JPH0815422A - 識別装置 - Google Patents

識別装置

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JPH0815422A
JPH0815422A JP15336994A JP15336994A JPH0815422A JP H0815422 A JPH0815422 A JP H0815422A JP 15336994 A JP15336994 A JP 15336994A JP 15336994 A JP15336994 A JP 15336994A JP H0815422 A JPH0815422 A JP H0815422A
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JP
Japan
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signal
response
carrier wave
data
interrogator
Prior art date
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Pending
Application number
JP15336994A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Gunji
龍也 郡司
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15336994A priority Critical patent/JPH0815422A/ja
Publication of JPH0815422A publication Critical patent/JPH0815422A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相雑音の影響を少なくした識別装置を提供
すること。 【構成】 質問器11から、質問データで変調した質問
信号や無変調の搬送波を送出する。質問器から送られる
信号を応答器13で受信し、質問データに対応する応答
データを生成する。そして、副搬送波を応答データでF
SKまたはPSK変調し、さらに、質問器11から送ら
れてくる無変調の搬送波をFSKまたはPSK変調した
信号で変調し、応答信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体などに搭載され
た応答器から送られるデータを受信し、移動体などを識
別する識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば有料道路を車両で通行する場合、
料金の支払いが必要とされる。料金の支払いは、従来、
現金などを出口で渡す方法が採用されている。しかし、
現金などを渡す方法は、料金の計算作業などがあり繁雑
でまた多くの人手を必要とする。また、車両が一時的に
停止しなければならず、車両の運行が妨げられる。
【0003】このため、一定の料金を支払って購入した
通行カードなどを車両に搭載する方法が検討されてい
る。例えば、通行カード内のメモリに、それ独自の識別
番号や残っている金額などのデータを記録しておき、そ
して、車両が出口に近づいた際に、それらのデータを読
取り不正に通行する車両であるかどうかを車両が走行し
たまま識別する方法である。このような場合、通行カー
ドに付された識別番号などのデータを読み取るために、
電波を使用する識別装置が使用される。
【0004】ここで、従来の識別装置について、図5の
回路構成図を参照して説明する。
【0005】51は質問器で、質問器51は有料道路な
どの出口近くに設置される。また、52は車両などの移
動体で、移動体52のフロントガラスなどの近くにカー
ド状の応答器53が固定される。また、応答器53には
識別番号や残金などのデータがメモリに記録されてい
る。
【0006】上記した構成において、質問器51では、
残金データや識別番号の送出を応答器53に指示する質
問データで搬送波fcを変調し、質問信号fcmを生成
している。また、無変調の搬送波fcを同時に生成し、
質問信号fcmや無変調の搬送波fcを、アンテナA1
から移動体52方向に送出する。なお、質問信号fcm
や無変調の搬送波fcは時分割で送られる。
【0007】そして、質問信号fcmや無変調の搬送波
fcが送られている領域に移動体52が入ると、移動体
52は、走行しながらそれらの信号を応答器53のアン
テナA2で受信する。
【0008】応答器53は、質問信号fcmや無変調の
搬送波fcを受信し、質問信号fcmから質問データを
検出する。そして、質問データに対応する応答データ、
例えば残りの金額や識別番号をメモリから読み出す。こ
のとき、読み出される応答データがパラレル信号の場
合、応答データをパラレル/シリアル変換し、シリアル
信号に変換する。
【0009】その後、応答器53は、質問器51から送
られてきた無変調の搬送波fcを、応答データでPSK
(Phase Sift Keying )変調し応答信号fcm´を生成
する。そして、この応答信号fcm´をアンテナA2か
ら質問器51に向けて送出する。 質問器51は応答信
号fcm´を受信し、そして同期検波を行い応答データ
を検出する。この場合、応答信号fcm´の同期検波に
は、例えば図6に示すような同期検波装置が使用され
る。図6において、応答信号fcm´が同期検波器61
に加えられる。また、同期検波器61には、応答信号f
cm´の搬送波と同じ周波数の発振信号が発振器62か
ら加えられており、応答信号fcm´が発振信号によっ
て同期検波される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の場合、
応答信号fcm´の搬送波と発振信号の周波数が同一で
ある。したがって、同期検波の際に、発振器の位相雑音
が付加される。例えば、応答信号fcm´の周波数分布
が図7(a)のSで、また位相雑音がNのように、応答
信号fcm´(S)が位相雑音(N)に重畳する形にな
ると、応答データが検出できなくなる。例えば、同期検
波された信号は図7(b)に示されるように、応答デー
タsが位相雑音nの中に埋まった状態になり、応答デー
タを正しく識別できない。なお、図7は、縦軸が信号の
大きさを示し、また横軸が周波数を示し、搬送波の周波
数をfcで示している。
【0011】このような位相雑音による影響は、質問器
51と移動体52の距離が遠くなり、質問器51で受信
される応答信号fcm´の電力が小さくなるほど問題に
なる。 本発明は、上記した欠点を解決するもので、応
答信号を同期検波する際に位相雑音の影響を少なくした
識別装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定周波数の
搬送波を質問データで変調した質問信号および前記搬送
波と同一周波数の無変調の搬送波を送出する質問器と、
この質問器から送られる前記質問信号や前記無変調の搬
送波を受信し、応答データで変調した応答信号を前記質
問器に送出する応答器とで構成される識別装置におい
て、前記応答器に副搬送波を生成する副搬送波発生器を
設け、この副搬送波発生器で生成された前記副搬送波を
前記応答データでFSKまたはPSK変調し、そして、
前記質問器から送られてきた前記無変調の搬送波をFS
KまたはPSK変調した信号で変調し、前記応答信号を
生成している。
【0013】また、前記応答器が移動体に搭載されてい
る。
【0014】
【作用】上記の構成によれば、副搬送波を用いて応答デ
ータでFSKまたはPSK変調し、その後、質問器から
送られてくる無変調の搬送波をさらに変調することによ
り応答信号を生成している。この場合、応答データでF
SKまたはPSK変調するのに使用される副搬送波の周
波数と、応答信号の同期検波に使用される発振信号の周
波数が相違する。したがって、副搬送波の周波数と発振
器の位相雑音をフィルタなどで分離でき、応答データを
確実に検出できる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について、図1を参照して
説明する。
【0016】11は質問器で、質問器11は有料道路な
どの出口近くに設置される。また、12は車両などの移
動体で、フロントガラスなどの近くに、応答器13例え
ば通行カードが固定される。また、応答器13には識別
番号や残った金額などの応答データがメモリに記録され
ている。
【0017】質問器11は、応答データを送るように応
答器13に指示する質問データで搬送波fc(例えば
2.45GHzの周波数が使用される。)を変調し、質
問信号fcmを生成している。また無変調の搬送波fc
も同時に生成し、質問信号fcmや無変調の搬送波fc
を移動体12が走行する道路方向にアンテナA1から送
信する。なお、質問信号fcmや無変調の搬送波fcは
時分割で送られる。
【0018】そして、質問信号fcmや無変調の搬送波
fcが送られている領域に移動体12が入ると、移動体
12は、走行しながらそれらの信号を応答器13のアン
テナA2で受信する。
【0019】ここで、応答器13の構成について図2で
説明する。
【0020】質問信号fcmや無変調の搬送波fcがア
ンテナA2で受信されると、受信された信号は送受切替
器21から分離器22に送られる。そして、分離器22
で質問信号fcmと搬送波fcに分離される。質問信号
fcmは検出器23に送られ質問データが検出される。
また、搬送波fcはPSK(Phase Sift Keying )変調
器27に送られる。
【0021】そして、検出器23において質問データが
検出されると、質問データに対応する応答データ、例え
ば残りの金額や識別番号がメモリ24から読み出され
る。このとき、メモリから読み出される応答データがパ
ラレル信号の場合、応答データをパラレル/シリアル変
換し、シリアル信号に変換する。
【0022】シリアル信号に変換された応答データはF
SK変調器25に送られる。FSK変調器25には、副
搬送波発生器26から副搬送波fsが供給されており、
応答データによって副搬送波fsがFSK(Freqency S
ift Keying)変調される。FSK変調器25から出力さ
れるFSK変調信号はPSK変調器27に送られ、分離
器22から送られる無変調の搬送波fcをPSK変調
し、応答信号fcm´を生成する。この応答信号fcm
´は、送受切替器21を経てアンテナA2から質問器1
1に向け送出される。
【0023】質問器11は、応答器13から送られる応
答信号fcm´を受信し、この応答信号fcm´を同期
検波し、応答データを検出する。ここで、質問器の検波
装置について図3で説明する。
【0024】受信された応答信号fcm´は同期検波器
31に加えられる。また、同期検波器31には、応答信
号fcm´の搬送波fcと同じ周波数の発振信号が発振
器32から加えられており、この発振信号によって応答
信号fcm´が同期検波される。そして、同期検波によ
りFSK変調信号が取り出される。なお、同期検波の
際、発振器32で発生する位相雑音が付加される。しか
し、図4(a)に示すようにFSK変調信号Fの副搬送
波fsの周波数と位相雑音Nの周波数fcが相違してい
る。したがって、同期検波された信号をフィルタ33
(図3)に通し、位相雑音Nを除去すれば、図6(b)
に示すようにFSK変調信号Fのみを取り出すことがで
きる。なお、低域通過フィルタ33から取り出される信
号はFSK変調されているため、その後、FSK変調波
が検波され応答データが検出される。なお、上記した実
施例は、応答器が車両など移動体に搭載される場合で説
明したが、応答器が固定である場合にも適用できる。ま
た、応答データでFSK変調し、その後、無変調の搬送
波をPSK変調し、応答信号を生成している。この場
合、FSK変調に代えPSK変調を用いることもでき
る。
【0025】また、有料道路などの料金の支払いの例で
説明しているが、この発明は、いろいろな個体の識別に
適用することができる。
【0026】上記した構成によれば、位相雑音の影響が
少なくなるため、受信される応答器の電力が小さくて
も、応答データを検出でき移動体を正しく識別すること
ができる。また、その分、移動体との距離が遠い場合で
も移動体を識別できることになる。
【0027】また、質問器と応答器間の信号の授受を電
波で行い、また信号処理を移動体の走行中に行うので、
有料道路などの料金の支払いに適用する場合は、車両が
停止する必要がなく、車両の運行がスムーズになる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、応答信号を同期検波す
る場合に位相雑音の影響を小さくした識別装置を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する回路構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を説明する回路構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を説明する図である。
【図5】従来例を示す回路構成図である。
【図6】従来例を説明する回路構成図である。
【図7】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
11…質問器 12…移動体 13…応答器 A1、A2…アンテナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数の搬送波を質問データで変調
    した質問信号および前記搬送波と同一周波数の無変調の
    搬送波を送出する質問器と、この質問器から送られる前
    記質問信号や前記無変調の搬送波を受信し、応答データ
    で変調した応答信号を前記質問器に送出する応答器とで
    構成される識別装置において、前記応答器に副搬送波を
    生成する副搬送波発生器を設け、この副搬送波発生器で
    生成された前記副搬送波を前記応答データでFSKまた
    はPSK変調し、そして、前記質問器から送られてきた
    前記無変調の搬送波をFSKまたはPSK変調した信号
    で変調し、前記応答信号を生成することを特徴とする識
    別装置。
  2. 【請求項2】 前記応答器が移動体に搭載されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の識別装置。
JP15336994A 1994-07-05 1994-07-05 識別装置 Pending JPH0815422A (ja)

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JP15336994A JPH0815422A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 識別装置

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JP15336994A JPH0815422A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 識別装置

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JPH0815422A true JPH0815422A (ja) 1996-01-19

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ID=15560953

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105292187A (zh) * 2015-10-19 2016-02-03 北京全路通信信号研究设计院集团有限公司 一种应答器逻辑控制装置
WO2018206290A1 (de) * 2017-05-12 2018-11-15 Symeo Gmbh Verfahren und vorrichtung zur kompensation von störeinflüssen
US11733348B2 (en) 2017-05-12 2023-08-22 Symeo Gmbh Method and device for compensating for phase noise

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US11774551B2 (en) 2017-05-12 2023-10-03 Symeo Gmbh Method and device for compensating for interfering influences

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