JPH08140733A - 口紅容器 - Google Patents

口紅容器

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Publication number
JPH08140733A
JPH08140733A JP29162994A JP29162994A JPH08140733A JP H08140733 A JPH08140733 A JP H08140733A JP 29162994 A JP29162994 A JP 29162994A JP 29162994 A JP29162994 A JP 29162994A JP H08140733 A JPH08140733 A JP H08140733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
red pen
red
container
brush
pen
Prior art date
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Pending
Application number
JP29162994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuko Isotani
和子 磯谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH08140733A publication Critical patent/JPH08140733A/ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで取り扱いに便利な口紅容器の提
供。 【構成】 容器本体2と、該容器本体2に装着される蓋
体3とを備え、蓋体3の周壁部3aに該蓋体3の長さ方
向に延びる紅筆収納溝6が形成されるとともに、該紅筆
収納溝5に紅筆7が収納され、紅筆7が、中空の鞘体8
と、該鞘体8内にその長さ方向に移動自在に配設された
棒状の筆本体9とを備えており、鞘体8の周壁部8aに
その長さ方向に延びるガイドスリット8bが形成され、
筆本体9の周壁部9aにガイドスリット8bに沿って移
動可能な操作突起9cが形成され、紅筆収納溝6に、該
紅筆収納溝6内に収納された紅筆7を該紅筆収納溝6に
沿って引き出す際に筆本体9の操作突起9cに係合して
該筆本体9を鞘体8から突出させる係合部6aが形成さ
れた口紅容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口紅容器に係わり、特
に、蓋体に紅筆を収納したコンパクトで取り扱いに便利
な口紅容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】周知の
ように、口紅容器は、口紅が植設された袴体を内部に備
えた容器本体と、この容器本体に装着される蓋体とから
構成されており、蓋体を取り外して上記口紅を突出さ
せ、直接唇に塗るかあるいは紅筆で適量を取って使用さ
れるものである。
【0003】ところで、従来の口紅容器では、紅筆を使
用する場合には、これらを個別に携帯しなければならな
いほか、化粧ポーチ等から取り出して使用する際にも、
口紅の色を誤らないように選出しなければならず、面倒
であった。
【0004】一方、上述の点を考慮して、実開昭55ー
105009号公報に記載されたような、蓋体にヒンジ
を介して開閉自在に紅筆収納部を設けたものなどが提案
されているが、容器が大きくならざるを得ず、取り扱い
に不便であった。
【0005】本発明の目的は、コンパクトで取り扱いに
便利な口紅容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器本体と、
該容器本体に装着される蓋体とを備え、上記蓋体の周壁
部に該蓋体の長さ方向に延びる紅筆収納溝が形成される
とともに、該紅筆収納溝に紅筆が収納された口紅容器で
あって、上記紅筆が、中空の鞘体と、該鞘体内にその長
さ方向に移動自在に配設された棒状の筆本体とを備えて
おり、上記鞘体の周壁部にその長さ方向に延びるガイド
スリットが形成され、上記筆本体の周壁部に上記ガイド
スリットに沿って移動可能な操作突起が形成され、上記
紅筆収納溝に、該紅筆収納溝内に収納された上記紅筆を
該紅筆収納溝に沿って引き出す際に上記筆本体の操作突
起に係合して該筆本体を上記鞘体から突出させる係合部
が形成されていることを特徴とする口紅容器を提供する
ことにより、上記目的を達成したものである。
【0007】
【作用】本発明に係る口紅容器においては、未使用時に
は、上記紅筆は全体が上記蓋体に設けた紅筆収納溝に収
納されており、この状態で蓋体が容器本体に装着されて
いる。使用の際には、蓋体を容器本体から取り外して口
紅を突出させるとともに、蓋体から上記紅筆収納溝に沿
ってスライドさせて紅筆を引出し、適量の口紅を取って
唇に塗布するが、上記紅筆収納室内から紅筆を引出す際
に、上記係合部によって上記操作突起の移動が規制され
るため、筆本体がすでに鞘体から突出した状態で紅筆が
引き出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0009】図1ないし図3は、本発明に係る口紅容器
の一実施例を示したものである。これらの図において、
符号1は、口紅容器を示している。
【0010】図1および図2に示したように、上記口紅
容器1は、容器本体2と、この容器本体2に装着される
蓋体3とを備えた概略構成とされている。
【0011】上記口容器本体2は、筒状の柄部2aを備
えており、当該柄部2aをその軸回りに回動させること
によって、袴(図示せず)に植設された口紅4を、上記
蓋体3が装着される筒状体5の開口部より突出・収納さ
せ得る従来公知の機構(図示せず)を内部に備えている
ものである。なお、本実施例では、上記柄部2aの周壁
部には、後述する紅筆収納溝6に連通して紅筆7の先端
部が収納される溝2bが形成されている。
【0012】上記蓋体3は、外観筒状に形成されてお
り、その周壁部3aには当該蓋体3の長さ方向に延びる
断面が略U字状の紅筆収納室溝6が形成されている。こ
の紅筆収納溝6の内側面の上端部には、後述する紅筆7
を構成する筆本体9の操作突起9cに係合する係合凹部
(係合部)6aが形成されている。そして、上記紅筆収
納溝6内に収納された同紅筆7を紅筆収納溝6内から引
き出す際に上記操作突起9cに係合して筆本体9を後述
する紅筆7を構成する鞘体8から突出させ得るようにな
してある。
【0013】上記紅筆収納溝6内には、蓋体3を上記容
器本体2に装着するときに当該容器本体2を臨む側に筆
先7aを向けて紅筆7が収納されている。この紅筆7
は、内部が中空の鞘体8と、鞘体8内にその長さ方向に
移動自在に配設された棒状の筆本体9とを備えた構成と
されている。上記鞘体8の周壁部8aにはその長さ方向
に延びるガイドスリット8bが形成されている。一方、
上記筆本体9の周壁部9aには、弾性変形可能な片部9
bが形成されており、この片部9bには上記ガイドスリ
ット8bに挿通可能な操作突起9cが起立形成されてい
る。そして、上記片部9bがガイドスリット8bの内側
周縁部に摺接して筆本体9が所望位置で固定されるよう
になしてある。なお、本実施例では、上記係合凹部6
a、ガイドスリット8bは、紅筆7を紅筆収納溝6に収
納した際に上記操作突起9cおよびガイドスリット8b
が外観状表れない位置にそれぞれ設けられている。
【0014】上記構成の口紅容器1は、未使用時には、
図1及び図2に示したように、紅筆6は全体が紅筆収納
室5内に収納されており、この状態で蓋体3が容器本体
2に装着されている。使用に際しては、図3に示したよ
うに、蓋体3を容器本体2から取り外して口紅4を突出
させるとともに、蓋体3から上記紅筆7を紅筆収納溝6
の長さ方向にスライドさせて紅筆7を引出し、適量の口
紅を筆先7aで取って唇に塗布するが、上記紅筆収納溝
6内から紅筆7を引き出す際に、上記係合凹部6aによ
って上記操作突起9cの移動が規制されるため、筆本体
9がすでに鞘体8から突出した状態で紅筆7が取出され
る。
【0015】このように、本実施例に係る口紅容器1に
よれば、蓋体3に設けた紅筆収納溝6内に紅筆7を配設
するとともに、紅筆7を伸縮自在とし且つその引出しと
同時に筆本体9が突出するようにしたので、容器自身を
コンパクトに設計できるとともに、取り扱いが便利であ
る。しかも、紅筆7を紅筆収納溝6に収納した際に上記
操作突起9cや、ガイドスリット8bが外観状表れない
ので、デザイン的にも優れている。
【0016】また、ポーチ等から紅筆と口紅容器とを別
々に選び出す手間がいらず、便利であるとともに、誤っ
て別色の口紅へ使用することを回避することができる。
また、紅筆7の収納時には、筆本体9が鞘体8内に納ま
るので筆先7aが乱れることがなく、筆先7aに付着し
た口紅も他ものに移ることがない。しかも容器本体2に
おいて口紅5を突出させてこれを直接唇に塗布する場合
にも何等支障がないことはもちろんである。
【0017】本発明に係る口紅容器は、上記実施例の口
紅容器1に限定されるものではなく、本発明の目的を逸
脱しない範囲において、その寸法、形状等を適宜変更す
ることができる。
【0018】例えば、上記実施例では、上記紅筆係合溝
6に係合凹部6aを設けて上記紅筆7の引出の際に筆本
体9の移動を規制させるようにしたが、同溝6に係合突
起を設けてこれを係合部を構成してもよい。
【0019】また、上記実施例では、容器本体2にも溝
2bを設けて紅筆7の先端部を収納し得るようにした
が、紅筆の長さを、蓋体3に設けた紅筆収納溝6のみに
収納し得る長さに設定してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る口紅容器によれば、蓋体に
設けた紅筆収納溝内に紅筆を収納するとともに、紅筆を
伸縮自在とし且つその引出しと同時に筆本体が突出する
ようにしたので、容器自身をコンパクトに設計できると
ともに、取り扱いが便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る口紅容器の一実施例の要部を断面
視した側面図である。
【図2】同第1実施例の口紅容器の外観構成を示す斜視
図である。
【図3】同第1実施例の口紅容器において、蓋体を取り
外すとともに、紅筆を引き出した状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 口紅容器 2 容器本体 3 蓋体 6 紅筆収納溝 6a 係合凹部(係合部) 7 紅筆 8 鞘体 8b ガイドスリット 9 筆本体 9c 操作突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体2と、該容器本体2に装着され
    る蓋体3とを備え、上記蓋体3の周壁部3aに該蓋体3
    の長さ方向に延びる紅筆収納溝6が形成されるととも
    に、該紅筆収納溝5に紅筆7が収納された口紅容器1で
    あって、上記紅筆7が、中空の鞘体8と、該鞘体8内に
    その長さ方向に移動自在に配設された棒状の筆本体9と
    を備えており、上記鞘体8の周壁部8aにその長さ方向
    に延びるガイドスリット8bが形成され、上記筆本体9
    の周壁部9aに上記ガイドスリット8bに沿って移動可
    能な操作突起9cが形成され、上記紅筆収納溝6に、該
    紅筆収納溝6内に収納された上記紅筆7を該紅筆収納溝
    6に沿って引き出す際に上記筆本体9の操作突起9cに
    係合して該筆本体9を上記鞘体8から突出させる係合部
    6aが形成されていることを特徴とする口紅容器。
JP29162994A 1994-11-25 1994-11-25 口紅容器 Pending JPH08140733A (ja)

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JP29162994A JPH08140733A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 口紅容器

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JP29162994A JPH08140733A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 口紅容器

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Publication Number Publication Date
JPH08140733A true JPH08140733A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17771437

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JP29162994A Pending JPH08140733A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 口紅容器

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JP (1) JPH08140733A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5895162A (en) * 1997-02-13 1999-04-20 L'oreal Application unit for a lipstick-type product

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5895162A (en) * 1997-02-13 1999-04-20 L'oreal Application unit for a lipstick-type product
USRE38016E1 (en) 1997-02-13 2003-03-04 L'oreal Application unit for a lipstick-type product

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