JPH08152013A - 簡易取付型仮錠装置 - Google Patents
簡易取付型仮錠装置Info
- Publication number
- JPH08152013A JPH08152013A JP31750194A JP31750194A JPH08152013A JP H08152013 A JPH08152013 A JP H08152013A JP 31750194 A JP31750194 A JP 31750194A JP 31750194 A JP31750194 A JP 31750194A JP H08152013 A JPH08152013 A JP H08152013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- knob
- rear end
- door panel
- locking device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビスやナットの締付け操作を付加せずに、簡
単な嵌め込み操作で扉パネルに取付けられる簡易取付仮
錠装置を提供する。 【構成】前端部から後端部まで貫通した受孔２を中央部
に設け、後端部側方に止め金板部３を設けた本体１と；
前記受孔２に回転不能に嵌挿される軸部６に割溝７を挟
んで一対の係止脚部８，８を設け、各係止脚部８の後端
部に受孔２の孔縁部２ａと弾性係合する逆止め突起９を
設けた摘み５と；前記軸部６が摺接可能に嵌挿される軸
受孔１１を中央部に設け、前面側に扉パネル１２の取付
孔１３に回転不能に嵌め込まれるボス部１４を設けた取
付座盤１０とからなる。
単な嵌め込み操作で扉パネルに取付けられる簡易取付仮
錠装置を提供する。 【構成】前端部から後端部まで貫通した受孔２を中央部
に設け、後端部側方に止め金板部３を設けた本体１と；
前記受孔２に回転不能に嵌挿される軸部６に割溝７を挟
んで一対の係止脚部８，８を設け、各係止脚部８の後端
部に受孔２の孔縁部２ａと弾性係合する逆止め突起９を
設けた摘み５と；前記軸部６が摺接可能に嵌挿される軸
受孔１１を中央部に設け、前面側に扉パネル１２の取付
孔１３に回転不能に嵌め込まれるボス部１４を設けた取
付座盤１０とからなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、配電盤収納ボックス等
の固定枠体側の受金部と止め金板部との係脱を摘みの回
転操作によって行なう仮錠装置に関するものである。
の固定枠体側の受金部と止め金板部との係脱を摘みの回
転操作によって行なう仮錠装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の仮錠装置では、摘みが装着された
取付座盤の後面部に螺子孔を設け、扉パネルの後面側か
ら該螺子孔にビスをねじ込むことによって、取付座盤を
扉パネルに締付け固着している。あるいは、摘みの軸部
を嵌挿した取付座盤の軸受筒部の外面に螺子山を切り、
これに嵌めたナットによって取付座盤を扉パネルに締付
け固着している。
取付座盤の後面部に螺子孔を設け、扉パネルの後面側か
ら該螺子孔にビスをねじ込むことによって、取付座盤を
扉パネルに締付け固着している。あるいは、摘みの軸部
を嵌挿した取付座盤の軸受筒部の外面に螺子山を切り、
これに嵌めたナットによって取付座盤を扉パネルに締付
け固着している。
【０００３】しかしながら、このような取付方式では、
取付座盤に対する螺子切り加工が必要であるため、製作
コストがかさむものであり、また、ビスやナットが必要
であるため、部品点数が多くなり部品コストの節減が妨
げられる。更にまた、ビスやナットの締付け操作が付加
されるため作業性が悪く、取付の作業コストもかさむこ
とになる。
取付座盤に対する螺子切り加工が必要であるため、製作
コストがかさむものであり、また、ビスやナットが必要
であるため、部品点数が多くなり部品コストの節減が妨
げられる。更にまた、ビスやナットの締付け操作が付加
されるため作業性が悪く、取付の作業コストもかさむこ
とになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、面倒な螺子切り加工が一切不要であり、ビスやナ
ットの締付け操作を付加せずに、簡単な嵌め込み操作に
よって扉パネルに的確に取付けられる簡易取付仮錠装置
を提供することである。
的は、面倒な螺子切り加工が一切不要であり、ビスやナ
ットの締付け操作を付加せずに、簡単な嵌め込み操作に
よって扉パネルに的確に取付けられる簡易取付仮錠装置
を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の簡易取付型仮錠装置
は、本体１と摘み５と取付座盤１０とで構成される。本
体１の中央部には前端部から後端部まで貫通した受孔２
を設け、本体１の後端部側方には止め金板部３を設け、
本体１の前端部外面には規制突起４を設ける。
符号を用いて説明すると、本発明の簡易取付型仮錠装置
は、本体１と摘み５と取付座盤１０とで構成される。本
体１の中央部には前端部から後端部まで貫通した受孔２
を設け、本体１の後端部側方には止め金板部３を設け、
本体１の前端部外面には規制突起４を設ける。
【０００６】摘み５には本体１の前記受孔２に回転不能
に嵌挿される軸部６を設け、該軸部６には軸方向の割溝
７を挟んで一対の係止脚部８，８を設け、各係止脚部８
の後端部には前記受孔２の孔縁部２ａと弾性係合する逆
止め突起９を設ける。
に嵌挿される軸部６を設け、該軸部６には軸方向の割溝
７を挟んで一対の係止脚部８，８を設け、各係止脚部８
の後端部には前記受孔２の孔縁部２ａと弾性係合する逆
止め突起９を設ける。
【０００７】取付座盤１０の中央部には摘み５の前記軸
部６が摺接可能に嵌挿される軸受孔１１を設け、取付座
盤１０の前面側には扉パネル１２の取付孔１３に回転不
能に嵌め込まれるボス部１４を設け、取付座盤１０の後
面側には摘み５の前記規制突起４が接離する停止突起１
５を設ける。
部６が摺接可能に嵌挿される軸受孔１１を設け、取付座
盤１０の前面側には扉パネル１２の取付孔１３に回転不
能に嵌め込まれるボス部１４を設け、取付座盤１０の後
面側には摘み５の前記規制突起４が接離する停止突起１
５を設ける。
【０００８】
【作用】この仮錠装置を扉パネル１２に取付けるには、
取付座盤１０のボス部１４を扉パネル１２の取付孔１３
に扉パネル１２の背面側から嵌め込み、取付座盤１０の
後面に本体１を突き当てた状態で、摘み５の軸部６を取
付座盤１０の正面側から取付座盤１０の軸受孔１１を通
して本体１の受孔２に嵌挿する。
取付座盤１０のボス部１４を扉パネル１２の取付孔１３
に扉パネル１２の背面側から嵌め込み、取付座盤１０の
後面に本体１を突き当てた状態で、摘み５の軸部６を取
付座盤１０の正面側から取付座盤１０の軸受孔１１を通
して本体１の受孔２に嵌挿する。
【０００９】この嵌挿操作の過程で前記軸部６の一対の
係止脚部８，８は割溝７を狭める方向に撓み変形し、摘
み５の頭部５ａが扉パネル１２の前面に当接して逆止め
突起９が受孔２より突出した瞬間に各係止脚部８が弾性
復元し、各逆止め突起９が該受孔２の孔縁部２ａに弾性
係合する。これによって。仮錠装置の組立と扉パネルへ
の取付が同時に完了する。
係止脚部８，８は割溝７を狭める方向に撓み変形し、摘
み５の頭部５ａが扉パネル１２の前面に当接して逆止め
突起９が受孔２より突出した瞬間に各係止脚部８が弾性
復元し、各逆止め突起９が該受孔２の孔縁部２ａに弾性
係合する。これによって。仮錠装置の組立と扉パネルへ
の取付が同時に完了する。
【００１０】摘み５の軸部６を回転座盤１０の軸受孔１
１に支持させて摘み５を回転操作すると、摘み５の軸部
６と一体的に本体１が回転し、本体１の止め金板部３が
固定枠体１６側の受金部１７と係脱することによって、
扉パネル１２が固定枠体１６に対して施解錠される。
１に支持させて摘み５を回転操作すると、摘み５の軸部
６と一体的に本体１が回転し、本体１の止め金板部３が
固定枠体１６側の受金部１７と係脱することによって、
扉パネル１２が固定枠体１６に対して施解錠される。
【００１１】
【実施例】図示の実施例では、本体１の前端部外面の規
制突起４は９０度間隔で２個設けられ、取付座盤１０の
停止突起１５は１８０度間隔で２個設けられている。規
制突起４が停止突起１５に当接することによって、摘み
５と本体１の回転角度は９０度に規制されている。
制突起４は９０度間隔で２個設けられ、取付座盤１０の
停止突起１５は１８０度間隔で２個設けられている。規
制突起４が停止突起１５に当接することによって、摘み
５と本体１の回転角度は９０度に規制されている。
【００１２】取付座盤１０のボス部１４は略矩形状に形
成され、扉パネル１２の取付孔１３も同形状に設けられ
ている。摘み５の逆止め突起９には、嵌挿操作時におけ
る係止脚部８の撓み変形を容易にするために、案内カム
斜面９ａを外側面部に設けてある。
成され、扉パネル１２の取付孔１３も同形状に設けられ
ている。摘み５の逆止め突起９には、嵌挿操作時におけ
る係止脚部８の撓み変形を容易にするために、案内カム
斜面９ａを外側面部に設けてある。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明の仮錠装置では、取
付座盤１０のボス部１４を扉パネル１２の取付孔１３に
嵌め込み、摘み５の軸部６を取付座盤１０の軸受孔１１
を通して本体１の受孔２に嵌挿し、軸部６の各係止脚部
８の逆止め突起９を受孔２の孔縁部２ａに弾性係合させ
て、扉パネルへの取付を行なうものであり、ビスやナッ
トを一切使用しないため、面倒な螺子切り加工が不要と
なり、製作コストと部品コストを節減できる。
付座盤１０のボス部１４を扉パネル１２の取付孔１３に
嵌め込み、摘み５の軸部６を取付座盤１０の軸受孔１１
を通して本体１の受孔２に嵌挿し、軸部６の各係止脚部
８の逆止め突起９を受孔２の孔縁部２ａに弾性係合させ
て、扉パネルへの取付を行なうものであり、ビスやナッ
トを一切使用しないため、面倒な螺子切り加工が不要と
なり、製作コストと部品コストを節減できる。
【００１４】このように簡単な嵌め込み操作のみによっ
て扉パネルに的確に取付けられ、手間のかかるビスやナ
ットの締付け操作が一切付加されないため、取付の作業
コストを低減させることもできる。
て扉パネルに的確に取付けられ、手間のかかるビスやナ
ットの締付け操作が一切付加されないため、取付の作業
コストを低減させることもできる。
【図１】本発明の一実施例に係る簡易取付型仮錠装置の
組立状態の正面図である。
組立状態の正面図である。
【図２】該仮錠装置の組立状態の底面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】図２のＢ−Ｂ線断面図である。
【図５】該仮錠装置の施錠状態の正面図である。
【図６】該仮錠装置の施錠状態の底面図である。
【図７】図６のＤ−Ｄ線断面図である。
【図８】図５のＣ−Ｃ線断面図である。
１ 本体 ２ 本体の受孔 ２ａ 受孔の孔縁部 ３ 本体の止め金板部 ４ 本体の規制突起 ５ 摘み ５ａ 摘みの頭部 ６ 摘みの軸部 ７ 軸部の割溝 ８ 摘みの係止脚部 ９ 係止脚部の逆止め突起 ９ａ 逆止め突起の案内カム斜面 １０ 取付座盤 １１ 取付座盤の軸受孔 １２ 扉パネル １３ 扉パネルの取付孔 １４ 取付座盤のボス部 １５ 取付座盤の停止突起 １６ 固定枠体 １７ 受金部
Claims (1)
- 【請求項１】前端部から後端部まで貫通した受孔２を中
央部に設け、後端部側方に止め金板部３を設け、前端部
外面に規制突起４を設けた本体１と；本体１の前記受孔
２に回転不能に嵌挿される軸部６に軸方向の割溝７を挟
んで一対の係止脚部８，８を設け、各係止脚部８の後端
部に前記受孔２の孔縁部２ａと弾性係合する逆止め突起
９を設けた摘み５と；摘み５の前記軸部６が摺接可能に
嵌挿される軸受孔１１を中央部に設け、前面側に扉パネ
ル１２の取付孔１３に回転不能に嵌め込まれるボス部１
４を設け、後面側に摘み５の前記規制突起４が接離する
停止突起１５を設けた取付座盤１０とからなる簡易取付
型仮錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31750194A JP2696497B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 簡易取付型仮錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31750194A JP2696497B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 簡易取付型仮錠装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08152013A true JPH08152013A (ja) | 1996-06-11 |
| JP2696497B2 JP2696497B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=18088943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31750194A Expired - Fee Related JP2696497B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 簡易取付型仮錠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2696497B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015086665A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社栃木屋 | 施錠装置 |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP31750194A patent/JP2696497B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015086665A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社栃木屋 | 施錠装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2696497B2 (ja) | 1998-01-14 |
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Legal Events
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