JPH0815694A - 光学フィルムの貼付装置 - Google Patents
光学フィルムの貼付装置Info
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- JPH0815694A JPH0815694A JP6146684A JP14668494A JPH0815694A JP H0815694 A JPH0815694 A JP H0815694A JP 6146684 A JP6146684 A JP 6146684A JP 14668494 A JP14668494 A JP 14668494A JP H0815694 A JPH0815694 A JP H0815694A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏光フィルム等の光学フィルムを特性の低下
を招くことなく円滑に液晶表示パネルの表面に貼り付け
る。 【構成】 パネルステージ1と、ガイドステージ2と、
このガイドステージ2の先端部に上下方向に回動可能に
設けられた剥離部材4と、剥離部材4の先端部の鋭角状
のエッジ部5と、キャリアテープ11と、偏光フィルム
bとを備え、偏光フィルムbの先端縁がエッジ部5に達
したときに、キャリアテープ11をエッジ部5で屈曲さ
せて剥離し、偏光フィルムbのみをその先方に送り出
し、この偏光フィルムbの先端縁が液晶表示パネルaの
表面に達したときに、貼付ローラ6を下降させ、この貼
付ローラ6の作動に応じて前記剥離部材4を下方に回動
させた後に前記貼付ローラ6により偏光フィルムbの先
端部をパネルaの表面に押し付け、かつパネルステージ
1を水平移動させて偏光フィルムbの全体をパネルaの
表面に貼り付ける貼付装置。
を招くことなく円滑に液晶表示パネルの表面に貼り付け
る。 【構成】 パネルステージ1と、ガイドステージ2と、
このガイドステージ2の先端部に上下方向に回動可能に
設けられた剥離部材4と、剥離部材4の先端部の鋭角状
のエッジ部5と、キャリアテープ11と、偏光フィルム
bとを備え、偏光フィルムbの先端縁がエッジ部5に達
したときに、キャリアテープ11をエッジ部5で屈曲さ
せて剥離し、偏光フィルムbのみをその先方に送り出
し、この偏光フィルムbの先端縁が液晶表示パネルaの
表面に達したときに、貼付ローラ6を下降させ、この貼
付ローラ6の作動に応じて前記剥離部材4を下方に回動
させた後に前記貼付ローラ6により偏光フィルムbの先
端部をパネルaの表面に押し付け、かつパネルステージ
1を水平移動させて偏光フィルムbの全体をパネルaの
表面に貼り付ける貼付装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示パネルの表面に
偏光フィルムや位相差フィルム等の光学フィルムを貼り
付ける光学フィルムの貼付装置に関する。
偏光フィルムや位相差フィルム等の光学フィルムを貼り
付ける光学フィルムの貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルは、表示用の電極を形成
した一対の透明な基板(ガラス板)を枠状のシール材を
介して重合接着し、その両基板とシール材とで囲まれた
領域内に液晶を封入してなる。そしてこの液晶表示パネ
ルの表面には光学フィルムとしての偏光フィルムや位相
差フィルムが貼り付けられる。
した一対の透明な基板(ガラス板)を枠状のシール材を
介して重合接着し、その両基板とシール材とで囲まれた
領域内に液晶を封入してなる。そしてこの液晶表示パネ
ルの表面には光学フィルムとしての偏光フィルムや位相
差フィルムが貼り付けられる。
【0003】図3には、液晶表示パネルの表面に光学フ
ィルムを貼り付けるための従来の装置を示してある。こ
の図において、符号1は水平移動が可能なパネルステー
ジで、このパネルステージ1の上に液晶表示パネルaが
載置されている。パネルステージ1の上方にはガイドス
テージ2が設けられ、このガイドステージ2の上面がパ
ネルステージ1に向って斜め下方に傾斜するガイド面3
となっている。
ィルムを貼り付けるための従来の装置を示してある。こ
の図において、符号1は水平移動が可能なパネルステー
ジで、このパネルステージ1の上に液晶表示パネルaが
載置されている。パネルステージ1の上方にはガイドス
テージ2が設けられ、このガイドステージ2の上面がパ
ネルステージ1に向って斜め下方に傾斜するガイド面3
となっている。
【0004】ガイドステージ2の先端部はくさび状をな
し、先端縁が鋭角状のエッジ部5となっている。パネル
ステージ1の上方でかつ前記エッジ部5の先方側の部分
には回転自在な貼付ローラ6が設けられ、この貼付ロー
ラ6は昇降機構7を介して上下動可能に支持されてい
る。また、ガイドステージ2の上方には、送りローラ8
および押えローラ9がガイド面3に接するように設けら
れている。
し、先端縁が鋭角状のエッジ部5となっている。パネル
ステージ1の上方でかつ前記エッジ部5の先方側の部分
には回転自在な貼付ローラ6が設けられ、この貼付ロー
ラ6は昇降機構7を介して上下動可能に支持されてい
る。また、ガイドステージ2の上方には、送りローラ8
および押えローラ9がガイド面3に接するように設けら
れている。
【0005】10はキャリアテープ11を巻き付けたロ
ールで、このロール10から引き出されたキャリアテー
プ11はガイドステージ2のガイド面3の上を経てエッ
ジ部5に掛けられ、このエッジ部5において鋭角状に屈
曲され、さらにガイドローラ12,13を経て巻取ロー
ラ14に巻き付けられている。そして前記ロール10と
押えローラ9との間にフィルム供給部15が設けられて
いる。
ールで、このロール10から引き出されたキャリアテー
プ11はガイドステージ2のガイド面3の上を経てエッ
ジ部5に掛けられ、このエッジ部5において鋭角状に屈
曲され、さらにガイドローラ12,13を経て巻取ロー
ラ14に巻き付けられている。そして前記ロール10と
押えローラ9との間にフィルム供給部15が設けられて
いる。
【0006】動作について説明すると、まずフィルム供
給部15からキャリアテープ11の上に光学フィルムと
しての例えば偏光フィルムbが供給され、これに応じて
キャリアテープ11が矢印方向に走行し、この走行に伴
い偏光フィルムbが押えローラ9によりキャリアテープ
11に一旦貼り付けられる。なお、偏光フィルムbの下
面には予め接着剤が塗布されている。
給部15からキャリアテープ11の上に光学フィルムと
しての例えば偏光フィルムbが供給され、これに応じて
キャリアテープ11が矢印方向に走行し、この走行に伴
い偏光フィルムbが押えローラ9によりキャリアテープ
11に一旦貼り付けられる。なお、偏光フィルムbの下
面には予め接着剤が塗布されている。
【0007】偏光フィルムbはさらに送りローラ8によ
り送られてエッジ部5に達する。偏光フィルムbの先端
縁がエッジ部5に達すると、この偏光フィルムbの下面
側のキャリアテープ11がエッジ部5で鋭角状に屈曲さ
れるため偏光フィルムbの下面からキャリアテープ11
が順次剥離し、偏光フィルムbのみがその先方側に送り
出される。
り送られてエッジ部5に達する。偏光フィルムbの先端
縁がエッジ部5に達すると、この偏光フィルムbの下面
側のキャリアテープ11がエッジ部5で鋭角状に屈曲さ
れるため偏光フィルムbの下面からキャリアテープ11
が順次剥離し、偏光フィルムbのみがその先方側に送り
出される。
【0008】そして偏光フィルムbの先端縁がパネルス
テージ1の上に配置している液晶表示パネルaの表面に
ほぼ接すると、図4に示すように、貼付ローラ6が昇降
機構7により駆動されて下降し、この貼付ローラ6によ
り偏光フィルムbの先端部が液晶表示パネルaの表面に
押し付けられて密着する。この動作に応じてパネルステ
ージ1が矢印方向に水平移動し、この移動により偏光フ
ィルムbの全体が液晶表示パネルaの表面に貼り付けら
れる。
テージ1の上に配置している液晶表示パネルaの表面に
ほぼ接すると、図4に示すように、貼付ローラ6が昇降
機構7により駆動されて下降し、この貼付ローラ6によ
り偏光フィルムbの先端部が液晶表示パネルaの表面に
押し付けられて密着する。この動作に応じてパネルステ
ージ1が矢印方向に水平移動し、この移動により偏光フ
ィルムbの全体が液晶表示パネルaの表面に貼り付けら
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の貼付装置においては、図4に示すように、偏
光フィルムbの先端部がエッジ部5から延出して貼付ロ
ーラ6で下方に押し付けられたときに、偏光フィルムb
がエッジ部5の部分で大きく屈曲され、この屈曲で偏光
フィルムbにストレスが加わり、このストレスで偏光フ
ィルムbの特性が低下してしまうという問題がある。
うな従来の貼付装置においては、図4に示すように、偏
光フィルムbの先端部がエッジ部5から延出して貼付ロ
ーラ6で下方に押し付けられたときに、偏光フィルムb
がエッジ部5の部分で大きく屈曲され、この屈曲で偏光
フィルムbにストレスが加わり、このストレスで偏光フ
ィルムbの特性が低下してしまうという問題がある。
【0010】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、偏光フィルム等の光
学フィルムを特性の低下を招くことなく円滑に液晶表示
パネルの表面に貼り付けることができる光学フィルムの
貼付装置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、偏光フィルム等の光
学フィルムを特性の低下を招くことなく円滑に液晶表示
パネルの表面に貼り付けることができる光学フィルムの
貼付装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために、水平移動が可能なパネルステージの
上方に、先端縁を鋭角状のエッジ部としたガイドステー
ジを設け、光学フィルムが貼り付けられたキャリアテー
プを前記ガイドステージの上面側から前記エッジ部を通
してガイドステージの下面側に引き出してこのキャリア
テープを走行させ、この走行に伴い前記光学フィルムの
先端縁が前記エッジ部に達したときに、その下面側のキ
ャリアテープをエッジ部で屈曲させて光学フィルムから
剥離させるとともに、光学フィルムをパネルステージの
上に配置された液晶表示パネルの表面に向けて送り出
し、この光学フィルムの先端縁が液晶表示パネルの表面
に達したときに、この上方に配設した貼付ローラを下降
させて光学フィルムの先端部を液晶表示パネルの表面に
押し付けるとともに、パネルステージを水平移動させて
光学フィルムの全体を液晶表示パネルの表面に貼り付け
る貼付装置において、前記ガイドステージの端部に上下
方向に回動可能な剥離部材を設け、前記貼付ローラが下
降する動作に応じて前記剥離部材を下方に回動させるよ
うにしたものである。
を達成するために、水平移動が可能なパネルステージの
上方に、先端縁を鋭角状のエッジ部としたガイドステー
ジを設け、光学フィルムが貼り付けられたキャリアテー
プを前記ガイドステージの上面側から前記エッジ部を通
してガイドステージの下面側に引き出してこのキャリア
テープを走行させ、この走行に伴い前記光学フィルムの
先端縁が前記エッジ部に達したときに、その下面側のキ
ャリアテープをエッジ部で屈曲させて光学フィルムから
剥離させるとともに、光学フィルムをパネルステージの
上に配置された液晶表示パネルの表面に向けて送り出
し、この光学フィルムの先端縁が液晶表示パネルの表面
に達したときに、この上方に配設した貼付ローラを下降
させて光学フィルムの先端部を液晶表示パネルの表面に
押し付けるとともに、パネルステージを水平移動させて
光学フィルムの全体を液晶表示パネルの表面に貼り付け
る貼付装置において、前記ガイドステージの端部に上下
方向に回動可能な剥離部材を設け、前記貼付ローラが下
降する動作に応じて前記剥離部材を下方に回動させるよ
うにしたものである。
【0012】
【作用】光学フィルムはキャリアテープの走行により剥
離部材の上面を経てエッジ部に送られる。そして光学フ
ィルムの先端縁がエッジ部に達すると、この光学フィル
ムの下面側のキャリアテープがエッジ部で鋭角状に屈曲
されるため光学フィルムの下面からキャリアテープが順
次剥離し、光学フィルムのみがその先方側に送り出され
る。
離部材の上面を経てエッジ部に送られる。そして光学フ
ィルムの先端縁がエッジ部に達すると、この光学フィル
ムの下面側のキャリアテープがエッジ部で鋭角状に屈曲
されるため光学フィルムの下面からキャリアテープが順
次剥離し、光学フィルムのみがその先方側に送り出され
る。
【0013】そして光学フィルムの先端縁がパネルステ
ージの上に配置している液晶表示パネルの表面にほぼ接
すると、貼付ローラが下降するとともに、剥離部材が下
方に回動する。
ージの上に配置している液晶表示パネルの表面にほぼ接
すると、貼付ローラが下降するとともに、剥離部材が下
方に回動する。
【0014】貼付ローラの下降により光学フィルムの先
端部は下方に押え付けられ、この動作で光学フィルムが
液晶表示パネルの表面に貼り付けられる。貼付ローラが
下降するときには、この動作に合わせて剥離部材が下方
に回動するためエッジ部のレベルが下方に変位し、した
がって光学フィルムが下方に押し付けられても光学フィ
ルムがエッジ部で屈曲せずに滑らかな状態に保たれ、光
学フィルムに屈曲によるストレスが生じるようなことが
ない。
端部は下方に押え付けられ、この動作で光学フィルムが
液晶表示パネルの表面に貼り付けられる。貼付ローラが
下降するときには、この動作に合わせて剥離部材が下方
に回動するためエッジ部のレベルが下方に変位し、した
がって光学フィルムが下方に押し付けられても光学フィ
ルムがエッジ部で屈曲せずに滑らかな状態に保たれ、光
学フィルムに屈曲によるストレスが生じるようなことが
ない。
【0015】光学フィルムの先端縁が貼付ローラで液晶
表示パネルの表面に押し付けられたときにはパネルステ
ージが水平移動し、この水平移動により光学フィルムの
全体が液晶表示パネルの表面に貼り付けられる。
表示パネルの表面に押し付けられたときにはパネルステ
ージが水平移動し、この水平移動により光学フィルムの
全体が液晶表示パネルの表面に貼り付けられる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照して説明する。なお、従来と対応する構成部
分には同一の符号を付してその説明を省略する。本実施
例の貼付装置においては、ガイドステージ2の端部に剥
離部材4が設けられており、この剥離部材4は支持ピン
21を介して上下方向に回動可能に支持されている。前
記支持ピン21は、剥離部材4の上端部でかつ剥離部材
4とガイドステージ2とが接する部分の近傍に設けられ
ている。
図2を参照して説明する。なお、従来と対応する構成部
分には同一の符号を付してその説明を省略する。本実施
例の貼付装置においては、ガイドステージ2の端部に剥
離部材4が設けられており、この剥離部材4は支持ピン
21を介して上下方向に回動可能に支持されている。前
記支持ピン21は、剥離部材4の上端部でかつ剥離部材
4とガイドステージ2とが接する部分の近傍に設けられ
ている。
【0017】そしてこの剥離部材4は、その上面がガイ
ドステージ2の上面のガイド面3と面一をなす状態から
前記支持ピン21を支点にし、貼付ローラ6の下降動作
と連動して下方に回動するように回動機構22により駆
動されるようになっている。
ドステージ2の上面のガイド面3と面一をなす状態から
前記支持ピン21を支点にし、貼付ローラ6の下降動作
と連動して下方に回動するように回動機構22により駆
動されるようになっている。
【0018】また押えローラ9は昇降機構23により支
持されており、この昇降機構23により押えローラ9が
ガイドステージ2のガイド面3に対して接離する方向に
移動するようになっている。そして、前記昇降機構23
は貼付ローラ6の下降動作と連動して作動する。
持されており、この昇降機構23により押えローラ9が
ガイドステージ2のガイド面3に対して接離する方向に
移動するようになっている。そして、前記昇降機構23
は貼付ローラ6の下降動作と連動して作動する。
【0019】動作について説明すると、まず図1に示す
ように、フィルム供給部15からキャリアテープ11の
上に光学フィルムとしての例えば偏光フィルムbが供給
され、これに応じてキャリアテープ11が矢印方向に走
行し、この走行に伴い偏光フィルムbが押えローラ9に
よりキャリアテープ11に一旦貼り付けられる。
ように、フィルム供給部15からキャリアテープ11の
上に光学フィルムとしての例えば偏光フィルムbが供給
され、これに応じてキャリアテープ11が矢印方向に走
行し、この走行に伴い偏光フィルムbが押えローラ9に
よりキャリアテープ11に一旦貼り付けられる。
【0020】偏光フィルムbはさらに送りローラ8によ
り送られて剥離部材4の上面を経てエッジ部5に達す
る。偏光フィルムbの先端縁がエッジ部5に達すると、
この偏光フィルムbの下面側のキャリアテープ11がエ
ッジ部5で鋭角状に屈曲されるため偏光フィルムbの下
面からキャリアテープ11が順次剥離し、偏光フィルム
bのみがその先方側に送り出される。
り送られて剥離部材4の上面を経てエッジ部5に達す
る。偏光フィルムbの先端縁がエッジ部5に達すると、
この偏光フィルムbの下面側のキャリアテープ11がエ
ッジ部5で鋭角状に屈曲されるため偏光フィルムbの下
面からキャリアテープ11が順次剥離し、偏光フィルム
bのみがその先方側に送り出される。
【0021】そして偏光フィルムbの先端縁がパネルス
テージ1の上に配置している液晶表示パネルaの表面に
ほぼ接すると、図2に示すように、貼付ローラ6が昇降
機構7により駆動されて下降するとともに、剥離部材4
が回動機構22により駆動されて支持ピン21を支点に
して下方に僅かに回動し、さらに押えロール9が昇降機
構23により駆動されてガイドステージ2のガイド面3
から離間するように上昇する。
テージ1の上に配置している液晶表示パネルaの表面に
ほぼ接すると、図2に示すように、貼付ローラ6が昇降
機構7により駆動されて下降するとともに、剥離部材4
が回動機構22により駆動されて支持ピン21を支点に
して下方に僅かに回動し、さらに押えロール9が昇降機
構23により駆動されてガイドステージ2のガイド面3
から離間するように上昇する。
【0022】貼付ローラ6の下降により偏光フィルムb
の先端部は下方に押え付けられ、この動作で偏光フィル
ムbが液晶表示パネルaの表面に貼り付けられる。貼付
ローラが下降するときには、この動作に合わせて剥離部
材4が下方に回動し、この回動でエッジ部5のレベルが
下方に変位し、このため偏光フィルムbが下方に押し付
けられてもエッジ部5で屈曲せずに滑らかな状態が保持
される。したがって偏光フィルムbに屈曲によるストレ
スが生じるようなことがない。
の先端部は下方に押え付けられ、この動作で偏光フィル
ムbが液晶表示パネルaの表面に貼り付けられる。貼付
ローラが下降するときには、この動作に合わせて剥離部
材4が下方に回動し、この回動でエッジ部5のレベルが
下方に変位し、このため偏光フィルムbが下方に押し付
けられてもエッジ部5で屈曲せずに滑らかな状態が保持
される。したがって偏光フィルムbに屈曲によるストレ
スが生じるようなことがない。
【0023】なお、剥離部材4が下方に回動することに
より、剥離部材4とガイドステージ2とが接する部分で
偏光フィルムbが屈曲されるが、この部分での屈曲の角
度はごく僅かであり、このためストレスの発生はほとん
どなく、偏光フィルムの特性には影響がない。
より、剥離部材4とガイドステージ2とが接する部分で
偏光フィルムbが屈曲されるが、この部分での屈曲の角
度はごく僅かであり、このためストレスの発生はほとん
どなく、偏光フィルムの特性には影響がない。
【0024】また本実施例においては、貼付ローラ6の
下降により偏光フィルムbの先端部が下方に押え付けら
れたときに、押えローラ9が上昇して偏光フィルムbの
後端部に対する押え付けが解除される。ここで、偏光フ
ィルムbの後端部を押えローラ9で押え付けたままであ
ると、貼付ローラ6で偏光フィルムbの先端部が下方に
押え付けられたときに、偏光フィルムbに無用な張力が
加わり、この張力で特性が低下するが、偏光フィルムb
の先端部が貼付ローラ6で下方に押え付けられたとき
に、押えローラ9を上昇させて偏光フィルムbの後端部
に対する押え付けを解除するので、偏光フィルムbに張
力が加わるようなことがなく、したがってその張力に起
因する特性の低下も防止することができる利点がある。
下降により偏光フィルムbの先端部が下方に押え付けら
れたときに、押えローラ9が上昇して偏光フィルムbの
後端部に対する押え付けが解除される。ここで、偏光フ
ィルムbの後端部を押えローラ9で押え付けたままであ
ると、貼付ローラ6で偏光フィルムbの先端部が下方に
押え付けられたときに、偏光フィルムbに無用な張力が
加わり、この張力で特性が低下するが、偏光フィルムb
の先端部が貼付ローラ6で下方に押え付けられたとき
に、押えローラ9を上昇させて偏光フィルムbの後端部
に対する押え付けを解除するので、偏光フィルムbに張
力が加わるようなことがなく、したがってその張力に起
因する特性の低下も防止することができる利点がある。
【0025】貼付ローラ6の下降により偏光フィルムb
の先端部が液晶表示パネルaの表面に貼り付けられたと
きには、これに応じてパネルステージ1が矢印方向に水
平移動し、この移動により偏光フィルムbの全体が液晶
表示パネルaの表面に貼り付けられる。
の先端部が液晶表示パネルaの表面に貼り付けられたと
きには、これに応じてパネルステージ1が矢印方向に水
平移動し、この移動により偏光フィルムbの全体が液晶
表示パネルaの表面に貼り付けられる。
【0026】なお、前記実施例では、キャリアテープ1
1の途中の区間において偏光フィルムbをそのキャリア
テープ11に貼り付けて搬送するようにしたが、キャリ
アテープ11に予め多数の偏光フィルムbを貼り付けて
おく場合であってもよい。
1の途中の区間において偏光フィルムbをそのキャリア
テープ11に貼り付けて搬送するようにしたが、キャリ
アテープ11に予め多数の偏光フィルムbを貼り付けて
おく場合であってもよい。
【0027】また液晶表示パネルaの表面に貼り付ける
光学フィルムとしては、偏光フィルムの場合に限らず、
例えば位相差フィルムを貼り付ける場合であっても同様
に実施することができる。
光学フィルムとしては、偏光フィルムの場合に限らず、
例えば位相差フィルムを貼り付ける場合であっても同様
に実施することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
学フィルムの先端部がエッジ部から延出して貼付ローラ
で下方に押し付けられたときに、これに応じて剥離部材
が下方に回動する。したがって、光学フィルムが剥離部
材のエッジ部で屈曲されるようなことがなく、このため
光学フィルムにその屈曲によるストレスが加わるような
ことがなく、そのストレスに起因する光学フィルムの特
性の低下を防止することができる利点がある。
学フィルムの先端部がエッジ部から延出して貼付ローラ
で下方に押し付けられたときに、これに応じて剥離部材
が下方に回動する。したがって、光学フィルムが剥離部
材のエッジ部で屈曲されるようなことがなく、このため
光学フィルムにその屈曲によるストレスが加わるような
ことがなく、そのストレスに起因する光学フィルムの特
性の低下を防止することができる利点がある。
【図1】本発明の一実施例に係る貼付装置を示し、光学
フィルムを液晶表示パネルの上に送り出しているときの
状態の側面図。
フィルムを液晶表示パネルの上に送り出しているときの
状態の側面図。
【図2】その光学フィルムを液晶表示パネルの表面に貼
り付けているときの状態の側面図。
り付けているときの状態の側面図。
【図3】従来の貼付装置を示し、光学フィルムを液晶表
示パネルの上に送り出しているときの状態の側面図。
示パネルの上に送り出しているときの状態の側面図。
【図4】その光学フィルムを液晶表示パネルの表面に貼
り付けているときの状態の側面図。
り付けているときの状態の側面図。
1…パネルステージ 2…ガイドステージ 4…剥離部材 5…エッジ部 6…貼付ローラ 7…昇降機構 11…キャリアテープ 22…回動機構 a…液晶表示パネル b…偏光フィルム(光学フィルム)
Claims (1)
- 【請求項1】水平移動が可能なパネルステージの上方
に、先端縁を鋭角状のエッジ部としたガイドステージを
設け、光学フィルムが貼り付けられたキャリアテープを
前記ガイドステージの上面側から前記エッジ部を通して
ガイドステージの下面側に引き出してこのキャリアテー
プを走行させ、この走行に伴い前記光学フィルムの先端
縁が前記エッジ部に達したときに、その下面側のキャリ
アテープをエッジ部で屈曲させて光学フィルムから剥離
させるとともに、光学フィルムをパネルステージの上に
配置された液晶表示パネルの表面に向けて送り出し、こ
の光学フィルムの先端縁が液晶表示パネルの表面に達し
たときに、この上方に配設した貼付ローラを下降させて
光学フィルムの先端部を液晶表示パネルの表面に押し付
けるとともに、パネルステージを水平移動させて光学フ
ィルムの全体を液晶表示パネルの表面に貼り付ける貼付
装置において、 前記ガイドステージの端部に上下方向に回動可能な剥離
部材を設け、前記貼付ローラが下降する動作に応じて前
記剥離部材を下方に回動させることを特徴とする光学フ
ィルムの貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6146684A JPH0815694A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 光学フィルムの貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6146684A JPH0815694A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 光学フィルムの貼付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0815694A true JPH0815694A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15413253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6146684A Pending JPH0815694A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 光学フィルムの貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0815694A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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