JPH08160688A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08160688A
JPH08160688A JP6306388A JP30638894A JPH08160688A JP H08160688 A JPH08160688 A JP H08160688A JP 6306388 A JP6306388 A JP 6306388A JP 30638894 A JP30638894 A JP 30638894A JP H08160688 A JPH08160688 A JP H08160688A
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feeding device
external device
image forming
recording material
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JP6306388A
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Setsu Uchida
節 内田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置本体に対し接続、取り外し自在の給紙装
置を備えた画像形成装置において、接続時には両者の良
好な位置関係を確保し、取り外した時には給紙装置を支
持部材により支持して荷重を本体にかけないようにす
る。 【構成】 画像記録部と、画像記録部に被記録材を送り
込む記録材搬送部とを備えた本体(1)と、前記本体に
対して着脱自在に設けられた外部装置(40)と、本体
に固定され外部装置を載置する、本体から外部方向に伸
縮するスライド部材と、を持つ画像形成装置において、
前記外部装置は前記本体によりその位置が確定する使用
状態である第一のポジションと、非使用状態である第二
のポジションと、をもち、前記第一のポジションでは、
本体の位置決め部に外部装置の係合部が係合することで
支持し、前記第二のポジションでは、外部装置に設けら
れた支持部材(42、43)により支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録材を搬送し電子写
真方式、インクジェット方式等の記録手段で画像記録を
行う、複写機、プリンタ等で、外部装置、特に大容量の
記録材を収納できる給紙装置を備えた画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置には種々の外部装
置、特に、使用頻度の高い特定のサイズの記録材(例え
ばA4サイズ)を大量に収納する給紙装置(デッキ)が
備えられることが多い。
【0003】これらは、図12に示すように、カラー画
像形成装置にも用いられる。本装置において、1は、本
体であり以下の主要構成部を備えている。5a〜5dは
それぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのトナ
ー像を形成する画像記録部であり、6は記録材を各画像
記録部5a〜5dに移動させる転写動作を行う転写部で
ある。また、3は本体内で記録材を収容するカセット、
4は、カセット3から転写部6に記録材を搬送する記録
材搬送部である。
【0004】40は、本体に対して外付けされた給紙装
置である。この給紙装置は、位置決めピンとフックの組
み合わせ等の係合手段により、本体1に対して位置決
め、固定されている。
【0005】一方、記録材搬送部4で記録材が搬送不
良、いわゆる紙づまりを起こしたときには、給紙装置4
0を矢印A方向に移動させて記録材搬送部を開いてつま
った紙を取り除く作業(以後、ジャム処理と記す)をす
る必要があった。
【0006】この時、給紙装置40を支持する手段とし
て、おもにつぎの2つの手段があった。
【0007】1つは本体1にスライドレールを固定して
その上に給紙装置を載置し、移動させた後は給紙装置を
スライドレールのみで支持する方法、もう1つは、給紙
装置40の底部に回転可能な足(以後、キャスターと記
す)を設け、移動させた後はこのキャスターで支持する
方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の方法に
はそれぞれ以下のような問題があった。
【0009】すなわち、スライドレールで給紙装置を支
持する方法では、ジャム処理時、移動させた状態で給紙
装置の上方から過大な荷重が加わるとスライドレールが
変形してしまう。それを防止するためには、スライドレ
ールに大型のものを使用する必要があり、手前側のスラ
イドレールがジャム処理時の障害となっていた。また、
コストも上昇してしまっていた。
【0010】一方、キャスターで給紙装置を支持する方
法では、この画像形成装置を設置する場所の凸凹によっ
て本体と給紙装置と高低差が生じ、記録材の受け渡し部
分にズレが生じ、記録材の搬送不良が起こったり、凸凹
の程度が甚だしいときには本体と給紙装置が接続できな
いという場合もあった。また、いったん給紙装置を移動
させてしまうと本体との位置関係がまったく失われてし
まうので、再び装着するにはオペレーターが正確に位置
出しをする必要があった。
【0011】また、単純にスライドレールとキャスター
を併用した場合には、常にキャスターが接地しているた
め、上記問題のほかに、たとえば床が絨毯のように移動
抵抗が大きい場合には、給紙装置の移動にスムーズさを
欠いていた。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題に鑑みなされたものでありその内容は、画像記録部と
記録材搬送部を備えた本体に、給紙装置を載置するスラ
イド部材を設け、給紙装置が本体に接続されているとき
はこのスライド部材と係合部材により支持され、給紙装
置が本体から移動しているときには、スライド部材によ
り支持され、給紙装置が本体からもっとも離れたジャム
処理時の位置では、給紙装置の底面に設けられ、給紙装
置が本体に接続されているときには装置に収納されるキ
ャスターにより支持される。
【0013】上記の構成をとることにより、給紙装置を
本体に接続した状態では、本体/給紙装置間の記録材受
け渡し部の位置関係が保たれて良好な記録材の搬送が可
能になり、給紙装置を本体から離れたジャム処理時の状
態では、給紙装置がスライド部材にかける荷重が微少な
ので、スライド部材が小形のものであっても破損するこ
とはなく、また、ジャム処理作業性も良好である。
【0014】そして、移動時はそのほとんどの行程で支
持部材が床面から離れているので、給紙装置を容易に動
かすことが可能となる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。
【0016】<実施例1>まず、本発明に係る画像形成
装置の実施例1の構成を、図4を用いて説明する。
【0017】1は、本体、2は、複写する原稿を読みと
るリーダー部である。201は原稿を照射する光源、2
02は、原稿からの反射光をうけて電気信号に変換する
CCD、203、204は、原稿からの反射光をCCD
に導くミラーユニットおよびレンズユニットである。ま
た、205は、原稿をセットする原稿台である。
【0018】3は、記録材を収容するカセット部、30
1は、手ざしにより記録材を給紙するための手ざし部、
4は、記録材をカセット部から後述の転写部に送る記録
材搬送部である。また、410は給紙タイミングをとる
ためのレジストローラーである。
【0019】40は本発明の主要部分を含む、本体1に
たいして着脱自在に設けられた給紙装置、5a〜5d
は、電子写真方式を用いた画像記録部で、添字a、b、
c、d、はそれぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シ
アン、の画像に対応している。500は、不図示のレー
ザー発光装置からのレーザー光を走査するポリゴンミラ
ー、510a〜dは、ポリゴンミラーからのレーザー光
を後述の感光ドラムに導くミラーユニット、515a〜
dは、一次帯電器、520a〜dは、感光ドラム、53
0a〜dは、感光ドラム上の潜像をトナーで可視化する
現像器、540a〜dは、クリーナーである。
【0020】6は、転写部で、601は、記録材を吸着
搬送する転写ベルト、602は、転写ベルト601を駆
動する駆動ローラー、603は、転写ベルト601を帯
電する帯電器、610a〜d、615a〜dは、感光ド
ラム上のトナー像を記録材に転写するバックアップ部材
と、転写帯電器である。
【0021】7は、記録材にトナー像を固着させる定着
器であり、701は、後述の定着ローラー対のニップ部
に記録材を導くガイド部材である。702は、上ローラ
ー、703は、下ローラーで、両者の加圧接触したニッ
プ部において定着動作がおこなわれる。750は、排紙
部で、751は、排紙ローラー対、752は排紙トレ
ー、753は、フラッパーで、排紙方向と後述の反転部
方向に記録材の行き先を切り替える。
【0022】8は、反転・両面搬送部で、801、80
2は搬送ローラー対、803は、回転方向が正・逆転す
る反転ローラーである。804〜808は、搬送ローラ
ー対、810は、両面画像形成時の表面のみ画像形成さ
れた記録材を、一時収容しておく中間トレイ、811、
812は、サイズごとに中間トレイに収容するためのフ
ラッパである。
【0023】この装置での代表的な複写画像形成動作の
ステップは、以下のようになる。
【0024】原稿が原稿台205に置かれ不図示のスタ
ートキーが押されると、光源201とミラーユニット2
03が原稿面に沿って移動する。原稿からの反射光はミ
ラーユニット203、レンズユニット204によってC
CDに導かれ、順次電気信号に変換される。
【0025】電気信号に変換された画像信号は、不図示
のレーザー発光装置に送られて発光を制御する。そし
て、画像信号に応じたレーザー光はポリゴンミラー50
0により走査され、ミラーユニット510a〜dによっ
て画像記録部5a〜dの感光ドラム520a〜dに照射
され、潜像になる。感光ドラム520a〜dは図中右方
向に回転し、潜像は現像器530a〜dによりトナー像
として可視化される。
【0026】一方、記録材は、あらかじめ設定されるか
または原稿をプリスキャンして自動的に選択された、カ
セット部3、手ざし部301、給紙装置40のうちのい
ずれかから記録材搬送部4を経てレジストローラー41
0によってタイミングをとられた後に、転写ベルト60
1に送られる。
【0027】転写ベルト601は、駆動ローラー602
によってレジストローラー410の搬送スピードよりも
やや低いスピードで回転していて、帯電器603により
あたえられたベルト表面の電荷により、記録材を吸着す
る。
【0028】吸着された記録材は、感光ドラム520a
〜d上の画像信号と同期して搬送される。まず、画像記
録部5aにおいて、バックアップ部材610aが転写ベ
ルト601を押し上げ、転写ベルト上の記録材を感光ド
ラム520aに接触させる。そして、転写帯電器615
aにより、感光ドラム520a上のトナー像を記録材に
転写する。
【0029】以下、画像記録部5b〜dにおいて同様に
トナー像が転写され、ブラック、イエロー、マゼンタ、
シアンのトナーによりフルカラー画像が形成される。
【0030】そして、記録材上のトナー像はガイド部材
701により定着器7に送り込まれ、上ローラー702
と下ローラー703によって形成されるニップで熱と圧
によって定着される。
【0031】片面出力の場合は、排紙部750の排紙ロ
ーラー対751により排紙トレー752上に排出され
る。
【0032】両面出力の場合は、フラッパー753によ
って反転・両面搬送部に送られ、搬送ローラー対80
1、802により反転ローラー803に送られる。反転
ローラー803は記録材の後端付近で逆転し、記録材を
搬送ローラー804方向に送り出す。搬送ローラー80
4〜808は、送り出された記録材は、搬送ローラー8
04〜808により中間トレイ810に収納される。サ
イズが大きい場合には、その大きさに応じてフラッパー
811、812により中間トレイに収納される位置が切
り替えられる。
【0033】中間トレイに収容された記録材は、前述の
プロセスに従って残りの面の画像が形成されて、排出さ
れる。
【0034】次に図1〜3に本発明の要部を示しその動
作を説明する。
【0035】図1は、給紙装置40が引き離された状態
を示す図、図2は、給紙装置40が、本体1に装着され
た状態を示す図、図3は、本発明の要部構成を示す図で
ある。
【0036】図3は、図1の状態の要部の斜視図であ
り、41はアーム、42はアーム41の回動中心である
軸、43はアーム41の先端に回転自在に取り付けられ
た車輪である。44は本体1に取り付けられた支持部
材、45は支持部材44の端面、46は支持部材44の
支持面、47は伸縮自在のスライド部材であり、本体に
固定され給紙装置を載置する。また、図2において、6
0はフック、61は位置決めピンである。
【0037】本構成での動作は以下のようになる。
【0038】図1の状態では車輪43が床面Eに接して
いて、給紙装置40の重量の大部分を支えている。この
状態から給紙装置40を本体1の方向に移動させていく
と、アーム41は、その左側面に端面45が接触し軸4
2を中心として、矢印P1の向きに移動していく。
【0039】そして、図2の状態では、位置決めピン6
1が本体1側の位置決め部に嵌合し、フック60が不図
示の係合部に係合し装着状態となる。このとき、車輪4
3は支持面46に乗っていて、床面Eからは十分に離れ
ている。
【0040】本実施例ににより、給紙装置を本体に接続
した場合は、本体・給紙装置間の記録材受け渡し部の位
置関係が保たれて良好な記録材の搬送が可能になり、給
紙装置を本体から離れたジャム処理時の状態では、給紙
装置がスライド部材にかける荷重が微少であり、スライ
ド部材が小形のものであっても破損することはなく、ジ
ャム処理作業性も良好に行うことができる。
【0041】<実施例2>図5〜6に他の実施例を示
す。
【0042】図5は、給紙装置40が引き離された状態
を示す図、図6(a)は、本発明の要部構成を示す図、
図6(b)、(c)は、給紙装置40が移動中の状態、
図6(d)は、給紙装置40が、本体1に装着された状
態である。
【0043】図6(a)は図5の状態の要部の斜視図で
あり、41R,Lは軸、42R,Lはアーム、43R,
Lは車輪、44は支持部材、45は端面、46は支持
面、47はスライド部材であり、その機能は実施例1に
準ずる。また、アーム42R,Lはリンク53で連結さ
れている。また、図5において、60はフック、61は
位置決めピンである。
【0044】本構成での動作は以下のようになる。
【0045】図5の状態では車輪43R,Lが床面Eに
接していて、給紙装置40の重量の大部分を支えてい
る。この状態から給紙装置40を本体1の方向に移動さ
せていくと、図6(b)に示すように、アーム42Lは
その左側面に端面45が接触し、軸41Lを中心として
矢印P2の向きに移動していく。そして、アーム42L
に接続されたリンク53の作用で、アーム42Rが矢印
Q1方向に上昇し、車輪43R,Lが床面Eから離れ
る。
【0046】さらに、図6(c)の状態では、アーム4
2Lは、ほぼ水平状態近くにまで上昇し、給紙装置40
の底面よりも上がっているので、車輪43R,Lが床面
の影響を受けることはない。
【0047】そして、図6(d)の状態では、位置決め
ピンが本体の位置決め部に嵌合し、フックが本体の係合
部に係合し装着状態となる。このとき、車輪43Lは支
持面46に乗っていて、床面Eからは十分に離れてい
る。
【0048】本構成では、車輪・アームを左右に設けた
ことにより、同様の構成あるいは実施例1の構成などを
給紙装置の対向面につけることで、給紙装置を本体から
はずした場合でも自立させることができる。
【0049】<実施例3>図7及び図8に他の実施例を
示す。
【0050】図7は、給紙装置40が引き離された状態
を示す図、図8(a)は、本発明の要部構成を示す図、
図8(b)は、給紙装置40が、本体1に装着された状
態である。
【0051】図8(a)は図7の状態の斜視図であり、
41R,Lは軸、42R,Lはアーム、43R,Lは車
輪、44は支持部材、47はスライド部材であり、その
機能は実施例1に準ずる。また、アーム42R,Lには
ギアが備えられている。48はアイドラギア、49はモ
ーター50に取り付けられた駆動ギアである。さらに、
51はマイクロスイッチ、51Tは検知部、52は支持
部材44に取り付けられた凸部である。
【0052】本構成での動作は以下のようになる。
【0053】図7の状態では、給紙装置40は車輪43
R,Lにより支持されている。また、マイクロスイッチ
51の検知部51Tは凸部52によりon状態になって
いる。
【0054】この状態から給紙装置40を本体1の方向
に移動させていくと、検知部51Tは凸部52から離れ
off状態になる。すると、モーター50が図中矢印Q
2方向に回転し駆動ギア49、アイドラギア48を介し
てアーム42R,Lをそれぞれ図中矢印RR、RL方向
に回動させる。
【0055】そして、図8(b)では、給紙装置40は
本体1に装着されており、車輪43R,Lは給紙装置4
0内部に収容されている。このときの停止位置は、既知
のリミットスイッチによっても良いし、モーター50が
パルスモーターであればそのパルス数によっても良い。
また、専用のモーターでなく記録材を上昇させるモータ
ーを利用しても良い。
【0056】給紙装置を離していく時には、検知部51
Tが凸部52によっておされたときに、モーター50が
逆回転して、車輪が床面に接する。
【0057】本構成では、凸部52の位置、形状によっ
て車輪43R,Lを出すタイミングを比較的容易に変え
ることができる。
【0058】<実施例4>図9〜11に他の実施例を示
す。
【0059】図9は、給紙装置40が引き離された状態
を示す図、図10(a)は、本発明の要部構成を示す
図、図10(b)、(c)は、給紙装置40が移動中の
状態、図10(d)は、給紙装置40が、本体1に装着
された状態であり、図11(a)は、図9の状態、図1
1(c)は、図10(b)の状態に対応する。また、図
11(a)〜(c)は、アームのロックがはずれるとこ
ろを示したものである。図10(a)は図9の状態の斜
視図であり、両図において、42R,Lはアーム、43
R,Lは車輪、44は支持部材、47はスライド部材で
あり、その機能は実施例1に準ずる。また、54R,L
はアーム42R,Lをガイドするガイド軸、55R,L
は引っかけ部である。56は軸57を中心に回動するカ
ム部材、58は支持部材44に設けられたガイド部であ
る。アーム42R,Lは、不図示のバネにより床面E方
向に付勢されている。また、60はフック、61は位置
決めピンである。
【0060】本構成での動作は以下のようになる。
【0061】図9の状態では車輪43R,Lが床面Eに
接し、かつ、図11(a)に示すように、アーム42
R,Lの上端はスライド部材44の下面に突き当たって
ロックされて、給紙装置40の重量の大部分を支えてい
る。この状態から給紙装置40を本体1の方向に移動さ
せていくと、図11(b)に示すように、アーム42L
はその左奥側のR面70にガイド部58の斜面58sが
接触し、さらに移動することで斜面58sに沿ってアー
ム42Lが矢印Q3方向に移動し、上端のロックがはず
れて車輪43R,Lが床面Eから離れる方向に移動可能
になり、このとき引っかけ部55Lがカム部材56の斜
面56s1に接触する。
【0062】給紙装置40がさらに移動すると、図10
(b)、図11(c)の状態になる。この状態では、引
っかけ部55Lはカム部材56によって一定の距離だけ
持ち上げられていて、車輪43Lは床面Eから離れてい
る。カム部材56は、バネ部材により不図示のストッパ
ーに突き当てられていて、矢印R1方向には回動しな
い。
【0063】図10(c)の状態では、引っかけ部55
Rが斜面56s1に沿っていて、車輪43Rは車輪43
Lと同様の過程で床面Eから離れている。また、引っか
け部55Rが斜面56s2に達している。
【0064】そして、図10(d)の状態では、位置決
めピンが本体の位置決め部に嵌合し、フックが本体の係
合部に係合し装着状態となる。その過程で、引っかけ部
55Lは斜面56s2に沿って上昇して行くが、途中で
ガイド軸54Lに突き当たる。そしてその後は、引っか
け部55Lがカム部材56を押し下げて矢印R2方向に
回動させて、引っかけ部55Rをさらに持ち上げてい
る。
【0065】本構成では、移動の最初に片方の車輪が床
面から離れ半ばでもう片方が離れるので、移動抵抗も低
減されかつ給紙装置の重量も支えられ、安全かつスムー
ズに移動が行える。
【0066】以上述べてきたすべての実施例において、
車輪の部分は低抵抗のすべり部材でもよく、また、給紙
装置に限って説明してきたが、これも本体との装着時に
は位置出しが必要で、かつ、本体より離す必要があるも
のなら適用できる。たとえば、出力紙を処理するソータ
ー等の後処理装置などである。
【0067】
【発明の効果】以上述べてきたように、画像記録部と記
録材搬送部を備えた本体に、給紙装置を載置するスライ
ド部材を設け、給紙装置が本体に接続されているときは
このスライド部材と係合部材により支持され、給紙装置
が本体から移動しているときには、おもにスライド部材
により支持され、給紙装置が本体からもっとも離れたジ
ャム処理時の位置では、給紙装置が本体に接続されてい
るときには装置に収納され、ジャム処理時の位置では床
面に接する支持部材により支持される。
【0068】上記の構成をとることにより、給紙装置を
本体に接続した状態では、本体/給紙装置間の記録材受
け渡し部の位置関係が保たれて良好な記録材の搬送が可
能になり、給紙装置を本体から離れたジャム処理時の状
態では、給紙装置の大半の重量は上記支持部材が受ける
ので、スライド部材にかける荷重が微少になり、スライ
ド部材が小形のものであっても破損することはなく、ま
た、ジャム処理作業性も良好である。
【0069】そして、移動時は給紙装置を容易に動かす
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の1実施例において
本体から給紙装置が引き離された状態を示す図
【図2】本発明による画像形成装置の1実施例において
本体に給紙装置が装着された状態を示す図
【図3】本発明による画像形成装置の1実施例に要部構
成を示す斜視図
【図4】本発明による画像形成装置の1実施例の全体構
成を示す図
【図5】本発明による画像形成装置の第2の実施例にお
いて本体から給紙装置が引き離された状態を示す図
【図6】本発明による画像形成装置の第2の実施例にお
ける要部の構成、作動を説明する図
【図7】本発明による画像形成装置の第3の実施例にお
いて本体から給紙装置が引き離された状態を示す図
【図8】本発明による画像形成装置の第3の実施例にお
ける要部の構成、作動を説明する図
【図9】本発明による画像形成装置の第4の実施例にお
いて本体から給紙装置が引き離された状態を示す図
【図10】本発明による画像形成装置の第4の実施例に
おける要部の構成、作動を説明する図
【図11】本発明による画像形成装置の第4の実施例に
おけるアームの作動を説明する図
【図12】従来の画像形成装置の例を示す図
【符号の説明】
1…本体 2…リーダー部 3…カセット部 4…記録材搬送
部 6…転写部 7…定着部 8…反転・両面搬送部 40…給紙装置 41…アームの軸 42…アーム 43…車輪 44…支持部材 47…スライド部材 53…リンク 48、49、50…ギア 51…マイクロ
スイッチ 52…凸部 56…カム部材 60…フック 61…位置決め
ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録部と、 画像記録部に被記録材を送り込む記録材搬送部と、を備
    えた本体と、 前記本体に対して着脱自在に設けられた外部装置と、 本体に固定され外部装置を載置する、本体から外部方向
    に伸縮するスライド部材と、を持つ画像形成装置におい
    て、 前記外部装置は前記本体によりその位置が確定する使用
    状態である第一のポジションと、 非使用状態である第二のポジションと、をもち、 前記第一のポジションでは、本体の位置決め部に外部装
    置の係合部が係合することで支持し、 前記第二のポジションでは、外部装置に設けられた支持
    部材により支持することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、第一のポジションでは
    装置内部に収納されることを特徴とする、請求項1の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、第二のポジションでは
    装置外部に突出することを特徴とする、請求項1又は2
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、回転可能な部材である
    ことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかの画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記外部装置は、大容量給紙装置である
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかの画像
    形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6218065B1 (en) 1997-12-05 2001-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Toner having negative triboelectric chargeability and developing method

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