JPH08151054A - 発色性包装袋、及びこの発色性包装袋の発色装置と、この発色装置を設けた製袋装置又は充填包装装置 - Google Patents
発色性包装袋、及びこの発色性包装袋の発色装置と、この発色装置を設けた製袋装置又は充填包装装置Info
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- JPH08151054A JPH08151054A JP6326407A JP32640794A JPH08151054A JP H08151054 A JPH08151054 A JP H08151054A JP 6326407 A JP6326407 A JP 6326407A JP 32640794 A JP32640794 A JP 32640794A JP H08151054 A JPH08151054 A JP H08151054A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多品種少量生産品用に実施可能な発色性包装
袋と、発色装置及び製袋装置又は充填包装装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 フィルム基材４の片面に特殊発色剤５を塗布
し、この塗布面に透明な保護皮膜６を形成した内部発色
性複合基材で製袋し、この発光性包装袋に発色装置で図
柄を発色させる。この場合の特殊発色剤として感熱発色
剤、感圧発色剤、感光発色剤の何れかを使用し、発色装
置として加熱発色装置、押圧発色装置、発光発色装置の
何れかを使用する。
袋と、発色装置及び製袋装置又は充填包装装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 フィルム基材４の片面に特殊発色剤５を塗布
し、この塗布面に透明な保護皮膜６を形成した内部発色
性複合基材で製袋し、この発光性包装袋に発色装置で図
柄を発色させる。この場合の特殊発色剤として感熱発色
剤、感圧発色剤、感光発色剤の何れかを使用し、発色装
置として加熱発色装置、押圧発色装置、発光発色装置の
何れかを使用する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は比較的少量生産の食品及
び医薬品等の包装に使用するもので、その内容物に対応
した任意のデザインによる図柄を発色表示により簡単に
行うことが可能な包装袋の製造方法と、前記表示を行う
感熱、感圧又は感光による発色装置及びこの発色装置を
設けた製袋装置又は内容物充填包装装置に関する。
び医薬品等の包装に使用するもので、その内容物に対応
した任意のデザインによる図柄を発色表示により簡単に
行うことが可能な包装袋の製造方法と、前記表示を行う
感熱、感圧又は感光による発色装置及びこの発色装置を
設けた製袋装置又は内容物充填包装装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，大量生産される製品の包装材料
は、その内容物に対応した表示を予め印刷された基材を
使用し、要請される物理的な特性と製袋及び内容物の充
填時に必要な特性を具備した複合基材として供給されて
きた。
は、その内容物に対応した表示を予め印刷された基材を
使用し、要請される物理的な特性と製袋及び内容物の充
填時に必要な特性を具備した複合基材として供給されて
きた。
【０００３】しかし、多品種少量生産品の包装材料は、
価格及び在庫の問題から大量生産品と同じような対応は
取り難く、内容物や製袋、充填時に要請される物理的な
特性を持った無地の複合基材のみを使用し、製袋、包装
を行っていた。
価格及び在庫の問題から大量生産品と同じような対応は
取り難く、内容物や製袋、充填時に要請される物理的な
特性を持った無地の複合基材のみを使用し、製袋、包装
を行っていた。
【０００４】この場合、内容物に対応した表示は、数量
を取り纏めた外装箱にのみ行うこととなり、分散して使
用する時の無表示が問題となっていた。
を取り纏めた外装箱にのみ行うこととなり、分散して使
用する時の無表示が問題となっていた。
【０００５】このため、多品種少量生産品の個包袋の表
示は、図４（イ）に示すように包装袋１の表面に粘着ラ
ベル２を貼り、この粘着ラベル２に図柄を表示したり、
又（ロ）に示すように別に印刷準備した表示用紙３を貼
付して対応していた。
示は、図４（イ）に示すように包装袋１の表面に粘着ラ
ベル２を貼り、この粘着ラベル２に図柄を表示したり、
又（ロ）に示すように別に印刷準備した表示用紙３を貼
付して対応していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように内
容物表示の粘着ラベル２や、別に準備した表示用紙３を
使用することは、貼付や図柄表示に人手が掛り、又粘着
ラベル２や表示用紙３のコストも無視出来ないものがあ
った。
容物表示の粘着ラベル２や、別に準備した表示用紙３を
使用することは、貼付や図柄表示に人手が掛り、又粘着
ラベル２や表示用紙３のコストも無視出来ないものがあ
った。
【０００７】更に、包装袋表面への貼付は流通段階等で
汚損や欠損する場合があり、又、食品包装とか医薬品包
装等に使用される場合には、衛生上の問題もあった。
汚損や欠損する場合があり、又、食品包装とか医薬品包
装等に使用される場合には、衛生上の問題もあった。
【０００８】本発明は、これらの諸問題を解決して、多
品種少量生産品の包装袋の表示を手軽に、又比較的安価
に実施することが出来ると共に、積層基材内部の発色表
示であるため汚損や欠損がなく衛生的な包装袋を提供す
ることを課題とする。
品種少量生産品の包装袋の表示を手軽に、又比較的安価
に実施することが出来ると共に、積層基材内部の発色表
示であるため汚損や欠損がなく衛生的な包装袋を提供す
ることを課題とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、単一又は複合させたフィルムその他の基材４の片
面に全面又は部分的に特殊発色剤５を塗布し、更にこの
塗布面に透明性のある被覆材料を塗布又はラミネートに
より積層して保護皮膜６とした内部発色性複合基材を使
用し、製袋時又は内容物充填時若しくは内容物充填包装
後に特殊発色剤塗布部分に任意にデザインされた図柄を
発色装置８により発色表示可能な発色包装袋としたもの
である。
めに、単一又は複合させたフィルムその他の基材４の片
面に全面又は部分的に特殊発色剤５を塗布し、更にこの
塗布面に透明性のある被覆材料を塗布又はラミネートに
より積層して保護皮膜６とした内部発色性複合基材を使
用し、製袋時又は内容物充填時若しくは内容物充填包装
後に特殊発色剤塗布部分に任意にデザインされた図柄を
発色装置８により発色表示可能な発色包装袋としたもの
である。
【００１０】上述の特殊発色剤５として感熱発色剤、感
圧発色剤、又は感光発色剤の何れかが使用される。
圧発色剤、又は感光発色剤の何れかが使用される。
【００１１】上述の特殊発色剤５のうちの感熱又は感圧
発色剤を発色させる発色装置８として、金属基板８ａ上
に任意にデザインされた図柄の突出部８ｂを設け、この
金属基板８ａの後面に加熱装置又は押圧装置を設けたも
のである。
発色剤を発色させる発色装置８として、金属基板８ａ上
に任意にデザインされた図柄の突出部８ｂを設け、この
金属基板８ａの後面に加熱装置又は押圧装置を設けたも
のである。
【００１２】又、上述の特殊発色剤５のうちの感熱又は
感光発色剤を発色させる発色装置８として、金属基板上
８ａに発色させるべき図柄部分を切欠部とするか、又は
遠赤外線、可視光線又は紫外線等を容易に透過する材質
の基板上に図柄以外の部分に遠赤外線、可視光線又は紫
外線等を遮蔽する皮膜を形成させ、これらの基板の背後
に遠赤外線、可視光線又は紫外線等を発生する発光装置
を具備するものである。
感光発色剤を発色させる発色装置８として、金属基板上
８ａに発色させるべき図柄部分を切欠部とするか、又は
遠赤外線、可視光線又は紫外線等を容易に透過する材質
の基板上に図柄以外の部分に遠赤外線、可視光線又は紫
外線等を遮蔽する皮膜を形成させ、これらの基板の背後
に遠赤外線、可視光線又は紫外線等を発生する発光装置
を具備するものである。
【００１３】更に、内部発色性複合基材を使用した包装
袋１の製袋装置、又は包装袋１に内容物を充填する充填
包装装置に発色装置８を具備したものである。
袋１の製袋装置、又は包装袋１に内容物を充填する充填
包装装置に発色装置８を具備したものである。
【００１４】
【作用】内部発色性複合基材の製造過程では、塗布した
特殊発色剤５は未発色状態であるが、製袋時又は内容物
充填包装時若しくは内容物充填包装後に何れかの発色装
置８で任意にデザインされた図柄を発色表示する。
特殊発色剤５は未発色状態であるが、製袋時又は内容物
充填包装時若しくは内容物充填包装後に何れかの発色装
置８で任意にデザインされた図柄を発色表示する。
【００１５】
【実施例】図１（イ）は本発明の発色表示に使用する内
部発色性複合基材の一実施例で、特殊発色剤５を塗布し
た部分の断面図である。この実施例では単一又は複合の
フィルム基材４は透明性のものを使用し、このフィルム
基材４の片面（包装袋の内側になる面）に全面又は必要
部分に特殊発色剤５を塗布（図３は必要部分にのみ塗布
した例）し、更にこの塗布面に製袋に必要なヒートシー
ル材７を保護皮膜６としてラミネートしたものである。
部発色性複合基材の一実施例で、特殊発色剤５を塗布し
た部分の断面図である。この実施例では単一又は複合の
フィルム基材４は透明性のものを使用し、このフィルム
基材４の片面（包装袋の内側になる面）に全面又は必要
部分に特殊発色剤５を塗布（図３は必要部分にのみ塗布
した例）し、更にこの塗布面に製袋に必要なヒートシー
ル材７を保護皮膜６としてラミネートしたものである。
【００１６】図１（ロ）は内部発色性複合基材の他の実
施例で、特殊発色剤５を塗布した部分の断面図である。
この実施例ではフィルム基材４の片面（包装袋の外側に
なる面）に全面又は必要部分に特殊発色剤５を塗布（図
は必要部分にのみ塗布した例）し、更にこの塗布面に透
明な被覆材料で保護皮膜６を形成させておく。又、包装
袋１の内側になる面（特殊発色剤５を塗布していない
面）には製袋に必要なヒートシール材７をラミネートし
たものである。
施例で、特殊発色剤５を塗布した部分の断面図である。
この実施例ではフィルム基材４の片面（包装袋の外側に
なる面）に全面又は必要部分に特殊発色剤５を塗布（図
は必要部分にのみ塗布した例）し、更にこの塗布面に透
明な被覆材料で保護皮膜６を形成させておく。又、包装
袋１の内側になる面（特殊発色剤５を塗布していない
面）には製袋に必要なヒートシール材７をラミネートし
たものである。
【００１７】図１（ロ）の場合は、特殊発色剤５の塗布
面は包装袋１の外側の面であるため、発色した図柄は透
明の保護皮膜６のみを透過して見えるため、包装袋１の
材料は必ずしも透明の必要はなく、紙、アルミ箔等の不
透明の基材４を使用することも出来る。更に、包装袋１
の表面等に特殊発色剤５を塗布する部分を除いた部分に
内容物を連想させる印刷を施した基材４を使用すること
も可能である。
面は包装袋１の外側の面であるため、発色した図柄は透
明の保護皮膜６のみを透過して見えるため、包装袋１の
材料は必ずしも透明の必要はなく、紙、アルミ箔等の不
透明の基材４を使用することも出来る。更に、包装袋１
の表面等に特殊発色剤５を塗布する部分を除いた部分に
内容物を連想させる印刷を施した基材４を使用すること
も可能である。
【００１８】上述の特殊発色剤５としては、感熱発色
剤、感圧発色剤、又は感光発色剤の何れを使用しても良
い。これらの発色剤のうち、感熱発色剤、感圧発色剤の
場合には、発色装置８として、図２に示すように金属基
板８ａの表面に所要の図柄を浮き上がらせた突出部８ｂ
を設け、包装袋１の発色部に接触又は押圧可能に構成し
たものである。
剤、感圧発色剤、又は感光発色剤の何れを使用しても良
い。これらの発色剤のうち、感熱発色剤、感圧発色剤の
場合には、発色装置８として、図２に示すように金属基
板８ａの表面に所要の図柄を浮き上がらせた突出部８ｂ
を設け、包装袋１の発色部に接触又は押圧可能に構成し
たものである。
【００１９】なお、感熱発色剤用の発色装置８として
は、金属基板８ａ及び突出部８ｂが所定の温度を保持す
るようにヒーターで金属基板８ａの背後から加熱するよ
うに構成し、この所定温度を保持した突出部８ｂで特殊
発色剤部分に接触（軽く押圧）して図柄を発色させるよ
うに構成してある。
は、金属基板８ａ及び突出部８ｂが所定の温度を保持す
るようにヒーターで金属基板８ａの背後から加熱するよ
うに構成し、この所定温度を保持した突出部８ｂで特殊
発色剤部分に接触（軽く押圧）して図柄を発色させるよ
うに構成してある。
【００２０】又、突出部８ｂをヒーターで加熱する方式
ではなく、加熱に遠赤外線等を使用するものとして、金
属基板８ａに図柄部分を切欠き、この金属基板８ａの背
後に遠赤外線発生装置を設けたものである。又、金属基
板８ａの代わりに熱遮蔽性の有る基板を使用し、この基
板に図柄部分に切欠きを形成させる発色装置８とするこ
とも可能である。この場合、遠赤外線発生装置の代わり
に可視光線又は紫外線発生装置を使用すれば、特殊発色
剤５として感光発色剤をこのまま使用することも可能で
ある。
ではなく、加熱に遠赤外線等を使用するものとして、金
属基板８ａに図柄部分を切欠き、この金属基板８ａの背
後に遠赤外線発生装置を設けたものである。又、金属基
板８ａの代わりに熱遮蔽性の有る基板を使用し、この基
板に図柄部分に切欠きを形成させる発色装置８とするこ
とも可能である。この場合、遠赤外線発生装置の代わり
に可視光線又は紫外線発生装置を使用すれば、特殊発色
剤５として感光発色剤をこのまま使用することも可能で
ある。
【００２１】更に、感光発色剤を使用する場合には、金
属基板の代わりに遠赤外線、可視光線又は紫外線等を透
過する材質の基板上に図柄以外の部分に遠赤外線、可視
光線又は紫外線等を遮蔽する皮膜を形成させ、これらの
基板の背後に可視光線又は紫外線等を発生する発色装置
８を設け、この発色装置８から図柄部分を透過した光線
で感光発色剤を発色させる。なお、可視光線又は紫外線
発生装置の代わりに遠赤外線発生装置を使用すれば、特
殊発色剤５として感熱発色剤にこの発色装置をそのまま
使用することも可能である。
属基板の代わりに遠赤外線、可視光線又は紫外線等を透
過する材質の基板上に図柄以外の部分に遠赤外線、可視
光線又は紫外線等を遮蔽する皮膜を形成させ、これらの
基板の背後に可視光線又は紫外線等を発生する発色装置
８を設け、この発色装置８から図柄部分を透過した光線
で感光発色剤を発色させる。なお、可視光線又は紫外線
発生装置の代わりに遠赤外線発生装置を使用すれば、特
殊発色剤５として感熱発色剤にこの発色装置をそのまま
使用することも可能である。
【００２２】感圧発色剤用の発色装置８としては、金属
基板８ａの裏面に押圧装置を構成し、突出部８ｂが包装
袋１の特殊発色剤部を押圧して図柄を発色させるように
構成されている。
基板８ａの裏面に押圧装置を構成し、突出部８ｂが包装
袋１の特殊発色剤部を押圧して図柄を発色させるように
構成されている。
【００２３】図２の場合は、金属基板８ａは平面状で、
加熱または押圧する包装袋１の少なくとも発色部分は平
面状とすることが可能な場合に使用することが出来るも
のである。この発色装置８の場合は、加熱（接触）又は
押圧して発色させる時間は包装袋１及び発色装置８の金
属基板８ａは停止していることが必要であり、間歇的な
発色手段である。
加熱または押圧する包装袋１の少なくとも発色部分は平
面状とすることが可能な場合に使用することが出来るも
のである。この発色装置８の場合は、加熱（接触）又は
押圧して発色させる時間は包装袋１及び発色装置８の金
属基板８ａは停止していることが必要であり、間歇的な
発色手段である。
【００２４】図３の場合は、金属基板８ａは円筒面で、
製袋過程の包装袋又は製袋後で未使用の包装袋１に連続
発色させるもので、輪転機構を有する装置に使用するも
のである。この発色装置８の場合は輪転機構で回転して
おり、これに同期して包装袋１も一定速度で移送されて
いるもので、連続的な発色手段である。
製袋過程の包装袋又は製袋後で未使用の包装袋１に連続
発色させるもので、輪転機構を有する装置に使用するも
のである。この発色装置８の場合は輪転機構で回転して
おり、これに同期して包装袋１も一定速度で移送されて
いるもので、連続的な発色手段である。
【００２５】
【発明の効果】上述のように、多品種少量生産品の包装
については、このような包装基材及び包装袋を規格化し
て準備し、製袋時、又は内容物充填包装時、或いは内容
物充填包装後に簡便な発色装置により、所要のデザイン
による図柄の発色表示を安価に、又衛生的に行うことが
出来る。
については、このような包装基材及び包装袋を規格化し
て準備し、製袋時、又は内容物充填包装時、或いは内容
物充填包装後に簡便な発色装置により、所要のデザイン
による図柄の発色表示を安価に、又衛生的に行うことが
出来る。
【００２６】従って、生産の中間段階から流通の末端段
階における上述の発色表示は生産の合理化に大きく寄与
することが可能である。
階における上述の発色表示は生産の合理化に大きく寄与
することが可能である。
【図１】本発明の包装袋に使用するフィルム基材の断面
図で、（イ）は袋の内面側に特殊発色剤を塗布したもの
の断面図、（ロ）は袋の外面側に特殊発色剤を塗布した
ものの断面図である。
図で、（イ）は袋の内面側に特殊発色剤を塗布したもの
の断面図、（ロ）は袋の外面側に特殊発色剤を塗布した
ものの断面図である。
【図２】平面状の発色装置の発色面側の斜視図である。
【図３】円筒面状の発色装置の発色面側の斜視図であ
る。
る。
【図４】従来の包装袋の表示例で、（イ）はラベルの貼
付によるものの斜視図、（ロ）は表示用紙を使用したも
のの斜視図である。
付によるものの斜視図、（ロ）は表示用紙を使用したも
のの斜視図である。
１ 包装袋 ４ フィルム基材 ５ 特殊発色剤 ６ 保護皮膜 ７ ヒートシール材 ８ 発色装置 ８ａ 金属基板 ８ｂ 突出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年１１月２２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は比較的少量生産、又は大
量生産しても少量販売する食品及び医薬品等の包装に使
用するもので、その内容物に対応した任意のデザインに
よる図柄を発色表示により簡単に行うことが可能な包装
袋の製造方法と、前記表示を行う感熱、感圧又は感光に
よる発色装置及びこの発色装置を設けた製袋装置又は内
容物充填包装装置に関する。
量生産しても少量販売する食品及び医薬品等の包装に使
用するもので、その内容物に対応した任意のデザインに
よる図柄を発色表示により簡単に行うことが可能な包装
袋の製造方法と、前記表示を行う感熱、感圧又は感光に
よる発色装置及びこの発色装置を設けた製袋装置又は内
容物充填包装装置に関する。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】しかし、多品種少量生産品、又は大量生産
しても少量販売品の包装材料は、価格及び在庫の問題か
ら大量生産品と同じような対応は取り難く、内容物や製
袋、充填時に要請される物理的な特性を持った無地の複
合基材のみを使用し、製袋、包装を行っていた。
しても少量販売品の包装材料は、価格及び在庫の問題か
ら大量生産品と同じような対応は取り難く、内容物や製
袋、充填時に要請される物理的な特性を持った無地の複
合基材のみを使用し、製袋、包装を行っていた。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】このため、多品種少量生産品、又は大量生
産しても少量販売品の個包装の表示は、図４（イ）に示
すように包装袋１の表面に粘着ラベル２を貼り、この粘
着ラベル２に図柄を表示したり、又（ロ）に示すように
別に印刷準備した表示用紙３を貼付して対応していた。
産しても少量販売品の個包装の表示は、図４（イ）に示
すように包装袋１の表面に粘着ラベル２を貼り、この粘
着ラベル２に図柄を表示したり、又（ロ）に示すように
別に印刷準備した表示用紙３を貼付して対応していた。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】本発明は、これらの諸問題を解決して、多
品種少量生産品、又は大量生産しても少量販売品の包装
袋の表示を手軽に、又比較的安価に実施することが出来
ると共に、積層基材内部の発色表示であるため汚損や欠
損がなく衛生的な包装袋を提供することを課題とする。
品種少量生産品、又は大量生産しても少量販売品の包装
袋の表示を手軽に、又比較的安価に実施することが出来
ると共に、積層基材内部の発色表示であるため汚損や欠
損がなく衛生的な包装袋を提供することを課題とする。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、単一又は複合させたフィルムその他の基材４の片
面の全部又は部分的に特殊発色剤５を塗布し、更にこの
塗布面に透明性のある被覆材料を塗布又はラミネートに
より積層して保護皮膜６とした内部発色性複合基材を使
用し、製袋時又は内容物充填包装時若しくは内容物充填
包装後に特殊発色剤塗布部分に任意にデザインされた図
柄を発色装置８により発色表示可能な発色性包装袋とし
たものである。
めに、単一又は複合させたフィルムその他の基材４の片
面の全部又は部分的に特殊発色剤５を塗布し、更にこの
塗布面に透明性のある被覆材料を塗布又はラミネートに
より積層して保護皮膜６とした内部発色性複合基材を使
用し、製袋時又は内容物充填包装時若しくは内容物充填
包装後に特殊発色剤塗布部分に任意にデザインされた図
柄を発色装置８により発色表示可能な発色性包装袋とし
たものである。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】
【実施例】図１（イ）は本発明の発色表示に使用する内
部発色性複合基材の一実施例で、特殊発色剤５を塗布し
た部分の断面図である。この実施例では単一又は複合の
フィルム基材４は透明性のものを使用し、このフィルム
基材４の片面（包装袋の内側になる面）に全面又は必要
部分に特殊発色剤５を塗布（図１は必要部分にのみ塗布
した例）し、更にこの塗布面に製袋に必要なヒートシー
ル材７を保護皮膜６としてラミネートしたものである。
部発色性複合基材の一実施例で、特殊発色剤５を塗布し
た部分の断面図である。この実施例では単一又は複合の
フィルム基材４は透明性のものを使用し、このフィルム
基材４の片面（包装袋の内側になる面）に全面又は必要
部分に特殊発色剤５を塗布（図１は必要部分にのみ塗布
した例）し、更にこの塗布面に製袋に必要なヒートシー
ル材７を保護皮膜６としてラミネートしたものである。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２５】
【発明の効果】上述のように、多品種少量生産品、又は
大量生産しても少量販売品の包装については、このよう
な包装基材及び包装袋を規格化して準備し、製袋時、又
は内容物充填包装時、或いは内容物充填包装後に簡単な
発色装置により、所要のデザインによる図柄の発色表示
を安価に、又衛生的に行うことが出来る。
大量生産しても少量販売品の包装については、このよう
な包装基材及び包装袋を規格化して準備し、製袋時、又
は内容物充填包装時、或いは内容物充填包装後に簡単な
発色装置により、所要のデザインによる図柄の発色表示
を安価に、又衛生的に行うことが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｍ 5/26
Claims (8)
- 【請求項１】 単一又は複合させたフィルムその他の基
材の片面の全面又は部分的に特殊発色剤を塗布し、更に
この塗布面に透明性のある被覆材料を塗布又はラミネー
トにより積層して保護皮膜とした内部発色性複合基材を
使用し、製袋時又は内容物充填時若しくは内容物充填包
装後に特殊発色剤塗布部分に任意にデザインされた図柄
を発色装置により発色表示を行うことを特徴とする発色
性包装袋。 - 【請求項２】 前記特殊発色剤が感熱発色剤である請求
項１の発色性包装袋。 - 【請求項３】 前記特殊発色剤が感圧発色剤である請求
項１の発色性包装袋。 - 【請求項４】 前記特殊発色剤が感光発色剤である請求
項１の発色性包装袋。 - 【請求項５】 前記内部発色性複合基材の特殊発色剤の
うちの感熱発色剤を発色させるために、金属基板上に前
記図柄の突出部を設け、この金属基板の後面に加熱装置
を設けたことを特徴とする発色性包装袋の発色装置。 - 【請求項６】 前記内部発色性複合基材の特殊発色剤の
うちの感熱又は感光発色剤を発色させるために、金属基
板上に前記図柄の部分を切欠部とするか、又は遠赤外
線、可視光線又は紫外線等を透過する材質の基板上に前
記図柄以外の部分に前記遠赤外線、可視光線又は紫外線
等を遮蔽する皮膜を形成させ、これらの基板の背後に前
記遠赤外線、可視光線又は紫外線等を発生する発光装置
を具備することを特徴とする発色性包装袋の発色装置。 - 【請求項７】 前記内部発色性複合基材の特殊発色剤の
うちの感圧発色剤を発色させるために、金属基板上に前
記図柄の突出部を設け、この金属基板の後面に加圧装置
を設けたことを特徴とする発色性包装袋の発色装置。 - 【請求項８】 前記内部発色性複合基材を使用した発色
性包装袋の製袋装置、又は前記発色性包装袋に内容物を
充填する充填包装装置に前記発色装置を具備したことを
特徴とする発色性包装袋の製袋装置又は充填包装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6326407A JPH08151054A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 発色性包装袋、及びこの発色性包装袋の発色装置と、この発色装置を設けた製袋装置又は充填包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6326407A JPH08151054A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 発色性包装袋、及びこの発色性包装袋の発色装置と、この発色装置を設けた製袋装置又は充填包装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08151054A true JPH08151054A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=18187453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6326407A Pending JPH08151054A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 発色性包装袋、及びこの発色性包装袋の発色装置と、この発色装置を設けた製袋装置又は充填包装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08151054A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1357046A1 (en) * | 2002-04-22 | 2003-10-29 | SCA Hygiene Products GmbH | Packaging wrapper for hygiene or wiping products |
| JP2013535382A (ja) * | 2010-07-26 | 2013-09-12 | ジョン シク ハン | 二重パック |
| JP2016093961A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 包装シート、ならびにこれを用いた包装容器および包装方法 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6326407A patent/JPH08151054A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1357046A1 (en) * | 2002-04-22 | 2003-10-29 | SCA Hygiene Products GmbH | Packaging wrapper for hygiene or wiping products |
| JP2013535382A (ja) * | 2010-07-26 | 2013-09-12 | ジョン シク ハン | 二重パック |
| JP2016093961A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 包装シート、ならびにこれを用いた包装容器および包装方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990608 |