JPH081610Y2 - 作業部牽引装置 - Google Patents

作業部牽引装置

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JPH081610Y2
JPH081610Y2 JP3045690U JP3045690U JPH081610Y2 JP H081610 Y2 JPH081610 Y2 JP H081610Y2 JP 3045690 U JP3045690 U JP 3045690U JP 3045690 U JP3045690 U JP 3045690U JP H081610 Y2 JPH081610 Y2 JP H081610Y2
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JP3045690U
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輝彦 津田
幸雄 加藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、乗用田植機等の乗用作業機の作業部牽引装
置に係り、詳しくは乗用作業機に装着されていた作業部
を取外して牽引するための作業部牽引装置に関する。
(ロ)従来の技術 近年、広大な圃場田植作業には乗用田植機特に多条植
用の乗用田植機が用いられているが、多条植用の植付け
部は横幅が極めて広く、そのため一般道路を植付け部を
装着した状態の田植機が通ることは困難であった。そこ
で、植付け部の下部にキャスタを取付けて、田植機の走
行機体から取外して進行方向縦長に配置し、連結部材例
えば実公昭58−49063号公報に示すような牽引板を用い
て連結して、植付け部の運搬を行なっている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、上述した牽引装置の連結部材は植付け部の牽
引に際して有用ではあるが、牽引終了後において機体か
ら植付け部を切離したときに、連結部材が植付部から突
出していると、邪魔になるばかりでなく植付け部の収納
時の面積も広く必要として不便である。また、連結部材
を取外しておくとしても、収納場所が必要となり、かつ
紛失のおそれもある。
そこで、本考案は連結部材を作業部例えば植付け部内
に収納可能にした作業部牽引装置の提供を目的としてい
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述事情に鑑みなされたものであって、例
えば第1図,第4図及び第6図を参照して示すと、走行
機体(5)の後部に昇降リンク装置(18)を介して着脱
昇降自在に装着される作業部(19)を、取外した状態で
機体(5)に牽引可能に連結してなる作業部牽引装置に
おいて、牽引状態における前記作業部(19)の前後位置
にそれぞれ車輪装置(30),(40)を着脱自在に配置す
ると共に牽引ロッド(28)を連結し、更に、前記車輪装
置(30),(40)のそれぞれに前記牽引ロッド(28)を
遊嵌枢支する保持部材(33),(43)を設けて、該牽引
ロッド(28)を前記作業部(19)内に収納・引出し可能
とした、ことを特徴としている。
(ホ)作用 上述構成に基づき、牽引終了後に作業部(19)を倉庫
等に格納するとき、牽引ロッド(28)を作業部(19)の
中に押込んでいくと、牽引ロッド(28)は作業部(19)
の前部に配置された車輪装置(40)の保持部材(43)の
中をスライドしながら、その終端は作業部(19)の後部
に配置された車輪装置(30)の保持部材(33)に保持さ
れて止まる。また、牽引時にはこの逆に引き出していく
と、牽引ロッド(28)は保持部材(43)の中をスライド
しながら最後に牽引ロッド(28)の終端が保持部材(4
3)から抜け落ちないように抜止めされているので、終
端までくると停止する。
(へ)考案の効果 以上説明したように、本考案によると作業部牽引装置
において、作業部の前後位置に車輪装置(30),(40)
を配置すると共に牽引ロッド(28)を連結し、更に車輪
装置(30),(40)のそれぞれに牽引ロッド(28)を遊
嵌枢支する保持部材(33),(43)を設けたので、牽引
ロッド(28)をこれら保持部材(33),(43)の中をス
ライドさせて作業部(19)内に収納・引出し可能となっ
た。このため作業部(19)を倉庫等に格納するときに牽
引ロッド(28)を押込むことができ、作業部収納場所が
少なくて済むと共に、牽引ロッド(28)が突出せず邪魔
にならない。また、牽引ロッド(28)が収納されること
により車輪装置(30),(40)のぐらつき防止を図るこ
ともできる。
なお、カッコ内の符号は図面を参照するためのもので
あって、何等構成を限定するものではない。
(ト)実施例 以下、図面に沿って本考案の実施例について説明す
る。
乗用田植機1は、第6図に示すように、前輪2,2及び
後輪3,3により支持されている走行機体5を有してお
り、該走行機体5にはその前輪2前方上部にエンジン6
が搭載されている。また、エンジン6左右側方には肥料
タンク7,7が配置されており、該肥料タンク7にはサク
ションホース9が連結されている。該サクションホース
9は機体5後方に延設されて、機体5中央部に配置され
た施肥ポンプ10へと連通・連結されている。
また、機体5の中央上部には運転シート11、ステアリ
ングハンドル12、操作レバー13等を備えた運転席15が配
置されており、運転シート11の左右側方に位置するサイ
ドステップ16,16には後述する車輪装置30及びキャスタ
装置40が着脱自在に保管・収納されている(第7図参
照)。
また、機体5の後方にはトップリンク17a、ロアリン
ク17bからなる昇降リンク装置18を介して植付け部19が
昇降・着脱自在に支持されており、該植付け部19には8
条分のロータリ型植付け爪20、フロート21、施肥ノズル
22及び苗のせ台23が設けられている(第1図及び第7図
参照)。また、前記運転シート11の後には機体5の左右
側方に延びて補助苗のせ台14が配置されている。
また一方、植付け部19を牽引するときには、第1図に
示すように、植付け部19の横軸27に車輪装置30及びキャ
スタ装置40からなる車輪装置40を取付ける。前記車輪装
置30は、第2図に詳示するように、軸32の両端には水平
面で回動固定の空気入りタイヤ31,31が取付けられてお
り、更に該軸32にはその中央上部に角パイプ材からなる
保持部材33が固設されていると共に該保持部材33の上に
も角パイプ材からなる連結部材35が取付けられている。
また、左右のタイヤ31,31の取付位置の内側に隣接して
軸32にアーム36,36が取付けられており、これらのアー
ム36,36の先端部には固定板37が固着されている。ま
た、前記キャスタ装置40は、第3図に詳示するように、
軸42の両端には水平面で回動可能なキャスタ41,41が取
付けられており、更に車輪装置30の場合と同様に軸42に
はその中央上部に角パイプ材からなる保持部材43が設け
られていると共に該保持部材43の上にも角パイプ材から
なる連結部材45が取付られている。また、左右のキャス
タ41,41の取付位置の内側に隣接して軸42にアーム46,46
が取付けられており、これらのアーム46,46の先端部に
は固定板47が固着されている。
そして、キャスタ装置40及び車輪装置30は、第1図に
示すように、作業部19の横軸27の車輪跡消し装置26,26
が取付けられている位置と概ね同じ位置にステー24をも
って取付けられる。この場合に、作業部19の重量配置が
伝動ケース25等の位置関係によりいずれか一方にオフセ
ットされることとなるので、重量がより多く加わる車輪
位置のところには車輪装置30を配置し、重量が少く加わ
る車輪位置のところにはキャスタ装置40を配置し、かつ
キャスタ装置40の配置された方を前にして牽引が行われ
る。なお、前記車輪跡消し装置26は、第5図(a),
(b)に示すように、概ねスコップ状の形状をしてお
り、車輪2,3が通ることにより出来る圃場の凹凸を均ら
す働きをする。
また、キャスタ装置40の保持部材43には角パイプ材の
牽引ロッド28が挿入されており、該ロッド28の終端は保
持部材43から抜けないように抜止めされている。また、
該ロッド28の先端にはコ字状のヒッチ部材29が前後方向
(牽引方向において)回動自在に取付けられている。該
ヒッチ部材29のコ字状底部には孔29aが設けられてお
り、該孔29aに前記機体5の後部に設けられているリフ
ト装置18のアタッチ部50のピン51(第10図参照)を挿通
し、更に該ピン51の図示せぬコイルスプリングを被嵌し
た後、該ピン51の先端近傍に設けられた孔51aに抜止め
ピンを差込むことにより作業部牽引装置は機体5に連結
される。この場合に、リフト装置18を最下降させると、
丁度ピン51がヒッチ部材29の孔29aに合致するようにな
っている。
本実施例は以上のような構成よりなるので、植付け部
19を牽引する場合に、まず車輪装置30及びキャスタ装置
40を該植付け部19の横軸27に装着する。そして、キャス
タ装置40の保持部材43に牽引ロッド28を連結し、更に機
体5のリフト装置を最下降させて、アタッチ部50のピン
51を前記ロッド28の先端にあるヒッチ部材29の孔29aに
通し、その上にスプリングをかぶせてピン51の孔51aに
抜止めピンを差込んでで抜止めして、植付け部19の機体
5への連結が完了する。
そして、機体5を前進させると、植付け部19の重量が
オフセットされた側に空気入りタイヤが用いられている
のでスムーズに牽引され、このため牽引に際しての機体
の牽引トルクが少くてすむと共に、第4図及び第9図か
らも明らかなように、キャスタ装置40側を若干高く、車
輪装置30側を低くしてあるので、キャスタ装置40に掛る
重量が更に減り、それだけ方向転換がしやすくなってい
る。
そして、このようにヒッチ部材29が機体5に対して前
後左右に回動自在になっているため、作業部19牽引時に
道路の高低があっても第9図に示すようにスムーズに牽
引が可能であると共に横方向の動きにも追従し、また機
体5の増減速による機体5と作業部19との間に作用する
力も吸収される。
また、牽引終了後に作業部を倉庫等に格納する場合、
前記ヒッチ部材29をリフト装置18のアタッチ部50から外
して牽引ロッド28を作業部19の中に押込んでいくと、該
ロッド28はキャスタ装置40の保持部材43の中をスライド
しながら、その終端は車輪装置30の保持部材33に保持さ
れて止まる。このため、牽引しないときには牽引ロッド
28を作業部19内に押込んでおけるのでじゃまになること
がないと共に必要時にはいつでも引き出して使用するこ
とができる。
また、牽引に際し、車輪装置30及びキャスタ装置40に
設けられている連結部材35,45間に、第4図及び第9図
に示すような連結パイプ49を設けて牽引装置の強化を図
ることができる。
また、作業部19を圃場まで牽引し、該作業部19をリフ
ト装置に装着するときに、外した車輪装置30及びキャス
タ装置40は、第6図乃至第8図に示すように、機体5の
運転シート11の左右側方に位置するサイドステップ16,1
6にネジ止めして保管・収納しておくことができ、苗補
給時のガードにもなり、また他の保管場所を考慮する必
要がなく便利である。
また更に、これらの車輪装置30、キャスタ装置40及び
牽引ロッド28等を使用することにより、乗用田植機1の
植付け部19の牽引以外にも他の肥料や苗等を載せた装置
の運搬用ハンディトレーラとしても使用できる。
なお、本実施例に係る8条植用田植機1は作業部19を
リフト装置18に装着したままでは格納シートカバーを掛
けるのは大変であるが、牽引装置によって分離した状態
にすれば植付け部19用と機体5本体用とに分けてシート
カバーを掛けることができ、装脱着を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る作業部牽引装置を作業部に装着し
た斜視図、第2図は車輪装置を示した図、第3図はキャ
スタ装置を示した図である。第4図は作業部牽引装置の
側面図、第5図(a)車輪跡消し装置の正面図、第5図
(b)はその側面図である。第6図は乗用作業機の側面
図、第7図はその平面図であり、第8図(a)は車輪装
置を機体サイドステップに保管収納した正面図、第8図
(b)はその側面図である。第9図は牽引装置と機体の
連結状態を示した側面図、第10図(a)はアタッチ部の
正面図、第10図(b)はその側面図である。 1…乗用作業機(乗用田植機)、5…走行機体(機
体)、18…昇降リンク装置、19…作業部(植付け部)、
28…牽引ロッド、30…車輪装置、31…タイヤ、34…保持
部材、40…キャスタ装置(車輪装置)、41…キャスタ、
43…保持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機体の後部に昇降リンク装置を介して
    着脱昇降自在に装着される作業部を、取外した状態で機
    体に牽引可能に連結してなる作業部牽引装置において、 牽引状態における前記作業部の前後位置にそれぞれ車輪
    装置を着脱自在に配置すると共に牽引ロッドを連結し、 更に、前記車輪装置のそれぞれに前記牽引ロッドを遊嵌
    枢支する保持部材を設けて、該牽引ロッドを前記作業部
    内に収納・引出し可能とした、 ことを特徴とする作業部牽引装置。
JP3045690U 1990-03-23 1990-03-23 作業部牽引装置 Expired - Lifetime JPH081610Y2 (ja)

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JPH03122607U JPH03122607U (ja) 1991-12-13
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