JPH08158446A - 局部洗浄装置における冷水排出機構 - Google Patents

局部洗浄装置における冷水排出機構

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JPH08158446A
JPH08158446A JP33372894A JP33372894A JPH08158446A JP H08158446 A JPH08158446 A JP H08158446A JP 33372894 A JP33372894 A JP 33372894A JP 33372894 A JP33372894 A JP 33372894A JP H08158446 A JPH08158446 A JP H08158446A
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JP
Japan
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pipe
water
hot water
local cleaning
switch
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JP33372894A
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English (en)
Inventor
Masafumi Arakawa
雅史 荒川
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管内に残っている残留冷水を捨水させるの
に、便器使用者の負担が少なくできるとともに、渇水時
でも水の無駄使いをしなくてもよい局部洗浄装置におけ
る冷水排出機構を提供することを目的とする。 【構成】 湯と水を混合するサーモスタット付混合水栓
7の出湯側は局部洗浄配管8と捨水配管9に分岐され、
局部洗浄配管8及び捨水配管9には夫々流量制御バルブ
10,11が設けられ、手動スイッチ16及び着座状態
を自動検知する自動スイッチ18により自動的に前記捨
水配管9側の流量制御弁11の開閉制御が可能となさ
れ、前記手動スイッチ16によるか又は自動作動による
かのいずれかを選択する手動/自動切換スイッチ15を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体局部を洗浄するよ
うに便器本体に取り付けられる局部洗浄装置における初
期冷水の排出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】局部洗浄装置は、湯と水を混合して適温
水として局部洗浄ノズルへ導いて、人体局部へ噴出する
ものである。しかし、給湯配管内等の残り湯は、局部洗
浄装置の使用頻度が低い場合、特に冬場においては湯温
が低くなる。このため、局部洗浄装置を作動させた場合
に噴出される初期の湯温は、設定した適温水よりも低い
温度になり、使用者に不快感を与えるという問題があっ
た。そこで、従来の局部洗浄装置では、初期冷水を捨水
するための手段として、手動スイッチを用いて便器使用
者が適宜捨水する機構をとるか、又は着座センサ等によ
り便座での着座状態を検出して、自動的に捨水するよう
な機構を設けたものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自動的に初
期冷水を捨てるようにした機構では、局部洗浄しない人
が用足した場合にも捨てるために、無駄な捨水となる。
特に渇水時には水の無駄使いになるという問題がある。
一方、手動スイッチだけを設置している場合には、便器
使用者がその都度スイッチ操作しなければならず、面倒
でありかつ負担が増えるものであった。本発明はかかる
点に鑑みなされたもので、残留冷水の排出について、使
用者の負担が少なくできるとともに、渇水時でも水の無
駄使いをしなくてもよい局部洗浄装置における冷水排出
機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の局部洗浄装置における冷水排出機構は、湯と水とを
混合して局部洗浄ノズルより噴出するものであって、給
湯配管と給水配管とが接続されて温度調節した湯を出湯
する温度調節弁の出湯側が局部洗浄配管と捨水配管に分
岐され、前記局部洗浄配管及び捨水配管には夫々流量制
御弁が設けられ、手動スイッチ及び着座状態の検知によ
り自動的に前記捨水配管側の流量制御弁の開閉制御が可
能となされ、前記手動スイッチによるか又は自動作動に
よるかのいずれかを選択する手動/自動切換スイッチが
設けられた機構である。
【0005】本発明に係る請求項2記載の局部洗浄装置
における冷水排出機構は、湯と水とを混合して局部洗浄
ノズルより噴出するものであって、給湯配管と給水配管
とが接続されて温度調節した湯を出湯する温度調節弁の
出湯側に流量制御弁が設けられ、該流量制御弁の出湯側
を局部洗浄用配管又は捨水用配管に接続切換する三方切
換弁が設けられ、手動スイッチ及び着座状態の検知によ
り自動的に前記三方切換弁の開閉制御が可能となされ、
前記手動スイッチによるか又は自動作動によるかのいず
れかを選択する手動/自動切換スイッチが設けられた機
構である。
【0006】
【作用】請求項1においては、手動/自動切換スイッチ
を手動側に切り換えると、給湯配管に残っている残留冷
水は便器使用者が手動スイッチを操作しない限り自動的
には排出されないので、初期冷水を自動的に排出する場
合に比べて節水することができる。このため、普段はあ
まり局部洗浄装置を使用しない家庭等では節水に有効で
あり、特に渇水時には有効な対策となる。一方、手動/
自動切換スイッチを自動側に切り換えると、初期冷水は
自動的に捨水されるので、いつも局部洗浄装置を使用す
る家庭等では、煩わしい捨水操作が不要であり、無駄な
負担がない。
【0007】請求項2においては、上記した請求項1と
同じ作用をするとともに、三方切換弁を用いているの
で、配管を局部洗浄配管と捨水配管に分岐させるような
管路の施工が不要であり、三方切換弁の2つの出力ポー
トから局部洗浄用配管と捨水用配管に接続すればよいの
で、施工が簡単である。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る局部洗浄装置における冷
水排出機構について図面を参照して説明する。図1は本
発明に係る局部洗浄装置における冷水排出機構の第1実
施例を示す配管系統図、図2は局部洗浄装置を備えた便
器を示す平面図である。本例の局部洗浄装置1は、図2
に示す如く、便座2の背面側を取り囲んで配置される制
御ボックス3と、局部洗浄ノズル4とからなっている。
制御ボックス3には、給湯配管5及び給水配管6が接続
されている。ここで、給湯配管5及び給水配管6は、例
えばホテル等の高層建物の場合には、階下から階上にか
けて縦方向に連設されている主管路から各室に分岐して
配管される。また、一般家庭における給湯配管5は、例
えば給水口から供給される水道水を電気ヒータで加熱す
る温水タンク(図示省略)から配管される。
【0009】サーモスタット付混合水栓7は、局部洗浄
ノズル4から所定の適温水を噴出させるために湯水を混
合するバルブであり、その出湯側は局部洗浄配管8と捨
水配管9に分岐されている。局部洗浄配管8及び捨水配
管9には夫々流量制御バルブ10,11が設けられてい
る。局部洗浄配管8は前記局部洗浄ノズル4に配管さ
れ、捨水配管9を介して排出される初期の捨水は、例え
ば便鉢の内面側に向けて排水されるようになされてい
る。混合水栓7の出湯側管路には、出湯温度を測定する
ためにサーミスタ12が設けられている。
【0010】制御回路13は、前記サーミスタ12の出
力及びスイッチ回路14によって選択されたスイッチ信
号をもとに、捨水用流量制御バルブ11の開度を自動又
は手動にて開閉制御するための回路である。すなわち、
制御回路13は捨水開始信号を出力して捨水用流量制御
バルブ11を開けて捨水を開始し、サーミスタ12によ
り適温水の供給を確認して流量制御バルブ11を閉じる
ように制御する。スイッチ回路14は、捨水用流量制御
バルブ11の開閉を手動でやるか、自動作動によるかを
選択する手動/自動切換スイッチ15の出力端位置によ
って手動スイッチ16を配した一方の回路17と、自動
スイッチ18を配した他方の回路19のいずれかの回路
を選択するものである。
【0011】ここで、手動/自動切換スイッチ15は、
制御ボックス3の右脇部の操作パネル部のやや背面側に
設けられている。一方、前記捨水用の手動スイッチ16
及び局部洗浄用の流量制御バルブ10を開くためのシャ
ワースイッチ20は、手動/自動切換スイッチ15より
も前面側であって、便座2に腰掛けた便器使用者が操作
し易い位置に設けられている。自動スイッチ18は、本
例では便座2に腰掛けた圧力を検出する圧力センサ等の
着座スイッチである。勿論、自動スイッチとして、制御
ボックス3の側部に設けた赤外線センサ等の光センサで
着座した便器使用者を検出するようにしたものを用いる
こともできる。
【0012】而して、上記構成からなる局部洗浄装置1
における冷水排出機構においては、手動/自動切換スイ
ッチ15を手動側に切り換えておくと、この切換スイッ
チ15の出力端位置に手動スイッチ16を配した回路1
7が選択され、自動スイッチ18により制御回路13を
作動させることはできなくなる。このため、配管内に残
っている残留冷水は、便器使用者が手動スイッチ16を
操作しない限り自動的には捨水されず、初期冷水を自動
的に排出する場合に比べると節水することができる。こ
のため、普段からあまり局部洗浄装置1の使用頻度が低
い家庭等では節水に有効であり、特に渇水時には有効な
対策となる。勿論かかる家庭でも局部洗浄装置1を使用
したい人は、手動スイッチ16の操作により適宜局部洗
浄することができるので不便もない。
【0013】一方、手動/自動切換スイッチ15を自動
側に切り換えると、初期冷水は着座により自動的に捨水
されるので、局部洗浄装置1を使用する頻度が高い家庭
等では、煩わしい捨水操作が不要であり、無駄な負担が
ない。
【0014】図3は第2実施例を示す配管系統図であ
る。本例では、サーモスタット付混合水栓7から局部洗
浄ノズル4までの配管自体を分岐しないで、三方切換弁
21を用いて弁機能と分岐機能を同時に果たし、混合水
栓7と三方切換弁21の間に流量調整用のメインバルブ
22を配している。本例によると、上記した第1実施例
と同じく、手動捨水と自動捨水を切り換えることができ
るとともに、三方切換弁21を用いているので、第1実
施例のように局部洗浄配管8と捨水配管9に分岐する管
路形成する必要がなく、三方切換弁21の2つの出力ポ
ートから局部洗浄用と捨水用の配管とすることができる
ので、配管施工が簡単になる。
【0015】図4はスイッチ回路14内の変形配線図を
示している。すなわち、同図によると、オンオフ型の手
動/自動切換スイッチ15と自動スイッチ18とを直列
に接続した回路と、手動スイッチ16を接続した回路と
を並列に接続している。而して、切換スイッチ15をオ
フしておくと手動になり、切換スイッチ15をオンする
と自動になるが、このとき手動スイッチ16を押しても
捨水することができる。このため、便器使用者にとって
は、自動モードであっても手動でも動かすことができる
という安心感を持つことができる。
【0016】なお、本例の冷水排出機構は、ホテル等の
高層建物における洋風便器に設置する場合には、全室の
手動/自動切換スイッチ15を予め手動側に切り換えて
おくことで、全体として甚大な節水効果を奏する。ま
た、手動/自動切換スイッチ15をフロント側に設けて
一括管理するようにしてよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、配
管内に残っている残留冷水を捨水させるのに、手動スイ
ッチによるか又は自動スイッチによるかのいずれかを切
り換える手動/自動切換スイッチを設けているので、便
器使用者やホテルオーナの意思により自動又は手動を選
択することができる。このため、特に渇水時には有効に
節水することができ、また各家庭における局部洗浄装置
の使用頻度に応じた任意の選択をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る局部洗浄装置における冷水排出機
構の第1実施例を示す配管系統図である。
【図2】局部洗浄装置を備えた便器を示す平面図であ
る。
【図3】第2実施例を示す配管系統図である。
【図4】スイッチ回路内の変形例を示す配線図である。
【符号の説明】
1…局部洗浄装置 13…制御回
路 3…制御ボックス 14…スイッ
チ回路 4…局部洗浄ノズル 15…手動/
自動切換スイッチ 7…サーモスタット付混合水栓 16…手動ス
イッチ 8…局部洗浄配管 18…自動ス
イッチ 9…捨水配管 21…三方切
換弁 10,11…流量制御バルブ 22…メイン
バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯と水とを混合して局部洗浄ノズルより
    噴出するものであって、給湯配管と給水配管とが接続さ
    れて温度調節した湯を出湯する温度調節弁の出湯側が局
    部洗浄配管と捨水配管に分岐され、前記局部洗浄配管及
    び捨水配管には夫々流量制御弁が設けられ、手動スイッ
    チ及び着座状態の検知により自動的に前記捨水配管側の
    流量制御弁の開閉制御が可能となされ、前記手動スイッ
    チによるか又は自動作動によるかのいずれかを選択する
    手動/自動切換スイッチが設けられたことを特徴とする
    局部洗浄装置における冷水排出機構。
  2. 【請求項2】 湯と水とを混合して局部洗浄ノズルより
    噴出するものであって、給湯配管と給水配管とが接続さ
    れて温度調節した湯を出湯する温度調節弁の出湯側に流
    量制御弁が設けられ、該流量制御弁の出湯側を局部洗浄
    用配管又は捨水用配管に接続切換する三方切換弁が設け
    られ、手動スイッチ及び着座状態の検知により自動的に
    前記三方切換弁の開閉制御が可能となされ、前記手動ス
    イッチによるか又は自動作動によるかのいずれかを選択
    する手動/自動切換スイッチが設けられたことを特徴と
    する局部洗浄装置における冷水排出機構。
JP33372894A 1994-12-05 1994-12-05 局部洗浄装置における冷水排出機構 Pending JPH08158446A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001348935A (ja) * 2000-06-09 2001-12-21 Toto Ltd 脱臭機能付きトイレ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001348935A (ja) * 2000-06-09 2001-12-21 Toto Ltd 脱臭機能付きトイレ装置

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