JPH08154879A - 床用掃除機 - Google Patents
床用掃除機Info
- Publication number
- JPH08154879A JPH08154879A JP30472494A JP30472494A JPH08154879A JP H08154879 A JPH08154879 A JP H08154879A JP 30472494 A JP30472494 A JP 30472494A JP 30472494 A JP30472494 A JP 30472494A JP H08154879 A JPH08154879 A JP H08154879A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- rotary drum
- chips
- floor
- inner peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁石で吸着される鉄系金属の切粉や切り屑
を確実且つ簡便に捕集することが出来る床用掃除機を提
供すること。 【構成】 磁力をおびない材料で円筒状に形成されて
床面上を転動する回転ドラム１の内部に、当該回転ドラ
ムの内周面に沿わせて磁石２を定置固定状に設置し、回
転ドラムの外部には上記磁石の存在しない部位に対応さ
せて切粉受け皿３を配設せしめた。
を確実且つ簡便に捕集することが出来る床用掃除機を提
供すること。 【構成】 磁力をおびない材料で円筒状に形成されて
床面上を転動する回転ドラム１の内部に、当該回転ドラ
ムの内周面に沿わせて磁石２を定置固定状に設置し、回
転ドラムの外部には上記磁石の存在しない部位に対応さ
せて切粉受け皿３を配設せしめた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は床用掃除機に関し、特
に、磁石による磁力でもって吸着される鉄系金属の切粉
や切り屑を掃除するための床用掃除機に関するものであ
る。
に、磁石による磁力でもって吸着される鉄系金属の切粉
や切り屑を掃除するための床用掃除機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の床用掃除機では、鉄系金属の切粉
や切り屑を掃除する場合でも、真空吸引力やブラシでも
って捕集するようにしていた。しかし乍ら、真空吸引力
によるものでは、排気から粉塵が舞い上がる、騒音がす
る、電源が必要となる、鉄系金属の切り屑などの少し重
い塵芥は捕集することができない、等の不具合があり、
またブラシを用いたものでは金属の切粉など細い塵芥を
捕集しきれない、ブラシの中に塵芥が紛れて取り除きに
くい、ブラシが摩耗しやすい、等の不具合があった。
や切り屑を掃除する場合でも、真空吸引力やブラシでも
って捕集するようにしていた。しかし乍ら、真空吸引力
によるものでは、排気から粉塵が舞い上がる、騒音がす
る、電源が必要となる、鉄系金属の切り屑などの少し重
い塵芥は捕集することができない、等の不具合があり、
またブラシを用いたものでは金属の切粉など細い塵芥を
捕集しきれない、ブラシの中に塵芥が紛れて取り除きに
くい、ブラシが摩耗しやすい、等の不具合があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
の不具合に鑑みてなされたものであり、磁石で吸着され
る鉄系金属の切粉や切り屑を確実且つ簡便に捕集するこ
とが出来る床用掃除機を提供せんとするものである。
の不具合に鑑みてなされたものであり、磁石で吸着され
る鉄系金属の切粉や切り屑を確実且つ簡便に捕集するこ
とが出来る床用掃除機を提供せんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発
明の床用掃除機は、磁力をおびない材料で円筒状に形成
されて床面上を転動する回転ドラムの内部に、当該回転
ドラムの内周面に沿わせて磁石を定置状に設置し、上記
回転ドラムの外部には上記磁石の存在しない部位に対応
させて切粉受け皿を配設せしめてなる事を特徴としたも
のである。
明の床用掃除機は、磁力をおびない材料で円筒状に形成
されて床面上を転動する回転ドラムの内部に、当該回転
ドラムの内周面に沿わせて磁石を定置状に設置し、上記
回転ドラムの外部には上記磁石の存在しない部位に対応
させて切粉受け皿を配設せしめてなる事を特徴としたも
のである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、先ず、図１ないし図３に示した第１実施例につ
いて説明する。
するが、先ず、図１ないし図３に示した第１実施例につ
いて説明する。
【０００６】図中、１は回転ドラムを、２は磁石を、３
は切粉受け皿を、４は移動操作用のハンドルを、そして
５は移動用の車輪を、それぞれ示す。
は切粉受け皿を、４は移動操作用のハンドルを、そして
５は移動用の車輪を、それぞれ示す。
【０００７】回転ドラム１は、床面ａ上を転動してその
表面に床面ａ上に散らかった切粉や切り屑ｂを後述する
磁石２の磁力により付着捕集するためのものであり、合
成樹脂材やステンレス材等の磁力をおびない材料を用い
て円筒状に形成してなり、その内部に磁石２を内周面１
ａに沿わせて設置すると共に、左右に移動用車輪５を一
体的に取付けて、支軸６に対して回転自在となす。
表面に床面ａ上に散らかった切粉や切り屑ｂを後述する
磁石２の磁力により付着捕集するためのものであり、合
成樹脂材やステンレス材等の磁力をおびない材料を用い
て円筒状に形成してなり、その内部に磁石２を内周面１
ａに沿わせて設置すると共に、左右に移動用車輪５を一
体的に取付けて、支軸６に対して回転自在となす。
【０００８】この時、使用に際して回転ドラム１を床面
ａに直接接触させると床面上に散らかった切粉や切り屑
ｂを踏みつぶし固めてしまう惧れがあるので、床面ａと
回転ドラム１外周面との間に少し間隔ｃをおいて転動し
えるように、回転ドラム１の回転を支持する移動用車輪
５の外径を回転ドラム１の外径よりも少し大径に形成せ
しめる。尚、上記間隔ｃとしては、５〜２０ｍｍ程度が
好ましい。
ａに直接接触させると床面上に散らかった切粉や切り屑
ｂを踏みつぶし固めてしまう惧れがあるので、床面ａと
回転ドラム１外周面との間に少し間隔ｃをおいて転動し
えるように、回転ドラム１の回転を支持する移動用車輪
５の外径を回転ドラム１の外径よりも少し大径に形成せ
しめる。尚、上記間隔ｃとしては、５〜２０ｍｍ程度が
好ましい。
【０００９】また、磁石２は、回転ドラム１の長さ
（幅）とほぼ同じ長さを有し且つ回転ドラム１の内周面
１ａより少し小径の略半円筒形状に形成してなり、回転
ドラム１の内部に同軸状に配置せしめると共に、回転ド
ラム１の内周面１ａの下部から上部にかけて定置状に近
接させて沿わせ、移動用車輪５の支軸６にアーム７を介
して固定状に取付ける。
（幅）とほぼ同じ長さを有し且つ回転ドラム１の内周面
１ａより少し小径の略半円筒形状に形成してなり、回転
ドラム１の内部に同軸状に配置せしめると共に、回転ド
ラム１の内周面１ａの下部から上部にかけて定置状に近
接させて沿わせ、移動用車輪５の支軸６にアーム７を介
して固定状に取付ける。
【００１０】この際、回転ドラム１の内周面１ａに沿わ
せる磁石２の範囲を、回転ドラム１の内周に対して１８
０°〜２７０°に設定して、磁石２が存在しない無磁石
部８を９０°以上形成することが好ましい。即ち、回転
ドラム１の内周面１ａに沿わせる磁石２の範囲が１８０
°以下では、床面ａ上に散らかった切粉や切り屑ｂを磁
石２で吸着しえる範囲が狭くて捕集の効率が悪くなり、
かと言って２７０°以上にすると、磁石２で吸着した切
粉や切り屑ｂが回転ドラム１表面から脱落するタイミン
グを逃しやすくなって捕集の効率が悪くなる。
せる磁石２の範囲を、回転ドラム１の内周に対して１８
０°〜２７０°に設定して、磁石２が存在しない無磁石
部８を９０°以上形成することが好ましい。即ち、回転
ドラム１の内周面１ａに沿わせる磁石２の範囲が１８０
°以下では、床面ａ上に散らかった切粉や切り屑ｂを磁
石２で吸着しえる範囲が狭くて捕集の効率が悪くなり、
かと言って２７０°以上にすると、磁石２で吸着した切
粉や切り屑ｂが回転ドラム１表面から脱落するタイミン
グを逃しやすくなって捕集の効率が悪くなる。
【００１１】そして、切粉受け皿３は、合成樹脂材やス
テンレス材等の材料を用いて、回転ドラム１の長さ
（幅）とほぼ同じ長さの受け口３ａを有する所用の形
状、図示実施例では略樋形状に形成してなり、回転ドラ
ム１の外部における磁石２の存在しない部位（無磁石部
８）に対応させて配置し、取付けアーム９を介して支軸
６に支持させる。これにより、切粉受け皿３と無磁石部
８との相対的位置が不変なものとなる。この際、切粉受
け皿３の受け口３ａを回転ドラム１の外表面に接触させ
ても接触させなくとも良い。
テンレス材等の材料を用いて、回転ドラム１の長さ
（幅）とほぼ同じ長さの受け口３ａを有する所用の形
状、図示実施例では略樋形状に形成してなり、回転ドラ
ム１の外部における磁石２の存在しない部位（無磁石部
８）に対応させて配置し、取付けアーム９を介して支軸
６に支持させる。これにより、切粉受け皿３と無磁石部
８との相対的位置が不変なものとなる。この際、切粉受
け皿３の受け口３ａを回転ドラム１の外表面に接触させ
ても接触させなくとも良い。
【００１２】また、移動用車輪５の支軸６には、移動操
作用ハンドル４を一体的に取付け、その移動操作用ハン
ドル４には必要に応じて図示実施例の如くステー１０を
介して補助車輪１１を取付ける。
作用ハンドル４を一体的に取付け、その移動操作用ハン
ドル４には必要に応じて図示実施例の如くステー１０を
介して補助車輪１１を取付ける。
【００１３】而して、使用に際して移動操作用ハンドル
４を持って前方へ押すと、回転ドラム１は移動用車輪６
と一体となって前方に転動するが、内部に設置した磁石
２は所定の位置で動くことがない。すると、磁石２の磁
力でもって回転ドラム１の外表面に吸着捕集された切粉
や切り屑ｂは、磁石２の磁力が及ぶ範囲までは回転ドラ
ム１の回動と一体となって移動し、無磁石部８に至ると
回転ドラム１の外表面から自然に脱落して、切粉受け皿
３（の受け口３ａ）に捕捉される。
４を持って前方へ押すと、回転ドラム１は移動用車輪６
と一体となって前方に転動するが、内部に設置した磁石
２は所定の位置で動くことがない。すると、磁石２の磁
力でもって回転ドラム１の外表面に吸着捕集された切粉
や切り屑ｂは、磁石２の磁力が及ぶ範囲までは回転ドラ
ム１の回動と一体となって移動し、無磁石部８に至ると
回転ドラム１の外表面から自然に脱落して、切粉受け皿
３（の受け口３ａ）に捕捉される。
【００１４】次に、図４ないし図６に示した第２実施例
について説明するが、上述した第１実施例と共通する構
成部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
について説明するが、上述した第１実施例と共通する構
成部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
【００１５】この第２実施例の場合、４個の移動用車輪
５を備えたフレーム１２の前方に磁石２を定置固定状に
取付けるための支軸６を軸架せしめると共に、フレーム
１２の後方に移動操作用ハンドル４を取付け、フレーム
１２上に大きな切粉受け皿３を設置し、且つ回転ドラム
１を支軸６に回転自在に支持させて、上記移動用車輪５
の回転を回転ドラム１にベルト１３を介して伝達させる
ように構成したものである。
５を備えたフレーム１２の前方に磁石２を定置固定状に
取付けるための支軸６を軸架せしめると共に、フレーム
１２の後方に移動操作用ハンドル４を取付け、フレーム
１２上に大きな切粉受け皿３を設置し、且つ回転ドラム
１を支軸６に回転自在に支持させて、上記移動用車輪５
の回転を回転ドラム１にベルト１３を介して伝達させる
ように構成したものである。
【００１６】尚、この第２実施例の場合、回転ドラム１
の内周面１ａに対する磁石２の位置を、支軸６に螺着せ
しめた調整用ナット１４でもって自由に調節できるよう
に構成されている。この様に構成することにより、切粉
や切り屑ｂが回転ドラム１の外表面に吸着捕集されまた
切粉受け皿３に捕捉される位置などの条件を最適に調節
することが容易に可能となる。
の内周面１ａに対する磁石２の位置を、支軸６に螺着せ
しめた調整用ナット１４でもって自由に調節できるよう
に構成されている。この様に構成することにより、切粉
や切り屑ｂが回転ドラム１の外表面に吸着捕集されまた
切粉受け皿３に捕捉される位置などの条件を最適に調節
することが容易に可能となる。
【００１７】
【発明の効果】本発明の床用掃除機は斯様に構成したの
で、回転ドラムを床面上で転動させるだけで、床面上に
散らかった磁石で吸着される鉄系金属の切粉や切り屑を
確実且つ簡便に捕集することが出来る。
で、回転ドラムを床面上で転動させるだけで、床面上に
散らかった磁石で吸着される鉄系金属の切粉や切り屑を
確実且つ簡便に捕集することが出来る。
【００１８】しかも、使用に際して格別な動力（源）を
必要としないので、安価に製造することが出来ると共
に、取り扱いが容易且つ安全で静かに使用することが出
来る。
必要としないので、安価に製造することが出来ると共
に、取り扱いが容易且つ安全で静かに使用することが出
来る。
【図１】 本発明の第１実施例を示す斜視図。
【図２】 図１の一部切欠平面図。
【図３】 図２の（Ｘ）−（Ｘ）線断面図。
【図４】 本発明の第２実施例を示す斜視図。
【図５】 図４の一部切欠平面図。
【図６】 図５の（Ｙ）−（Ｙ）線断面図。
１：回転ドラム ２：磁石３：切粉
受け皿 ４：移動操作用ハンドル
５：移動用車輪 ６：支軸７：アー
ム ８：無磁石部９：取付けア
ーム １０：ステー１１：補助車輪
１２：フレーム１３：ベルト
１４：調節用ナットａ：床面
ｂ：切粉や切り屑ｃ：間隔
受け皿 ４：移動操作用ハンドル
５：移動用車輪 ６：支軸７：アー
ム ８：無磁石部９：取付けア
ーム １０：ステー１１：補助車輪
１２：フレーム１３：ベルト
１４：調節用ナットａ：床面
ｂ：切粉や切り屑ｃ：間隔
Claims (2)
- 【請求項１】 磁力をおびない材料で円筒状に形成され
て床面上を転動する回転ドラムの内部に、当該回転ドラ
ムの内周面に沿わせて磁石を定置状に設置し、上記回転
ドラムの外部には上記磁石の存在しない部位に対応させ
て切粉受け皿を配設せしめてなる事を特徴とする床用掃
除機。 - 【請求項２】 前記回転ドラムの内周面に沿わせる磁石
の範囲を、回転ドラムの内周に対して１８０°〜２７０
°に設定した事を特徴とする請求項１記載の床用掃除
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30472494A JPH08154879A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 床用掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30472494A JPH08154879A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 床用掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154879A true JPH08154879A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17936458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30472494A Pending JPH08154879A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 床用掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08154879A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108403034A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-08-17 | 宁波市鄞州宏腾磁性制品厂(普通合伙) | 一种磁性拖把及其使用方法 |
| KR20190088633A (ko) * | 2018-01-19 | 2019-07-29 | 대한민국(부산기계공업고등학교장) | 쇳 밥 청소 장치 |
| CN110306479A (zh) * | 2019-07-18 | 2019-10-08 | 常熟虞通光电科技有限公司 | 一种机加领域用的清理滚轮 |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP30472494A patent/JPH08154879A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190088633A (ko) * | 2018-01-19 | 2019-07-29 | 대한민국(부산기계공업고등학교장) | 쇳 밥 청소 장치 |
| CN108403034A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-08-17 | 宁波市鄞州宏腾磁性制品厂(普通合伙) | 一种磁性拖把及其使用方法 |
| CN110306479A (zh) * | 2019-07-18 | 2019-10-08 | 常熟虞通光电科技有限公司 | 一种机加领域用的清理滚轮 |
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