JPH0815771A - 防滴保護カバーの構造 - Google Patents

防滴保護カバーの構造

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Publication number
JPH0815771A
JPH0815771A JP14898794A JP14898794A JPH0815771A JP H0815771 A JPH0815771 A JP H0815771A JP 14898794 A JP14898794 A JP 14898794A JP 14898794 A JP14898794 A JP 14898794A JP H0815771 A JPH0815771 A JP H0815771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
drip
rib
water
proof protection
Prior art date
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Pending
Application number
JP14898794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiharu Mori
公治 森
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、機器とカバーが接する部分か
らの水の浸入を防ぐことにより、安価な防滴保護カバー
を提供することにある。 【構成】防滴保護カバー3は、ビデオカメラ1の外周部
を覆う第一のリブ3a、及びビデオカメラ1に突合せる
第二のリブ3b、隙間3cにより構成されている。 【効果】カバーのデザインに自由度を与え、スペース効
果及びコストアップを抑えた上で、カバーに防滴性能を
与えることが出来る。さらに、カバー自身が小型であ
り、防滴性能を有することは機器全体の小型化や、コス
トダウンにも寄与することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機器のカバー構造に係
り、特に、水が直接かかってもカバー内部への水の浸入
を防ぐことが出来る防滴保護カバーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機器に使用している保護カバーは
単に覆いかぶせるもの、又は蓋状に構成されたものが主
体であり、水が直接かかった場合における機器とカバー
が接する部分からの水の浸入に対しては、考慮がされて
いなかった。
【0003】また、本格的に防滴対策を行うためには、
カバー自身あるいは機器側にOリング等のパッキンを配
置し、水の浸入を防ぐ必要がある。この場合、パッキン
を取り付けるスペースの確保及びパッキン代、パッキン
を取り付けるためのコストアップ等の問題があった。ま
た、パッキンを配置するための形状的な制約も発生す
る。この種の構造としては、実開昭62−194248
号公報などが、有る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来技術は水が
直接かからない場所での使用を主とした機器には安価で
あり、有効な手段であるが、屋外等水の直接かかる可能
性のある場所で使用される機器のカバーとしては考慮さ
れていなかった。
【0005】また、本格的な防滴対策を行うためには、
上記のようにスペースの増大、コストアップ、形状的な
制約の発生等の問題がある。本発明の目的は、機器とカ
バーが接する部分からの水の浸入防ぎ、スペース効果及
びコストアップを抑えることのできる防滴性能を持たせ
た保護カバーを提供する事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、機器とカ
バーが接する部分に水の圧力を分散することのできる構
造を持たせることにより、達成することができる。
【0007】
【作用】機器の外周部を覆う第一のリブと機器に突き合
わせる第二のリブをカバー内部に設け、第一のリブと第
二のリブの間に隙間を設けることにより、隙間部分が水
の圧力を分散させる作用を持ち、カバー内部への水の浸
入を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下図1〜図3を用いて、本発明をビデオカ
メラのマイク部に適用した実施例を説明する。
【0009】図1は、ビデオカメラ1のマイク2(点線
で示す)に防滴保護カバー3を取付けた状態を示す。
【0010】図2は、図1に示すA−A断面を見た図で
あり、防滴保護カバー3は、ビデオカメラ1の外周部を
覆う第一のリブ3a、及びビデオカメラ1に突合せる第
二のリブ3b、隙間3cにより構成されている。
【0011】図3は、図2に示すア部拡大図であり、水
の噴流4がかかった状態を示す。
【0012】この状態で水の噴流4は、第一のリブ3a
によって大半を防ぐことが出来るものの、一部が水圧の
かかった状態で隙間3cに浸入してくる。ここで隙間3
cは第二のリブ3bによって袋状になっており、連続し
た溝を構成している。この為、奧まで達した水の噴流4
は隙間3cに沿って2方向に分割されることになり、水
圧を分散させることが出来る。この結果第二のリブ3b
とビデオカメラ1との突合せ部より防滴保護カバー3の
内部に浸入しようとする水を防ぐことが出来る。
【0013】本実施例では機器側に影響を及ぼさず、機
器とカバーが接する部分に二重のリブを設けるだけの簡
単な構造で有りながら、効果的に防滴性能を有すること
が出来る。又、本発明の形状をカバー全周あるいは必要
な面にのみ採用することも可能である。
【0014】尚図4,図5は従来のカバー構造に、水の
噴流4がかかった状態を示す。
【0015】何れの場合においても、カバー内部に容易
に水が浸入するものであった。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カバ
ーのデザインに自由度を与え、スペース効果及びコスト
アップを抑えた上で、カバーに防滴性能を与えることが
出来る。さらに、カバー自身が小型であり、防滴性能を
有することは機器全体の小型化や、コストダウンにも寄
与することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のア部拡大図である。
【図4】図3における従来カバーの形状を示す図であ
る。
【図5】図3における従来カバーの形状を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ、2…マイク、3…防滴保護カバー、
3a…第一のリブ、3b…第二のリブ、3c…隙間、4
…水の噴流。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器の外周部を覆う第一のリブと、機器に
    突き合わせる第二のリブをカバー内部に有し、第一のリ
    ブと第二のリブとの間に隙間を有したことを特徴とする
    防滴保護カバーの構造。
  2. 【請求項2】第二のリブの高さを第一のリブよりも低く
    し、隙間の深さをそれぞれのリブの段差寸法以上とした
    ことを特徴とする請求項1記載の防滴保護カバーの構
    造。
JP14898794A 1994-06-30 1994-06-30 防滴保護カバーの構造 Pending JPH0815771A (ja)

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JP14898794A JPH0815771A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 防滴保護カバーの構造

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JPH0815771A true JPH0815771A (ja) 1996-01-19

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ID=15465171

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JP (1) JPH0815771A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9386195B2 (en) 2012-12-21 2016-07-05 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus having exterior covers

Cited By (1)

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