JPH0654328U - 携帯無線機のスピーカ取付構造 - Google Patents

携帯無線機のスピーカ取付構造

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JPH0654328U
JPH0654328U JP000325U JP32593U JPH0654328U JP H0654328 U JPH0654328 U JP H0654328U JP 000325 U JP000325 U JP 000325U JP 32593 U JP32593 U JP 32593U JP H0654328 U JPH0654328 U JP H0654328U
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JP
Japan
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speaker
drip
case
proof
wireless device
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Pending
Application number
JP000325U
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English (en)
Inventor
隆一 高橋
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】防滴とスピーカの音響特性双方を満足すること
のできるスピーカの取付構造を提供する。 【構成】防滴処理をされたスピーカ1と、該スピーカ1
とスピーカ取付板2とケース5を少なくともスピーカの
外周に対応する部分に設けたパッキング8および9を介
して相互に取り付ける構造と、上記の防滴構造として目
の荒い防滴構造6若しくは該防滴構造をなくした構造を
備えることとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯無線機の内部に水滴の侵入を防ぎ、かつ、音響出力への妨げの 少ない構造として好適な携帯無線機のスピーカの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の構造を図2に示す。従来の携帯無線機の外部から内部への水滴の侵入と いう観点では主にスピーカの取付部分の構造に問題があるので、本考案もこの部 分の構造に焦点を絞っている。 図2において、1はスピーカ、2はスピーカを取り付けるスピーカ取付板、3 は目の細かい不織布で、携帯無線機のケース5のスピーカ対応部に設けたケース の溝11内に埋め込まれ、接着テープ4で固定される。また10は音響出力取り 出し孔である。ケース5とスピーカ取付板との間にはaで示した間隙がある。こ の間隙はケース内面部分に取り付けられる部品のための空間を確保するために不 可避的に設けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来構造においては、音響出力取り出し孔10を介して水滴がケース内 に入るのを防ぐため特に目の細かい不織布3が設けられている。しかしこれを通 過した水滴は上記の間隙aを介してまたはスピーカ取付板2の音響出力取り出し 孔10を介してケース内に侵入していた。一方、音響出力は目の細かい不織布3 によって外部への出力の妨げとなり、その一方では、間隙aを介して周囲に音の 流れがもれるという状況にあった。そして従来上記の不織布3は防滴構造として の効果に重点がおかれていたので音響的な面では出力低下をもたらすなど必ずし も満足できるような状況にはなかった。 本考案の目的は、上記したように、防滴構造を満足するようにするとスピーカ からの音が通りにくくなるというような従来の携帯無線機における問題点を解決 し、防滴とスピーカの音響特性双方を満足することのできるスピーカの取付構造 を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案では、例えば図1に示すように、防滴処理 をされたスピーカ1と、該スピーカ1とスピーカ取付板2とケース5を少なくと もスピーカの外周に対応する部分に設けたパッキング8および9を介して相互に 取り付ける構造と、上記の防滴構造として目の荒い防滴構造6若しくはこのよう な防滴構造をなくした構造を備えることとする。
【0005】
【作用】
本考案の構造によれば、スピーカに防滴処置をしたことと、スピーカの外周に 対応する部分に設けたパッキングによってスピーカとスピーカ取付板とケースと を相互に取り付けたことにより、スピーカの前面部分と携帯無線機内の他の部分 とが水滴の侵入に対して隔離される。したがってスピーカの前面の防滴構造には 従来とは異なり目の荒いものを用いることができるし、あるいはこれを用いない ようにすることもできる。その上、パッキングは音響的にも阻止効果があること にもより、以上の本考案の構造により、スピーカの出力は散乱も妨害も受けるこ となく有効にケース外に出力されるようになり、したがって、防滴とスピーカの 音響特性双方を同時に満足させることが可能になる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の実施例の断面構造を示す図である。図2の場合と同一部品には 同じ符号を用いており、図2と特に異なる点について説明する。 図1において、1はスピーカであることは図2と同じであるが、本考案では例 えばスピーカコーンにポリエステルコーンを用い、コーンの周囲は防滴シールを 施す等の防滴処理をされたものを用いる。6は目の荒い不織布であり、音響的に は妨げとならず、防塵的効果は期待し得ても防滴効果は必要とするものではない 。7は接着剤である。8および9はパッキングである。 図1で、矢印A方向から、水が侵入した場合、音響出力取り出し孔10を経て 目の荒い不織布6を通過していく。但し、間隙aにパッキング8を取り付けるこ とによって周囲へのもれを防止できる。次に水は、さらに音響出力取り出し孔1 0を経てスピーカ取付板2を通過してスピーカ1に達する。スピーカ1そのもの は防滴処理がなされており、その周囲をゴムパッキング9で押さえつけることに よって、水の侵入をスピーカ1までで食い止めることができる。また、目の荒い 不織布6、およびパッキング8により、音の流れは周囲にもれることなく通過で きる。したがって本考案によれば、従来音響効果をよくしようとすれば防滴効果 を犠牲にせざるを得なかったような矛盾する問題もなく、両者の効果が有効に得 られる。なお、上記において、6は目の荒い不織布であるとしたが、防滴効果の 観点からはこれを取り除くこともできる。
【0007】
【考案の効果】
スピーカの音響特性と防滴仕様の両方を満足し、かつ作業性を著しく低下させ ることのない、スピーカ取付構造としての簡易防滴構造が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図。
【図2】従来のスピーカ取付構造の断面図。
【符号の説明】
1…スピーカ 2…スピーカ取付板 3…目の細かい不織布 4…接着テープ 5…ケース 6…目の荒い不織布 7…接着剤 8…パッキング 9…スピーカのパッキング 10…音響出力取り出し孔 11…ケースの溝 a…スピーカ取付板とケースとの間隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯無線機のケースと、該ケース内に内蔵
    するスピーカと、該スピーカを上記ケース内で装着する
    スピーカ取付板を有し、該スピーカ取付板はケースの内
    面と間隙を有して設置され、かつ、スピーカの出力側の
    前面には、スピーカ取付板に設けた音響出力取り出し孔
    と、上記ケースのスピーカ位置に対応する部分に設けた
    防滴構造および音響出力取り出し孔とを介してスピーカ
    出力をケース外に取り出す構造を有する携帯無線機のス
    ピーカの取付構造において、 防滴処理をされたスピーカと、該スピーカと上記スピー
    カ取付板と上記ケースを少なくともスピーカの外周に対
    応する部分に設けたパッキングを介して相互に取り付け
    る構造と、上記の防滴構造として目の荒い防滴構造若し
    くは該防滴構造のない構造を備えることを特徴とする携
    帯無線機のスピーカの取付構造。
JP000325U 1993-01-11 1993-01-11 携帯無線機のスピーカ取付構造 Pending JPH0654328U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480052B1 (ko) * 2002-06-28 2005-03-30 엘지전자 주식회사 통신 단말기의 레시버 장치
WO2009051347A1 (en) * 2007-10-15 2009-04-23 Vanns Tech Co., Ltd. Flat speaker
JP2012191382A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Casio Comput Co Ltd 防水振動板および音響装置

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