JPH0815738B2 - ポストキユアインフレ−タ - Google Patents

ポストキユアインフレ−タ

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JPH0815738B2
JPH0815738B2 JP5500587A JP5500587A JPH0815738B2 JP H0815738 B2 JPH0815738 B2 JP H0815738B2 JP 5500587 A JP5500587 A JP 5500587A JP 5500587 A JP5500587 A JP 5500587A JP H0815738 B2 JPH0815738 B2 JP H0815738B2
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JP
Japan
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tire
air
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cure inflator
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英一 永渕
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Bridgestone Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0633After-treatment specially adapted for vulcanising tyres
    • B29D30/0643Cooling during post cure inflation; Post cure inflators used therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、加硫済みタイヤを内圧を充填した状態で
保持して空冷するポストキュアインフレータに関する。
従来の技術 従来、ポストキュアインフレータとしては、例えば特
開昭57−199640号公報に記載されているようなものが知
られている。このものは、水平な回動軸を中心として少
なくとも180度回動するポストキュアインフレータフレ
ームと、このフレームに180度離れて取り付けられそれ
ぞれが内圧を充填した加硫済みタイヤを保持することが
できる一対の保持手段と、を備え、各保持手段は、タイ
ヤの一方のビード部を保持するハウジングおよび下ポス
トキュアインフレータリングと、タイヤの他方のビード
部を保持するロックリングおよび上ポストキュアインフ
レータリングと、前記ハウジングに回転自在に支持され
前記ロックリングに形成されたバヨネットロック爪に係
合可能なバヨネットロック爪を先端に有するロックと、
を有している。そして、このようなポストキュアインフ
レータによって加硫済みタイヤを空冷する場合には、タ
イヤの両ビード部を上、下ポストキュアインフレータリ
ングによって保持するとともに、ロックのバヨネットロ
ック爪をロックリング内に挿入した後、所定角度だけ回
動させてロックリングのバヨネットロック爪に係止可能
とする。次に、タイヤ内に内圧を充填すると、該内圧に
よってロックとロックリングとが互いに離隔するが、こ
の離隔はバヨネットロック爪同士が当接した時点で停止
し、これによってロックとロックリングとが互いにバヨ
ネットロックされる。このままの状態を長時間維持し、
タイヤを空冷するのであるが、新しい加硫済みタイヤが
このポストキュアインフレータに搬入されたときには、
ポストキュアインフレータフレームを180度回動した後
前述と同様にしてタイヤを装着し空冷する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このようなポストキュアインフレータ
にあっては、ロックとロックリングとを、ロックの先端
に形成され周方向に離れた複数の突出片からなるバヨネ
ットロック爪と、ロックリングに形成され周方向に離れ
た複数の突出片からなるバヨネットロック爪との当接に
よってバヨネットロックしているため、バヨネットロッ
ク後に種々の理由でロックのロックリングとが所定角度
以上相対的に回動すると、このバヨネットロックが外れ
危険になるという問題点がある。特に、このようなポス
トキュアインフレータにあっては、新しい加硫済みタイ
ヤが搬入される度に、回動軸を中心として保持手段が18
0度回動するため、大きな振動がバヨネットロック爪に
作用し、ロックとロックリングとが相対回動し易いので
ある。
問題点を解決するための手段 このような問題点は、水平な回動軸を中心として間欠
的に回動する回動フレームと回動フレームに取り付けら
れ前記回動方向に互いに離れるとともにそれぞれが内圧
を充填した加硫済みタイヤを保持することができる複数
の保持手段と、を備えたポストキュアインフレータにお
いて、各保持手段は、タイヤの一方のビード部を保持す
る第1ホルダと、タイヤの他方のビード部を保持し周方
向に連続している段差を有する第2ホルダと、第1ホル
ダに連結され開閉可能な複数の係止爪と、これら係止爪
を開閉させることにより該係止爪を前記段差に係止可能
な位置まで移動させる移動手段と、を有し、タイヤに内
圧が充填されて第1、第2ホルダが互いに離隔したと
き、係止爪が第2ホルダの段差に係止して第1、第2ホ
ルダを互いに連結することにより解決することができ
る。
作用 加硫済みタイヤを空冷する場合には、該タイヤをポス
トキュアインフレータに搬入して一方のビード部を第1
ホルダに、他方のビード部を第2ホルダに保持させる。
次に、移動手段を作動して複数の係止爪を開閉し、これ
ら係止爪を第2ホルダの段差に係止可能な位置まで移動
させる。次に、タイヤ内に内圧を充填するが、この充填
された内圧により第1、第2ホルダが互いに離隔し、係
止爪が第2ホルダの段差に係止する。これにより、第
1、第2ホルダが互いに連結される。そして、この状態
のまま長時間保持され、加硫済みタイヤが空冷される。
このとき、他の保持手段には既に加硫済みタイヤが装着
されて空冷されている。次に、新しい加硫済みタイヤが
搬入されてくると、回動フレームを回動し、空冷が完了
したタイヤを保持手段から取り出すとともに、該新しい
加硫済みタイヤを空となった保持手段に装着する。ここ
で、前記回動フレームの回動中に各保持手段に大きな振
動が作用し、第1、第2ホルダが相対的に回動すること
もあるが、この発明では、係止爪が係止するのは周方向
に連続している段差であるため、前述のように第1、第
2ホルダが相対的に回動しても、係止爪がこの段差から
外れるようなことはなく、安全性が著しく向上する。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説るす
る。
第1、第2において、1は床面2上に設置されたポス
トキュアインフレータであり、このポストキュアインフ
レータ1はフレーム3を有する。4は両端部がフレーム
3に図示していない軸受を介して回動可能に支持された
回動フレームであり、この回動フレーム4は水平な回動
軸5を中心として正方向または逆方向に回動することが
できる。この回動フレーム4には回動フレーム4の回動
方向に等角度離れた複数、この実施例では180度離れた
2台の保持手段6、7が取り付けられ、各保持手段6、
7は内圧が充填された加硫済みタイヤTをそれぞれ保持
することができる。前記回動フレーム4の右端にはピニ
オン11が固定され、このピニオン11とフレーム3に回転
可能に支持されたガイドローラ12との間には、ピニオン
11に噛み合う垂直なラック13が挟持されている。14はラ
ック13の直下のフレーム3に連結されたシリンダであ
り、このシリンダ14のピストンロッド15の先端には前記
ラック13が固定されている。この結果、シリンダ14のピ
ストンロッド15が突出したり引っ込んだりすると、回動
フレーム4は正方向または逆方向に間欠的に180度だけ
回動する。前述したピニオン11、ガイドローラ12、ラッ
ク13、シリンダ14は全体として回動フレーム4を回動軸
5を中心として間欠的に等角度だけ回動させる回動手段
16を構成する。各保持手段6、7には第1、2、3図に
示すように、回動フレーム4に固定された略円筒状のベ
ース21を有し、各ベース21内には内面にねじ22が形成さ
れた中間スリーブ23が挿入固定されている。各ベース21
には下ホルダ24が第1、2、4図に示すような複数の連
結手段25により着脱可能に取り付けられている。各連結
手段25はベース21にブラケット26を介して取り付けられ
たシリンダ27を有し、各シリンダ27のピストンロッド28
の先端には第1リンク29の一端が連結されている。30は
一端が前記ブラケット26に、他端が第1リンク29の中央
部に連結された第2リンクである。31はL字形をしたフ
ックであり、このフック31の折れ曲がり部は前記第1リ
ンク29の他端に、また、フック31の一端は前記ブラケッ
ト26に連結されている。そして、このフック31はシリン
ダ27のピストンロッド28が引っ込んでいるとき、第4図
に示すように下ホルダ24のフランジ部32をベース21とと
もに挟持し、下ホルダ24をベース21に連結する。33はブ
ラケット26とピストンロッド28との間に介装されたスプ
リングであり、このスプリング33はピストンロッド28を
引っ込み方向に付勢している。再び、第1、2、3図に
おいて、下ホルダ24には加硫済みのタイヤTの一方のビ
ード部B1を気密状態で保持する下リム35が取り付けられ
ている。前述した下ホルダ24、下リム35は全体として第
1ホルダ36を構成する。また、各下ホルダ24には上ホル
ダ37が摺動可能に挿入されて印篭結合され、この上ホル
ダ37にはタイヤTの他方のビード部B2を気密状態で保持
する上リム38が取り付けられている。前述した上ホルダ
37、上リム38は全体として第2ホルダ39を構成する。前
記ベース21および下ホルダ24内には通路40が形成され、
この通路40を通じてエア内圧が第1ホルダ36、第2ホル
ダ39、タイヤTによって囲まれた室41内に供給される。
ベース21、中間スリーブ23、下ホルダ24、上ホルダ37に
よって囲まれた略円柱状の空間42内にはシリンダ体46が
収納され、このシリンダ体46の外周にはねじ47が形成さ
れている。そして、このシリンダ体46はねじ22、47同士
が螺合する状態で中間スリーブ23内に挿入されている。
シリンダ体46の先端には第3、5図に示すようにブラケ
ット51が形成され、このブラケット51にはピン52を介し
て周方向に等角度離れた3個の係止爪53の基端部が揺動
可能に連結されている。各係止爪53はその先端部に、前
記上ホルダ37の内面に形成され周方向に連続した段差54
に係止可能な突出した爪部55を有する。そして、これら
係止爪53は後述する移動手段により同時に揺動させられ
開閉する。このように複数の係止爪53はシリンダ体46を
介して第1ホルダ36に開閉可能に連結されているのであ
る。シリンダ体46の基端部にはカバー体61が固定され、
これらカバー体61およびシリンダ体46は回動フレーム4
に固定された円筒体63に一対に軸受62を介して回転可能
に支持される。前記カバー体61には歯車64が固定され、
この歯車64が回転するとシリンダ体46はそのねじ込み位
置が軸方向に変化し、下リム35と上リム38との間の幅が
調節される。再び、第1、2、3図において、65は回動
フレーム4に回転可能に支持され歯車64に噛み合う広幅
の歯車であり、この歯車65は回動フレーム4に取り付け
られたモータ66により回転される。前述したシリンダ体
46、歯車64、歯車65、モータ66は全体としてリム幅を調
節する幅調節手段67を構成する。前記シリンダ体46内に
はピストン68が軸方向に移動可能に収納され、このピス
トン68はシリンダ体46内を第1室69と第2室70とに区画
する。ピストン68に一体形成されたピストンロッド72は
シリンダ体46の先端部を貫通し、該シリンダ体46から突
出した先端部には係止爪53に係合可能なカム73が取り付
けられている。74は円筒体63、カバー体61、シリンダ体
46内を貫通する第1給排路であり、この第1給排路74を
通じてエアが第1室69に給排され、また、75は円筒体6
3、カバー体61内を貫通する第2給排路であり、この第
2給排路75を通じてエアが第2室70に給排される。そし
て、第1給排路74を通じて第1室69にエアが供給される
と、カム73は引っ込んで係止爪53を閉じさせ、一方、第
2給排路75を通じて第2室70にエアが供給されると、カ
ム73が突出して係止爪53を開き爪部55を段差54に係止可
能な位置まで移動させる。前述したピストン68、ピスト
ンロッド72、カム73、第1給排路74、第2給排路75は全
体として、係止爪53を開閉することにより係止爪53を第
2ホルダ39の段差54に係止可能な位置まで移動させる移
動手段76を構成する。77はピストン68とカバー体61との
間に介装されたスプリングであり、このスプリング77は
ピストンロッド72を常に突出するよう付勢し、カム73の
突出動作を補助する。フレーム3の上端には垂直なシリ
ンダ81が固定され、このシリンダ81のピストンロッド82
の先端には昇降プレート83が取り付けられている。84は
昇降プレート83に固定されたガイドロッドであり、この
ガイドロッド84はガイドスリーブ85に案内されながら軸
方向に移動する。昇降プレート83には前記連結手段25と
同様の構成をした複数の連結手段86が取り付けられ、各
連結手段86はシリンダ87によりフック88を開閉し、上ホ
ルダ37に設けられたフランジ部89を該フック88と昇降プ
レート83とで挟持して第2ホルダ39を昇降プレート83に
連結する。昇降プレート83上には円筒ブラケット90が固
定され、この円筒ブラケット90の周壁には近接スイッチ
91が取り付けられている。92は昇降プレート83を貫通す
る検出ロッドであり、この検出ロッド92の両端には抜け
止め用のフランジ93、94が設けられている。フランジ94
と昇降プレート83との間にはスプリング95が介装され、
このスプリング95は検出ロッド92をカム73に向かって付
勢している。そして、カム73が引っ込んで係止爪53の基
端部に係合し該係止爪53を閉じさせている場合には、検
出ロッド92はこのスプリング95によって引っ込んでいる
ため、昇降プレート83の上面から殆ど突出しておらず、
この結果、近接スイッチ91は検出ロッド92を検出できず
非作動状態にある。一方、カム73が突出して係止爪53の
先端部に係合し該係止爪53を開かせた場合には、検出ロ
ッド92はピストンロッド72によって押し出されて昇降プ
レート83の上面から突出し、この結果、近接スイッチ91
は検出ロッド92を検出して作動する。前述した近接スイ
ッチ91、検出ロッド92、スプリング95は全体として係止
爪53の開閉を検出する検出手段96を構成する。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、保持手段6、7にそれぞれ内圧の充填されたタイ
ヤTが装着されて空冷が継続されており、また、上側に
位置する保持手段6に装着されたタイヤTの方が下側に
位置する保持手段7に装着されたタイヤTより先にポス
トキュアインフレータ1に搬入されたとする。このと
き、シリンダ81のピストンロッド82は引っ込んでおり、
昇降プレート83は第1、2図に示すように第2ホルダ39
から離れ上昇限で待機している。次に、保持手段6に装
着されているタイヤTの空冷が終了し、また図示してい
ない加硫機においてタイヤTの加硫が終了すると、通路
40を通じて保持手段6の室41からエア内圧が排出され
る。この結果、保持手段6の第2ホルダ39は自重により
落下して下リム35と上リム38との間隔が縮小する。これ
により、タイヤTは両ビード部B1、B2が接近するよう変
形するとともに、段差54が爪部55から離れる。次に、第
1給排路74を通じて第1室69にエアを供給するとともに
第2給排路75を通じて第2室70内のエアを排出する。こ
れにより、ピストン68、ピストンロッド72、カム73が一
体となって第3図の右半分に示す位置から左半分に示す
位置まで後退し、カム73が各係止爪53の基端部を押し込
む。この結果、全ての係止爪53は一斉に閉じて第2ホル
ダ39から完全に離脱し、第2ホルダ39と第1ホルダ36と
の連結が外れる。このとき、検出ロッド92はスプリング
95に付勢されて引っ込み、近接スイッチ91の直前から退
避する。次に、シリンダ81のピストンロッド82が突出
し、昇降プレート83が上ホルダ37に当接するまで下降す
る。次に、各連結手段86のシリンダ87が作動してフック
88が昇降プレート83とともに上ホルダ37のフランジ部89
を挟持し、第2ホルダ39を昇降プレート83に連結する。
次に、シリンダ81のピストンロッド82を引っ込め、昇降
プレート83とともに保持手段6の第2ホルダ39を持ち上
げる。この結果、タイヤTの上方に広い空間が生じ、タ
イヤTの交換作業が容易となる。次に、図示していない
ローダによって空冷済みのタイヤTを保持手段6の第1
ホルダ36から取り出し次工程へ搬出した後、加硫直後の
新しいタイヤTを空となった保持手段6に搬入し第1ホ
ルダ36上に載置する。このとき、該タイヤTの一方のビ
ード部B1は下リム35に保持される。次に、前記ローダが
退避すると、シリンダ81のピストンロッド82が突出し昇
降プレート83が第2ホルダ39とともに下降する。この第
2ホルダ39の下降によって上ホルダ37が下ホルダ24内に
挿入されて上ホルダ37と下ホルダ24とが印篭結合され、
次に、上リム38が他方のビード部B2に係合してこれを保
持する。次に、第2給排路75を通じて第2室70内にエア
が供給されると、ピストン68、ピストンロッド72、カム
73はこのエアとスプリング77とに押されて突出し、ま
た、第1室69内のエアは第1給排路74を通じて排出され
る。この結果、カム73は係止爪53の基端部から離れて先
端部を押すようになり、各係止爪53は一斉に揺動して開
く。これにより、爪部55は上ホルダ37の段差54に対向す
るようになり、係止爪53が上ホルダ37に係止可能とな
る。このとき、検出ロッド92はピストンロッド72に押さ
れて上昇するため、近接スイッチ91がこの検出ロッド92
を検出する。これにより、係止爪53が上ホルダ37に係止
可能な位置まで開いたことが検出される。次に、連結手
段86のシリンダ87が作動してフック88が上ホルダ37から
離脱し、第2ホルダ39が昇降プレート83から解放され
る。次に、シリンダ81のピストンロッド82が引っ込み昇
降プレート83が上昇限まで上昇して待機する。このと
き、検出ロッド92はスプリング95に付勢されてフランジ
93が昇降プレート83に当接するまで下降する。次に、通
路40を通じて所定圧のエア内圧が室41内に供給される。
これにより、第2ホルダ39が押し上げられて第1ホルダ
36から離隔するとともに、タイヤTに内圧が充填され
る。そして、係止爪53に段差54が当接して係止すると第
2ホルダ39の上昇は停止し、第1ホルダ36と第2ホルダ
39とが互いに連結される。このようにしてタイヤTに対
する空冷が開始するのであるが、このような空冷中にお
いては、タイヤTから揮発した有機成分がヤニ状となっ
て上、下ホルダ37、24の表面に付着する。しかし、この
実施例では上、下ホルダ37、24を印篭結合しているた
め、上ホルダ37の表面に付着硬化したヤニ状物は上、下
ホルダ37、24の接近離隔動作により削り取られ、上ホル
ダ37の軸方向移動が阻害されるようなことはない。しか
も、この実施例では、この上、下ホルダ37、24同士の印
篭結合によってねじ22、47の結合部を室41から遮断して
いるため、これらねじ部に前記ヤニ状物が付着するよう
なことはない。次に、空冷開始から所定時間経過する
と、シリンダ14のピストンロッド15が引っ込みラック13
が下降する。これにより、ピニオン11が回動フレーム4
とともに180度回動し、新しく空冷が開始されたタイヤ
Tは下側に、一方、ほぼ空冷の終了したタイヤTは上側
に位置が交替する。このとき、各保持手段6、7に大き
な振動が作用し、第1ホルダ36と第2ホルダ39とが相対
的に回動することもあるが、係止爪53が連続した環状の
段差54に係止しているため、この係止が外れるようなこ
とはない。そして、この状態で上側のタイヤTの空冷終
了および加硫機における加硫の終了まで保持される。以
上がこの発明の1サイクルであり、以後このサイクルが
繰り返される。
このような空冷作業中に、タイヤTの種類が変更さ
れ、リム幅をこの変更に対応して調節しなければならな
い場合には、モータ66を作動して歯車65、64、シリンダ
体46を回転させ、シリンダ体46を軸方向に移動させる。
このシリンダ体46の軸方向移動によって爪部55から下ホ
ルダ24の上端までの距離が変化し、上ホルダ37が該爪部
55に係止したときの上、下リム38、35間の幅が調節され
る。即ち、爪部55が下ホルダ24の上端から離れると、リ
ム幅は広くなり、一方、爪部55が下ホルダ24の上端に接
近すると、リム幅は狭くなるのである。このようにして
リム幅を調節した後、前述のような空冷作業を再開する
のである。
また、タイヤTの種類の変更に伴って第1、第2ホル
ダ36、39を交換しなければならない場合には、第1室69
にエアを供給して係止爪53を閉じさせるとともに、各連
結手段25のピストンロッド28を突出させてフック31を下
ホルダ24から離脱させる。次に、第1図に示すような交
換機98のハンド99によって下ホルダ24を下方から支持
し、第1、第2ホルダ36、39を一括して搬出するととも
に、次回空冷を行なうタイヤTに対応した第1、第2ホ
ルダを一括して搬入設置する。次に、連結手段25を作動
してフック31により下ホルダをベース21に連結した後、
タイヤTに対する空冷作業を再開する。
なお、前述の実施例においては、係止爪53を開くこと
により段差54に係止させ第1ホルダ36、第2ホルダ39同
士を連結するようにしたが、この発明においては、係止
爪を閉じることにより第2ホルダの段差に係止させるよ
うにしてもよい。また、前述の発明においては回動フレ
ーム4に2台の保持手段6、7を取り付けるようにした
が、この発明においては、保持手段を3台以上取り付け
るようにしてもよい。さらに、この発明においては、係
止爪は2個または4個以上であってもよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、第1、第2
ホルダが相対的に回動しても係止爪が段差から外れるよ
うなことはなく、安全性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図はそ
の側面図、第3図は左半分が閉じた状態の係止爪を示
し、右半分が開いた状態の係止爪を示す要部正面断面
図、第4図は連結手段近傍の側面図、第5図は係止爪近
傍の平面図である。 1……ポストキュアインフレータ 4……回動フレーム、5……回動軸 6、7……保持手段、36……第1ホルダ 39……第2ホルダ、53……係止爪 54……段差、76……移動手段 T……タイヤ、B1、B2……ビード部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平な回動軸を中心として間欠的に回動す
    る回動フレームと、回動フレームに取り付けられ前記回
    動方向に互いに離れるとともにそれぞれが内圧を充填し
    た加硫済みタイヤを保持することができる複数の保持手
    段と、を備えたポストキュアインフレータにおいて、各
    保持手段は、タイヤの一方のビード部を保持する第1ホ
    ルダと、タイヤの他方のビード部を保持し周方向に連続
    している段差を有する第2ホルダと、第1ホルダに連結
    され開閉可能な複数の係止爪と、これら係止爪を開閉さ
    せることにより該係止爪を前記段差に係止可能な位置ま
    で移動させる移動手段と、を有し、タイヤに内圧が充填
    されて第1、第2ホルダが互いに離隔したとき、係止爪
    が第2ホルダの段差に係止して第1、第2ホルダを互い
    に連結するようにしたこと特徴とするポストキュアイン
    フレータ。
JP5500587A 1987-03-10 1987-03-10 ポストキユアインフレ−タ Expired - Lifetime JPH0815738B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5500587A JPH0815738B2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10 ポストキユアインフレ−タ

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