JPH09142491A - 発色性包装袋 - Google Patents

発色性包装袋

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JPH09142491A
JPH09142491A JP32137695A JP32137695A JPH09142491A JP H09142491 A JPH09142491 A JP H09142491A JP 32137695 A JP32137695 A JP 32137695A JP 32137695 A JP32137695 A JP 32137695A JP H09142491 A JPH09142491 A JP H09142491A
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JP
Japan
Prior art keywords
color
developing
packaging bag
agent
base material
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Pending
Application number
JP32137695A
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English (en)
Inventor
Takashi Kato
孝 加藤
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MUSASHINO SANGYO KK
Original Assignee
MUSASHINO SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多品種少量生産品用に実施可能な発色性包装
袋を提供することを課題とする。 【解決手段】 フィルム基材4の片面に特殊発色剤5を
塗布し、この塗布面に透明な保護皮膜6を形成した内部
発色性複合基材で製袋し、この発色性包装袋に発色装置
で発色させた図柄を明瞭にするために、特殊発色剤塗布
部分で包装袋の内側面に淡色の色調塗料9を塗布した複
合基材で発色性包装袋を構成したものである。又、色調
塗料の表面又は特殊発色剤の表面にバリアー剤10を塗
布した後に保護皮膜を形成して、保護皮膜の接着性を強
化したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は比較的少量生産、又
は大量生産しても少量販売する食品及び医薬品等の包装
に使用するもので、その内容物に対応した任意のデザイ
ンによる図柄を特殊発色剤による発色表示で簡単に行う
ことが可能な発色性包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,大量生産される製品の包装材料
は、その内容物に対応した表示を予め印刷された基材を
使用し、要請される物理的な特性と製袋及び内容物の充
填時に必要な特性を具備した複合基材として供給されて
きた。
【0003】しかし、多品種少量生産品の包装材料は、
価格及び在庫の問題から大量生産品と同じような対応は
取り難く、内容物や製袋、充填時に要請される物理的な
特性を持った無地の複合基材のみを使用し、製袋、包装
を行っていた。
【0004】この場合、内容物に対応した表示は、数量
を取り纏めた外装箱にのみ行うこととなり、分散して使
用する時の無表示が問題となっていた。
【0005】又、予め内容物の表示を印刷してある大量
生産品の包装袋であっても、販売が小口でされる商品の
表示には非効率で問題点が多くあった。
【0006】このような多品種少量生産品又は少量販売
品の個包袋の表示は、図5(イ)に示すように包装袋1
の表面に粘着ラベル2を貼り、この粘着ラベル2に図柄
を表示したり、又(ロ)に示すように別に印刷準備した
表示用紙3を貼付して対応していた。
【0007】しかし、このように内容物表示の粘着ラベ
ル2や、別に準備した表示用紙3を使用することは、貼
付や図柄表示に人手が掛り、又粘着ラベル2や表示用紙
3のコストも無視出来ないものがあった。
【0008】更に、包装袋表面への貼付は流通段階等で
汚損や欠損する場合があり、又、食品包装とか医薬品包
装等に使用される場合には、衛生上にも問題点があっ
た。
【0009】この問題を解決するために、本出願人は特
願平6−326407号において多品種少量生産品又は
少量販売品の包装袋の表示を手軽に、又比較的安価に実
施することが出来ると共に、積層基材内部の発色表示で
あるため汚損や欠損がなく衛生的な発色性包装袋とその
発色装置について出願した。
【0010】即ち、単一又は複合させたフィルムその他
の基材4の片面に全面又は部分的に特殊発色剤5を塗布
し、更にこの塗布面に透明性のある被覆材料を塗布又は
ラミネートにより積層して保護皮膜6とした内部発色性
複合基材を使用し、製袋後又は製袋時及び内容物充填時
若しくは内容物充填包装後に特殊発色剤塗布部分に任意
にデザインされた図柄を発色装置8により発色表示可能
な発色包装袋としたものである。
【0011】上述の特殊発色剤5として感熱発色剤、感
圧発色剤、又は感光発色剤の何れかが使用される。
【0012】図2(イ)は特願平6−326407号の
発色表示に使用する内部発色性複合基材の一形態で、特
殊発色剤5を塗布した部分の断面図である。この形態例
では単一又は複合のフィルム基材4は透明性のものを使
用し、このフィルム基材4の片面(包装袋の内側になる
面)に全面又は必要部分に特殊発色剤5を塗布(図は必
要部分にのみ塗布した例)し、更にこの塗布面に製袋に
必要なヒートシール材7を保護皮膜6としてラミネート
したものである。
【0013】図2(ロ)は内部発色性複合基材の他の形
態例で、特殊発色剤5を塗布した部分の断面図である。
この形態例ではフィルム基材4の片面(包装袋の外側に
なる面)に全面又は必要部分に特殊発色剤5を塗布(図
は必要部分にのみ塗布した例)し、更にこの塗布面に透
明な被覆材料で保護皮膜6を形成させておく。又、包装
袋1の内側になる面(特殊発色剤5を塗布していない
面)には製袋に必要なヒートシール材7を塗布又はラミ
ネートしたものである。
【0014】図2(ロ)の場合は、特殊発色剤5の塗布
面は包装袋1の外側の面であるため、発色した図柄は透
明の保護皮膜6のみを透過して見えるため、包装袋1の
材料は必ずしも透明の必要はなく、紙、アルミ箔等の不
透明の基材4を使用することも出来る。更に、大量生産
品で包装袋1の表面等に特殊発色剤5を塗布する部分を
除いた部分に内容物を表示させる印刷を施した基材4を
使用することも可能である。
【0015】なお、前述の特願平6−326407号の
発色装置以外に、予め記憶されている図柄を発色出来る
サーマルプリンター装置や可視光線又は遠赤外線レーザ
ープリンター装置等を使用することも可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の特殊発
色剤5内に発色効果を強調するために淡色顔料を混合す
ることがあるが、この顔料そのものは発色剤の発色効果
を阻害する要因となることがある。又、特殊発色剤5の
層の上に保護皮膜を塗布又はラミネートの工程で溶剤等
により発色剤の発色効果を阻害する場合がある。
【0017】本発明は上述の問題を解決して、袋の内容
物に関係なく図柄が見易く、かつ発色効果が阻害されな
い包装袋1を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、単一又は複合させたフィルムその他の基材4の片
面の全面又は部分的に感熱、感圧、又は感光特性を有す
る特殊発色剤5を塗布し、更にこの塗布面に透明性のあ
る被覆材料を塗布又はラミネートにより積層して保護皮
膜6とした内部発色性複合基材を使用し、特殊発色剤塗
布部分に任意にデザインされた図柄を発色装置8により
発色表示を行う発色性包装袋において、塗布された特殊
発色剤層の上部又は下部に予め淡色の色調塗料9を塗布
して構成した発色性包装袋としたものである。
【0019】又、特殊発色剤5の上にバリアー剤10を
塗布した後に保護皮膜6を塗布又はラミネートしたもの
である。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の内部発色性複合基
材の断面図で、(イ)は包装袋の外面側に塗布した例、
(ロ)は同じく内面側に塗布した例で、4はフィルム基
材、5は特殊発色剤、6は保護皮膜(ヒートシール材
7)、9は色調塗料、10はバリアー剤である。
【0021】この内部発色性複合基材はフィルム基材4
の表面で特殊発色剤5を塗布する部分に淡色の色調塗料
9を塗布し、この色調塗料層の上に特殊発色剤5を塗布
してある。
【0022】更にその上にバリアー剤10を塗布し、特
殊発色剤塗布部分を含むフィルム基材4の表面に保護皮
膜6を塗布又はラミネートして構成してある。なお、包
装袋の内面側に特殊発色剤5を塗布した場合には、保護
皮膜6としてヒートシール材7を使用すれば良い。
【0023】
【発明の効果】上述のように、多品種少量生産品の包装
については、このような包装基材及び包装袋を規格化し
て準備し、製袋時、又は内容物充填包装時、或いは内容
物充填包装後に簡便な発色装置により、所要のデザイン
による図柄の発色表示を安価に、又衛生的に行うことが
出来る。
【0024】特殊発色剤塗布場所の包装袋の内面側に淡
色の色調塗料を塗布してあるので、内容物に関係なく図
柄の発色状況が明瞭に認識可能である。
【0025】又、上述の発色状況の認識が明瞭であるた
め、高価な特殊発色剤の塗膜の厚さを薄く出来るので、
コストアップを抑制することが可能である。
【0026】サーマルプリンター或いは可視光又は遠赤
外線レーザープリンターを使用する発色装置では、図柄
を記憶させておくことが可能であり、図柄変更が極めて
容易である。
【0027】従って、生産の中間段階から流通の末端段
階における上述の発色表示は生産の合理化に大きく寄与
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルム基材の断面図で、(イ)は包
装袋の外面側に塗布した例、(ロ)は同じく内面側に塗
布した例である。
【図2】特願平6−326407号の包装袋に使用する
フィルム基材の断面図で、(イ)は袋の内面側に特殊発
色剤を塗布したものの断面図、(ロ)は袋の外面側に特
殊発色剤を塗布したものの断面図である。
【図3】平面状の発色装置の発色面側の斜視図である。
【図4】円筒面状の発色装置の発色面側の斜視図であ
る。
【図5】従来の包装袋の表示例で、(イ)はラベルの貼
付によるものの斜視図、(ロ)は表示用紙を使用したも
のの斜視図である。
【符号の説明】
1 包装袋 4 フィルム基材 5 特殊発色剤 6 保護皮膜 7 ヒートシール材 8 発色装置 9 色調塗料 10 バリアー剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一又は複合させたフィルムその他の基
    材の片面の全面又は部分的に感熱、感圧、又は感光特性
    を有する特殊発色剤を塗布し、更にこの塗布面に透明性
    のある被覆材料を塗布又はラミネートにより積層して保
    護皮膜とした内部発色性複合基材を使用し、特殊発色剤
    塗布部分に任意にデザインされた図柄を発色装置により
    発色表示を行う発色性包装袋において、塗布された前記
    特殊発色剤層の上部又は下部に予め淡色の色調塗料を塗
    布することを特徴とする発色性包装袋。
  2. 【請求項2】 前記特殊発色剤の上にバリアー剤を塗布
    した後に前記保護皮膜を塗布又はラミネートしてあるこ
    とを特徴とする請求項1の発色性包装袋。
JP32137695A 1995-12-11 1995-12-11 発色性包装袋 Pending JPH09142491A (ja)

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Effective date: 20001128