JPH08154738A - 口紅容器 - Google Patents
口紅容器Info
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- JPH08154738A JPH08154738A JP30352794A JP30352794A JPH08154738A JP H08154738 A JPH08154738 A JP H08154738A JP 30352794 A JP30352794 A JP 30352794A JP 30352794 A JP30352794 A JP 30352794A JP H08154738 A JPH08154738 A JP H08154738A
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- JP
- Japan
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- lipstick
- lid
- container
- brush
- container body
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓋体内に紅筆を収納した使い易い新規な口紅
容器の提供。 【構成】 容器本体2と、容器本体2に装着される蓋体
3とを備えた口紅容器1において、蓋体3に、蓋体3の
長さ方向の両端部の少なくとも一方に開口部6bを有
し、且つ蓋体3の長さ方向に延びる紅筆収納室6が形成
されており、紅筆収納室6内に、その長さ方向に移動自
在で、且つ開口部6bより筆先7aが突出可能なように
紅筆7が収納されていること特徴とする口紅容器。
容器の提供。 【構成】 容器本体2と、容器本体2に装着される蓋体
3とを備えた口紅容器1において、蓋体3に、蓋体3の
長さ方向の両端部の少なくとも一方に開口部6bを有
し、且つ蓋体3の長さ方向に延びる紅筆収納室6が形成
されており、紅筆収納室6内に、その長さ方向に移動自
在で、且つ開口部6bより筆先7aが突出可能なように
紅筆7が収納されていること特徴とする口紅容器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口紅容器に係わり、特
に、蓋体に紅筆が収納された口紅容器に関する。
に、蓋体に紅筆が収納された口紅容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】周知の
ように、口紅容器は、口紅が植設された袴体を内部に備
えた容器本体と、この容器本体に装着される蓋体とから
構成されており、蓋体を取り外して上記口紅を突出さ
せ、直接唇に塗るかあるいは紅筆で適量を取って使用さ
れるものである。
ように、口紅容器は、口紅が植設された袴体を内部に備
えた容器本体と、この容器本体に装着される蓋体とから
構成されており、蓋体を取り外して上記口紅を突出さ
せ、直接唇に塗るかあるいは紅筆で適量を取って使用さ
れるものである。
【0003】ところで、従来の口紅容器では、紅筆を使
用する場合には、これらを個別に携帯しなければならな
いほか、化粧ポーチ等から取り出して使用する際にも、
口紅の色を誤らないように選出しなければならず、面倒
であった。
用する場合には、これらを個別に携帯しなければならな
いほか、化粧ポーチ等から取り出して使用する際にも、
口紅の色を誤らないように選出しなければならず、面倒
であった。
【0004】一方、上述の点を考慮して、実開昭55ー
105009号公報に記載されたような、蓋体にヒンジ
を介して開閉自在に紅筆収納部を設けたものや、実開昭
61ー45023号公報に記載の、容器本体の底部に紅
筆を収納するものなどが提案されているが、いずれの場
合にも蓋体及び容器本体とは別体の紅筆を収納しておく
ため、口紅を塗布する場合には、容器本体から蓋体を取
り外すほかに、別体である紅筆を取り出して塗布しなけ
ればならず、取り扱いが面倒であった。
105009号公報に記載されたような、蓋体にヒンジ
を介して開閉自在に紅筆収納部を設けたものや、実開昭
61ー45023号公報に記載の、容器本体の底部に紅
筆を収納するものなどが提案されているが、いずれの場
合にも蓋体及び容器本体とは別体の紅筆を収納しておく
ため、口紅を塗布する場合には、容器本体から蓋体を取
り外すほかに、別体である紅筆を取り出して塗布しなけ
ればならず、取り扱いが面倒であった。
【0005】本発明の目的は、蓋体内に紅筆を収納した
使い易い新規な口紅容器を提供することにある。
使い易い新規な口紅容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、容器本体と、該容器本体に装着される蓋体と
を備えた口紅容器において、上記蓋体に、該蓋体の長さ
方向の両端部の少なくとも一方に開口部を有し、且つ該
蓋体の長さ方向に延びる紅筆収納室が形成されており、
該紅筆収納室内に、その長さ方向に移動自在で、且つ上
記開口部より筆先が突出可能なように紅筆が収納されて
いること特徴とする口紅容器を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
の発明は、容器本体と、該容器本体に装着される蓋体と
を備えた口紅容器において、上記蓋体に、該蓋体の長さ
方向の両端部の少なくとも一方に開口部を有し、且つ該
蓋体の長さ方向に延びる紅筆収納室が形成されており、
該紅筆収納室内に、その長さ方向に移動自在で、且つ上
記開口部より筆先が突出可能なように紅筆が収納されて
いること特徴とする口紅容器を提供することにより、上
記目的を達成したものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の口紅容器において、上記紅筆7が、上
記蓋体3を上記容器本体2に装着するときに該容器本体
2を臨む側に筆先7aを向けて収納されていることを特
徴とする口紅容器を提供することにより、上記目的を達
成したものである。
請求項1に記載の口紅容器において、上記紅筆7が、上
記蓋体3を上記容器本体2に装着するときに該容器本体
2を臨む側に筆先7aを向けて収納されていることを特
徴とする口紅容器を提供することにより、上記目的を達
成したものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1に記載の口紅容器において
は、未使用時には、紅筆は、紅筆収納室内に収納されて
おり、この状態で蓋体が容器本体に装着される。使用に
際しては、蓋体を容器本体から取り外し、上記紅筆を蓋
体の長さ方向に移動させて上記開口部より毛先を突出さ
せて適量の口紅を筆先に取って唇に塗布する。
は、未使用時には、紅筆は、紅筆収納室内に収納されて
おり、この状態で蓋体が容器本体に装着される。使用に
際しては、蓋体を容器本体から取り外し、上記紅筆を蓋
体の長さ方向に移動させて上記開口部より毛先を突出さ
せて適量の口紅を筆先に取って唇に塗布する。
【0009】本発明の請求項2に記載の口紅容器におい
ては、上記請求項1に記載の口紅容器における作用に加
えて、上記紅筆が、上記蓋体を上記容器本体に装着する
ときに該容器本体を臨む側に筆先を向けて収納されてい
るので、当該蓋体を容器本体から取り外したあと、蓋体
を持ち代えずにそのまま筆先を突出させて紅筆が使用さ
れる。
ては、上記請求項1に記載の口紅容器における作用に加
えて、上記紅筆が、上記蓋体を上記容器本体に装着する
ときに該容器本体を臨む側に筆先を向けて収納されてい
るので、当該蓋体を容器本体から取り外したあと、蓋体
を持ち代えずにそのまま筆先を突出させて紅筆が使用さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
【0011】図1ないし図2は、本発明に係る口紅容器
の第1実施例を示したものである。これらの図におい
て、符号1は、口紅容器を示している。
の第1実施例を示したものである。これらの図におい
て、符号1は、口紅容器を示している。
【0012】図1(a)に示したように、上記口紅容器
1は、容器本体2と、この容器本体2に装着される蓋体
3とを備えた概略構成とされている。
1は、容器本体2と、この容器本体2に装着される蓋体
3とを備えた概略構成とされている。
【0013】図1(b)に示したように、上記容器本体
2は、外周部に平坦面部4aを有する筒状の柄部4を備
えており、当該柄部4をその軸回りに回動させることに
よって、袴(図示せず)に植設された口紅5を筒状部材
4bの先端開口部より突出させ得るとともに、内部に収
納させ得る従来公知の機構(図示せず)を内部に備えて
いるものである。
2は、外周部に平坦面部4aを有する筒状の柄部4を備
えており、当該柄部4をその軸回りに回動させることに
よって、袴(図示せず)に植設された口紅5を筒状部材
4bの先端開口部より突出させ得るとともに、内部に収
納させ得る従来公知の機構(図示せず)を内部に備えて
いるものである。
【0014】上記蓋体3は、天板部3aを有して外観筒
状に形成されており、その側壁部3bには、上記平坦面
部4aに対応するように、当該蓋体3の長さ方向に延出
する延出部3cが形成されている。この延出部3cの延
出長さは、その下端面が、当該蓋体3を上記容器本体2
に装着したときに容器本体2の底面と略面一となる長さ
に設定されている(図2参照)。図2に示したように、
この延出部3c及びこれに連続する蓋体3の側壁部3b
内には、これらを縦に貫いて長さ方向に延び、且つその
長さ方向の両端部に上端開口部6a及び下端開口部6b
を有する紅筆収納室6が形成されている。また、蓋体3
の側壁部3bには、上記紅筆収納室6に連通するように
長さ方向に延びるガイドスリット3dが形成されてい
る。
状に形成されており、その側壁部3bには、上記平坦面
部4aに対応するように、当該蓋体3の長さ方向に延出
する延出部3cが形成されている。この延出部3cの延
出長さは、その下端面が、当該蓋体3を上記容器本体2
に装着したときに容器本体2の底面と略面一となる長さ
に設定されている(図2参照)。図2に示したように、
この延出部3c及びこれに連続する蓋体3の側壁部3b
内には、これらを縦に貫いて長さ方向に延び、且つその
長さ方向の両端部に上端開口部6a及び下端開口部6b
を有する紅筆収納室6が形成されている。また、蓋体3
の側壁部3bには、上記紅筆収納室6に連通するように
長さ方向に延びるガイドスリット3dが形成されてい
る。
【0015】上記紅筆収納室6内には、蓋体3を上記容
器本体2に装着するときに当該容器本体2を臨む側に筆
先7aを向けて紅筆7が収納されている。紅筆7は、内
部が中空の筆本体7bを主体として構成されており、こ
の筆本体7bの先端部に毛7cが植毛されたものであ
る。また、筆本体7bの周壁部には、弾性変形可能な片
部7dが形成されており、この片部7dには上記ガイド
スリット3dに挿通可能な操作突起7eが起立形成され
ている。そして、上記片部7dがガイドスリット3dの
内側周縁部に摺接して紅筆が所望位置で固定されるよう
になしてある。
器本体2に装着するときに当該容器本体2を臨む側に筆
先7aを向けて紅筆7が収納されている。紅筆7は、内
部が中空の筆本体7bを主体として構成されており、こ
の筆本体7bの先端部に毛7cが植毛されたものであ
る。また、筆本体7bの周壁部には、弾性変形可能な片
部7dが形成されており、この片部7dには上記ガイド
スリット3dに挿通可能な操作突起7eが起立形成され
ている。そして、上記片部7dがガイドスリット3dの
内側周縁部に摺接して紅筆が所望位置で固定されるよう
になしてある。
【0016】上記構成の口紅容器1は、未使用時には、
図2に示したように、紅筆7は筆先7aを含めて全体が
紅筆収納室6内に収納されており、この状態で蓋体3が
容器本体2に装着されている。使用に際しては、蓋体3
を容器本体2から取り外して口紅5を突出させるととも
に、図3に示したように、上記操作突起7eをガイドス
リット3dに沿ってスライドさせて紅筆収納室6の下端
開口部6bより筆先7aを突出させる。そして、適量の
口紅を筆先7aで取って唇に塗布する。また、蓋体3を
装着した状態において、上記操作突起7eをガイドスリ
ット3dに沿ってスライドさせて筆先7aを突出させる
ことによって、仕上げ、手直し等が簡単になされる。
図2に示したように、紅筆7は筆先7aを含めて全体が
紅筆収納室6内に収納されており、この状態で蓋体3が
容器本体2に装着されている。使用に際しては、蓋体3
を容器本体2から取り外して口紅5を突出させるととも
に、図3に示したように、上記操作突起7eをガイドス
リット3dに沿ってスライドさせて紅筆収納室6の下端
開口部6bより筆先7aを突出させる。そして、適量の
口紅を筆先7aで取って唇に塗布する。また、蓋体3を
装着した状態において、上記操作突起7eをガイドスリ
ット3dに沿ってスライドさせて筆先7aを突出させる
ことによって、仕上げ、手直し等が簡単になされる。
【0017】このように、本実施例に係る口紅容器1に
よれば、未使用時には蓋体3の延出部3cおよびこれに
連続する側壁部3bに形成された紅筆収納室6内に紅筆
7を収納することができるので、ポーチ等から紅筆と口
紅容器とを別々に選び出す手間がいらず、便利であると
ともに、誤って別色の口紅へ使用することを回避するこ
とができる。また、筆先7aが乱れることがなく、筆先
7aに付着した口紅も他ものに移ることがない。
よれば、未使用時には蓋体3の延出部3cおよびこれに
連続する側壁部3bに形成された紅筆収納室6内に紅筆
7を収納することができるので、ポーチ等から紅筆と口
紅容器とを別々に選び出す手間がいらず、便利であると
ともに、誤って別色の口紅へ使用することを回避するこ
とができる。また、筆先7aが乱れることがなく、筆先
7aに付着した口紅も他ものに移ることがない。
【0018】また、使用に際しては、比較的に太い蓋体
3を柄として使用できるので、唇の輪郭などの細かい作
業を行いやすいほか、紅筆7aの使用時に従来のように
蓋体が邪魔にならなず、蓋体3を容器本体2から取り外
してこれを持ち変えることなく筆先7aを突出させて使
用することができる。しかも、容器本体2において口紅
5を突出させてこれを唇に直接塗布する場合にも何等支
障を来すことがない。
3を柄として使用できるので、唇の輪郭などの細かい作
業を行いやすいほか、紅筆7aの使用時に従来のように
蓋体が邪魔にならなず、蓋体3を容器本体2から取り外
してこれを持ち変えることなく筆先7aを突出させて使
用することができる。しかも、容器本体2において口紅
5を突出させてこれを唇に直接塗布する場合にも何等支
障を来すことがない。
【0019】さらに、容器本体2の柄部4に平坦面部4
aを形成するとともに、この平坦面部4aに対応して上
記延出部3dを形成し、その内部に上記紅筆収納室6を
形成したので、容器の長さが不必要に長くならずに済
み、容器を小型化できるほか、蓋体3を容器本体2に装
着した状態でも紅筆7の筆先7aを突出させて使用する
ことができる。
aを形成するとともに、この平坦面部4aに対応して上
記延出部3dを形成し、その内部に上記紅筆収納室6を
形成したので、容器の長さが不必要に長くならずに済
み、容器を小型化できるほか、蓋体3を容器本体2に装
着した状態でも紅筆7の筆先7aを突出させて使用する
ことができる。
【0020】図4及び図5は、本発明に係る口紅容器の
第2実施例を示したものである。なお、これらの図にお
いて、符号11は、口紅容器を示している。
第2実施例を示したものである。なお、これらの図にお
いて、符号11は、口紅容器を示している。
【0021】図4(a)に示したように、上記口紅容器
11は、容器本体12と、この容器本体12に装着され
る蓋体13とを備えた概略構成とされており、基本的に
は、上記第1実施例と同様の構成を有している。
11は、容器本体12と、この容器本体12に装着され
る蓋体13とを備えた概略構成とされており、基本的に
は、上記第1実施例と同様の構成を有している。
【0022】図4(b)及び図5に示したように、上記
容器本体12は、外周部に、その長さ方向へ延びる断面
が略U字状の溝14aを有する筒状の柄部14を備えて
おり、当該柄部14をその軸回りに回動させることによ
って、袴(図示せず)に植設された口紅15を筒状部材
14bの先端開口部より突出させるとともに、内部に収
納させることができる従来公知の機構(図示せず)を内
部に備えているものである。なお、上記溝14aの上端
部には、後述する紅筆17の操作突起17eが係合され
る係合凹部14cが形成されている。
容器本体12は、外周部に、その長さ方向へ延びる断面
が略U字状の溝14aを有する筒状の柄部14を備えて
おり、当該柄部14をその軸回りに回動させることによ
って、袴(図示せず)に植設された口紅15を筒状部材
14bの先端開口部より突出させるとともに、内部に収
納させることができる従来公知の機構(図示せず)を内
部に備えているものである。なお、上記溝14aの上端
部には、後述する紅筆17の操作突起17eが係合され
る係合凹部14cが形成されている。
【0023】上記蓋体13は、天板部13aを有した外
観筒状に形成されており、その側壁部13bには、上記
溝14aに対応するように、当該蓋体13の長さ方向に
延出する延出部13cが形成されている。この延出部1
3cの延出長さは、その下端面が、当該蓋体13を上記
容器本体12に装着したときに容器本体12の底板部1
2aの上面に略当接する長さに設定されている。この延
出部13c及びこれに連続する蓋体13の側壁部13b
内には、これらを縦に貫いて長さ方向に延び、且つ下端
開口部16bを有する紅筆収納室16が形成されてい
る。また、蓋体13の側壁部13bには、上記紅筆収納
室16に連通するように長さ方向に延びるガイドスリッ
ト13dが形成されている。なお、このガイドスリット
13dは、蓋体13を容器本体12に装着した際に、上
記溝14a内に納まる位置に形成されている。
観筒状に形成されており、その側壁部13bには、上記
溝14aに対応するように、当該蓋体13の長さ方向に
延出する延出部13cが形成されている。この延出部1
3cの延出長さは、その下端面が、当該蓋体13を上記
容器本体12に装着したときに容器本体12の底板部1
2aの上面に略当接する長さに設定されている。この延
出部13c及びこれに連続する蓋体13の側壁部13b
内には、これらを縦に貫いて長さ方向に延び、且つ下端
開口部16bを有する紅筆収納室16が形成されてい
る。また、蓋体13の側壁部13bには、上記紅筆収納
室16に連通するように長さ方向に延びるガイドスリッ
ト13dが形成されている。なお、このガイドスリット
13dは、蓋体13を容器本体12に装着した際に、上
記溝14a内に納まる位置に形成されている。
【0024】上記紅筆収納室16内には、蓋体13を上
記容器本体12に装着するときに当該容器本体12を臨
む側に筆先17aを向けて紅筆17が収納されている。
紅筆17は、内部が中空の筆本体17bを主体として構
成されており、この筆本体17bの先端部に毛17cが
植毛されたものである。また、筆本体17bの周壁部に
は、弾性変形可能な片部17dが形成されており、この
片部17dには上記ガイドスリット13dに挿通可能な
操作突起17eが起立形成されている。そして、蓋体1
3を容器本体12に装着した状態では、この操作突起1
7eが上記溝14aの係合凹部14cに係合し、蓋体1
3を容器本体12から取り外す際に操作突起14eが下
方にスライドして筆先17aが上記下端開口部16bか
ら突出するようになしてある。
記容器本体12に装着するときに当該容器本体12を臨
む側に筆先17aを向けて紅筆17が収納されている。
紅筆17は、内部が中空の筆本体17bを主体として構
成されており、この筆本体17bの先端部に毛17cが
植毛されたものである。また、筆本体17bの周壁部に
は、弾性変形可能な片部17dが形成されており、この
片部17dには上記ガイドスリット13dに挿通可能な
操作突起17eが起立形成されている。そして、蓋体1
3を容器本体12に装着した状態では、この操作突起1
7eが上記溝14aの係合凹部14cに係合し、蓋体1
3を容器本体12から取り外す際に操作突起14eが下
方にスライドして筆先17aが上記下端開口部16bか
ら突出するようになしてある。
【0025】本実施例に係る口紅容器11においては、
上記第1実施例における蓋体3を容器本体2に装着した
状態で紅筆7を使用することができるという効果を除い
て、同実施例と同様の効果を得ることができるほか、容
器本体12から蓋体13を取り外すと同時に筆先17a
が突出するので、便利である。
上記第1実施例における蓋体3を容器本体2に装着した
状態で紅筆7を使用することができるという効果を除い
て、同実施例と同様の効果を得ることができるほか、容
器本体12から蓋体13を取り外すと同時に筆先17a
が突出するので、便利である。
【0026】また、蓋体13を容器本体12に装着した
状態でも上記操作突起17eや、ガイドスリット13d
が外観状表れないので、デザイン的にも優れている。
状態でも上記操作突起17eや、ガイドスリット13d
が外観状表れないので、デザイン的にも優れている。
【0027】図6〜図8は、本発明に係る口紅容器の第
3実施例を示したものである。これらの図において符号
21は、口紅容器を示している。図6に示したように、
上記口紅容器21は、容器本体22と、この容器本体2
2に装着される蓋体23とを備えた概略構成とされてい
る。
3実施例を示したものである。これらの図において符号
21は、口紅容器を示している。図6に示したように、
上記口紅容器21は、容器本体22と、この容器本体2
2に装着される蓋体23とを備えた概略構成とされてい
る。
【0028】図7に示したように、上記容器本体22
は、柄部24をその軸回りに回動させることによって、
袴(図示せず)に植設された口紅25を筒状部材24a
の先端開口部より突出させるとともに、内部に収納させ
ることができる従来公知の機構(図示せず)を内部に備
えているものである。
は、柄部24をその軸回りに回動させることによって、
袴(図示せず)に植設された口紅25を筒状部材24a
の先端開口部より突出させるとともに、内部に収納させ
ることができる従来公知の機構(図示せず)を内部に備
えているものである。
【0029】上記蓋体23は、天板部23aを有して外
観筒状に形成されており、その側壁部3b内には、これ
らを縦に貫いて長さ方向に延び、且つその長さ方向の上
端部に上端開口部26a有する紅筆収納室26が形成さ
れている(図8参照)。また、蓋体23の側壁部23b
には、上記紅筆収納室26に連通するように長さ方向に
延びるガイドスリット23dが形成されている。
観筒状に形成されており、その側壁部3b内には、これ
らを縦に貫いて長さ方向に延び、且つその長さ方向の上
端部に上端開口部26a有する紅筆収納室26が形成さ
れている(図8参照)。また、蓋体23の側壁部23b
には、上記紅筆収納室26に連通するように長さ方向に
延びるガイドスリット23dが形成されている。
【0030】図8に示したように、上記紅筆収納室26
内には、上記上端開口部26aから外部を臨むように筆
先27aを向けて紅筆27が収納されている。紅筆27
は、内部が中空の筆本体27bを主体として構成されて
おり、この筆本体27bの先端部に毛27cが植毛され
たものである。また、筆本体27bの周壁部には、弾性
変形可能な片部27dが形成されており、この片部27
dには上記ガイドスリット23dに挿通可能な操作突起
27eが起立形成されている。そして、上記片部27d
がガイドスリット23dの内側周縁部に摺接して紅筆が
所望位置で固定されるようになしてある。
内には、上記上端開口部26aから外部を臨むように筆
先27aを向けて紅筆27が収納されている。紅筆27
は、内部が中空の筆本体27bを主体として構成されて
おり、この筆本体27bの先端部に毛27cが植毛され
たものである。また、筆本体27bの周壁部には、弾性
変形可能な片部27dが形成されており、この片部27
dには上記ガイドスリット23dに挿通可能な操作突起
27eが起立形成されている。そして、上記片部27d
がガイドスリット23dの内側周縁部に摺接して紅筆が
所望位置で固定されるようになしてある。
【0031】本実施例に係る口紅容器21においては、
未使用時には蓋体23の側壁部3bに形成された紅筆収
納室26内に紅筆27を収納することができるので、ポ
ーチ等から紅筆と口紅容器とを別々に選び出す手間がい
らず、便利であるとともに、誤って別色の口紅へ使用す
ることを回避することができる。また、筆先27aが乱
れることがなく、筆先27aに付着した口紅も他ものに
移ることがない。
未使用時には蓋体23の側壁部3bに形成された紅筆収
納室26内に紅筆27を収納することができるので、ポ
ーチ等から紅筆と口紅容器とを別々に選び出す手間がい
らず、便利であるとともに、誤って別色の口紅へ使用す
ることを回避することができる。また、筆先27aが乱
れることがなく、筆先27aに付着した口紅も他ものに
移ることがない。
【0032】また、使用に際しては、比較的に太い蓋体
23を柄として使用できるので、唇の輪郭などの細かい
作業を行いやすいほか、紅筆27aの使用時に従来のよ
うに、蓋体が邪魔にならず、容器本体22において口紅
25を突出させてこれを唇に直接塗布する場合にも何等
支障を来すことがない。
23を柄として使用できるので、唇の輪郭などの細かい
作業を行いやすいほか、紅筆27aの使用時に従来のよ
うに、蓋体が邪魔にならず、容器本体22において口紅
25を突出させてこれを唇に直接塗布する場合にも何等
支障を来すことがない。
【0033】さらに、図8に示したように、蓋体23を
容器本体22に装着した状態でも紅筆27の筆先27a
を突出させて使用することができるので、仕上げ、手直
し等も簡単に行うことができる。
容器本体22に装着した状態でも紅筆27の筆先27a
を突出させて使用することができるので、仕上げ、手直
し等も簡単に行うことができる。
【0034】本発明に係る口紅容器は、上記実施例に限
定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲
において、その寸法、形状等を適宜変更することができ
ることはいうまでもない。
定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲
において、その寸法、形状等を適宜変更することができ
ることはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る口紅容器によれば、以下の
効果を奏することができる。請求項1に記載の口紅容器
では、蓋体に紅筆を収納する紅筆収納室を設けるととも
に、この紅筆収納室内に紅筆をその長さ方向に移動させ
て筆先が突出可能に収納したので、蓋体を取り外してそ
のまま紅筆として使用することができ、従来に比べて使
い易い。
効果を奏することができる。請求項1に記載の口紅容器
では、蓋体に紅筆を収納する紅筆収納室を設けるととも
に、この紅筆収納室内に紅筆をその長さ方向に移動させ
て筆先が突出可能に収納したので、蓋体を取り外してそ
のまま紅筆として使用することができ、従来に比べて使
い易い。
【0036】請求項2に記載の口紅容器によれば、上記
効果に加えて、蓋体を容器本体から取り外して持ち代え
ることなく紅筆の毛先を突出させることができるので、
さらに使い易い。
効果に加えて、蓋体を容器本体から取り外して持ち代え
ることなく紅筆の毛先を突出させることができるので、
さらに使い易い。
【図1】本発明に係る口紅容器の第1実施例を示す図で
あり、(a)は未使用時の状態を示す斜視図、(b)は
蓋体を取り外して使用時の状態を示す斜視図である。
あり、(a)は未使用時の状態を示す斜視図、(b)は
蓋体を取り外して使用時の状態を示す斜視図である。
【図2】同第1実施例の口紅容器の要部を断面視した側
面図である。
面図である。
【図3】同第1実施例の口紅容器の紅筆を使用している
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る口紅容器の第2実施例を示す図で
あり、(a)は未使用時の状態を示す斜視図、(b)は
蓋体を取り外して使用時の状態を示す斜視図である。
あり、(a)は未使用時の状態を示す斜視図、(b)は
蓋体を取り外して使用時の状態を示す斜視図である。
【図5】同第2実施例の口紅容器の要部を断面視した側
面図である。
面図である。
【図6】本発明に係る口紅容器の第3実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図7】同第3実施例の口紅容器における蓋体をはずし
て紅筆を突出させた状態を示す斜視図である。
て紅筆を突出させた状態を示す斜視図である。
【図8】同第3実施例の口紅容器において、蓋体を容器
本体に装着して紅筆を突出させた状態を示す要部を断面
視した側面図である。
本体に装着して紅筆を突出させた状態を示す要部を断面
視した側面図である。
1、11、21 口紅容器 2、12、22 容器本体 3、13、23 蓋体 6、16、26 紅筆収納室 6b、16a、26a 開口部 7、17、27 紅筆 7a、17a、27a 筆先
Claims (2)
- 【請求項1】 容器本体2と、該容器本体2に装着され
る蓋体3とを備えた口紅容器1において、上記蓋体3
に、該蓋体3の長さ方向の両端部の少なくとも一方に開
口部6bを有し、且つ該蓋体3の長さ方向に延びる紅筆
収納室6が形成されており、該紅筆収納室6内に、その
長さ方向に移動自在で、且つ上記開口部6bより筆先7
aが突出可能なように紅筆7が収納されていること特徴
とする口紅容器。 - 【請求項2】 上記紅筆7が、上記蓋体3を上記容器本
体2に装着するときに該容器本体2を臨む側に筆先7a
を向けて収納されていることを特徴とする請求項1に記
載の口紅容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30352794A JPH08154738A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 口紅容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30352794A JPH08154738A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 口紅容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154738A true JPH08154738A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17922067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30352794A Pending JPH08154738A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 口紅容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08154738A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7163016B2 (en) | 2000-01-21 | 2007-01-16 | Henlopen Manufacturing Co., Inc. | Material dispenser with applicator |
JP2008296029A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | L'oreal Sa | 化粧品容器のハウジング及び動作制御システム |
KR101301901B1 (ko) * | 2012-05-30 | 2013-08-29 | 황재광 | 화장품 용기의 브러쉬 결합형 캡 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP30352794A patent/JPH08154738A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7163016B2 (en) | 2000-01-21 | 2007-01-16 | Henlopen Manufacturing Co., Inc. | Material dispenser with applicator |
US7168435B2 (en) | 2000-01-21 | 2007-01-30 | L'oreal S.A. | Material dispenser with applicator |
JP2008296029A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | L'oreal Sa | 化粧品容器のハウジング及び動作制御システム |
KR101301901B1 (ko) * | 2012-05-30 | 2013-08-29 | 황재광 | 화장품 용기의 브러쉬 결합형 캡 |
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