JPH08156732A - 車両用エアバッグ - Google Patents
車両用エアバッグInfo
- Publication number
- JPH08156732A JPH08156732A JP6331549A JP33154994A JPH08156732A JP H08156732 A JPH08156732 A JP H08156732A JP 6331549 A JP6331549 A JP 6331549A JP 33154994 A JP33154994 A JP 33154994A JP H08156732 A JPH08156732 A JP H08156732A
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- Japan
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- cloth
- inflator
- sewing
- airbag
- sewn
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Abstract
側面部用布を縫製した車両用エアバッグにおいて、この
縫製部をインフレータガスから保護することを目的とす
る。 【構成】 上記インフレータ取付面4の内面に、このイ
ンフレータ取付面4をインフレータガスから保護する保
護布6を重合すると共に、この保護布6の端部6aを、
前記インフレータ取付面4と側面部用布2の縫製部7を
越えて所要長く延出し、かつ上記縫製部7の縫製代4a
を延出せしめて上記保護布6の延出端部6aに重合し止
着したことを特徴としている。
Description
エアバッグ袋体に関するものである。
グを膨張させて乗員を保護する装置であり、一般にガス
発生器であるインフレータと、インフレータのガスによ
り膨張展開するエアバッグを備えている。
ルメントパネルやステアリング等に短円筒状のインフレ
ータを固定すると共に、インフレータ頭部を挿入する取
付孔が形成されたエアバッグを上記インフレータのフラ
ンジ部とリテーナとで挟着固定する構造のものが知られ
ている。
アバッグのインフレータ取付面を放射状に噴出するイン
フレータガスから保護するために、エアバッグのインフ
レータ取付孔の周囲に保護布と呼ばれる円形の布を重合
し縫着している。
エアバッグでは、運転席用のものは円形の大きな2枚の
布の外周部同士を縫製してエアバッグを形成することか
ら、この縫製部の位置がインフレータから遠くなるが、
エアバッグのインフレータ取付面の側縁部にエアバッグ
の側面部用布を縫製する助手席用等のエアバッグにおい
ては、この縫製部がインフレータから比較的近くなるこ
とから、前記インフレータガスを避けるために前記保護
布を所要大きくする等の配慮が試みられている。
え、これを実現することにより、上記助手席用等エアバ
ッグのインフレータ取付面近傍の縫製部をインフレータ
ガスから適確に保護することを目的とすものである。
合する本発明の車両用エアバッグの特徴は、前述の如
く、エアバッグの基部にインフレータ頭部を挿入する取
付孔を設けてインフレータ取付面を形成する一方、この
インフレータ取付面の側縁部にエアバッグの側面部用布
を縫製したエアバッグにおいて、上記インフレータ取付
面の内面に、このインフレータ取付面をインフレータガ
スから保護する保護布を重合すると共に、この保護布の
端部を、前記インフレータ取付面と側面部用布の縫製部
を越えて所要長く延出し、かつ上記縫製部の縫製代を延
出せしめて上記保護布の延出端部に重合し止着したとこ
ろにある。
上記延出される縫製代をインフレータ取付面のものとす
ることにより、エアバッグ製造工程面での簡素化を図る
ことが可能である。
インフレータ取付面と側面部用布の縫製部を越えるよう
延出され、かつこの保護布の延出端部が、同様に延出さ
れた上記縫製部の縫製代に重合着されていることから、
上記保護布端部は上記縫製部から離間することなく、常
にこの縫製部とインフレータとの間に介在することにな
り、これにより上記縫製部はインフレータガスから適確
に保護される。
実施例を説明する。
を示す斜視図、図2は図1のA−A線断面図であり、概
略截頭四角錐状のこのエアバッグは、帯状の本体布1を
筒状に縫製すると共に、この本体布1の両側部に夫々三
角形状の1対の側面部用布2を縫着することにより袋状
に形成されている。
(図示せず)の頭部が挿入される取付孔3を有する平面
状のインフレータ取付面4が形成されており、このイン
フレータ取付面4の上記取付孔3の周囲にはボルト挿通
孔5が4箇所設けられている。上記インフレータは、短
円筒状のインフレータの周面に形成されたフランジ部と
リング状のリテーナ(図示せず)とで、上記取付孔3の
周囲をボルト締めすることにより上記インフレータ取付
面4に固定される。
には、図2にも示すように、前記側面部用布2の基部が
縫製されている。
ータ取付面4の内面に、この取付面4をインフレータの
ガスから保護する保護布6が補強布8を挟むようにして
重合されており、この保護布6の端部6aが、前記イン
フレータ取付面4と側面部用布2の縫製部7を越えて約
2〜5cm程度長く延出されると共に、上記縫製部7の
インフレータ取付面4の縫製代4aが、上記保護布端部
6aと揃うように延出されて、図2に示す如く上記保護
布端部6aと重合され、縫製9が施されている。
としては、上記インフレータ取付面4のものに変えて、
側面部用布2の縫製代2aを延出してもよく、また両方
の縫製代4a,2aを延出してもよい、また、これをを
止着する手段は、上記縫着以外に熱融着や接着剤によっ
て行うことも可能である。
と保護布6の端部6aとを縫製する場合は、保護布6は
上記インフレータ取付面4に側面部用布2よりも先に取
着されることから、工程順的にも他の縫製代と縫着する
より有利であり、また、その時点では側面部用布2がな
いためミシン掛けがし易いこと等から、エアバッグ製造
工程面での簡素化を図ることが可能である。
においては、保護布6がインフレータ取付面4と側面部
用布2の縫製部7を越えるよう延出され、かつこの保護
布6の延出端部6aが、同様に延出された上記インフレ
ータ取付面4の縫製代4aに重合・縫着されていること
から、図2に示す如く上記保護布端部6aは上記縫製部
7から離間することなく、常にこの縫製部7とインフレ
ータとの間に、図示の如く立設し又は覆い被さるように
介在することになり、これにより上記縫製部7は上記イ
ンフレータから噴出するガスから適確に保護される。
明の構成は助手席以外のエアバッグに採用することも可
能である。
アバッグは、エアバッグのインフレータ取付面の内面
に、このインフレータ取付面をインフレータガスから保
護する保護布を重合すると共に、この保護布の端部を、
前記インフレータ取付面と側面部用布の縫製部を越えて
所要長く延出し、かつ上記縫製部の縫製代を延出せしめ
て上記保護布の延出端部に重合し止着したものであり、
上記縫製部を越えるよう延出された保護布の延出端部
が、同様に延出された上記縫製部の縫製代に重合着され
ていることから、上記保護布端部が上記縫製部から離間
することなく、常にこの縫製部とインフレータとの間に
介在することになり、これにより上記縫製部をインフレ
ータガスから隔離し、これを適確に保護せしめるとの顕
著な効果を奏するものである。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 エアバッグの基部にインフレータ頭部を
挿入する取付孔を設けてインフレータ取付面を形成する
一方、このインフレータ取付面の側縁部にエアバッグの
側面部用布を縫製した車両用エアバッグにおいて、上記
インフレータ取付面の内面に、このインフレータ取付面
をインフレータガスから保護する保護布を重合すると共
に、この保護布の端部を、前記インフレータ取付面と側
面部用布の縫製部を越えて所要長く延出し、かつ上記縫
製部の縫製代を延出せしめて上記保護布の延出端部に重
合し止着したことを特徴とする車両用エアバッグ。 - 【請求項2】 上記縫製部の延出される縫製代が、イン
フレータ取付面の縫製代である請求項1記載の車両用エ
アバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33154994A JP3684602B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 車両用エアバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33154994A JP3684602B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 車両用エアバッグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156732A true JPH08156732A (ja) | 1996-06-18 |
JP3684602B2 JP3684602B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=18244915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33154994A Expired - Fee Related JP3684602B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 車両用エアバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3684602B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006056503A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-03-02 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ |
JP2009190424A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Honda Motor Co Ltd | エアバッグの縫製構造 |
JP2019202660A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | トヨタ車体株式会社 | 車両用エアバッグ |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP33154994A patent/JP3684602B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006056503A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-03-02 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ |
JP2009190424A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Honda Motor Co Ltd | エアバッグの縫製構造 |
JP2019202660A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | トヨタ車体株式会社 | 車両用エアバッグ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3684602B2 (ja) | 2005-08-17 |
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