JPH0816129B2 - ノルボルネン系開環重合体の製造方法 - Google Patents

ノルボルネン系開環重合体の製造方法

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JPH0816129B2 JP63285879A JP28587988A JPH0816129B2 JP H0816129 B2 JPH0816129 B2 JP H0816129B2 JP 63285879 A JP63285879 A JP 63285879A JP 28587988 A JP28587988 A JP 28587988A JP H0816129 B2 JPH0816129 B2 JP H0816129B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/02Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes
    • C08G61/04Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms
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    • C08G61/08Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms prepared by ring-opening of carbocyclic compounds of carbocyclic compounds containing one or more carbon-to-carbon double bonds in the ring

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ノルボルネン系開環重合体の製造方法に関
し、さらに詳しくは、高分子量であって、分子量分布が
シャープで、ゲルを含まない溶媒可溶性のノルボルネン
系開環重合体の製造方法に関する。このノルボルネン系
開環重合体及びその水素添加物は、特に光学材料として
好適である。
【従来の技術】
従来、光学用高分子材料としてポリメタクリル酸メチ
ルやポリカーボネート等が使用されてきたが、前者は、
吸水性が比較的大きく、また、後者は、ベンゼン環をも
つ基本構造とともに、溶融粘度が高いことに起因する複
屈折を生じ易いという問題を抱えており、ますます高度
化する要求に応えることが困難になってきている。 近年、これらの欠点を改良した高分子材料として、多
環ノルボルネン系モノマーを用いた重合体が開発されて
いる。例えば、特開昭60−26024号公報には、テトラシ
クロドデセン類とノルボルネン類との開環共重合体の水
素化物が、透明性、耐水性、耐熱性に優れていることが
記載されている。また、特開昭60−168708号公報および
特開昭61−292601号公報には、テトラシクロドデセン類
またはそれ以上の多環ノルボルネン系モノマーとα−オ
レフィンとの付加共重合体が、透明性、耐熱性、耐薬品
性、耐水性などに優れていることが開示されている。こ
のように、多環ノルボルネン系モノマーの重合体は、光
学用高分子材料として優れた特性を有している。 ところで、アルキリデン基を有し、下記一般式〔I〕
で表わされるノルボルネン系モノマーは、シクロペンタ
ジエンと鎖状共役ジエンとをディールス・アルダー反応
したのち二重結合を移動することにより容易に入手可能
である。 (式中、R1及びR2は、互いに同一または相異なり、水素
原子またはアルキル基を示し、mは、0〜2の整数を示
す。) これらの中でも、特に、アルキリデン基としてエチリ
デン基を有するノルボルネン系モノマーは、エチリデン
ノルボルネンがエチレン−プロピレン−ターポリマー用
のコモノマーとして大量に生産されていることから、他
のノルボルネン系モノマーに比較して、はるかに入手容
易である。 そして、上記一般式〔I〕で表わされるノルボルネン
系モノマーの開環重合体は、その構造から見て、透明性
などの光学特性に優れ、また、水素添加することにより
さらに光学用材料に適したポリマーであることが期待さ
れる。ところが、従来、このモノマーを使用して、架橋
やゲル化がなく、光学用材料の原料として有用な物性を
有する開環重合体を製造する方法は、知られていなかっ
た。 従来、この一般式〔I〕で表わされるノルボルネン系
モノマーを、メタセシス触媒の存在下に、金型内で塊状
・開環重合することは公知である。例えば、特開昭63−
97611号公報には、5−エチリデン−2−ノルボルネン
を、メタセシス触媒の存在下、金型内で反応射出成形
(RIM)法により塊状重合させる方法が開示されてい
る。また、特開昭63−37108号公報(欧州特許第251033
号公開公報)には、6−アルキリデン−2−テトラシク
ロドデセンを同様にRIM法で塊状重合する方法が開示さ
れている。しかし、これらRIM法により得られる塊状の
開環重合体は、いずれも架橋ポリマーであり、光学用材
料としては不適当なものである。 ところで、特開昭63−37108号公報には、6−アルキ
リデン−2−テトラシクロドデセンのメタセシス重合を
溶液重合の如く温和な条件で行なうと、鎖状のポリマー
の得られることが示唆されている。しかしながら、該公
報には、そのような鎖状ポリマーを得たとしても、成形
加工性に乏しく、実用性のない旨が指摘されている。具
体的に、該公報の実施例11には、エチリデンテトラシク
ロドデセンをジエチルアルミニウム/六塩化タングステ
ン系触媒を用いて溶液重合を行なった実験例が示されて
いる。しかし、この実験例によれば、モノマー濃度が10
%以下と希薄な条件下であるにもかかわらず、生成物
は、ゲル状物(すなわち、反応系は均一ではない)であ
ったと記載されている。該公報には、生成物のIRスペク
トルが示されており、この生成物は、開環重合体である
と記載されている。しかし、そのIRスペクトルによれ
ば、主鎖中の二重結合を示す950〜1000cm-1の吸収(Mak
romol.Chem.,78,231,196年)が弱く、その反面、約1700
cm-1近辺に帰属不明の強い吸収が出ており、このような
IRスペクトルからは、生成物が開環重合体であることさ
えも明らかではない。また、本発明者らが、このモノマ
ーを、有機アルミニウム化合物とタングステンまたはモ
リブデンなどの遷移金属化合物とを組合わせた従来の開
環重合触媒を用いて重合させたところ、得られた生成物
は、ゲル化するか、あるいは分子量分布が大きく、光学
用材料として不適当なポリマーしか得ることができなか
った。 一般式〔I〕で示されるノルボルネン系モノマーの中
で5−メチリデンノルボルネンの溶液重合は、公知であ
る(Makromol.Chem.Rapid Commun.,,467−472,198
0)。しかし、このモノマーは、特殊なメタセシス触媒
でなければ開環重合体にはならず、例えば、トリエチル
アルミニウム/四塩化チタン系触媒を用いた場合には、
溶剤可溶性ポリマーが生成しないと報告されている。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高分子量であって、分子量分布がシ
ャープで、ゲルがなく、加工性が良好な、光学用材料の
原料に適したノルボルネン系開環重合体の製造方法を提
供することにある。 本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結
果、前記一般式〔I〕で表わされるノルボルネン系モノ
マー単独またはそれを主成分として含むモノマー混合物
を、鎖状オレフィンの存在下に、特定の開環重合触媒を
用いて開環重合することにより、アルキリデン基の付加
反応を併発してゲル化することなく、高分子量で、分子
量分布がシャープなノルボルネン系開環重合体を得るこ
とができることを見出した。得られたノルボルネン系開
環重合体は、それ自身光学用材料としてとして有用であ
るとともに、それを水素化することにより、耐熱劣化
性、耐光劣化性、光学的特性がさらに優れた水素添加物
を得ることができる。 本発明は、これらの知見に基づいて完成するに至った
ものである。
【課題を解決するための手段】
かくして、本発明によれば、一般式〔I〕で表わされ
るノルボルネン系モノマー100〜50重量%と、 (式中、R1及びR2は、互いに同一または相異なり、水素
原子またはアルキル基を示し、mは、0〜2の整数を示
す。) 該ノルボルネン系モノマーと開環共重合可能な他のノ
ルボルネン系モノマー0〜50重量%を、鎖状オレフィン
の存在下に、(a)周期律表第I〜III族に属する金属
の有機化合物、(b)四ハロゲン化チタン、および
(c)アミン系活性化剤からなるチーグラー型開環重合
触媒を用いて重合することを特徴とするノルボルネン系
開環重合体の製造方法が提供される。 以下、本発明について詳述する。 (ノルボルネン系モノマー) 本発明で用いるアルキリデン基を有するノルボルネン
系モノマーは、前記一般式〔I〕で表わされるノルボル
ネン系モノマー(A)である。 一般式〔I〕中、R1およびR2の具体例としては、水素
原子、あるいはメチル、エチル、プロピル、ブチルなど
のアルキル基が挙げられる。 ノルボルネン系モノマー(A)の具体例としては、5
−エチリデン−2−ノルボルネン、5−プロピリデン−
2−ノルボルネン、5−ブチリデン−2−ノルボルネ
ン、6−エチリデン−2−テトラシクロドデセン、7−
エチリデン−ヘキサシクロヘプタデセンなどを挙げるこ
とができる。 これらのノルボルネン系モノマー(A)は、それぞれ
単独で、あるいは2種以上を組合わせて用いることがで
きる。これらのノルボルネン系モノマー(A)の中で
も、特に、四環体が、ガラス転移温度(Tg)や加工性の
点で好ましく、また、モノマーの入手の容易さからエチ
リデン置換体が好ましい。 本発明において、ノルボルネン系モノマー(A)は、
所望により開環共重合可能な他のノルボルネン系モノマ
ー(B)とともに用いてもよい。共重合可能な他のノル
ボルネン系モノマー(B)としては、例えば、ノルボル
ネン、ジシクロペンタジエン、ジヒドロジシクロペンタ
ジエン、テトラシクロドデセン、シクロペンタジエン三
量体、これらのアルキル置換体などが挙げられる。 両モノマーの使用割合は、経済性の見地から、ノルボ
ルネン系モノマー(A)を50重量%以上、更に好ましく
は70重量%以上とすることが望ましい。 (その他のモノマー成分) 本発明の開環重合体は、開環重合体の開環重合に際し
て、鎖状のモノオレフィン、鎖状の非共役ジオレフィ
ン、シクロオレフィン等を添加して、分子量や物性を調
節することができる。 具体例としては、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、1−ブテン、2−ペンテン、1,
4−ヘキサジエン、シクロペンテンなどが挙げられる。
これらのモノマーの中でも、鎖状オレフィンを使用する
と、得られるポリマーの物性を好ましく調節することが
できる。 その他のモノマー成分は、ノルボルネン系モノマー
(A)および(B)の合計量に対し、通常、10重量%ま
での範囲で用いられる。 (開環重合触媒) 本発明で使用する開環重合触媒は、 (a)周期律表第I〜III族に属する金属の有機化合
物、 (b)四ハロゲン化チタン、および (c)アミン系活性化剤 からなるチーグラー型開環重合触媒である。 以下に、(a)成分ないし(c)成分の具体例を挙げ
る。 (a)有機金属化合物 有機金属化合物の具体例は、有機アルミニウム化合
物、有機リチウム化合物、有機マグネシウム化合物など
であり、これらの中でも有機アルミニウム化合物が好ま
しい。 有機アルミニウム化合物としては、例えば、トリメチ
ルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリ−n−
プロピルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミ
ニウム、トリオクチルアルミニウム、トリフェニルアル
ミニウム、トリベンジルアルミニウム、ジエチルアルミ
ニウムモノクロリド、ジ−n−プロピルアルミニウムモ
ノクロリド、ジ−イソブチルアルミニウムモノクロリ
ド、ジ−n−ブチルアルミニウムモノクロリド、ジエチ
ルアルミニウムモノブロミド、ジエチルアルミニウムモ
ノイオジド、ジエチルアルミニウムモノヒドリド、ジ−
n−プロピルアルミニウムモノヒドリド、ジイソブチル
アルミニウムモノヒドリド、メチルアルミニウムセスキ
クロリド、エチルアルミニウムセスキブロミド、イソブ
チルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウム
ジクロリド、エチルアルミニウムジブロミド、プロピル
アルミニウムジクロリド、イソブチルアルミニウムジク
ロリド、エチルアルミニウムジブロミド、エチルアルミ
ニウムジイオジド等が挙げられる。 有機リチウム化合物としては、例えば、n−ブチルリ
チウム、n−ヘキシルリチウムなどが挙げられる。 有機マグネシウム化合物としては、例えば、メチルマ
グネシウムイオジド、エチルマグネシウムブロミド、メ
チルマグネシウムブロミド、n−プロピルマグネシウム
クロリド、t−ブチルマグネシウムクロリド、アリルマ
グネシウムクロリドなどが挙げられる。 (b)四ハロゲン化チタン 四ハロゲン化チタンの具体例としては、四塩化チタ
ン、四臭化チタンなどを挙げることができる。 (c)アミン系活性剤 アミン系活性剤としては、脂肪族、脂環族、芳香族第
3級アミン、複素環アミンなどがある。具体例として
は、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピ
ルアミン、ジメチルアニリン、トリ−n−ブチルアミ
ン、ピリジン、α−ピコリンなどが挙げられる。 これらの化合物(a)、(b)および(c)は、通
常、(b)/(a)=1/1〜1/500(モル比)で、(c)
/(a)=1/2〜10/1(モル比)の範囲で用いられる。 本発明で使用する触媒系は、特公昭57−17883号公報
に記載されているように、ジシクロペンタジエンの開環
重合触媒として公知のものであるが、本発明では、この
触媒系を、アルキリデン基を有するノルボルネン系モノ
マー(A)に転用することにより、高分子量であって、
分子量分布がシャープで、ゲルのない開環重合体を得た
のであり、他のタングステンやモリブデン系開環重合触
媒では、前記したとおり、ゲル化の防止ができないか、
あるいは分子量分布の広い光学用には不適当なポリマー
しか得られない。 (溶媒) 本発明において、開環重合体の重合は、溶媒を用いな
くても可能であるが、通常、不活性有機溶媒中で実施す
る。 有機溶媒の具体例としては、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの芳香族炭化水素;n−ペンタン、ヘキサン、
ヘプタンなどの脂肪族炭化水素;シクロヘキサンなどの
脂肪族炭化水素;メチレンジクロリド、ジクロルエタ
ン、ジクロルエチレン、テトラクロルエタン、クロルベ
ンゼン、ジクロルベンゼン、トリクロルベンゼンなどの
ハロゲン化炭化水素;等が挙げられる。これらの有機溶
媒は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせ
て使用することができる。 (重合温度) 開環重合の温度条件については、特に制限はないが、
−20℃〜100℃の任意の温度を選択するのが通常であ
る。 (重合圧力) 重合圧力の条件は、通常0〜50Kg/cm2の範囲から選択
することが好ましい。 (開環重合体) 本発明で得られる開環重合体は、ポリスチレン換算の
数平均分子量(Mn)が10,000〜50,000、好ましくは10,0
00〜45,000、さらに好ましくは15,000〜35,000の比較的
高分子量のポリマーであり、かつ、数平均分子量(Mn)
に対する重量平均分子量(Mw)の比(Mw/Mn)が3以
下、好ましくは2.5以下、さらに好ましくは2.3以下の分
子量分布の狭いポリマーである。分子量および分子量分
布が上記範囲にあることによって、水素添加した後のポ
リマーの加工性および複屈折が良好である。 本発明における開環重合体は、ゲルの生成がなく、か
つ、非晶性であり、室温においてベンゼン、トルエン、
シクロヘキサン、四塩化炭素、二硫化炭素などの有機溶
媒に可溶性である。そのため、水素添加反応を均一系で
効率よく実施することが可能である。 本発明の方法により得られる開環重合体は、モノマー
組成によって異なるが、ガラス転移温度(Tg)が通常80
℃以上であり、モノマーとして四環体を用いると150℃
以上となる。2種以上のノルボルネン系モノマー(A)
の併用、あるいはノルボルネン系モノマー(B)との併
用により、Tgを100℃以上、好ましくは120〜200℃、さ
らに好ましくは150〜200℃の範囲に制御することが可能
である。 好ましい開環重合体の具体例としては、アルキリデン
テトラシクロドデセンのホモポリマー、アルキリデンテ
トラシクロドデセンと、他のアルキルテトラシクロドデ
セン、DCPD、またはノルボルネンとのコポリマー等を挙
げることができる。 本発明の開環重合体は、それ自体で優れた光学特性を
有するが、光学用材料として用いるには、水素添加し
て、耐熱劣化性や耐光劣化性をさらに改善することが好
ましく、その見地からこの開環重合体は、光学用材料の
中間原料として有用である。 (水素添加) 本発明の開環重合体は、水素添加してその二重結合の
一部または全部を飽和させることにより水添物とするこ
とができ、それによりポリマーの耐熱劣化性や耐光劣化
性を改善することができる。水素添加率は、開環重合体
のすべての二重結合が水素添加により飽和された場合を
100%とすると、理論的には0〜100%の範囲があり、実
際にも、その範囲で任意に選択できるが、耐熱劣化性や
耐光劣化性を向上させるためには、二重結合の50%以上
が水素添加されることが好ましい。 この開環重合体の水素添加反応は、通常の方法により
行われる。水素化触媒としては、オレフィン化合物の水
素化に際して一般に使用されているものであれば使用可
能であり、特に制限されないが、例えば、次のようなも
のがある。 不均一系触媒としては、ニッケル、パラジウム、白金
またはこれらの金属をカーボン、シリカ、ケイソウ土、
アルミナ、酸化チタン等の担体に担持させた固体触媒、
例えば、ニッケル/シリカ、ニッケル/ケイソウ土、パ
ラジウム/カーボン、パラジウム/シリカ、パラジウム
/ケイソウ土、パラジウム/アルミナなどが挙げられ
る。 均一系触媒としては、周期律表第VIII族の金属を基体
とするもの、例えば、ナフテン酸ニッケル/トリエチル
アルミニウム、オクテン酸コバルト/n−ブチルリチウ
ム、ニッケルアセチルアセトネート/トリエチルアルミ
ニウムなどのニッケル、コバルト化合物と周期律表第I
族〜第III族金属の有機金属化合物からなるもの、ある
いはロジウム化合物などが挙げられる。 水素添加反応は、触媒の種類により均一系または不均
一系で、1〜150気圧の水素圧下、0〜250℃、好ましく
は20〜200℃で行われる。水素添加率は、水素圧、反応
温度、反応時間、触媒濃度などを変えることによって任
意に調節することができるが、水添物が優れた耐熱劣化
性及び耐光劣化性を示すためには、重合体中の二重結合
の50%以上が水素添加されることが好ましく、より好ま
しくは80%以上、さらに好ましくは90%以上の水素添加
率とされる。 (成形加工) 本発明の方法により得られる開環重合体およびその水
素添加物は、周知の方法によって成形加工することがで
きる。成形加工にあたっては、所望により、各種添加
剤、例えば、無機または有機の充填剤、安定剤、帯電防
止剤、滑剤などを添加してもよい。 (用途) 本発明の方法により得られる開環重合体は、ガラス転
移温度が高く、また、その水素添加物は、炭素−炭素二
重結合が水素添加されていることからも明らかなよう
に、耐熱劣化性・耐光劣化性に優れており、しかも、透
明性、耐水性、複屈折などの光学特性に優れた重合体で
あるから、各種の成形品として広範な分野において有用
である。 例えば、光学用レンズ、光ディスク、光ファイバー、
ペリクル、ガラス窓用途などの光学分野、電気アイロン
の水タンク、電子レンジ用品、液晶表示用基板、プリン
ト基板、高周波用回路基板、透明導電性シートやフィル
ムなどの電気分野、注射器、ピペット、アニマルゲージ
などの医療、化学分野、カメラボディ、各種計器類ハウ
ジング、フィルム、シート、ヘルメットなど種々の分野
で利用できる。
【実施例】
以下に実施例を挙げて、本発明をさらに具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもので
はない。 [実施例1] 開環重合体の製造 充分乾燥し、窒素置換した500mlセパラブルフラスコ
に、6−エチリデン−2−テトラシクロドデセン(以
下、ETDと略記)13.5g、1−ヘキセン1.0mmol、トルエ
ン60mlを加えた。さらに、トリエチルアルミニウム1.5m
mol、四塩化チタン0.30mmolおよびトリエチルアミン1.5
mmolを加え、25℃で撹拌下4時間反応させた。反応後、
アセトン/イソプロピルアルコール(1/1)混合溶剤で
目的物を沈澱させ、濾過後、再びトルエンに溶解した。
さらに、アセトン/イソプロピルアルコール(1/1)混
合溶剤で沈澱、濾過し、乾燥することによって、目的物
を得た。反応生成物中にゲル状物は見られなかった。 得られた重合物のプロトンNMRによる解析の結果、δ
=5.0〜5.4ppmの間にオレフィン二重結合プロトンに起
因する吸収が認められ、その吸収強度が理論値(16.7
%)とほぼ一致したことから、上記ポリマーが開環重合
していることが確認された。 この開環重合体について、下記条件で物性を測定し、
その結果を第1表に一括して示す。この開環重合体は、
室温において、ベンゼン、トルエン、シクロヘキサン、
四塩化炭素、および二硫化炭素に可溶性であった。 参考のために、上記ポリマーのIRスペクトルを第1図
に示すが、このスペクトルによっても、約975cm-1近辺
に主鎖中のトランス二重結合に基づく強い吸収が認めら
れ、上記ポリマーが開環重合体であることが確認され
た。このIRスペクトルは、前記特開昭63−37108号公報
に記載のIRスペクトルとは著しく異なったものである。 水素添加物の製造 上記の開環重合体3gをシクロヘキサン30mlに溶解した
ものを、パラジウムカーボン0.3gと共に、容量100ccの
ステンレス製アンプル中に入れ、混合後、アンプル中の
空気を水素で置換して水素圧を50Kg/cm2Gとし、10℃で
撹拌しつつ30分間保持した。その後、120℃に昇温して1
8時間撹拌し後、溶液を1μmのフィルターで濾過し、
メタノール中で生成物を再沈させて、乾燥し、精製し
た。 1H−NMRの解析により、二重結合に起因するδ=5.0
〜5.4ppmの吸収が消えており、ほぼ完全に水添されてい
ることが確認された。この水素添加物の物性を第1表に
示す。 〈物性の測定方法〉 分子量および分子量分布: GPC法により、東洋曹達社製HLC802A型を使用し、シク
ロヘキサン中で、ポリスチレン換算の数平均分子量(M
n)、及び分子量分布(Mw/Mn)を測定した。 溶融粘度: 島津製作所社製フローテスターCFT−500型で測定し
た。押出ダイス径1mmφ、長さ10mm、荷重50kgf、300℃
での流出量より計算した。 光線透過率: 島津製作所社製全光線透過率測定器にて、波長830nm
での透過率を測定した。 ガラス転移温度(Tg): セイコー電子工業社製DSC20型を用いて、10℃/分の
昇温速度で測定した。 複屈折: 日本電子光学社製全自動複屈折測定器にて、波長633n
mでのシングルパスで測定した。 耐湿性: JIS K6911の耐湿性試験法に従い、吸水率(重量%)
を測定した。 成形法: 水素添加物を、各機社製M−70A−DM型射出成型機に
て、樹脂温度330℃、全型温度90℃の条件で射出成形
し、径130mm、厚み1.2mmの円板を成形した。得られた円
板を用いて、光線透過率、複屈折、および吸水率を測定
した。 [実施例2〜3] 1−ヘキセンの使用量を0.4mmol(実施例2)または
0.1mmol(実施例3)に変えたこと以外は実施例1と同
様にして実験を行ない、EDTの開環重合体を得た。得ら
れた開環重合体は、いずれも前記のすべての有機溶剤に
可溶性であった。これらの開環重合体を実施例1と同様
にして水素添加して、水素添加物を作製した。開環重合
体および水素添加物の物性について、実施例1と同様の
方法で測定し、測定結果を第1表に一括して示す。 [実施例4] EDTに代えて、EDT75重量%とエチリデンノルボルネン
25重量%との混合モノマーを用いたこと以外は実施例1
と同様に実験を行ない、開環重合体を得た。得られた開
環重合体は、前記のすべての有機溶剤に可溶であり、数
平均分子量(Mn)は21,000であり、分子量分布(Mw/M
n)は2.2で、ガラス転移温度(Tg)は130℃であった。
この開環重合体を実施例1と同様に水素添加(水添率10
0%)して、水素添加物を作製した。得られた水素添加
物の複屈折は、5であった。 [実施例5] EDTに代えて、EDT70重量%とメチルテトラシクロドデ
セン30重量%との混合モノマーを用いたこと以外は実施
例1と同様に実験を行ない、開環重合体を得た。得られ
た開環重合体は、前記のすべての有機溶剤に可溶であ
り、数平均分子量(Mn)は20,000で、分子量分布(Mw/M
n)は2.1、ガラス転移温度(Tg)は183℃であった。こ
の開環重合体を実施例1と同様に水素添加(水添率100
%)して、水素添加物を作製した。得られた水素添加物
の複屈折は、5であった。
【発明の効果】
本発明の製造方法によれば、高分子量であって、分子
量分布がシャープで、ゲルを含まない加工性の良好なノ
ルボルネン系開環重合体を効率よく得ることができる。
この開環重合体は、それ自体光学用材料などとして使用
できるが、特に、水素添加することにより、光学用材料
として、工業的に広範な分野で好適に用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は、実施例1で得られた開環重合体の赤外線吸収
スペクトル(IRスペクトル)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 夏梅 伊男 神奈川県川崎市川崎区夜光1―2―1 日 本ゼオン株式会社研究開発センター内 (56)参考文献 特開 昭50−70500(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕で表わされるノルボルネン系
    モノマー100〜50重量%と、 (式中、R1及びR2は、互いに同一または相異なり、水素
    原子またはアルキル基を示し、mは、0〜2の整数を示
    す。) 該ノルボルネン系モノマーと開環共重合可能な他のノル
    ボルネン系モノマー0〜50重量%を、鎖状オレフィンの
    存在下に、(a)周期律表第I〜III族に属する金属の
    有機化合物、(b)四ハロゲン化チタン、および(c)
    アミン系活性化剤からなるチーグラー型開環重合触媒を
    用いて重合することを特徴とするノルボルネン系開環重
    合体の製造方法。
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