JPH08159609A - 冷媒配管接続用コネクター - Google Patents
冷媒配管接続用コネクターInfo
- Publication number
- JPH08159609A JPH08159609A JP32350294A JP32350294A JPH08159609A JP H08159609 A JPH08159609 A JP H08159609A JP 32350294 A JP32350294 A JP 32350294A JP 32350294 A JP32350294 A JP 32350294A JP H08159609 A JPH08159609 A JP H08159609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- pipe
- passage
- low
- gas refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/12—Sound
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 膨張弁に流入する液冷媒を冷却することによ
って液冷媒中の気泡を消失させる。 【構成】 コンデンサ側からの配管及びコンプレッサ側
への配管と膨張弁とを固定する冷媒配管接続用コネクタ
ーにおいて、高圧液体冷媒通路を流れる高圧液体冷媒と
低圧気体冷媒通路を流れる低圧気体冷媒との熱交換を可
能としたことから、膨張弁での異常音の原因となる液体
冷媒中の気泡を、低圧気体冷媒によって冷却することに
よって消失させる。
って液冷媒中の気泡を消失させる。 【構成】 コンデンサ側からの配管及びコンプレッサ側
への配管と膨張弁とを固定する冷媒配管接続用コネクタ
ーにおいて、高圧液体冷媒通路を流れる高圧液体冷媒と
低圧気体冷媒通路を流れる低圧気体冷媒との熱交換を可
能としたことから、膨張弁での異常音の原因となる液体
冷媒中の気泡を、低圧気体冷媒によって冷却することに
よって消失させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エバポレータの出入
口部に固着される膨張弁とコンデンサ側からの配管及び
コンプレッサ側への配管とを接続すると共に、膨張弁の
冷媒通過音の低減を図った冷媒配管接続用コネクターに
関する。
口部に固着される膨張弁とコンデンサ側からの配管及び
コンプレッサ側への配管とを接続すると共に、膨張弁の
冷媒通過音の低減を図った冷媒配管接続用コネクターに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷媒が膨張弁を通過する時に発生
する異常音は、膨張弁に流入する液冷媒が気液混合状態
になったまま膨張弁の絞り部を通過する事によって生じ
るものである。この異常音を防止するために、例えば特
開平5−264129号公報に開示されるものは、膨張
弁の絞り部の下流側近傍に繊維状物又は網状物を充填す
ることによって、気液混合状態にある冷媒の液体部と気
体部とを分離して消失させるもので、これによって、液
体冷媒中に存在する気体部と液体部との境界面から発生
する異常音を防止すると共に、前記繊維状物又は網状物
で絞り部周辺で生じる音を吸収し、ダイアフラム室への
異常音の伝達を防止するようにしたものである。
する異常音は、膨張弁に流入する液冷媒が気液混合状態
になったまま膨張弁の絞り部を通過する事によって生じ
るものである。この異常音を防止するために、例えば特
開平5−264129号公報に開示されるものは、膨張
弁の絞り部の下流側近傍に繊維状物又は網状物を充填す
ることによって、気液混合状態にある冷媒の液体部と気
体部とを分離して消失させるもので、これによって、液
体冷媒中に存在する気体部と液体部との境界面から発生
する異常音を防止すると共に、前記繊維状物又は網状物
で絞り部周辺で生じる音を吸収し、ダイアフラム室への
異常音の伝達を防止するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法においては、膨張弁の絞り部の下流側に繊維状物及び
網状物を充填したために膨張弁の絞り部下流側の流路抵
抗が上昇することから、膨張弁の弁の動きに対して冷媒
量の変動が抑制され、適性な冷媒量がエバポレータ内に
流入しないという問題点が生じる。
法においては、膨張弁の絞り部の下流側に繊維状物及び
網状物を充填したために膨張弁の絞り部下流側の流路抵
抗が上昇することから、膨張弁の弁の動きに対して冷媒
量の変動が抑制され、適性な冷媒量がエバポレータ内に
流入しないという問題点が生じる。
【0004】このために、この発明は、膨張弁に流入す
る液冷媒を冷却することによって液冷媒中の気泡を消失
させることのできる冷媒配管接続用コネクターを提供す
ることにある。
る液冷媒を冷却することによって液冷媒中の気泡を消失
させることのできる冷媒配管接続用コネクターを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって、この発明
は、エバポレータの出入口部に固着される膨張弁とコン
デンサ側からの配管及びコンプレッサ側への配管との間
に介在し、前記膨張弁の高圧液体冷媒の流入側と前記コ
ンデンサ側からの配管とを連通する高圧液体冷媒通路
と、前記エバポレータの流出側と連通する膨張弁の低圧
冷媒通路と前記コンプレッサ側への配管とを連通する低
圧気体冷媒通路とを有する冷媒配管接続用コネクターに
おいて、前記高圧液体冷媒通路を流れる高圧液体冷媒を
前記低圧冷媒通路を通過する気体冷媒によって冷却する
ことにある(請求項1)。
は、エバポレータの出入口部に固着される膨張弁とコン
デンサ側からの配管及びコンプレッサ側への配管との間
に介在し、前記膨張弁の高圧液体冷媒の流入側と前記コ
ンデンサ側からの配管とを連通する高圧液体冷媒通路
と、前記エバポレータの流出側と連通する膨張弁の低圧
冷媒通路と前記コンプレッサ側への配管とを連通する低
圧気体冷媒通路とを有する冷媒配管接続用コネクターに
おいて、前記高圧液体冷媒通路を流れる高圧液体冷媒を
前記低圧冷媒通路を通過する気体冷媒によって冷却する
ことにある(請求項1)。
【0006】また、前記高圧液体冷媒通路の周囲に気体
冷媒空間を形成し、さらにこの気体冷媒空間と前記低圧
気体冷媒通路とを連通する連通路を形成し、前記低圧気
体冷媒通路を流れる気体冷媒を前記気体冷媒空間に導く
ことにある(請求項2)。
冷媒空間を形成し、さらにこの気体冷媒空間と前記低圧
気体冷媒通路とを連通する連通路を形成し、前記低圧気
体冷媒通路を流れる気体冷媒を前記気体冷媒空間に導く
ことにある(請求項2)。
【0007】さらにまた、前記高圧液体冷媒通路が前記
低圧気体冷媒通路上を挿通するように、前記低圧気体冷
媒通路を迂回させたことにある(請求項3)。
低圧気体冷媒通路上を挿通するように、前記低圧気体冷
媒通路を迂回させたことにある(請求項3)。
【0008】
【作用】したがって、この発明においては、コンデンサ
側からの配管及びコンプレッサ側への配管を膨張弁に固
定する冷媒配管接続用コネクターにおいて、前記高圧液
体冷媒通路を流れる高圧液体冷媒を、低圧気体冷媒通路
を流れる低温の気体冷媒で冷却できるようにしたことに
よって、具体的には、前記高圧液体冷媒通路の周囲に気
体冷媒空間を形成し、この気体冷媒空間に低圧気体冷媒
通路を流れる気体冷媒を連通路を介して供給するように
したことによって、また、低圧気体冷媒通路を迂回させ
て前記高圧液体冷媒通路が前記低圧気体冷媒通路の通路
上を挿通するようにしたことによって、高圧液体冷媒中
に生じる気泡の気化熱を奪って消失させることができる
ために、上記課題を達成できるものである。
側からの配管及びコンプレッサ側への配管を膨張弁に固
定する冷媒配管接続用コネクターにおいて、前記高圧液
体冷媒通路を流れる高圧液体冷媒を、低圧気体冷媒通路
を流れる低温の気体冷媒で冷却できるようにしたことに
よって、具体的には、前記高圧液体冷媒通路の周囲に気
体冷媒空間を形成し、この気体冷媒空間に低圧気体冷媒
通路を流れる気体冷媒を連通路を介して供給するように
したことによって、また、低圧気体冷媒通路を迂回させ
て前記高圧液体冷媒通路が前記低圧気体冷媒通路の通路
上を挿通するようにしたことによって、高圧液体冷媒中
に生じる気泡の気化熱を奪って消失させることができる
ために、上記課題を達成できるものである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
説明する。
【0010】本発明の実施例の冷媒配管接続用コネクタ
ー1は、図1に示すように、エバポレータの流入パイプ
3及び吐出パイプ4に固定されたブロック型膨張弁5
に、図示しないコンデンサ側からの配管6及び図示しな
いコンプレッサ側への配管7を固定するために設けられ
るものである。
ー1は、図1に示すように、エバポレータの流入パイプ
3及び吐出パイプ4に固定されたブロック型膨張弁5
に、図示しないコンデンサ側からの配管6及び図示しな
いコンプレッサ側への配管7を固定するために設けられ
るものである。
【0011】この冷媒配管接続用コネクター(以下、コ
ネクター)1は、図2(a),(b)で示すように、コ
ンデンサ側からの配管6と前記膨張弁5の絞り側とを連
通する高圧液体冷媒通路10と、エバポレータ2で蒸発
して気体となった冷媒が通過する膨張弁5の低圧通路と
コンプレッサ側への配管7とを連通する低圧気体冷媒通
路11とを有し、さらにこの発明のコネクター1には、
前記高圧液体冷媒通路10の周囲に気体冷媒空間12が
形成され、この気体冷媒空間12と前記低圧気体冷媒通
路11とを連通する連通路13が形成されている。
ネクター)1は、図2(a),(b)で示すように、コ
ンデンサ側からの配管6と前記膨張弁5の絞り側とを連
通する高圧液体冷媒通路10と、エバポレータ2で蒸発
して気体となった冷媒が通過する膨張弁5の低圧通路と
コンプレッサ側への配管7とを連通する低圧気体冷媒通
路11とを有し、さらにこの発明のコネクター1には、
前記高圧液体冷媒通路10の周囲に気体冷媒空間12が
形成され、この気体冷媒空間12と前記低圧気体冷媒通
路11とを連通する連通路13が形成されている。
【0012】尚、図2(a)において、14は前記配管
6をコネクター1に固定するための配管固定用ネジ穴で
あり、15は前記配管7をコネクター1に固定するため
の配管固定用ネジ穴である。また、16はこのコネクタ
ー1をブロック型膨張弁5に固定するための貫通孔であ
る。
6をコネクター1に固定するための配管固定用ネジ穴で
あり、15は前記配管7をコネクター1に固定するため
の配管固定用ネジ穴である。また、16はこのコネクタ
ー1をブロック型膨張弁5に固定するための貫通孔であ
る。
【0013】前記コネクター1の本体17には、図3に
示すように、下記するパイプ20が嵌挿される貫通孔3
0、低圧気体冷媒通路11を形成する貫通孔31が平行
に形成され、さらに前記配管固定用ネジ穴14,15、
固定用貫通孔16が前記貫通孔30,31と同一方向に
形成される。また、連通路13を形成する孔32は、本
体17の外部から前記貫通孔31を貫通して前記貫通孔
30に至るように前記貫通孔30,31に垂直に形成さ
れる。さらに本体17の開口部分は、盲蓋33を圧入す
ることによって閉塞される。尚、34は、本体17と一
体に延出形成された挿入部で、膨張弁の低圧通路に嵌挿
されるものである。
示すように、下記するパイプ20が嵌挿される貫通孔3
0、低圧気体冷媒通路11を形成する貫通孔31が平行
に形成され、さらに前記配管固定用ネジ穴14,15、
固定用貫通孔16が前記貫通孔30,31と同一方向に
形成される。また、連通路13を形成する孔32は、本
体17の外部から前記貫通孔31を貫通して前記貫通孔
30に至るように前記貫通孔30,31に垂直に形成さ
れる。さらに本体17の開口部分は、盲蓋33を圧入す
ることによって閉塞される。尚、34は、本体17と一
体に延出形成された挿入部で、膨張弁の低圧通路に嵌挿
されるものである。
【0014】前記高圧液体冷媒通路10は、前記貫通孔
30に嵌挿されるパイプ20によって形成される。この
パイプ20は、前記配管6の嵌挿部21、熱交換部2
2、固定フランジ23、及び膨張弁5の高圧側通路への
挿入部24によって構成される。前記嵌挿部21は、先
端外周部分に形成された位置固定用フランジ25と、前
記貫通孔30の一方の端部の内周面に当接して全周ロウ
付けされる外周部分27と、内部に形成された嵌挿孔2
6とを有している。前記熱交換部22は、前記嵌挿部2
1よりも小さい径に形成され、前記貫通孔30との間に
気体冷媒空間12を形成するようになっており、さらに
内部と外部との熱交換を効率良く行うために薄く形成さ
れている。前記固定用フランジ23は前記貫通孔30の
他方の端部の内周面に当接して全周ロウ付けされるもの
で、この固定用フランジ23と前記嵌挿部21とによっ
て貫通孔30の両端部を閉塞するものである。
30に嵌挿されるパイプ20によって形成される。この
パイプ20は、前記配管6の嵌挿部21、熱交換部2
2、固定フランジ23、及び膨張弁5の高圧側通路への
挿入部24によって構成される。前記嵌挿部21は、先
端外周部分に形成された位置固定用フランジ25と、前
記貫通孔30の一方の端部の内周面に当接して全周ロウ
付けされる外周部分27と、内部に形成された嵌挿孔2
6とを有している。前記熱交換部22は、前記嵌挿部2
1よりも小さい径に形成され、前記貫通孔30との間に
気体冷媒空間12を形成するようになっており、さらに
内部と外部との熱交換を効率良く行うために薄く形成さ
れている。前記固定用フランジ23は前記貫通孔30の
他方の端部の内周面に当接して全周ロウ付けされるもの
で、この固定用フランジ23と前記嵌挿部21とによっ
て貫通孔30の両端部を閉塞するものである。
【0015】以上の構成のコネクター1によって、コン
デンサから膨張弁の高圧側に流入する高圧の液体冷媒
は、高圧気体冷媒通路10を通過する間に、低圧気体冷
媒通路11から連通路13を介して気体冷媒空間12に
供給された低温低圧の気体冷媒によって冷却されるため
に、高圧の液体冷媒中の生じる気泡若しくは生じようと
する気泡を消失及び抑制することができるので、膨張弁
で生じる異常音の原因を元から断つことができる。
デンサから膨張弁の高圧側に流入する高圧の液体冷媒
は、高圧気体冷媒通路10を通過する間に、低圧気体冷
媒通路11から連通路13を介して気体冷媒空間12に
供給された低温低圧の気体冷媒によって冷却されるため
に、高圧の液体冷媒中の生じる気泡若しくは生じようと
する気泡を消失及び抑制することができるので、膨張弁
で生じる異常音の原因を元から断つことができる。
【0016】また、エバポレータから流出する気体冷媒
をこの熱交換によってさらに加熱できることから、気体
冷媒中に含まれる湿り蒸気因子を完全に除去できるため
に、コンプレッサの液圧縮を防止できる。
をこの熱交換によってさらに加熱できることから、気体
冷媒中に含まれる湿り蒸気因子を完全に除去できるため
に、コンプレッサの液圧縮を防止できる。
【0017】図4に示すコネクター1の第2の実施例
は、低圧気体冷媒通路11と気体冷媒空間12を連通す
る連通路13の他に第2の連通路43を形成し、気体冷
媒空間12の気体冷媒に流れを持たせるような構造とし
たものである。これによって、パイプ20の熱交換部2
2での液体冷媒と気体冷媒との熱交換効率をさらに上昇
させることができるものである。尚、44は第1の連通
路43を形成する孔を閉塞する第2の盲蓋である。
は、低圧気体冷媒通路11と気体冷媒空間12を連通す
る連通路13の他に第2の連通路43を形成し、気体冷
媒空間12の気体冷媒に流れを持たせるような構造とし
たものである。これによって、パイプ20の熱交換部2
2での液体冷媒と気体冷媒との熱交換効率をさらに上昇
させることができるものである。尚、44は第1の連通
路43を形成する孔を閉塞する第2の盲蓋である。
【0018】図5に示すコネクター1の第3の実施例
は、前記気体冷媒空間12を、前記低圧気体冷媒通路1
1の途上に形成したもので、全ての気体冷媒が前記気体
冷媒空間12を通過するようにしたものである。これに
よって、全ての気体冷媒と液体冷媒との熱交換が可能と
なることから、熱交換効率をさらに向上させることがで
きるものである。尚、35,36は、前記気体冷媒空間
12と、低圧気体冷媒通路11を形成するための貫通孔
の本体17側開口部分を閉塞する盲蓋である。
は、前記気体冷媒空間12を、前記低圧気体冷媒通路1
1の途上に形成したもので、全ての気体冷媒が前記気体
冷媒空間12を通過するようにしたものである。これに
よって、全ての気体冷媒と液体冷媒との熱交換が可能と
なることから、熱交換効率をさらに向上させることがで
きるものである。尚、35,36は、前記気体冷媒空間
12と、低圧気体冷媒通路11を形成するための貫通孔
の本体17側開口部分を閉塞する盲蓋である。
【0019】図6に示すコネクター1の第4の実施例
は、コンプレッサ側への配管7と、コンデンサ側からの
配管6の位置を逆に形成したもので、コネクター1の大
きさは大きくなるものの、前記第3の実施例に示すコネ
クターと同様の効果を上げることができると共に、前記
第3の実施例に示すコネクターに比べると流路抵抗を小
さく形成できるという利点を有する。尚。37,38
は、低圧気体冷媒通路11を形成する貫通孔の両端を閉
塞する盲蓋である。
は、コンプレッサ側への配管7と、コンデンサ側からの
配管6の位置を逆に形成したもので、コネクター1の大
きさは大きくなるものの、前記第3の実施例に示すコネ
クターと同様の効果を上げることができると共に、前記
第3の実施例に示すコネクターに比べると流路抵抗を小
さく形成できるという利点を有する。尚。37,38
は、低圧気体冷媒通路11を形成する貫通孔の両端を閉
塞する盲蓋である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンデンサ側からの配管及びコンプレッサ側への配
管と膨張弁とを固定するコネクターにおいて、高圧液体
冷媒と低圧気体冷媒との熱交換を可能としたことから、
膨張弁での異常音の原因となる液体冷媒中の気泡を、低
圧気体冷媒によって冷却することによって消失させるこ
とができるために、異常音の原因を元から断つことがで
きるものである。
ば、コンデンサ側からの配管及びコンプレッサ側への配
管と膨張弁とを固定するコネクターにおいて、高圧液体
冷媒と低圧気体冷媒との熱交換を可能としたことから、
膨張弁での異常音の原因となる液体冷媒中の気泡を、低
圧気体冷媒によって冷却することによって消失させるこ
とができるために、異常音の原因を元から断つことがで
きるものである。
【0021】また、気体冷媒も同時に加熱することがで
きることから、気体冷媒中の湿り因子を除去できるため
に、コンプレッサでの液圧縮を防止できるものである。
きることから、気体冷媒中の湿り因子を除去できるため
に、コンプレッサでの液圧縮を防止できるものである。
【図1】本発明の実施例に係る冷媒配管接続用コネクタ
ーの接続状況を説明する説明図である。
ーの接続状況を説明する説明図である。
【図2】(a)は冷媒配管接続用コネクターの第1の実
施例の正面図であり、(b)はそのA−A断面図であ
る。
施例の正面図であり、(b)はそのA−A断面図であ
る。
【図3】冷媒配管接続用コネクターの第1の実施例の分
解断面図である。
解断面図である。
【図4】冷媒配管接続用コネクターの第2の実施例の断
面図である。
面図である。
【図5】冷媒配管接続用コネクターの第3の実施例の断
面図である。
面図である。
【図6】冷媒配管接続用コネクターの第4の実施例の断
面図である。
面図である。
1 冷媒配管接続用コネクター 2 エバポレータ 5 膨張弁 6 コンデンサ側からの配管 7 コンプレッサ側への配管 10 高圧液体冷媒通路 11 低圧気体冷媒通路 12 気体冷媒空間 13 連通路 20 パイプ
Claims (3)
- 【請求項1】 エバポレータの出入口部に固着される膨
張弁とコンデンサ側からの配管及びコンプレッサ側への
配管との間に介在し、コネクター本体内に前記膨張弁の
高圧液体冷媒の流入側と前記コンデンサ側からの配管と
を連通する高圧液体冷媒通路と、前記エバポレータの流
出側と連通する膨張弁の低圧冷媒通路と前記コンプレッ
サ側への配管とを連通する低圧気体冷媒通路とを有する
冷媒配管接続用コネクターにおいて、 前記高圧液体冷媒通路を流れる高圧液体冷媒を前記低圧
冷媒通路を通過する気体冷媒によって冷却することを特
徴とする冷媒配管接続用コネクター。 - 【請求項2】 前記高圧液体冷媒通路の周囲に気体冷媒
空間を形成し、さらにこの気体冷媒空間と前記低圧気体
冷媒通路とを連通する連通路を形成し、前記低圧気体冷
媒通路を流れる気体冷媒を前記気体冷媒空間に導くこと
を特徴とする請求項1記載の冷媒配管接続用コネクタ
ー。 - 【請求項3】 前記高圧液体冷媒通路が前記低圧気体冷
媒通路上を挿通するように、前記低圧気体冷媒通路を迂
回させたことを特徴とする請求項1記載の冷媒配管接続
用コネクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32350294A JPH08159609A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 冷媒配管接続用コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32350294A JPH08159609A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 冷媒配管接続用コネクター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08159609A true JPH08159609A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=18155414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32350294A Pending JPH08159609A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 冷媒配管接続用コネクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08159609A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104457037A (zh) * | 2013-09-12 | 2015-03-25 | 杭州三花研究院有限公司 | 蒸发器集成组件 |
-
1994
- 1994-12-01 JP JP32350294A patent/JPH08159609A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104457037A (zh) * | 2013-09-12 | 2015-03-25 | 杭州三花研究院有限公司 | 蒸发器集成组件 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6698235B2 (en) | Refrigerant cycle system having discharge function of gas refrigerant in receiver | |
KR20070117464A (ko) | 팽창 밸브 | |
GB2316738A (en) | A combined refrigerant accumulator and heat transfer unit | |
JPH08159609A (ja) | 冷媒配管接続用コネクター | |
JP2009180419A (ja) | 膨張弁 | |
JP4075023B2 (ja) | 受液器 | |
JP2000203251A (ja) | ク―リングユニットの取付構造 | |
JP4699960B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JPH10100654A (ja) | 膨張弁の連結構造 | |
JP6446636B2 (ja) | 膨張弁およびその配管取付構造 | |
US6615599B1 (en) | Thermostatic expansion valve and air conditioning system for low refrigerant charge | |
JP2003307372A (ja) | 膨張弁 | |
JPH08210733A (ja) | 電磁弁付膨張弁 | |
JPH07293775A (ja) | 配管接続継手 | |
US6550262B2 (en) | Expansion valve unit | |
JPH08159616A (ja) | 冷却サイクル | |
JP3807217B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPS59119088A (ja) | スクリユ−冷凍機 | |
JP2010048529A (ja) | 膨張弁 | |
JPH0648280Y2 (ja) | 冷房サイクル用リキッドタンク | |
JPH11310032A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
KR20030041688A (ko) | 냉장고의 모세관과 증발기 연결장치 | |
JP2008057826A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP3827898B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP3569598B2 (ja) | 空調装置用膨張弁 |