JPH08158721A - バン型車両の施錠装置 - Google Patents

バン型車両の施錠装置

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JPH08158721A
JPH08158721A JP30103894A JP30103894A JPH08158721A JP H08158721 A JPH08158721 A JP H08158721A JP 30103894 A JP30103894 A JP 30103894A JP 30103894 A JP30103894 A JP 30103894A JP H08158721 A JPH08158721 A JP H08158721A
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JP
Japan
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lock
locking
handle
auxiliary
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP30103894A
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English (en)
Inventor
Takashi Komoto
崇史 甲元
Kazuhisa Chiba
一寿 千葉
Shigekazu Gamachi
繁一 蒲地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S K R KK
Nippon Fruehauf Co Ltd
Original Assignee
S K R KK
Nippon Fruehauf Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運転室でのスイッチ操作で自動的に2種類の
ロック装置の開錠が可能で、かつロックハンドルを掛け
ると、2種類のロック装置の施錠ができるようにする2
重式ロック装置を提供する。 【構成】 一回の開錠操作によりメインロックaと補助
ロックbを同時に開錠状態にし、又ロック用ハンドル7
の施錠操作によりメインロックaと補助ロックbを同時
に施錠状態になるようにした。そして運転席でスイッチ
を押すとメインロックa及び補助ロックb用のアクチエ
−タモ−タ12a及び12bを作動させてメインロック
aと補助ロックbを共に開錠状態とし、同時にタイマ−
カウントを開始させ、この状態でロック用ハンドル7を
外すと所定時間のタイマ−カウント後メインロックaを
仮施錠状態とし、ロック用ハンドル7を掛けるとメイン
ロックaが施錠されると同時に近接センサ−9によりロ
ック用ハンドル7が掛ったことを検知し補助ロックbを
施錠状態にするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バン型車両等荷箱の施
錠装置に関し、更に詳しくいえば、盗難防止用の二重ロ
ック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バン型車両の荷箱は、図6に示す如く後
部に門口を有し、門口枠の隅柱1に観音開扉(以下単に
扉という)2が蝶着されている。左右の扉には上下両端
にカム片3a,3bを有するロックロッド4がそれぞれ
取付けられている。このカム片3a,3bが扉枠の上桁
5aと下桁5bにそれぞれ固着されたカムキ−パ6a,
6bに係合し、左右扉は施錠される。逆にハンドル7の
回動操作によりロックロッドが回動し、カム片3a,3
bとカムキ−パ6a,6bとの係合が解除して、扉が開
放される。
【0003】従来、前記ハンドル7の回動操作により、
ロックロッド4の上下のカム片3a,3bをカムキ−パ
6a,6bに係合すると同時に、ハンドル7をさらに施
錠装置でロックしていた。ハンドル自体をロックする簡
単な施錠装置としては、扉に設けた受金具にハンドル7
を挿入し、上から掛止金具で覆い、受金具との間を南京
錠で施錠するものがある。
【0004】また、施錠装置には、ハンドル7に突設さ
れたフックがロックされるワンタッチロック、あるいは
ハンドル7に溶接されたリングがロックされるスナッチ
ロックなど、種々のものが使用されているが、いずれも
ロック機構が扉の外に装着されるので、外部からこのロ
ックを破壊することができ、防犯上問題であった。
【0005】近年、バン型車両等の輸送荷物に対する安
全意識が高まっている。特に盗難防止の観点から荷箱の
施錠に対する関心が高まっている。従来の施錠装置は施
錠機構が扉の外部に取付けられているので、外部からロ
ック機構を破壊する危険があり、いったん破壊されると
簡単に扉は開放できる。かかる従来タイプの施錠装置
を、2個取付けても安全性において問題があった。通
称、スナッチロックと称する施錠装置でも安心できるも
のではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】1回の押ボタン操作で
2種類の施錠装置を同時に開錠させ、一本のロック用ハ
ンドルの操作によって2種類の施錠装置を作動できるよ
うにして、開錠及び施錠操作の手間を省くことができる
ようにすることを目的とする。そしてメインロックが万
一破壊されても、補助ロック機構を外部から操作できな
いようにして、簡単には扉を開放することができないよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】扉のロックロッドを開閉
操作するロック用ハンドル7を施錠するためのメインロ
ックaと補助ロックbを備えたバン型車両用の2重ロッ
ク装置に於て、一回の開錠操作によりメインロックaと
補助ロックbを同時に開錠状態にし、又ロック用ハンド
ル7の施錠操作によりメインロックaと補助ロックbを
同時に施錠状態になるようにした。又運転席でスイッチ
を押すとメインロックa及び補助ロックb用のアクチエ
−タモ−タ12a及び12bを作動させてメインロック
aと補助ロックbを共に開錠状態とし、同時にタイマ−
カウントを開始させ、この状態でロック用ハンドル7を
外すと所定時間のタイマ−カウント後メインロックaを
仮施錠状態とし、ロック用ハンドル7を掛けるとメイン
ロックaが施錠されると同時に近接センサ−9によりロ
ック用ハンドル7が掛ったことを検知し補助ロックbを
施錠状態にするようにした。そして扉の表面にメインロ
ックaに対応する係合部材14aと、補助ロックbに対
応する係止部材15a,15bを有するロック用ハンド
ル7を備え、又扉の裏面にはタイマ−&センサ−回路1
0及び駆動制御回路11,12を備え、該駆動制御回路
はメインロックaの施錠用フック14を駆動するアクチ
エ−タ電子回路11a及びアクチエ−タモ−タ12a
と、補助ロックbの係止部材15を回転駆動するアクチ
エ−タ電子回路11b及びアクチエ−タモ−タ12bを
有している。
【0008】
【実施例】以下図に基いて説明する。図1で扉2のロッ
クロッド4にロック用ハンドル7が上下に回動可能に取
付けられている。aはメインロック、bは補助ロックで
ある。本発明はこれを要約すると集配用バン等の扉2の
施錠をメインロックaと、補助ロックbとで構成し、メ
インロックaで施錠し、更に補助ロックbでも2重に施
錠出来る様にしたものである。
【0009】ロックの解錠は運転席のアンロックボタン
を押すと、アンロック信号を出力し、メインロックaと
補助ロックbが同時に解錠される(図5)。ロック用ハ
ンドル7を外して開錠した場合、例えば25秒後にメイ
ンロックaは自動的にいつでもハンドルを掛けると施錠
可能な仮ロックの状態になる。そして補助ロックbは開
錠のままにしておく。扉2を閉めるとき、作業者がロッ
ク用ハンドル7を掛けた時点でメインロックaが施錠さ
れると同時に補助ロックbの施錠ができるようになって
いる。
【0010】本発明に係る二重ロック施錠装置は、この
ように従来1つの施錠装置を使用していたロック用ハン
ドル7に、2つの施錠装置を設けて盗難に対する積荷の
安全を図るもので、たとえば従来から使用されている施
錠装置をメインロックaとし、回転式ロックを補助ロッ
クbとして、二重の施錠を施す構成としている。図1で
メインロックaはスライド式シャッタ等に使用する公知
の施錠装置である。bは補助ロックである。ロック用ハ
ンドル7はこれら2つの施錠装置で施錠される。そして
開錠装置の作動は運転室でのプッシュスイッチ8(図
4)の操作のみで行い、鍵(キ−)操作をしない構造と
なっている。以下詳細について説明する。
【0011】運転手が運転席でロック解除のプッシュス
イッチ8(図4)を押すと、まずメインロックaと補助
ロックbのタイマ−&センサ−回路10を介しアクチエ
−タ電子回路11a,11bが作動し、両方共に解錠状
態になる。同時にタイマ−カウントが開始され、一定時
間(たとえば25秒)後、メインロックaは仮ロック状
態になる。
【0012】次いで、ロック用ハンドル7がメインロッ
クaに施錠されたことを近接センサ−9が感知すると、
タイマ−&センサ−回路10を介して補助ロックbが施
錠状態になる。ロック用ハンドル7の扉に面した側に
は、ロックロッド4との軸支部13側から順に、電気回
路中のアクチエ−タモ−タ12a(図2)の回転駆動と
連動するフック14と係合する係合部材14aが突設し
ている。その隣には別のアクチエ−タモ−タ12b(図
2)の駆動力が伝達されて90°正逆回転する回動軸
(図示しない)の先端に固着された角棒状の係止片15
が水平位置で係止される2本の係止部材15a,15b
が間隔を置いて突設されている。係止片15が90°回
転して直立すると、係止用ピン15aと15bの間に位
置し、開錠可能状態となる。
【0013】二重ロック装置は、たとえば一枚の取付板
16の表面と裏面に装着されている。該取付板16は、
扉2の外張板を切り欠いた部分に固着されており、取付
板16の外表面にメインロックaおよび補助ロックbが
固着され、内部側(裏面)に電気回路が配設されてい
る。メインロックaの取付フック14の回動軸および補
助ロックbの角棒状の係止片15の回動軸は共に取付板
16を貫通し、取付板16に回転自在に支持されてい
る。ロック用ハンドル7がメインロックaで施錠された
ことを感知する近接センサ−9は、取付板16を貫通
し、ナット9aで取着けられている。
【0014】施錠時、取付板16の裏側のアクチエ−タ
モ−タ12aが作動すると、その駆動力が、図示しない
ア−ムを介して係合用フック14に連結したロッドに伝
達され、メインロックaに内蔵された施錠機構が作動し
て係合用フック14が上記ロック用ハンドル7の裏面に
設けた係合部材、図の場合は係合用ピン14aと係合す
る。このときロック用ハンドル7の裏面が近接センサ−
9に近接し、取付板16の裏側のアクチエ−タ回路11
bが、タイマ−&センサ−回路10の指令によって作動
し、該モ−タ12bの駆動力が、ア−ムを介して係止片
15の回転軸に伝達される。すると係止片15が90°
回動して水平となり、ロック用ハンドル7の裏面に突設
した係止部材、図の場合は係止用ピン15a,15bの
持ち上げを阻止して施錠状態となる。17はロック用ハ
ンドル7の施錠位置を保持する掛止具である。
【0015】このように、機構の異なる施錠装置を使用
した二重ロック装置であるから、もしもメインロックa
が破壊されても、補助ロックbは扉内部に駆動装置を備
え、その駆動力で操作される係止片15によって施錠し
ているので外部から破壊することはできず、依然として
施錠状態が維持され安全である。
【0016】本発明を構成するメインロックaとして
は、本発明の主旨の範囲内で、通常観音扉のハンドル用
施錠装置に使用される種々の施錠が使用可能であり、こ
れらの施錠装置も本発明の範囲から除外するものではな
い。また、本発明を構成する補助ロックとしては、ハン
ドル側面に突設した係合用ピンおよびアクチエ−タモ−
タの駆動力によって回動する係止片は、本発明の主旨の
範囲内で種々の形状の変形や応用が可能である。一例と
して図7はロック用ハンドル7に突設した係合用ピン1
4aの代りとして設けた引掛具である。この引掛具と係
合用フックを係合させて施錠させる機構としてもよい。
又図8はロック用ハンドル7に設けた係止用ピンの代り
に設けた突部19を示す。この突部19を軸21のまわ
りに回動する係止片20と係合させて施錠するようにな
っている。
【0017】
【効果】1回の押ボタン操作で2種類の施錠装置を同時
に開錠でき、又一本のロック用ハンドル7の操作により
2種類の施錠装置を作動できるようにしたので、開錠・
施錠に要する手間を省くことができる。かくして簡単な
操作で2重の施錠ができ施錠の信頼性が大幅に改善され
た。メインロックaが万一破壊されても、補助ロックb
はロック用ハンドルの裏側にあってロック機構を外部か
ら操作できないので、簡単には扉を開放することはでき
ない。鍵(キ−)を使用しないで、運転席にいながらロ
ックの開錠ができる。又ロック用ハンドル7の操作のみ
で2つの施錠装置をロックできるので、補助ロックbの
施錠を忘れるというような不都合が解消される。又鍵が
ないので鍵穴から施錠機構を破壊される可能性も解消さ
れ、極めて安全な施錠が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明施錠装置の正面図、(b)は(a)の
上面図。
【図2】施錠装置の施錠状態を示す斜視図。
【図3】施錠装置を開錠した状態を示す。
【図4】電気回路図。
【図5】タイミングチャ−ト。
【図6】バン型車両の後部正面図。
【図7】メインロックの他の例を示す。
【図8】同じく補助ロックの他の例を示す。
【符号の説明】
a メインロック b 補助ロック 1 隅柱 2 観音開扉 3a,3b カム片 4 ロックロッド 5a 上桁 5b 下桁 6 カムキ−パ 7 ハンドル 8 プッシュスイッチ 9 近接センサ− 10 タイマ−&センサ−回路 11a,11b アクチエ
−タ電子回路 12a,12b アクチエ−タモ−タ 13 軸支部 14 フック 14a (メインロックの)係合用ピン 15 係止片 15a,15b (補助ロックの)係止用ピン 16 取付板 17 掛止具 18 タイマ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蒲地 繁一 神奈川県高座郡寒川町倉見1919 エスケ− ア−ル株式会社湘南工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉のロックロッドを開閉操作するロック
    用ハンドル(7)を施錠するためのメインロック(a)と補
    助ロック(b)を備えたバン型車両用の2重ロック装置に
    於て、一回の開錠操作によりメインロック(a)と補助ロ
    ック(b)を同時に開錠状態にし、又ロック用ハンドル
    (7)の施錠操作によりメインロック(a)と補助ロック
    (b)を同時に施錠状態になるようにしたことを特徴とす
    るバン型車両の施錠装置。
  2. 【請求項2】 運転席でスイッチを押すとメインロック
    (a)及び補助ロック(b)用のアクチエ−タモ−タ(12a
    及び12b)を作動させてメインロック(a)と補助ロック
    (b)を共に開錠状態とし、同時にタイマ−カウントを開
    始させ、この状態でロック用ハンドル(7)を外すと所定
    時間のタイマ−カウント後メインロック(a)を仮施錠状
    態とし、ロック用ハンドル(7)を掛けるとメインロック
    (a)が施錠されると同時に近接センサ−(9)によりロッ
    ク用ハンドル(7)が掛ったことを検知し補助ロック(b)
    を施錠状態にするようにした請求項1のバン型車両の施
    錠装置。
  3. 【請求項3】 扉(2)の表面にメインロック(a)に対応
    する係合部材(14a)と補助ロック(b)に対応する係止部
    材(15a,15b)を有するロック用ハンドル(7)と、メイン
    ロック(a)と、補助ロック(b)及び近接センサ−(9)を
    備え、又扉の裏面にはタイマ−&センサ−回路(10)及び
    駆動制御回路(11,12)を備え、該駆動制御回路はメイン
    ロック(a)の施錠用フック(14)を駆動するアクチエ−タ
    電子回路(11a)及びアクチエ−タモ−タ(12a)と、補助ロ
    ック(b)の係止部材(15)を回転駆動するアクチエ−タ電
    子回路(11b)及びアクチエ−タモ−タ(12b)を有している
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のバン型車両の
    施錠装置。
JP30103894A 1994-12-05 1994-12-05 バン型車両の施錠装置 Pending JPH08158721A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102255474B1 (ko) * 2020-12-04 2021-05-24 최재영 도어 개폐장치

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JPH0240870U (ja) * 1988-09-12 1990-03-20
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511