JPH0813Y2 - 筒型コンパクト容器 - Google Patents

筒型コンパクト容器

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JPH0813Y2
JPH0813Y2 JP8267290U JP8267290U JPH0813Y2 JP H0813 Y2 JPH0813 Y2 JP H0813Y2 JP 8267290 U JP8267290 U JP 8267290U JP 8267290 U JP8267290 U JP 8267290U JP H0813 Y2 JPH0813 Y2 JP H0813Y2
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JP
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cosmetics
cosmetic
makeup brush
accommodating portion
window
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JP8267290U
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JPH0456415U (ja
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剛弘 奥田
和彦 金沢
義久 米山
裕 大川
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Pola Chemical Industries Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は筒型のコンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
従来より、筒型コンパクト容器としては、例えば実開
昭60-103409号公報に記載されているものが知られてい
る。
これは第8図ないし第11図に示すように、両端を閉塞
した外筒部30の側面部に窓部31を形成し、この外筒部30
の内部に化粧料収容部32を回動自在に内嵌したものであ
る。この化粧料収容部32は前記窓部31に対応する部分を
断面半円状に切欠するとともに、切欠した断面部分33に
化粧料収容凹部34を形成してある。
また、化粧料収容部32の側面には指掛け部37が形成さ
れている。さらに、化粧料収容部32にはその長手方向に
化粧筆35を装着する化粧筆装着孔36が設けられている。
使用に際して、まず、化粧料収容部32の収納時にあっ
ては第10図に示すように化粧料収容部32を回転させ、化
粧料収容部32が窓部31を塞ぐような位置とする。一方、
使用時には第11図に示すように、化粧料収容部32を回転
させ、化粧料収容凹部34が窓部31から露出するような位
置とする。
化粧筆35は化粧料収容凹部34を窓部31から露出させた
位置で、外筒部30の一端に設けられた取り出し孔38から
取り出せるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記した従来のものにおいては、化粧料収容
部の収納時には化粧料が見えないため、化粧料の色調等
を確認する場合には、化粧料収容部32を回転させて化粧
料を窓部31から露出させる必要がある。
また、化粧筆35は外筒部30の一端に設けられた取り出
し孔38から取り出さなければならないので容器を傾ける
等の操作が必要となり使用感に欠けるという問題があ
る。
しかも、使用時にはまず、化粧料収容部32を回転させ
て化粧料を窓部31から露出させた後、化粧筆35を取り出
さなければならないので2度の手間が必要となる。ま
た、化粧料35が化粧料収容部32内に装着される構造とな
っているため、本来化粧料が収納されるべき部分が収納
部として使用され、化粧料収納容量が小さくなってしま
うという問題がある。
さらに、化粧料収容部32の側面に指掛け部37が形成さ
れているため、これが、外部のものに引っ掛かかり、化
粧料収容部32が回転して化粧料が不用意に露出してしま
う虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、収納時で
も内部の化粧料が視認できるとともに、不用意に化粧料
が露出してしまう虞れがなく、また、使用時には簡単な
操作で化粧筆の露出と化粧筆の取り出しができ、併せて
化粧料の収納容量も増大できるようにした筒型コンパク
ト容器を提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよ
うな構成とした。
即ち、第1構成例では、一端に開口部を有し有底筒状
に形成した外筒部を設け、この外筒部の側面部に窓部を
形成し、この外筒部の内部に透明合成樹脂で形成した化
粧料収容部を回動自在に内嵌し、この化粧料収容部は前
記窓部に対応する部分を断面半円状に切欠するととも
に、切欠した断面部分に化粧料収容凹部を形成する一
方、前記開口部に回動自在に密嵌する把持部を設け、こ
の把持部に化粧筆を取り付け、この化粧筆を前記化粧料
収容部に挿抜自在に装着する。
第2構成例では、第1構成例に加え、前記外筒部の一
端側に、化粧料収容部の抜け止めのための抜け止め体を
設け、この抜け止め体に、化粧料収容部に装着された化
粧筆をガイドして把持部の回動角度を規制するガイド孔
を設けた。
〔作用〕
化粧料収容部が透明合成樹脂製のため、収納時でも内
部の化粧料が視認できる。使用時には把持部を回転させ
る簡単な操作で化粧料を露出させることができ、この状
態で把持部を引くだけで化粧筆を取り出すことができ
る。ここで、把持部を回転させない限り化粧料収容部が
回転してしまうことはなく不用意に化粧料が露出してし
まう虞れはない。
また、化粧料収容部に化粧筆を収納するものではない
ため化粧料収容部全体を化粧料収納部として有効利用で
きる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第7図に基づいて説明
する。
〈第1実施例〉 第1実施例を第1図、第2図、第4図ないし第6図によ
り説明する。
外筒部1はクロムメッキされた金属で形成され、その
一端に開口部2を有し有底筒状に形成されている。この
外筒部1の側面部には窓部3が形成されている。この窓
部3は外筒部1の円周上で略160度の開口角度を有して
いる。そして外筒部1の他端(底)側には係合孔20を有
するスペーサ21が嵌合されている。
前記外筒部1の内部には透明合成樹脂で形成した化粧
料収容部4が回動自在に内嵌されている。この化粧料収
容部4の形状は第2図に示すように、円柱の一端面4aと
他端面4bとを除いた残存部分を長手方向に断面半円状に
切欠したものとなっている。この切欠部分は前記窓部3
に対応する部分をなっており、断面部分に化粧料収容凹
部5が形成されている。
この化粧料収容凹部5には固形の化粧料Kが充填され
ている。そして、前記一端面4aには孔部4cが穿設されて
おり、前記他端面4bには前記係合孔20に回転自在に嵌合
する凸部4dが形成されている。この化粧料収容部4が内
嵌された外筒部1の開口部2には化粧料収容部4の抜け
を防止するための抜け止め体8が内嵌されている。
一方、前記開口部2には把持部6が回動自在に密嵌さ
れるようになっている。この把持部6は有蓋円筒状をな
しており、その縁部には嵌合部6aが内嵌され、この嵌合
部6aが開口部2に着脱自在に内嵌するようになってい
る。この嵌合部6aには中心からずれた位置に化粧筆7が
取り付けてあり、この化粧筆7は孔部4cに挿抜自在に装
着できるようになっている。この化粧筆7は第4図に示
すようにその先端に筆部7aが設けられており、この筆部
7aは化粧筆7の内部に進退自在に設けられたロッド7bの
先端に固定されている。一方、ロッド7bの後端には指掛
け突起7cが設けられている。この指掛け突起7cは化粧筆
7に設けられたスライド孔7d内でスライド可能に保持さ
れている。
化粧料Kの収納状態では第5図に示すように、化粧料
収容部4が窓部3を完全に覆い化粧料Kは密閉状態にあ
る。この状態でも化粧料Kは透明な化粧料収容部4を介
して視認できる。
ここで、化粧料Kを使用する場合には、まず外筒部1
と把持部6とを持ち、相互に逆方向に約180度回転させ
る。すると、第6図に示すように化粧料Kは窓部3から
外部に露出することとなる。この状態で把持部6を引き
抜き、これと一体になった化粧筆7を使用する。このよ
うに持ち替え等をすることなく迅速に使用することがで
きる。
〈第2実施例〉 第3図は第2実施例を示し、第1実施例における抜け
止め体8に、化粧料収容部4に装着された化粧筆7をガ
イドして化粧筆7の回動角度を規制するガイド孔9を設
けたものである。
このガイド孔9は前記孔部4cの移動軌跡に沿って、約
180度の回転が可能な形状となっている。これにより化
粧料Kが窓部3から外部に露出した状態以外では化粧筆
7を孔部4cから引き抜くことができないようになり、誤
操作を防止できる。その他の構成及び作用については前
記実施例と同様のため省略する。
〈第3実施例〉 第7図は第3実施例を示し、一端面4aと他端面4bとの
夫々周囲にOリングRを装着するとともに、化粧料収容
部4の縁部に沿ってパッキンPを設けたものである。こ
の実施例では、気液密性が良好となるため化粧料の保護
を図ることができるとともに、海辺での使用も可能とな
る等の利点がある。
その他の構成及び作用については前記実施例と同様の
ため省略する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、化粧料の収納状態においても外部か
ら化粧料の色を視認でき、販売時の店頭効果にも優れて
いる。
また、使用時には把持部を回して抜く簡単な操作で化
粧筆の露出と化粧筆の取り出しとを連続して行うことが
でき使用感に優れている。
さらに、化粧筆は化粧料収容部以外の部分に収納され
る構造となっているため、化粧料収納容量を最大限にと
ることができる。
そして、外部に突起がないため、不用意に化粧料収容
部が回転して化粧料が露出してしまう虞れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の実施例を示し、第1図は
第1実施例における全体の斜視図、第2図はその分解斜
視図、第3図は第2実施例の要部の断面図であり、その
位置を第1図におけるA−A断面と対応させた図、第4
図は部分品の側面図、第5図および第6図は第1及び第
2実施例の動作説明のための第1図におけるB−B断面
図、第7図は第3実施例を示す部分的斜視図、第8図な
いし第11図は従来の筒型コンパクト容器を示し、第8図
は外筒部の斜視図、第9図は化粧料収容部、第10図およ
び第11図の断面図である。 1……外筒部、2……開口部、3……窓部、4……化粧
料収容部、5……化粧料収容凹部、6……把持部、7…
…化粧筆、8……抜け止め体、9……ガイド孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 米山 義久 静岡県静岡市弥生町648番地 ポーラ化成 工業株式会社内 (72)考案者 大川 裕 東京都葛飾区西新小岩3丁目20番8号 株 式会社葛飾プレス工業所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に開口部を有し有底筒状に形成した外
    筒部を設け、この外筒部の側面部に窓部を形成し、この
    外筒部の内部に透明合成樹脂で形成した化粧料収容部を
    回動自在に内嵌し、この化粧料収容部は前記窓部に対応
    する部分を断面半円状に切欠するとともに、切欠した断
    面部分に化粧料収容凹部を形成する一方、前記開口部に
    回動自在に密嵌する把持部を設け、この把持部に化粧筆
    を取り付け、この化粧筆を前記化粧料収容部に挿抜自在
    に装着したことを特徴とする筒型コンパクト容器。
  2. 【請求項2】前記外筒部の一端側に、化粧料収容部の抜
    け止めのための抜け止め体を設け、この抜け止め体に、
    化粧料収容部に装着された化粧筆をガイドして把持部の
    回動角度を規制するガイド孔を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の筒型コンパクト容器。
JP8267290U 1990-08-03 1990-08-03 筒型コンパクト容器 Expired - Lifetime JPH0813Y2 (ja)

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JP8267290U JPH0813Y2 (ja) 1990-08-03 1990-08-03 筒型コンパクト容器

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JP8267290U JPH0813Y2 (ja) 1990-08-03 1990-08-03 筒型コンパクト容器

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Publication Number Publication Date
JPH0456415U JPH0456415U (ja) 1992-05-14
JPH0813Y2 true JPH0813Y2 (ja) 1996-01-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101439533B1 (ko) * 2013-08-27 2014-09-11 주식회사 엘지생활건강 초슬림 화장품 케이스

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KR101081204B1 (ko) * 2011-04-15 2011-11-07 황재광 브러쉬가 장착된 회전형 파우더 용기

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JPH0456415U (ja) 1992-05-14

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