JPH0815407B2 - 玉葱収穫機 - Google Patents

玉葱収穫機

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JPH0815407B2
JPH0815407B2 JP63166344A JP16634488A JPH0815407B2 JP H0815407 B2 JPH0815407 B2 JP H0815407B2 JP 63166344 A JP63166344 A JP 63166344A JP 16634488 A JP16634488 A JP 16634488A JP H0815407 B2 JPH0815407 B2 JP H0815407B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、玉葱掘取りから葉切断まで自動的に行なう
玉葱収穫機に関する。
(従来の技術) 公知の玉葱収穫機は、玉葱の葉を1対のスクリュで挟
んで引きちぎっており、球部を損傷したり、又は茎葉を
所要長さ残すことができなかったりしていた。
そこで、この問題点を解消するために、掘取った玉葱
を搬送金具で抱持し、この搬送金具を上下反転させて、
玉葱の葉を垂下させ、この葉をバリカン型の切断機構で
切断する技術が開発されている(実開昭62−127831号明
細書及び図面参照)。
この開発技術では、切断葉を集めることなく畝上に自
然落下させ、球部は放出部の下方の球シュートで畝間溝
に落下案内させている。
(発明が解決しようとする課題) 前記開発技術では、球部を畝間溝内で日干し乾燥して
も、球部が密集してるため、また畝によって陽当りが悪
くなるため、良好な乾燥を行ない難く、球部の拾い集め
も困難である。
この問題を解決するには、球部を畝上に落下させれば
良いのであるが、収穫中の畝上に落下させると、切断葉
が被さったり又は混ったりすることがあり、また、隣接
畝上に落下させるようにすると、収穫機の横幅が広くな
り過ぎ、しかも球部を圃場外へ放出することもある等の
別の問題が生じる。
本発明は、葉シュートと球シュートとを設け、夫々の
落下案内位置を畝上で且つ畝幅方向に離すことによっ
て、前記問題点を解決できるようにした玉葱収穫機を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明における課題解決のための具体的手段は、堀取
った玉葱を搬送しながらその葉を切断する葉切断部と、
葉切断後の玉葱の球部を落下放出する放出部とを有し、
収穫機フレームには葉切断部の下方で切断葉を畝上に落
下案内する葉シュートと、放出部の下方で球部を畝上で
且つ切断葉と畝幅方向に離れた位置に落下案内する球シ
ュートとが設けられている玉葱収穫機において、 前記葉シュート及び球シュートはその各下部を持上げ
可能にすべく、収穫機フレームに対して枢支され、葉シ
ュートの下部は畝に近接配置され、球シュートは球部落
下案内方向が葉シュートの下部に向けられていることで
ある。
(作 用) 第2コンベア30の搬送金具41に抱持されて搬送される
玉葱7は、反転部Fで上下反転されて、上側にあった葉
Taが下方へ垂下がり、葉切断部Gの切断機構32によって
切断され、残った球部Tbは、放出部Hで搬送金具41が開
放されることにより放出される。前記切断された葉Ta
は、葉シュート66に落下案内されて、畝U上の左右一側
に集積され、他方、放出された球部Tbは球シュート75に
落下案内されて、畝U上の切断葉Taとは畝幅方向に離れ
た位置に落される。
球シュート75から落下する球部Tbの勢いが強くても、
ころがる球部Tbを葉シュート66の下部に当てて止めるこ
とができ、畝間溝に落とすことはない。
前記葉シュート66及び球シュート75は、玉葱収穫機1
を路上走行させる時等に、各下部が接地しないように上
方へ引上げられる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜9図において、玉葱収穫機1はトラクタ2の後
部に3点リンク機構3を介して装着されており、大別し
て、玉葱Tを畝Uから掘起す掘起し部Aと、掘起した玉
葱Tの葉Taを切断して球部Tbのみにする処理部Bとを有
しており、これらはフレーム4に支持されていて、トラ
クタ2のPTO軸5からの動力で駆動されている。
掘起し部Aに設けられた掘起し装置6は、フレーム4
から前方突出したブラケット7の前端から支軸8を介し
て左右1対の揺動アーム9を垂下し、この左右揺動アー
ム9の下端に畝U幅に略等しい長さの掘起し刃体10を固
定し、この掘起し刃体10から後上方へ多数本のレーキ状
ガイド杆11と側部ガイド杆12とを突設すると共に、前側
にゲージ輪13を取付け、前記揺動アーム9の中途部に押
動杆14の前端を連結している。
前記フレーム4にはPTO軸5からユニバーサルジョイ
ント15を介して動力を取入れる伝動ケース16が設けられ
ており、この伝動ケース16の出力は横軸状の駆動軸17に
伝達されている。この駆動軸17に偏心カムを介して前記
押動杆14が連動連結されている。
掘起し装置6は駆動軸17の回転によって、押動杆14を
介して揺動アーム9が前後に揺動され、掘起し刃体10の
前後動とトラクタ2の前進によって、畝U中から玉葱T
を掘起し、ガイド杆11を介して処理部へ移送する。
処理部Bへ持上げ部C、受取り持上げ部D、水平搬送
部E、反転部F、葉切断部G、放出部H、回収部J及び
帰還部Kを有している。
玉葱Tを持上げながら付着土を払い落とす持上げ部C
を構成している持上げ装置20は、左右フレーム側板4a間
に第1コンベア21を配置しており、この第1コンベア21
は駆動スプロケット22及び従動スプロケット23間に張設
されたチェーン24に載置杆25を取付けて構成されてお
り、駆動スプロケット22は伝動軸27上に設けられ、従動
スプロケット23は軸28上に設けられ、前記駆動軸17から
中継軸26を介して駆動スプロケット22の伝動軸27へ伝達
される動力によって駆動され、ガイド杆11から受渡され
た玉葱Tを、一定ピッチで後上方へ移送する。
第1コンベア21の左右側方のフレーム側板4aには、玉
葱Tが側部で滞留したり、フレームに当って損傷したり
しないように、中央側へ案内するガイド手段85が設けら
れている。
受取り持上げ部D、水平搬送部E、反転部F、葉切断
部G、放出部H及び帰還部Kは第2コンベア30を備えた
処理装置31内に形成されており、第2コンベア30は側面
視略への字状に折曲されていて、前記各部が上記順序で
配置され、葉切断部Gには切断機構32が、放出部Hには
開放手段33が夫々設けられ、放出部Hの下方には回収機
構82を有する回収部Jが配置されている。
前記処理装置31の第2コンベア30は、左右フレーム側
板4aに駆動軸34及び従動軸35を支持し、両軸34,35に設
けたスプロケット36,37とアイドラスプロケット38,39と
にチェーン40を張設し、左右チェーン40に搬送金具41を
一定ピッチで多数設けて構成されている。駆動軸34はチ
ェーン伝動手段を介して伝動軸27から動力を得ており、
従動軸35側には張力調整手段42が設けられている。
第1、3、4図において、搬送金具41は玉葱Tの球部
Tbを受持する受け具44と、この受け具44と協働して球部
Tbを抱持する抱き具45とを有しており、受け具44と抱き
具45とは略線対称形であり、共通の枢軸46に枢支されて
いて、球部Tbを抱持及び放出をすべく開閉自在となって
いる。
受け具44及び抱き具45は、左右方向複数枚(実施例で
は3枚)の側面視台形状の板材47,48に夫々3本のロッ
ド49を溶着して形成されており、3本のロッド49は各板
材47,48の2つの屈曲部と一端とに位置し、各板材47,48
の他端は枢軸46に遊嵌されており、受け具44の板材47と
抱き具45の板材48とは枢軸46上で左右にずれている。
前記枢軸46は左右1対のチェーン40の一定間隔毎のリ
ングプレートに固定の台座板50に取付けられており、こ
の台座板50には受け具44の一定角度以上の開動作を規制
するストッパ51が設けられ、板材47と当接可能となって
いる。
また、抱き具45には対向する受け具44との間に、閉鎖
角度を設定する過抱持規制部材52が設けられている。こ
の過抱持規制部材52は搬送金具41の抱持姿勢での容積を
一定にして、球部Tbを押しつぶしたり、損傷したりしな
いようにしている。過抱持規制部材52は1本又は複数本
のロッドで形成され、一端が抱き具45のロッド49に溶着
され、他端が受け具44の板材47と当接可能になってい
る。この過抱持規制部材52は受け具44に設けて抱き具45
に当接するようにしても良い。
抱き具45又は受け具44の一方の外面には丸棒製の間隙
形成部材53が取付けられている。この間隙形成部材53
は、実施例では抱き具45の中央の板材48の外面に溶着さ
れており、搬送金具41が受取り持上げ部D及びその手前
の帰還部Kで開放状態になったとき、隣接する搬送金具
41の受け具44の板材47と点又は線接触し、搬送金具41相
互間に間隙Sを形成するものであり、抱き具45のカムフ
オロア54がカムフレーム56kからチェーン40に乗り移る
時に、抱き具45が上側の受け具44に当接しても板材47,4
8同志が面接触したり、せり合いをしたりすることがな
くなる。前記間隙形成部材53は抱き具45又は受け具44の
外面の両側に設けても良く、また、三角棒等を用いても
良い。
前記抱き具45の先端のロッド49の一端には外側方突出
状にカムフオロア54が設けられており、このカムフオロ
ア54はチェーン40に当接自在であると共に、フレーム側
板4aの内面に設けられたカムレール56と係合可能であ
る。
カムレール56は受取り持上げ部D、水平搬送部E、反
転部F及び葉切断部G等に夫々必要な形状となって設け
られている。
受取り持上げ部Dにおいて、チェーン40は後上方へ傾
斜しており、搬送金具41は受け具44がストッパ51に当接
して上向き開放姿勢になっていて、持上げ部Cから移送
されてきた玉葱Tを受載する。抱き具45はカムフオロア
54がチェーン40に当接し、開放姿勢が保持されている。
受取り持上げ部Dには中途部から上部にかけてカムレ
ール56dが設けられている。このカムレール56dはチェー
ン40に当接していたカムフオロア54をチェーン40から引
き離すように案内するもので、これにより、抱き具45は
上昇途中から受け具44側へ回動し、玉葱Tを抱持し、そ
の姿勢を保持した状態で上昇する。
前記搬送金具41は玉葱T受取り後、直ちに閉鎖され、
アイドラスプロケット38による変向前に抱持姿勢になる
ので、葉Taが引掛かったりしても、玉葱が飛び出したり
することがなく、また、抱き具45は閉動作をカムレール
56dによって案内されながら行なうので、球部Tbをたた
いたり押しつぶしたりすることがない。
カムレール56dの上部は水平搬送部Eのカムレール56e
と接続されており、搬送金具41は葉Taを上側にした状態
で玉葱Tを抱持しており、その姿勢のまま、水平搬送部
Eの後部まで移行される。
カムレール56eはカムフオロア54を上下から案内して
おり、ストッパ51によって不動となった受け具44に対し
て、抱き具45を閉鎖した抱持姿勢を保持しており、チェ
ーン40が伸びたり振動したりしても、搬送金具41の開放
を阻止し、玉葱Tが搬送金具41内で横倒しになったり、
葉Taが横向きになったりするのを防止する。
第1、5、6図において、反転部Fの従動軸35には回
転保形具60が設けられている。この回転保形具60は、従
動軸35に嵌合されたボス61に周方向4本の保形棒62を径
外方向に突設したものであり、側面視十字形状となって
いて対向位置に2つの係合部63が形成されている。
回転保形具60は係合部63が搬送金具41と係合すること
により、2本の保形棒62で搬送金具41を挟んで、受け具
44と抱き具45とに当接してその回動を規制し、搬送金具
41が上側から下側へ上下反転する際に、受け具44と抱き
具45が大きく振動したり、不本意に開放されたりするこ
とのないように規制する。
前記回転保形具60は従動軸35上に3個配置されている
が、中央1個のみ又は左右両側2個のみでも良く、係合
部63の数及びピッチは搬送金具41のピッチ及び反転半径
の大きさにより、種々設定される。
搬送金具41は回転保形具60に係合するとき、前傾姿勢
から起き上がって、従動軸35と枢軸46とを通る中心線P
を中心とする姿勢に変化されるので、カムレール56eの
後端には、カムフオロア54を持上げるカムレール56fが
連続的に形成されている。
葉切断部Gは従動軸35の略下方に位置し、カムレール
56gと切断機構32とを有する。切断機構32はバリカン型
であり、固定刃64とレシプロ運動をする可動派65とを有
し、反転部Fで上下反転されて下向きとなった玉葱Tの
葉Taを切断する前記可動刃65は駆動軸17から動力伝達手
段を介して動力を得る。
カムレール56gは抱き具45の開放を阻止しており、チ
ェーン40と平行に形成されている。受け具44は自重で枢
軸46から垂下し、反転部Fの回転保傾具60によって押さ
れることによって開放が規制され、また過抱持規制部材
53によって所定容積が確保されている。これらによっ
て、搬送金具41は下向きになっても玉葱抱持姿勢が確保
され、葉Taを切断機構32へ確実に供給できる。
葉切断部Gの下方には葉シュート66が配置されてお
り、この葉シュート66は一端がフレーム4に枢支され、
他端側へ下向き傾斜していて、第2、8図に示すよう
に、その下部を畝Uに近接配置可能になっており、切断
した葉を畝Uの一側にまとめて放置する。
第1、5、7図において、放出部Hにはカムレール56
は設けられていなく、その代りに、カム棒67とカム板68
とが配置されており、前記搬送金具41の受け具44にはカ
ム棒67と当接する第1当て板69が、抱き具45にはカム板
68と当接する第2当て板70が夫々設けられており、これ
らによって開放手段33が構成されている。
カム棒67はフレーム側板4aの内面に設けられていて、
チェーン40の下方を通って受け具44側で立上るように折
曲されており、第1当て板69は端部の板材47からチェー
ン40側へ突設されており、カム棒67は第1当て板69のみ
と当接し、搬送金具41の他部と接触しないように形成さ
れている。
カム板68はフレーム側板4aの内面から枢軸46の上方へ
突設されており、第2当て板70は抱き具45の端部の板材
48に固定されている。
放出部Hへ移動してきた搬送金具41は当て板69,70が
カム棒67とカム板68とに当接することにより、受け具44
と抱き具45とが略同時に開放され、抱持していた葉無し
玉葱Tを落下する。
放出部Hの下方には回収部Jが形成されており、この
回収部Jは玉葱収納容器を配置するか、又はシュートの
みを設けても良いが、この実施例ではベルトコンベア73
を配置し、このベルトコンベア73の一側端下方に玉葱収
納容器74と、他側に球シュート75を配置しており、前記
ベルトコンベア73、容器74及び球シュート75等が回収機
構82となっている。
第1、2、5、8、9図において、ベルトコンベア73
はフレーム4に固定の支持材76に支持されており、駆動
軸17から伝動ケース77を介して駆動力が伝達され、正逆
転可能となっており、正転時は玉葱Tを球シュート75側
へ送給し、逆転時は容器74側へ送給する。前記ベルトコ
ンベア73は放出部Hから放出される球部Tbを小落差で受
けて、球シュート75又は容器74へ案内する案内手段とな
っている。
前記球シュート75はフレーム4の外面に固定のブラケ
ット78に枢軸81を介して上下揺動自在に取付けられてお
り、ベルトコンベア73の外側方から葉シュート66の下部
に向けて下向き傾斜しており、収穫した玉葱Tを、畝U
上の中央又は葉放置位置から畝幅方向に離れた位置に放
置する。
前記葉シュート66及び球シュート75は、玉葱収穫機1
を路上走行させる際に、それらの下端を引上げ且つ保持
できるように、引上げ手段79,80が設けられている。こ
の引上げ手段79,80はチェーン又はワイヤで形成され、
上部をフレーム4に掛止可能となっている。
第1図において、第2コンベア30の放出部Hから受取
り持上げ部Dまでは、空の搬送金具41を移送する帰還部
Kとなっており、搬送金具41は仕事をしないが、玉葱抱
持可能な姿勢にするためにカムレール56kが設けられて
いる。
カムレール56kは駆動スプロケット36の下部外周側に
位置し、搬送金具41が前下向き移動から後上向き移動に
移り際に、抱き具45のカムフオロア54と係合し、カムフ
オロア54を枢軸46より上方で前方から後方へ移行し、チ
ェーン40に当接するように案内する。
第10、11図は回収機構82の第1変形例を示している。
この回収機構82は球シュート75のみ前記実施例と異な
る。球シュート75は背面視略くの字状に折曲されてい
て、上部はクレーム側板4aと平行に位置し、中途部はブ
ラケット78に枢軸81を介して枢支され、中途部から下端
にかけては、放出部Hの下側方から葉切断部Gの下中央
へ後下方傾斜している。前記球シュート75はその上部が
ベルトコンベア73の外側方同高さに位置し、ベルトコン
ベア73によって移送される球部Tbを落こぼすことなく収
集し、下部側へ落下案内する。
引上げ手段79,80はボデーワイヤで形成されていて、
その端部は操作レバー91に連結されている。操作レバー
91はトラクタ2の運転席の近傍に配置されていて、オペ
レータはトラクタ2上から葉シュート66及び球シュート
75を昇降するようになっている。
尚、本発明は前記実施例及び変形例に限定されるもの
でなく、種々変形することができる。例えば、ベルトコ
ンベア73、案内シュート83等の案内手段を設けずに、球
部Tbを球シュート75で直接受けて落下案内したり、球シ
ュート75の下部全域を葉シュート66の下部の側方に位置
させて、放出球部Tbのころがりを葉シュート66で止める
ように構成したり、球シュート75に葉シュート66と係合
する係合部材を設け、葉シュート66を引上げ手段79で引
上げると球シュート75も共に引上げられるように構成し
たりしても良い。また、玉葱収穫機1は自走式でも良
い。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、葉シュート及び球シュ
ートはその各下部を持上げ可能にすべく、収穫機フレー
ムに対して枢支され、葉シュートの下部は畝に近接配置
され、球シュートは球部落下案内方向が葉シュートの下
部に向けられているので、葉シュートの下部を畝に近接
配置でき、しかも玉葱収穫機を路上走行させる時等に葉
シュート下部が接地して損傷したりすることを防止で
き、その上に、球部が球シュートを勢いよく落下して
も、葉シュートの下部によって止められ、畝間溝に落ち
ることがなく、球部を分散放置して日干し乾燥を良好に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜9図は本発明の実施例を示しており、第1図は玉
葱収穫機の全体断面側面図、第2図は全体側面図、第
3、4図は搬送金具の断面側面図と正面図、第5図は反
転部及び放出部の拡大断面側面図、第6図は反転部の一
部断面平面図、第7図は放出手段の平面図、第8図は玉
葱収穫機の背面図、第9図は回収機構の平面図、第10、
11図は回収機構の第1変形例を示す背面図と平面図であ
る。 T……玉葱、Ta……葉、Tb……球部、U……畝、A……
掘起し部、B……処理部、C……持上げ部、D……受取
り持上げ部、E……水平搬送部、F……反転部、G……
葉切断部、H……放出部、J……回収部、K……帰還
部、1……玉葱収穫機、30……第2コンベア、32……切
断機構、33……放出手段、41……搬送金具、66……葉シ
ュート、73……ベルトコンベア、75……球シュート、82
……回収機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】堀取った玉葱を搬送しながらその葉を切断
    する葉切断部と、葉切断後の玉葱の球部を落下放出する
    放出部とを有し、収穫機フレームには葉切断部の下方で
    切断葉を畝上に落下案内する葉シュートと、放出部の下
    方で球部を畝上で且つ切断葉と畝幅方向に離れた位置に
    落下案内する球シュートとが設けられている玉葱収穫機
    において、 前記葉シュート及び球シュートはその各下部を持上げ可
    能にすべく、収穫機フレームに対して枢支され、葉シュ
    ートの下部は畝に近接配置され、球シュートは球部落下
    案内方向が葉シュートの下部に向けられていることを特
    徴とする玉葱収穫機。
JP63166344A 1988-07-04 1988-07-04 玉葱収穫機 Expired - Lifetime JPH0815407B2 (ja)

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