JPH08158415A - 全旋回式建設機械の進行方向表示装置 - Google Patents

全旋回式建設機械の進行方向表示装置

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JPH08158415A
JPH08158415A JP30516294A JP30516294A JPH08158415A JP H08158415 A JPH08158415 A JP H08158415A JP 30516294 A JP30516294 A JP 30516294A JP 30516294 A JP30516294 A JP 30516294A JP H08158415 A JPH08158415 A JP H08158415A
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light emitting
upper revolving
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revolving structure
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JP30516294A
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Hiroyuki Tsukamoto
浩之 塚本
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置を
検出し、オペレータがキャビン内にて下部走行体の進行
方向を確実且つ簡易迅速に認識できるようにする。 【構成】 キャビン17に設けられている左右一対の操
作レバー18,19のノブに夫々1つずつの発光部を設
ける。また、下部走行体12に対する上部旋回体14の
旋回位置を検出する旋回位置検出装置21を設ける。該
旋回位置検出装置21の検出値に基づき、上部旋回体1
4が前向き領域または後向き領域にあるときは、夫
々異なる1色にて左右の発光部を同時に点灯若しくは点
滅させる。また、上部旋回体14が左向き領域または
右向き領域にあるときは、夫々異なる片側の発光部の
みを点灯若しくは点滅させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全旋回式建設機械の進行
方向表示装置に関するものであり、特に、左右一対の操
作レバーにて左右の走行モータを駆動制御する全旋回式
建設機械の進行方向表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種建設機械は、下部走行体に左
右独立して走行モータを搭載し、キャビンに設けた2本
の操作レバーにて左右の走行モータを駆動制御してい
る。また、下部走行体に対して上部旋回体が水平全方向
へ旋回自在であり、該上部旋回体を旋回して作業を行っ
ているときに、オペレータは下部走行体の前部がどの方
向へ位置しているかの判断が困難である。従って、建設
機械を移動させる場合には、オペレータがキャビンから
下部走行体の向きを視認し、機体がどの方向へ進行する
かを確認している。
【0003】一方、下部走行体と上部旋回体の相対位置
を検出するセンサを設け、該センサの検出値に基づいて
下部走行体の進行方向を判別し、走行レバーにこの進行
方向を表示してオペレータに告知するようにした装置も
知られている(特開平5−65726号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、前述したよう
にオペレータの目視によって下部走行体の向きを確認し
ているが、機械によってはキャビンから見たときの下部
走行体の向きが分かりにくく、運転を誤って事故を起こ
す虞がある。
【0005】また、前記公報記載の装置は表示が複雑で
あるためオペーレータが進行方向を確認しずらく、危険
回避のために咄嗟の判断を迫られたときには操作を誤っ
て事故を起こす虞もある。
【0006】そこで、オペレータがキャビン内にて下部
走行体の進行方向を確実且つ簡易迅速に認識できるよう
にし、操作レバーの誤操作による事故の発生を未然に防
止するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、左右のクローラを備
えた下部走行体に上部旋回体を水平全方向へ旋回自在に
載設し、キャビンに設けた左右一対の操作レバーにて左
右の走行モータを駆動制御するとともに、下部走行体に
対して上部旋回体が前向き領域、後向き領域、左向き領
域、右向き領域の何れかの領域に位置しているかを判定
する旋回位置検出装置を備えた全旋回式建設機械に於い
て、前記左右一対の操作レバーのノブに夫々1つずつの
発光部を設け、該発光部は2色のうち何れか1色にて点
灯若しくは点滅可能に形成され、上部旋回体が前向き領
域にあるときは左右の発光部を一方の1色にて同時に点
灯若しくは点滅させ、上部旋回体が後向き領域にあると
きは左右の発光部を他方の1色にて同時に点灯若しくは
点滅させ、更に、上部旋回体が左向き領域にあるときは
右の発光部を何れか1色にて点灯若しくは点滅させ、上
部旋回体が右向き領域にあるときは左の発光部を何れか
1色にて点灯若しくは点滅させるように形成した全旋回
式建設機械の進行方向表示装置を提供するものである。
【0008】
【作用】上部旋回体が旋回するときには、旋回位置検出
装置により上部旋回体の旋回位置を検出し、該上部旋回
体が前向き領域、後向き領域、左向き領域、右向き領域
の何れかの領域に位置しているかを判定する。そして、
上部旋回体の領域に対応して、左右一対の操作レバーの
ノブに夫々1つずつ設けられた発光部を各領域毎に異な
ってオンオフする。
【0009】上部旋回体が前向き領域にあるときは左右
の発光部を一方の1色にて同時に点灯若しくは点滅さ
せ、上部旋回体が後向き領域にあるときは左右の発光部
を他方の1色にて同時に点灯若しくは点滅させる。ま
た、上部旋回体が左向き領域にあるときは右の発光部を
何れか1色にて点灯若しくは点滅させ、上部旋回体が右
向き領域にあるときは左の発光部を何れか1色にて点灯
若しくは点滅させることにより、該上部旋回体がどの領
域に位置しているかをオペレータに認識させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は全旋回式建設機械の一例として油圧ショベ
ル11を示したものであり、左右のクローラを備えた下
部走行体12にボールレース13を介して上部旋回体1
4を水平全方向へ旋回自在に載設してある。下部走行体
12の左右後部には左右の走行モータ15及び16が搭
載されており、キャビン17に設けた左右一対の操作レ
バー18及び19により油圧回路を制御して、左右の走
行モータ15及び16を夫々独立して駆動する。また、
ボールレース13の中心部にロータリジョイント20を
設け、該ロータリジョイント20を介して下部走行体1
2の油圧回路と上部旋回体14の油圧回路を接続する。
【0011】更に、前記ロータリジョイント20にポテ
ンショメータやマイクロスイッチ等の旋回位置検出装置
21を設け、該旋回位置検出装置21にて下部走行体1
2と上部旋回体14の相対位置を検出する。そして、下
部走行体12の前進方向Fに対しての範囲を前向き領
域、の範囲を後向き領域、の範囲を左向き領域、
の範囲を右向き領域と設定し、前記旋回位置検出装置2
1の検出値に基づいて、上部旋回体14のブームの中心
線Cがどの領域に位置しているかを制御部22にて判定
する。
【0012】図2及び図3に示すように、前記左右2本
の操作レバー18,19のノブ18a,19aの表面に
は、夫々1つずつの発光部23,24が設けられてい
る。該発光部23,24はLEDをはじめランプ、ネオ
ン管等を使用し、異なる2色を発光することができる。
本実施例では該発光部23,24は赤色と緑色の2色を
発光できるように形成され、前記旋回位置検出装置21
の検出値に基づく制御部22の指令によりオンオフし、
制御部22からの指令によってオンとなったときには、
該発光部23,24が赤色または緑色の何れか1色にて
点灯若しくは点滅する。
【0013】而して、図4(a)及び(b)に示すよう
に、前記上部旋回体14が前向き領域にある場合は、
図5に示すように、左右の発光部23,24への出力を
オンにして双方とも緑色に点灯する。従って、オペレー
タは操作レバー18,19の操作方向と機体の進行方向
が一致していることを認識できる。
【0014】これに対して、図6(a)及び(b)に示
すように、上部旋回体14が後向き領域にある場合
は、図7に示すように、左右の発光部23,24への出
力をオンにして双方とも赤色にて点灯させる。従って、
オペレータは操作レバー18,19の操作方向と機体の
進行方向が正反対であることを認識できる。
【0015】一方、図8に示すように、上部旋回体14
が左向き領域にある場合は、図9に示すように、右側
の発光部24への出力をオンにして該発光部24のみを
赤色にて点滅させる。従って、オペレータは下部走行体
12の前部が右側に位置していることが分り、操作レバ
ー18,19を前方へ傾転させれば機体が右方向へ進行
することを認識できる。
【0016】また、図10に示すように、上部旋回体1
4が右向き領域にある場合は、図11に示すように、
左側の発光部23への出力をオンにして該発光部23の
みを赤色にて点滅させる。従って、オペレータは下部走
行体12の前部が左側に位置していることが分り、操作
レバー18,19を前方へ傾転させれば機体が左方向へ
進行することを認識できる。
【0017】尚、本実施例に於いては、前記発光部2
3,24が赤色及び緑色の2色を発光できるように形成
されているが、他の2色の組合せであっても良く、ま
た、発光部23,24の点灯と点滅とを逆にして表示す
るようにしても良い。
【0018】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、左右一対の操作レバーのノブに夫々1つずつの発光
部を設け、旋回位置検出装置によって判定した上部旋回
体の領域に対応して、前記発光部をオンオフする。そし
て、前向き領域と後向き領域では夫々異なる1色にて左
右の発光部が同時に点灯若しくは点滅し、左向き領域と
右向き領域では夫々異なる片側の発光部のみが点灯若し
くは点滅する。
【0020】従って、オペレータは該発光部を視認する
だけで確実且つ簡易迅速に機体の進行方向を認識するこ
とができ、操作レバーの誤操作を防止して安全性の向上
に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、油圧ショベルの平面
図。
【図2】制御系のブロック図。
【図3】操作レバーの要部斜視図。
【図4】(a)(b)は上部旋回体が前向き領域に位置
している状態の平面図。
【図5】前向き領域での発光部の点灯状態を示す解説
図。
【図6】(a)(b)は上部旋回体が後向き領域に位置
している状態の平面図。
【図7】後向き領域での発光部の点灯状態を示す解説
図。
【図8】上部旋回体が左向き領域に位置している状態の
平面図。
【図9】左向き領域での発光部の点滅状態を示す解説
図。
【図10】上部旋回体が右向き領域に位置している状態
の平面図。
【図11】右向き領域での発光部の点滅状態を示す解説
図。
【符号の説明】
11 油圧ショベル 12 下部走行体 14 上部旋回体 15,16 走行モータ 17 キャビン 18,19 操作レバー 18a,19a ノブ 21 旋回位置検出装置 22 制御部 23,24 発光部 前向き領域 後向き領域 左向き領域 右向き領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のクローラを備えた下部走行体に上
    部旋回体を水平全方向へ旋回自在に載設し、キャビンに
    設けた左右一対の操作レバーにて左右の走行モータを駆
    動制御するとともに、下部走行体に対して上部旋回体が
    前向き領域、後向き領域、左向き領域、右向き領域の何
    れかの領域に位置しているかを判定する旋回位置検出装
    置を備えた全旋回式建設機械に於いて、前記左右一対の
    操作レバーのノブに夫々1つずつの発光部を設け、該発
    光部は2色のうち何れか1色にて点灯若しくは点滅可能
    に形成され、上部旋回体が前向き領域にあるときは左右
    の発光部を一方の1色にて同時に点灯若しくは点滅さ
    せ、上部旋回体が後向き領域にあるときは左右の発光部
    を他方の1色にて同時に点灯若しくは点滅させ、更に、
    上部旋回体が左向き領域にあるときは右の発光部を何れ
    か1色にて点灯若しくは点滅させ、上部旋回体が右向き
    領域にあるときは左の発光部を何れか1色にて点灯若し
    くは点滅させるように形成したことを特徴とする全旋回
    式建設機械の進行方向表示装置。
JP30516294A 1994-12-08 1994-12-08 全旋回式建設機械の進行方向表示装置 Expired - Lifetime JP2742227B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6067901A (en) * 1996-12-13 2000-05-30 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Waste master collecting device for a stencil printer
CN111757965A (zh) * 2018-03-23 2020-10-09 神钢建机株式会社 工程机械

Cited By (3)

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CN111757965A (zh) * 2018-03-23 2020-10-09 神钢建机株式会社 工程机械
CN111757965B (zh) * 2018-03-23 2022-08-16 神钢建机株式会社 工程机械

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