒色印刷部50での印刷がなされた後、分岐搬送路18
を介してスイッチバック部13に導かれる。
【0037】スイッチバック部13で搬送方向が逆転し
た印刷済みの券紙Sは、副搬送路14を介して搬送さ
れ、この搬送の際に、書き込みヘッド16によりその券
紙Sの裏面の磁気記録部に磁気情報を書き込み、その記
録内容を確認のため読取りヘッド17により読取る。
【0038】この読取りヘッド17による読取り結果が
正しかった場合、副搬送路14からの券紙Sはゲート2
3により搬送路19を介して券発行口27に搬送され、
定期券として発行される。
【0039】上記読取りヘッド17による読取り結果が
誤ってエラーとなった場合、副搬送路14からの券紙S
はゲート23により回収箱22へ導かれる。
【0040】また、旧券を用いた継続券の発行を行う場
合、旧券及び手差し券挿入口28から挿入された旧券
は、搬送路20、副搬送路14を介して搬送され、その
裏面の磁気記録部の磁気情報が読取りヘッド17により
読取られる。その後、旧券は旧券入鋏部15で入鋏さ
れ、ゲート26により搬送路21を搬送され、屑箱(図
示しない)に回収されるか、あるいはゲート26により
スイッチバック部13に搬送され、搬送方向が逆転し、
副搬送路14を介して搬送され、ゲート23により回収
箱22へ導かれる。
【0041】この後、券発行口27から出来上がった定
期券が発行される。
【0042】CPU30は定期券料金を表示部40で表
示する。また、CPU30は、上記取引き結果を磁気デ
ィスク装置36に記憶するとともに、ジャーナルプリン
タ35によりジャーナルに印字する。
【0043】この結果、係員は購入客から表示部40に
表示されている定期券料金を受取り、発行された定期券
を購入客に渡す。
【0044】上述したような券類処理装置における一連
の定期券発行工程では、券類が発行処理される期間の
間、光源100が点灯される。この光源100からの光
線を搬送路中に券1枚分より短い間隔で配設された搬送
検知センサD、即ち受光センサが受光することによって
券類の搬送状況が監視される。即ち、入力回路37を介
してCPU30に接続されている搬送検知センサDによ
って、券類の搬送状況に対応した信号がCPU30に供
給される。CPU30に供給される信号は、受光センサ
Dがオン/オフされる時間に相当する。券類が正常に搬
送路上を搬送されている時は、券類の移動に伴って各セ
ンサが順次、所定の時間の間に遮蔽されるが、例えば、
ある1つのセンサが遮蔽され続けた場合、即ちオフ状態
が維持された場合には、CPU30によって搬送路中に
券詰まりが発生したことが認識される。券詰まりが発生
した場合には、遮蔽され続けているセンサの位置から券
詰まりの位置が特定され、CPU30は券詰まりの位置
を表示部に表示させる。
【0045】なお、装置がリセットされる際には、まず
光源100が点灯され、搬送検知センサDによって搬送
路中の詰まり券の有無が検知される。
【0046】従って、上述したように、発光源は1つの
みで、受光センサ及び反射ミラーが各搬送路上に券1枚
分より短い間隔で配置されるため、券類の発行処理時に
券詰まりが発生した場合に、少数のセンサで確実に券詰
まりが検知される。また、リセット以前に詰まり券が取
り除かれなかった場合にも確実に券詰まりが検知でき
る。さらに、オフ状態が維持されたセンサの位置から券
詰まりの位置が検知できる。
【0047】なお、上記実施例では、一例として定期券
の場合について説明したが、これに限らず、交通機関等
で利用される乗車券、あるいは回数券などの場合であっ
ても良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の券類処
理装置によれば、発光側のセンサ(発光源)が1つ備え
られ、受光側のセンサが検知したい場所に配置されると
共に、センサが配置できない狭いスペースには鏡が配置
されることで、少ないセンサで確実に券詰まりが検出で
きる。また、券詰まりを検知したセンサの位置から詰ま
り券の位置が検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の券類処理装置の内部機構を概略的に
示す断面図。
【図2】図1に示す券類処理装置の主要制御部を示すブ
ロック図。
【図3】発光源の光線に対する搬送検知受光センサの位
置を概略的に示す図。
【符号の説明】
1…券類処理装置 2…発行処理部 3…券紙収納部 4…券紙ホッパ 8…取り出し搬送路 10…取り出しセンサ 12…主搬送路 14…副搬送路 18…分岐搬送路 19…搬送路 20…搬送路 21…搬送路 30…CPU 34…券発行部 37…入力回路 40…表示部 100…光源 D…搬送検知セン
サ M…反射ミラー S…券紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】券類を所定の搬送路に沿って搬送する搬送
    手段と、 前記搬送路を照明する少なくとも一つの照射部を有する
    照明手段と、 前記搬送路を介して前記照明手段から発せられた光線を
    検知する前記照射部の数よりも多い個数の検出部を有す
    る光検知手段と、 前記光検知手段からの検知信号に基づいて搬送路中の券
    類の有無を判別し、また、搬送される券類が前記光検知
    手段に検知される時間を検出し、この時間の長さに応じ
    て券類が正常に搬送されているか否かを判別する判別手
    段と、 を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  2. 【請求項2】券類を所定の搬送路に沿って搬送する搬送
    手段と、 前記搬送路を照明する少なくとも一つの照射部を有する
    照明手段と、 2つ以上の前記搬送路を介して前記照明手段から発せら
    れた光線を検知する前記照射部の数よりも多い個数の検
    出部を有する光検知手段と、 前記光検知手段からの検知信号に基づいて搬送路中の券
    類の有無を判別し、また、搬送される券類が前記光検知
    手段に検知される時間を検出し、この時間の長さに応じ
    て前記2つ以上の搬送路上を券類が正常に搬送されてい
    るか否かを判別する判別手段と、 を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  3. 【請求項3】券類を所定の搬送路に沿って搬送する搬送
    手段と、 前記搬送路を照明する少なくとも一つの照明手段と、 前記搬送路を介して前記照明手段から発せられた光線を
    検知する複数の光検知手段と、 前記搬送路に対して対向する位置に少なくとも1つの反
    射鏡を有し、前記照明手段から放射された光線を前記光
    検知手段に導く案内手段と、 前記光検知手段からの検知信号に基づいて搬送路中の券
    類の有無を判別し、又、搬送される券類が前記光検知手
    段に検知される時間を検出し、この時間の長さに応じて
    搬送路上を券類が正常に搬送されているか否かを判別す
    る判別手段と、 を備えたことを特徴とする券類処理装置。
  4. 【請求項4】券類を所定の搬送路に沿って搬送する搬送
    手段と、 前記搬送路を照明する少なくとも一つの照明手段と、 前記搬送路を介して券類1枚分の長さより短い間隔で配
    置され、前記照明手段から放射された光線を検知する光
    検知手段と、 少なくとも1つの前記搬送路に対して対向する位置に券
    類1枚分の長さより短い間隔で配置され、前記照明手段
    から放射された光線を前記光検知手段に導く少なくとも
    1つの反射鏡と、 前記光検知手段からの検知信号に基づいて前記搬送路中
    の券類の有無を判別し、また、搬送される券類が前記光
    検知手段に検知される時間を検出し、この時間の長さに
    応じて搬送路上を券類が正常に搬送されているか否かを
    判別する判別手段と、 前記判別手段にて搬送異常と判別されたときに、搬送異
    常が発生した搬送路上のある領域を検出する手段と、 を備えたことを特徴とする券類処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3291187A4 (en) * 2015-04-28 2018-07-04 GRG Banking Equipment Co., Ltd. Banknote position detection device

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