JPH08151854A - 防火扉用枠 - Google Patents

防火扉用枠

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Publication number
JPH08151854A
JPH08151854A JP6294758A JP29475894A JPH08151854A JP H08151854 A JPH08151854 A JP H08151854A JP 6294758 A JP6294758 A JP 6294758A JP 29475894 A JP29475894 A JP 29475894A JP H08151854 A JPH08151854 A JP H08151854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
fire
frame
hinge
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6294758A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Hatta
昌樹 八田
Hiramasu Watanabe
開増 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP6294758A priority Critical patent/JPH08151854A/ja
Publication of JPH08151854A publication Critical patent/JPH08151854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災発生時等においても、発火し延焼を防止
できる耐火性能を向上させた防火扉用枠を提供する。 【構成】 不燃材を芯材とする開閉自在のドア本体を取
り付ける防火扉用枠において、アルミニウム製の枠材の
丁番取り付け部を含む内側の上下方向全域に亘りスチー
ル製の補強裏板を着設して成り、装飾性に優れると共
に、耐火性能に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐火性能の良好な防火扉
に使用する防火扉用枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものは、実開平5−21
090号に木製防火扉が開示されている。これは図3に
示すように扉本体101の戸先側に形成される召し合わ
せ部102にスチール等からなる不燃性板状体103を
召し合わせ部102の形状に沿って上下方向全域に亘り
埋設してある木製防火扉により召し合わせ部102の耐
火性能を向上させて火災発生時等においても、扉本体1
01が戸先部から発火して延焼するのを防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例で
は、扉本体と召し合わせ部の耐火性能を向上させたとし
てもドア本体を取り付けるドア枠の耐火性能を向上させ
なければ火災の場合延焼を防止できない。本発明は上記
の点に鑑みてなされたものであり、耐火性能を向上させ
た防火扉用枠を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
防火扉用枠は、不燃材を芯材とする開閉自在のドア本体
を取り付ける防火扉用枠において、アルミニウム製の枠
材の丁番取り付け部を含む内側の上下方向全域に亘りス
チール製の補強裏板を着設して成ることを特徴とするも
のである。
【0005】本発明の請求項2記載の防火扉用枠は、請
求項1記載の防火扉用枠において、アルミニウム製の枠
材をドア本体の巾方向に向かって延設して段部を形成す
ると共にスチール製の補強裏板をも前記段部の裏側に沿
って延設し、前記段部のドア本体側に難燃ビードで構成
した戸当たりを設置して成るものである。
【0006】
【作用】本発明の請求項1記載の防火扉用枠にあって
は、枠材として形状加工が容易であるため装飾性に優
れ、塗装を施さなくても美しい外観及び表面性能を有す
るアルミニウムを使用し、該枠材の丁番取り付け部を含
む内側の上下方向全域に亘りスチール製の補強裏板を着
設しているため丁番は枠材のアルミニウムだけでなくス
チールに対しても固定されるため通常使用時における丁
番の取り付け強度を確保できる。また火災発生時等にお
いては、アルミニウムは火災による高温の影響で機械強
度が低下するが、スチールにより丁番の取り付け強度が
確保されているので火災発生により丁番が外れ延焼する
ことはない。
【0007】本発明の請求項2記載の防火扉用枠にあっ
ては、難燃ビードにより火災発生時に枠材とドア本体と
の隙間から延焼する危険はない。また難燃ビードの周囲
にスチール製の補強裏板を設置したことにより長時間高
温下におかれても難燃ビードは保持される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一の実施例である防火扉用枠
の使用状態を示す平面図である。枠材1の材質はアルミ
ニウムでありその断面は図1に示すように複雑な装飾的
形状が施されている。これらの装飾的形状は押し出し成
型により表現したものである。また工場や施工現場で塗
装を施さなくても美しい外観及び表面性能が得られる。
スチール製の補強裏板2は枠材1内側の係止部3に係止
されることにより枠材1内側に上下方向全域にわたって
接触して係止される。丁番4はネジを挿通して枠材1と
補強裏板2の両方に取り付けられる。ドア本体5aは不
燃材を芯材としておりネジを挿通して丁番4に取り付け
られる。ドア本体5a裏面の丁番4側に戸当たり6が設
置されている。戸当たり6は難燃ビードで構成され補強
裏板2を上下方向全域に亘り着設して成るアルミニウム
製の枠材1に囲まれている。
【0009】かかる状態においては防火扉用枠に取り付
けられたドア本体5aは開閉自在となる。丁番4は枠材
1のアルミニウムだけでなく補強裏板2に対しても固定
されておりスチールはアルミニウムに比べ機械強度が大
きいため補強裏板2は丁番4の取り付け補強板としての
意義を有し通常使用時における丁番1の取り付け強度を
確保できる。また火災発生時等においては、アルミニウ
ムは火災による高温の影響で機械強度が低下するため枠
材1がアルミニウムのみであれば火災により丁番4が枠
材1から外れる可能性が大きいが、耐火性能に優れるス
チールにより丁番4の取り付け強度が確保されているの
で火災発生により丁番4が外れ延焼することはない。
【0010】また戸当たり6は難燃ビードで構成されて
いるため火災発生時に枠材1とドア本体5aとの隙間か
ら延焼する危険はない。また難燃ビードの周囲に補強裏
板2を設置したことにより長時間高温下におかれても難
燃ビードは保持されるため枠材1とドア本体5aとの隙
間から延焼する危険はない。
【0011】図2は本発明の一の実施例である防火扉用
枠と共に使用される防火扉用召し合わせ部材の使用状態
を示す平面図である。ドア本体5a用の召し合わせ部材
は枠材1aとその内側に着設されるスチール製の補強裏
板2aとから構成され,子ドア5b用の召し合わせ部材
は枠材1bとその内側に上下方向全域にわたって着設さ
れるスチール製の補強裏板2bとから構成される。枠材
1a,1bの材質はアルミニウムでありその断面は図2
に示すように複雑な装飾的形状が施されている。補強裏
板2aはドア本体5aに、補強裏板2bは子ドア5bに
それぞれ固定される。枠材1aは補強裏板2aに、枠材
1bは補強裏板2bにそれぞれ固定される。ドア本体5
a裏面の召し合わせ部材側にも戸当たり6が設置されて
いる。戸当たり6は難燃ビードで構成され補強裏板2b
を上下方向全域に亘り着設して成るアルミニウム製の枠
材1bに囲まれている。
【0012】かかる状態においてドアを開ける場合はま
ずドア本体5aを開け、必要があればその後子ドア5b
を開ける。ドアを閉める場合はまず子ドア5bを閉め
て、その後ドア本体5aを戸当たり6に当てつつ閉め
る。スチールはアルミニウムに比べ機械強度が大きいた
め補強裏板2は枠材1の補強板としての意義を有し通常
使用時における枠材1の機械強度を向上できる。また火
災発生時等においては、アルミニウムは火災による高温
の影響で機械強度が低下しその形状を保持できない可能
性が高いが、スチールは耐火性能に優れるので補強裏板
2aと2bの形状が保持されるのでドア本体5aと子ド
ア5bが外れて延焼することはない。また戸当たり6は
難燃ビードで構成されているため火災発生時にドア本体
用召し合わせ部材と子ドア用召し合わせ部材との隙間か
ら延焼する危険はない。また難燃ビードの周囲に補強裏
板2を設置したことにより長時間高温下におかれても難
燃ビードは保持されるためドア本体用召し合わせ部材と
子ドア用召し合わせ部材との隙間から延焼する危険はな
い。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の防火扉用枠にあ
っては、枠材としてアルミニウムを使用し、丁番取り付
け面内側をスチールで補強しているため装飾性に優れる
と共に、耐火性能に優れ通常使用時における丁番の取り
付け強度を確保できる。また火災発生時等においても丁
番の取り付け強度が確保されるので火災発生により丁番
が外れ延焼することはない。
【0014】本発明の請求項2記載の防火扉用枠にあっ
ては、請求項1記載の防火扉用枠の効果に加えて火災発
生時に枠材とドア本体との隙間から延焼する危険はな
い。また長時間高温下におかれても難燃ビードは保持さ
れ枠材とドア本体との隙間から延焼する危険はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施例である防火扉用枠の使用状
態を示す平面図である。
【図2】本発明の一の実施例である防火扉用枠と共に使
用される防火扉用召し合わせ部材の使用状態を示す平面
図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 枠材 2 スチール製の補強裏板 4 丁番 5a ドア本体 5b 子ドア 6 戸当たり

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不燃材を芯材とする開閉自在のドア本体
    を取り付ける防火扉用枠において、アルミニウム製の枠
    材の丁番取り付け部を含む内側の上下方向全域に亘りス
    チール製の補強裏板を着設して成ることを特徴とする防
    火扉用枠。
  2. 【請求項2】 アルミニウム製の枠材をドア本体の巾方
    向に向かって延設して段部を形成すると共にスチール製
    の補強裏板をも前記段部の裏側に沿って延設し、前記段
    部のドア本体側に難燃ビードで構成した戸当たりを設置
    して成る請求項1記載の防火扉用枠。
JP6294758A 1994-11-29 1994-11-29 防火扉用枠 Pending JPH08151854A (ja)

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JP6294758A JPH08151854A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 防火扉用枠

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JPH08151854A true JPH08151854A (ja) 1996-06-11

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JP6294758A Pending JPH08151854A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 防火扉用枠

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2378972A (en) * 2001-08-20 2003-02-26 Premier Profiles Ltd Fireproof frame for window or door
JP2014077276A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Ykk Ap株式会社 建具及びドア
CN106401416A (zh) * 2016-06-22 2017-02-15 安徽安旺门业股份有限公司 一种改进型对开钢木质隔热防火门及其制作方法
JP2021046749A (ja) * 2019-09-20 2021-03-25 三和シヤッター工業株式会社 防火戸

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